JPH08195717A - 信号光伝送システム - Google Patents

信号光伝送システム

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Publication number
JPH08195717A
JPH08195717A JP7006542A JP654295A JPH08195717A JP H08195717 A JPH08195717 A JP H08195717A JP 7006542 A JP7006542 A JP 7006542A JP 654295 A JP654295 A JP 654295A JP H08195717 A JPH08195717 A JP H08195717A
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JP
Japan
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signal
light
light receiving
optical signal
video
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Application number
JP7006542A
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English (en)
Inventor
Kenji Matsumoto
健司 松本
Shigeyuki Ito
滋行 伊藤
Akira Kanehira
晃 兼平
Jun Kobayashi
純 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08195717A publication Critical patent/JPH08195717A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】AV機器間で映像信号および音声信号を光信号
として伝送すると共に、該光信号を受光する受光面への
電磁ノイズの飛び込みを防止する。 【構成】ビデオカメラ50は、内蔵している赤外光発光
回路によって、映像信号および音声信号を赤外光として
発光する。受光アダプタ51は、内蔵している赤外光受
光回路によって、赤外光発光回路が発光した赤外光を受
光して映像信号および音声信号に復元する。復元された
映像信号および音声信号は、受光アダプタ51との間が
ケーブル53で電気的に接続されているTV52に供給
される。受光アダプタ51においては、赤外光の受光面
のみがメッシュ状の電磁シールド板で覆われ、赤外光の
受光面以外が電磁シールド板で覆われているので、TV
52からの電磁ノイズの飛び込みを防止することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的に接続していな
いAV機器間で映像信号および音声信号を伝送する技術
に関し、特に、カメラ一体形VTR(ビデオカメラ)と
テレビジョン受像機(TV)との間の接続に好適なもの
である。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラの一般家庭への普及に伴
い、誰でも簡単に、ビデオカメラで撮影することにより
取り込んだ映像信号および音声信号をTVで再生して楽
しむことが可能となった。特に、ビデオカメラにおいて
は、オートフォーカスやオートホワイトバランスなど、
大部分の操作が自動化されているので、撮影者は、ビデ
オカメラを被写体に向けるだけで、映像信号および音声
信号を取り込むことが可能である。
【0003】一方、ビデオカメラで撮影することにより
取り込んだ映像信号および音声信号をTVで再生する際
には、ビデオカメラとTVとの間を、その都度、ケーブ
ルで電気的に接続するなどの煩雑なケーブル接続作業が
必要であり、特に、据置型VTRの普及が低い8mmビ
デオでは大きな課題であった。そこで、近年では、ソニ
ー製ビデオカメラ「CCD−TR1」の取扱説明書(2
9ページ)に記載されているように、ビデオカメラの定
常的な置き場所となるステーションを設け、ワンタッチ
で接続するだけでTVでの再生が可能な機種も発売され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たステーションにおいても、ビデオカメラを設置する際
には、位置を合わせてスライドさせる必要があるなど、
誰でも簡単に扱えるようにはなっていない。また、ケー
ブルや電源を接続する端子が多く、防水,防滴仕様にす
るには構造的に問題がある。
【0005】そこで、電気的に接続していないAV機器
