JPH08191510A - 閉鎖配電盤 - Google Patents
閉鎖配電盤Info
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- JPH08191510A JPH08191510A JP7001133A JP113395A JPH08191510A JP H08191510 A JPH08191510 A JP H08191510A JP 7001133 A JP7001133 A JP 7001133A JP 113395 A JP113395 A JP 113395A JP H08191510 A JPH08191510 A JP H08191510A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明の閉鎖配電盤は、母線室１９の裏面扉
側に設けられ母線室内部の異常圧力によって開く母線室
放圧板２０と、母線室放圧板２０の前面に設けられ母線
室内部の異常圧力によって前面側に移動する蛇腹構成で
鋼板製の通路２２と、通路２２の広がりを安全な位置２
２ａに止める安全ポール２３とを備えたことを特徴とす
る。 【効果】 本発明により閉鎖配電盤の安全性を向上させ
ることが可能である。
側に設けられ母線室内部の異常圧力によって開く母線室
放圧板２０と、母線室放圧板２０の前面に設けられ母線
室内部の異常圧力によって前面側に移動する蛇腹構成で
鋼板製の通路２２と、通路２２の広がりを安全な位置２
２ａに止める安全ポール２３とを備えたことを特徴とす
る。 【効果】 本発明により閉鎖配電盤の安全性を向上させ
ることが可能である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、閉鎖配電盤に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、パワーヒューズと電磁接触器によ
って構成されるコンビネーションスタータユニットを１
段積みで収納する閉鎖配電盤の短絡事故事時の安全装置
としての放圧装置は、コンビネーションスタータユニッ
ト設備室用の放圧装置及びケーブル処理室用のガス放圧
装置が閉鎖配電盤の上部に取付けられ、母線室の放圧装
置は閉鎖配電盤の裏面に取付けられていた。そして、閉
鎖配電盤の裏面に取付けられる放圧装置は、閉鎖配電盤
の裏側を人が通る場合等に安全上に問題があった。
って構成されるコンビネーションスタータユニットを１
段積みで収納する閉鎖配電盤の短絡事故事時の安全装置
としての放圧装置は、コンビネーションスタータユニッ
ト設備室用の放圧装置及びケーブル処理室用のガス放圧
装置が閉鎖配電盤の上部に取付けられ、母線室の放圧装
置は閉鎖配電盤の裏面に取付けられていた。そして、閉
鎖配電盤の裏面に取付けられる放圧装置は、閉鎖配電盤
の裏側を人が通る場合等に安全上に問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は安全上の問題
を解決するために、コンビネーションスタータユニット
が設置される閉鎖配電盤の母線室の短絡時のガスを上部
に抜くために、母線室の放圧装置を閉鎖配電盤の裏面に
設け、常時は縮小している蛇腹構成の鋼板製通路を母線
室の短絡時には母線室の放圧装置から放出されるガスの
圧力で蛇腹構成の鋼板製通路を開の状態に押し広げ短絡
時のガスを上部に抜くことにより安全に寄与出来る閉鎖
配電盤を提供することを目的とする。
を解決するために、コンビネーションスタータユニット
が設置される閉鎖配電盤の母線室の短絡時のガスを上部
に抜くために、母線室の放圧装置を閉鎖配電盤の裏面に
設け、常時は縮小している蛇腹構成の鋼板製通路を母線
