JPH08183593A - 容器閉塞装置 - Google Patents

容器閉塞装置

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Publication number
JPH08183593A
JPH08183593A JP6340285A JP34028594A JPH08183593A JP H08183593 A JPH08183593 A JP H08183593A JP 6340285 A JP6340285 A JP 6340285A JP 34028594 A JP34028594 A JP 34028594A JP H08183593 A JPH08183593 A JP H08183593A
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JP
Japan
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container
mouth
lid member
mouth portion
pressing
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Pending
Application number
JP6340285A
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English (en)
Inventor
Miyoshi Yura
実好 由良
Hideyuki Yoshida
秀幸 吉田
Akihiro Nakamura
昭裕 中村
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器の口部に配置された蓋材を押圧して、蓋
材を容器の口部に取り付けるにあたり、蓋材が容器の口
部から外れないように蓋材を容器の口部に強く取り付け
る場合であっても、蓋材や容器の口部が破損したり、容
器自体が破壊されたりすることがなく、蓋材を容器の口
部に強固に取り付けることが簡単に行なえる容器閉塞装
置を提供する。 【構成】 容器10の口部11に配置された蓋材20を
押圧して、蓋材を容器の口部に取り付け、この蓋材によ
って容器の口部を閉塞させる容器閉塞装置において、容
器の口部の口縁に沿って順々に位置を変更して蓋材を押
圧させる押圧手段30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粉体や液体等を収容
させた容器の口部に蓋材を押圧して、この蓋材を容器の
口部に取り付け、容器の口部を蓋材で閉塞させるように
なった容器閉塞装置に係り、特に、容器の口部に蓋材を
押圧して取り付ける際に、容器に損傷等が生じたりする
ことがなく、容器の口部に蓋材を強固に取り付けること
ができる容器閉塞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、粉体や液体等を収容させた容
器の口部に蓋材を取り付けて容器の口部を閉塞させるこ
とが行なわれていた。
【0003】ここで、このように容器の口部に蓋材を取
り付けて容器の口部を閉塞させるにあたり、従来におい
ては、図1に示すように、容器10の口部11上に配置
された蓋材20を押圧部材1により容器10の口部11
に押し付け、これにより蓋材20下部の内周側に突出し
て設けられた係止縁21が、容器10における口部11
の外周側に突出して設けられた係止縁12を乗り越える
ようにし、口部11における係止縁12と蓋材20にお
ける係止縁21とを係合させて、蓋材20を容器10の
口部11に取り付け、この蓋材20によって容器10の
口部11を閉塞させることが行なわれていた。
【0004】しかし、このようにして容器10の口部1
1に蓋材20を取り付けた場合であっても、口部11に
おける係止縁12と蓋材20における係止縁21との係
合が十分でないと、口部11に取り付けられた蓋材20
が外れることがあった。例えば、図2の(A)に示すト
ナーを収容させる容器10の口部11に同図(B)に示
す蓋材20を取り付けた場合においては、トナーを使用
する前に、トナーを分散させるようにこの容器10を振
ったりすることがあり、この時に容器10が落ちて、容
器10の口部11に取り付けられていた蓋材20が外れ
てしまい、トナーが容器10内から飛散したりするとい
う問題があった。
【0005】そこで、上記のようにして容器10の口部
11に蓋材20を取り付けるにあたり、蓋材20が容器
10の口部11から簡単に外れないようにするため、口
