JPH08188839A - 強制通風による補強材料を混合した金属マトリクス複合物の製造方法 - Google Patents

強制通風による補強材料を混合した金属マトリクス複合物の製造方法

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JPH08188839A
JPH08188839A JP34037094A JP34037094A JPH08188839A JP H08188839 A JPH08188839 A JP H08188839A JP 34037094 A JP34037094 A JP 34037094A JP 34037094 A JP34037094 A JP 34037094A JP H08188839 A JPH08188839 A JP H08188839A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 均質な金属マトリクス複合物を簡便に製造す
るとともに、使用する不活性ガスの使用量を大幅に低減
する。 【構成】 電気炉において溶融金属マトリクスで充填さ
れた精製室を窒素等の不活性ガスでパージし;補強材
料、好ましくは粒状物を電気炉に充填された前記溶融金
属マトリクス上に吊り下げられたバケットに充填し;バ
ケットから補強材料をその後上方に引上げるためにバケ
ット中の補強材料に強制通風を適用し;さらに閉鎖系で
補強材料で補強された金属−マトリクス複合物を製造す
るために、均質に撹拌しながら、上方の補強材料を溶融
金属マトリクスへ均質に分散させるために補強剤を強制
的に下方に押しやる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】「超微細な補強材料料およびそれ
の生成物によって補強された金属マトリクス組成物の製
造方法および装置」(特願平6−76642号)と称す
る特許出願は、本願の発明者と同一の発明者であり、窒
素ガスを用いて超微細補強材料を含有する懸濁液体を溶
融金属マトリクス中にスプレーまたは微粉化することに
より金属−マトリクス複合物を製造する方法について記
載する。
【0002】不活性な窒素ガスは、従来方法における下
記の状況下では大量に消費される: 1.窒素ガスは、溶融金属に装入される前に、補強材料
を含有する懸濁液体の撹拌を助けるために使用される。
【0003】2.窒素ガスは、懸濁液体を溶融金属溶液
にスプレーまたは微粉化するためにノズルに連続的に適
用すべきである。
【0004】3.その製造方法は、窒素で連続的に覆わ
れる。
【0005】従って、かかる従来の方法における大量の
窒素消費は、複合物の製造コストを押上、市販価格を増
加させてしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、係る
従来の問題点を解消し、均質な金属マトリクス複合物を
製造する方法を提供するとともに、製造の際に使用され
る不活性ガスの消費量を大幅に低減することが可能な方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、次の方
法が提供される:電気炉において溶融金属マトリクスで
充填された精製室を窒素等の不活性ガスでパージし;補
強材料、好ましくは粒状物を電気炉に充填された前記溶
融金属マトリクス上に吊り下げられたバケットに充填
し;バケットから補強材料をその後上方に引上げるため
にバケット中の補強材料に強制通風を適用し;さらに閉
鎖系で補強材料を用いて補強された金属−マトリクス複
合物を製造するために、均質に撹拌しながら、上方の補
強材料を溶融金属マトリクスへ均質に分散させるために
補強剤を強制的に下方に押しやる。その際、窒素ガスは
単に最初に系から空気を外にパージするためだけに使用
されて製造コストを大幅に減少させ、連続的に消費され
るのではない。
【0008】また、a)溶融マトリクス(2)を形成す
るために閉鎖系加熱炉(1)で加熱しながら金属および
金属合金よりなる群から選ばれたマトリクスを再溶解
し;不活性ガス供給手段(4)から導かれた不活性ガス
によって該炉(1)をパージして該炉(1)内の溶融マ
トリクス(2)上に不活性ガス保護雰囲気を形成し; b)補強材料(5)を補強材料装入装置(6)から供給
