JPH0819764A - 物品洗浄装置 - Google Patents
物品洗浄装置Info
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- JPH0819764A JPH0819764A JP6187692A JP18769294A JPH0819764A JP H0819764 A JPH0819764 A JP H0819764A JP 6187692 A JP6187692 A JP 6187692A JP 18769294 A JP18769294 A JP 18769294A JP H0819764 A JPH0819764 A JP H0819764A
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- cleaning
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- mist
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Abstract
(57)【要約】
【目的】小型の機械にて小スペースで、物品の洗浄から
乾燥・水切りまでの作業を能率的に行なうことのできる
洗浄装置を提供する。 【構成】洗浄ワーク内にて回転する洗浄篭内に被洗浄物
を収容し、洗浄篭近傍に各ノズルを配置し、このノズル
から洗浄液、すすぎ液、空気、蒸気を噴出させて洗浄・
すすぎ・殺菌・水切りの一連の作業を行なうことを特徴
とする。
乾燥・水切りまでの作業を能率的に行なうことのできる
洗浄装置を提供する。 【構成】洗浄ワーク内にて回転する洗浄篭内に被洗浄物
を収容し、洗浄篭近傍に各ノズルを配置し、このノズル
から洗浄液、すすぎ液、空気、蒸気を噴出させて洗浄・
すすぎ・殺菌・水切りの一連の作業を行なうことを特徴
とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、プラスティックコン
テナ・機械の構成部品等を小スペースにて能率的に洗浄
し、かつ殺菌や水きりも連続的に行なうことのできる洗
浄装置に関する。
テナ・機械の構成部品等を小スペースにて能率的に洗浄
し、かつ殺菌や水きりも連続的に行なうことのできる洗
浄装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、物品の洗浄・殺菌・水切りを
一連の工程で行なう装置があるが、大型の機械装置のみ
であり、小型の装置では単機能のものしかなかった。
一連の工程で行なう装置があるが、大型の機械装置のみ
であり、小型の装置では単機能のものしかなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そのため、小型の装置
にて大型装置と同等の機能を発揮させるには、各機能を
有する装置を組み合わせて使用するため、広い作業スペ
ースと設置スペースを必要とした。本発明は、以上のよ
うな従来から用いられている小型単機能の装置をコンパ
クトに組み合わせるとともに、制御機能を持たせること
によって、大型の装置に匹敵する物品の洗浄装置を得る
ことを目的として発明されたもので、殺菌・水切りも合
わせて行なうことのできる装置を提供するものである。
にて大型装置と同等の機能を発揮させるには、各機能を
有する装置を組み合わせて使用するため、広い作業スペ
ースと設置スペースを必要とした。本発明は、以上のよ
うな従来から用いられている小型単機能の装置をコンパ
クトに組み合わせるとともに、制御機能を持たせること
によって、大型の装置に匹敵する物品の洗浄装置を得る
ことを目的として発明されたもので、殺菌・水切りも合
わせて行なうことのできる装置を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】課題を解決する手段とし
て本発明は、洗浄ワーク内にて回転する洗浄篭内に被洗
浄物を収容し、洗浄篭近傍に各ノズルを配置し、このノ
ズルから洗浄液、すすぎ液、空気、蒸気を噴出させて洗
浄・すすぎ・殺菌・水切りの一連の作業を行なうものと
した。すなわち、箱型の本体内に空隙を設けて洗浄ワー
クを形成し、この洗浄ワーク内にてモーターによって回
転する洗浄篭を設け、洗浄篭に近接して洗浄ノズル、シ