部11における係止縁12と蓋材20における係止縁2
1の高さを高くする等して、蓋材20を容器10の口部
11に強く取り付けることが試みられた。特に、図2の
(A)に示したトナーを収容させる容器10の口部11
に同図(B)に示した蓋材20を取り付けた場合におい
ては、この蓋材20を容器10の口部11に取り付けた
ままの状態で、容器10の胴部13に設けられた供給口
14を開口させてトナーを供給させるため、蓋材20が
容器10の口部11から外れないように出来るだけ強く
取り付けることが必要となった。
【0006】しかし、上記のように口部11における係
止縁12と蓋材20における係止縁21の高さを高くし
た場合、蓋材20を押圧部材1により容器10の口部1
1に押し付けて、蓋材20の下部の内周側に突出した係
止縁21が口部11の外周側に突出した係止縁12を乗
り越えるようにするには、この押圧部材1によって蓋材
20を非常に強く押し付けなければならず、蓋材20が
上手く容器10の口部11に取り付けることができなく
なったり、押圧部材1による強い押し付け力によって蓋
材20や容器10の口部11が破損したりすることがあ
った。
【0007】さらに、図2に示すトナーを収容させる容
器10のように、筒状になった胴部13にトナーを送る
ための螺旋状の溝15を形成した容器10においては、
その胴部13における溝15の部分において座屈が生
じ、容器10自体が破壊される等の問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うに容器の口部に配置された蓋材を押圧して、蓋材を容
器の口部に取り付け、この蓋材によって容器の口部を閉
塞させる場合における上記のような問題を解決すること
を課題とするものである。
【0009】すなわち、この発明においては、上記のよ
うに蓋材を押圧して、容器の口部に蓋材を取り付けるに
あたり、この蓋材が容器の口部から外れないように、蓋
材を容器の口部に強く取り付ける場合であっても、蓋材
や容器の口部が破損したり、容器自体が破壊されたりす
ることがなく、蓋材を容器の口部に強固に取り付けるこ
とが簡単に行なえる容器閉塞装置を提供することを課題
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明においては、上
記のような課題を解決するため、容器の口部に配置され
た蓋材を押圧して、蓋材を容器の口部に取り付け、この
蓋材によって容器の口部を閉塞させる容器閉塞装置にお
いて、容器の口部の口縁に沿って順々に位置を変更して
蓋材を押圧させる押圧手段を設けるようにしたのであ
る。
【0011】
【作用】この発明における容器閉塞装置においては、容
器の口部に配置された蓋材を押圧手段により押圧させ
て、この蓋材を容器の口部に取り付けるにあたり、押圧
手段によって蓋材を押圧する位置を容器の口部の口縁に
沿って順々に変更させるようにしたため、従来のように
蓋材を強く押えつけなくても、蓋材が容器の口部の口縁
に沿って徐々に取り付けられるようになり、前記のよう
に容器の口部における係止縁と蓋材における係止縁とを
係合させて取り付けるにあたり、蓋材が容器の口部に強
固に取り付けられるようにするため、口部における係止
縁と蓋材における係止縁の高さを高くした場合において
も、蓋材が容器の口部の口縁に沿って徐々に取り付けら
れ、蓋材を強く押えつける必要がなくなる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例に係る容器閉塞装置
を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0013】(実施例1)この実施例における容器閉塞
装置は図3に示すように構成されており、この容器閉塞
装置においては、容器10の口部11の口縁に沿って順
々に位置を変更して蓋材20を押圧する押圧手段30と
して、容器10の口部11上に配置された蓋材20を押
圧する中央の押圧部材31の下部に、周方向に沿った歯
溝(図示せず)が下面に設けられた固定ギア32を配す
ると共に、この固定ギア32の外周を覆うようにして大
きな筒状の回転部材33を押圧部材31の外周側に配
し、この回転部材33の上端部の外周面に設けられたギ
ア33aを回転駆動軸34に設けられたギア34aと噛
み合わせ、回転駆動軸33の回転に伴ってこの回転部材
33がその周方向に回転するようにした。
【0014】そして、この回転部材33の下部におい
て、回転部材33を貫通して上記固定ギア32の下方に
設けられた回転可能な取付筒35に至るようにして補助
回転軸36を放射状に3本設け、各補助回転軸36に上
