JPH08198592A - 油圧ジャッキ - Google Patents
油圧ジャッキInfo
- Publication number
- JPH08198592A JPH08198592A JP4336795A JP4336795A JPH08198592A JP H08198592 A JPH08198592 A JP H08198592A JP 4336795 A JP4336795 A JP 4336795A JP 4336795 A JP4336795 A JP 4336795A JP H08198592 A JPH08198592 A JP H08198592A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston rod
- hydraulic jack
- safety nut
- cylinder tube
- safety
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Actuator (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 全長が短く、小型軽量で可搬性に富んだ安全
ナット付き複動形油圧ジャッキを提供する。 【構成】 シリンダチューブ１の上端外周壁に第１の安
全ナット７を、ピストンロッド３の上端辺にその外径が
前記シリンダチューブの外径よりも大きい第２の安全ナ
ット８をそれぞれ螺合し、両方の安全ナットが互いに当
接することによりピストンロッドの位置を保持する。
ナット付き複動形油圧ジャッキを提供する。 【構成】 シリンダチューブ１の上端外周壁に第１の安
全ナット７を、ピストンロッド３の上端辺にその外径が
前記シリンダチューブの外径よりも大きい第２の安全ナ
ット８をそれぞれ螺合し、両方の安全ナットが互いに当
接することによりピストンロッドの位置を保持する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は複動形油圧ジャッキにお
けるピストンロッドの位置の保持に係わる。
けるピストンロッドの位置の保持に係わる。
【０００２】
【従来の技術】複動形油圧ジャッキの内、安全ナットに
よりピストンロットの位置の保持が可能な従来の形式の
一例として図２に示す構造のものがある。シリンダチュ
ーブ２０に内蔵されるピストンロッド２１は、下端にピ
ストン２２を有しロッドカバー２３を貫通して上方へ突
出する。該ロットカバー２３はシリンダーチューブ２０
の上端内周壁に設けられた雌ネジに螺合するロッドカバ
ー押え２４の下端面２５に当接する位置で固定される。
また、前記ピストンロッド２１の上端辺の雄ネジには安
全ナット２６が螺合する。
よりピストンロットの位置の保持が可能な従来の形式の
一例として図２に示す構造のものがある。シリンダチュ
ーブ２０に内蔵されるピストンロッド２１は、下端にピ
ストン２２を有しロッドカバー２３を貫通して上方へ突
出する。該ロットカバー２３はシリンダーチューブ２０
の上端内周壁に設けられた雌ネジに螺合するロッドカバ
ー押え２４の下端面２５に当接する位置で固定される。
また、前記ピストンロッド２１の上端辺の雄ネジには安
全ナット２６が螺合する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図２に示す油
圧ジャッキは最も短縮されたときの全長が油圧ジャッキ
の実ストロークに較べ長大となるため、設置場所の制限
により短ストロークの油圧ジャッキの使用を余儀なくさ
れたり、ピストンロッドの座屈強度に影響を及ぼして太
いピストンロッドが必要になったりする。本発明は構造
を複雑化せず上記従来形油圧ジャッキに代わり、全長が
短く小型軽量で可搬性に富んだ安全ナット付複動形油圧
ジャッキを提供するものである。
圧ジャッキは最も短縮されたときの全長が油圧ジャッキ
の実ストロークに較べ長大となるため、設置場所の制限
により短ストロークの油圧ジャッキの使用を余儀なくさ
れたり、ピストンロッドの座屈強度に影響を及ぼして太
いピストンロッドが必要になったりする。本発明は構造
を複雑化せず上記従来形油圧ジャッキに代わり、全長が
短く小型軽量で可搬性に富んだ安全ナット付複動形油圧
ジャッキを提供するものである。
【０００４】
【問題を解決するための手段】シリンダチューブ上端外
周壁に第１の安全ナットを、ピストンロッドの上端辺に
その外径が前記シリンダチューブの外径よりも大きい第
２の安全ナットをそれぞれ螺合し、両安全ナットを適宜
回動調整しお互いを当接させることによりピストンロッ
ドの位置を保持し、両安全ナットのそれぞれの移動可能
長さの合計長さがピストンロッドの保持位置の調整可能
範囲とする。
周壁に第１の安全ナットを、ピストンロッドの上端辺に
その外径が前記シリンダチューブの外径よりも大きい第
２の安全ナットをそれぞれ螺合し、両安全ナットを適宜
回動調整しお互いを当接させることによりピストンロッ
ドの位置を保持し、両安全ナットのそれぞれの移動可能
長さの合計長さがピストンロッドの保持位置の調整可能
範囲とする。
【０００５】
【実施例】本発明による油圧ジャッキの一実施例の構造
を図１に示す。図１においてシリンダチューブ１に内蔵
されるピストンロッド２は下端にピストン３を有し、ロ
ットカバー４を貫通して上方へ突出する。該ロットカバ
ー４は前記シリンダーチューブ１の上端内周壁に設けら
れた雌ネジに螺合するロットカバー押え５の下端面６に
当接する位置で固定される。シリンダチューブ１および
ピストンロッド２の各上端辺の雄ネジ部には、それぞれ
の外径が略同径の安全ナット７，８が各々螺合され、各
数個のハンドル棒９，１０により回動可能とされる。
を図１に示す。図１においてシリンダチューブ１に内蔵
されるピストンロッド２は下端にピストン３を有し、ロ
