JPH08184731A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JPH08184731A
JPH08184731A JP33707294A JP33707294A JPH08184731A JP H08184731 A JPH08184731 A JP H08184731A JP 33707294 A JP33707294 A JP 33707294A JP 33707294 A JP33707294 A JP 33707294A JP H08184731 A JPH08184731 A JP H08184731A
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JP
Japan
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laminated
ferrule
stack
pin
pins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33707294A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yanase
博之 柳瀬
Masahito Shiino
雅人 椎野
Atsushi Yamakawa
淳 山川
Shinji Nagasawa
真二 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Publication of JPH08184731A publication Critical patent/JPH08184731A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光コネクタのフェルール積層組立体の積層数
が変化しても積層束ねピンを取り換えることなく、フェ
ルール積層組立体の積層状態を確実に維持することがで
きる。 【構成】 光ケーブルの光ファイバが嵌入する複数対の
対応するフェルール12、12’を積層してフェルール
積層組立体14、14’を組立てる。このフェルール積
層組立体14、14’に貫通する積層束ねピン16、1
6’は、フェルール積層組立体14、14’の積層数に
応じて連結具18、18’が掛止められる複数の掛止め
溝16a、16’aを有する。従って、フェルール積層
組立体14、14’の積層数が最大積層数よりも少なく
ても積層束ねピン16、16’を取り換えることなく、
フェルール積層組立体14、14’の上下両面に係合す
るように連結具18、18’を積層束ねピン16、1
6’の掛止め溝16a、16’aに掛止めしてフェルー
ルの積層状態を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信に用いられる光
ケーブルの光ファイバをコネクタ接続する光コネクタの
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の光コネクタは、一般に、図9及
び図10に示すように、接続すべき光ケーブルの光ファ
イバ(図示せず)が嵌入するフェルール12を積層して
形成されたフェルール積層組立体14と、このフェルー
ル積層組立体14を貫通する1対の積層束ねピン16
と、フェルール積層組立体14の積層状態を維持するよ
うにこのフェルール積層組立体14の上下面に係合しつ
つ1対の積層束ねピン16の間を連結する連結具18と
から成っている。
【0003】連結具18は、フェルール積層組立体14
の最下位置のフェルール12と最上位置のフェルール1
2とにそれぞれ係合するようにして1対の積層束ねピン
16の間に掛止めされている。
【0004】従来技術の光コネクタでは、1対の積層束
ねピン16は、その上下の端部分にのみ連結具18、1
8’を掛止めるための掛止め溝16aを有するので、フ
ェルール積層組立体14の積層数が異なると、連結具1
8をフェルール積層組立体14の上下面に係合するよう
に掛止めることができないため(図11参照)、フェル
ール積層組立体14の積層数毎に積層数に見合った寸法
と掛止め溝とを有する複数種類の積層束ねピン16を用
意しなければならなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、フェ
ルール積層組立体の積層数が変化しても積層束ねピンを
取り換えることなく、フェルール積層組立体の積層状態
を確実に維持することができる光コネクタを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の課題解決
手段は、接続すべき光ケーブルの光ファイバが嵌入する
複数対の対応するフェルールを積層して形成されたフェ
ルール積層組立体と、このフェルール積層組立体を貫通
する複数の積層束ねピンと、このフェルール積層組立体
の積層状態を維持するように隣り合う積層束ねピンを連
結する連結具とから成る光コネクタにおいて、積層束ね
ピンは、フェルール積層組立体の積層数に応じて連結具
が掛止められる複数の掛止め溝を有することを特徴とす
る光コネクタを提供するものである。
【0007】本発明の第2の課題解決手段は、第1の課
題解決手段による光コネクタであって、積層束ねピン
は、複数のピン部分から成り、これらの複数のピン部分
は、隣り合うピン部分の間に掛止め溝を形成するように
相互に結合されていることを特徴とする光コネクタを提
供することにある。
【0008】
【作用】このように、積層束ねピンがフェルール積層組
立体の積層数に応じて連結具が掛止められる複数の掛止