記固定ギア32と噛み合うようにして傘歯車36aを設
けると共に回転部材33の外周側に突出した各補助回転
軸36の端部にギア36bを設ける一方、各補助回転軸
36の下方において、補助回転軸36と同様に回転部材
33を貫通して取付筒35に至るようにして回転軸37
を放射状に3本設け、各回転軸37の適当な位置に容器
10の口部11の口縁において蓋材20を押圧する加圧
ローラ37aを設けると共に、回転部材33の外周側に
突出した各回転軸37の端部に、その上方における補助
回転軸36のギア36bと噛み合うようにしてギア37
bを設けるようにした。
【0015】そして、この実施例の容器閉塞装置を用い
て、容器10の口部11上に配置された蓋材20をその
口部11に取り付けるにあたっては、蓋材20の上方に
位置する上記の押圧部材31を下降させると共に、上記
の回転駆動軸34を回転させて大きな筒状になった回転
部材33をその周方向に回転させるようにした。
【0016】ここで、このように回転部材33をその周
方向に回転させると、この回転部材33の回転に伴っ
て、上記の各補助回転軸36に設けられた傘歯車36a
が固定ギア32と噛み合って各補助回転軸36が回転す
ると共に、各補助回転軸36に設けられたギア36bと
その下方に設けられた各回転軸37におけるギア37b
とが噛み合って各回転軸37が回転部材33による移動
方向と合致した方向に回転するようになった。
【0017】そして、この状態で上記のように押圧部材
31を下降させ、この押圧部材31によって蓋材20の
中央部を押圧しながら、図4に示すように、各回転軸3
7に設けられた加圧ローラ37aにより蓋材20の縁部
を容器10の口部11に押圧させるようにした。このよ
うに各回転軸37に設けられた加圧ローラ37aによっ
て蓋材20の縁部を容器10の口部11に押圧させる
と、回転部材33の回転に伴って各回転軸37に設けら
れた加圧ローラ37aが自ら回転しながら容器10の口
部11における口縁に沿って移動して、蓋材20を容器
10の口部11に順々に押圧するようになり、蓋材20
がこの加圧ローラ37aの移動にともなって容器10の
口部11に徐々に取り付けられるようになった。
【0018】このようにして蓋材20を容器10の口部
11に取り付けるようにすると、前記の図1に示すよう
に、蓋材20の下部の内周側に突出して設けられた係止
縁21が容器10の口部11の外周側に突出して設けら
れた係止縁12を乗り越えるようにして、口部11にお
ける係止縁12に蓋材20における係止縁21を係合さ
せて蓋材20を容器10の口部11に取り付ける場合に
おいても、加圧ローラ37aの移動にともなって蓋材2
0における係止縁21が容器10の口部11における係
止縁12と徐々に係合されるようになった。
【0019】このため、容器10の口部11における係
止縁12と蓋材20における係止縁21の高さを高くし
て、蓋材20を容器10の口部11に強固に取り付ける
場合であっても、従来のように蓋材20を強く押えつけ
る必要がなく、蓋材20が容器10の口部11に簡単に
取り付けられるようになり、蓋材20や容器10の口部
11が破損したりすることがなかった。
【0020】また、このようにして蓋材20を容器10
の口部11に取り付けるようにすると、図2(A)に示
したトナーを収容させる容器10のように、筒状になっ
た胴部13に螺旋状の溝15が形成された容器10を使
用した場合であっても、容器10が溝15の部分におい
て座屈して破壊されるということがなかった。
【0021】さらに、この実施例のものにおいては、上
記のように加圧ローラ37aにより蓋材20を容器10
の口部11に押えつけながら、この加圧ローラ37aを
容器10の口部11の口縁に沿って移動させるにあた
り、加圧ローラ37aが自ら回転するようにしたため、
上記回転部材33の回転にともなって加圧ローラ37a
が口部11の口縁に沿って移動する際に、容器10に加
わるねじり力が上記のように自転する加圧ローラ37a
の回転力によって打ち消されるようになった。このた
め、この実施例のものにおいては、容器10の口部11
に蓋材20を取り付ける際に、容器10が勝手に回転し
ないように固定手段等によって固定しなくてもよく、蓋
材20を容器10の口部11に簡単かつ確実に取り付け
ることができるようになった。
【0022】(実施例2)この実施例における容器閉塞
装置においても、図5に示すように、上記実施例1の場
合と同様に、容器10の口部11の口縁に沿って順々に
位置を変更して蓋材20を押圧する押圧手段30とし
て、容器10の口部11上に配置された蓋材20を押圧
する中央の押圧部材31の外周側に回転部材33を配
