JPH0818775A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH0818775A
JPH0818775A JP6170012A JP17001294A JPH0818775A JP H0818775 A JPH0818775 A JP H0818775A JP 6170012 A JP6170012 A JP 6170012A JP 17001294 A JP17001294 A JP 17001294A JP H0818775 A JPH0818775 A JP H0818775A
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signal
image
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JP6170012A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Shoji
力 荘司
Kotaro Yonenaga
晃太郎 米永
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リニアイメージセンサを用いた画像読取装置
において,リニアイメージセンサの暗時出力オフセット
調整不良やA/D変換器の変換基準電圧変化による変換
誤差を排除し,さらに,A/D変換器の出力調整を簡素
化し,高画質の原稿読み取りを実現する。 【構成】 原稿を照明する光源107と,光源107で
照明された原稿の反射光を光電変換するリニアイメージ
センサ108と,リニアイメージセンサ108の出力信
号を増幅する可変ゲインAMP901と,前記増幅され
た出力信号をA/D変換するA/D変換器902とを有
する画像読取装置において,リニアイメージセンサ10
8の主走査方向に連続した特定区間内における予め決め
られた複数画素の平均値の最大値を検出するシェーディ
ング補正回路204と,前記最大値に基づいて上記各手
段の出力を調整するD/A変換器904と,シェーディ
ング補正回路204の出力値に基づいてD/A変換器9
04を制御するCPU903とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,デジタル複写機や画像
スキャナ等に利用され,特に,リニアイメージセンサの
連続する所定の複数画素の平均値の最大値あるいは最小
値を検出して画像データの補正や露光光量等の調整を実
行する画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,リニアイメージセンサを用いた画
像読取装置は,リニアイメージセンサから出力された光
シールド部の信号出力を,サンプルホールド回路でその
ピーク値を検出する。そして,その信号出力を用いてリ
ニアイメージセンサの暗時出力オフセット調整,リニア
イメージセンサの有効画像部から増幅された信号出力を
サンプルホールド回路でピーク検出し,A/D変換器の
変換基準としてデジタル変換して出力値を得ていた。
【0003】また,原稿を走査して読み取る光学スキャ
ナの一部に基準となる基準板を設けた画像読取装置は,
サンプルホールド回路でピーク検出して得た値を用い
て,照明手段の光学変動を検知し,A/D変換器の変換
基準としてフィードバックして,光量変動を抑えてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来の画像読取装置にあっては,サンプ
ルホールド回路で電気信号のピーク検出を行った場合,
サンプルホールド回路に使用されているコンデンサの特
性により洩れ電流が発生し,時間が経過するにつれて徐
々にピーク検出電圧が低下し,リニアイメージセンサの
暗時出力オフセット調整不良やA/D変換器の変換基準
電圧変化による変換誤差が発生するという問題点があっ
た。
【0005】さらに,A/D変換器の前でサンプルホー
ルド回路の電気信号のピーク検出を実行するため,無調
整の場合,A/D変換器の基準電圧と入力電圧との間で
変換誤差が生じる。また,この誤差を生じさせないよう
にするためには,A/D変換器の出力を見ながら調整す
る必要があり,その調整が煩わしいといった問題点があ
った。
【0006】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,リニアイメージセンサを用いた画像読取装置にお
いて,リニアイメージセンサの暗時出力オフセット調整
不良やA/D変換器の変換基準電圧変化による変換誤差
を排除し,さらに,A/D変換器の出力調整を簡素化
し,高画質の原稿読み取りを実現することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る画像読取装置にあっては,原稿を
照明する照明手段と,前記照明手段で照明された原稿の
反射光を光電変換する光電変換手段と,前記光電変換手
段の出力信号を増幅する増幅手段と,前記増幅された出
力信号をA/D変換するA/D変換手段とを有する画像
読取装置において,前記光電変換手段の主走査方向に連
続した特定区間内における予め決められた複数画素の平
均値の最大値を検出する画像信号検出手段と,前記最大
値に基づいて前記各手段の出力を調整する出力調整手段
と,前記画像信号検出手段の出力値に基づいて前記出力
調整手段を制御する制御手段とを具備するものである。
【0008】また,請求項2に係る画像読取装置にあっ
ては,原稿を照明する照明手段と,前記照明手段で照明
された原稿の反射光を光電変換する光電変換手段と,前
記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段と,前記
増幅された出力信号をA/D変換するA/D変換手段と
を有する画像読取装置において,前記光電変換手段の主
走査方向に連続した特定区間内における予め決められた
複数画素の平均値の最小値を検出する画像信号検出手段
と,前記最大値に基づいて前記各手段の出力を調整する
出力調整手段と,前記画像信号検出手段の出力値に基づ
いて前記出力調整手段を制御する制御手段とを具備する
ものである。
【0009】また,請求項3に係る画像読取装置にあっ