め溝を有すると、フェルール積層組立体の積層数が変化
しても積層束ねピンを取り換えることなく、このフェル
ール積層組立体の上下両面に係合するように連結具を積
層束ねピンの掛止め溝に掛止めることができ、従って種
々の積層数のフェルール積層組立体に共通の積層束ねピ
ンを用いて光コネクタを組立てることができる。
【0009】また、積層束ねピンが複数のピン部分から
成り、これらの複数のピン部分は、隣り合うピン部分の
間に掛止め溝を形成するように相互に結合されている
と、複数のピン部分の数を選択することによって積層束
ねピンの最大積層数を任意に選択することができ、最大
積層数の種類を変えた多種の積層束ねピンを用意する必
要がなく、経済的である。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図1乃至図4は本発明に係る光コネクタ10を示
し、この光コネクタ10は、図示しない接続すべき光ケ
ーブルの光ファイバがそれぞれ嵌入する複数対の対応す
るフェルール12、12’を積層して形成された1対の
フェルール積層組立体14、14’から成っている。フ
ェルール12、12’は、プラスチックの成形加工、セ
ラミックの研磨加工等によって作られている。
【0011】この1対のフェルール積層組立体14、1
4’は、各々1対の積層束ねピン16、16’が係入す
るようにすべてのフェルール12及び12’に整列して
設けられたピン貫通孔12a、12’aを有し、各々1
対の積層束ねピン16、16’は、このピン貫通孔12
a、12’aに貫通してフェルール積層組立体14、1
4’の上下面から突出する部分に掛止めされた連結具1
8、18’によってフェルール積層組立体14、14’
の積層状態を保持している。
【0012】連結具18、18’は、図6に示すよう
に、1対の積層束ねピン16、16’の後述する掛止め
溝16a、16’aに掛止められる1対の掛止め孔20
とこの掛止め孔20を開閉する弾性掛止め片22とを有
する板部材24から成り、弾性掛止め片22を開いて掛
止め孔20に積層束ねピン16、16’の掛止め溝16
a、16’aが嵌り込むようにして連結具18、18’
を掛止めして1対の積層束ねピン16、16’を連結し
つつフェルール積層組立体14、14’の積層状態を保
持する。尚、図6において符号24aは連結具18、1
8’の板部材24を着脱する際つまむリブである。
【0013】積層束ねピン16、16’は、図7に示す
ように、フェルール積層組立体14、14’の積層数に
応じて連結具18、18’が掛止められる複数の掛止め
溝16a、16’aを有する。図1乃至図4及び図7の
実施例では、積層束ねピン16、16’は、フェルール
14、14’の厚み毎に掛止め溝16a、16’aを有
し、従ってフェルール積層組立体14、14’は、その
積層数に拘らず、その上下面に係合するように連結具1
8、18’を積層ピン16、16’に掛止めすることに
よって積層状態を保持することができるが、その詳細は
後に詳細にのべる。
【0014】図示の実施例では、フェルール12、1
2’は、光ファイバ心数が4心であるのが示されている
が、その心数は、任意とすることができる。また、各対
の対応するフェルール12、12’は、ピン貫通孔12
a、12’aよりも内側に、嵌入された光ファイバに並
行に整列して形成された1対のガイドピン孔12b、1
2’bを有する。各対の対応するフェルール12、1
2’は、この1対のガイドピン孔12b、12’bにそ
れぞれ図示しないガイドピンを係入することによって相
互に整列して衝合される。
【0015】次に、本発明の光コネクタ10の組立状態
を図1乃至図5を参照してのべると、図示の実施例で
は、積層束ねピン16、16’は、最高5つのフェルー
ル12、12’を積層することができるような長さに設
定され、また各積層束ねピン16、16’はフェルール
12、12’の厚み間隔毎に6つの掛止め溝16a、1
6’aを有する。従って、図1及び図2に示すように、
5つのすべてのフェルール12、12’を積層してフェ
ルール積層組立体14、14’を組み立て、そのピン貫
通孔12a、12’aに1対の積層束ねピン16、1
6’を貫通してこれらの1対の積層束ねピン16、1
6’がフェルール積層組立体14、14’の上下から突
出する部分にある最下位置の掛止め溝16a、16’a
及び最上位置の掛止め溝16a、16’aに連結具1
8、18’を掛止めして、図1に示すように、フェルー
ル積層組立体14、14’の積層状態を維持する。尚、
1対のフェルール積層組立体14、14’を光ファイバ
が相互に衝合して接合されるように相互に整列するため
に、これらの1対のフェルール積層組立体14、14’
は、ガイドピン孔12b、12’bに図示しない整列用
のガイドピンを貫通することによって衝合される。
【0016】また、図3及び図4に示すように、3つの
フェルール12、12’を積層する場合には、最上位置
のフェルール12、12’より突出する積層束ねピン1
6、16’の掛止め溝16a、16’aは、上から3段
目であり、この掛止め溝16a、16’aに連結具1
8、18’を掛止めして3つのフェルール12、12’
の積層状態が維持されたフェルール積層組立体14、1
4’を形成する。
【0017】更に、図5に示すように、2つのフェルー
ル12、12’を積層する場合には、最上位置のフェル
ール12、12’より突出する積層束ねピン16、1
6’の掛止め溝16a、16’aは、上から4段目であ
り、この掛止め溝16a、16’aに連結具18、1
8’を掛止めして2つのフェルール12、12’の積層
状態が維持されたフェルール積層組立体14、14’を
形成する。