し、この回転部材33の上端部の外周面に設けられたギ
ア33aを回転駆動軸34に設けられたギア34aと噛
み合わせ、回転駆動軸33の回転に伴ってこの回転部材
33がその周方向に回転するようにした。
【0023】ここで、この実施例のものにおいては、上
記実施例1における固定ギア32や補助回転軸36を設
けずに、上記の回転部材33の下部において、この回転
部材33の外筒部33bを貫通してその内筒部33cに
至る回転軸37を回転自在な状態で放射状に3本設ける
と共に、容器10の口部11の口縁において蓋材20を
押圧する加圧ローラ37aを各回転軸37の適当な位置
に設けるようにし、各回転軸37における加圧ローラ3
7aが回転部材33の回転にともなって容器10におけ
る口部11の口縁に沿って移動するようにした。
【0024】そして、この実施例の容器閉塞装置を用い
て、容器10の口部11上に配置された蓋材20をその
口部11に取り付けるにあたっても、上記実施例1の場
合と同様に、蓋材20の上方に位置する押圧部材31を
下降させると共に、上記の回転駆動軸34を回転させて
上記の回転部材33をその周方向に回転させるように
し、上記の押圧部材31によって蓋材20の中央部を押
圧しながら、各回転軸37に設けられた加圧ローラ37
aにより蓋材20の縁部を容器10の口部11に押圧さ
せるようにした。
【0025】ここで、上記のように回転部材33を回転
させながら各回転軸37に設けられた加圧ローラ37a
によって蓋材20の縁部を容器10の口部11に押圧さ
せると、上記実施例1と同様に、回転部材33の回転に
伴って各回転軸37に設けられた加圧ローラ37aが容
器10の口部11における口縁に沿って移動して、蓋材
20を容器10の口部11に順々に押圧するようにな
り、蓋材20がこの加圧ローラ37aの移動にともなっ
て容器10の口部11に徐々に取り付けられるようにな
った。
【0026】この結果、この実施例のものにおいても、
上記実施例1の場合と同様に、蓋材20の下部の内周側
に設けられた係止縁21が容器10の口部11の外周側
に設けられた係止縁12を乗り越えるようにして、蓋材
20を容器10の口部11に取り付けるにあたり、口部
11と蓋材20における各係止縁12,21の高さを高
くして、蓋材20を容器10の口部11に強固に取り付
けるようにした場合であっても、蓋材20が容器10の
口部11に簡単に取り付けられるようになり、蓋材20
や容器10の口部11が破損したりすることがなく、ま
た筒状になった胴部13に螺旋状の溝15が形成された
容器10を使用した場合であっても、容器10が溝15
の部分において座屈して破壊するということがなかっ
た。
【0027】但し、この実施例のものにおいては、上記
の各加圧ローラ37aが回転部材33の回転にともなっ
て容器10における口部11の口縁に沿って蓋材20を
押圧しながら移動する際に、各加圧ローラ37aが自ら
回転せずに蓋材20との接触によって回転するだけであ
るため、各加圧ローラ37aの移動にともなって容器1
0にねじり力が加わり、これにより容器10が回転する
ため、容器10を適当な固定手段(図示せず)により回
転しないように固定させるようにした。
【0028】(実施例3)この実施例における容器閉塞
装置においては、容器10の口部11の口縁に沿って順
々に位置を変更して蓋材20を押圧する押圧手段40と
して、図6に示すように、回転・伸縮装置41に設けら
れた回転・伸縮ロッド42の下端に円板43を取り付
け、この円板43の下面の周縁部に蓋材20を押圧する
押圧部43aを下方に突出させたものを用いるように
し、上記の回転・伸縮装置41により上記ロッド42を
介して押圧部43aが設けられた円板43を順々に所要
角度回転させながら昇降させるようにした。
【0029】そして、この実施例の容器閉塞装置を用い
て、容器10の口部11上に配置された蓋材20をその
口部11に取り付けるにあたっては、蓋材20の上方に
おいて上記のように回転・伸縮装置41により上記ロッ
ド42を介して押圧部43aが設けられた円板43を順
々に所要角度回転させながら昇降させるようにし、この
円板43に設けられた押圧部43aにより、容器10の
口部11の口縁に沿って順々に位置を変更させながら蓋
材20を容器10の口部11に押圧させるようにした。
【0030】このようにすると、上記の押圧部43aに
より容器10の口部11における口縁に沿って蓋材20
が順々に押圧されて、容器10の口部11に取り付けら
れるようになった。
【0031】この結果、この実施例のものにおいても、
上記実施例1,2の場合と同様に、蓋材20の下部の内