および撹拌手段(3)内のバケット(31)、ここで該
バケット(31)は充填された該補強材料(5)を予熱
するために該溶融マトリクス(2)上に吊り下げられて
いる、に供給し;そして c)該供給および撹拌手段(3)を駆動させて、該溶融
マトリクス(2)に渦を形成させ、該バケット(31)
から該炉(1)の上方に該補強材料(5)を引き上げ、
さらに補強金属ーマトリクス複合物を得るために該溶融
マトリクス(2)を撹拌しながら該バケット(31)か
ら上昇した該補強材料(5)が該溶融マトリクス(2)
に均質に分散するように該上昇した補強材料(5)を該
溶融マトリクス(2)に向けて押しやることを特徴とす
る金属−マトリクス複合物の製造方法が好ましい。
【0009】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0010】図1は、本発明に従って粒状物で補強され
た金属−マトリクス複合物を製造する方法及び合成装置
を示す断面図である。
【0011】図2は、図1から取り付けフレーム機構を
除いた断面図である。
【0012】図3は、供給装置および撹拌装置を部分斜
視図で示す本発明の合成装置を示す説明図である。
【0013】図4は、走査型電子顕微鏡(2x10
倍)による本発明の金属−マトリクス複合物である2
014 Al/0.3μmAl(P)の拡大写真
である。図5は、光学顕微鏡(100倍)による本発明
の金属−マトリクス複合物である6061 Al/15
μmAl(P)の写真である。
【0014】図6は、本発明の金属−マトリクス複合物
である2014 Al/0.3μmAl(P)と
単一のマトリクス材料2014 Alとの降伏強度を比
較した結果を示すグラフである。
【0015】図7は、本発明の金属−マトリクス複合物
である6061 Al/15μmAl(P)10
重量%含有物と単一のマトリクスである6061 Al
との降伏強度を比較した結果を示すグラフである。
【0016】図1〜3に示されるように、本発明の金属
−マトリクス複合物の合成用装置は次の構成要素から成
る:アルミニウム合金等の溶融マトリクス2で充填され
た加熱炉1;加熱炉1に設けられた供給および撹拌手段
3;不活性ガス供給手段4;補強材料5を供給および撹
拌手段3に供給する補強材料装入装置6;および本発明
の関連する構成要素を調節および脱着可能に取り付ける
取り付けフレーム7。加熱炉1には、次の要素が含まれ
る:精製室11に充填された溶融金属マトリクス2を加
熱する電気加熱コイルまたはその他の加熱体である加熱
媒体12により囲まれた精製室11;後述のカバー13
から下方に突出する円筒状の壁131並びに複数の締め
具131bおよび断熱性充填剤またはセラミックウール
131cでシールされた加熱炉1の精製室11上部開口
部に脱着可能に固定された円筒状の壁131下端に形成
された底部フランジ131aを有する断熱またはセラミ
ックカバー13;窒素のような不活性ガス(G)を通気
弁42を有する不活性ガスホース41からカバー13内
部に設けられたアーチ型状物133を介して精製室11
に導くためにカバー13に形成された不活性ガス供給手
段4の入口部43;および通気弁142を有し、さらに
不活性ガスにより空気を外部に排出するためにカバー1
3に形成された排出部141と通じる通気パイプ14。
【0017】供給および撹拌手段3には、次の要素が含
まれる:装入装置6で予熱された補強材料5を満たすよ
うに加熱炉1に取り付けられた吊り下がりバケット3
1;炉1内の溶融金属マトリクス2を撹拌するために精
製室11のほぼ底に向かって突き出し、断熱カバー13
上に回転自在に取り付けられ渦撹拌機32;炉1に回転
自在に設けられ、粒状物、ホイスカーまたは単繊維、好
ましくは粒子の形態である補強材料5をバケット31内
から上方に拡散的に引き上げる(D)ためにバケット3
1の中央部に位置する上方引き上げプロペラ33;およ
びバケット31から上昇した補強材料5を下方に押しや
って(F)精製室11の溶融金属マトリクス2に均質分
配し、渦撹拌機32により撹拌して補強材料5と金属マ
トリクスを混合するために、バケット31上でかつカバ
ー13に隣接して炉1に回転自在に取り付けられた下方