室の短絡時には母線室の放圧装置から放出されるガスの
圧力で蛇腹構成の鋼板製通路を開の状態に押し広げ短絡
時のガスを上部に抜くことにより安全に寄与出来る閉鎖
配電盤を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の閉鎖配電盤は、
開閉器を収納する開閉器室と、開閉器室と隣接して設け
られ開閉器と接続する母線を収納する母線室と、母線室
の上部に設けられ開閉器と外部ケーブルとを接続するケ
ーブル処理室と、開閉器室の天井部に設けられ開閉器室
内部の異常圧力によって開く開閉器室放圧板と、ケーブ
ル処理室の天井部に設けられケーブル処理室内部の異常
圧力によって開くケーブル処理室放圧板と、母線室の裏
面扉側に設けられ母線室内部の異常圧力によって開く母
線室放圧板と、母線室放圧板の前面に設けられ母線室内
部の異常圧力によって前面側に移動する蛇腹構成で鋼板
製の通路と、通路の広がりを安全な位置に止める安全ポ
ールとを備えたことを特徴とする。また、請求項２に記
載した閉鎖配電盤は、開閉器をそれぞれ収納して上下に
設置された上部開閉器室および下部開閉器室と、開閉器
室と隣接して設けられ開閉器と接続する母線を収納する
上部母線室および下部母線室と、上部母線室の天井部に
設けられ開閉器と外部ケーブルとを接続する上部ケーブ
ル処理室と、上部開閉器室の天井部に設けられ上部開閉
器室内部の異常圧力によって開く上部開閉器室放圧板
と、上部ケーブル処理室の天井部に設けられケーブル処
理室内部の異常圧力によって開く上部ケーブル処理室放
圧板と、上部母線室の裏面扉側に設けられ上部母線室内
部の異常圧力によって開く上部母線室放圧板と、上部母
線室放圧板の前面に設けられ上部母線室内部の異常圧力
によって前面側に移動する蛇腹構成で鋼板製の通路と、
通路の広がりを安全な位置に止める安全ポールとを備え
たことを特徴としている。
開閉器を収納する開閉器室と、開閉器室と隣接して設け
られ開閉器と接続する母線を収納する母線室と、母線室
の上部に設けられ開閉器と外部ケーブルとを接続するケ
ーブル処理室と、開閉器室の天井部に設けられ開閉器室
内部の異常圧力によって開く開閉器室放圧板と、ケーブ
ル処理室の天井部に設けられケーブル処理室内部の異常
圧力によって開くケーブル処理室放圧板と、母線室の裏
面扉側に設けられ母線室内部の異常圧力によって開く母
線室放圧板と、母線室放圧板の前面に設けられ母線室内
部の異常圧力によって前面側に移動する蛇腹構成で鋼板
製の通路と、通路の広がりを安全な位置に止める安全ポ
ールとを備えたことを特徴とする。また、請求項２に記
載した閉鎖配電盤は、開閉器をそれぞれ収納して上下に
設置された上部開閉器室および下部開閉器室と、開閉器
室と隣接して設けられ開閉器と接続する母線を収納する
上部母線室および下部母線室と、上部母線室の天井部に
設けられ開閉器と外部ケーブルとを接続する上部ケーブ
ル処理室と、上部開閉器室の天井部に設けられ上部開閉
器室内部の異常圧力によって開く上部開閉器室放圧板
と、上部ケーブル処理室の天井部に設けられケーブル処
理室内部の異常圧力によって開く上部ケーブル処理室放
圧板と、上部母線室の裏面扉側に設けられ上部母線室内
部の異常圧力によって開く上部母線室放圧板と、上部母
線室放圧板の前面に設けられ上部母線室内部の異常圧力
によって前面側に移動する蛇腹構成で鋼板製の通路と、
通路の広がりを安全な位置に止める安全ポールとを備え
たことを特徴としている。
【０００５】
【作用】本発明の閉鎖配電盤においては、開閉器を開閉
器室に収納し、開閉器室と隣接して母線室を設け開閉器
と母線を接続し、母線室の上部にケーブル処理室を設
け、開閉器と外部ケーブルとを接続し、開閉器室の天井
