JPH08193792A - 蓄熱型ヒートパイプ式給湯装置 - Google Patents

蓄熱型ヒートパイプ式給湯装置

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JPH08193792A
JPH08193792A JP2344795A JP2344795A JPH08193792A JP H08193792 A JPH08193792 A JP H08193792A JP 2344795 A JP2344795 A JP 2344795A JP 2344795 A JP2344795 A JP 2344795A JP H08193792 A JPH08193792 A JP H08193792A
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JP
Japan
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pipe
heat
evaporation
heat storage
hot water
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JP2344795A
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English (en)
Inventor
Koichi Masuko
耕一 益子
Mikiyuki Ono
幹幸 小野
Masataka Mochizuki
正孝 望月
Masaru Takahashi
勝 高橋
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 給湯能力に優れ、かつ製造コストが安価な給
湯装置を提供する。 【構成】 熱源となる蓄熱材19と、それよりも高位置
に配設されかつ水との熱交換で温水を得る熱交換器23
とが、蓄熱材19をほぼ水平状態に貫通する蒸発管26
と、開閉弁32を介装する液戻し管30とによって密閉
構造の循環路31を形成するよう連結されている。さら
に、その循環路31の内部に蒸発および凝縮を行う作動
流体Aが封入されてヒートパイプ20化された構成の蓄
熱型ヒートパイプ式給湯装置において、蒸発管26のう
ち前記蓄熱材19を貫通する箇所が直線状構造のパイプ
からなるとともに、その蒸発管26の内部に作動流体巻
上げ用の螺旋状部材28が同軸状に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、蓄熱体に蓄えた熱を
ヒートパイプにより取り出して温水を得る型式の給湯装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4を参照して、従来の蓄熱型ヒートパ
イプ式給湯装置の一例について説明する。ループ型のヒ
ートパイプ1の蒸発部2には、高温の蓄熱体3が配設さ
れており、またそのヒートパイプ1の凝縮部4には、水
Wを温水Bに熱交換する熱交換器5が配設されている。
この蒸発部2は、格子状に組み付けられた蒸発管6によ
って形成されている。すなわち、上下に平行配置される
上部ヘッダー管7と下部ヘッダー管8と、これらヘッダ
ー管7,8の間に格子状に接続された多数本の接続管9
とから形成されている。そして、この蒸発管6は、後述
の金属ブロック10内に鋳込まれている。
【0003】上部ヘッダー管7の一端部は、上方に配設
された熱交換器5の蛇行管11の流入口に蒸気管12を
介して接続されている。そして、この蛇行管11の流出
口は、弁13が介設された戻り管14を介して下方に位
置する下部ヘッダー管8に接続されている。すなわち、
全体として密閉した循環路を形成している。さらに、こ
の循環路の内部に、真空脱気した状態でアルコールや水
等の凝縮性の流体が作動液Aとして封入され、ヒートパ
イプ1化されている。このように、蒸発管6を格子状に
組み付けることで蓄熱体3との熱伝達面積を確保し、効
率良く作動液Aを蒸発させる構成になっている。
【0004】前記蓄熱体3は、アルミ合金や鋳鉄などか
らなる金属ブロック10と、その側方に配置され、かつ
一体的に締結された蓄熱レンガ15とから構成されてい
