JPH081919Y2 - 超音波イレーサー - Google Patents
超音波イレーサーInfo
- Publication number
- JPH081919Y2 JPH081919Y2 JP1988100371U JP10037188U JPH081919Y2 JP H081919 Y2 JPH081919 Y2 JP H081919Y2 JP 1988100371 U JP1988100371 U JP 1988100371U JP 10037188 U JP10037188 U JP 10037188U JP H081919 Y2 JPH081919 Y2 JP H081919Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- power supply
- horn
- eraser
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、修正液を霧状にして文字等に吹き付けるこ
とにより、文字等を消すようにした超音波イレーサーに
関する。
とにより、文字等を消すようにした超音波イレーサーに
関する。
[従来技術] 従来、文字等を修正する場合は、修正する文字の上に
リキットペーパー修正液等をハケで塗り付けたり、また
押し出し式の場合は、修正液を押し出しながら文字の上
でのばして消していた。
リキットペーパー修正液等をハケで塗り付けたり、また
押し出し式の場合は、修正液を押し出しながら文字の上
でのばして消していた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、修正液をハケで塗る場合はハケに含ま
れた修正液の量が多いと、文字等の上の厚く塗られ、ま
た修正液が少ないと、かすれたりして、修正液をなかな
か綺麗には塗れないという問題があった。また、修正液
を押し出す装置でも、修正液が厚く塗られたり、薄く塗
られたりして、均一に塗ることは難しかった。さらに、
コピーされた文字等では、修正液を塗ることによって文
字等のトナーが修正液の溶剤に溶けて、コピーが汚れる
という問題があり、さらに2度塗り等により修正液を厚
く塗ると、厚く固まった修正液が剥がれたりするという
問題があった。
れた修正液の量が多いと、文字等の上の厚く塗られ、ま
た修正液が少ないと、かすれたりして、修正液をなかな
か綺麗には塗れないという問題があった。また、修正液
を押し出す装置でも、修正液が厚く塗られたり、薄く塗
られたりして、均一に塗ることは難しかった。さらに、
コピーされた文字等では、修正液を塗ることによって文
字等のトナーが修正液の溶剤に溶けて、コピーが汚れる
という問題があり、さらに2度塗り等により修正液を厚
く塗ると、厚く固まった修正液が剥がれたりするという
問題があった。
本考案は、修正液を圧電素子で霧状にして噴出するこ
とにより、薄くて均一に修正液を塗布することができる
超音波イレーサーを提供することを目的とするものであ
る。
とにより、薄くて均一に修正液を塗布することができる
超音波イレーサーを提供することを目的とするものであ
る。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の超音波イレーサ
ーでは、ケースの噴出口の近傍に設けられた圧電素子を
固着したホーンと、前記ケース内に装着され、かつ修正
液を入れたタンクと、前記ホーンの振動面の近傍に先端
が配置された前記タンクのノズルと、前記圧電素子を電
気的に駆動する発振回路と、該発振回路を駆動する電源
部と、前記ケースに設けられて電源をオン・オフするス
イッチと係合し、かつ、前記ホーンの振動面に前記ノズ
ルから修正液を押し出す手段とを兼用する押しボタンと
からなるものである。
ーでは、ケースの噴出口の近傍に設けられた圧電素子を
固着したホーンと、前記ケース内に装着され、かつ修正
液を入れたタンクと、前記ホーンの振動面の近傍に先端
が配置された前記タンクのノズルと、前記圧電素子を電
気的に駆動する発振回路と、該発振回路を駆動する電源
部と、前記ケースに設けられて電源をオン・オフするス
イッチと係合し、かつ、前記ホーンの振動面に前記ノズ
ルから修正液を押し出す手段とを兼用する押しボタンと
からなるものである。
さらに修正液押し出す手段は前記押しボタンにより前
記タンクを押圧するものである。
記タンクを押圧するものである。
またタンクのノズルの先端近傍に遮断装置を設けたも
のである。
のである。
さらに、電源部は電池であってもよい。また、電源部
は交流電源を整流した電源であってもよい。
は交流電源を整流した電源であってもよい。
[作用] 本考案の超音波イレーサーでは、押しボタンを押し
て、スイッチを作動し、タンクのノズルから圧電素子を
設けたホーンの振動面に修正液を押し出すと、圧電素子
によって振動されたホーンの振動面の振動により、修正
液が霧化されて超音波とともに放射され、修正したい文
字等の上に、文字等が消される程度に薄く、また均一に
修正液を塗布することができる。
て、スイッチを作動し、タンクのノズルから圧電素子を
