JPH08195909A - 画素ムラ補正装置及び方法 - Google Patents

画素ムラ補正装置及び方法

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JPH08195909A
JPH08195909A JP7004736A JP473695A JPH08195909A JP H08195909 A JPH08195909 A JP H08195909A JP 7004736 A JP7004736 A JP 7004736A JP 473695 A JP473695 A JP 473695A JP H08195909 A JPH08195909 A JP H08195909A
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忠正 倉重
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誠司 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 工場出荷時にCCDに既に存在していたキズ
の位置及びレベルデータを格納するROM4と、CCD
に新たに発生したキズの位置及びレベルデータを生成す
る操作パネル20及びCPU1と、新たに発生したキズ
の位置及びレベルデータを格納するEEPROM2と、
ROM4とEEPROM7のデータを処理してRAM7
に展開するCPU3と、RAM7に展開されたキズの位
置及びレベルデータを読み出して、キズの補正を行うべ
き位置にゲートパルスを出力するキズ補正IC10とを
有する。 【効果】 CCDに新たにキズが発生しても、サービス
ステーションでの作業が不要で簡単かつ安価に補正する
ことができ、ROMの交換も不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCD(固体撮像素
子)に発生するいわゆる白キズ等の画素ムラを補正する
画素ムラ補正装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばビデオカメラ等に搭載されるCC
D(固体撮像素子)の画素ムラ(いわゆる白キズ等のよ
うに素子出力レベルにオフセットがあるもの)を補正す
る従来の画素ムラ補正装置は、当該CCDの画素ムラ
(以下単にキズと呼ぶ)の位置及びそのキズのレベルの
データからなる補正用のデータを格納しておくROM
(リード・オンリ・メモリ)と、そのROMからデータ
を読み出して当該データに応じた処理を行う専用のIC
(集積回路)とを有してなる。ここで、上記CCDのキ
ズの位置とそのキズのレベルは、例えば当該CCDが搭
載されるビデオカメラの製造時等に測定され、この測定
されたキズの位置(相対アドレス)とキズのレベル(例
えば相対値)のデータが上記ROMに格納されている。
なお、上記キズの位置の相対アドレスとは、CCD上の
あるキズ位置から次のキズ位置がどれくらい離れている
かを示す情報であり、上記キズのレベルの相対値とは、
ある位置のキズのレベルに対して次の位置のキズのレベ
ルがどれくらい変化しているかを示す情報である。この
ように、キズ位置を相対アドレスで格納し、キズレベル
を相対値で格納するのは、これらキズ位置とレベルのデ
ータを用いて後に補正処理を行う時の処理を簡略化でき
るようにするためである。
【0003】ビデオカメラは上記画素ムラ補正装置を搭
載しており、したがって、当該ビデオカメラは、例えば
電源オン後に上記ROMに予め格納されているキズの位
置とレベルのデータを読み出し、このキズの位置とレベ
ルのデータに基づいてキズの補正を行うようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、従来のビデオカメラにおいては、CCDのキズの
位置とレベルのデータがビデオカメラの製造時に上記画
素ムラ補正装置のROMに書き込まれるようになってい
るため、例えば、当該ビデオカメラの出荷後(例えばユ
ーザにカメラが渡った後等)に新たにCCDにキズが発
生したような場合には、補正できないことになる。