る。そして、この金属ブロック10には、前記蒸発管6
が各ヘッダー管をほぼ水平にした状態で貫通している。
また、接続管9の上、中、下の三箇所の左右両側には、
電気ヒータ16が装着されている。そして、金属ブロッ
ク10は、1本の接続管9毎に直方体のブロック17に
分割されており、すなわち、図4の(b)に示すよう
に、これらのブロック17の相互の間には、個々の熱膨
張を吸収可能な空隙18が設けられている。
【0005】したがって、上記の給湯装置では、ヒート
パイプの弁13を所定開度に開くと、戻り管14内に溜
められていた液相の作動液Aが下部ヘッダー管8内に流
下するとともに、その下部ヘッダー管8および各接続管
9を介して伝達される蓄熱体3の熱によって加熱されて
蒸発する。その蒸気は、上部ヘッダー管7側に流れると
ともに、温度と圧力が共に低い凝縮部の熱交換器5に向
けて流動する。そして、熱交換器5において水Wと熱交
換して凝縮する。これにより、温水Bが得られる。な
お、再度液相になった作動液Aは、重力により戻り管1
4を流下して再び下部ヘッダー管8内に流れ込み、そこ
で加熱されて蒸発する。
【0006】ここで、蓄熱体3に蓄熱する際などには、
金属ブロック10とその内部の蒸発管9とが、それぞれ
熱膨張する。この場合、金属ブロック10の方が熱容量
が大きく、かつ熱膨張率も大きいことから、蒸発管9に
対してより多く熱膨張するが、上記構成の給湯装置で
は、金属ブロック10が空隙18によって複数のブロッ
ク17に分割されているため、各ブロック17はそれぞ
れ独立して熱膨張し、その膨張分が空隙18に吸収され
る。したがって、金属ブロック10と蒸発管9との熱膨
張差に起因する熱応力が、特に各ヘッダー管と接続管9
との溶接部分に掛からなくなり、そのため、上記の給湯
装置では長期に亘って使用しても蒸発管9が変形した
り、あるいは金属ブロック10に亀裂が生じる等の不都
合が生じない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の給湯装置は、給湯能力に優れかつ長期使用における信
用度の高いものではあるが、その製造工程において上下
ヘッダー管と複数本の接続管9とを溶接して接続した
り、あるいは鋳造や切削等の手段により金属ブロック1
0に空隙18を形成する必要があるから、その分だけ製
造コストが嵩む問題があった。
【0008】そこで、この種の給湯装置において製造コ
ストを低減させる手段の一例として、格子状構造(複数
本構造)とされていた蒸発管を直線状構造、すなわちス
トレート管を採用することが考えられる。このようにす
れば、当然、溶接コストを省くことができ、しかも、被
溶接部分が無いことで蒸発管自体の熱応力に対する強度
が向上するから、金属ブロックに空隙を設ける必要が無
くなり、総じて製造コストを低く抑えることができる。
なお、この場合には、金属ブロックとの熱伝達面積を確
保するために、蒸発管の素材としては可及的に径の太い
パイプが採用される。
【0009】しかしながら、このように蒸発管を直線状
構造にすることには、以下に述べるような問題がある。
まず、前述のように、この種の給湯装置では蒸発管は水
平に配設されるから、蒸発管が大径のパイプから形成さ
れていると、そこに流入した液相作動流体が、内壁面の
うち上方部分に接触しないおそれがある。すなわち、蒸
発管の内面全体を作動流体の蒸発面として有効に利用で
きず、そのために給湯装置としての給湯能力が低下する
おそれがある。また、蓄熱体の下側部分のみから熱が取
り出されることになり、蓄熱体の全体を有効に活用でき
ないばかりか、温度の不均一によって熱応力が蒸発管に
対して生じるから、従来の格子状構造よりも強度が向上
しているものの、蒸発管が歪むおそれがある。
【0010】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、給湯能力に優れるとともに、製造コストが安価
で、しかも長期使用時における信頼性の高い蓄熱型ヒー
トパイプ式給湯装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明は、熱源となる蓄熱材と、その蓄熱材より