ャワーノズル、蒸気ノズル、噴気ノズル、ミスト吸引ノ
ズルを各々設けるとともに、洗浄ワーク上方に開閉可能
なる開閉蓋を設け、一方、ケース内および上部にブロア
ー、洗浄ポンプ、ミストセパレーターを設けるととも
に、ケース近傍に回収タンクを設置して、洗浄ポンプに
よって回収タンクより吸引した洗浄液を洗浄ノズルに導
く洗浄管路、水をシャワーノズルに導くすすぎシャワー
管路、加熱蒸気を蒸気ノズルへ導く蒸気管路、ブロアー
より吐出される空気を噴気ノズルへ導く水きり管路、蒸
気噴出によって発生したミストをミストセパレーターへ
導くミスト管路を各々配管接続して、これらの管路適所
に電磁弁を適宜に配置する。本発明は以上の構成よりな
る物品洗浄装置である。
て本発明は、洗浄ワーク内にて回転する洗浄篭内に被洗
浄物を収容し、洗浄篭近傍に各ノズルを配置し、このノ
ズルから洗浄液、すすぎ液、空気、蒸気を噴出させて洗
浄・すすぎ・殺菌・水切りの一連の作業を行なうものと
した。すなわち、箱型の本体内に空隙を設けて洗浄ワー
クを形成し、この洗浄ワーク内にてモーターによって回
転する洗浄篭を設け、洗浄篭に近接して洗浄ノズル、シ
ャワーノズル、蒸気ノズル、噴気ノズル、ミスト吸引ノ
ズルを各々設けるとともに、洗浄ワーク上方に開閉可能
なる開閉蓋を設け、一方、ケース内および上部にブロア
ー、洗浄ポンプ、ミストセパレーターを設けるととも
に、ケース近傍に回収タンクを設置して、洗浄ポンプに
よって回収タンクより吸引した洗浄液を洗浄ノズルに導
く洗浄管路、水をシャワーノズルに導くすすぎシャワー
管路、加熱蒸気を蒸気ノズルへ導く蒸気管路、ブロアー
より吐出される空気を噴気ノズルへ導く水きり管路、蒸
気噴出によって発生したミストをミストセパレーターへ
導くミスト管路を各々配管接続して、これらの管路適所
に電磁弁を適宜に配置する。本発明は以上の構成よりな
る物品洗浄装置である。
【０００５】
【作用】本発明を使用するには、まず回収タンク内に洗
浄液としての温水を適量注入する。次に、開閉蓋を開け
て洗浄篭内に被洗浄物を収容してから蓋を閉める。そし
てモーターを駆動させると洗浄篭は回転を始める。最初
に洗浄作業を行なうが、これには洗浄ポンプを作動させ
て回収タンク内の温水を吸引し、洗浄管路を通過させて
洗浄ノズルより噴出させる。このとき、洗浄篭内の被洗
浄物は回転しており、まんべんなく温水が当って洗浄さ
れる。次に洗浄ポンプを停止してからすすぎ作業を行な
う。外部の水供給源（水道など）から供給された水はす
すぎシャワー管路を経てシャワーノズルから噴出されて
すすぎ作業が行なわれる。そして水供給を停止してすす
ぎ作業が終わり、蒸気噴出による殺菌作業を行なう。こ
れは外部の蒸気供給源から加熱蒸気が蒸気管路を経て蒸
気ノズルから噴出することによって行なわれる。この蒸
気噴出を停止して殺菌作業が終了する。そして、ミスト
セパレーターを作動させて、ミスト吸引ノズルからミス
トを吸引してミスト管路を経てセパレーターによってミ
ストが分離収納される。このミストセパレーターは、フ
ァン回転による吸引機構と、液体の分離収納機構とを有
するものである。次にブロアーを作動させて水切り管路
を経て噴気ノズルより空気が噴出し、これによって被洗
浄物の水切りが行なわれる。そしてブロアーおよびミス
トセパレーターを停止し、洗浄篭の回転を止めて一連の
各作業が完了する。そして開閉蓋を開けて被洗浄物を洗
浄篭から取り出し、別の被洗浄物を入れて前記工程によ
って洗浄を含む各作業が行なわれる。
浄液としての温水を適量注入する。次に、開閉蓋を開け
て洗浄篭内に被洗浄物を収容してから蓋を閉める。そし
てモーターを駆動させると洗浄篭は回転を始める。最初
に洗浄作業を行なうが、これには洗浄ポンプを作動させ
て回収タンク内の温水を吸引し、洗浄管路を通過させて
洗浄ノズルより噴出させる。このとき、洗浄篭内の被洗
浄物は回転しており、まんべんなく温水が当って洗浄さ
れる。次に洗浄ポンプを停止してからすすぎ作業を行な
う。外部の水供給源（水道など）から供給された水はす
すぎシャワー管路を経てシャワーノズルから噴出されて
すすぎ作業が行なわれる。そして水供給を停止してすす
ぎ作業が終わり、蒸気噴出による殺菌作業を行なう。こ
れは外部の蒸気供給源から加熱蒸気が蒸気管路を経て蒸
気ノズルから噴出することによって行なわれる。この蒸
