JPH08185828A - 照明ランプおよび照明器具 - Google Patents

照明ランプおよび照明器具

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JPH08185828A
JPH08185828A JP32517294A JP32517294A JPH08185828A JP H08185828 A JPH08185828 A JP H08185828A JP 32517294 A JP32517294 A JP 32517294A JP 32517294 A JP32517294 A JP 32517294A JP H08185828 A JPH08185828 A JP H08185828A
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emission energy
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color
light
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JP32517294A
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Tadashi Yano
正 矢野
Kenjiro Hashimoto
健次郎 橋本
Makoto Inohara
誠 猪野原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 日本人女性の肌色を美しくきれいに見せる照
明ランプや照明器具を提供する。 【構成】 赤色波長帯、すなわち、590nm付近から630nm
付近までの波長帯の発光エネルギーの一部の出力を抑制
する手段、例えば、多層干渉膜や多層干渉膜を有する透
過板や反射板を備えた照明ランプまたは照明器具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般の照明ランプ及び
照明器具に関するものであり、赤色波長帯、すなわち、
590nm付近から630nm付近の発光エネルギーの一部の出力
を抑制することにより肌色を美しく演色する照明ランプ
および照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の照明ランプの演色性(色の見え
方)を定量的に評価する方法としては、「色の見え方の
忠実性の評価方法」がある。これは、対象とする照明ラ
ンプが基準光に比べ、どの程度忠実に色を再現している
かを定量的に評価する方法で、現在JIS Z 8726「光源の
演色性評価方法」で規定されてあり、平均演色評価数Ra
の数値で表わされている。一方、色の見え方の忠実性の
評価の他に、「色の見え方の好ましさの評価方法」につ
いて、最近研究が進められている。この方法は、対象と
する照明ランプが基準光と比較すると色ずれを起こして
いるが、その色ずれが好ましい方向へのずれか、好まし
くない方向へのずれかを定量的に評価する方法である。
これは、照明する対象物によって好ましい色ずれの方向
が異なることを示す。
【0003】例えば、鮮肉、鮮魚などの食品は黄ばみを
取ることによって鮮肉、鮮魚などが鮮やかに演色される
ことにより、新鮮に見える効果があることは周知の通り
である。そのため、580nm 付近の発光エネルギーを吸収
するために、白熱電球のバルブにネオジウムを混入した
ネオジウム電球は各照明メーカからすでに販売されてい
る。また、この効果は、蛍光ランプなどの他の照明ラン
プにおいても同等の効果があることが知られている。
【0004】一方、照明光による色の見えの好ましさに
関しては、鮮肉、鮮魚などの食品の見えかたの他に肌色
が重要な対象物である(たとえば、「アイ エル エル
ユー エム イー エヌ ジー エヌ ジー」(Jud
d,D.B.,Illum. Engng.,P593-598,(1967) ))。照明光
による西洋人の好ましい肌色に関しては、Sanders の実
験により明らかにされている。また、照明光による日本
人の好ましい肌色に関しては、筆者らの実験検討により
明らかにされている(たとえば、矢野、橋本,照明学会
全国大会,(1994)、特願平6ー123659号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、日本人女性の肌色を美しくきれいにみせ
る照明ランプにおいて、ある波長帯の発光エネルギーの
出力を抑制することにより実現できる手段については考
えられていなかった。
【0006】また、黄色の波長帯、すなわち、580nm 付
近の波長帯を吸収するネオジウム電球では色のずれる方
向が実施例として図2を用いて後述するように日本人女
性の肌色にとって好ましい方向とは異なるため、日本人
女性の肌色を美しくきれいにみせることはできなかっ
た。
【0007】本発明は上記の課題を解決するもので、あ
る特定の波長帯の発光エネルギーの出力を抑制すること
により日本人女性の肌色を美しくきれいにみせる照明ラ
ンプ及び照明器具を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、赤色波長帯、すなわち、590nm付近から630nm付近ま
での波長帯の発光エネルギーの一部の出力を制御する手
段を備えた照明ランプまたは照明器具で構成したもので
ある。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、日本人女性の肌
色を美しくきれいに演色する照明ランプ及び照明器具を
提供できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。まず、発明者らの実験によって明ら
かにされた照明光による日本人女性の好ましい肌色の色
度範囲と代表的な照明ランプ下での日本人女性の肌色の
色度点との関係を図2に示す。図2は、標準の光D65
下に色順応補正後の色度をCIE 1976 u'v' 色度図上に示
したものである。
【0011】日本人女性の好ましい肌色の色度点1と好
ましい肌色の色度範囲(楕円2)、および、種々の照明
ランプのもとでの肌色の色度点をJIS Z 8726による演色
性評価用の色票No.15(平均的な日本人女性の肌色)
の色度点(標準の光D65下に色順応補正後)として示
す。
【0012】尚、図2に示す日本人女性の好ましい肌色
の色度点1と好ましい肌色の色度範囲(楕円2)は、具
体的には標準の光D65下に色順応補正後のCIE 1976
u'v'色度図上で(u',v')=(0.2452,0.4904)の色度点
1を中心として、長軸の半径が0.004 、短軸の半径が0.