間で、映像信号および音声信号を光信号として伝送する
ようにすれば、上記問題を解決することができる。しか
しながら、光信号を受光する受光面においては、これら
のAV機器をはじめとする各種機器から電磁ノイズが飛
び込んでくるので、それを防止するための対策が必要と
なる。
【0006】本発明の目的は、電気的に接続していない
AV機器間で、映像信号および音声信号を光信号として
伝送すると共に、該光信号以外の電磁ノイズの飛び込み
を防止することが可能な信号光伝送システムを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、(1)入力する映像信号および音声信号
を変調する変調手段と、上記変調手段が変調した映像信
号および音声信号を多重化する多重化手段と、上記多重
化手段が多重化した信号を光信号に変換する発光手段と
を備えた発光装置を内蔵した第1の映像機器、(2)上
記第1の映像機器とは別の第2の映像機器に電気的に接
続され、外部から入射する光信号を受光する受光手段
と、上記受光手段が受光した光信号を電気信号に変換す
る変換手段と、上記変換手段が変換した電気信号から所
望の信号を分離する分離手段と、上記分離手段が分離し
た信号を復調する復調手段と、上記復調手段が復調した
信号を上記第2の映像機器に供給する供給手段と、導体
で構成され、上記受光手段が光信号を受光する受光面に
向かって上記発光装置から入射する光信号を透過し、か
つ、該受光面に向かって外部から入射する非光領域の電
磁波を少なくとも遮断する電磁波遮断手段とを備えた受
光装置、から構成される信号光伝送システムを提供す
る。
【0008】なお、上記電磁波遮断手段は、斜め方向か
ら供給される光信号を、上記発光手段が光信号を受光す
る受光面に向かって入射するように反射するようにして
もよい。
【0009】また、受光装置は、導体で構成され、上記
受光手段が光信号を受光する受光面に向かって上記発光
装置から入射する光信号を透過し、かつ、該受光面に向
かって外部から入射する光信号のうちの、所定の範囲内
の波長の光信号を少なくとも遮断する光遮断手段をさら
に備えるようにしてもよい。
【0010】この光遮断手段は、例えば、900nm〜
950mnの波長より長い波長の光信号を遮断するフィ
ルタであるようにすることができる。
【0011】
【作用】例えば、第1の映像機器は、上述したビデオカ
メラとして実現することができ、また、第2の映像機器
は、上述したTVとして実現することができる。
【0012】このようにした場合は、ビデオカメラで撮
影することにより取り込んだ映像信号および音声信号
を、光信号として、ビデオカメラに内蔵された発光装置
から受光装置に伝送し、さらに、電気信号として、受光
装置から該受光装置に電気的に接続されたTVに伝送す
ることが可能となる。
【0013】そこで、使用者は、ビデオカメラで撮影す
ることにより取り込んだ映像信号および音声信号をTV
で再生する際に、ビデオカメラとTVとの間を、その都
度、ケーブルで電気的に接続するなどの煩雑なケーブル
接続作業を行わなくても、ビデオカメラを、TVに電気
的に接続されている受光装置に向けるだけで、ビデオカ
メラで撮影することにより取り込んだ映像信号および音
声信号をTVで再生することができる。
【0014】なお、受光装置は、TVに電気的に接続さ
れていることから、実際には、TVの上に設置して使用
されるなど、TVの近辺で使用されることが考えられ
る。TVからは比較的協力な電磁ノイズが輻射されてい
るので、受光装置に電磁ノイズが飛び込み、その結果、
受光装置からTVに供給される信号が影響を受けること
があるが、本発明では、受光装置が、導体で構成され、
上記受光手段が光信号を受光する受光面に向かって上記
発光装置から入射する光信号を透過し、かつ、該受光面
に向かって外部から入射する非光領域の電磁波を少なく
とも遮断する電磁波遮断手段を備えるようにしているの
で、受光装置をTVの近辺で使用しても、TVから受光
装置への電磁ノイズの飛び込みを防止することができ
る。
【0015】なお、上記電磁波遮断手段が、斜め方向か
ら供給される光信号を、上記発光手段が光信号を受光す
る受光面に向かって入射するように反射するような構造
とすることによって、従来は入射しないような斜め方向
からの光信号も、反射して、該受光面に入射するように
なるので、受光面における受光角度を広げることが可能
となる。
【0016】また、受光装置がTVの近辺で使用される
ことから、TVのリモコン信号も受光してしまうことが
考えられる。受光装置がTVのリモコン信号を受光する
と、受光装置からTVに供給される信号に、該リモコン
信号によるパルス状のノイズが生じてしまうが、本発明