ては,前記制御手段は,前記画像信号検出手段による最
大値あるいは最小値の検出を切り換えるものである。
【0010】また,請求項4に係る画像読取装置にあっ
ては,原稿を照明する照明手段と,前記照明手段で照明
された原稿の反射光を光電変換する光電変換手段と,前
記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段と,前記
増幅された出力信号をA/D変換するA/D変換手段と
を有する画像読取装置において,前記光電変換手段の光
シールド部分の信号出力の最大値を検出する画像信号検
出手段と,前記最大値に基づいて前記光電変換手段の黒
レベル出力を調整する出力調整手段と,前記画像信号検
出手段の出力値に基づいて前記出力調整手段を制御する
制御手段とを具備するものである。
【0011】また,請求項5に係る画像読取装置にあっ
ては,原稿を照明する照明手段と,前記照明手段で照明
された原稿の反射光を光電変換する光電変換手段と,前
記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段と,前記
増幅された出力信号をA/D変換するA/D変換手段と
を有する画像読取装置において,前記光電変換手段の信
号出力の最小値を検出する画像信号検出手段と,前記最
小値に基づいて前記光電変換手段の黒レベル出力を調整
する出力調整手段と,前記画像信号検出手段の出力値に
基づいて前記出力調整手段を制御する制御手段とを具備
するものである。
【0012】また,請求項6に係る画像読取装置にあっ
ては,原稿を照明する照明手段と,前記照明手段で照明
された原稿の反射光を光電変換する光電変換手段と,前
記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段と,前記
増幅された出力信号をA/D変換するA/D変換手段と
を有する画像読取装置において,前記光電変換手段の画
像領域部分における信号出力の最大値を検出する画像信
号検出手段と,前記最大値から原稿の地肌濃度を検出
し,前記照明手段の光量を調整する出力調整手段と,前
記画像信号検出手段の出力値に基づいて前記出力調整手
段を制御する制御手段とを具備するものである。
【0013】また,請求項7に係る画像読取装置にあっ
ては,原稿を照明する照明手段と,前記照明手段で照明
された原稿の反射光を光電変換する光電変換手段と,前
記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段と,前記
増幅された出力信号をA/D変換するA/D変換手段と
を有する画像読取装置において,前記光電変換手段の画
像領域部分における信号出力の最大値を検出する画像信
号検出手段と,前記最大値から原稿の地肌濃度を検出
し,前記A/D変換手段の基準電圧を調整する出力調整
手段と,前記画像信号検出手段の出力値に基づいて前記
出力調整手段を制御する制御手段とを具備するものであ
る。
【0014】また,請求項8に係る画像読取装置にあっ
ては,原稿を照明する照明手段と,前記照明手段で照明
された原稿の反射光を光電変換する光電変換手段と,前
記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段と,前記
増幅された出力信号をA/D変換するA/D変換手段と
を有する画像読取装置において,前記光電変換手段の画
像領域部分の信号出力の最小値を検出する画像信号検出
手段と,前記最小値に基づいて前記光電変換手段の黒レ
ベル出力を調整する出力調整手段と,前記画像信号検出
手段の出力値に基づいて前記出力調整手段を制御する制
御手段とを具備するものである。
【0015】また,請求項9に係る画像読取装置にあっ
ては,原稿を照明する照明手段と,前記照明手段で照明
された原稿の反射光を光電変換する光電変換手段と,前
記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段と,前記
増幅された出力信号をA/D変換するA/D変換手段
と,シェーディング補正の基準色となる基準板とを有す
る画像読取装置において,前記光電変換手段による前記
基準板の信号出力の最大値を検出する画像信号検出手段
と,前記最大値に基づいて前記照明手段の光量を調整す
る出力調整手段と,前記画像信号検出手段の出力値に基
づいて前記出力調整手段を制御する制御手段とを具備す
るものである。
【0016】また,請求項10に係る画像読取装置にあ
っては,原稿を照明する照明手段と,前記照明手段で照
明された原稿の反射光を光電変換する光電変換手段と,
前記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段と,前
記増幅された出力信号をA/D変換するA/D変換手段
と,シェーディング補正の基準色となる基準板とを有す
る画像読取装置において,前記光電変換手段による前記
基準板の信号出力の最大値を検出する画像信号検出手段
と,前記最大値に基づいて前記A/D変換手段の基準電
圧を調整する出力調整手段と,前記画像信号検出手段の
出力値に基づいて前記出力調整手段を制御する制御手段
とを具備するものである。
【0017】
【作用】本発明に係る画像読取装置(請求項1)は,光
電変換手段の主走査方向に連続した特定区間内における
予め決められた複数画素の平均値の最大値を検出し,制
御手段の指示により,検出した最大値を用いて各手段の
出力を調整する。
【0018】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
2)は,光電変換手段の主走査方向に連続した特定区間
内における予め決められた複数画素の平均値の最小値を
検出し,制御手段の指示により,検出した最小値を用い
て各手段の出力を調整する。
【0019】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
3)は,制御手段により画像信号検出手段による最大値
あるいは最小値の検出を切り換える。
【0020】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
4)は,光電変換手段の光シールド部分の信号出力の最
