JPH08184477A - 渦流量計 - Google Patents

渦流量計

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JPH08184477A
JPH08184477A JP7000329A JP32995A JPH08184477A JP H08184477 A JPH08184477 A JP H08184477A JP 7000329 A JP7000329 A JP 7000329A JP 32995 A JP32995 A JP 32995A JP H08184477 A JPH08184477 A JP H08184477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
transmitter
vortex
conduit
vortex generator
Prior art date
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Pending
Application number
JP7000329A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kagawa
幸雄 加川
Yoshikatsu Sakai
芳克 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 S/N比が良好で、オンラインメンテナンス
が容易な渦流量計を提供する。 【構成】 2対の超音波送受信器を用いて、渦発生体の
前後において、測定流体に超音波を通し、その伝搬波の
相関を検出して、該当信号間の差を取ることにより、カ
ルマン渦によって変調された成分のみを抽出する渦流量
計である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、S/N比が良好で、オ
ンラインメンテナンスが容易な渦流量計に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4は従来より一般に使用されている従
来例の構成説明図で、例えば、特開昭51−14906
0号公報(特公昭57−28086号公報)「超音波信
号を利用する流速流量測定装置」に示されている。
【0003】図4において、1は測定流体2が流れる管
路である。3は管路1に設けられた渦発生体である。4
はOリング5を介して、渦発生体3の取付位置より下流
の管路1に取付られた超音波送信器である。
【0004】6は超音波送信器4と超音波送受信手段を
構成するように超音波送信器4に対向し、管路1にOリ
ング7を介して取付られた超音波受信器である。8は超
音波送信器4に接続された超音波発信源である。
【0005】以上の構成において、管路1に測定流体2
が流れると、渦発生体3によりカルマン渦が発生する。
超音波発信源8から超音波が超音波送信器4に供給され
る。
【0006】超音波送信器4より測定流体2に超音波が
放射され、この超音波が超音波受信器6により受信され
る。超音波は測定流体2中のカルマン渦により変調され
る。この変調から渦周波数が検知され、測定流体2の流
量が測定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な装置においては、管路1を伝わってくるノイズ成分を
除去する事が出来ない。また、超音波の送受信器4,6
は接液式であるので、送受信器4,6を装置の動作中に
管路1から外す事は困難であり、オンラインメンテナン
スが出来ない。
【0008】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものである。本発明の目的は、S/N比が
良好で、オンラインメンテナンスが容易な渦流量計を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、測定流体が流れる管路と、該管路に設け
られた渦発生体と、該渦発生体により発生するカルマン
渦の渦周波数を検出する超音波送受信手段とを具備する
渦流量計において、前記渦発生体より上流側の前記管路
の外周面に設けられた第1の超音波送信器と、前記渦発
生体より下流側の前記管路の外周面に設けられた第2の
超音波送信器と、前記第1,第2の超音波送信器に超音
波信号を同時に付与する超音波発信源と、前記第1の超
音波送信器と第1の超音波送受信手段を構成するように
前記渦発生体より上流側の前記管路の外周面に設けられ
た第1の超音波受信器と、前記第2の超音波送信器と第
2の超音波送受信手段を構成するように前記渦発生体よ
り下流側の前記管路の外周面に設けられた第2の超音波
受信器と、前記第1,第2の超音波受信器の出力より対
応する信号を取り出して差を求める相関計とを具備した
ことを特徴とする渦流量計を構成したものである。
【0010】
【作用】以上の構成において、管路に測定流体が流れる
と、渦発生体によりカルマン渦が発生する。渦発生体よ
り上流側に設けられた第1の超音波送受信手段により第
1の測定信号を出力し、渦発生体より下流側に設けられ
た第2の超音波送受信手段により第2の測定信号を出力
する。
【0011】相関計により、第1,第2の超音波受信器
の出力から対応する信号を取り出して該当信号の差を求
める。以下、実施例に基づき詳細に説明する。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の要部構成説明図で
ある。図において、図4と同一記号の構成は同一機能を
表わす。以下、図4と相違部分のみ説明する。
【0013】図において、11は、渦発生体3より上流
側の管路1の外周面に設けられた第1の超音波送信器で
ある。12は、渦発生体3より下流側の管路1の外周面
に設けられた第2の超音波送信器である。
