JPH08198132A - キングピン軸受構造 - Google Patents

キングピン軸受構造

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JPH08198132A
JPH08198132A JP833795A JP833795A JPH08198132A JP H08198132 A JPH08198132 A JP H08198132A JP 833795 A JP833795 A JP 833795A JP 833795 A JP833795 A JP 833795A JP H08198132 A JPH08198132 A JP H08198132A
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JP
Japan
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angle
kingpin
king pin
outer race
tapered roller
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JP833795A
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English (en)
Inventor
Masahiro Miyako
正弘 都
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホイールアライメントの調整が可能なキング
ピン軸受構造を得る。 【構成】 ジョイントケース12の上下部に設けられキ
ングピンを軸支するテーパドローラベアリング64のア
ウタレース64Aの中心とインナレース64Bの中心と
を所定量偏心させることにより、キングピン軸をC線か
らC’線に変更可能とした。これにより、キングピン軸
が回転角θ度だけ修正されるので、キャスタ角及びキャ
スタトレール並びにキャンバ角といったホイールアライ
メントの調整が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動回転するアクスル
シャフトを収容するアクスルハウジングに設けられ、車
輪を支持する車輪支持体の回転軸となるキングピンをベ
アリングによって軸支するキングピン軸受構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5には、従来のキングピン軸受構造の
一例が示されている。なお、このキングピン軸受構造
は、実開昭56−160175号公報に開示されている
ものである。
【0003】周辺構成を含めて簡単に説明すると、アク
スルハウジング100内にはフロントアクスルシャフト
102が収容されている。このフロントアクスルシャフ
ト102の外側端部は、バーフィールド形ジョイント1
04を介して前輪駆動シャフト106の内側端部と連結
されている。さらに、前輪駆動シャフト106の外側端
部は、アウタプレート108を介してアクスルハブ11
0に固定されている。アクスルハブ110には、前輪1
12のディスクホイール114が固定されている。従っ
て、フロントアクスルシャフト102が駆動回転する
と、その回転力がバーフィールド形ジョイント104を
介して前輪駆動シャフト106に伝達され、前輪112
が等速回転される。
【0004】また、上記のアクスルハブ110は、ホイ
ールベアリング116を介してステアリングナックル1
18に支持されている。ステアリングナックル118は
ナックルスピンドル118Aの他にナックルハウジング
118Bを上下に備えており、これらのナックルハウジ
ング118Bにローラベアリング120を介してキング
ピン122の各一方の端部が軸支されている。キングピ
ン122の各他方の端部は、アクスルハウジング100
の外側端部に取り付けられてバーフィールド形ジョイン
ト104を収容する球面状のハウジング部100Aの上
下部にそれぞれ圧入されている。これにより、操舵時に
は一対のキングピン122を中心としてステアリングナ
ックル118が旋回して前輪112の舵角が変更され
る。
【0005】なお、上記構成においては上下のローラベ
アリング120のローラ120Aの軸線がキングピン軸
線に対していずれも所定角度傾斜していることから、下
側のローラベアリング120に上側のローラベアリング
120からのスラスト方向の反力が作用し、下側のロー