【0005】したがって、このようにビデオカメラの出
荷後にCCDに新たにキズが発生した場合には、当該ビ
デオカメラを例えばサービスステーション等に送り、上
記ROM内のデータを書き換えなければならなくなる。
この場合のサービスステーションでは、当該ビデオカメ
ラのCCDのキズの位置とそのレベルを測定し、当該キ
ズの位置とレベルのデータを、先にROMに格納されて
いたキズの位置とレベルのデータと共に新しいROM
(データ未記憶の別のROM)に書き込み、この新しい
ROMを、先に搭載されていた古いROMと交換して装
填することを行う。
【0006】このようなことから、サービスステーショ
ンには、上記キズの位置とレベルの測定やROMの交換
等の作業を行うための専用の治具や、パーソナルコンピ
ュータ、データ未記憶の新しいROM、このROMへの
データの書き込みを行うROMライタ等の数多くの機器
が必要となる。
【0007】また、上記ビデオカメラが、例えば放送局
用等の高価かつその局にとってなくなはならないもので
あるような場合には、当該ビデオカメラの修理を行って
いる期間の代替カメラ等も用意しておかなければなら
ず、費用と手間がかかることが問題となっている。
【0008】さらに、ROMを交換する場合、新しいR
OMに新たな補正用のデータを書き込み、画素ムラ補正
装置の基板に例えばソケットを介して搭載されている古
いROMを外して、上記新たなROMを差し込むという
作業が必要になる。この作業の際には、例えばソケット
への差し込み間違いやソケットへの抜き差しによる基板
の破損やパターンの破損、さらに静電気等による破壊等
のトラブルが発生する可能性もある。
【0009】そこで、本発明は上述の実情に鑑み、CC
Dに新たにキズが発生しても、サービスステーションで
の作業が不要で簡単かつ安価に補正することができ、さ
らにROMの交換も不要となる画素ムラ補正装置及び方
法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画素ムラ補正装
置は、上述した目的を達成するために提案されたもので
あり、固体撮像素子に発生する画素ムラを補正する画素
ムラものであって、固体撮像素子に既に存在していた画
素ムラの位置データ及びレベルデータを格納する不揮発
性の第1のメモリ手段と、固体撮像素子に新たに発生し
た画素ムラの位置データ及びレベルデータを生成する生
成手段と、上記新たに発生した画素ムラの位置データ及
びレベルデータを格納する書き換え可能な不揮発性の第
2のメモリ手段と、上記第1のメモリ手段と第2のメモ
リ手段のデータを処理して書き換え可能な第3のメモリ
手段に展開する制御手段と、上記第3のメモリ手段に展
開された画素ムラの位置データ及びレベルデータを読み
出して、画素ムラの補正を行う補正手段とを有すること
を特徴とするものである。
【0011】また、本発明の画素ムラ補正装置は、画面
上に表示する十字カーソルのデータを発生するカーソル
発生手段をも有し、上記新たに発生した画素ムラの位置
を、当該画面上に表示した十字カーソルにより測定す
る。さらに、本発明の画素ムラ補正装置は、上記位置の
測定を行った画素ムラのレベルを決定するレベル決定手
段をも有している。本発明の画素ムラ補正装置は、上記
構成の他に、固体撮像素子上に被写体像を結像させる光
学系と、固体撮像素子からの撮像信号を映像信号に変換
する変換系とを少なくとも有するカメラ部を備えてもい
る。
【0012】次に、本発明の画素ムラ補正方法は、固体
撮像素子に発生する画素ムラを補正する方法であり、固
体撮像素子に新たに発生した画素ムラの位置データ及び
レベルデータを生成し、上記新たに発生した画素ムラの
位置データ及びレベルデータを書き換え可能な不揮発性
のメモリに格納し、固体撮像素子に既に存在していた画
素ムラの位置データ及びレベルデータと上記新たに発生
した画素ムラの位置データ及びレベルデータを処理して
書き換え可能なメモリに展開し、当該メモリに展開され
た画素ムラの位置データ及びレベルデータを読み出して
画素ムラの補正を行うことを特徴とするものである。