部に開閉器室放圧板を設けて開閉器室内部の異常圧力に
よって動作させ、ケーブル処理室の天井部にケーブル処
理室放圧板を設けてケーブル処理室内部の異常圧力によ
って開き、母線室の裏面扉側に母線室放圧板を設けて母
線室内部の異常圧力によって開き、母線室放圧板の前面
に蛇腹構成で鋼板製の通路を設け母線室内部の異常圧力
によって前面側に移動させ、安全ポールを設けて通路の
広がりを安全な位置に止めることを特徴とする。また、
請求項２に記載した閉鎖配電盤においては、開閉器をそ
れぞれ収納して上下に設置し、開閉器室と隣接して上部
母線室および下部母線室を設けて開閉器と接続する母線
を収納し、上部母線室の天井部に上部ケーブル処理室を
設けて開閉器と外部ケーブルとを接続し、上部開閉器室
の天井部に上部開閉器室放圧板を設けて上部開閉器室内
部の異常圧力によって開き、上部ケーブル処理室の天井
部に上部ケーブル処理室放圧板を設けてケーブル処理室
内部の異常圧力によって開き、上部母線室の裏面扉側に
上部母線室放圧板を設けて上部母線室内部の異常圧力に
よって開き、上部母線室放圧板の前面に蛇腹構成で鋼板
製の通路を設けて上部母線室内部の異常圧力によって前
面側に移動させ、安全ポールを設けて通路の広がりを安
全な位置に止めることを特徴としている。
器室に収納し、開閉器室と隣接して母線室を設け開閉器
と母線を接続し、母線室の上部にケーブル処理室を設
け、開閉器と外部ケーブルとを接続し、開閉器室の天井
部に開閉器室放圧板を設けて開閉器室内部の異常圧力に
よって動作させ、ケーブル処理室の天井部にケーブル処
理室放圧板を設けてケーブル処理室内部の異常圧力によ
って開き、母線室の裏面扉側に母線室放圧板を設けて母
線室内部の異常圧力によって開き、母線室放圧板の前面
に蛇腹構成で鋼板製の通路を設け母線室内部の異常圧力
によって前面側に移動させ、安全ポールを設けて通路の
広がりを安全な位置に止めることを特徴とする。また、
請求項２に記載した閉鎖配電盤においては、開閉器をそ
れぞれ収納して上下に設置し、開閉器室と隣接して上部
母線室および下部母線室を設けて開閉器と接続する母線
を収納し、上部母線室の天井部に上部ケーブル処理室を
設けて開閉器と外部ケーブルとを接続し、上部開閉器室
の天井部に上部開閉器室放圧板を設けて上部開閉器室内
部の異常圧力によって開き、上部ケーブル処理室の天井
部に上部ケーブル処理室放圧板を設けてケーブル処理室
内部の異常圧力によって開き、上部母線室の裏面扉側に
上部母線室放圧板を設けて上部母線室内部の異常圧力に
よって開き、上部母線室放圧板の前面に蛇腹構成で鋼板
製の通路を設けて上部母線室内部の異常圧力によって前
面側に移動させ、安全ポールを設けて通路の広がりを安
全な位置に止めることを特徴としている。
【０００６】
【実施例】次に本発明の閉鎖配電盤の一実施例を説明す
る。図１において、コンビネーションスタータ（以下Ｃ
ＢＳと言う）ユニット室２はＣＢＳユニット１を収納す
る開閉器室であり、ＣＢＳユニット室２の上部には制御
室２５が配置されており、ＣＢＳユニット室２の前面側
には正面扉２６が設けられ、ベース２７の上に設置され
ている。母線室１９はＣＢＳユニット室２の裏面側に肩
中合わせに設置されＣＢＳユニット１と接続する母線１
６を収納する。ケーブル処理室１４は母線室１９の上部
に設けられＣＢＳユニット１と外部から引き込まれたケ
ーブル４、７とをケーブル支え１１を介して接続する室
である。ＣＢＳユニット室放圧板３はＣＢＳユニット室
２の天井部に設けられＣＢＳユニット室内部の異常圧力
によって開く避圧装置である。ケーブル処理室放圧板１
５はケーブル処理室１４の天井部に設けられケーブル処
理室内部の異常圧力によって開く避圧装置である。母線