大値を検出し,該最大値に基づいて前記光電変換手段の
黒レベル出力を調整する。
【0021】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
5)は,光電変換手段の信号出力の最小値を検出し,該
最小値に基づいて前記光電変換手段の黒レベル出力を調
整する。
【0022】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
6)は,光電変換手段の画像領域部分における信号出力
の最大値を検出し,該最大値から原稿の地肌濃度を検出
し,照明手段の光量を調整して地肌濃度を除去する。
【0023】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
7)は,光電変換手段の画像領域部分における信号出力
の最大値を検出し,該最大値から原稿の地肌濃度を検出
し,A/D変換手段の基準電圧を調整して地肌濃度を除
去する。
【0024】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
8)は,光電変換手段の画像領域部分の信号出力の最小
値を検出し,該最小値から原稿の高濃度部分を検出し
て,光電変換手段の黒レベル出力を調整する。
【0025】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
9)は,光電変換手段による基準板の信号出力の最大値
を検出し,該最大値に基づいて照明手段の光量を一定に
調整する。
【0026】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
10)は,光電変換手段による基準板の信号出力の最大
値を検出し,該最大値に基づいてA/D変換手段の基準
電圧を一定の値となるように調整する。
【0027】
【実施例】以下,本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。図1は,本発明に係る画像読取装置の構成
を示す説明図である。図において,基本的には,駆動源
と駆動系によってガイドロッド101に沿って走行しな
がら原稿を読み取る走行体102とコンタクトガラス1
03,筐体104およびアナログ信号処理のためのアナ
ログ処理基板105,デジタル信号処理のためのデジタ
ル処理基板106とによって構成されている。また,上
記走行体102は,原稿を照明するための光源107,
原稿の反射光をCCDリニアイメージセンサ(光電変換
素子)108(以下,リニアイメージセンサという)に
導く集束性伝送体109が所定の位置に保持された一体
構造をなしている。また,110はリニアイメージセン
サ108の色感度バランスを補正するための色補正フィ
ルタである。
【0028】また,図示されていないが走行体102内
には,リニアイメージセンサ108を駆動するための基
板,およびリニアイメージセンサ108の出力を増幅す
る増幅回路をもつプリント基板が設けられており,走行
体102と上記各信号処理基板とは,ケーブル111を
介して電気的に接続されている。また,112はシェー
ディング補正用の白基準板である。なお,本装置は,原
稿固定−露光走査方式であるが,原稿移動方式の画像読
取装置であってもよい。
【0029】図2は,上記画像読取装置における電装系
の構成を示すブロック図である。図において,本電装系
は,CPUを中心として画像読取装置全体を制御するス
キャナ制御部200と,走行体102を駆動するモータ
や冷却ファンのメカ駆動部201と,原稿照明用の光源
(蛍光灯)107の点灯制御を実行するランプ点灯回路
202と,走行体102のホームポジション検知や光源
(蛍光灯)107の管壁温度検知等のためのセンサ部2
03により構成されている。また,画像信号系は,リニ
アイメージセンサ108と,アナログ処理基板105
と,シェーディング補正回路204と,デジタル処理基
板106とで構成されている。
【0030】次に,以上のように構成された画像読取装
置の基本的な動作について説明する。読取対象の原稿は
コンタクトガラス103にセットされ,該原稿は光源1
07により照射される。該照射により得た原稿の反射光
は,集束性伝送体109を介してリニアイメージセンサ
108に結像される。リニアイメージセンサ108で
は,反射光をその強弱に応じた電気信号の画像データに
変換してアナログ処理基板105へ出力する。アナログ
処理基板105はアナログ信号で処理したした後,A/
D変換を行ってデジタル信号に変換する。
【0031】さらに,シェーディング補正回路204で
は,光源107の光量分布とリニアイメージセンサ10
8の各画素の感度のバラツキを補正するために,白基準
板112を読み取ったデータをシェーディング補正用デ
ータとしてメモリに記憶し,実際の原稿を読み取るとき
に上記メモリからデータを読み出して補正を行う。次い
で,デジタル処理基板106では,変倍処理,γ変換,
色変換等の画像処理を行い,スキャナ画像出力信号とし
てプリンタ部へ出力する。これらの画像信号系の各ユニ
ットには,スキャナ制御部200よりタイミング信号が
与えられて所定の動作が実行される。
【0032】図3は,シェーディング補正回路204の
構成を示すブロック図である。図において,本回路は,
画像信号検出回路301,黒メモリ302,白メモリ3
03,レジスタ304,シェーディング補正部305と
から構成されている。
【0033】次に,以上のように構成されたシェーディ
ング補正回路204における各動作モードについて説明
する。 (1)画素データ処理モード これはシェーディング補正を実行するモードである。リ
ニアイメージセンサ108からの信号と黒レベル,白レ
ベルの内容より, V0 =(画素データ−黒レベル)×255/(白レベル
−黒レベル) の計算を実行し,シェーディング補正された値を得る。 (2)黒レベル処理モード これは原稿読取時の黒レベルを生成するモードである。
最初に黒メモリ(M0)302の内容をすべて“0”と
して,リニアイメージセンサ108からの黒レベル信号
を16回読み取り,さらに平均化して黒レベルを生成す
る。
【0034】(3)白レベル処理モード これは原稿読取時の白レベルを生成するモードである。
