JPH08182867A - 羽ばたきモービル - Google Patents

羽ばたきモービル

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Publication number
JPH08182867A
JPH08182867A JP33799094A JP33799094A JPH08182867A JP H08182867 A JPH08182867 A JP H08182867A JP 33799094 A JP33799094 A JP 33799094A JP 33799094 A JP33799094 A JP 33799094A JP H08182867 A JPH08182867 A JP H08182867A
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JP
Japan
Prior art keywords
mobile
motor
flapping
fluttering
thread
Prior art date
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Pending
Application number
JP33799094A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Tamura
昭雄 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUPIRITSUTO ENTERP KK
Original Assignee
SUPIRITSUTO ENTERP KK
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Publication date
Application filed by SUPIRITSUTO ENTERP KK filed Critical SUPIRITSUTO ENTERP KK
Priority to JP33799094A priority Critical patent/JPH08182867A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、羽ばたきを継続的に行わせること
によって、何時も羽ばたいている状態とすることができ
る羽ばたきモービルの提供を目的とする。 【構成】 一本の横棒6の左右から垂下している各2本
の糸7に、胴体1に蝶着されている羽根3の胴体1を含
む重心点付近を前後2ヵ所で結び付けて支承させ、太陽
電池11接続されたモーター12で回転する偏心ピン1
4と前記胴体1とを糸15で連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井等から吊り下げ、
或いは机上等に置き、鳥や蝶の羽根が胴体に対し上下に
揺動して、これらが飛翔しているかの如く見える羽ばた
きモービルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の羽ばたきモービルは、図
10に示すように、鳥型の胴体1の左右両側に、少ない
抵抗で上下への回動が可能な蝶番2で羽根3が蝶着され
ており、上方に取り付ける環体4に結び付けた2本の糸
5の左右の端部は一本の横棒6の左右に結び付けられ、
この横棒6の前記糸5を結び付けた位置には、前後に分
岐させた糸7が結び付けられている。
【0003】この羽根3の胴体1を含む左右方向の重心
点より僅かに胴体1側に偏った前後の位置に、糸7の下
端が結び付けられているので、胴体1が上がった状態と
なっていてり、この胴体1から垂下している糸8の下端
に引き環9が結ばれている。
【0004】従って、引き環9を下方に引けば胴体1が
引き下げられるので、羽根3は糸7に結び付けられた位
置を中心として下方に揺動するが、引き環9の引下げを
中止すれば、前記の重心点の関係で胴体1が上昇して羽
根3を上方に揺動させる。
【0005】しかし、前記の重心点と羽根3が糸7に結
び付けられている点との差は極めて僅少であるため、胴
体1の上昇の反動として再び胴体1は下降し、羽根3の
先端側の上方への揺動が行われ、このようにして羽根3
の上下への揺動が数回行われて、鳥が飛翔しているかの
感を与えるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の羽ば
たきモービルにおいては、これを羽ばたかせる毎に引き
環9を引かねばならず、この作業が面倒であると共に、
引き環9の引下げで羽根3の数回の羽ばたきが得られる
が、その動作は次第に弱くなってせいぜい2〜3秒間で
止まり、継続的でないため、羽根の動きを継続させるに
は絶えず引き環9を引いていなければならない欠点があ
った。
【0007】本発明は、従来の羽ばたきモービルの前述
の問題点を解決し、鳥や蝶の羽ばたきを継続的に行わせ
ることによって、引き環を引く面倒さをなくし、何時も
羽ばたいている状態とすることができる羽ばたきモービ
ルをを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決する手段】本発明は、前述の目的を達成す
るためのモービル玩具の手段に関し、請求項1記載の手
段は、一本の横棒の左右から垂下している各2本の糸