室放圧板２０は母線室１９から裏面扉２１の側に設けら
れ母線室内部の異常圧力によって開く避圧装置である。
蛇腹構成で鋼板製の通路２２は母線室放圧板２０の前面
に設けられ母線室内部の異常圧力によって前面側の位置
２２ａに移動する。安全ポール２３は通路２２の広がり
を安全な位置に止める働きをする棒である。
る。図１において、コンビネーションスタータ（以下Ｃ
ＢＳと言う）ユニット室２はＣＢＳユニット１を収納す
る開閉器室であり、ＣＢＳユニット室２の上部には制御
室２５が配置されており、ＣＢＳユニット室２の前面側
には正面扉２６が設けられ、ベース２７の上に設置され
ている。母線室１９はＣＢＳユニット室２の裏面側に肩
中合わせに設置されＣＢＳユニット１と接続する母線１
６を収納する。ケーブル処理室１４は母線室１９の上部
に設けられＣＢＳユニット１と外部から引き込まれたケ
ーブル４、７とをケーブル支え１１を介して接続する室
である。ＣＢＳユニット室放圧板３はＣＢＳユニット室
２の天井部に設けられＣＢＳユニット室内部の異常圧力
によって開く避圧装置である。ケーブル処理室放圧板１
５はケーブル処理室１４の天井部に設けられケーブル処
理室内部の異常圧力によって開く避圧装置である。母線
室放圧板２０は母線室１９から裏面扉２１の側に設けら
れ母線室内部の異常圧力によって開く避圧装置である。
蛇腹構成で鋼板製の通路２２は母線室放圧板２０の前面
に設けられ母線室内部の異常圧力によって前面側の位置
２２ａに移動する。安全ポール２３は通路２２の広がり
を安全な位置に止める働きをする棒である。
【０００７】即ち、図１はＣＢＳユニット１、ＣＢＳユ
ニット室２、ＣＢＳユニット室放圧板３、ケーブル４、
７、ケーブル支え１１、ケーブル処理室１４、ケーブル
処理室放圧板１５、母線１６、母線室１９、母線室放圧
板２０、裏面扉２１、蛇腹構成で鋼板製からなる通路２
２、安全ポール２３、裏面扉止め用のボルト２４、制御
室２５、正面扉２６及びベース２７によって構成される
コンビネーションスタータユニットを有する閉鎖配電盤
を示している。
ニット室２、ＣＢＳユニット室放圧板３、ケーブル４、
７、ケーブル支え１１、ケーブル処理室１４、ケーブル
処理室放圧板１５、母線１６、母線室１９、母線室放圧
板２０、裏面扉２１、蛇腹構成で鋼板製からなる通路２
２、安全ポール２３、裏面扉止め用のボルト２４、制御
室２５、正面扉２６及びベース２７によって構成される
コンビネーションスタータユニットを有する閉鎖配電盤
を示している。
【０００８】そして、母線室１９に於いて短絡が生じた
場合、短絡時に発生するガス圧力によって母線室放圧板
２０が破れ、ガス圧力によって蛇腹構成で鋼板製からな
る通路２２が、位置２２ａに広がり、ガスの放出通路が
出来き、矢印Ａが示すように閉鎖配電盤の上部にガスが
放出される。そして、通路２２が位置２２ａに広がるこ
とにより、母線室１９でのガス圧力が通路２２の容積拡
大によって、圧力減となる効果もある。
場合、短絡時に発生するガス圧力によって母線室放圧板
２０が破れ、ガス圧力によって蛇腹構成で鋼板製からな
る通路２２が、位置２２ａに広がり、ガスの放出通路が
出来き、矢印Ａが示すように閉鎖配電盤の上部にガスが
放出される。そして、通路２２が位置２２ａに広がるこ
とにより、母線室１９でのガス圧力が通路２２の容積拡
大によって、圧力減となる効果もある。
【０００９】また、安全ポール２３は閉鎖配電盤の裏面
を通る人が、母線室１９での短絡時に通路２２が位置２
２ａに広がったときに接触しないように設けるものであ
る。この安全ポール２３は閉鎖配電盤の裏面保守点検時
に取りはずし可能とし、保守点検スペースに支障を与え
ることがない。図２は図１の通路２２の部分を正面から