ラベアリング120の大型化を招くことに着目し、上側
のローラベアリング120についてはローラ120Aの
軸線がキングピン軸線に対して平行なローラベアリング
を用いることを提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成による場合、ローラベアリング120の支持荷重
に対する考察はなされているが、キングピン傾斜角度ひ
いてはホイールアライメントの調整に対する考察はなさ
れていない。すなわち、この構成による場合には、ロー
ラベアリング120のアウタレース120Bとインナレ
ース120Cとが同心円状に配置されているため、ロー
ラベアリング120をナックルハウジング118Bにど
のように組付けたとしても、キングピン軸は不変であり
キングピン傾斜角度を調整することはできない。従っ
て、対地キャンバ角やキャスタ角及びキャスタトレール
といったホイールアライメントを調整することもできな
いという不具合が生じる。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、ホイールアラ
イメントの調整が可能なキングピン軸受構造を得ること
が目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動回転する
アクスルシャフトを収容するアクスルハウジングに設け
られ、車輪を支持する車輪支持体の回転軸となるキング
ピンをベアリングによって軸支するキングピン軸受構造
であって、アクスルハウジングに圧入されるアウタレー
スの中心軸に対してキングピンの回転支持軸を径方向に
所定量オフセットさせた、ことを特徴としている。
【0009】
【作用】上記構成によれば、アクスルハウジングに圧入
されるアウタレースの中心軸に対してキングピンの回転
支持軸を径方向に所定量オフセットさせたので、キング
ピン傾斜角度がオフセット量に対応する角度だけ変更さ
れる。この結果、キャスタ角及びキャスタトレール並び
にキャンバ角といったホイールアライメントの調整が可
能となる。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図4を用いて、本発明に係るキ
ングピン軸受構造の一実施例について説明する。なお、
これらの図において、適宜示される矢印FRは車両前方
側を示し、矢印UPは車両上方側を示し、矢印INは車
両室内側を示している。
【0011】図4には車両前方側から見た場合における
キングピン軸受構造を含む駆動輪駆動機構の全体構成が
示されており、又図3にはキングピン軸受構造を中心と
した拡大図が示されている。これらの図に示されるよう
に、円筒状のアクスルハウジング10の外側端部には、
ジョイントケース12が取り付けられている。ジョイン
トケース12は、アクスルハウジング10の外側端部に
嵌合されて溶接により固着された円筒状の基部12A
と、この基部12Aの外側端部に一体形成された半球面
状の収容部12Bとによって構成されている。なお、上
記のアクスルハウジング10及びジョイントケース12
が、本発明における「アクスルハウジング」に相当す
る。
【0012】これらのアクスルハウジング10及びジョ
イントケース12の軸芯部には、駆動力が伝達されて回
転するアクスルシャフト14が配置されている。アクス
ルシャフト14の外側端部は、等速ジョイントであるバ
ーフィールド形ジョイント16を介して被駆動シャフト
18と連結されている。すなわち、被駆動シャフト18
の内側端部にはバーフィールド形ジョイント16のアウ
タレース16Aが一体的に設けられており、このアウタ
レース16Aがジョイントケース12の収容部12B内
に収容されている。アウタレース16A内に配置された
インナレース16Bの軸芯部には、アクスルシャフト1
4の外側端部が圧入されている。そして、これらのアウ
タレース16Aとインナレース16Bとの間に、ケージ
16Cによって保持された複数のボール16Dが介在さ
れている。これにより、アクスルシャフト14が駆動回
転されると、バーフィールド形ジョイント16を介して
被駆動シャフト18が等速回転される。
【0013】また、被駆動シャフト18の外側端部は、
アウタプレート20を介して車輪22の軸芯部に配置さ
れたアクスルハブ24と連結されている。すなわち、被
駆動シャフト18の外側端部の外周部には、円筒状のボ
ス24A及びこのボス24Aから半径方向へ延出された