周側に設けられた係止縁21が容器10の口部11の外
周側に設けられた係止縁12を乗り越えるようにして、
蓋材20を容器10の口部11に取り付けるにあたり、
口部11と蓋材20における各係止縁12,21の高さ
を高くして、蓋材20を容器10の口部11に強固に取
り付けるようにした場合であっても、蓋材20が容器1
0の口部11に簡単に取り付けられるようになり、蓋材
20や容器10の口部11が破損したりすることがな
く、また筒状になった胴部13に螺旋状の溝15が形成
された容器10を使用した場合であっても、容器10が
溝15の部分において座屈して破壊するということがな
かった。
【0032】(実施例4)この実施例における容器閉塞
装置においては、容器10の口部11の口縁に沿って順
々に位置を変更して蓋材20を押圧する押圧手段50と
して、図7に示すように、円板51の周縁部に沿ってこ
の円板51を貫通するようにして下端に押圧板52aが
設けられた6本の加圧ロッド52を設け、各加圧ロッド
52をバネ等の付勢手段53により上方に付勢させた状
態で保持させる一方、このように設けられた加圧ロッド
52の上に、下方に突出した突出部54aを有する端面
カム54を回転可能に設けたものを用いるようにし、こ
の端面カム54を回転させてその突出部54aにより、
付勢手段53によって上方に付勢された状態にある各加
圧ロッド52を順々に押し下げるようにした。
【0033】そして、この実施例の容器閉塞装置を用い
て、容器10の口部11上に配置された蓋材20をその
口部11に取り付けるにあたっては、蓋材20の上方に
おいて上記のように端面カム54を回転させて、その突
出部54aにより付勢手段53によって上方に付勢され
た各加圧ロッド52を順々に押し下げて、各加圧ロッド
52を順々に円板51の下方に突出させ、このように順
々に下方に突出する各加圧ロッド52の下端に設けられ
た押圧板52aによって蓋材20を押圧し、これにより
容器10の口部11の口縁に沿って順々に位置を変更さ
せながら蓋材20を容器10の口部11に押圧させるよ
うにした。
【0034】このようにすると、上記の各加圧ロッド5
2により容器10の口部11における口縁に沿って蓋材
20が順々に押圧されて、容器10の口部11に取り付
けられるようになった。
【0035】この結果、この実施例のものにおいても、
上記実施例1〜3の場合と同様に、蓋材20の下部の内
周側に設けられた係止縁21が容器10の口部11の外
周側に設けられた係止縁12を乗り越えるようにして、
蓋材20を容器10の口部11に取り付けるにあたり、
口部11と蓋材20における各係止縁12,21の高さ
を高くして、蓋材20を容器10の口部11に強固に取
り付けるようにした場合であっても、蓋材20が容器1
0の口部11に簡単に取り付けられるようになり、蓋材
20や容器10の口部11が破損したりすることがな
く、また筒状になった胴部13に螺旋状の溝15が形成
された容器10を使用した場合であっても、容器10が
溝15の部分において座屈して破壊するということがな
かった。
【0036】(実施例5)この実施例における容器閉塞
装置においては、容器10の口部11の口縁に沿って順
々に位置を変更して蓋材20を押圧する押圧手段50と
して、図8に示すように、上記実施例4の場合と同様
に、円板51の周縁部に沿ってこの円板51を貫通する
ようにして下端に押圧板52aが設けられた6本の加圧
ロッド52を設けるようにし、この実施例においては、
円板51に貫通して設けられた各加圧ロッド52をそれ
ぞれ加圧用シリンダ55に取り付け、それぞれの加圧用
シリンダ55によって各加圧ロッド52を順々に伸縮さ
せるようにした。
【0037】そして、この実施例の容器閉塞装置を用い
て、容器10の口部11上に配置された蓋材20をその
口部11に取り付けるにあたっては、蓋材20の上方に
おいて上記のように加圧用シリンダ55に取り付けられ
た各加圧ロッド52をそれぞれの加圧用シリンダ55に
よって順々に伸縮させ、伸長されて下方に突出した各加
圧ロッド52の下端に設けられた押圧板52aによって
蓋材20を順々に押圧し、これにより容器10の口部1
1の口縁に沿って順々に位置を変更させながら蓋材20
を容器10の口部11に押圧させるようにした。
【0038】このようにすると、上記の各加圧ロッド5
2により容器10の口部11における口縁に沿って蓋材
20が順々に押圧されて、容器10の口部11に取り付
けられるようになった。
【0039】この結果、この実施例のものにおいても、
上記実施例1〜4の場合と同様に、蓋材20の下部の内
周側に設けられた係止縁21が容器10の口部11の外