も高い位置に配設され、かつ水との熱交換で温水を得る
熱交換器とが、前記蓄熱材をほぼ水平状態に貫通する蒸
発管と、開閉弁を介装する液戻し管とによって密閉構造
の循環路を形成するよう連結されるとともに、その循環
路の内部に蒸発および凝縮を行う作動流体が封入されて
ヒートパイプ化された構成の蓄熱型ヒートパイプ式給湯
装置において、前記蒸発管のうち前記蓄熱材を貫通する
箇所が直線状構造のパイプからなるとともに、その蒸発
管の内部に作動流体巻上げ用の螺旋状部材が同軸状に配
置されていることを特徴とするものである。
【0012】請求項2の発明は、熱源となる蓄熱材と、
その蓄熱材よりも高い位置に配設され、かつ水との熱交
換で温水を得る熱交換器とが、前記蓄熱材をほぼ水平状
態に貫通する蒸発管と、開閉弁を介装する液戻し管とに
よって密閉構造の循環路を形成するよう連結されるとと
もに、その循環路の内部に蒸発および凝縮を行う作動流
体が封入されてヒートパイプ化された構成の蓄熱型ヒー
トパイプ式給湯装置において、前記蒸発管のうち前記蓄
熱材を貫通する箇所が直線状構造のパイプからなるとと
もに、その蒸発管の上面側に沿わされた状態で前記液戻
し管が配設され、さらに、この液戻し管のうち前記蒸発
管に沿わされた部分の底面部に、前記蒸発管の上面部に
連通する小孔が複数形成されていることを特徴とするも
のである。
【0013】請求項3の発明は、熱源となる蓄熱材と、
その蓄熱材よりも高い位置に配設され、かつ水との熱交
換で温水を得る熱交換器とが、前記蓄熱材をほぼ水平状
態に貫通する蒸発管と、開閉弁を介装する液戻し管とに
よって密閉構造の循環路を形成するよう連結されるとと
もに、その循環路の内部に蒸発および凝縮を行う作動流
体が封入されてヒートパイプ化された構成の蓄熱型ヒー
トパイプ式給湯装置において、前記蒸発管のうち前記蓄
熱材を貫通する箇所が直線状構造のパイプからなるとと
もに、その蒸発管に前記液戻し管が遊嵌され、さらに、
その液戻し管のうち前記蒸発管内の上面部に挿入された
範囲内に、作動流体噴出用の小孔が複数形成されている
ことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】上記構成によるこの発明においても、従来一般
のヒートパイプ式給湯装置と同様に、開閉弁を開くこと
で液相の作動流体が蒸発管内に流入するとともに、その
底部に溜められる。その作動流体は、蓄熱材から伝達さ
れる熱によって徐々に蒸発する。その場合、作動流体の
蒸気は、螺旋状部材に導かれて蒸発管内を螺旋状の乱流
となって熱交換器に流動する。また、蒸発管底部の液相
作動流体がその蒸気流に巻上げられて、蒸発管の壁面の
うち上方部分にまで運ばれる。このように、蒸発管のう
ち蓄熱材を貫通する部分の内面ほぼ全面に液相作動流体
が供給されるから、実効蒸発部面積が最大限に広く採ら
れる。
【0015】そして、熱交換器において作動流体の保有
する熱により水が温水に加熱され、所定箇所に給湯され
る。また、この熱交換器で凝縮して液化した作動流体
は、液戻し管を経由して再び蒸発管内に流入して上記の
サイクルを繰返す。これにより、連続的に給湯される。
【0016】請求項2に記載の発明においても、弁を所
定開度に開くことによって、液戻し管内に貯溜されてい
た液相作動流体が、重力によって液戻し管の先端部に向
けて流下する。そして、その作動流体は、液戻し管の底
面部に設けられた各小孔を通って液相のまま蒸発管の内
面の上方部に流れ出る。上記の通り、これらの小孔は液
戻し管の長さ方向に亘って複数設けられているから、蒸
発管のうち蓄熱材を貫通する部分の内面の上方部全域が
作動流体によって濡らされた状態となる。
【0017】その作動流体は、蒸発管の壁面をその周方
向に向けて流下するが、この蒸発管の内面は蓄熱材から
伝達される熱によって既に高温となっているため、その
作動流体は流下途中において徐々に蒸発する。この作動
流体蒸気は、内部圧力の低い熱交換器に向けて流動し、
そこで水と熱交換して凝縮する。これにより温水が得ら
れる。また、液化した作動流体は、液戻し管を経由して
再び蒸発管内に流入して上記のサイクルを繰返す。これ
により、連続的に給湯される。
【0018】請求項3に記載の発明においても、弁を開