【0013】また、本発明の画素ムラ補正方法では、画
面上に十字カーソルを表示し、当該画面上に表示した十
字カーソルにより、上記新たに発生した画素ムラの位置
を測定し、さらに、上記位置の測定を行った画素ムラの
レベルから判断して補正レベルを設定し、当該補正レベ
ルで補正を行って、上記測定した位置と補正レベルの適
正度を判断する。またさらに、上記測定した位置と補正
レベルが適正であると判断した後には、当該測定した位
置のデータと補正レベルのデータを上記新たに発生した
画素ムラの位置データ及びレベルデータとして上記書き
換え可能な不揮発性のメモリに格納する。
【0014】
【作用】本発明の画素ムラ補正装置及び方法によれば、
固体撮像素子に既に存在していた画素ムラの位置データ
及びレベルデータを元々格納しているため、これら既に
存在していた画素ムラの補正は可能である。ここで、新
たに画素ムラが発生したときには、その新たに発生した
画素ムラの位置データ及びレベルデータを生成し、これ
ら新たに発生した画素ムラの位置データ及びレベルデー
タを書き換え可能な不揮発性のメモリに格納するように
している。したがって、この書き換え可能な不揮発性の
メモリに格納している新たに発生した画素ムラの位置デ
ータ及びレベルデータを用いれば、これら画素ムラの補
正ができるようになる。さらに、固体撮像素子に既に存
在していた画素ムラの位置データ及びレベルデータも元
々格納しているため、書き換え可能な不揮発性のメモリ
に格納している新たに発生した画素ムラの位置データ及
びレベルデータと、既に存在していた画素ムラの位置デ
ータ及びレベルデータをまとめて書き換え可能なメモリ
に展開することで、古い画素ムラのみならず新しい画素
ムラも全て補正できるようになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。
【0016】図1には、本発明の画素ムラ補正方法が適
用される画素ムラ補正装置の一実施例の構成を示す。本
実施例の画素ムラ補正装置は、例えばビデオカメラ等の
CCDを有するものに適用されるものであり、以下の説
明では、ビデオカメラに搭載した場合について説明して
いる。なお、本実施例でいう画素ムラとは、CCDの素
子出力レベルにオフセットがあるものであり、いわゆる
白キズのみならず黒キズも含み、これ以降の説明では当
該画素ムラを単にキズと呼ぶ。
【0017】この図1において、本発明実施例のビデオ
カメラに搭載される画素ムラ補正装置は、工場出荷時に
CCDに既に存在していたキズの位置データ(絶対アド
レスデータ)及びレベルデータ(絶対レベルデータ)を
格納する不揮発性の第1のメモリ手段であるROM(リ
ード・オンリ・メモリ)4と、CCDに新たに発生した
キズの絶対アドレスデータ及び絶対レベルデータを生成
する生成手段としての操作パネル20及びCPU1と、
上記新たに発生したキズの絶対アドレスデータ及び絶対
レベルデータを格納する書き換え可能な不揮発性の第2
のメモリ手段としてのEEPROM(electrically eras
able programmable ROM)2と、上記ROM4とEEPR
OM7のデータを処理して書き換え可能な第3のメモリ
手段であるRAM7に展開するCPU3と、上記RAM
7に展開されたキズの位置データ及びレベルデータを読
み出して、キズの補正を行う補正手段の一部としての補
正を行うべき位置にゲートパルスを出力するキズ補正I
C10とを有することを特徴とするものである。
【0018】先ず、図1の各構成要素の機能について順
に説明する。
【0019】遠隔操作パネル20は、CCDの水平方向
のアドレスを調整する水平アドレス調整ボリュームと、
CCDの垂直方向のアドレスを調整する垂直アドレス調
整ボリュームと、レベルを調整するためのレベル調整ボ
リュームの計3個のボリュームが少なくとも配され、さ
らに、キズの補正を行うか否かを指示するための補正オ
ン/オフスイッチと、キズのデータをストアするか否か
を指示するめたのストアオン/オフスイッチと、カーソ
ルのオン/オフを指示するためのカーソルオン/オフス
イッチの計3個のスイッチが少なくとも配されるもので
