JPH081912A - スクリーン印刷における印刷方法とスキージ装置 - Google Patents

スクリーン印刷における印刷方法とスキージ装置

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JPH081912A
JPH081912A JP16854694A JP16854694A JPH081912A JP H081912 A JPH081912 A JP H081912A JP 16854694 A JP16854694 A JP 16854694A JP 16854694 A JP16854694 A JP 16854694A JP H081912 A JPH081912 A JP H081912A
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JP
Japan
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printing
blade
squeegee
screen
plate
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Application number
JP16854694A
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English (en)
Inventor
Okie Tani
興衛 谷
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Tani Denkikogyo Co Ltd
Original Assignee
Tani Denkikogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、スクリーン印刷にハウジング型ス
キージ装置を用いた場合の、該スクリーン版の品質の確
保を主たる目的とする。 【構成】 上記目的達成のため、本発明に基づく印刷方
法では当て板を使い、同じくスキージ装置としては該ス
キージブレードの両端部の構造ないし形状を、鋭角のエ
ッジが形成されぬものにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路基板上に電子
部品が装着される前に所定位置に半田ペースト等を載着
させるスクリーン印刷における印刷方法とスキージ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子回路基板上へ所要画像パターンに対
応して印刷材料を載着させるための印刷媒体には、スク
リーン版とマスクプレートとがあり、更に、前者のスク
リ−ン版にはメッシュとメタルとがある。一方、スクリ
ーン印刷で多用されるスキージ装置には非ハウジング型
とハウジング型とがあり、それぞれの概念・意味・構造
については文献(特公平1−19275及び特願平−3
9222)に詳しい。本発明は、主として、スクリーン
版にハウジング型スキージ装置を使用した場合に関する
ものである。該ハウジング型スキージ装置(以下、スキ
ージ装置と略称)で用いられるスキージブレードは剛性
の高い鋼板製でかつ厚みが0.1mmから高々0.2m
m程度の超薄刃で巾が長さに比べて十分小さい細い短冊
状を呈している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなスキージブ
レードをメッシュスクリーンや極薄厚のメタルスクリー
ン上で使用した場合には、該ブレードの材質・形状か
ら、上記短冊状の両端部即ち印刷方向に垂直でスクリー
ン版の巾方向に平行な該ブレードの長さ方向の両端で、
該版の主表上面と接するエッジが前記上面を傷つけた
り、時には切り裂いてしまうことがあった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、スキージ装置の主構成要素であるスキージブレード
の構成・形状を変えずに印刷の方法を変えることによっ
て、及び印刷方法は従来のままで上記ブレードの形状を
変えることによって、共通の目的たる上記課題の解決を
図ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、まず、印刷方法を改良する。即ち、高
剛性で超薄刃の細い短冊状のブレードの両端に相当する
位置で、印刷中に常にスクリーン版裏面に対する一種の
“当て板”となるよう、印刷方向に沿って一様に、少な
くともスクリ−ン保持枠程度の硬度を有し、被印刷体と
してのプリント基板(以下、P−板と略称)の主表上面
としての被印刷側表面と同じ平面を共有するような平板
状の構成部材(以下、当て板と総称)を配置して印刷を
行なうものである。
【0006】次いで、スクリーン印刷に用いられるスキ