ットカバー４を貫通して上方へ突出する。該ロットカバ
ー４は前記シリンダーチューブ１の上端内周壁に設けら
れた雌ネジに螺合するロットカバー押え５の下端面６に
当接する位置で固定される。シリンダチューブ１および
ピストンロッド２の各上端辺の雄ネジ部には、それぞれ
の外径が略同径の安全ナット７，８が各々螺合され、各
数個のハンドル棒９，１０により回動可能とされる。
【０００６】接続口１１から圧力室１３に入った圧油が
ピストン３を押し上げるとき、ピストンロッド２が安全
ナット８をともなって荷重を押し上げ、圧力室１４内の
作動油は接続口１２からタンク（図示せず）へ排出され
る。
ピストン３を押し上げるとき、ピストンロッド２が安全
ナット８をともなって荷重を押し上げ、圧力室１４内の
作動油は接続口１２からタンク（図示せず）へ排出され
る。
【０００７】荷重保持位置に達したとき圧油の流入を止
め、ハンドル棒１０により安全ナット８を回し下げ、さ
らにハンドル棒９により安全ナット７を回し上げ、安全
ナットどうしを当接させる。
め、ハンドル棒１０により安全ナット８を回し下げ、さ
らにハンドル棒９により安全ナット７を回し上げ、安全
ナットどうしを当接させる。
【０００８】安全ナット８と安全ナット７が当接した状
態では、ピストンロッド２の先端に加わる荷重は安全ナ
ット８，安全ナット７を経てシリンダチューブ１へと伝
達され、圧力室１３内の圧油が漏洩あるいは開放されて
も、ピストンロッドは安全にその位置が保持される。
態では、ピストンロッド２の先端に加わる荷重は安全ナ
ット８，安全ナット７を経てシリンダチューブ１へと伝
達され、圧力室１３内の圧油が漏洩あるいは開放されて
も、ピストンロッドは安全にその位置が保持される。
【０００９】
【発明の効果】この発明の油圧ジャッキによれば、安全
ナット螺合用雄ネジがピストンロッド上端辺とシリンダ
チューブ上端辺の２ヶ所に分割されているため、ピスト
ンロッド上端辺の雄ネジを短くすることによりピストン
ロッドが短くでき、油圧ジャッキの全長も短くできる。
すなわち、簡単な構造でありながら、座屈耐力の増強と
重量の軽減が一挙に実現できる。
ナット螺合用雄ネジがピストンロッド上端辺とシリンダ
チューブ上端辺の２ヶ所に分割されているため、ピスト
ンロッド上端辺の雄ネジを短くすることによりピストン
ロッドが短くでき、油圧ジャッキの全長も短くできる。
すなわち、簡単な構造でありながら、座屈耐力の増強と
重量の軽減が一挙に実現できる。
【図１】本発明の一実施例による油圧ジャッキの構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図２】従来の安全ナット付複動形油圧ジャッキの構成
の一例を示す断面図である。
の一例を示す断面図である。
１ シリンダチューブ ２ ピス
トンロッド ３ ピストン ４ ロッ
トカバー ５ ロッドカバー押え ６ ロッ
ドカバー押えの下端面 ７ 安全ナット ８ 安全
ナット ９ ハンドル棒 １０ ハン
ドル棒 １１ 接続口 １２ 接
続口 １３ 圧力室 １４ 圧
力室 ２０ シリンダチューブ ２１ ピ
ストンロッド ２２ ピストン ２３ ロ
ッドカバー ２４ ロッドカバー押え ２５ ロ
ッドカバー押えの下端面 ２６ 安全ナット
トンロッド ３ ピストン ４ ロッ
トカバー ５ ロッドカバー押え ６ ロッ
ドカバー押えの下端面 ７ 安全ナット ８ 安全
ナット ９ ハンドル棒 １０ ハン
ドル棒 １１ 接続口 １２ 接
続口 １３ 圧力室 １４ 圧
力室 ２０ シリンダチューブ ２１ ピ
ストンロッド ２２ ピストン ２３ ロ
ッドカバー ２４ ロッドカバー押え ２５ ロ
ッドカバー押えの下端面 ２６ 安全ナット
Claims (1)
- 【請求項１】 複動形油圧ジャッキにおいて、シリンダ
チューブ上端の外周壁に第１の安全ナットを、ピストン
ロッドの上端辺にその外径が前記シリンダチューブの外
形よりも大きい第２の安全ナットをそれぞれ螺合し、そ
れぞれの安全ナットの移動可能長さを合計した長さが、
ピストンロッドの保持位置の調整可能範囲とすることを
特徴とする油圧ジャッキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4336795A JPH08198592A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 油圧ジャッキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4336795A JPH08198592A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 油圧ジャッキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08198592A true JPH08198592A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12661884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4336795A Pending JPH08198592A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 油圧ジャッキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08198592A (ja) |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP4336795A patent/JPH08198592A/ja active Pending
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