流プロペラ34。
【0018】渦撹拌機32には、次の要素が含まれる:
カバー13に取り付けられた撹拌モーター322から、
カバー13に開けられた横穴134を通して、精製室1
1の底に向かって突き出した撹拌軸321末端に放射状
に固着された複数のプロペラ刃;および撹拌軸321を
ブシュ323に回転自在に取り付けるために、カバー1
3の円柱壁上に摺動可能に設けられた一対の半円筒状バ
ンドと組み合わされたブシュ323、その結果、渦撹拌
機32が回転するや否や、渦22が溶融金属マトリクス
2の水平レベル21から形成され、かつ熱対流が補強材
料5と均質に混合するようにマトリクス2を有効に撹拌
するために形成される。
【0019】吊り下がりバケット31は、一般に円筒形
またはボール形であり、次の要素が含まれる:バケット
31上部に形成され、複数の吸い上げ穴312を有する
環状肩部311;吸上げ穴312からバケット31内に
不活性ガス流を吸引して補強材料5を不活性ガス流に乗
せて運搬し、さらに中央ダクト313を介して補強材料
5を運搬する不活性ガス流を上方に引き上げるために上
方引上げプロペラ33を作動させた場合に、補強材料を
乗せた不活性ガス(窒素ガス)流を上方に(D)に導く
ために肩部311から上方へ突出する中央ダクト31
3;および肩部311を固着した吊り下げブラケット3
0の下部ブラケット部およびカバー13を介して上方に
突出し、さらに下方流プロペラ34を作動させるために
伝導ベルト344を(障害なしに)通過させるようにカ
バー13に固定する三つまたは分かれた支持部材である
固定ブラケット302によってカバー13に固着された
吊り下がりスリーブ301に固着されたブラケット30
の上部ブラケット部を有する吊り下げブラケット30。
【0020】上方引上げプロペラ33には、次の要素が
含まれる:吊り下げバケット31の吊り下げスリーブ3
01を介して縦方向に形成された中央スリーブ穴に回転
自由に取り付けられた中央中空軸331の軸底端に放射
状に固着され、吊り下げバケット31と補強材料装入装
置6とを連絡させるために中央中空軸331縦方向に形
成された中央供給流路332を具備する上方に曲がった
複数のプロペラ刃;および中央中空軸331上部に固着
され、後述の中央従車プーリー333およびカバー13
に取り付けられた中央軸駆動モーター335間に巻かれ
た軸伝導ベルト334により中央軸駆動モーター335
と結び付けられた中央従車プーリー333、それによっ
て中央軸駆動モーター335により駆動され上方引上げ
プロペラ33が動くや否や補強材料5を運搬する不活性
ガス流が図1に示されるように上方(D)に引き上げら
れ、さらに下方流プロペラ34によって下方に押し下げ
られる。
【0021】下方流プロペラ34には、次の要素が含ま
れる:吊り下げバケット31の吊り下げスリーブ301
と回転自由に組み合わされた内部貫通孔342を有し、
カバー13に形成された中央穴132と回転自由に組み
合わされ外部スリーブを具備する中空スリーブ341に
放射状に固着され、さらに吊り下がりバケット31の吊
り下げブラケット30上部と回転自在に組み合わされた
底部スリーブ端340を備えた下方に曲がった複数のプ
ロペラ刃;および中空スリーブ341上部に固着され、
後述の従車プーリー343とカバー13に取り付けられ
た中空スリーブ駆動モーター345間とに巻かれたスリ
ーブ伝導ベルト344により中空スリーブ駆動モーター
結合した従車プーリー343であって、中空軸駆動モー
ター345によって駆動するにつれて下方流プロペラ3
4が回転するや否やバケット31から上昇する補強材料
5を運搬する不活性ガス流が下方(F)に押し下げられ
て補強材料を溶融金属マトリクス2中へ均質に分散また
は配分できる。
【0022】中空スリーブ341は、カバー13に隣接
し、さらに下方流プロペラ34の下方に曲がったプロペ
ラ刃上にある中空スリーブ341上部に緩衝盤(buffli
ng disk)15が固着されており、補強材料5が精製室1
1からカバー13の中央穴132を介して上方および外
部に漏洩することを妨げるために、不活性ガス供給手段
4入り口部143に隣接した不活性ガス室152に加圧
不活性ガス雰囲気を形成するように、上方に曲がった浅