では、受光装置が、導体で構成され、上記受光手段が光
信号を受光する受光面に向かって上記発光装置から入射
する光信号を透過し、かつ、該受光面に向かって外部か
ら入射する光信号のうちの、所定の範囲内の波長の光信
号を少なくとも遮断する光遮断手段を備えるようにする
ことによって、TVのリモコン信号のみを減衰させるこ
とが可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1〜図1
2を用いて説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例の信号光伝送シス
テムの構成図である。
【0019】本実施例の信号光伝送システムは、図1
(a)に示す赤外光発光回路、および、図1(b)に示
す赤外光受光回路を備えて構成されている。
【0020】図中、1は映像信号入力部、2,3は音声
信号入力部、4は固定抵抗、5は可変抵抗、6はクラン
プ回路、7はプリエンファシス回路、8はFM変調回
路、9、10はドライバ回路、11,12はプリエンフ
ァシス回路、13,14はFM変調回路、15〜17は
可変抵抗、18は赤外発光ダイオード(LED)、19
は赤外光である。
【0021】また、21はフォトダイオード(PD)、
22はインダクタ、23はプリアンプ、24はレンズ、
25は電磁シールド板、26はメッシュ状電磁シールド
板、27はハイパスフィルタ(HPF)、28はFM復
調回路、29はローパスフィルタ(LPF)、30はデ
ィエンファシス回路、31はアンプ、32は可変抵抗、
33は75Ωドライバ回路、34はLPF、35,36
はバンドパスフィルタ(BPF)、37,38はFM復
調回路、39,40はLPF、41,42はディエンフ
ァシス回路、43,44はミュート回路、45はアン
プ、46はレベル検波回路、47は映像信号出力部、4
8,49は音声信号出力部である。
【0022】まず、本実施例の信号光伝送システムの使
用形態について、図2を用いて説明する。
【0023】図2において、50はビデオカメラ、51
は受光アダプタ、52はTV、53はケーブルである。
【0024】なお、図1(a)に示した赤外光発光回路
は、ビデオカメラ50に内蔵されており、図1(b)に
示した赤外光受光回路は、受光アダプタ51に内蔵され
ているものである。
【0025】また、図2に示すように、受光アダプタ5
1は、TV52の上に設置され、受光アダプタ51の映
像信号出力端子とTV52の映像信号入力端子との間、
および、受光アダプタ51の音声信号出力端子とTV5
2の音声信号出力端子との間は、常時、ケーブル53で
有線接続されている状態で使用されるものである。
【0026】そこで、本実施例は、ビデオカメラ50か
らTV52への映像信号および音声信号の伝送を、ビデ
オカメラ50に内蔵された赤外光発光回路、および、T
V52にケーブル53で有線接続されている受光アダプ
タ51に内蔵された赤外光受光回路によって実現するも
のである。
【0027】使用者は、ビデオカメラ50で撮影するこ
とにより取り込んだ映像信号および音声信号をTV52
で再生する際には、ビデオカメラ50を受光アダプタ5
1の方向に向けて再生操作を行う。その結果、ビデオカ
メラ50から受光アダプタ51には、FM変調された映
像信号および音声信号が、赤外光19によって光伝送さ
れる。受光アダプタ51においては、光伝光19(映像
信号および音声信号)がFM復調されて、TV53に出
力される。
【0028】そのため、使用者は、煩雑なケーブル接続
作業を行わなくても、簡単に、ビデオカメラ50で撮影
することにより取り込んだ映像信号および音声信号をT
V52で再生することができる。ここで、受光アダプタ
51の電源は、TV52から供給される電源を用いるこ
とができるが、ビデオカメラ50の電源は、ビデオカメ
ラ50に内蔵されたバッテリを用いることで、ビデオカ
メラ50に電源を供給するためのケーブルを有線接続さ
せないようにすることが可能となる。
【0029】次に、信号光伝送システムにおける信号処
理について、図1を用いて簡単に説明する。
【0030】赤外光発光回路においては、映像および音
声信号(ビデオカメラ50が取り込んだ映像および音声
信号)は、それぞれ、映像信号入力部1および音声信号
入力部2,3から入力される。
【0031】映像信号入力部1から入力された映像は、
固定抵抗4および可変抵抗5で、入力レベルが調整され
た後、クランプ回路6で、同期信号の先端が一定レベル
にそろえられる。その後、プリエンファシス回路7で、
周波数の高域成分が強調された後、FM変調回路8で、
FM信号に変換される。
【0032】一方、音声信号入部2,3から入力された
LチャンネルおよびRチャンネルの音声信号は、それぞ