最初に白メモリ(M1)303および黒メモリ(M0)
302の下位4bitの内容をすべて“0”として,リ
ニアイメージセンサ108からの白レベル信号を16回
読み取り,さらに平均化して白レベルを生成する。 (4)データスルーモード これは入力されたリニアイメージセンサ108からの出
力信号をそのままの状態で出力するモードである。
【0035】次に,図4を用いてシェーディング補正動
作についてさらに説明する。図において,本処理が開始
されると,シェーディング補正を実行する前に,光源1
07をOFFし(S401),上記黒レベル処理モード
を起動し,原稿読み取り時の黒基準レベルを生成する
(S402)。次いで,光源107をONし(S40
3),駆動源と駆動系(図示せず)をONすることによ
ってガイドロッド101に沿って画像を読み取る走行体
102を走行させる(S404)。そして,走行体10
2を走行させながら,白基準板112を読み取り上記白
レベル処理モードを起動し,白基準レベルを生成する
(S405)。そして,最後に画素データ処理モードを
起動して原稿の読み取りを行うことにより(S40
6),シェーディング補正された画像データを得ること
ができる。
【0036】〔実施例1〕図5は,画像信号検出回路3
01による検出信号を示すタイミングチャートである。
図において,LSYNCは主走査方向の有効画像領域信
号,TPは外部端子からの入力信号である。画像信号検
出回路301は,入力信号TPが“L”になっている
間,独立に連続した8画素を加算し,前回までの最大値
と比較して,その平均値の最大値をレジスタ304に格
納する。上記の処理はTPが“H”になるまで行われ,
そのときのレジスタ304の値がその区間での最大値と
なる。
【0037】上記処理を式および表1にまとめると, N1 =(n1 +n2 +・・+n8 )/8 N2 =(n9 +n10+・・+n16)/8 により平均値を求め,
【0038】
【表1】
【0039】となる。
【0040】なお,本実施例では,連続した8画素で平
均値を取っているが,4画素,あるいは16画素,ある
いはそれ以外の画素数でもよい。また,入力信号TP
は,1ライン周期内で図示してあるが,複数ラインの周
期でもよく,この場合は,そのライン間内での平均値の
最大値を検出することができる。
【0041】〔最大値の検出〕図6は,最大値検出回路
の構成を示すブロック図である。図において,601は
加算器,602は最大値レジスタ,603は比較器,6
04はバッファ,605は制御回路である。
【0042】次に,以上の構成において,まず,外部端
子からの入力信号TPが“L”の状態となると同時に,
最大値レジスタ602が“0”にクリアされる。そし
て,入力された画像信号は,加算器601で設定数だけ
加算される。すなわち,連続した複数画素を加算する。
次に,加算結果の上位8ビットを最大値レジスタ602
と比較器603で比較する(上位ビットをとることによ
って平均値が得られる)。すなわち,加算器601の出
力Aと最大値レジスタ602の出力Bのデータとを比較
し,比較結果の大きい方のデータを最大値レジスタ60
2に格納することにより,最大値を検出する。最後に検
出された最大値は,CPUバスを通してCPUに送られ
所定の処理が実行される。
【0043】したがって,連続する予め決められた複数
画素の平均値の中から最大値を検出する回路を設けて,
その最大値を検出することにより,平均値全部のデータ
を記憶する必要がなくなり,メモリ容量の低減が実現す
る。さらに,スキャナ制御部200が平均値全部のメモ
リデータの中から最大値を検出する必要がなくなり,1
度の処理動作で最大値が検出され,高速なフィードバッ
ク動作を実行させることができる。
【0044】〔最小値の検出〕図7は,最小値検出回路
の構成を示すブロック図である。図において,701は
最小値レジスタ,702は比較器である。
【0045】次に,以上の構成において,まず,外部端
子からの入力信号TPが“L”の状態となると同時に,
最小値レジスタ701が“0”にクリアされる。そし
て,入力された画像信号は,加算器601で設定数だけ
加算される。すなわち,連続した複数画素を加算する。
次に,加算結果の上位8ビットを最小値レジスタ701
と比較器702で比較する(上位ビットをとることによ
って平均値が得られる)。すなわち,加算器601の出
力Aと最小値レジスタ701の出力Bのデータとを比較
し,比較結果の小さい方のデータを最小値レジスタ70
1に格納することにより,最小値を検出する。最後に検
出された最小値は,CPUバスを通してCPUに送られ
所定の処理が実行される。
【0046】したがって,連続する予め決められた複数
画素の平均値の中から最小値を検出する回路を設けて,
その最小値を検出することにより,平均値全部のデータ
を記憶する必要がなくなり,メモリ容量の低減が実現す
る。さらに,スキャナ制御部200が平均値全部のメモ
リデータの中から最小値を検出する必要がなくなり,1
度の処理動作で最小値が検出され,高速なフィードバッ
ク動作を実行させることができる。
【0047】〔最大値/最小値の検出〕図8は,最大値
および最小値検出回路の構成を示すブロック図である。
図において,801は最大値・最小値レジスタ,802
は比較器である。
【0048】次に,以上の構成において,最大値あるい
は最小値の選択は,スキャナ制御部200内のCPUか
ら比較器802の選択信号によって決定される。選択さ
れた比較器802により,上記図6あるいは図7の動作
と同様にして,最大値あるいは最小値が検出される。す
なわち,加算器601の出力Aと最大値・最小値レジス
タ801の出力Bとを比較器802で比較して,A>
B,あるいはA<Bの値を最大値・最小値レジスタ80
1に格納し,該格納された最大値あるいは最小値は,C
PUバスを通してCPUに送られ所定の処理が実行され
る。
【0049】したがって,連続する予め決められた複数
画素の平均値の検出回路において,モード切り換えで最
大値の検出か最小値の検出かを切り換えるようにしたた
め,その検出回路の構成が簡単となり,経済性が向上す
る。
【0050】〔フィードバック処理〕次に,上記にて得