い円筒状フランジ151を具備する。
【0023】上方引上げプロペラ33および下方流プロ
ペラ34の両者は、プロペラ33,34を滑らかに回転
させるように吊り下げバケット31の縦中心において縦
軸300に対して、一直線に並びかつ同心的である。回
転部または要素の全てには、オーリングまたはパッキン
グが与えられており、本発明の閉鎖系からガスまたは材
料の漏洩を防止できる。
【0024】駆動モーター335,345および322
は、取り付けフレーム7の上下移動用案内支柱72に移
動可能または調整できるように固着された取り付けブラ
ケット71に固着されたカバー13に取り付けられてい
る。当然、その他のクレーンまたは取扱い装置は、炉1
上のカバー13を取り外すために用意してもよい。本発
明の各バッチ精製方法が終了する際に、取り付け若しく
は設けられたカバー13および全てのその他の装置は、
原材料を再充填させるために上昇させてもよいし、また
はその他の操作若しくは保守作業をしてもよい。上昇手
段73は、電気的、水圧駆動式または手動で作動させる
等のいかなる従来の機構から選択しても良く、本発明に
おいては限定されない。図2に示されるように、カバー
13およびリンク部材13は、カバー13上のモーター
および補強材料装入装置6を従来の機構および方法によ
って上下できるように、その他の取り付けフレーム(図
示せず)に固着してもよいが、本発明では何等限定され
ない。
【0025】補強材料装入装置6には、次の要素が含ま
れる:補強材料5を貯蔵するために取り付けフレーム7
にリンク腕部材60によって調整可能に設けられた容器
61;容器61に貯蔵された補強材料5を予熱するため
に容器61周辺に設けられた予熱装置62;供給パイプ
63下端に固着されたノズル64に接続するように容器
61から下方に突出した供給パイプ63;および上方引
上げプロペラ33の中央中空軸331を自由に回転さ
せ、同様に、補強材料5の漏洩を防止し、さらに本発明
の閉鎖系において空気流入を防止し、中空軸331およ
び供給パイプ63をシールするために上方引上げプロペ
ラ33の中央中空軸331上端でノズル64と回転自在
に組み合わせたシールカップラー(継手)641。
【0026】微細補強材料5を中空軸331を介してバ
ケット31に供給する際に、微細補強材料の塊状化を防
止するためにノズル64および中空軸331間にアパー
チャーが設けられている。
【0027】補強材料装入装置6には、補強材料5をバ
ケット31に供給することを補助するために増強または
加圧系を備えてもよい。
【0028】高温の溶融金属溶液と接触する部分は、熱
に十分耐えるようにアルミナ被覆物のような保護被覆物
で被覆してもよい。
【0029】渦撹拌機32は、2種のプロペラ33,3
4の縦中央300と直線的に系統的装置の中央部に取り
付けてもよく、本発明では限定されない。
【0030】前記のように、閉鎖系系統装置を使用する
本発明の金属ーマトリクス複合物を製造する方法は、下
記に示される。
【0031】本発明の金属−マトリクス複合物の製造方
法には、次のステップが含まれる: 1.アルミニウムまたはアルミニウム合金等の金属また
は金属マトリクス2およびフラックスは、電気炉1に供
給される。不活性ガス供給手段4からの窒素ガス等の不
活性ガスは、通気弁142を閉鎖することによってその
後閉鎖される通気パイプ14を介して外部に空気を排出
するように電気炉をパージするために電気炉に導かれ
る。その後、マトリクス2は、例えば電気炉1に供給さ
れたフラックスの助けによって再溶融される。
【0032】2.アルミナ、シリコンナイトライド、シ
リコンカーバイド、チタンカーバイド、酸化ジルコニウ
ム、炭化ホウ素、および炭化タンタルからなる粒状物、
短繊維およびホイスカーから選択され、平均粒子径が
0.05μmまたはそれ以下である補強材料5は、補強
材料装入装置6を介してバケット31に供給される。バ
ケット31に充填された補強材料5は、予熱するために
溶融金属マトリクス2上に配置させ、補強材料5に含ま
れる水分を蒸発させる。バケット31の高さは、金属が
定常状態または渦撹拌状態に保持される際に溶融金属が
バケットに侵入することを妨げるために溶融金属上に調
整することが好ましい。