くことで液戻し管内に貯溜されていた液相作動流体が、
その液戻し管の先端部側に流下する。その作動流体は、
各小孔から蒸発管の内面の上方部分に向けて噴出され
る。これらの小孔は液戻し管の長さ方向に亘る複数箇所
に設けられているから、蒸発管のうち蓄熱材を貫通する
部分の上方部に作動流体が均一に供給される。その液相
の作動流体は、蒸発管の壁面をその周方向に向けて流れ
落ちるが、既に蒸発管には蓄熱材の保有する熱が伝達さ
れているから、流下とともに順次加熱されて蒸発する。
この作動流体蒸気は、内部圧力の低い熱交換器に向けて
流動し、そこで水と熱交換して凝縮する。これにより温
水が得られる。また、凝縮して液化した作動流体は、液
戻し管を経由して再び蒸発管内に流入する。そして、上
記と同様のサイクルを継続する。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1の(a)において、熱源となる蓄熱体19
には、ループ型のヒートパイプ20の蒸発部21が熱授
受可能に配設され、またそのヒートパイプ20の凝縮部
22は、水Wを温水Bに熱交換する熱交換器23に配設
されている。前記蓄熱体19は、蓄熱特性に優れる金属
ブロック24と、その外側に一体的に締結された蓄熱レ
ンガ25とによって構成されている。この金属ブロック
24は、アルミや鋳鉄等から形成された単一の直方体を
成している。また、この金属ブロック24の内部には、
後述の蒸発管26が鋳込まれており、さらに、電熱ヒー
タ27が蒸発管26の上方および下方の2箇所に直交し
て装着されている。なお、給湯装置の熱源としては、こ
の電熱ヒータ27に限定されず、適宜なものを採用する
ことができる。
【0020】前記蒸発管26は、一例として比較的内径
が大きい円形断面のステンレスパイプが採用されてお
り、前述の通り金属ブロック24に水平状態に鋳込まれ
ている。そして、この蒸発管26のうち金属ブロック2
4を貫通している部分は、直管状(ストレート状)を成
している。すなわち、蒸発管26のその部分は、いわゆ
る直管構造とされている。
【0021】図1の(b)に示すように、蒸発管26の
内部には、作動流体巻上げ用の螺旋状部材としての螺旋
状巻付フィン28が同軸状に、かつフィン部の外縁部分
が蒸発管26の内壁に接触した状態で挿着されている。
この螺旋状巻付フィン28は、円形断面の軸とその外周
部に螺旋状に沿うフィンとから形成されるものであり、
ここでは蒸発管26とほぼ等しい長さとされている。な
お、作動流体巻上げ用の螺旋状部材としては、ここに示
した螺旋状巻付フィン28に限定されず、要は蒸発管2
6の底部に溜まる作動流体Aを強制的に巻上げるもので
あればよく、例えばコイル状の線条体等の適宜なものを
採用することができる。
【0022】前記蒸発管26の一端部は、ほぼ垂直上方
に向けて曲げられた後にほぼ水平方向に曲げられて、熱
交換器23の蛇行管29の流入口に接続されている。ま
た、その蛇行管29の流出口は、液戻し管30を介して
下方に配設された蒸発管26の一端部に接続されてい
る。すなわち、全体として密閉された循環路31を形成
している。さらに、この循環路31の内部に、真空脱気
した状態でアルコールや水等の凝縮性の流体が作動流体
Aとして封入され、ヒートパイプ20化されている。ま
た、液戻し管30には、作動流体Aの循環量を調節する
弁32が介設され、さらに、この弁32よりも下流側に
分配ヘッダ部33が備えられている。この分配ヘッダ部
33は、蒸発管26側に常に一定量つづの作動流体Aを
供給するために備えられるものである。
【0023】つぎに、上記のように構成された蓄熱型ヒ
ートパイプ式給湯装置の作用について説明する。まず、
例えば深夜電力を利用して蓄熱体19の電熱ヒータ27
に通電することにより、金属ブロック24が蒸発管26
に沿って均一に加熱され、また同時に蓄熱レンガ25が
加熱されて蓄熱される。このように、蓄熱体19には、
小容積であっても数百度の高温の多量の熱が安定して蓄
えられる。
【0024】ここで、ヒートパイプ20の弁32を所定
開度に開くと、液戻し管30内に溜められていた液相の
作動流体Aが、分配ヘッダ部33に一旦溜められた後