設けたホーンの振動面に修正液を押し出すと、圧電素子
によって振動されたホーンの振動面の振動により、修正
液が霧化されて超音波とともに放射され、修正したい文
字等の上に、文字等が消される程度に薄く、また均一に
修正液を塗布することができる。
[実施例] 第1図を参照すると、本考案の超音波イレーサーで
は、ケース1の端部に噴出口2が設けられ、また噴出口
2に向けて振動面3′が配置されるように圧電素子4を
固着したホーン3が装着されている。このホーン3の振
動面3′の近傍にタンク5のノズル5′の先端が配置さ
れ、またノズル5′の先端近傍には、不使用時に修正液
の乾燥及び押し出しを防ぐ遮断装置6が設けられてい
る。さらに、タンク5の後部に修正液補充口7が設けら
れている。また、ケース1の内側に一端が固着された板
ばね8で支持された押しボタン9がケース1の側部に押
し出し自在に設けられ、またケース1内に設けられたス
イッチ10は押しボタン9を押すことにより、ばね8の先
端が移動し、それによってオン・オフできるように構成
されている。また、ケース1内に、発振回路11、電池1
2、空気供給装置13が設けられ、空気供給装置13は発振
回路11の信号で回転する小型モータまたは振動板の振動
により空気を圧縮する装置から構成され、空気供給装置
13で発生した空気は供給ノズル14からタンク5に送られ
る。
は、ケース1の端部に噴出口2が設けられ、また噴出口
2に向けて振動面3′が配置されるように圧電素子4を
固着したホーン3が装着されている。このホーン3の振
動面3′の近傍にタンク5のノズル5′の先端が配置さ
れ、またノズル5′の先端近傍には、不使用時に修正液
の乾燥及び押し出しを防ぐ遮断装置6が設けられてい
る。さらに、タンク5の後部に修正液補充口7が設けら
れている。また、ケース1の内側に一端が固着された板
ばね8で支持された押しボタン9がケース1の側部に押
し出し自在に設けられ、またケース1内に設けられたス
イッチ10は押しボタン9を押すことにより、ばね8の先
端が移動し、それによってオン・オフできるように構成
されている。また、ケース1内に、発振回路11、電池1
2、空気供給装置13が設けられ、空気供給装置13は発振
回路11の信号で回転する小型モータまたは振動板の振動
により空気を圧縮する装置から構成され、空気供給装置
13で発生した空気は供給ノズル14からタンク5に送られ
る。
このように構成された本実施例の超音波イレーサーで
は、押しボタン9を押し続けると、スイッチ10がオンに
なり、それによって発振回路11が作動し、圧電素子4に
交流電圧を供給することにより、ホーン3の振動面3′
が振動する。また、それと同時に遮断装置6が開き、空
気供給装置13が作動し、空気をタンク5に供給する。そ
れによってノズル5′から修正液がホーン3の振動面
3′に押し出され、振動面3′で発生した超音波と共に
修正液が消したい文字等の上に霧化されて噴出される。
は、押しボタン9を押し続けると、スイッチ10がオンに
なり、それによって発振回路11が作動し、圧電素子4に
交流電圧を供給することにより、ホーン3の振動面3′
が振動する。また、それと同時に遮断装置6が開き、空
気供給装置13が作動し、空気をタンク5に供給する。そ
れによってノズル5′から修正液がホーン3の振動面
3′に押し出され、振動面3′で発生した超音波と共に
修正液が消したい文字等の上に霧化されて噴出される。
本実施例では、このように修正液を霧化して噴出する
ので、消したい文字等の表面に文字が消される程度に薄
く、均一に塗ることができる。
ので、消したい文字等の表面に文字が消される程度に薄
く、均一に塗ることができる。
第2図を参照すると、本考案の他の実施例の超音波イ
レーサーにおいて、1はケース、2は噴出口、3はホー
ン、3′は振動面、4は圧電素子、5はタンク、5′は
ノズル、6は遮断装置、7は修正液補充口、8は板ば
ね、9は押しボタン、10はスイッチ、11は発振回路、12
は電池であり、これらの構成は上記実施例とほぼ同じで
あるが、本実施例では、タンク5が柔軟性のある部材で
構成され、押しボタン9の端部に押し部材15が固着され
ている。
レーサーにおいて、1はケース、2は噴出口、3はホー
ン、3′は振動面、4は圧電素子、5はタンク、5′は
ノズル、6は遮断装置、7は修正液補充口、8は板ば
ね、9は押しボタン、10はスイッチ、11は発振回路、12
は電池であり、これらの構成は上記実施例とほぼ同じで
あるが、本実施例では、タンク5が柔軟性のある部材で
構成され、押しボタン9の端部に押し部材15が固着され
ている。
このように構成された本実施例の超音波イレーサーで
は、押しボタン9を押して発振回路11が作動し、遮断装
置6が開いた後、押しボタン9をさらに押し込むと、タ
ンク5内の圧力が高くなってノズル5′からホーン3の
振動面3′に修正液が押し出され、上記実施例と同様に
修正液が消したい文字等の上に霧化されて噴出される。
は、押しボタン9を押して発振回路11が作動し、遮断装
置6が開いた後、押しボタン9をさらに押し込むと、タ