見た図であり、裏面扉２１はボルト２４によって止めら
れている。
を通る人が、母線室１９での短絡時に通路２２が位置２
２ａに広がったときに接触しないように設けるものであ
る。この安全ポール２３は閉鎖配電盤の裏面保守点検時
に取りはずし可能とし、保守点検スペースに支障を与え
ることがない。図２は図１の通路２２の部分を正面から
見た図であり、裏面扉２１はボルト２４によって止めら
れている。
【００１０】以上説明のごとく本実施例の閉鎖配電盤
は、母線室放圧板、蛇腹構成で鋼板製の通路及び安全ポ
ールを有することによって母線室内短絡時に発生するガ
スを閉鎖配電盤の上部に抜くことが出来、人身事故の防
止等安全に寄与出来る。
は、母線室放圧板、蛇腹構成で鋼板製の通路及び安全ポ
ールを有することによって母線室内短絡時に発生するガ
スを閉鎖配電盤の上部に抜くことが出来、人身事故の防
止等安全に寄与出来る。
【００１１】また、図３に示した閉鎖配電盤は請求項２
の実施例であり、上部しゃ断器１ａ、下部しゃ断器１ｂ
をそれぞれ収納して上下に設置された上部しゃ断器室２
ａおよび下部開閉器室２ｂと、上部しゃ断器室２ａおよ
び下部開閉器室２ｂと隣接して設けられ上部しゃ断器１
ａおよび下部しゃ断器１ｂと接続する母線を収納する上
部母線室１９ａおよび下部母線室１９ｂと、上部母線室
の上部に設けられ上部しゃ断器１ａと外部からのケーブ
ル７ａ，７ｂとを接続する上部ケーブル処理室１４ａ及
び下部ケーブル処理室１４ｂと、上部しゃ断器室２ａの
天井部に設けられ上部しゃ断器室内部の異常圧力によっ
て開く上部しゃ断器室放圧板３ａと、下部しゃ断器室２
ｂの床部に設けられ下部しゃ断器室内部の異常圧力によ
って開く下部しゃ断器室放圧板６と、上部ケーブル処理
室１４ａの天井部に設けられケーブル処理室内部の異常
圧力によって開く上部ケーブル処理室放圧板１５ａと、
下部ケーブル処理室１４ｂの床部に設けられケーブル処
理室内部の異常圧力によって開く下部ケーブル処理室放
圧板１５ｂと、上部母線１６ａを収納する上部母線室１
９ａの裏面扉側に設けられ上部母線室内部の異常圧力に
よって開く上部母線室放圧板１１ａと、下部母線１６ｂ
を収納する下部母線室１９ｂの床面に設けられ下部母線
室内部の異常圧力によって開く下部母線室放圧板１１ｂ
と、上部母線室放圧板１１ａの前面に設けられ上部母線
室内部の異常圧力によって前面側に移動する蛇腹構成で
鋼板製の通路２２と、通路２２の広がりを安全な位置２
２ａに止める安全ポール２３とを備えたことを特徴とし
ている。
の実施例であり、上部しゃ断器１ａ、下部しゃ断器１ｂ
をそれぞれ収納して上下に設置された上部しゃ断器室２
ａおよび下部開閉器室２ｂと、上部しゃ断器室２ａおよ
び下部開閉器室２ｂと隣接して設けられ上部しゃ断器１
ａおよび下部しゃ断器１ｂと接続する母線を収納する上
部母線室１９ａおよび下部母線室１９ｂと、上部母線室
の上部に設けられ上部しゃ断器１ａと外部からのケーブ
ル７ａ，７ｂとを接続する上部ケーブル処理室１４ａ及
び下部ケーブル処理室１４ｂと、上部しゃ断器室２ａの
天井部に設けられ上部しゃ断器室内部の異常圧力によっ
て開く上部しゃ断器室放圧板３ａと、下部しゃ断器室２
ｂの床部に設けられ下部しゃ断器室内部の異常圧力によ
って開く下部しゃ断器室放圧板６と、上部ケーブル処理
室１４ａの天井部に設けられケーブル処理室内部の異常
圧力によって開く上部ケーブル処理室放圧板１５ａと、
下部ケーブル処理室１４ｂの床部に設けられケーブル処
理室内部の異常圧力によって開く下部ケーブル処理室放
圧板１５ｂと、上部母線１６ａを収納する上部母線室１
９ａの裏面扉側に設けられ上部母線室内部の異常圧力に
よって開く上部母線室放圧板１１ａと、下部母線１６ｂ
を収納する下部母線室１９ｂの床面に設けられ下部母線