気噴出を停止して殺菌作業が終了する。そして、ミスト
セパレーターを作動させて、ミスト吸引ノズルからミス
トを吸引してミスト管路を経てセパレーターによってミ
ストが分離収納される。このミストセパレーターは、フ
ァン回転による吸引機構と、液体の分離収納機構とを有
するものである。次にブロアーを作動させて水切り管路
を経て噴気ノズルより空気が噴出し、これによって被洗
浄物の水切りが行なわれる。そしてブロアーおよびミス
トセパレーターを停止し、洗浄篭の回転を止めて一連の
各作業が完了する。そして開閉蓋を開けて被洗浄物を洗
浄篭から取り出し、別の被洗浄物を入れて前記工程によ
って洗浄を含む各作業が行なわれる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
において、１は略方形の本体で、下方内部に空隙部分を
有し、かつその一端下部に段部を有している。２は洗浄
ワークで、本体内に設けられる半円形と方形を組み合わ
せた形状の空隙部分であって、その上縁内部近傍には曲
面状の周面を有する支持ローラー３が四等配に軸支され
ている。４は洗浄篭で、管体を円形に形成した上縁部に
連続して被洗浄物を収容する篭部分が設けられ、その中
央部はやや上方に立ち上がるステー部分を有している。
このステー部分は軸５に取付けられて、ベアリングを内
蔵する軸支持部６に回転自在に装着される。また、洗浄
篭の上縁部下面は前記支持ローラーにて支持される。７
はモーターで、本体内適所に下向きに固定され、プーリ
ー８が取付けられる。９は軸５の下端に取付けられるプ
ーリーで、プーリー８とプーリー９はベルト１０が巻回
されて、モーター駆動によってプーリー９は回転し、軸
５を介して洗浄篭４が回転するよう構成されている。
において、１は略方形の本体で、下方内部に空隙部分を
有し、かつその一端下部に段部を有している。２は洗浄
ワークで、本体内に設けられる半円形と方形を組み合わ
せた形状の空隙部分であって、その上縁内部近傍には曲
面状の周面を有する支持ローラー３が四等配に軸支され
ている。４は洗浄篭で、管体を円形に形成した上縁部に
連続して被洗浄物を収容する篭部分が設けられ、その中
央部はやや上方に立ち上がるステー部分を有している。
このステー部分は軸５に取付けられて、ベアリングを内
蔵する軸支持部６に回転自在に装着される。また、洗浄
篭の上縁部下面は前記支持ローラーにて支持される。７
はモーターで、本体内適所に下向きに固定され、プーリ
ー８が取付けられる。９は軸５の下端に取付けられるプ
ーリーで、プーリー８とプーリー９はベルト１０が巻回
されて、モーター駆動によってプーリー９は回転し、軸
５を介して洗浄篭４が回転するよう構成されている。
【０００７】１１は洗浄ノズルで、洗浄ワーク内に設け
られ、その中の２個は洗浄篭外周近傍の上下に配設さ
れ、他の一つは洗浄篭の中心近傍に配設される。１２は
すすぎのためのシャワーノズルで、洗浄ノズル近傍に立
設される。１３は殺菌のための蒸気ノズル、１４は水切
りのための噴気ノズル、１５はミスト吸引ノズルで各々
洗浄ワーク内にて洗浄篭の外周近傍に立設される。これ
らのノズルの中で、洗浄ノズルは多方向に噴出孔を有す
るノズルヘッドが管路接続されたものであり、他のノズ
ルは一端を閉塞した管体の外周に、多数の貫通孔を等間
隔に穿設した形状である。１６は箱形のケースで、その
上面にはミストセパレーター１７が取付けられ、ケース
内上部にはブロアー１８、下部には洗浄ポンプ１９が各
々設けられている。そしてこのケース近傍には回収タン
ク２０が位置している。
られ、その中の２個は洗浄篭外周近傍の上下に配設さ
れ、他の一つは洗浄篭の中心近傍に配設される。１２は
すすぎのためのシャワーノズルで、洗浄ノズル近傍に立
設される。１３は殺菌のための蒸気ノズル、１４は水切
りのための噴気ノズル、１５はミスト吸引ノズルで各々
洗浄ワーク内にて洗浄篭の外周近傍に立設される。これ
らのノズルの中で、洗浄ノズルは多方向に噴出孔を有す
るノズルヘッドが管路接続されたものであり、他のノズ
ルは一端を閉塞した管体の外周に、多数の貫通孔を等間
隔に穿設した形状である。１６は箱形のケースで、その
上面にはミストセパレーター１７が取付けられ、ケース
内上部にはブロアー１８、下部には洗浄ポンプ１９が各
々設けられている。そしてこのケース近傍には回収タン