れ、プリエンファシス回路11,12で、周波数の高域
成分が強調された後、FM変調回路13,14で、FM
信号に変換される。
【0033】FM変調回路8で変換されたFM映像信
号、および、FM変調回路13,14で変換されたFM
音声信号は、それぞれ、ドライバ回路9,10に入力さ
れた後に加算されて、LED18から赤外光19として
伝送される。なお、可変抵抗15〜17では、FM映像
信号,LチャンネルのFM音声信号,RチャンネルのF
M音声信号のキャリア周波数がそれぞれ調整される。
【0034】さて、赤外光受光回路においては、赤外光
発光回路のLED18から伝送された赤外光19は、レ
ンズ24で集光された後、PD21で、電気信号に変換
される。その後、プリアンプ23で、信号レベルが増幅
される。
【0035】PD21で変換された電気信号のうちのF
M映像信号は、HPF27で、低域のFM音声信号が除
去された後、FM復調回路28で、FM復調される。こ
のFM復調された映像信号は、LPF29で、高域成分
が除去されてから、ディエンファシス回路30で、強調
された高域成分が元に戻される。その後、アンプ31で
増幅された後、75Ωドライバ回路33に供給され、映
像信号出力部47から出力される。
【0036】一方、PD21で変換された電気信号のう
ちのFM音声信号は、LPF34で、高域のFM映像信
号が除去された後、BPF35,36で、Lチャンネル
およびRチャンネルのFM音声信号が抽出される。その
後、FM復調回路39,40で、それぞれ、FM復調さ
れた後、LPF39,40で、高域成分が除去される。
これらのFM復調された音声信号は、ディエンファシス
回路41,42で、強調された高域成分が元に戻された
後に、ミュート回路43,44に供給される。ここで、
FM音声信号は、アンプ45で増幅された後、常時、レ
ベル検波回路46で振幅レベルが検出されるが、赤外光
19が遮断されてFM音声信号の振幅レベルが一定値よ
り小さくなると、ミュート回路43,44で音声信号が
ミュートされる。その結果、赤外光19が遮断された場
合に発生するノイズを防止することができる。Lチャン
ネルおよびRチャンネルの音声信号は、その後、音声信
号出力部48,49から出力される。
【0037】赤外光受光回路は、受光アダプタ51に内
蔵されているので、映像信号出力部47から出力された
映像信号および音声信号出力部48,49から出力され
た音声信号は、受光アダプタ51とTV52との間を有
線接続しているケーブル53を通って、TV52に入力
されることとなり、ビデオカメラ50で撮影することに
より取り込んだ映像信号および音声信号をTV52で再
生することが可能となる。
【0038】以上説明したように、ビデオカメラ50に
内蔵された赤外光発光回路、および、TV52にケーブ
ル53で有線接続されている受光アダプタ51に内蔵さ
れた赤外光受光回路によって、ビデオカメラ50で撮影
することにより取り込んだ映像信号および音声信号をT
V52で再生する際に、ビデオカメラ50をTV52に
有線接続しなくても、ビデオカメラ50からTV52へ
の映像信号および音声信号の伝送が可能となるので、従
来のような煩雑なケーブル接続作業が不要となる。
【0039】次に、受光アダプタ51が受ける電磁ノイ
ズを防止する方法について、図1〜図5を用いて説明す
る。
【0040】ここで、電磁ノイズとは、光信号より波長
の長い電磁波のことであり、例えば、電波などを示す。
【0041】図2に示すように、受光アダプタ51をT
V52の上に設置して使用すると、TV52から比較的
強力な電磁ノイズが輻射されるので、受光アダプタ51
に電磁ノイズが飛び込み、その結果、受光アダプタ51
からの出力信号が影響を受けることがある。特に、赤外
光受光回路におけるPD21およびプリアンプ23が電
磁ノイズを受けやすく、何らかの対策が必要である。
【0042】そこで、本実施例では、赤外光受光回路に
おいて、図1に示すように、PD21,インダクタ2
2,プリアンプ23,レンズ24の周りを、鉄板などを
用いた電磁シールド板25で囲む構造とし、PD21の
受光面に設けられたレンズ24に、メッシュ状電磁シー
ルド板26を設置するようにしている。
【0043】なお、メッシュ状電磁シールド板26は、
赤外光19をさえぎるので、メッシュの間隔を調整し
て、電磁シールド効果が得られる範囲内で赤外光19の
減衰量を最小にする必要がある。
【0044】電磁シールド板25およびメッシュ状電磁
シールド板26の外観図および断面図の一例を、それぞ
れ、図3および図4に示す。
【0045】図3および図4に示すように、PD21,
インダクタ22,プリアンプ23は、基板54にハンダ
付けされているものとする。基板54は、電磁シールド