室内部の異常圧力によって開く下部母線室放圧板１１ｂ
と、上部母線室放圧板１１ａの前面に設けられ上部母線
室内部の異常圧力によって前面側に移動する蛇腹構成で
鋼板製の通路２２と、通路２２の広がりを安全な位置２
２ａに止める安全ポール２３とを備えたことを特徴とし
ている。
【００１２】即ち、図３は上部しゃ断器１ａ、上部しゃ
断器室２ａ、上部しゃ断器放圧板３ａ、下部しゃ断器１
ｂ、下部しゃ断器室２ｂ、下部しゃ断器室放圧板６、上
部母線１６ａ、上部母線室１９ａ、上部母線室放圧板１
１ａ、下部母線１１ｂ、下部母線室１９ｂ、下部母線室
放圧板１１ｂ、上部外部接続用ケーブル７ａ、上部ケー
ブル処理室１４ａ、上部ケーブル処理室放圧板１５ａ、
下部外部接続用ケーブル７ｂ、下部ケーブル処理室１４
ｂ、下部ケーブル処理室放圧板１５ｂ、蛇腹構成鋼板製
の通路２２、安全ポール２３から構成されており、図４
では更に、上部裏面扉止めボルト２４ａ及び下部裏面扉
止めボルト２４ｂを示している。他に上部制御室２５
ａ、上部前面扉下部制御室２５ｂ、ベース２７によって
構成される２段積み閉鎖配電盤を示す。
断器室２ａ、上部しゃ断器放圧板３ａ、下部しゃ断器１
ｂ、下部しゃ断器室２ｂ、下部しゃ断器室放圧板６、上
部母線１６ａ、上部母線室１９ａ、上部母線室放圧板１
１ａ、下部母線１１ｂ、下部母線室１９ｂ、下部母線室
放圧板１１ｂ、上部外部接続用ケーブル７ａ、上部ケー
ブル処理室１４ａ、上部ケーブル処理室放圧板１５ａ、
下部外部接続用ケーブル７ｂ、下部ケーブル処理室１４
ｂ、下部ケーブル処理室放圧板１５ｂ、蛇腹構成鋼板製
の通路２２、安全ポール２３から構成されており、図４
では更に、上部裏面扉止めボルト２４ａ及び下部裏面扉
止めボルト２４ｂを示している。他に上部制御室２５
ａ、上部前面扉下部制御室２５ｂ、ベース２７によって
構成される２段積み閉鎖配電盤を示す。
【００１３】そして、上部母線室１９ａにも短絡が生じ
た場合、短絡時に発生するガスの圧力によって上部母線
室放圧板１１ａが破れ、ガス圧力によって蛇腹構成鋼板
製の通路２２が、位置２２ａに広がり、ガスの放出通路
が出来、図中の矢印Ａが示すように閉鎖配電盤の上部に
ガスが放出される。
た場合、短絡時に発生するガスの圧力によって上部母線
室放圧板１１ａが破れ、ガス圧力によって蛇腹構成鋼板
製の通路２２が、位置２２ａに広がり、ガスの放出通路
が出来、図中の矢印Ａが示すように閉鎖配電盤の上部に
ガスが放出される。
【００１４】下部しゃ断器室２ｂ、下部母線室１９ｂ、
下部ケーブル処理室１４ｂに於いて短絡が生じた場合、
短絡時に発生するガスの圧力によって下部しゃ断器室放
圧板６、下部母線室放圧板１１ｂ、下部ケーブル処理室
放圧板１５ｂを開放し、ベース２７の通路を通って、蛇
腹構成鋼板製の通路２２を位置２２ａに押し広げ、蛇腹
構成鋼板製の通路２２を通って図中の矢印Ｂが示すよう
に閉鎖配電盤の上部にガスが放出される。
下部ケーブル処理室１４ｂに於いて短絡が生じた場合、
短絡時に発生するガスの圧力によって下部しゃ断器室放
圧板６、下部母線室放圧板１１ｂ、下部ケーブル処理室
放圧板１５ｂを開放し、ベース２７の通路を通って、蛇
腹構成鋼板製の通路２２を位置２２ａに押し広げ、蛇腹
構成鋼板製の通路２２を通って図中の矢印Ｂが示すよう
に閉鎖配電盤の上部にガスが放出される。
【００１５】蛇腹構成鋼板製の通路２２が位置２２ａに
広がることにより、上部母線室１６ａ、下部しゃ断器室
２ｂ、下部母線室１９ｂ、下部ケーブル処理室１４ｂで
のガス圧力が蛇腹構成鋼板製の通路２２の容積拡大によ
って圧力減となる効果もある。
広がることにより、上部母線室１６ａ、下部しゃ断器室
２ｂ、下部母線室１９ｂ、下部ケーブル処理室１４ｂで