ク２０が位置している。
【０００８】２１は開閉蓋で、洗浄ワークの上部開放面
を覆うためのものであって、本体の下方の段部上に立設
される断面コ字形のガイドレール２２に添って昇降す
る。この開閉蓋の後部にはリブが形成され、このリブに
縦ガイドローラー２３が軸支され、またリブの外側に
は、縦ガイドローラーと直交する関係にて横ガイドロー
ラー２４が軸支されている。そして、図４〜図５に示す
ように、この２種のガイドローラーによって開閉蓋はガ
イドレールに添って昇降するよう設けられる。この開閉
蓋のリブには支軸２５が固定され、この支軸２５に回動
可能にステー２６が設けられ、ステーの下方にはラック
ギア２７が取付けられる。そして、台座２８上に位置す
る蓋開閉モーター２９の回転軸に取付けられるピニオン
ギア（図示略）がこのラックギアに噛みあって、蓋開閉
モーターの回転がラックギアに伝達され、このラックギ
アの上下によって開閉蓋が昇降するよう構成されてい
る。
を覆うためのものであって、本体の下方の段部上に立設
される断面コ字形のガイドレール２２に添って昇降す
る。この開閉蓋の後部にはリブが形成され、このリブに
縦ガイドローラー２３が軸支され、またリブの外側に
は、縦ガイドローラーと直交する関係にて横ガイドロー
ラー２４が軸支されている。そして、図４〜図５に示す
ように、この２種のガイドローラーによって開閉蓋はガ
イドレールに添って昇降するよう設けられる。この開閉
蓋のリブには支軸２５が固定され、この支軸２５に回動
可能にステー２６が設けられ、ステーの下方にはラック
ギア２７が取付けられる。そして、台座２８上に位置す
る蓋開閉モーター２９の回転軸に取付けられるピニオン
ギア（図示略）がこのラックギアに噛みあって、蓋開閉
モーターの回転がラックギアに伝達され、このラックギ
アの上下によって開閉蓋が昇降するよう構成されてい
る。
【０００９】図６は各機器・部品の接続系統を示すもの
である。図において、３０はすすぎシャワー管路で、分
岐してその一方は電磁弁３１を介してシャワーノズル１
２に接続され、他方は電磁弁３２を介して回収タンク２
０の上部に注水管路３３としてその管端が位置してい
る。３４は蒸気管路で、電磁弁３５を介して蒸気ノズル
１３に接続される。３６は加温管路で、蒸気管路から分
岐したもので、電磁弁３７を介して回収タンク下部にそ
の管端が位置している。３８は洗浄管路で、洗浄ノズル
１１に接続され、逆流防止のために一度上方へ立ち上げ
てから洗浄ポンプ１９を介して回収タンク下部に接続さ
れている。なお、洗浄ノズルと洗浄ポンプ間には管路内
の負圧防止のための逆止弁３９が設けられる。４０は水
切り管路で、その一端は噴気ノズル１４に接続され、三
方切換電磁弁４１を介してブロアー１８に他端が接続さ
れている。４２は回収管路で、一端は洗浄ワークの底部
に接続され、他端は回収タンクの上部に接続される。な
お、三方切換弁の一方は管路にて回収管路に接続され
る。
である。図において、３０はすすぎシャワー管路で、分
岐してその一方は電磁弁３１を介してシャワーノズル１
２に接続され、他方は電磁弁３２を介して回収タンク２
０の上部に注水管路３３としてその管端が位置してい
る。３４は蒸気管路で、電磁弁３５を介して蒸気ノズル
１３に接続される。３６は加温管路で、蒸気管路から分
岐したもので、電磁弁３７を介して回収タンク下部にそ
の管端が位置している。３８は洗浄管路で、洗浄ノズル
１１に接続され、逆流防止のために一度上方へ立ち上げ
てから洗浄ポンプ１９を介して回収タンク下部に接続さ
れている。なお、洗浄ノズルと洗浄ポンプ間には管路内
の負圧防止のための逆止弁３９が設けられる。４０は水
切り管路で、その一端は噴気ノズル１４に接続され、三
方切換電磁弁４１を介してブロアー１８に他端が接続さ
れている。４２は回収管路で、一端は洗浄ワークの底部
に接続され、他端は回収タンクの上部に接続される。な
お、三方切換弁の一方は管路にて回収管路に接続され
る。
【００１０】本発明装置機能の大要については〔作用］
の項にて記したが、本例の特徴について説明する。本例
では、すすぎシャワー管路から分岐する注水管路を設け
て回収タンク内への貯水を可能とし、かつ蒸気管路から
分岐する加温管路を設けて、タンク内の水を加温して温
水に変え、この温水を洗浄液として使用できるよう構成