フランジ部24Bから成るアクスルハブ24が配置され
ている。アクスルハブ24のボス24Aには、被駆動シ
ャフト18の外側端部にセレーション嵌合されたアウタ
プレート20がボルト26によって固定されている。さ
らに、アクスルハブ24のフランジ部24Bには、制動
用のディスクロータ28がボルト30によって固定され
ていると共に、タイヤ32の軸芯部に配置されたディス
クホイール34がハブボルト36及びハブナット38に
よって固定されている。これにより、被駆動シャフト1
8が回転すると、ディスクロータ28と共にディスクホ
イール34が回転される。
【0014】上述した車輪22は車輪支持体であるステ
アリングナックル40によって支持されており、このス
テアリングナックル40が一対のアッパキングピン42
及びロアキングピン44によってアクスルハウジング1
0のジョイントケース12に軸支されている。
【0015】具体的に説明すると、ステアリングナック
ル40は、アクスルハウジング10のジョイントケース
12の上方側に配置されるアッパナックルハウジング4
6及びジョイントケース12の下方側に配置されるロア
ナックルハウジング48を備えている。これらのアッパ
ナックルハウジング46及びロアナックルハウジング4
8はボルト50によってナックルスピンドル52と連結
されており、このナックルスピンドル52のボス部52
A内に被駆動シャフト18が挿入配置されている。ナッ
クルスピンドル52のボス部52Aの外周面とアクスル
ハブ24のボス24Aの内周面との間にはアンギュラロ
ーラベアリングである一対のホイールベアリング54が
介在されており、これにより車輪22がステアリングナ
ックル40のナックルスピンドル52に回転自在に支持
されている。
【0016】また、図3に拡大して示されるように、上
下に配置されたアッパナックルハウジング46及びロア
ナックルハウジング48の各内側端部には貫通孔56が
形成されており、これらの貫通孔56内へは段付ピン状
のアッパキングピン42の大径部42A及びロアキング
ピン44の大径部44Aがそれぞれ圧入されている。ア
ッパキングピン42の上端面にはアッパナックルアーム
58が当接配置されており、両者はボルト60によって
連結されている。同様に、ロアキングピン44の下端面
にもロアナックルアーム62が当接配置されており、両
者はナット63によって連結されている。
【0017】さらに、上述したアッパキングピン42及
びロアキングピン44は、テーパドローラベアリング6
4によってジョイントケース12における収容部12B
の上部及び下部にそれぞれ軸支されている。より具体的
には、テーパドローラベアリング64は、アウタレース
64A及びインナレース64Bと、並びに両者の間に転
動可能に保持され周面がテーパ面とされた複数のローラ
64Cと、を含んで構成されている。このうち、テーパ
ドローラベアリング64のアウタレース64Aは、ジョ
イントケース12の収容部12Bの上部及び下部にそれ
ぞれ形成された貫通孔66内にそれぞれ圧入されてい
る。また、テーパドローラベアリング64のインナレー
ス64B内には、アッパキングピン42及びロアキング
ピン44の小径部42B、44Bがそれぞれ圧入されて
いる。これにより、車輪22はステアリングナックル4
0を介してアッパキングピン42及びロアキングピン4
4を中心として旋回可能とされている。
【0018】ここで、図2に示されるように、本実施例
では、上記のテーパドローラベアリング64のインナレ
ース64Bの回転中心Pが、アウタレース64Aの回転
中心Qに対して偏心量αだけベアリング径方向へ偏心さ
れている。なお、アッパ側に配置されるテーパドローラ
ベアリング64にあっては、アウタレース64Aの回転
中心Qに対して、アウタレース64Aの回転中心Qを通
るアクスル軸線(A線)方向の内方側にインナレース6
4Bの回転中心Pが偏心量αだけ偏心されている。これ
に対し、図1に示されるように、ロア側に配置されるテ
ーパドローラベアリング64にあっては、アウタレース
64Aの回転中心Qに対して、前記アクスル軸線(A
線)方向の外方側にインナレース64Bの回転中心Pが
偏心量αだけ偏心されている。これにより、本実施例に
おけるキングピン軸C’は、本来のキングピン軸C(回
転中心Pと回転中心Qとが同心であるテーパドローラベ
アリングによって上下のキングピンを軸支した場合のキ
ングピン軸)に対して回転角θだけ回転した位置に設定
されている。