003 でu'軸からの傾きが35度である楕円内の範囲をい
う。
【0013】また、図2において、色度点3は白熱電
球、色度点4はランプのバルブにネオジウムを混入した
ネオジウム電球、色度点5は普通形昼光色蛍光ランプ、
色度点6は普通形白色蛍光ランプ、色度点7は普通形温
白色蛍光ランプ、色度点8は3波長域発光形昼光色蛍光
ランプ、色度点9は蛍光ランプD65、色度点10は演
色AAA昼白色蛍光ランプ、色度点11は3波長域発光
形昼白色蛍光ランプ、色度点12は演色AA白色蛍光ラ
ンプ、色度点13は3波長域発光形電球色蛍光ランプ、
色度点14は演色AAA電球色蛍光ランプ各照明光下で
のJIS Z 8726による演色性評価用の色票No.15(日本
人女性の肌色)の色度点(標準の光D65下に色順応補
正後)である。
【0014】なお、標準の光D65光源下への色順応補
正には、CIE (国際照明委員会)が推奨しているCIE 色
順応式を用いた。変換における条件は、試験光下での背
景、及び、基準光下での背景の反射率を20%、試験
光、及び、基準光の照度を1000lxとした。
【0015】図2から明らかなように、照明光による日
本人女性の肌色を好ましく演色する照明ランプ、すなわ
ち、美しくきれいに見せる照明ランプは現存しない。
【0016】さらに、矢印15に示した白熱電球から黄
色の波長帯、すなわち、580nm付近を抑制したネオジ
ウム電球への肌色の色ずれは、矢印16に示した白熱電
球から好ましい肌色への色ずれと明らかに異なる。
【0017】そのため、どの波長帯を抑制すると矢印1
6の方向に肌色の色度点の色ずれがおこるか検討した。
図3は白熱電球の発光エネルギーの値のうち、380nm
から780nmの5nm毎(例えば、380nmの発光エネル
ギーの値は377.5nmから382.5nmの発光エネル
ギーの平均値を意味する)の81個から順番に2つを省
いた(10nm毎に省いた)79個の発光エネルギーで計
算した肌色(JIS Z 8726による演色性評価用の色票No.
15)の色度点(標準の光D65下に色順応補正後)で
ある。各点の添え字(数字)は省いた発光エネルギーの
波長帯を示す。また、色度点3から各色度点への矢印は
白熱電球光下の肌色(JIS Z 8726による演色性評価用の
色票No.15 )の色度点3(標準の光D65下に色順応
補正後)からの色ずれの度合を示す。また、一点破線1
7は、白熱電球光下の肌色(JISZ 8726による演色性評
価用の色票No.15 )の色度点3(標準の光D65下に
色順応補正後)のv’の値を示す。一点破線17より
も、色度点が下側(v’の値が色度点3のv’の値より
小さい)のときに矢印16に示した白熱電球から好まし
い肌色の方向に色ずれができることを意味する。以下の
説明で示す各波長は、プラスマイナス0.25nmの幅を
持つことを意味する。
【0018】図4に、色度点3から、590nmから630nmの
各波長帯を省いたときの肌色(JISZ 8726による演色性
評価用の色票No.15)の色度点(標準の光D65下に
色順応補正後)への矢印に対して矢印16と同方向を示
すベクトル成分を示す。図4から明らかなように、590n
mから630nmの各波長帯を省いたときの矢印16の方向に
肌色の色ずれがおこる効果があり、特に600nmから610nm
の波長帯で顕著な効果があることがわかる。
【0019】つぎに、抑制する波長帯の幅を変化するこ
とにより効果がどの様に変化するかを検討した。図5は
白熱電球の発光エネルギーの値のうち、380nmから780nm
の5nm毎の81個のうち、600nm を中心として数個の発
光エネルギーの値を省いて計算した肌色(JIS Z 8726に
よる演色性評価用の色票No.15)の色度点(標準の光
D65下に色順応補正後)である。各点の添え字(数
字)は、省いた発光エネルギーの波長帯を示す。また、
特に610nm のみの発光エネルギーの値を省いた肌色(JI
S Z 8726による演色性評価用の色票No.15)の色度点
(標準の光D65下に色順応補正後)は、単一波長を省
いた場合で一番矢印16の方向に肌色の色ずれがおこる
効果が大きくなったので、その結果も図5に(610 の
み)として示した。
【0020】図5より抑制する波長帯の幅を大きくする
ことで矢印16の方向に肌色の色ずれがおこる効果が大
きくなることが明らかになった。
【0021】以上より明らかになった矢印16の方向に