【0033】3.撹拌モーター322は、渦撹拌機32
を回転させて溶融金属マトリクス2の渦22を起こさせ
電気炉1内における溶融流体の対流を強いるために、4
00〜600rpmの回転スピードを維持するように始
動させる。
【0034】4.中空スリーブ駆動モーター345は、
下方流プロペラ34を回転させ、2000〜6000r
pmの回転スピードを維持して、不活性ガスを下方へ強
制的に押しやる;さらに中央軸駆動モーター335は、
上方引上げプロペラ33を回転させ、3000〜800
0rpmの回転スピードを維持して、不活性ガスを上方
に引き上げ流(D)を発生させると伴に電気炉の熱対流
に起因する熱的な上昇を伴う。補強材料5を乗せた不活
性ガスの上方引上げ流は、下方流プロペラ34によって
補強剤を溶融マトリクスに分配させるために強制的に下
方に押しやられる。補強材料5の重力は、同様に溶融マ
トリクス2に向かう降下を補助する。撹拌機32で撹拌
されるので、その後補強材料5は溶融金属マトリクス2
中へ分散および混合されて本発明の補強材料5で補強さ
れた金属−マトリクス複合物を与えられる。
【0035】5.精製が終了した後に、モーター32
2,335および345のスイッチを切り、供給および
撹拌手段3を電気炉1から上に持ち上げて混合溶融溶液
の複合物の脱ガス操作を行う。複合物中に存在するガス
は、脱ガス操作中に真空吸引によって除去される。
【0036】6.複合物は、その後本発明の補強複合生
成物を得るためにアニールされる、インゴットに成形す
る。
【0037】もちろん、本発明は、本発明の精神および
範囲から逸脱することなく変形しても良い。
【0038】
【作用】本発明の強制通風による補強材料料を混合する
金属マトリクス複合物の製造方法において、閉鎖精製系
を利用し、上方引上げプロペラを用いて補強剤を空中に
舞い上げ、その後、かかる補強剤を下方流プロペラを用
いて溶融マトリクスに向けて強制的に散布することがで
き、均質な金属マトリクス複合物が製造できる。
【0039】
【実施例】以下本発明の実施例および添付の図面に基づ
き本発明をより詳細に説明する。実施例は本発明の方法
及び生成物を説明するためだけであり、本発明を限定す
ることを意図するものではない。
【0040】実施例 1 アルミニウム合金2014 A1は、フラックスを加え
て、図1に示されるように、保護窒素ガス雰囲気下で
(窒素ガス雰囲気が形成されるや否や、窒素ガスの供給
は生産コスト削減のため閉じてもよい)、電気炉1中に
おいて700℃で再溶融された。100〜700℃で予
熱された補強剤5(アルファアルミナ粒子、平均粒子
径:0.3μm、マトリクス中で2重量%)をバケット
31に供給した。
【0041】撹拌機32を回転させて400rpmの回
転数とした。撹拌機軸321は、電気炉において高温の
溶融溶液から保護するためにアルミナで被覆してもよ
い。駆動モーター345,335は、その後、作動させ
て下方流プロペラ34の回転数を2000〜4000r
pmに増加させ、さらに上方引上げプロペラ33を回転
させて3000〜5000rpmとし、補強剤を溶融ア
ルミニウム合金へ強制的にまき散らした。
【0042】アルミナ粒子の全てを電気炉に供給した後
に、中央軸駆動モーター335を停止させ、撹拌機32
のスピードを減速して80rpmとして10分間連続的
に撹拌した。その後、中空駆動モーター345のスイッ
チを切り、供給および撹拌手段3は、その後インゴット
にされる精製生成物を脱ガスするために、電気炉1から
取り除いた。得られたインゴットを340℃において2
時間アニールして、本発明の複合生成物を得た。
【0043】この様にして得られた複合生成物の電子顕
微鏡写真を図4に表し、アルミナセラミック粒子がアル
ミニウム合金マトリクス中に均一に組み込まれているこ
とを示す。実施例1で得られた複合物の降伏強度(yiel
d strength) は、図6に示されるアルミニウム合金マト
リクスのそれよりも大きく、本発明による物理的な改良
結果を示す。
【0044】実施例 2 マトリクスを6061 A1で、補強剤を粒径15μm
のアルミナ粒子で、その含有量をマトリクス中で10重
量%に置き換えた以外は、実施例1の方法を繰り返し
た。上方引上げプロペラ33の回転数を6000〜80