ージ装置の主構成要素としてのスキージブレードの構造
ないし形状を改良する。まず、該ブレードの長さ方向の
両端部の巾が、他の部分の巾に比べて大きい構造のもの
とする。そして、このような構造のブレードをスキージ
装置に組み込み印刷を行なうのである。
【0007】続いて、本発明に基づくスキージ装置で
は、該装置の主構成要素であるスキージブレードの長さ
方向の両端部に、いわゆる“アール”を付けたものを使
用する。
【0008】尚、上記迄に用いられ、以下にも使われう
るスキージブレードなる用語は、本発明発案の由来とし
ては、上記ハウジング型スキージ装置で使用される、印
刷方向に沿って前後に各1枚計2枚1組の構成のもので
あるが、本発明の本旨に基づく、上記課題解決の手段と
しては、1枚1組のものでも何ら差し支えない。
【0009】
【作用】本発明に基づく印刷方法では、メッシュだけで
なく極薄厚のメタルのスクリーン版の裏面に、鋼板等の
高剛性超薄刃で細い短冊状のスキージブレードの長さ方
向の両端を十分カバーしうるように一種の当て板を印刷
方向に沿って一様に設けることにより、印刷中に前記ブ
レードが上記スクリーン版を切り裂くことはもちろん、
該主表上面を傷つけることもなくなる。
【0010】次いで、本発明に基づくスキージ装置で
は、該装置の主構成要素であるスキージブレードの長さ
方向の両端部の巾を他の部分に比べて大きくすることに
より、前項の当て板を使わなくても、該装置によるスク
リーン印刷に於いて、メッシュであれ極薄厚のメタルで
あれ該スクリーン版が傷付くことは無い。
【0011】続いて、本発明に基づくスキージ装置で
は、該装置の主構成要素であるスキージブレードの形状
を、該ブレードの長さ方向の両端部の内、スクリーン版
と接する側のエッジに“アール”を付けることにより、
前項と同様に、前記スクリーン版を傷つけることなくス
クリーン印刷ができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の要旨について、実施例に基づ
き、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に基
づく印刷方法を説明するための要部構成縦断面図で、印
刷方向(P)に沿って、印刷装置の主構成要素の断面を
眺めたものである。即ち、Sはスクリーン版を、Hはハ
ウジング型スキージ装置ないしは同装置に用いられるス
キージブレードを1枚1組として用いるスキージ装置
を、1は被印刷体のP−板主表上面の同一平面を共有し
印刷中上記Sの裏面に接面しうるようPに沿って一様に
設けられた当て板を、Eは上記Hの主構成要素であるス
キージブレードの両端の位置を、Wとwはいずれもそれ
以上ないし以下の図示の略されていることを、それぞれ
表す。尚、1とEの添字L,Rは、スクリーン版の巾方
向に沿った左右を意味する(以下、同様)。Sがメッシ
ュであれ、極薄厚のメタルであれ、又、ギャップ式であ
れコンタクト式であれ、スクリーン印刷に於いてハウジ
ング型スキージ装置に用いられる高剛性超薄刃スキージ
ブレードをPに沿って前後1枚計2枚1組でも、1枚1
組でも使用する場合には、該ブレードの両端に相当する
位置に印刷中は常に、該ブレード両端に対応するように
スクリーン版の巾方向に沿って数mm程度の巾を有し、
印刷方向に沿って一様に、P−板と同一平面を共有す
る、上表面が平板状の当て板を設けてスクリーン印刷を
行なうことを図1は示しているのである。
【0013】図2は、本発明に基づくスキージ装置の主
構成要素であるスキージブレードの構造ないし形状を示
す要部構成縦断面図である。同図の実線で囲まれた部分
が、上記迄に述べてきた、高剛性超薄刃のスキージブレ
ードを、図1と同様に印刷方向(P)から眺めた断面図
である。同図(a)の3は2の部分の巾にAA′線以下
の部分が付け加わった形をしており、その付加部分の巾
は図では分かり易くするために2と同程度に描かれてい
るが2のそれ以外の部分に比べて数分の一程度大きいだ
けである。例えば、巾が10mm程度のブレードでは高
々2〜3mm程度という訳である。該ブレードがスクリ
ーン版(S)主表上面と接面する際は、まず、3の部分
がAA′の線迄湾曲して、AA′線でS上面へ印刷に所
要な押し圧力を以て接する(以下、圧接と略称)。従っ
て、Sの上面に接するスキージブレードには、鋭いエッ
ジを有する箇所が無いことになり、上記構造を有するス
キージブレードを使用するスキージ装置を用いて、スク
リ−ン印刷を行なえば、スクリーン版を傷つけることは
起こり難いのである。同様に、同図(b)の場合には、
Sの上面と圧接する側の巾方向の端部に、図の4で示す
ようなアール(r)を付けるのである。rの大きさは、
さ程大きくなくて良く、せいぜいスキージブレードの巾
の数分の一程度で十分である。この場合は、該ブレード