周側に設けられた係止縁12を乗り越えるようにして、
蓋材20を容器10の口部11に取り付けるにあたり、
口部11と蓋材20における各係止縁12,21の高さ
を高くして、蓋材20を容器10の口部11に強固に取
り付けるようにした場合であっても、蓋材20が容器1
0の口部11に簡単に取り付けられるようになり、蓋材
20や容器10の口部11が破損したりすることがな
く、また筒状になった胴部13に螺旋状の溝15が形成
された容器10を使用した場合であっても、容器10が
溝15の部分において座屈して破壊するということがな
かった。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係る容
器閉塞装置においては、容器の口部に配置された蓋材を
押圧手段により押圧させて、この蓋材を容器の口部に取
り付けるにあたり、押圧手段によって蓋材を押圧する位
置を容器の口部の口縁に沿って順々に変更させるように
したため、蓋材が容器の口部の口縁に沿って徐々に取り
付けられるようになり、従来のように蓋材を強く押えつ
けなくても、蓋材が容器の口部に簡単に取り付けられる
ようになった。
【0041】この結果、この発明の容器閉塞装置を用い
ると、蓋材が容器の口部から外れないように、蓋材を容
器の口部に強く取り付ける場合であっても、蓋材や容器
の口部が破損したり、容器自体が破壊されたりすること
がなく、蓋材を容器の口部に強固に取り付けることが簡
単に行なえるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器の口部に蓋材を取り付ける状態を示した概
略断面図である。
【図2】筒状になった胴部に螺旋状の溝が形成されたト
ナーを収容させる容器の正面図及びこの容器の口部に取
り付ける蓋材の断面図である。
【図3】この発明の実施例1に係る容器閉塞装置によっ
て容器の口部に蓋材を取り付ける状態を示した一部断面
斜視図である。
【図4】この実施例1に係る容器閉塞装置における加圧
ローラを容器の口部の口縁に沿って移動させて、蓋材を
容器の口部に沿って取り付ける状態を示した概略平面図
である。
【図5】この発明の実施例2に係る容器閉塞装置によっ
て容器の口部に蓋材を取り付ける状態を示した一部断面
斜視図である。
【図6】この発明の実施例3に係る容器閉塞装置によっ
て容器の口部に蓋材を取り付ける状態を示した概略斜視
図である。
【図7】この発明の実施例4に係る容器閉塞装置によっ
て容器の口部に蓋材を取り付ける状態を示した概略斜視
図である。
【図8】この発明の実施例5に係る容器閉塞装置によっ
て容器の口部に蓋材を取り付ける状態を示した概略斜視
図である。
【符号の説明】
10 容器 11 容器の口部 20 蓋材 30,40,50 押圧手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の口部に配置された蓋材を押圧し
    て、蓋材を容器の口部に取り付け、この蓋材によって容
    器の口部を閉塞させる容器閉塞装置において、容器の口
    部の口縁に沿って順々に位置を変更して蓋材を押圧させ
    る押圧手段を設けたことを特徴とする容器閉塞装置。
JP6340285A 1994-12-28 1994-12-28 容器閉塞装置 Pending JPH08183593A (ja)

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JP6340285A JPH08183593A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 容器閉塞装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019006141A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 株式会社東海理化電機製作所 シフト装置
JP2019119350A (ja) * 2018-01-05 2019-07-22 株式会社東海理化電機製作所 シフト装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019006141A (ja) * 2017-06-20 2019-01-17 株式会社東海理化電機製作所 シフト装置
JP2019119350A (ja) * 2018-01-05 2019-07-22 株式会社東海理化電機製作所 シフト装置

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