られた最大値あるいは最小値からのフィードバック処理
について説明する。図9は,フィードバック処理回路の
構成を示すブロック図である。図において,901はリ
ニアイメージセンサ108からの光変換信号を増幅する
可変ゲインAMP,902は増幅された信号を予め決め
られたリファレンスプラス(Vrp)およびリファレン
スマイナス(Vrm)によってアナログ信号をデジタル
信号に変換するA/D変換器,903はCPU,904
は可変ゲインAMP901,A/D変換器902,ラン
プ点灯回路202の各出力を調整するためデジタル信号
をアナログ信号に変換するD/A変換器である。
【0051】次に,以上のように構成されたフィードバ
ック処理回路の動作について説明する。リニアイメージ
センサ108からの光変換信号は,可変ゲインAMP9
01により増幅され,A/D変換器902によりアナロ
グ信号からデジタル信号に変換される。さらに,A/D
変換器902からの出力信号はシェーディング補正回路
204に与えられる。シェーディング補正回路204で
は,画信号検出回路301で求めた最大値あるいは最小
値が選択された区間の検出を実行する。このためCPU
903はシェーディング補正回路204の出力信号を受
けて,その最大値あるいは最小値に基づいてD/A変換
器904を制御し,最適な信号出力値が得られるように
フィードバックを実行する。
【0052】上記において,D/A変換器904は,可
変ゲインAMP901の増幅率調整入力信号DA8およ
びマイナス入力に信号を与えて,リニアイメージセンサ
108からの信号成分をキャンセルする。また,D/A
変換器904は,A/D変換器902のVrefH(信
号DA9)およびVrefL(信号DA10)に信号を
与えて適切なデジタル値を得る。さらに,D/A変換器
904は,ランプ点灯回路202に制御信号DA7を与
え光源107の光量を調整する。
【0053】〔実施例2〕図10は,リニアイメージセ
ンサ108の構成を示す説明図である。図において,リ
ニアイメージセンサ108は光電変換部1001と,シ
フトゲート1002と,CCDアナログシフトレジスタ
1003と,出力バッファ1004とから構成されてい
る。また,光電変換部1001はフォトダイオード10
05が所定数配列した構成となっており,空転送部10
06,光シールド部1007,ダミー部1008,有効
画像部1009,ダミー部1010の順で構成されてい
る。また,光シールド部1007は,リニアイメージセ
ンサ108の光入力部がアルミ蒸着されているため,光
学系からの光が入り込まないように遮蔽されている。
【0054】〔最大値検出による黒レベル調整〕以上の
構成において,リニアイメージセンサ108に入射した
入射光は,光電変換部1001の各フォトダイオード1
005で信号電荷に変換され,蓄積される。該蓄積され
た信号電荷は,シフトゲート1002が開かれると,い
っせいにフォトダイオード1005からCCDアナログ
シフトレジスタ1003へ移行し,該CCDアナログシ
フトレジスタ1003によって出力バッファ1004へ
転送される。また,リニアイメージセンサ108の出力
電圧は,次式で与えられる。すなわち,出力電圧=光感
度×入力光量+オフセット電圧で表される。
【0055】本実施例では,選択された区間の最大値を
検出することができるため,光シールド部1007を選
択し,その最大値を得ることにより,オフセット電圧
(黒レベル)を検知し,さらに,D/A変換器904の
信号DA6を用いて可変ゲインAMP901のリニアイ
メージセンサ108からのオフセット電圧をキャンセル
するための入力端子に入力する。これにより,オフセッ
ト電圧をキャンセルすることができ,黒レベルの調整が
行え,上記式における光感度×入力光量のみが得られ
る。
【0056】また,光シールド部1007を用いてオフ
セット電圧(黒レベル)を検知することにより,画像読
み取り中でもオフセット電圧(黒レベル)を検知するこ
とが可能となる。したがって,画像読み取り中のオフセ
ット電圧(黒レベル)を検知し,さらに,D/A変換器
904の信号DA6を用いてフィードバックすることに
よって,長周期のオフセットをキャンセルすることがで
き,高画質化が可能となる。
【0057】上記により,画像読み取り中に,リニアイ
メージセンサ108の黒ダミー部(光シールド部100
7)からの信号出力の最大値を検出し,該最大値からリ
ニアイメージセンサ108の黒レベル調整を行うことに
より,リニアイメージセンサ108の出力信号に乗って
くる長周期のDCノイズを低減することができると共
に,高画質の画像読み込みが実現する。
【0058】〔最小値検出による黒レベル調整〕リニア
イメージセンサ108のオフセット電圧を得るために
は,リニアイメージセンサ108の全画素の最小値を得
ることによっても可能であることを説明する。本実施例
では,選択された区間の最小値を検出することができる
ため,全区間を選択し,その最小値を得ることにより,
光シールド部1007の信号を検知してオフセット電圧
を調べる。これにより,リニアイメージセンサ108の
オフセット電圧が得られる。そして,得られたオフセッ
ト電圧を検知し,さらに,D/A変換器904の信号D
A6を用いて可変ゲインAMP901のリニアイメージ
センサ108からオフセット電圧をキャンセルする入力
端子に入れる。これにより,オフセット電圧をキャンセ
ルすることができ,黒レベル調整が行えるため,光感度
×入力光量のみが得られる。
【0059】したがって,画像読み取り中にリニアイメ
ージセンサ108からの出力信号の最小値を検出して,
その最小値からリニアイメージセンサ108の黒レベル
調整を実行することにより,リニアイメージセンサ10
8の出力信号に乗ってくる長周期のDCノイズを低減す
ることができると共に,高画質の画像読み込みが実現す
る。
【0060】〔最大値検出による地肌除去例1〕本実施
例では,選択された区間の最大値が検出できるため,有
効画像部1009を選択し,画像読取時の有効画像部1
009から読取原稿の最大値を得ることにより,地肌濃
度を検出する。原稿の地肌濃度を除去するために,上記
最大値が,予め決められた値であるか否かを判断し,光
源107の露光量をD/A変換器904を介してランプ