ある。なお、上記アドレスは、実際には後述するように
画面上に表示された十字カーソルにより指定される画面
上の位置と対応している。また、この遠隔操作パネル2
0の各ボリュームやスイッチは、カメラをコントロール
するメインパネル部に配したり、カメラ本体の後部にあ
るリアパネルに配することもできる。さらに、この操作
パネル20には、CCDの読み出しモードをフィールド
モードとフレームモードとに切り換えるモード切換スイ
ッチも配されている。
【0020】CPU(中央処理ユニット)1は、カメラ
本体側のCPUで、CCDブロック側のCPU3と通信
を行うものであり、後述するようにして操作パネル20
によりアドレス指定されるCCDのキズ位置とそのレベ
ルとを測定し、これらキズ位置とレベルの情報をCCD
3に伝える機能を有する。上記CPU1からは、操作パ
ネル20により指定されたアドレスに対応する絶対アド
レスデータと、同じく操作パネル20により調整された
絶対値で表されるレベルデータとが出力されて、CPU
3に送られる。
【0021】書き換え可能な不揮発性メモリであるEE
PROM2は、後述するようにして求められたCCDに
新たに発生したキズの位置のデータ(絶対アドレス値)
とそのレベル(絶対値)のデータを格納する。
【0022】CPU3は、CCDブロックに搭載されて
いるCPUで、カメラ本体と通信すると共に、本発明の
画素ムラ補正装置の各構成要素(CCDブロック内の対
応する構成要素)を制御して動作させる機能を有する。
また、当該CPU3は、上記CPU1から送られてきた
絶対アドレスデータを次に述べるROM4内に格納され
ているものと同様の相対アドレスデータに直すと共に、
絶対値で表されるレベルも相対値に直す処理を行う。
【0023】ROM4は、ビデオカメラの製造時の例え
ばCCD固着時に検出した、補正すべきレベルとなって
いるキズの位置のデータ(相対アドレスのデータ)とレ
ベルデータ(相対値)を格納する。これらキズ位置の相
対アドレスとレベルの相対値は、前述同様に、CCD上
のあるキズ位置から次のキズ位置がどれくらい離れてい
るかを示す情報と、ある位置のキズのレベルに対して次
の位置のキズのレベルがどれくらい変化しているかを示
す情報である。また、ROM4に対してキズ位置を相対
アドレスで格納し、キズレベルを相対値で格納するの
は、これらキズ位置とレベルのデータを用いて後に補正
処理を行う時の処理を簡略化できるようにするためであ
る。なお、本実施例では、キズがない場合でも、例えば
CPU3によって3H(Hは水平走査周期)おきにダミ
ーのキズをHのブランキング期間中に入れるようにして
いる。
【0024】カーソル発生回路5は、CPU1からのデ
ータ(S.DATA)とロードデータ(S.LD)とク
ロック(S.CLK)とからなるシリアルデータ群によ
りコントロールされて十字カーソルデータ発生する機能
を有する。この十字カーソルデータは出力端子21を介
して後段の構成に送られる。具体的には、この十字カー
ソルデータは、画像信号処理系に送られ、例えばビュー
ファインダや液晶ディスプレイ或いは接続されたテレビ
ジョンモニタ画面等に十字のカーソルとして表示される
ようになる。なお、当該カーソル発生回路5は、上記表
示を行う十字カーソルのデータを発生するために、垂直
駆動パルスVDと水平駆動パルスHDとクロックCLK
とが供給されている。
【0025】セレクタ6は、2つの入力端子がCPU3
からのアドレスバス(16ビット)と後述するキズ補正
IC10からのアドレスバス(16ビット)とに接続さ
れ、これら2つの入力端子の入力(アドレスデータ)を
CPU3からの切換制御信号に基づいて切り換えて出力
するものである。すなわち、当該セレクタ6の一方の入
力端子には、上記CPU3の読出制御信号によってRO
M4から読み出された相対アドレスのデータが、また、
他方の入力端子にはキズ補正IC10からの相対アドレ
スのデータが供給され、上記CPU3の切換制御信号に
基づいてこれら相対アドレスのデータのいずれかが出力
されてRAM(ランダム・アクセス・メモリ)7に送ら
れる。