ンク5内の圧力が高くなってノズル5′からホーン3の
振動面3′に修正液が押し出され、上記実施例と同様に
修正液が消したい文字等の上に霧化されて噴出される。
なお、上記実施例では、電源として電池12を使用した
例を説明したが、商用周波数の交流電流を整流して使用
するようにしてもよい。
例を説明したが、商用周波数の交流電流を整流して使用
するようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は、以上のように構成されているので、圧電素
子によって振動されたホーンの振動面の振動により、修
正液が霧化されて超音波とともに放射され、修正したい
文字等の上に、文字等が消される程度に薄く、また均一
に修正液を塗布することができるので、従来のように修
正液がむらになったり、またコピーした文字等が汚れた
りすることがないという利点がある。
子によって振動されたホーンの振動面の振動により、修
正液が霧化されて超音波とともに放射され、修正したい
文字等の上に、文字等が消される程度に薄く、また均一
に修正液を塗布することができるので、従来のように修
正液がむらになったり、またコピーした文字等が汚れた
りすることがないという利点がある。
第1図は本考案の1実施例の超音波イレーサーの側面断
面図、第2図は本考案の1実施例の超音波イレーサーの
側面断面図である。 1……ケース、2……噴出口、3……ホーン、3′……
振動面、4……圧電素子、5……タンク、5′……ノズ
ル、6……遮断装置、7……修正液補充口、8……板ば
ね、9……押しボタン、10……スイッチ、11……発振回
路、12……電池、13……空気供給装置、14……供給ノズ
ル、15……押し部材。
面図、第2図は本考案の1実施例の超音波イレーサーの
側面断面図である。 1……ケース、2……噴出口、3……ホーン、3′……
振動面、4……圧電素子、5……タンク、5′……ノズ
ル、6……遮断装置、7……修正液補充口、8……板ば
ね、9……押しボタン、10……スイッチ、11……発振回
路、12……電池、13……空気供給装置、14……供給ノズ
ル、15……押し部材。
Claims (4)
- 【請求項1】ケースの噴出口の近傍に設けられた圧電素
子を固着したホーンと、前記ケース内に装着され、かつ
修正液を入れたタンクと、前記ホーンの振動面の近傍に
先端が配置された前記タンクのノズルと、前記圧電素子
を電気的に駆動する発振回路と、該発振回路を駆動する
電源部と、前記ケースに設けられて電源をオン・オフす
るスイッチと係合し、かつ、前記ホーンの振動面に前記
ノズルから修正液を押し出す手段とを兼用する押しボタ
ンとからなることを特徴とする超音波イレーサー。 - 【請求項2】前記タンクのノズルの先端近傍に遮断装置
を設けたことを特徴とする請求項1記載の超音波イレー
サー。 - 【請求項3】前記電源部は電池であることを特徴とする
請求項1記載の超音波イレーサー。 - 【請求項4】前記電源部は交流電源を整流した電源であ
ることを特徴とする請求項1記載の超音波イレーサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988100371U JPH081919Y2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 超音波イレーサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988100371U JPH081919Y2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 超音波イレーサー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0222894U JPH0222894U (ja) | 1990-02-15 |
JPH081919Y2 true JPH081919Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=31328387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988100371U Expired - Lifetime JPH081919Y2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 超音波イレーサー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081919Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP1988100371U patent/JPH081919Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0222894U (ja) | 1990-02-15 |
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