に、所定量づつ蒸発管26内に流下し、その蒸発管26
を介して伝達される蓄熱体19の熱に加熱されて順次蒸
発する。その作動流体Aの蒸気は、温度と圧力が共に低
い箇所、つまり凝縮部22の熱交換器23に向けて流動
を開始する。その際に、作動流体Aの蒸気は、螺旋状巻
付フィン28に案内されて螺旋状に蒸発管26の内部を
流れる。そして、蒸発管26の底部に溜められている液
相作動流体Aが、この蒸気流に巻上げられて蒸発管26
のうち金属ブロック24に鋳込まれた部分の上方面に吹
き付けられる。当然、その液相作動流体Aは、蒸発管2
6の壁面に触れるとともに蒸発し、やはり螺旋状巻付フ
ィン28に導かれて流動する。すなわち、大径の蒸発管
26の内面を効率的に実効蒸発部として利用できる。
【0025】他方、作動流体Aの蒸気は、低温の凝縮部
に向けて蒸発管26の内部を流動する。そして、この作
動流体Aの保有する熱によって水Wが温水Bに加熱さ
れ、所定箇所に給湯される。また、熱交換器23で凝縮
して液化した作動流体Aは、液戻し管30を流下して分
配ヘッダ部33に溜められた後に蒸発管26内に戻り、
そこで再度加熱されて蒸発し、以降、上記のサイクルが
継続される。
【0026】ここで、上記一連の給湯動作が行われる間
には、金属ブロック24と蒸発管26との熱膨張差に起
因する熱応力が蒸発管26に生じる。しかしながら、蒸
発管26自体が溶接された箇所のない堅牢な直管構造で
あることや、蒸発管26の全体にほぼ均一に熱応力が発
生することなどから、長期に亘り使用しても蒸発管26
が変形する等の不都合は生じない。
【0027】一方、給湯装置の動作を停止させる場合に
は、弁32が全閉される。すなわち、弁32を閉じるこ
とによって、液相作動流体Aが液戻し管30の上方部内
にプールされ、これにより蒸発管26の内面がドライア
ウトする。したがって、ヒートパイプ20機能が停止
し、作動流体Aによる熱輸送が行われなくなるので、熱
交換器23による給湯が停止する。
【0028】このように、上記構成の給湯装置では、大
径の蒸発管26の内壁面を効率よく実効蒸発部として利
用できるため、給湯能力に優れたものとなるとともに、
長期使用における信用度の高いものとなる。また、蒸発
管26を直管構造としたことで、従来のように複数本の
金属パイプを溶接したり、あるいは空隙を金属ブロック
24に形成する必要がないので、製造コストの低廉を図
ることができる。
【0029】つぎに、図2を参照して、この発明の第二
実施例について説明する。なお、上記の実施例と同様の
部材については同じ符号を付し、かつその詳細な説明を
省略する。蓄熱体19の金属ブロック24の内部には、
ループ型のヒートパイプ20の蒸発管26が、ほぼ水平
状態に鋳込まれている。この蒸発管26は、一端部が閉
じられ、かつ大径の円形断面のステンレスパイプからな
り、その金属ブロック24を貫通する部分は、直管構造
を成している。また、蒸発管26内面には、金属製のメ
ッシュ(図示せず)が付設されている。そして、その蒸
発管26の閉じられていない端部は、上方に配設された
熱交換器23の蛇行管29の流入口に接続されており、
また蛇行管29の流出口は、液戻し管30に接続されて
いる。
【0030】液戻し管30は、一例として内径の寸法が
蒸発管26に対して約1/3程度の円形断面のパイプで
あって、その先端部は一部分を蒸発管26の上面部に密
着して沿わされ、かつ金属ブロック24の側面から僅か
に突出させた状態に配設されている。この液戻り管30
のうち蒸発管26に沿わされた範囲の下面側の管壁に
は、蒸発管26の管壁を貫通する小孔34が、ほぼ均等
間隔で多数形成されている。なお、図示しない適宜の手
段により、液戻し管30と蒸発管26との液密性が担保
されている。また、この液戻し管26には、弁32が介
設され、さらにその下流側には分配ヘッダ部33が設け
られている。なお、液戻し管30の外側に適当な断熱部
材を沿わせてもよく、このようにすれば、作動流体Aの
不要な蒸発が防止される。
【0031】つぎに、上記のように構成された給湯装置
の作用について説明する。弁32を開くことにより、液
相作動流体Aが分配ヘッダ部33に一旦溜められた後、
ほぼ水平に配設された液戻し管30の先端側に流入す