【0026】RAM7は、例えば1M(メガバイト)の
SRAM(スタティックRAM)からなり、EEPRO
M2から読み出された絶対値で表されるレベルがCPU
3によって相対値で表されるレベルに直されたデータ
と、CPU3からの読出制御信号によってROM4から
読み出された相対値で表されるレベルのデータとが、当
該CPU3からの制御信号に応じて展開されるものであ
る。当該展開されたデータは、上記セレクタ6によって
切り換えられたキズ補正IC10からのアドレスデータ
(相対アドレス)によって読み出される。
【0027】バッファ8は、キズ補正IC10によりコ
ントロールされ、上記RAM7から読み出されたレベル
(相対値)のデータを出力し、キズ補正IC10に送
る。
【0028】また、バッファ9は、CPU3により書き
込みと読み出しがコントロールされ、ROM4から読み
出された相対値で表されるレベルデータとEEPROM
2から読み出されてCPU3で相対値に直されたレベル
データとをRAM7に送ることと、当該RAM7から読
み出されたレベル(相対値)のデータをCPU3に送る
ことの、双方向の入出力機能を有するものである。
【0029】キズ補正IC10は、ゲートアレイからな
りキズ補正専用ICである。このキズ補正IC10に
は、前記カーソル発生回路5に送られるものと同じシリ
アルデータ群がCPU1から供給され、セレクタ6を介
してRAM7に前記相対アドレスデータを出力すると共
に、RAM7から読み出されたレベル(相対値)データ
をD/Aコンバータ11に送り、さらに、当該RAM7
からのレベルデータに基づいて3原色のR(赤),G
(緑),B(青)用の補正信号を出力するためのゲート
パルスを出力する機能を有する。なお、当該キズ補正I
C10にも、垂直駆動パルスVDと水平駆動パルスHD
とクロックCLKとが供給されている。
【0030】D/Aコンバータ11は、上記キズ補正I
C10からのクロックに応じて、当該キズ補正IC10
から供給されるキズに対応する8ビットのレベルデータ
をアナログ量に変換する機能を有し、このアナログ量を
スイッチ12に送る。
【0031】スイッチ12は、キズ補正IC10からの
R,G,Bそれぞれに対するゲートパルスを切換コント
ロール信号として、上記D/Aコンバータ11から得ら
れたアナログ量をオン/オフすることで、R,G,B各
チャンネルに対する補正信号を出力する機能を有する。
【0032】次に本発明のキズ補正装置を搭載したビデ
オカメラにおいて、新たに発生したキズを補正する基本
動作(すなわち本発明のキズ補正方法)について、図2
を用いて説明する。
【0033】この図2において、ステップS1では、C
CDの読み出しを、フレーム読み出しにする。
【0034】次のステップS2では、新たに発生してい
るキズの位置を十字カーソルで測定する。すなわち、画
面上で十字カーソルの位置をキズ上に合わせる(水平方
向のアドレスと垂直方向のアドレスを調整する)こと
で、キズの位置を測定する。ステップS3では、上記測
定した位置のキズのレベルを測定し、そのレベルから判
断して、補正レベルを決定する。
【0035】ステップS4では、上記決定した補正レベ
ルで、上記キズの補正を試しに行ってみる(この補正を
プリ補正と呼ぶ)。このプリ補正を行うのは、上記キズ
の位置が合っているかどうかと、上記決定した補正レベ
ルが正しい補正レベルであるかどうかを確認するためで
ある。すなわち、次のステップS5では、上記プリ補正
で正しく補正されたか否かの判断を行い、正しく補正さ
れていない場合には、ステップS2に戻って再度ステッ
プS2からステップS4の処理を繰り返す。また、ステ
ップS5で正しく補正されていると判断した場合にはス
テップS6に進む。
【0036】このステップS6では、上記正しいプリ補
正におけるキズの位置のデータ(絶対アドレスデータ)
とレベル(絶対値)のデータをストアする。
【0037】次のステップS7では、上記ストアがなさ
れたか否かを判断するために、一旦電源をオフした後、
再度オンする。次のステップS8では、上記電源オフと
オン後の画面において、前記新たに発生していたキズが