00rpmに調整し、一方、下方流プロペラ34の回転
スピードを4000〜6000rpmに保持した。
【0045】最終複合生成物は図5に示され、図5から
アルミナ粒子がアルミニウム合金マトリクス中に均一に
組み込まれていることが判る。図7に示されるように、
本発明の複合成生物に関する降伏強度の物理的な特性
は、アルミニウム合金マトリクスよりも優れており、本
発明の改良結果が示される。
【0046】
【発明の効果】同様に、本発明は、本発明者による前記
特願平6−76642号による方法よりも優れている。
なぜならば、不活性ガス(窒素ガス)は、電気炉1中の
閉鎖精製系において、不活性ガス保護雰囲気を形成する
ために電気炉1中の精製室11をパージするためにだけ
使用し、不活性ガス雰囲気が形成されると、高価な不活
性ガスを連続的にかつ絶え間なく供給することなく、操
作中は不活性ガスの供給を停止することができるので、
生産コストを大幅に低減でき、本発明の経済的価値を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の1実施例である金属マトリクス複
合物を製造する装置を示す断面図である。
【図2】は、本発明の1実施例である金属マトリクス複
合物を製造する装置を示す断面図である。
【図3】は、本発明の1実施例である金属マトリクス複
合物を製造する装置の部分斜視部を有する説明図であ
る。
【図4】は、本発明の方法で得られた1実施例である金
属マトリクス複合物の拡大電子顕微鏡写真である。
【図5】は、本発明の方法で得られた1実施例である金
属マトリクス複合物の光学写真である。
【図6】は、本発明の方法で得られた金属マトリクス複
合物と従来品とについて降伏強度を比較した結果を示す
グラフである。
【図7】は、本発明の方法で得られたその他の実施例で
ある金属マトリクス複合物とその他の従来品とについて
降伏強度を比較した結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1…加熱炉 2…溶融マトリクス 3…供給および撹拌手段 4…不活性ガス 5…補強材料 6…補強材料装入装置 7…取り付けフレーム 11…精製室 12…加熱媒体 13…カバー 14…通気パイプ 15…緩衝盤 22…渦 30…吊り下げブラケット 31…バケット 32…渦撹拌機 33…上方引上げプロペラ 34…下方流プロペラ 131…壁 312…吸い上げ穴 313…中央ダクト 332…中央供給流路 335…中央軸モーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594065386 曽 清雄 台湾台北縣永和市保平路292巷40弄10號2 樓 (71)出願人 595016222 黄 青 陽 台湾台北市抗州南路二段65巷2號3樓 (72)発明者 林 清 彬 台湾台北市合江街61巷6號1樓

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)溶融マトリクス(2)を形成するた
    めに閉鎖系加熱炉(1)で加熱しながら金属および金属
    合金よりなる群から選ばれたマトリクスを再溶解し;不
    活性ガス供給手段(4)から導かれた不活性ガスによっ
    て該炉(1)をパージして該炉(1)内の溶融マトリク
    ス(2)上に不活性ガス保護雰囲気を形成し; b)補強材料(5)を補強材料装入装置(6)から供給
    および撹拌手段(3)内のバケット(31)、ここで該
    バケット(31)は充填された該補強材料(5)を予熱
    するために該溶融マトリクス(2)上に吊り下げられて
    いる、に供給し;そして c)該供給および撹拌手段(3)を駆動させて、該溶融
    マトリクス(2)に渦を形成させ、該バケット(31)
    から該炉(1)の上方に該補強材料(5)を引き上げ、
    さらに補強金属ーマトリクス複合物を得るために該溶融
    マトリクス(2)を撹拌しながら該バケット(31)か
    ら上昇した該補強材料(5)が該溶融マトリクス(2)
    に均質に分散するように該上昇した補強材料(5)を該
    溶融マトリクス(2)に向けて押しやることを特徴とす