【0019】さらに、図2に示されるように、テーパド
ローラベアリング64のアウタレース64Aの最厚肉部
には、三角形状の刻印「E」が付されている。また、ジ
ョイントケース12の収容部12Bの上端周面及び下端
周面には、90度間隔で4つの刻印「X1」、「X
2」、「Y1」、「Y2」が付されている。具体的に
は、前記アクスル軸線(A線)方向の外方側及び内方側
に刻印「X1」、「X2」がそれぞれ付されており、又
アウタレース64Aの回転中心Qを通るアクスル軸直角
線(B線)方向の後方側及び前方側に刻印「Y1」、
「Y2」がそれぞれ付されている。
【0020】また上記構成に加え、図1に示される如
く、上下のテーパドローラベアリング64のアウタレー
ス64Aの対向端面間の距離aの中点(a/2)は、修
正後のキングピン軸C’とアクスル中心軸Dとの交点O
に一致するように設定されている。さらに、アッパ側の
テーパドローラベアリング64のアウタレース64Aの
転動面64A’を構成するための基準となる円錐(イン
ナレース64Bの転動面64B’を構成するための基準
となる円錐でもある)の頂点Bから交点Oまでの距離b
は、ロア側のテーパドローラベアリング64のアウタレ
ース64Aの転動面64A’を構成する基準となる円錐
の頂点B’から交点Oまでの距離b’と一致している。
【0021】次に、ホイールアライメントの調整(修
正)の仕方の説明を通して、本実施例の作用を説明す
る。
【0022】まず、対地キャンバ角を本来の角度からθ
度だけ修正したい場合には、以下の組付要領で組付作業
を行う。すなわち、ジョイントケース12の収容部12
Bの上部に設定されるテーパドローラベアリング64に
あっては、刻印「E」を刻印「X1」に合致させなが
ら、アウタレース64Aを収容部12Bの上部の貫通孔
66内へ圧入させる。一方、ジョイントケース12の収
容部12Bの下部に設定されるテーパドローラベアリン
グ64にあっては、刻印「E」を刻印「X2」に合致さ
せながら、アウタレース64Aを収容部12Bの下部の
貫通孔66内へ圧入させる。すなわち、上下逆位相とな
るように一対のテーパドローラベアリング64をジョイ
ントケース12の収容部12Bの上部及び下部にそれぞ
れ組付ける。これにより、車両前方から見て、本来のキ
ングピン軸Cから回転角θだけ回転した位置にキングピ
ン軸C’が設定される。この結果、対地キャンバ角が本
来の角度からθ度だけ修正される。
【0023】一方、キャスタ角を本来の角度からθ度だ
け修正したい場合には、以下の組付要領で組付作業を行
う。すなわち、ジョイントケース12の収容部12Bの
上部に設定されるテーパドローラベアリング64にあっ
ては、刻印「E」を刻印「Y1」に合致させながら、ア
ウタレース64Aを収容部12Bの上部の貫通孔66内
へ圧入させる。一方、ジョイントケース12の収容部1
2Bの下部に設定されるテーパドローラベアリング64
にあっては、刻印「E」を刻印「Y2」に合致させなが
ら、アウタレース64Aを収容部12Bの下部の貫通孔
66内へ圧入させる。従って、この場合も、上下逆位相
となるように一対のテーパドローラベアリング64をジ
ョイントケース12の収容部12Bの上部及び下部にそ
れぞれ組付ける。これにより、車両側方から見て、本来
のキングピン軸Cから回転角θだけ回転した位置にキン
グピン軸C’が設定される。この結果、キャスタ角が本
来の角度からθ度だけ修正されると共に回転角θに対応
する距離だけキャスタトレールが修正される。
【0024】このように本実施例では、インナレース6
4Bの回転中心Pがアウタレース64Aの回転中心Qに
対して偏心量αだけ偏心されたテーパドローラベアリン
グ64を用いて、アッパキングピン42及びロアキング
ピン44を軸支する構成を採ったので、テーパドローラ
ベアリング64を上記の要領でジョイントケース12の
収容部12Bに組付けることによりキングピン傾斜角度
を調整することができる。従って、ホイールアライメン
トのキャスタ角及びキャスタトレール並びに対地キャン
バ角といった要素を調整することが可能となる。この
際、本実施例によれば、キングピン軸、ナックルスピン
ドル52の中心軸、更にはホイール中心線がセットで回
転されるため、基本的にはキングピンオフセット量も殆
ど変わらない。
【0025】また、上述した如く、本実施例では、上下
のテーパドローラベアリング64のアウタレース64A
の対向端面間の距離aの中点(a/2)を修正後のキン