正常に補正されているか否かの判断を行う。このステッ
プS8で正常に補正されていないと判断した場合には、
ステップS1に戻り、再度ステップS1からステップS
8までの処理を行う。また、ステップS8で正常に補正
されたと判断した場合には処理を終了する。
【0038】本発明の画素ムラ補正方法では、上述のよ
うな手順により、画素ムラすなわちキズの補正を行う。
なお、上述の図2のフローチャートは、新たに発生した
1つのキズの補正についての動作であるが、新たに発生
したキズが複数ある場合には、それぞれについて上記図
2の処理を行うことで、全てのキズの補正が可能とな
る。
【0039】次に、上記図2のフローチャートに示した
本発明の画素ムラ補正方法を、図1で説明した本実施例
の画素ムラ補正装置(ビデオカメラ)に適用した場合の
具体的な動作は、以下のようになる。
【0040】先ず、ステップS1では、ビデオカメラを
コントロールする前記操作パネル20上のモード切換ス
イッチを操作することで、CCDの読み出しモードをフ
レームモードにする。
【0041】次のステップS2では、上記操作パネル2
0の前記カーソルオン/オフスイッチをオンし、さらに
操作パネル20上の前記水平アドレス調整ボリュームと
垂直アドレス調整ボリュームとを操作することで、当該
操作パネル20からは、カーソルオンの信号及び十字カ
ーソルの水平方向のアドレスデータと垂直方向のアドレ
スデータが出力される。これらのデータはCPU1に送
られ、当該CPU1でシリアルデータ群になされてカー
ソル発生回路5に送られる。カーソル発生回路5は、供
給されたデータに基づいて画面上に表示する十字カーソ
ルデータを発生し、この十字カーソルデータが端子21
を介して後段の構成に送られる。このように、画面上に
十字カーソルが表示されている状態で、当該画面上に新
たに発生しているキズ上に上記十字カーソルの位置を合
わせることで、キズの位置を測定する。このキズの位置
は水平方向及び垂直方向の絶対アドレスデータとして得
られることになる。
【0042】次にステップS3では、上記測定した位置
のキズのレベルを測定し、そのレベルから判断して、上
記操作パネル20上の前記レベル調整ボリュームを操作
することにより、プリ補正のための補正レベル(絶対レ
ベル)を設定する。
【0043】次のステップS4では、上記操作パネル2
0上の補正オン/オフスイッチを操作してプリ補正をオ
ンにする。ここで当該プリ補正をオンにすると、上記ス
テップS2とステップS3により得られたアドレスデー
タと補正レベルのデータは、CPU1からシリアルデー
タとなされてCPU3に送られる。このデータを受けた
CPU3は、ROM4から製造時に既に記憶されている
相対アドレスデータと相対レベルデータとを読み出すと
共に、上記CPU1から送られてきた絶対アドレス及び
絶対レベルのデータを処理してROM4に記憶されてい
たのと同様の相対アドレス及び相対レベルのデータに直
して、これらデータをRAM7に展開する。このRAM
7への展開後は、上記RAM7へのアドレス設定が、キ
ズ補正IC10からのアドレスデータに切り換えられ、
これにより上記決定した補正レベルでのプリ補正が行わ
れる。その後、前記操作パネル20上の補正オン/オフ
スイッチを操作することでプリ補正をオフとする。この
プリ補正オフの後、CPU3は、さらにROM4のデー
タのみをRAM7に展開し、元からあるキズに対するア
ドレス及びレベルのデータを無視する動作を行う。すな
わち、当該CPU3では、新たに発生したキズと元から
あるキズとを区別する。
【0044】次のステップS5では、実際に上記プリ補
正で正しく補正がなされたか否かの判断を行い、正しく
補正されていない場合には、ステップS2に戻って再度
ステップS2からステップS4の処理を繰り返す。ま
た、ステップS5で正しく補正されていると判断した場
合にはステップS6に進む。
【0045】ステップS6では、操作パネル20上のス
トアオン/オフスイッチを操作して、上記正しい補正デ
ータとアドレスデータ、すなわち新たに発生したキズに
対応する水平方向の絶対アドレスデータ及び垂直方向の