板25で全面が覆われており、この電磁シールド板25
は、PD21の部分のみが円形にくり抜かれ、くり抜か
れた穴から、PD21が、その受光面であるレンズ24
を前方として突き出すようになっている。また、突き出
したPD21については、その側面も、電磁シールド板
25で覆われており、その受光面に設けられたレンズ2
4のみが、メッシュ状電磁シールド板26で覆われてい
る。
【0046】このように、プリアンプ23は、基板54
と共に電磁シールド板25で覆われるので、受光アダプ
タ51をTV52の上に設置して使用しても、TV52
からプリアンプ23への電磁ノイズの飛び込みを防ぐこ
とができる。また、PD21は、その側面が電磁シール
ド板25で覆われ、かつ、その受光面に設けられたレン
ズ24がメッシュ状電磁シールド板26で覆われるの
で、受光アダプタ51をTV52の上に設置して使用し
ても、TV52からPD21への電磁ノイズの飛び込み
を防ぐことができる。
【0047】なお、図4に示すように、PD21の側面
を覆う電磁シールド板25を、レンズ24の先端から数
mm程度だけ前方に延ばす構造とすることにより、電子
シールド板25が赤外光19の反射板として機能し、従
来はPD21に入射しないような斜め方向からの赤外光
19も、電磁シールド板25で反射して、PD21に入
射するようになるので、赤外光19の受光角度を拡大す
ることが可能となる。
【0048】この場合、さらに、図5に示すように、P
D21の側面を覆う電磁シールド板25の、レンズ24
の先端からの延長幅aおよび取り付け角度θを調整する
ことによって、赤外光19の受光角度をより広い角度に
変えることも可能となる。
【0049】なお、図4および図5において、基板54
のグランド端子(アース端子)と電磁シールド板25と
は、電気的に接触しているものとする。
【0050】次に、受光アダプタ51が受ける電磁ノイ
ズを防止する他の方法について、図6および図7を用い
て説明する。
【0051】この方法は、上述したPD21およびレン
ズ24の代わりに、PD,レンズ,電磁シールド板を一
体成形したレンズ一体成形PDを用いるようにしたもの
である。
【0052】図6はレンズ一体成形PDを横から見た断
面図を示し、図7はレンズ一体成形PDを上から見た断
面図を示している。
【0053】図6および図7において、55はPDのチ
ップ基板、56は電磁シールド板、57はレンズ、58
はリード端子である。
【0054】図6に示すように、レンズ一体成形PDに
おいては、チップ基板55の周りを、鉄板などを用いた
電磁シールド板56で囲む構造となっており、この電磁
シールド板56は、チップ基板55の受光面のみが、図
7に示すように、メッシュ状となってる。なお、レンズ
57は、エポキシ樹脂などで作製すればよい。
【0055】このように、レンズ一体成形PDを用いる
ことにより、上述したように、PD21の周りに電磁シ
ールド板25を設置する必要がなくなる。しかしなが
ら、赤外光19の受光角度を拡大させるためには、レン
ズ一体成形PDの側面に、赤外光19を反射するための
板を設置するのが有効である。
【0056】なお、レンズ一体成形PDの受信面に設置
するメッシュ状の電磁シールド板は、例えば、図8およ
び図9に示すように、PDのチップ基板上にアルミニウ
ムなどを蒸着して作成することができる。
【0057】図8はレンズ一体成形PDを横から見た断
面図を示し、図9はレンズ一体成形PDを上から見た断
面図を示している。
【0058】図8および図9において、60は正電極
(アノード)、61は負電極(カソード)、62はPD
のチップ基板、63は絶縁層、64は電磁シールド層で
ある。
【0059】レンズ一体成形PDにおいては、シリコン
などのチップ基板62にPN接合を形成して、正電極6
0および負電極61を作製するが、SiO2などの絶縁
層63を形成してから、アルミニウムなどの電磁シール
ド層64を形成することで、レンズ一体成形PDの受光
面における電磁シールド板を実現することができる。
【0060】これは、レンズ一体成形PD単体のみなら
ず、信号処理IC上にPDをオンチップさせるようにし
た場合にも有効である。この場合、PDの受光面と共
に、信号処理部にも絶縁層を形成し、その後、信号処理
部の全面にアルミニウムなどの電磁シールド層を形成す
ることで、IC全体における電磁シールド板を実現する
ことが可能となる。
【0061】なお、PDのチップ基板上に電磁シールド
層を形成する場合も、赤外光19の受光角度を拡大させ
るためには、レンズ一体成形PDの側面に、赤外光19
を反射するための板を設置するのが有効である。
【0062】ところで、上述した電磁シールド板は、上
述したような鉄やアルミニウムなどの金属を用いた構造