点灯回路202により調節する。すなわち,D/A変換
器904の信号DA7を用いて地肌部分の濃度を除去す
る。
【0061】したがって,画像読み取り中にリニアイメ
ージセンサ108の画像データ部からの出力信号の最大
値を検出し,その最大値から原稿の地肌濃度を検出し,
光源107の電圧を制御して地肌除去を行うことによ
り,画像上において必要な信号成分のみを取り出すこと
ができ,高画質の画像読み込みが実現する。
【0062】〔最大値検出による地肌除去例2〕本実施
例では,選択された区間の最大値が検出できるため,有
効画像部1009を選択し,画像読取時の有効画像部1
009から読取原稿の最大値を得ることにより,地肌濃
度を検出する。原稿の地肌濃度を検知し,その地肌濃度
を除去するために,上記最大値が予め決められた値であ
るか否かを判断する。そして,D/A変換器904のV
refH(DA9)を調整することによって地肌部分の
濃度を除去する。
【0063】したがって,画像読み取り中にリニアイメ
ージセンサ108の画像データ部からの出力信号の最大
値を検出し,その最大値から原稿の地肌濃度を検出し,
A/D変換器902の変換基準となる基準電圧を換えて
地肌除去を行うことにより,画像上において必要な信号
成分のみを取り出すことができ,高画質の画像読み込み
が実現する。
【0064】〔最小値検出による黒レベル調整〕本実施
例では,選択された区間の最小値が検出できるため,有
効画像部1009を選択し,画像読取時の有効画像部1
009から読取原稿の最小値を得ることにより,原稿の
高濃度部分を検出する。原稿の高濃度部分を検知し,D
/A変換器904のVrefL(DA10)を調整する
ことによって,A/D変換時におけるダイナミックレン
ジを広げる。
【0065】したがって,画像読み取り中にリニアイメ
ージセンサ108の画像データ部からの出力信号の最小
値を検出し,その最小値から原稿の高濃度部分を検出
し,黒レベル調整を行うことにより,画像上において必
要な信号成分のみを取り出すことができ,高画質の画像
読み込みが実現する。
【0066】〔最大値検出による露光量調整〕リニアイ
メージセンサ108は図10に示したように,空転送部
1006,光シールド部1007,ダミー部1008,
有効画像部1009,ダミー部1010の順で構成され
ている。また,原稿を走査して読み取る位置に設けた白
基準板112からの反射光が有効画像部1009に相当
する部分に入力される。リニアイメージセンサ108の
出力電圧は,前述の通り,出力電圧=光感度×入力光量
+オフセット電圧で表され,白基準板112は光源10
7の光を受けて,光の強度に比例した反射光を出す。こ
の反射光に比例してリニアイメージセンサ108が画像
信号を出力するため,有効画像部1009の白基準板1
12に相当する部分を指定し,その最大値を検出するこ
とにより光源107の光量を測定する。そして,この測
定した光量により光源107の露光量を調節するよう
に,光量調整を行うD/A変換器904の信号DA7を
用いて光源107に供給する電圧を制御する。このよう
に光量調整を実行することにより常に一定した出力光量
を得ることができる。
【0067】したがって,上記のように光源107に供
給する電圧を制御し,常に一定した光量を得ることによ
り,光源107による光量変動を回避し,光量ムラのな
い高画質な画像読み込みを行うことができる。特に,蛍
光灯を用いた光源107の場合は,時間の経過により光
量変化が大きいため,上記光量制御を効果的に実行する
ことができる。
【0068】〔最大値検出によるA/D変換器の出力制
御〕リニアイメージセンサ108は図10に示したよう
に,空転送部1006,光シールド部1007,ダミー
部1008,有効画像部1009,ダミー部1010の
順で構成されている。また,原稿を走査して読み取る位
置に設けた白基準板112からの反射光が有効画像部1
009に相当する部分に入力される。リニアイメージセ
ンサ108の出力電圧は,前述の通り,出力電圧=光感
度×入力光量+オフセット電圧で表され,白基準板11
2は光源107の光を受けて,光の強度に比例した反射
光を出す。この反射光に比例してリニアイメージセンサ
108が画像信号を出力するため,有効画像部1009
の白基準板112に相当する部分を指定し,その最大値
を検出することにより光源107の光量を測定する。そ
して,この測定した光量によりA/D変換器902のV
refH(DA9)を調整することにより,常に一定し
たA/D変換器902の出力を得ることができる。
【0069】したがって,上記のようにA/D変換器9
02のVrefH(DA9)を制御し,常に一定した出
力信号を得るようにしたため,光源107の光量変動を
回避させ,光量ムラのない高画質な画像読み込みを実行
することができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係る画像
読取装置(請求項1)によれば,光電変換手段の主走査
方向に連続した特定区間内における予め決められた複数
画素の平均値の最大値を検出し,制御手段の指示によ
り,検出した最大値を用いて各手段の出力を調整するよ
うにしたため,平均値全部のメモリデータ中から最大値
を検出する必要がなく,さらに,一回の処理で最大値を
検出することができ,高速なフィードバック動作が実現
する。
【0071】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
2)によれば,光電変換手段の主走査方向に連続した特
定区間内における予め決められた複数画素の平均値の最
小値を検出し,制御手段の指示により,検出した最小値
を用いて各手段の出力を調整するようにしたため,平均
値全部のメモリデータ中から最大値を検出する必要がな
く,さらに,一回の処理で最大値を検出することがで
き,高速なフィードバック動作が実現する。
【0072】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
3)によれば,制御手段により画像信号検出手段による
最大値あるいは最小値の検出を切り換えるようにしたた
め,最大値と最小値とを検出する回路の重複部分をなく
すことができ,経済性が向上する。