絶対アドレスデータと、補正データの絶対レベルデータ
とを、前記EEPROM2にストアする。この場合、ス
トアオン/オフスイッチをオンすると、上記新たなキズ
に対応するデータ(絶対アドレスデータと絶対レベルデ
ータ)は、CPU1からCPU3に送られ、CPU3が
当該供給されたデータをEEPROM2に書き込む。こ
れにより、新たに発生したキズの補正が可能となる。
【0046】次のステップS7では、EEPROM2
に、本当に書き込まれているかどうかを再チェックする
ために、電源をオフにして再度オンする。電源オンした
時点から、CPU3は、EEPROM2に格納されてい
るデータと、ROM4のデータを読み出してきて、RA
M7上に展開する。以後、このRAM7に展開したデー
タは、キズ補正IC10からのアドレス設定によりデー
タが読み出され、このデータを用いたキズ補正が行われ
ることになる。このキズ補正により、ステップS8で
は、上記電源オフとオン後の画面において、以前から存
在するキズと共に前記新たに発生していたキズも正常に
補正されているか否かの判断を行い、正常に補正された
と判断した場合には処理を終了する。
【0047】上述したように、本発明実施例の画素ムラ
補正装置及び方法によれば、新たに発生したキズの補正
用の回路をCCDブロック内に搭載することで、工場出
荷時点以後に発生したキズを、専用の治具や装置を必要
とせずに簡単に消すことができる。また、新たに発生し
たキズに対するデータは、EEPROM2に格納される
ので、初めからあるキズのデータが入っているROM4
はそのまま交換する必要がなく、したがって、ROM交
換の際のトラブルの発生がなくなる。さらに、上記EE
PROM2の容量にもよるが、新たに発生したキズに対
するデータは、例えば最大70個分程度のキズに対応で
き、したがって、工場出荷後の新たなキズの補正のため
にCCDブロックそのものの交換などのも不要となる。
【0048】なお、ビデオカメラに搭載される従来のキ
ズ補正装置は、図1中の点線で囲まれた部分に対応して
いる。また、図1のCCDブロック中の図中の点線で囲
まれたところ以外の部分は、従来のサービスステーショ
ン等のパーソナルコンピュータ及び専用治具により構成
されていたものである。
【0049】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の画素ムラ補正装置及び方法においては、新たに画素
ムラが発生したときには、その新たに発生した画素ムラ
の位置データ及びレベルデータを生成し、これら新たに
発生した画素ムラの位置データ及びレベルデータを書き
換え可能な不揮発性のメモリに格納するようにしている
ので、この書き換え可能な不揮発性のメモリに格納して
いる新たに発生した画素ムラの位置データ及びレベルデ
ータを用いることにより、これら画素ムラの補正が可能
となる。さらに、固体撮像素子に既に存在していた画素
ムラの位置データ及びレベルデータも元々格納している
ため、書き換え可能な不揮発性のメモリに格納している
新たに発生した画素ムラの位置データ及びレベルデータ
と、既に存在していた画素ムラの位置データ及びレベル
データをまとめて書き換え可能なメモリに展開すること
で、古い画素ムラのみならず新しい画素ムラも全て補正
可能である。したがって、本発明の画素ムラ補正装置及
び方法においては、CCDに新たにキズが発生しても、
サービスステーションでの作業が不要で簡単かつ安価に
補正することができ、さらにROMの交換も不要とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の画素ムラ補正装置を搭載するビ
デオカメラの要部の構成を示すブロック回路図である。
【図2】本発明の画素ムラ補正方法の手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1,3 CPU 2 EEPROM 4 ROM 5 カーソル発生回路 6 セレクタ 7 RAM 8,9 バッファ 10 キズ補正IC 11 D/Aコンバータ 12 スイッチ 20 操作パネル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像素子に発生する画素ムラを補正