以外にも、導電性があり電磁シールド効果が得られる物
質ならば何でもよい。特に、導電性があり、かつ、赤外
光の減衰が少ない透明な膜を用いるようにすれば、赤外
光は透過するが不要な電磁波はカットされるので、赤外
光の受光面における電磁シールド板を実現する際に有効
である。この場合、赤外光の受光角度を拡大させるため
には、PDの側面を、鉄板などの電磁シールド板で覆
い、赤外光の受光面のみを、メッシュ状シールド板の代
わりに、透明な導電性膜を使用するようにする。また、
チップ基板上には、アルミニウムなどのシールド層を形
成する代わりに、透明な導電性膜を形成してもよい。こ
こで、導電性のある透明な物質としては、例えば、銀行
のキャッシュディスペンサのタッチパネルで使われてい
る透明電極などが挙げられる。
【0063】次に、受光アダプタ51が受けるリモコン
信号による妨害を防止する方法について、図10〜図1
2を用いて説明する。
【0064】近年、家庭内のTVやVTRなどの機器の
操作を、赤外光を用いたリモコンで行うことが多い。そ
のため、本実施例の信号光伝送システムを使用して、ビ
デオカメラ50からTV52に映像信号および音声信号
を伝送中に、リモコン信号をTV52に向けて送信する
と、受光アダプタ51がこのリモコン信号も受光してし
まい、結果として、映像信号および音声信号にパルス状
のノイズが生じる。特に、受光アダプタ51の近くでリ
モコン信号を送信した場合は、リモコン信号のレベルが
強いので、大きな妨害を受けることとなる。
【0065】ここで、赤外光発光用LEDの発光波長お
よび赤外光受光用PDの受光波長を図10に示す。
【0066】一般に、リモコン用LEDでは、赤外光の
中心波長が950nm付近であり、±50nm程度の幅
を持つ。一方、信号光伝送システムで用いるような高速
かつ高出力のLEDでは、赤外光の中心波長が850n
m付近であり、同様に、±50nm程度の幅を持つ。こ
こで、受光アダプタ51で用いるPD21では、受光す
る赤外光の波長が広域にわたっているので、ビデオカメ
ラ50からの映像信号および音声信号のみならず、リモ
コン信号も受光してしまう。
【0067】そこで、本実施例では、図10に示すよう
に、900nm〜950nmにカットオフを持つ赤外カ
ットフィルタで、長い波長のリモコン信号を減衰させる
ことによって、リモコン信号によるノイズを防ぐように
している。この赤外カットフィルタは、例えば、ガラス
基板の上に数層の膜を蒸着することで作製できる。
【0068】赤外カットフィルタを挿入したPDの断面
図の一例を図11および図12に示す。
【0069】図11は、レンズ一体成形PDのレンズ5
7の表面に赤外カットフィルタ59を付けた例を示して
おり、レンズ57の全面に膜を蒸着することで作製可能
である。また、図12に示すように、赤外カットフィル
タ59をレンズ一体成形PDのレンズ57内に挿入して
もよい。
【0070】このように、赤外カットフィルタ59を用
いることで、リモコン信号による妨害を防止することが
可能となるが、この赤外カットフィルタ59を、導電性
があり、かつ、赤外光の選択性がある膜で形成するよう
にしてもよい。この場合、リモコン信号の除去のみなら
ず、同時に、PDの受光面における電磁シールド板を実
現することも可能となる。
【0071】なお、本実施例では、映像信号および音声
信号を伝送するAV機器を、ビデオカメラ50およびT
V52であるものとして説明したが、これに限るもので
はない。
【0072】また、本実施例では、ビデオカメラ50が
赤外光発光回路を内蔵し、TV52にケーブル53で有
線接続されている受光アダプタ51が赤外光受光回路を
内蔵しているものとして説明したが、1つのAV機器
が、赤外光発光回路および赤外光受光回路の両方を内蔵
しているようにしてもよい。
【0073】また、本実施例では、赤外光受光回路を内
蔵した受光アダプタ51とTV52とが別の筐体に収納
され、両者がケーブル53で有線接続されているものと
して説明したが、両者が1つの筐体に収納されるように
してもよい。
【0074】さらに、本実施例では、赤外光19として
伝送する映像信号および音声信号がアナログ信号である
ものとして説明したが、ディジタル信号である場合も、
本発明は有効である。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、AV機
器間で映像信号および音声信号を伝送する際に、伝送元
のAV機器に、映像信号および音声信号を赤外光として
発光する赤外光発光回路を内蔵するようにし、該赤外光
を受光する赤外光受光回路を内蔵した受光アダプタと伝
送先のAV機器との間を、常時、ケーブルで有線接続し
ておくようにしているので、例えば、前者のAV機器を