【0073】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
4)によれば,光電変換手段の光シールド部分の信号出
力の最大値を検出し,該最大値に基づいて前記光電変換
手段の黒レベル出力を調整するようにしたため,光電変
換手段の出力信号に乗ってくる長周期のDCノイズを低
減することができ,高画質の画像読み込みが実現する。
【0074】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
5)によれば,光電変換手段の信号出力の最小値を検出
し,該最小値に基づいて前記光電変換手段の黒レベル出
力を調整するようにしたため,光電変換手段の出力信号
に乗ってくる長周期のDCノイズを低減することがで
き,高画質の画像読み込みが実現する。
【0075】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
6)によれば,光電変換手段の画像領域部分における信
号出力の最大値を検出し,該最大値から原稿の地肌濃度
を検出し,前記照明手段の光量を調整して地肌濃度を除
去するようにしたため,画像上必要な信号成分のみを取
り出して,高画質の画像読み込みが実現する。
【0076】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
7)によれば,光電変換手段の画像領域部分における信
号出力の最大値を検出し,該最大値から原稿の地肌濃度
を検出し,A/D変換手段の基準電圧を調整して地肌濃
度を除去するようにしたため,画像上必要な信号成分の
みを取り出して,高画質の画像読み込みが実現する。
【0077】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
8)によれば,光電変換手段の画像領域部分の信号出力
の最小値を検出し,該最小値から原稿の高濃度部分を検
出して,光電変換手段の黒レベル出力を調整するように
したため,画像上必要な信号成分のみを取り出して,高
画質の画像読み込みが実現する。
【0078】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
9)によれば,光電変換手段による基準板の信号出力の
最大値を検出し,該最大値に基づいて照明手段の光量を
一定に調整するようにしたため,光量ムラを排除した高
画質の読み込みが実現する。
【0079】また,本発明に係る画像読取装置(請求項
10)によれば,光電変換手段による基準板の信号出力
の最大値を検出し,該最大値に基づいてA/D変換手段
の基準電圧を一定の値となるように調整するようにした
ため,照明系の光量変動が生じても,光量ムラを排除し
た高画質の読み込みを実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置の構成を示す説明図
である。
【図2】本発明に係る画像読取装置における電装系の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るシェーディング補正回路の構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明に係るシェーディング補正の処理動作を
示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る画像信号検出回路による検出信号
を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明に係る最大値検出回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】本発明に係る最小値検出回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】本発明に係る最大値および最小値検出回路の構
成を示すブロック図である。
【図9】本発明に係るフィードバック処理回路の構成を
示すブロック図である。
【図10】リニアイメージセンサの構成を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
107 光源 108 リニアイメージセンサ 204 シャーディング補正回路 301 画信号検出回路 901 可変ゲインAMP 902 A/D変換器 903 CPU 904 D/A変換器 1007 光シールド部 1009 有効画像部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/64 400 K H04N 1/40 101 B

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を照明する照明手段と,前記照明手
    段で照明された原稿の反射光を光電変換する光電変換手
    段と,前記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段
    と,前記増幅された出力信号をA/D変換するA/D変
    換手段とを有する画像読取装置において,前記光電変換
    手段の主走査方向に連続した特定区間内における予め決
    められた複数画素の平均値の最大値を検出する画像信号
    検出手段と,前記最大値に基づいて前記各手段の出力を
    調整する出力調整手段と,前記画像信号検出手段の出力
    値に基づいて前記出力調整手段を制御する制御手段とを
    具備することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 原稿を照明する照明手段と,前記照明手
    段で照明された原稿の反射光を光電変換する光電変換手
    段と,前記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段
    と,前記増幅された出力信号をA/D変換するA/D変
    換手段とを有する画像読取装置において,前記光電変換
    手段の主走査方向に連続した特定区間内における予め決
    められた複数画素の平均値の最小値を検出する画像信号