した。なお、これらの管路は電磁弁３１、３２、３５、
３７の切換えによって選択使用される。また本例では洗
浄に使用した洗浄液を回収する回収管路を設けること
で、洗浄液を繰り返し使用できるものとした。なお電磁
弁４１の切換えによって、ブロアーからの吐出空気を図
７にて示すように回収管路に導いて、洗浄液の管路通過
を助長できるよう構成した。
の項にて記したが、本例の特徴について説明する。本例
では、すすぎシャワー管路から分岐する注水管路を設け
て回収タンク内への貯水を可能とし、かつ蒸気管路から
分岐する加温管路を設けて、タンク内の水を加温して温
水に変え、この温水を洗浄液として使用できるよう構成
した。なお、これらの管路は電磁弁３１、３２、３５、
３７の切換えによって選択使用される。また本例では洗
浄に使用した洗浄液を回収する回収管路を設けること
で、洗浄液を繰り返し使用できるものとした。なお電磁
弁４１の切換えによって、ブロアーからの吐出空気を図
７にて示すように回収管路に導いて、洗浄液の管路通過
を助長できるよう構成した。
【００１１】また本例では、開閉蓋をモーターによる開
閉方式とした。この方式は、ラックとピニオンによって
開閉蓋の後部をガイドレールに添って昇降させるもの
で、このガイドレールの上部は湾曲しており、この湾曲
部分まで上昇した開閉蓋は、徐々に角度が変わって一定
角度まで開くよう構成されている。なお、本例に使用さ
れる各機器については、制御盤（図示略）が設けられ
て、制御指令によって自動的に各作業が行なわれる。ま
た、洗浄ノズルについては本例にて示したもの以外に、
ノズル孔から噴出される流体の反動を利用して、ノズル
ヘッドが回転する方式のノズルを用いることができる。
この場合は噴出流体はほぼ３６０°にわたって噴射され
るので、被洗浄物のみならず、洗浄ワーク内も合わせて
洗浄することができる。
閉方式とした。この方式は、ラックとピニオンによって
開閉蓋の後部をガイドレールに添って昇降させるもの
で、このガイドレールの上部は湾曲しており、この湾曲
部分まで上昇した開閉蓋は、徐々に角度が変わって一定
角度まで開くよう構成されている。なお、本例に使用さ
れる各機器については、制御盤（図示略）が設けられ
て、制御指令によって自動的に各作業が行なわれる。ま
た、洗浄ノズルについては本例にて示したもの以外に、
ノズル孔から噴出される流体の反動を利用して、ノズル
ヘッドが回転する方式のノズルを用いることができる。
この場合は噴出流体はほぼ３６０°にわたって噴射され
るので、被洗浄物のみならず、洗浄ワーク内も合わせて
洗浄することができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、回転する洗浄篭内に収
容される被洗浄物に対して、この洗浄篭の近傍に適宜配
設される各ノズルからの流体噴出によって洗浄・すすぎ
・殺菌・水切りの各作業を行なうので、従来の装置に比
べて小スペースにて洗浄等を能率的に行なうことができ
る。また、各機器の制御回路をセットすることで、これ
らの作業の自動化を計ることのできる有用なる装置を提
供することができる。
容される被洗浄物に対して、この洗浄篭の近傍に適宜配
設される各ノズルからの流体噴出によって洗浄・すすぎ
・殺菌・水切りの各作業を行なうので、従来の装置に比
べて小スペースにて洗浄等を能率的に行なうことができ
る。また、各機器の制御回路をセットすることで、これ
らの作業の自動化を計ることのできる有用なる装置を提
供することができる。
【図１】本発明の正面から見た内部構造説明図
【図２】本発明の平面から見た内部構造説明図
【図３】本発明の各ノズルの配置状態説明図
【図４】本発明の開閉蓋の昇降機構説明図
【図５】本発明のガイドレールと縦および横ガイドロー
ラーの位置関係説明図
ラーの位置関係説明図
【図６】本発明の各機器と管路の接続系統図
【図７】本発明のブロアーと回収管路の接続部分説明図
１ 本体 ２ 洗浄ワーク ３ 支持ローラー ４ 洗浄篭 ５ 軸 ６ 軸支持部 ７ モーター ８ プーリー ９ プーリー １０ ベルト １１ 洗浄ノズル １２ シャワーノズル １３ 蒸気ノズル １４ 噴気ノズル １５ ミスト吸引ノズル １６ ケース １７ ミストセパレーター １８ ブロアー １９ 洗浄ポンプ ２０ 回収タンク ２１ 開閉蓋 ２２ ガイドレール ２３ 縦ガイドローラー ２４ 横ガイドローラー ２５ 支軸 ２６ ステー ２７ ラックギア ２８ 台座 ２９ 蓋開閉モーター ３０ すすぎシャワー管路 ３１ 電磁弁 ３２ 電磁弁 ３３ 注水管路 ３４ 蒸気管路 ３５ 電磁弁 ３６ 加温管路 ３７ 電磁弁 ３８ 洗浄管路 ３９ 逆止弁 ４０ 水切り管路 ４１ 三方切換電磁弁 ４２ 回収管路