肌色の色ずれがおこる効果が大きかった照明ランプの発
光エネルギーの分光分布を図1、図6、図7、図8、図
9に示す。図1は、白熱電球、すなわち、タングステン
の発光エネルギーの出力のうち、600nm,605nmを省いた
発光エネルギーの分光分布、図6は610nmのみを省いた
発光エネルギーの分光分布、図7は590nm,595nm,600nm,
605nm,610nm を省いた発光エネルギーの分光分布、図8
は600nm,605nm,610nm,615nm を省いた発光エネルギーの
分光分布、図9は590nm,595nm,600nm,605nm,610nm,615n
m,620nm を省いた発光エネルギーの分光分布である。
【0022】矢印16の方向に肌色の色ずれがおこる効
果は発光エネルギーの抑制をした波長帯よりも長波長側
に発光エネルギーを備えている照明ランプで有れば、同
等の効果を得ることができる。たとえば、3 波長域発光
形蛍光ランプは、赤色の主波長が611nm 付近であるた
め、590nm付近から630nm付近の波長帯の発光エネルギー
を抑制すると赤色の発光エネルギーがほとんどなくなる
ため、その効果はほとんどない。しかしながら、高演色
形蛍光ランプでは、可視波長帯の380nmから780nmの全波
長帯の発光エネルギーを出力するため、590nm付近から6
30nm付近の波長帯の発光エネルギーを抑制すると矢印1
6の方向に肌色の色ずれがおこる効果は得られる。
【0023】なお、上記のような高演色形蛍光ランプの
分光分布において青色波長帯と緑色波長帯の発光エネル
ギーの出力が連続分布でなく、狭波長域形であっても矢
印16の方向に肌色の色ずれがおこる効果は得られるこ
とは確認している。高演色形蛍光ランプの具体例として
図10に演色AAA電球色蛍光ランプの発光エネルギー
の出力のうち、590nm,595nm,600nm,605nm,610nm,615nm
を省いた発光エネルギーの分光分布を示す。
【0024】上記に示した実施例では赤色波長帯の発光
エネルギーの出力の一部を100%省いた例を示した。
図11に白熱電球、すなわち、タングステンの発光エネ
ルギーの出力のうち、590nm,595nm,600nm,605nm,610nm
を50%省いた発光エネルギーの分光分布を示す。
【0025】さらに、黄色の波長帯、すなわち、580nm
付近の発光エネルギーは赤色の波長帯、すなわち、590n
m付近から630nm付近の発光エネルギーとは色ずれの効果
が全く異なることを示すために、図12に白熱電球、す
なわち、タングステンの発光エネルギーの出力のうち、
590nm,595nm,600nm,605nm,610nm を100%省き、580n
m,585nmに発光エネルギーを追加した分光分布を示す。
【0026】上記に示した実施例では赤色波長帯の発光
エネルギーの出力の一部を一カ所のみ省いた例を示し
た。図13では、赤色波長帯の発光エネルギーの出力の
2カ所を省いた例として、白熱電球、すなわち、タング
ステンの発光エネルギーの出力のうち、590nm,595nmと6
20nm,625nmを省いた発光エネルギーの分光分布を示す。
【0027】また、図14に図10、図11、図12、
図13の発光エネルギーの分光分布をもつ照明光下での
肌色(JIS Z 8726による演色性評価用の色票No.15 )
の色度点(標準の光D65下に色順応補正後)を示す。
【0028】図14に照明光による日本人女性の好まし
い肌色の色度範囲(楕円2)、および、色度点18は演
色AAA電球色蛍光ランプの発光エネルギーの出力のう
ち、590nm,595nm,600nm,605nm,610nm,615nm を100
%、色度点19は白熱電球、すなわち、タングステンの
発光エネルギーの出力のうち、590nm,595nm,600nm,605n
m,610nm を100%、色度点20は50%を省いた発光
エネルギーの分光分布をもつ照明光下、色度点21はタ
ングステンの発光エネルギーの出力のうち、590nm,595n
m,600nm,605nm,610nmを100%省き、580nm,585nmに発
光エネルギーを追加した分光分布をもつ照明光下、色度
点22はタングステンの発光エネルギーの出力のうち、
590nm,595nmと620nm,625nmを省いた分光分布をもつ照明
光下、での肌色の色度点をJIS Z 8726による演色性評価
用の色票No.15 (平均的な日本人女性の肌色)の色度