【0018】本発明に用いられる積層束ねピンの変形例
が図8に示され、この積層束ねピン116、116’
は、ほぼフェルール12、12’の厚みに相応する長さ
の複数のピン部分26と上下のヘッド部分28とから成
り、これらのピン部分26又はヘッド部分28は一体に
形成されたねじ部分26a、28aを有し、これらのピ
ン部分26及び上下のヘッド部分28はピン部分26を
中にし、上下のヘッド部分28を上下端にしてこれらの
部分26、28のねじ部分26a、28aを隣り合うピ
ン部分26の図示しないねじ孔(ねじ部分26aとは反
対側に設けられている)にねじ込んで組み立てられる。
この場合、部分26、28は、これらの間に掛止め溝1
16a、116’aを形成するように相互に間隔をあけ
て結合される。
【0019】このようにすると、ピン部分26の数を適
宜に設定することによってフェルール12、12’の最
大積層数を適宜に調整することができる。図8の実施例
では、5つのフェルール積層数に設定されているが、ピ
ン部分26の数を増減することによってフェルール1
2、12’の積層数を4以下又は6以上とすることがで
きる。
【0020】また、図8の積層束ねピンは、複数のピン
部分の数を選択することによって積層束ねピンの最大積
層数を任意に選択することができ、従って最大積層数の
種類を変えた多種の積層束ねピンを用意する必要がな
く、種々の積層束ねピンを経済的に得ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、フェル
ール積層組立体に貫通する積層束ねピンはフェルール積
層組立体の積層数に応じて連結具が掛止められる複数の
掛止め溝を有するので、フェルール積層組立体の積層数
が変化しても積層束ねピンを取り換えることなく、この
フェルール積層組立体の上下両面に係合するように連結
具を積層束ねピンの掛止め溝に掛止めることができ、従
って種々の積層数のフェルール積層組立体に共通の積層
束ねピンを用いて光コネクタを組立てることができる実
益がある。
【0022】また、積層束ねピンが複数のピン部分から
成っていてこれらの複数のピン部分は、隣り合うピン部
分の間に掛止め溝を形成するように相互に結合されてい
ると、複数のピン部分の数を選択することによって積層
束ねピンの最大積層数を任意に選択することができ、従
って最大積層数の種類を変えた多種の積層束ねピンを用
意する必要がなく、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光コネクタを最大のフェルール積
層数で組み立ててその一部を破断して示す斜視図であ
る。
【図2】図1の光コネクタの一方のフェルール積層組立
体の断面図である。
【図3】本発明に係る光コネクタを3つのフェルール積
層数で組み立ててその連結具を取外した状態の斜視図で
ある。
【図4】図3の光コネクタの一方のフェルール積層組立
体の断面図である。
【図5】本発明に係る光コネクタを2つのフェルール積
層数で組み立ててその連結具を取外した状態の斜視図で
ある。
【図6】本発明に用いられる連結具の拡大斜視図であ
る。
【図7】本発明に用いられる積層束ねピンの拡大正面図
である。
【図8】本発明に用いられる積層束ねピンの変形例の拡
大正面図である。
【図9】従来技術の光コネクタを最大積層数で組み立て
てその一部を示す上面図である。
【図10】図9の光コネクタの要部の断面図である。
【図11】従来技術の光コネクタで積層数を減少した場
合の断面図である。
【符号の説明】
10 光コネクタ 12 フェルール 12’フェルール 12a ピン貫通孔 12’a ピン貫通孔 12b ガイドピン孔 12’b ガイドピン孔 14 フェルール積層組立体 14’ フェルール積層組立体 16 積層束ねピン 16a 掛止め溝 16’ 積層束ねピン 16’a 掛止め溝 18 連結具 18’ 連結具 20 掛止め孔 20’ 掛止め孔 22 弾性掛止め片 24 板部材 24a リブ 26 ピン部分 26a ねじ部分 28 ヘッド部分 28a ねじ部分 116 積層束ねピン 116’ 積層束ねピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山川 淳 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 長沢 真二 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続すべき光ケーブルの光ファイバが嵌
    入する複数対の対応するフェルールを積層して形成され
    たフェルール積層組立体と、前記フェルール積層組立体
    を貫通する複数の積層束ねピンと、前記フェルール積層
    組立体の積層状態を維持するように隣り合う積層束ねピ
    ンを連結する連結具とから成る光コネクタにおいて、前
    記積層束ねピンは、前記フェルール積層組立体の積層数
    に応じて前記連結具が掛止められる複数の掛止め溝を有
    することを特徴とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光コネクタであって、
    前記積層束ねピンは、複数のピン部分から成り、前記複
    数のピン部分は、隣り合うピン部分の間に掛止め溝を形
    成するように相互に結合されていることを特徴とする光
    コネクタ。
JP33707294A 1994-12-27 1994-12-27 光コネクタ Pending JPH08184731A (ja)

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