グピン軸C’とアクスル中心軸Dとの交点Oに一致させ
ると共に、アッパ側のテーパドローラベアリング64の
アウタレース64Aの転動面64A’を構成するための
基準となる円錐の頂点Bから交点Oまでの距離bと、ロ
ア側のテーパドローラベアリング64のアウタレース6
4Aの転動面64A’を構成する基準となる円錐の頂点
B’から交点Oまでの距離b’とを一致させているの
で、キングピン軸C’は常に等速ジョイントであるバー
フィールドジョイント16の中心Oを通ることになる。
このため、ナックルスピンドル52と被駆動シャフト1
8との相対的な挿入量を変化させることなく、安定した
状態で操舵することができる。つまり、相対的な挿入量
を変化させてしまうと、結果的には振動が発生するとい
う不具合が生じるが、本実施例によれば操舵に起因した
振動は発生せず、その意味で安定した状態で操舵するこ
とができる。さらに、上記制約下で各部材の寸法を設定
することにより、アッパ側とロア側とで共通のテーパド
ローラベアリング64を用いることができるというメリ
ットもある。このため、製造コストの削減を図ることが
できる。
【0026】なお、本実施例では、偏心量αが一種類の
テーパドローラベアリング64を用いた場合のホイール
アライメントの調整の仕方について説明したが、偏心量
αが多種類のテーパドローラベアリングを予め用意して
おくことにより、ホイールアライメントの微細な調整が
可能になることはもとよりである。
【0027】また、本実施例では、インナレース64B
の回転中心Pがアウタレース64Aの回転中心Qに対し
て偏心量αだけ偏心されたテーパドローラベアリング6
4を用いることで、キングピン傾斜角度を調整する構成
を採ったが、これに限らず、アッパキングピン42及び
ロアキングピン44自体を偏心させる構成にしてもよ
い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るキング
ピン軸受構造は、アクスルハウジングに圧入されるアウ
タレースの中心軸に対してキングピンの回転支持軸を径
方向に所定量オフセットさせたので、ホイールアライメ
ントの調整が可能になるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るキングピン軸受構造の構成を車
両前方側から見て概念的に示す概略断面図である。
【図2】車両上方側から見た場合のアッパ側のテーパド
ローラベアリングを示す平面図である。
【図3】車両前方側から見た場合のキングピン軸受構造
並びにその周辺構造を示す拡大図である。
【図4】本実施例に係るキングピン軸受構造を含む駆動
輪駆動機構の全体構成を車両前方側から見て示す縦断面
図である。
【図5】従来のキングピン軸受構造を示す図4に対応す
る縦断面図である。
【符号の説明】
10 アクスルハウジング 12 ジョイントケース(アクスルハウジング) 14 アクスルシャフト 22 車輪 40 ステアリングナックル(車輪支持体) 42 アッパキングピン 44 ロアキングピン 64 テーパドローラベアリング 64A アウタレース 64B インナレース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動回転するアクスルシャフトを収容す
    るアクスルハウジングに設けられ、車輪を支持する車輪
    支持体の回転軸となるキングピンをベアリングによって
    軸支するキングピン軸受構造であって、 アクスルハウジングに圧入されるアウタレースの中心軸
    に対してキングピンの回転支持軸を径方向に所定量オフ
    セットさせた、 ことを特徴とするキングピン軸受構造。
JP833795A 1995-01-23 1995-01-23 キングピン軸受構造 Pending JPH08198132A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008056440A1 (fr) * 2006-11-08 2008-05-15 Ntn Corporation Structure support pour un dispositif de suspension
CN107458461A (zh) * 2017-09-26 2017-12-12 中国重汽集团济南动力有限公司 一种重型越野汽车前转向驱动桥用整体式转向节及其组件

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