    る金属−マトリクス複合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 該炉(1)が、充填された該溶融マトリ
    クス(2)を加熱する加熱媒体(12)に囲まれた精製
    室(11)、該精製室(11)上部開口部に着脱自在に
    固定され、下方に突出する円筒状壁(131)を有する
    断熱カバー(13)、該不活性ガスを該精製室(11)
    へ導入するために該カバー(13)に形成された不活性
    ガス供給手段(4)の入口部(43)並びに通気弁(1
    42)および該不活性ガスによりパージされる空気を外
    部へ排出するために該カバー(13)に形成された排出
    部(141)とを連通する通気パイプ(14)を含む請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 該供給および撹拌手段(3)が、該装入
    装置(6)からの予熱された補強材料(5)を充填する
    ために加熱炉(1)に設けられた該バケット(31)、
    該断熱カバー(13)に回転自在に取り付けられ、該溶
    融マトリクス(2)を撹拌するために該精製室(11)
    底に向かって突出する渦撹拌機(32)、該炉(1)に
    回転自在に取り付けられ、該バケット(31)からの該
    補強材料(5)を上方へ末広がりに引き上げるように該
    バケット(31)の中央部に配置された上方引上げプロ
    ペラ(33)、および該補強材料(5)と該金属マトリ
    クス(2)を該渦撹拌機(32)を用いて撹拌、混合す
    るために該溶融マトリクス(2)へ均質に分配するよう
    に該バケット(31)から上昇した該補強材料(5)を
    強制的に下方へ送るために該バケット(31)上でかつ
    該カバー(13)に隣接して回転自在に設けられた下方
    流プロペラ(34)を含む請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 該渦撹拌機(32)が、該カバー(1
    3)に取り付けられた撹拌モーター(322)から該カ
    バー(13)に開けられた横穴(134)を介して精製
    室(11)底に向かって突出する撹拌軸(321)下端
    に放射状に固着された複数のプロペラ刃、および該撹拌
    軸(321)をブシュ(323)に回転自在に取り付け
    るように該カバー(13)の円筒壁(131)に摺動的
    に設けられ一対の半円筒状バンドと組み合わせた該ブシ
    ュ(323)を含む請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 該バケット(31)は、一般に円筒状で
    あり、該バケット(31)上部に形成され複数の吸い上
    げ穴(312)を有する環状肩部(311)、該上方引
    上げプロペラ(33)が該補強材料(5)を不活性ガス
    流に乗せるように各該吸い上げ穴(312)から該バケ
    ット(31)内へ不活性ガス流を吸引し、さらに該補強
    材料(5)を運搬する不活性ガス流を上方へ引き上げる
    ように駆動した場合に該補強材料(5)を運搬する不活
    性ガス流を上方へ導くために該肩部(311)から上方
    へ突出した中央ダクト(313)、並びに該カバー(1
    3)に固定された固定ブラケット(302)を用いて該
    カバー(13)に固着され、該肩部(311)に固着さ
    れた下部ブラケット部および該カバー(13)を介して
    上方へ突出する吊り下げスリーブ(301)に固着され
    た上部ブラケット部を有する吊り下がりブラケット(3
    0)を含む請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 該上方引上げプロペラ(33)が、該吊
    り下げスリーブ(301)を介して縦に形成された中央
    スリーブ穴に回転自在に設けられた中央中空軸(33
    1)下端に放射状に固着され、該バケット(31)と該
    補強材料装入装置(6)とを連絡するように該中央中空
    軸(331)を介して縦に設けられた中央供給流路(3