る。その作動流体Aは、各小孔34を通過して蒸発管2
6の内面のうち上面部分に流出する。この場合、作動流
体Aの移動距離、すなわち液戻し管30の内底面から蒸
発管26の内上面までの間隔がごく僅であることから、
作動流体Aが液相のまま蒸発管26に送られる。そし
て、作動流体Aは、蒸発管26の内壁面のメッシュを伝
わって蒸発管26の周方向に流下する。上記の通り、こ
の小孔34は液戻し管30の長さ方向に亘って複数形成
され、また液戻し管30がほぼ水平状態に配設されてい
るので、蒸発管26のうち金属ブロック24に鋳込まれ
た部分の内面全域に作動流体Aが供給される。
【0032】他方、蒸発管26の内面は、蓄熱体19か
ら伝達される熱により既に高温状態であるから、これら
の作動流体Aは徐々に蒸発するとともに、蒸気となって
熱交換器23まで流動する。そして、この作動流体Aの
保有する熱によって水Wが温水Bに加熱され、所定箇所
に給湯される。また、熱交換器23で凝縮して液化した
作動流体Aは、液戻し管30内を流下して分配ヘッダ部
33を経由した後に、再度蒸発管26に流入する。そし
て、以降同様のサイクルが継続される。
【0033】ここで、上記一連の給湯動作が行われる間
には、金属ブロック24と蒸発管26との熱膨張差に起
因する熱応力が蒸発管26に生じる。しかしながら、蒸
発管26自体が直管構造であることや、蒸発管26の全
体にほぼ均一に熱応力が生じることなどから、蒸発管2
6には長期使用しても変形等の不都合が生じない。
【0034】また、弁32を全閉すると、給湯装置の動
作が停止する。すなわち、弁32を閉じることによっ
て、液相作動流体Aが蒸発管26内に送られなくなるの
で、ヒートパイプ20機能が停止し、その結果、熱交換
器に23よる給湯が停止する。なお、この発明では蒸発
管26に送られる液相の作動流体Aが別構成の液戻し管
30に一時的に溜められるから、弁32を閉じた後に蒸
発管26のドライアウトが速やかに進行する。すなわ
ち、蒸発管26内に作動流体Aが残存しない。
【0035】このように、この実施例においても上記実
施例と同様に、大径の蒸発管26の内壁面を効率よく実
効蒸発部として利用できるため、給湯能力に優れたもの
となり、かつ長期使用における信用度の高いものとな
る。さらに、蒸発管26を直管構造としたことで溶接コ
スト等が省かれるから、従来一般の装置と比べて安価に
製造することができる。しかも、弁を閉じた後にも蒸発
管26内に液相作動流体Aが残存しないため、運転停止
後における蓄熱体19からの不必要な熱抽出を防止する
ことができる。
【0036】つぎに、図3を参照して、この発明の第三
実施例について説明する。蓄熱体19の金属ブロック2
4の内部には、ループ型のヒートパイプ20の蒸発管2
6が、ほぼ水平状態に鋳込まれている。この蒸発管26
は一端部が閉じられ、かつ大径の円形断面のステンレス
パイプから形成されている。そして、特に前記金属ブロ
ック24内を貫通する部分は直管構造を成している。ま
た、その蒸発管26の内面には長さ方向に沿った溝(図
示せず)が形成されており、さらに金属メッシュ(共に
図示せず)が付設されている。そして、その蒸発管26
の閉じられていない端部は、上方に配設された熱交換器
23の蛇行管29の流入口に接続されており、また蛇行
管29の流出口は、液戻し管30に接続されている。
【0037】液戻し管30は、一例として内径の寸法が
蒸発管26の約1/3程度の円形断面のパイプであっ
て、その先端側の一部分は蒸発管26の中心軸線からや
や上方に偏心した箇所にほぼ平行な状態で蒸発管26に
挿入されている。また、この液戻り管30のうち蒸発管
26内に遊嵌された範囲における上方面には、ほぼ均等
間隔で多数の小孔34が形成されている。これは、液相
作動流体Aの噴出口となる部分である。また、この液戻
し管26には弁32が介設され、さらにその下流側には
分配ヘッダ部33が設けられている。なお、液戻し管3
0の外側に断熱材を沿わせてもよい。
【0038】したがって、上記構成の給湯装置で給湯を
行う場合には、まず、ヒートパイプ20の弁32が開か
れる。すると、液相作動流体Aが一旦分配ヘッダ部33
に溜められた後に、所定量づつ液戻し管30の先端側に