【0014】13は、第1,第2の超音波送信器11,
12に超音波信号を同時に付与する超音波発信源であ
る。14は、第1の超音波送信器11と第1の超音波送
受信手段を構成するように、渦発生体3より上流側の管
路1の外周面に設けられた第1の超音波受信器である。
【0015】15は、第2の超音波送信器12と第2の
超音波送受信手段を構成するように、渦発生体3より下
流側の管路1の外周面に設けられた第2の超音波受信器
である。16は、第1,第2の超音波受信器14,15
の出力より、対応する信号を取り出して差を求める相関
計である。
【0016】以上の構成において、管路1に測定流体2
が流れると、渦発生体3によりカルマン渦が発生する。
渦発生体3より上流側に設けられた第1の超音波送受信
手段により第1の測定信号を出力し、渦発生体3より下
流側に設けられた第2の超音波送受信手段により第2の
測定信号を出力する。
【0017】相関計16により、第1,第2の超音波受
信器14,15の出力から対応する信号を取り出して該
当信号の差を求める。
【0018】図3(a)に、第1,第2の超音波送信器
11,12の出力波形を示し、図3(b)に、第1の超
音波受信器14の受信波形、図3(c)に、第2の超音
波受信器15の受信波形、図3(d)に、相関計16の
出力波形を示す。ここで、縦軸は出力量を示し、横軸は
時間軸tを示す。
【0019】この結果、2対の超音波送受信器11,1
2,14,15を用いて、渦発生体3の前後において、
測定流体2に超音波を通し、その伝搬波の相関を検出し
て、該当信号間の差を取ることにより、カルマン渦によ
って変調された成分のみを抽出することが出来る。ま
た、管路1の状態が均一であるならば、管路1を伝わっ
た成分もお互いに打ち消し合うため、S/N比が良好な
渦流量計が得られる。
【0020】また、従来例のように、超音波送受信器1
1,12,14,15を接液形にして、更に、Oリング
5を用いて、管路成分を減衰させる必要が無くなり、完
全に非接液形の検出方式を実現でき、オンラインメンテ
ナンスが容易な渦流量計が得られる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、測定流
体が流れる管路と、該管路に設けられた渦発生体と、該
渦発生体により発生するカルマン渦の渦周波数を検出す
る超音波送受信手段とを具備する渦流量計において、前
記渦発生体より上流側の前記管路の外周面に設けられた
第1の超音波送信器と、前記渦発生体より下流側の前記
管路の外周面に設けられた第2の超音波送信器と、前記
第1,第2の超音波送信器に超音波信号を同時に付与す
る超音波発信源と、前記第1の超音波送信器と第1の超
音波送受信手段を構成するように前記渦発生体より上流
側の前記管路の外周面に設けられた第1の超音波受信器
と、前記第2の超音波送信器と第2の超音波送受信手段
を構成するように前記渦発生体より下流側の前記管路の
外周面に設けられた第2の超音波受信器と、前記第1,
第2の超音波受信器の出力より対応する信号を取り出し
て差を求める相関計とを具備したことを特徴とする渦流
量計を構成した。
【0022】この結果、2対の超音波送受信器を用い
て、渦発生体の前後において、測定流体に超音波を通
し、その伝搬波の相関を検出して、該当信号間の差を取
ることにより、カルマン渦によって変調された成分のみ
を抽出することが出来る。また、管路の状態が均一であ
るならば、管路を伝わった成分もお互いに打ち消し合う
ため、S/N比が良好な渦流量計が得られる。
【0023】また、従来例のように、超音波送受信器を
接液形にして、更に、Oリングを用いて、管路成分を減
衰させる必要が無くなり、完全に非接液形の検出方式を
実現でき、オンラインメンテナンスが容易な渦流量計が
得られる。
【0024】従って、本発明によれば、S/N比が良好
で、オンラインメンテナンスが容易な渦流量計を実現す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の動作説明図である。
【図4】従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
【符号の説明】
1 管路 2 測定流体 3 渦発生体 11 第1の超音波送信器 12 第2の超音波送信器 13 超音波発信源 14 第1の超音波受信器 15 第2の超音波受信器器 16 相関計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定流体が流れる管路と、該管路に設けら
    れた渦発生体と、該渦発生体により発生するカルマン渦
    の渦周波数を検出する超音波送受信手段とを具備する渦
    流量計において、 前記渦発生体より上流側の前記管路の外周面に設けられ
    た第1の超音波送信器と、 前記渦発生体より下流側の前記管路の外周面に設けられ
    た第2の超音波送信器と、 前記第1,第2の超音波送信器に超音波信号を同時に付
    与する超音波発信源と、 前記第1の超音波送信器と第1の超音波送受信手段を構
    成するように前記渦発生体より上流側の前記管路の外周
    面に設けられた第1の超音波受信器と、 前記第2の超音波送信器と第2の超音波送受信手段を構
    成するように前記渦発生体より下流側の前記管路の外周
    面に設けられた第2の超音波受信器と、 前記第1,第2の超音波受信器の出力より対応する信号
    を取り出して差を求める相関計とを具備したことを特徴
    とする渦流量計。
JP7000329A 1995-01-05 1995-01-05 渦流量計 Pending JPH08184477A (ja)

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