の長さ方向の端面がS上面と接する角度は(a)の場合
より更に小さくなり殆ど印刷中でのスクリーン版の損傷
は起こり得ないものとなる。
【0014】尚、上記実施例の他にも、本発明の要旨か
ら逸脱しない限りに於いて、様々な構成・構造が許され
るもので、特に上記実施例の図面等に限定されるもので
もなく、又、その用途についても上記に述べてきたケー
スにのみ限定されるものではない。例えば、図1の1で
は、Sの裏面と接する側が平板状でさえあれば、それ以
外の部分の形状は全く任意で良い。特殊な例としては、
本発明発案の契機となった、通常配置のスクリーン版の
天地を逆転させ該スクリーン保持枠を当て板に流用して
も何ら差し支えない。同じく図2(a)の3について
も、該端部の巾がそれ以外に比べて相当に大きくありさ
えすれば、Sに接する面が余程鋭い“ギザギザ状”で無
い限りは、任意の形状断面を有するもので良い。更に、
図2の(a),(b)共通に、Sと接する側の反対側即
ち、同図上方の形状・大きさについての制限も特にな
く、スキージ装置の主構成要素として組み込まれた際
に、スクリーン版の巾方向即ちブレードの長さ方向に亙
り該両端部を除いて、S上面と一様に接する構成になっ
てさえいれば良いものである。本発明に基づく印刷方法
やスキージ装置を適用すべきスクリーンの例について
も、厚さが100μ以上ある、さ程薄くないメタルスク
リーンに適用しても実用上何ら差し支えない。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の説明から容易に理解され
るように、スクリーン印刷に於いて下記のような効果を
発揮しうるものである。
【0016】まず、P−板の印刷面と平面を共有する上
面を有する平板状の当て板を、印刷方向に沿って一様に
スキージ装置で多用されてきた高剛性超薄刃のスキージ
ブレードの長さ方向の両端部に対応する位置に設けるの
で、該ブレードを用いても、メッシュにせよ極薄厚のメ
タルにせよ、スクリーン版を傷つけることなく、良好な
印刷版が得られる。
【0017】そして、上記スキージブレードの両端部の
巾を、他の部分より大きくしたり、アールを付けたりし
た該ブレードを主構成要素とするスキージ装置を使用す
るので前項に述べた当て板を使わなくても、前項と全く
同様な効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷方法の実施例を示す要部構成縦断面図であ
る。
【図2】スキージ装置の実施例を示す要部構成縦断面図
である。
【符号の説明】 1, 1 当て板 2, 2′ スキージブレード 3,3,4,4 ブレード端部 P 印刷方向 S スクリーン H ハウジング型スキージ装置 r アール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超薄刃の剛性スキージブレードを用いて
    スクリーン印刷を行なう際に、前記スクリーン版裏面に
    対する平板状の当て板を、該当て板の主表上面が被印刷
    体の被印刷側表面と同一平面を共有するよう、印刷方向
    と直交し上記スクリーン版の巾方向に平行な上記スキー
    ジブレードの長さ方向の両端部に対応する位置に、印刷
    方向に沿って一様に設けて印刷を行なうよう構成された
    スクリーン印刷における印刷方法
  2. 【請求項2】 スクリーン印刷に用いられる超薄刃の剛
    性スキージブレードであって、印刷方向と直交し前記ス
    クリーン版の巾方向に平行な、上記スキージブレードの
    長さ方向の両端部が該両端部以外の部分に比べて巾の大
    きい構造を有する該ブレードを主構成要素とするスクリ
    ーン印刷におけるスキージ装置
  3. 【請求項3】 スクリーン印刷に用いられる超薄刃の剛
    性スキージブレードであって、該ブレードが前記スクリ
    ーン版主表上面に圧接してスキージ操作を行ないつゝ印
    刷を行なう過程で印刷方向と直交し前記スクリーン版の
    巾方向に平行な、上記スキージブレードの長さ方向の両
    端部が、該上面を傷つけぬ程度の大きさのアールを有す
    る形状に形成されたスキージブレードを主構成要素とす
    るスクリーン印刷におけるスキージ装置
JP16854694A 1994-06-16 1994-06-16 スクリーン印刷における印刷方法とスキージ装置 Pending JPH081912A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015066693A (ja) * 2013-09-26 2015-04-13 日本電気株式会社 印刷装置及び印刷方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02