流れ落ちる。この作動流体Aは、水頭圧によって蒸発管
26の内部壁面の上方部分に向けて各小孔34から噴出
される。この場合、前記したように、この小孔34が液
戻し管30の長さ方向に亘る複数箇所に設けられ、ま
た、各小孔34から蒸発管26までの間隔がほぼ一定と
されているため、蒸発管26のうち金属ブロックに鋳込
まれた部分の内面の上方部分全域が作動流体Aで濡らさ
れた状態となる。そして、管壁に吹き付けられた作動流
体Aは、重力によって蒸発管26の壁面もしくは金属メ
ッシュを伝わってその周方向に流れ落ちるとともに、蓄
熱体19から伝達される熱に加熱されて順次蒸発する。
【0039】そして、この作動流体Aの保有する熱によ
って水Wが温水Bに加熱され、所定箇所に給湯される。
また、熱交換器23で凝縮して液化した作動流体Aは、
液戻し管30の内部を流れ、かつ分配ヘッダ部33を経
由して蒸発管26の内部に流入する。そして、以降同様
のサイクルが継続される。
【0040】ここで、上記一連の給湯動作が行われる間
には、金属ブロック24と蒸発管26との熱膨張差によ
る熱応力が蒸発管26に生じる。しかし、蒸発管26に
は被溶接箇所がなく、それ自体の強度が高いことや、こ
の場合の熱応力は蒸発管26の全体に均一に生じること
などから、長期使用しても蒸発管26が歪む等の不都合
が生じない。
【0041】また、弁32を全閉すると、給湯装置の動
作が停止する。すなわち、弁32を閉じることによっ
て、液相作動流体Aが蒸発管26内に送られなくなるの
で、ヒートパイプ20機能が停止し、その結果、熱交換
器23による給湯が停止する。なお、この発明では、液
相作動流体Aを一時的に溜める液戻し管30が蒸発管2
6と別に備えられているから、弁32を閉じた直後にお
いても蒸発管26内に作動流体Aが残存しない。
【0042】このように、この実施例においても上記各
実施例と同様に、大径の蒸発管26の内壁面を効率よく
実効蒸発部として利用できるため、給湯能力に優れたも
のとなるばかりか、長期使用における信用度の高いもの
となる。さらに、弁32を閉じた後にも蒸発管26内に
液相作動流体Aが残留しないので、運転停止後の蓄熱体
19からの不必要な熱抽出を防止することができる。さ
らに、蒸発管26を直管構造としたことで溶接コスト等
が省かれるから、従来の装置と比べて製造コストを低く
抑えることができる。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
した発明によれば、蓄熱材を貫通する箇所が直線状構造
の蒸発管の内部に、螺旋状部材が同軸状に配置されてい
るから、長期使用における信用度が高く、かつ給湯能力
が良好な給湯装置を安い製造コストで得ることができ
る。
【0044】また、請求項2の発明は、蓄熱材を貫通す
る箇所が単管構造の蒸発管の上面側に液戻し管が沿わさ
れ、さらに、この液戻し管のうち蒸発管に沿わされた部
分の底面部には、蒸発管の上面部に連通する小孔が複数
形成されているので、給湯能力が良好で、しかも長期使
用における信用度が高い給湯装置を安い製造コストで得
ることができる。
【0045】さらに、請求項3の発明は、蓄熱材を貫通
する箇所が単管構造の蒸発管に液戻し管が遊嵌され、ま
た、その液戻し管のうち蒸発管内に挿入された範囲内の
上面部には、作動流体噴出用の小孔が形成されているか
ら、給湯能力が良好で、かつ長期使用における信用度の
高く、しかも製造コストの安い給湯装置を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略図である。
【図2】この発明の第二実施例を示す概略図である。
【図3】この発明の第三実施例を示す概略図である。
【図4】蓄熱型ヒートパイプ式給湯装置の従来例を示す
概略図である。
【符号の説明】
19…蓄熱体、 20…ヒートパイプ、 23…熱交換
器、 26…蒸発管、28…螺旋状巻付フィン、 30
…液戻し管、 31…循環路、 32…弁、34…小
孔、 A…作動流体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 勝 秋田県秋田市四ツ小屋末戸松本字湯沢379 株式会社東北フジクラ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源となる蓄熱材と、その蓄熱材よりも