点(標準の光D65下に色順応補正後)として示す。
【0029】図14から明らかなように、高演色形蛍光
ランプでは、590nmから615nmの波長帯の発光エネルギー
を省くと矢印16の方向に肌色の色ずれがおこることが
わかる。
【0030】また、赤色波長帯の抑制を100%から5
0%にしても好ましい方向に肌色の色ずれがおこり、そ
の効果の度合が異なるだけであることがわかる。また、
580nm,585nm を足すことによって肌色の色ずれの方向
(矢印23)は矢印15と反対方向に向いており、矢印
16とも方向が異なることを示した。すなわち、肌色を
美しくきれいに見せるために、赤色の波長帯の発光エネ
ルギーの抑制と黄色の波長帯、すなわち、580nm 付近の
抑制とは根本的に異なることがわかる。
【0031】赤色波長帯の発光エネルギーの出力の2カ
所(590nm,595nmと620nm,625nm)を省いた分光分布をも
つ照明光下での肌色の色度点(JIS Z 8726による演色性
評価用の色票No.15 (平均的な日本人女性の肌色)の
色度点(標準の光D65下に色順応補正後))は、照明
光による好ましい肌色の色度点1に近づいており、タン
グステンの発光エネルギーの出力のうち、590nm,595nm
または、620nm,625nmを省いた分光分布をもつ照明光よ
りも肌色を美しくきれいに見せる効果は大きいことがわ
かる。
【0032】すなわち、590nmから630nmの発光エネルギ
ーの出力をどの様な組み合せでも、どのような度合でも
抑制しても肌色を美しくきれいに見せる効果は得られる
ことがわかる。
【0033】赤色波長帯、すなわち、590nm付近から630
nm付近の発光エネルギーの出力を抑制する方法は、ハロ
ゲン電球で実用化されている多層干渉膜を制御すること
で容易に実現できる。即ち、光学膜厚と薄膜の層数から
複素反射率を設計目標値に自由に決定でき、任意の多層
干渉膜を作製できる(例えば「ナショナル テクニカル
レポート」(National Technical Report, JUN, p.33
4-339,(1987)))。
【0034】この多層干渉膜を透過板や反射板に応用す
ることにより、ハロゲン電球だけでなく、蛍光ランプや
他のランプでも容易に実現できることは言うまでもな
い。
【0035】尚、実施例で示した図1や図6から図1
1、図13のような発光エネルギーの分光分布が、一つ
の照明ランプに限らず、照明器具の透過板や反射板、複
数個の照明ランプから構成した照明装置により出力され
ても同様な効果が得られることは言うまでもない。例え
ば、赤色波長帯の発光エネルギーの一部の出力を照明す
る方向と異なる方向に透過または反射し、それ以外の可
視波長帯の発光エネルギーを照明する方向に透過または
反射する透過板や反射板を備えた構成とすればよい。ま
た、2種類以上の照明ランプから構成された照明装置に
おいて、混光された照明光の赤色波長帯の発光エネルギ
ーの一部の出力がそれ以外の可視波長帯の発光エネルギ
ーと比べて少なくなるように制御した照明装置、また
は、2種類以上の照明ランプを組み合わせた照明装置と
すればよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、照明ラン
プから発光される波長帯のうち、赤色の波長帯の発光エ
ネルギーの一部の出力を抑制する手段を備えることによ
り、日本人女性の肌色を美しくきれいに見せる照明ラン
プや照明器具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の照明ランプの発光エネ
ルギーの分光分布図
【図2】本発明の基本概念となる日本人女性の肌色の色
度図
【図3】本発明の実施例の照明ランプ下による日本人女
性の肌色の色度図
【図4】本発明の実施例の照明ランプ下による日本人女
性の肌色の色度図
【図5】本発明の実施例の照明ランプ下による日本人女
性の肌色の色度図
【図6】本発明の第2の実施例の照明ランプの発光エネ
ルギーの分光分布図
【図7】本発明の第3の実施例の照明ランプの発光エネ
ルギーの分光分布図
【図8】本発明の第4の実施例の照明ランプの発光エネ
ルギーの分光分布図
【図9】本発明の第5の実施例の照明ランプの発光エネ
ルギーの分光分布図
【図10】本発明の第6の実施例の照明ランプの発光エ
ネルギーの分光分布図
【図11】本発明の第7の実施例の照明ランプの発光エ