のガス圧力が蛇腹構成鋼板製の通路２２の容積拡大によ
って圧力減となる効果もある。
【００１６】安全ポール２３は閉鎖配電盤の裏面を通る
人が、上部母線室１９ａ、下部しゃ断器室２ｂ、下部母
線室１９ｂ、及び下部ケーブル処理室１４ｂでの短絡時
に、蛇腹構成鋼板製の通路２２が位置２２ａに広がった
ときに接触しないように設けるものである。安全ポール
２３は閉鎖配電盤の裏面保守点検時に取りはずし可能と
し、保守点検スペースに支障を与えることがない。
人が、上部母線室１９ａ、下部しゃ断器室２ｂ、下部母
線室１９ｂ、及び下部ケーブル処理室１４ｂでの短絡時
に、蛇腹構成鋼板製の通路２２が位置２２ａに広がった
ときに接触しないように設けるものである。安全ポール
２３は閉鎖配電盤の裏面保守点検時に取りはずし可能と
し、保守点検スペースに支障を与えることがない。
【００１７】以上説明のごとく、本発明の２段積閉鎖配
電盤は、上部母線室放圧板１１ａ、下部しゃ断器室放圧
板６、下部母線室放圧板１１ｂ、下部ケーブル処理室放
圧板１５ｂ、ベース部内通路、蛇腹構成鋼板製の通路２
２及び安全ポール２３を有することによって、上部母線
室１９ａ、下部しゃ断器室２ｂ、下部母線室１９ｂ、下
部ケーブル処理室１４ｂの各々の室内に発生するガスを
２段積閉鎖配電盤の上部に抜くことが出来、人身事故の
防止等安全に寄与出来る。
電盤は、上部母線室放圧板１１ａ、下部しゃ断器室放圧
板６、下部母線室放圧板１１ｂ、下部ケーブル処理室放
圧板１５ｂ、ベース部内通路、蛇腹構成鋼板製の通路２
２及び安全ポール２３を有することによって、上部母線
室１９ａ、下部しゃ断器室２ｂ、下部母線室１９ｂ、下
部ケーブル処理室１４ｂの各々の室内に発生するガスを
２段積閉鎖配電盤の上部に抜くことが出来、人身事故の
防止等安全に寄与出来る。
【００１８】
【発明の効果】本発明により閉鎖配電盤の安全性を向上
させることが可能である。
させることが可能である。
【図１】本発明の一実施例を示す閉鎖配電盤の構成図で
ある。
ある。
【図２】図１に示す通路の正面図である。
【図３】請求項２の実施例を示す構成図である。
【図４】図３に示す通路の正面図である。
３ ＣＢＳユニット室放圧板 １５ ケーブル処理室放圧板 ２０ 母線室放圧板 ２２ 通路 ２３ 安全ポール
Claims (2)
- 【請求項１】 開閉器を収納する開閉器室と、この開閉
器室と隣接して設けられ前記開閉器と接続する母線を収
納する母線室と、この母線室の上部に設けられ前記開閉
器と外部ケーブルとを接続するケーブル処理室と、前記
開閉器室の天井部に設けられ開閉器室内部の異常圧力に
よって開く開閉器室放圧板と、前記ケーブル処理室の天
井部に設けられケーブル処理室内部の異常圧力によって
開くケーブル処理室放圧板と、前記母線室の裏面扉側に
設けられ母線室内部の異常圧力によって開く母線室放圧
板と、この母線室放圧板の前面に設けられ前記母線室内
部の異常圧力によって前面側に移動する蛇腹構成で鋼板
製の通路と、この通路の広がりを安全な位置に止める安
全ポールと、を具備してなる閉鎖配電盤。 - 【請求項２】 開閉器をそれぞれ収納して上下に設置さ
れた上部開閉器室および下部開閉器室と、これらの開閉
器室と隣接して設けられ前記開閉器と接続する母線を収
納する上部母線室および下部母線室と、上部母線室の天
井部に設けられ前記開閉器と外部ケーブルとを接続する
上部ケーブル処理室と、前記上部開閉器室の天井部に設
けられ上部開閉器室内部の異常圧力によって開く上部開
閉器室放圧板と、前記上部ケーブル処理室の天井部に設
けられケーブル処理室内部の異常圧力によって開く上部
ケーブル処理室放圧板と、前記上部母線室の裏面扉側に
設けられ上部母線室内部の異常圧力によって開く上部母