    高い位置に配設され、かつ水との熱交換で温水を得る熱
    交換器とが、前記蓄熱材をほぼ水平状態に貫通する蒸発
    管と、開閉弁を介装する液戻し管とによって密閉構造の
    循環路を形成するよう連結されるとともに、その循環路
    の内部に蒸発および凝縮を行う作動流体が封入されてヒ
    ートパイプ化された構成の蓄熱型ヒートパイプ式給湯装
    置において、 前記蒸発管のうち前記蓄熱材を貫通する箇所が単管構造
    のパイプからなるとともに、その蒸発管の内部に乱流発
    生用の螺旋状部材が同軸状に挿入されていることを特徴
    とする蓄熱型ヒートパイプ式給湯装置。
  2. 【請求項2】 熱源となる蓄熱材と、その蓄熱材よりも
    高い位置に配設され、かつ水との熱交換で温水を得る熱
    交換器とが、前記蓄熱材をほぼ水平状態に貫通する蒸発
    管と、開閉弁を介装する液戻し管とによって密閉構造の
    循環路を形成するよう連結されるとともに、その循環路
    の内部に蒸発および凝縮を行う作動流体が封入されてヒ
    ートパイプ化された構成の蓄熱型ヒートパイプ式給湯装
    置において、 前記蒸発管のうち前記蓄熱材を貫通する箇所が単管構造
    のパイプからなるとともに、その蒸発管の上面側に沿わ
    された状態で前記液戻し管が配設され、さらに、この液
    戻し管の底面部のうち前記蒸発管と接触する範囲内の底
    面部に、前記蒸発管の上面部に連通する小孔が複数形成
    されていることを特徴とする蓄熱型ヒートパイプ式給湯
    装置。
  3. 【請求項3】 熱源となる蓄熱材と、その蓄熱材よりも
    高い位置に配設され、かつ水との熱交換で温水を得る熱
    交換器とが、前記蓄熱材をほぼ水平状態に貫通する蒸発
    管と、開閉弁を介装する液戻し管とによって密閉構造の
    循環路を形成するよう連結されるとともに、その循環路
    の内部に蒸発および凝縮を行う作動流体が封入されてヒ
    ートパイプ化された構成の蓄熱型ヒートパイプ式給湯装
    置において、 前記蒸発管のうち前記蓄熱材を貫通する箇所が直線状構
    造のパイプからなるとともに、その蒸発管に前記液戻し
    管が遊嵌され、さらに、その液戻し管のうち前記蒸発管
    内に挿入された範囲内の上面部に、作動流体噴出用の小
    孔が複数形成されていることを特徴とする蓄熱型ヒート
    パイプ式給湯装置。
JP2344795A 1995-01-18 1995-01-18 蓄熱型ヒートパイプ式給湯装置 Pending JPH08193792A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006275423A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Fujikura Ltd 熱交換システム
US7343753B2 (en) * 2005-03-09 2008-03-18 Kelix Heat Transfer Systems, Llc Coaxial-flow heat transfer system employing a coaxial-flow heat transfer structure having a helically-arranged fin structure disposed along an outer flow channel for constantly rotating an aqueous-based heat transfer fluid flowing therewithin so as to improve heat transfer with geological environments
CN113834121A (zh) * 2021-09-28 2021-12-24 广东高而美制冷设备有限公司 缓冲水箱

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