ネルギーの分光分布図
【図12】本発明の第8の実施例の照明ランプの発光エ
ネルギーの分光分布図
【図13】本発明の第9の実施例の照明ランプの発光エ
ネルギーの分光分布図
【図14】本発明の実施例の照明ランプ下による日本人
女性の肌色の色度図
【符号の説明】
1 照明光による日本人女性の好ましい肌色の色度点 2 照明光による好ましい肌色の色度範囲 3 白熱電球光下の肌色の色度点 4 ネオジウム電球光下の肌色の色度点 5 普通形昼光色蛍光ランプ光下の肌色の色度点 6 普通形白色蛍光ランプ光下の肌色の色度点 7 普通形温白色蛍光ランプ光下の肌色の色度点 8 3波長域発光形昼光色蛍光ランプ光下の肌色の色度
点 9 蛍光ランプD65光下の肌色の色度点 10 演色AAA昼白色蛍光ランプ光下の肌色の色度点 11 3波長域発光形昼白色蛍光ランプ光下の肌色の色
度点 12 演色AA白色蛍光ランプ光下の肌色の色度点 13 3波長域発光形電球色蛍光ランプ光下の肌色の色
度点 14 演色AAA電球色蛍光ランプ光下の肌色の色度点 15 白熱電球光下とネオジウム電球光下の肌色の色度
差 16 照明光による好ましい肌色と白熱電球光下の肌色
の色度差 17 白熱電球光下の肌色の色度点のv'の値 18 高演色形蛍光ランプの590nmから615nmの発光エネ
ルギーを100%省いた照明光下の肌色の色度点 19 白熱電球の590nmから615nmの発光エネルギーを10
0%省いた照明光下の肌色の色度点 20 白熱電球の590nmから615nmの発光エネルギーを50
%省いた照明光下の肌色の色度点 21 白熱電球の590nmから615nmの発光エネルギーを10
0%省き、580nm,585nmの発光エネルギーを加えた照明光
下の肌色の色度点 22 白熱電球の590,595,620,625nmの発光エネルギー
を100%省いた照明光下の肌色の色度点 23 色度点18と色度点20との色度差

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤色波長帯の発光エネルギーの一部の出力
    を抑制する手段を備えた照明ランプ。
  2. 【請求項2】赤色波長帯の発光エネルギーの一部の出力
    を吸収する透過板を有した請求項1記載の照明ランプ。
  3. 【請求項3】赤色波長帯の発光エネルギーの一部の出力
    を照明する方向と異なる方向に透過または反射し、それ
    以外の可視波長帯の発光エネルギーを照明する方向に透
    過または反射する手段を備えた請求項1記載の照明ラン
    プ。
  4. 【請求項4】2種類以上の照明ランプから構成された照
    明装置において、混光された照明光の赤色波長帯の発光
    エネルギーの一部の出力がそれ以外の可視波長帯の発光
    エネルギーと比べて少なくなるように制御、または、組
    み合わせた照明装置。
  5. 【請求項5】赤色波長帯の発光エネルギーの一部の出力
    を抑制する手段を備え、標準の光D65下のCIE 1976
    u'v' 色度図上で(u',v') = (0.2452,0.4904) を中心と
    して、長軸の半径が0.004 、短軸の半径が0.003 でu'軸
    からの傾きが35度である楕円範囲内の色度点にJIS Z
    8726の演色評価数計算用の試験色No.15の肌色色票を
    演色する構成とした照明器具。
  6. 【請求項6】赤色波長帯の発光エネルギーの一部の出力
    を吸収する透過板を有した請求項5記載の照明器具。
  7. 【請求項7】赤色波長帯の発光エネルギーの一部の出力
    を照明する方向と異なる方向に透過または反射し、それ
    以外の可視波長帯の発光エネルギーを照明する方向に透
    過または反射する手段を備えた請求項5記載の照明器
    具。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1384245A1 (en) * 2001-03-30 2004-01-28 Advanced Lighting Technologies, Inc. An improved plasma lamp and method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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