線室放圧板と、この上部母線室放圧板の前面に設けられ
前記上部母線室内部の異常圧力によって前面側に移動す
る蛇腹構成で鋼板製の通路と、この通路の広がりを安全
な位置に止める安全ポールと、を具備してなる閉鎖配電
盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7001133A JPH08191510A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 閉鎖配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7001133A JPH08191510A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 閉鎖配電盤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08191510A true JPH08191510A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11492952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7001133A Pending JPH08191510A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 閉鎖配電盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08191510A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016103976A (ja) * | 2016-02-16 | 2016-06-02 | 株式会社日立産機システム | 配電盤 |
| CN107258041A (zh) * | 2015-02-10 | 2017-10-17 | 西门子公司 | 抵抗电弧故障的电气装备 |
| US11588306B2 (en) | 2017-12-07 | 2023-02-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Switchgear |
-
1995
- 1995-01-09 JP JP7001133A patent/JPH08191510A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107258041A (zh) * | 2015-02-10 | 2017-10-17 | 西门子公司 | 抵抗电弧故障的电气装备 |
| US10141725B2 (en) | 2015-02-10 | 2018-11-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Arc fault resistant electric equipment |
| CN107258041B (zh) * | 2015-02-10 | 2019-08-20 | 西门子公司 | 抵抗电弧故障的电气装备 |
| JP2016103976A (ja) * | 2016-02-16 | 2016-06-02 | 株式会社日立産機システム | 配電盤 |
| US11588306B2 (en) | 2017-12-07 | 2023-02-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Switchgear |
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