ビデオカメラとし、後者のAV機器をTVとした場合
に、使用者は、煩雑なケーブル接続作業を行わなくて
も、ビデオカメラを受光アダプタに向けるだけで、ビデ
オカメラで撮影することにより取り込んだ映像信号およ
び音声信号をTVで再生することができるようになる。
【0076】また、本発明は、赤外光受光回路への電磁
ノイズの飛び込みを防止することを可能としているの
で、例えば、受光アダプタをTVの上に設置して使用し
ても、TVからの電磁ノイズが受光アダプタに飛び込む
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の信号光伝送システムの構成図。
【図2】本実施例の信号光伝送システムの使用形態の一
例を示す説明図。
【図3】本実施例における電磁シールド板の外観図。
【図4】本実施例における電磁シールド板の断面図。
【図5】本実施例における電磁シールド板の断面図。
【図6】本実施例における電磁シールド板の断面図。
【図7】本実施例における電磁シールド板の断面図。
【図8】本実施例におけるフォトダイオード基板の断面
図。
【図9】本実施例におけるフォトダイオード基板の断面
図。
【図10】LEDおよびフォトダイオードの特性を示す
説明図。
【図11】本実施例における赤外カットフィルタの断面
図。
【図12】本実施例における赤外カットフィルタの断面
図。
【符号の説明】 1…映像信号入力部、2,3…音声信号入力部、4…固
定抵抗、5…可変抵抗、6…クランプ回路、7…プリエ
ンファシス回路、8…FM変調回路、9,10…ドライ
バ回路、11,12…プリエンファシス回路、13,1
4…FM変調回路、15〜17…可変抵抗、18…赤外
発光ダイオード(LED)、19…赤外光、21…フォ
トダイオード(PD)、22…インダクタ、23…プリ
アンプ、24…レンズ、25…シールド板、26…メッ
シュ状シールド板、27…ハイパスフィルタ(HP
F)、28…FM復調回路、29…ローパスフィルタ
(LPF)、30…ディエンファシス回路、31…アン
プ、32…可変抵抗、33…75Ωドライバ回路、34
…LPF、35,36…バンドパスフィルタ(BP
F)、37,38…FM復調回路、39,40…LP
F、41,42…ディエンファシス回路、43,44…
ミュート回路、45…アンプ、46…レベル検波回路、
47…映像信号出力部、48,49…音声信号出力部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/02 10/18 H04N 7/18 A (72)発明者 小林 純 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所パーソナルメディア機器事業 部内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力する映像信号および音声信号を変調す
    る変調手段と、上記変調手段が変調した映像信号および
    音声信号を多重化する多重化手段と、上記多重化手段が
    多重化した信号を光信号に変換する発光手段とを備えた
    発光装置を内蔵した第1の映像機器と、 上記第1の映像機器とは別の第2の映像機器に電気的に
    接続され、外部から入射する光信号を受光する受光手段
    と、上記受光手段が受光した光信号を電気信号に変換す
    る変換手段と、上記変換手段が変換した電気信号から所
    望の信号を分離する分離手段と、上記分離手段が分離し
    た信号を復調する復調手段と、上記復調手段が復調した
    信号を上記第2の映像機器に供給する供給手段と、導体
    で構成され、上記受光手段が光信号を受光する受光面に
    向かって上記発光装置から入射する光信号を透過し、か
    つ、該受光面に向かって外部から入射する非光領域の電
    磁波を少なくとも遮断する電磁波遮断手段とを備えた受
    光装置とから構成されることを特徴とする信号光伝送シ
    ステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の信号光伝送システムにおい
    て、 上記電磁波遮断手段は、斜め方向から供給される光信号
    を、上記発光手段が光信号を受光する受光面に向かって
    入射するように反射することを特徴とする信号光伝送シ
    ステム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の信号光伝送システ
    ムにおいて、 上記受光装置は、導体で構成され、上記受光手段が光信
    号を受光する受光面に向かって上記発光装置から入射す
    る光信号を透過し、かつ、該受光面に向かって外部から