    する画素ムラ補正装置において、 固体撮像素子に既に存在していた画素ムラの位置データ
    及びレベルデータを格納する不揮発性の第1のメモリ手
    段と、 固体撮像素子に新たに発生した画素ムラの位置データ及
    びレベルデータを生成する生成手段と、 上記新たに発生した画素ムラの位置データ及びレベルデ
    ータを格納する書き換え可能な不揮発性の第2のメモリ
    手段と、 上記第1のメモリ手段と第2のメモリ手段のデータを処
    理して書き換え可能な第3のメモリ手段に展開する制御
    手段と、 上記第3のメモリ手段に展開された画素ムラの位置デー
    タ及びレベルデータを読み出して、画素ムラの補正を行
    う補正手段とを有することを特徴とする画素ムラ補正装
    置。
  2. 【請求項2】 画面上に表示する十字カーソルのデータ
    を発生するカーソル発生手段を有し、 上記新たに発生した画素ムラの位置を、当該画面上に表
    示した十字カーソルにより測定することを特徴とする請
    求項1記載の画素ムラ補正装置。
  3. 【請求項3】 上記位置の測定を行った画素ムラのレベ
    ルを決定するレベル決定手段を有することを特徴とする
    請求項2記載の画素ムラ補正装置。
  4. 【請求項4】 上記固体撮像素子上に被写体像を結像さ
    せる光学系と、固体撮像素子からの撮像信号を映像信号
    に変換する変換系とを少なくとも有するカメラ部を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の画素ムラ補正装置。
  5. 【請求項5】 固体撮像素子に発生する画素ムラを補正
    する画素ムラ補正方法において、 固体撮像素子に新たに発生した画素ムラの位置データ及
    びレベルデータを生成し、 上記新たに発生した画素ムラの位置データ及びレベルデ
    ータを書き換え可能な不揮発性のメモリに格納し、 固体撮像素子に既に存在していた画素ムラの位置データ
    及びレベルデータと、上記新たに発生した画素ムラの位
    置データ及びレベルデータを処理して書き換え可能なメ
    モリに展開し、 当該展開された画素ムラの位置データ及びレベルデータ
    をメモリから読み出して、画素ムラの補正を行うことを
    特徴とする画素ムラ補正方法。
  6. 【請求項6】 画面上に十字カーソルを表示し、当該画
    面上に表示した十字カーソルにより、上記新たに発生し
    た画素ムラの位置を測定することを特徴とする請求項5
    記載の画素ムラ補正方法。
  7. 【請求項7】 上記位置の測定を行った画素ムラのレベ
    ルから判断して補正レベルを設定し、当該補正レベルで
    補正を行って、上記測定した位置と補正レベルの適正度
    を判断することを特徴とする請求項6記載の画素ムラ補
    正方法。
  8. 【請求項8】 上記測定した位置と補正レベルが適正で
    あると判断した後に、当該測定した位置のデータと補正
    レベルのデータを上記新たに発生した画素ムラの位置デ
    ータ及びレベルデータとして上記書き換え可能な不揮発
    性のメモリに格納することを特徴とする請求項7記載の
    画素ムラ補正方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008187402A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Canon Inc 補正情報作成装置及びその方法、撮像装置並びに撮像システム
JP4499946B2 (ja) * 2001-03-16 2010-07-14 オリンパス株式会社 撮像装置
JP2011082634A (ja) * 2009-10-02 2011-04-21 Canon Inc 撮像装置

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