Claims (1)
- 【請求項１】箱型の本体内に空隙を設けて洗浄ワークを
形成し、この洗浄ワーク内にてモーターによって回転す
る洗浄篭を設け、洗浄篭に近接して洗浄ノズル、シャワ
ーノズル、蒸気ノズル、噴気ノズル、ミスト吸引ノズル
を各々設けるとともに、洗浄ワーク上方に開閉可能なる
開閉蓋を設け、一方、ケース内および上部にブロアー、
洗浄ポンプ、ミストセパレーターを設けるとともに、ケ
ース近傍に回収タンクを設置して、洗浄ポンプによって
回収タンクより吸引した洗浄液を洗浄ノズルに導く洗浄
管路、水をシャワーノズルに導くすすぎシャワー管路、
加熱蒸気を蒸気ノズルへ導く蒸気管路、ブロアーより吐
出される空気を噴気ノズルへ導く水きり管路、蒸気噴出
によって発生したミストをミストセパレーターへ導くミ
スト管路を各々配管接続して、これらの管路適所に電磁
弁を適宜に配置したことを特徴とする物品洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6187692A JPH0819764A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 物品洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6187692A JPH0819764A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 物品洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0819764A true JPH0819764A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16210485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6187692A Pending JPH0819764A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 物品洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819764A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102327874A (zh) * | 2010-07-13 | 2012-01-25 | 湖北凯莲清洁系统有限公司 | 智能循环水零部件清洗机 |
| KR200473298Y1 (ko) * | 2012-12-14 | 2014-06-23 | 한국정밀주식회사 | 소재 세척장치 |
| JP2015123377A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-06 | 株式会社滋賀山下 | 洗浄機構、洗浄ブロー装置及び洗浄装置 |
| JP2015174003A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 東海機器工業株式会社 | 洗浄装置 |
| CN109047232A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-12-21 | 许炳初 | 工程机械燃油箱清洗装置 |
| CN114159891A (zh) * | 2021-11-08 | 2022-03-11 | 上海江南长兴造船有限责任公司 | 一种过精度烛式滤芯清洗装置 |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP6187692A patent/JPH0819764A/ja active Pending
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