    入射する光信号のうちの、所定の範囲内の波長の光信号
    を少なくとも遮断する光遮断手段をさらに備えたことを
    特徴とする信号光伝送システム。
  4. 【請求項4】入力する映像信号および音声信号を変調す
    る変調手段と、上記変調手段が変調した映像信号および
    音声信号を多重化する多重化手段と、上記多重化手段が
    多重化した信号を光信号に変換する発光手段とを備えた
    発光装置を内蔵した第1の映像機器と、 上記第1の映像機器とは別の第2の映像機器に電気的に
    接続され、外部から入射する光信号を受光する受光手段
    と、上記受光手段が受光した光信号を電気信号に変換す
    る変換手段と、上記変換手段が変換した電気信号から所
    望の信号を分離する分離手段と、上記分離手段が分離し
    た信号を復調する復調手段と、上記復調手段が復調した
    信号を上記第2の映像機器に供給する供給手段と、導体
    で構成され、上記受光手段が光信号を受光する受光面に
    向かって上記発光装置から入射する光信号を透過し、か
    つ、該受光面に向かって外部から入射する光信号のうち
    の、所定の範囲内の波長の光信号を少なくとも遮断する
    光遮断手段とを備えた受光装置とから構成されることを
    特徴とする信号光伝送システム。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載の信号光伝送システ
    ムにおいて、 上記光遮断手段は、900nm〜950mnの波長より
    長い波長の光信号を遮断するフィルタであることを特徴
    とする信号光伝送システム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか記載の信号光伝送
    システムにおいて、 上記第1の映像機器は、被写体を撮像することによって
    取り込んだ映像信号および音声信号を上記変調手段に供
    給する撮像手段をさらに備えたことを特徴とする光信号
    伝送システム。
  7. 【請求項7】映像機器に電気的に接続される受光装置で
    あって、 外部から入射する光信号を受光する受光手段と、上記受
    光手段が受光した光信号を電気信号に変換する変換手段
    と、上記変換手段が変換した電気信号から所望の信号を
    分離する分離手段と、上記分離手段が分離した信号を復
    調する復調手段と、上記復調手段が復調した信号を、電
    気的に接続された映像機器に供給する供給手段と、導体
    で構成され、上記受光手段が光信号を受光する受光面に
    向かって外部から入射する非光領域の電磁波を少なくと
    も遮断する電磁波遮断手段とを備えたことを特徴とする
    受光装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の受光装置において、 上記電磁波遮断手段は、斜め方向から供給される光信号
    を、上記発光手段が光信号を受光する受光面に向かって
    入射するように反射することを特徴とする受光装置。
  9. 【請求項9】請求項6または7記載の受光装置におい
    て、 導体で構成され、上記受光手段が光信号を受光する受光
    面に向かって外部から入射する光信号のうちの、所定の
    範囲内の波長の光信号を少なくとも遮断する光遮断手段
    をさらに備えたことを特徴とする受光装置。
  10. 【請求項10】映像機器に電気的に接続される受光装置
    であって、 外部から入射する光信号を受光する受光手段と、上記受
    光手段が受光した光信号を電気信号に変換する変換手段
    と、上記変換手段が変換した電気信号から所望の信号を
    分離する分離手段と、上記分離手段が分離した信号を復
    調する復調手段と、上記復調手段が復調した信号を、電
    気的に接続された映像機器に供給する供給手段と、導体
    で構成され、上記受光手段が光信号を受光する受光面に
    向かって外部から入射する光信号のうちの、所定範囲内
    の波長の光信号少なくとも遮断する光遮断手段とを備え
    たことを特徴とする受光装置。
  11. 【請求項11】請求項9または10記載の受光装置にお
    いて、 上記光遮断手段は、900nm〜950mnの波長より
    長い波長の光信号を遮断するフィルタであることを特徴
    とする受光装置。
JP7006542A 1995-01-19 1995-01-19 信号光伝送システム Pending JPH08195717A (ja)

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