    32)を有する上方に曲がった複数のプロペラ刃、およ
    び該中央中空軸(331)上部に固着され、軸伝導ベル
    ト(334)によって該カバー(13)に固定された中
    央軸駆動モーター(335)と結び付けられた中央従属
    プーリー(333)を含む請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 該下方流プロペラ(34)が、該吊り下
    がりスリーブ(301)と回転自在に組み合わされた内
    部貫通孔(342)を有する中空スリーブ(341)に
    放射状に固着され、該カバー(13)に形成された中央
    穴(132)と回転自在に組み合わされた該中空スリー
    ブ(341)外部スリーブ表面を有し、該吊り下がりブ
    ラケット(30)上部と回転自在に組み合わされたスリ
    ーブ底端(340)を備える下方に曲がった複数のプロ
    ペラ刃、および該中空スリーブ(341)上部に固着さ
    れ、スリーブ伝導ベルト(344)によって該カバー
    (13)に設けられた中空スリーブ駆動モーター(34
    5)と組み合わされた従属プーリー(343)を含む請
    求項3に記載の方法。
  8. 【請求項8】 該中空スリーブ(341)が、その上部
    に、該カバー(13)に隣接して緩衝盤(15)を有
    し、さらに該補強材料(5)が該中央穴(132)を介
    して上部および外部に漏洩することを妨げるために不活
    性ガス室(152)における加圧された不活性ガス雰囲
    気を形成するために該不活性ガス供給手段(4)の入口
    部(143)に隣接した該不活性ガス室(152)を形
    成するように上方へ曲がった浅い円筒状フランジ(15
    1)を含む請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 該上方引上げプロペラ(33)および該
    下方流プロペラ(34)が直線状に並び、該バケット
    (31)の縦中心を規定する縦軸(300)に同心的で
    ある請求項3に記載の方法。
  10. 【請求項10】 該上方引上げプロペラ(33)および
    該下方流プロペラ(34)を回転自在に設けるための該
    カバー(13)が、取り付けフレーム(7)の上昇手段
    (73)の案内支柱(72)へ移動可能に固着された取
    り付けブラケット(71)に固着されている請求項1に
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 該補強材料装入装置(6)が、該補強
    材料(5)を貯蔵するために該取り付けフレーム(7)
    のリンク腕部材(60)によって調節可能に設けられた
    容器(61)、貯蔵された該補強材料(5)を予熱する
    ために該容器(61)周辺に設けられた予熱装置(6
    2)、該容器(61)からノズル(64)に接触するよ
    うに下方に延びる供給パイプ(63)、および該上方引
    上げプロペラ(33)の中央中空軸(331)を自由に
    回転させ、該中空軸(331)および該供給パイプ(6
    3)をシールするために該中央中空軸(331)の上端
    部を備えるノズル(64)と回転自在に組み合わされた
    シーリングカップラー(641)を含む請求項6に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 該金属−合金マトリクスが、アルミニ
    ウム−合金マトリクスであり;該補強材料がアルミナ、
    窒化珪素、炭化珪素、炭化チタン、酸化ジルコニウム、
    炭化硼素、および炭化タンタルからなる群より選ばれる
    少なくとも1種よりなり、粒状物、単繊維およびホイス
    カーよりなる群から選ばれる少なくとも1種である請求
    項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の方法によって得られ
    る生成物。
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