    検出手段と,前記最大値に基づいて前記各手段の出力を
    調整する出力調整手段と,前記画像信号検出手段の出力
    値に基づいて前記出力調整手段を制御する制御手段とを
    具備することを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は,前記画像信号検出手段
    による最大値あるいは最小値の検出を切り換えることを
    特徴とする請求項1または2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 原稿を照明する照明手段と,前記照明手
    段で照明された原稿の反射光を光電変換する光電変換手
    段と,前記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段
    と,前記増幅された出力信号をA/D変換するA/D変
    換手段とを有する画像読取装置において,前記光電変換
    手段の光シールド部分の信号出力の最大値を検出する画
    像信号検出手段と,前記最大値に基づいて前記光電変換
    手段の黒レベル出力を調整する出力調整手段と,前記画
    像信号検出手段の出力値に基づいて前記出力調整手段を
    制御する制御手段とを具備することを特徴とする画像読
    取装置。
  5. 【請求項5】 原稿を照明する照明手段と,前記照明手
    段で照明された原稿の反射光を光電変換する光電変換手
    段と,前記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段
    と,前記増幅された出力信号をA/D変換するA/D変
    換手段とを有する画像読取装置において,前記光電変換
    手段の信号出力の最小値を検出する画像信号検出手段
    と,前記最小値に基づいて前記光電変換手段の黒レベル
    出力を調整する出力調整手段と,前記画像信号検出手段
    の出力値に基づいて前記出力調整手段を制御する制御手
    段とを具備することを特徴とする画像読取装置。
  6. 【請求項6】 原稿を照明する照明手段と,前記照明手
    段で照明された原稿の反射光を光電変換する光電変換手
    段と,前記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段
    と,前記増幅された出力信号をA/D変換するA/D変
    換手段とを有する画像読取装置において,前記光電変換
    手段の画像領域部分における信号出力の最大値を検出す
    る画像信号検出手段と,前記最大値から原稿の地肌濃度
    を検出し,前記照明手段の光量を調整する出力調整手段
    と,前記画像信号検出手段の出力値に基づいて前記出力
    調整手段を制御する制御手段とを具備することを特徴と
    する画像読取装置。
  7. 【請求項7】 原稿を照明する照明手段と,前記照明手
    段で照明された原稿の反射光を光電変換する光電変換手
    段と,前記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段
    と,前記増幅された出力信号をA/D変換するA/D変
    換手段とを有する画像読取装置において,前記光電変換
    手段の画像領域部分における信号出力の最大値を検出す
    る画像信号検出手段と,前記最大値から原稿の地肌濃度
    を検出し,前記A/D変換手段の基準電圧を調整する出
    力調整手段と,前記画像信号検出手段の出力値に基づい
    て前記出力調整手段を制御する制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  8. 【請求項8】 原稿を照明する照明手段と,前記照明手
    段で照明された原稿の反射光を光電変換する光電変換手
    段と,前記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段
    と,前記増幅された出力信号をA/D変換するA/D変
    換手段とを有する画像読取装置において,前記光電変換
    手段の画像領域部分の信号出力の最小値を検出する画像
    信号検出手段と,前記最小値に基づいて前記光電変換手
    段の黒レベル出力を調整する出力調整手段と,前記画像
    信号検出手段の出力値に基づいて前記出力調整手段を制
    御する制御手段とを具備することを特徴とする画像読取
    装置。
  9. 【請求項9】 原稿を照明する照明手段と,前記照明手
    段で照明された原稿の反射光を光電変換する光電変換手
    段と,前記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手段
    と,前記増幅された出力信号をA/D変換するA/D変
    換手段と,シェーディング補正の基準色となる基準板と
    を有する画像読取装置において,前記光電変換手段によ
    る前記基準板の信号出力の最大値を検出する画像信号検
    出手段と,前記最大値に基づいて前記照明手段の光量を
    調整する出力調整手段と,前記画像信号検出手段の出力
    値に基づいて前記出力調整手段を制御する制御手段とを
    具備することを特徴とする画像読取装置。
  10. 【請求項10】 原稿を照明する照明手段と,前記照明
    手段で照明された原稿の反射光を光電変換する光電変換
    手段と,前記光電変換手段の出力信号を増幅する増幅手
    段と,前記増幅された出力信号をA/D変換するA/D
    変換手段と,シェーディング補正の基準色となる基準板
    とを有する画像読取装置において,前記光電変換手段に
    よる前記基準板の信号出力の最大値を検出する画像信号
    検出手段と,前記最大値に基づいて前記A/D変換手段
    の基準電圧を調整する出力調整手段と,前記画像信号検
    出手段の出力値に基づいて前記出力調整手段を制御する
    制御手段とを具備することを特徴とする画像読取装置。
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