に、胴体に蝶着されている羽根の胴体を含む重心点付近
を前後2ヵ所で支承させ、胴体の下方に設置される筐体
に取り付けたモーターで回転する偏心ピンと胴体とを糸
等の接続手段で接続したことを特徴とする。
【0009】又、請求項2記載の羽ばたきモービルにお
いては、一本の横棒の左右から垂下している各2本の糸
に,胴体に蝶着されている羽根の胴体を含む重心点付近
を前後2ヵ所で支承させ、電源に接続されて回転するモ
ーターを胴体に取り付け、このモーターで回転する偏心
ピンと前記横棒とを糸、ワイヤー等の接続手段で連結し
たことを特徴とし、又請求項3記載のように、設置面に
載置される筐体から上方に伸びている支柱で、胴体に蝶
着されている羽根の胴体を含む重心点付近を前後2ヵ所
で支承させ、筐体内に取り付けられたモーターで回転さ
れる偏心ピンと胴体とを糸、ワイヤー等の接続手段で連
結しても差し支えない。
【0010】更に、請求項4記載のように、前記モータ
ーに接続される電源を、筐体、羽根等の羽ばたきモービ
ルの一部に取り付けた太陽電池とすることもできる。
【0011】
【作用】本発明の請求項1記載の羽ばたきモービルにお
いては、鳥や蝶の胴体に蝶着されている羽根は、胴体を
含む重心点の僅かに先端側の前後位置を一本の横棒から
垂下している前後2本の糸で支承されているので、胴体
は上がった状態となっているが、モーターで回転する偏
心ピンの上下移動によって胴体が押し引きされ、胴体が
上下に昇降するので、羽根は胴体との蝶着点を支点とし
て上下に揺動運動を反復して行うものである。
【0012】請求項2記載の羽ばたきモービルにおいて
は、羽根を一本の横棒の2本の糸で支承することは前記
と同じ作用を奏するが、胴体にモーターを取り付け、こ
のモーターの回転で円運動を行う偏心ピンと横棒とを接
続手段で接続してあるために、偏心ピンの円運動で偏心
ピンが下方に移動すると、偏心ピンと横棒の距離が長く
なり、胴体は横棒に対して上昇した位置となって、羽根
は基端側が上昇する揺動を行う。
【0013】しかし、偏心ピンが上方に移動すると、横
棒からの距離が短くなり、胴体が下降するので羽根は先
端側が上昇する揺動を行い、モーターの回転につれ、上
記の動作を反復し、羽根の上下揺動が行われる。
【0014】請求項3記載の羽ばたきモービルにおいて
は、モーターの回転で円運動を行う偏心ピンと、載置台
から伸びている支柱で支持されている羽根とが、糸やワ
イヤー等の接続手段で接続されているので、偏心ピンの
上下移動に伴い、胴体が下方に引かれたり、上方に戻っ
たりして、羽根の上下揺動が行われる。
【0015】請求項4記載の羽ばたきモービルにおいて
は、羽根や筐体等の一部に設けた太陽電池がモーターに
接続されているので、太陽電池に光線が当たって発電す
ると電流がモーターに供給され、モーターが回転して前
記の羽根の羽ばたき運動が行われ、この動作を太陽電池
を発電させる明るい光線の下で見ることができる。
【0016】
【実施例】次に、請求項1、4に該当する第1実施例を
図1〜図3について、以下に説明するが、この実施例に
おいては、鳥の胴体1の左右両側に羽根3が、少ない抵
抗で上下に回動する蝶番2により蝶着されている。
【0017】そして、天井等に取り付けて吊り下げる環
体4に縛った2本の糸5の左右の端部は一本の横棒6の
左右に結び付けられていて、この横棒6には前記糸5を
結び付けた位置に、前後に分岐させている糸7の中心が
結び付けられている。
【0018】前記羽根3の胴体1を含む左右方向の重心
点より僅かに胴体1側の前後の位置に、前記糸7がそれ
ぞれ結び付けてあり、この重心位置によって羽根3と胴
体1の蝶着点が上がった状態となることは従来例と変わ
るものではない。
【0019】一方、これらの下方に設置される筐体10
の上面には太陽電池11が取り付けられ、筐体10内に
は太陽電池11に接続されたモーター12が設置されて
いて、このモーター軸に取り付けられた円盤13には偏
心ピン14が設けられ、この偏心ピン14と胴体1との
間を連結糸15で連結している。
【0020】従って、太陽電池11に光線が当たると太
陽電池11が発電し、その電流でモーター12が回転す
るが、この回転に連動する円盤13に取り付けられてい
る偏心ピン14が円運動を行い、連結糸15が胴体1を
下方に引いたり、緩めたりする。
【0021】胴体1は羽根3との重心位置の関係で上昇
しているが、偏心ピン14が下方に移動して連結糸15
を下方に引くと、胴体1は下降するが、緩んだ時には前
記の重心位置によって上昇し、円盤13の回転に伴って
これを反復するので、羽根3が羽ばたいているかの如く
感じられる。
【0022】請求項2、4に該当し、図4〜図6に示す
第2実施例においては、胴体1、蝶番2、羽根3、糸
5、横棒6、糸7は前実施例と同一であるが、羽根3の
上面に太陽電池11が設置されている。
【0023】この太陽電池11に接続されたモーター1
2は胴体1の側面に固定され、その軸が胴体1を貫通し
て反対側に突出し、この突出している軸に取り付けられ
た円盤13には偏心ピン14が設けられていて、この偏
心ピン14と前記横棒6との間を糸16若しくはワイヤ
ーで連結したもので、この糸16には途中に2つの鍵上
部17を形成し、重心が胴体1を傾けないようにしてい
る。
【0024】この実施例においては、太陽電池11に当
たった光線による発電の電流がモーター12に流れて回
転すると、これに伴って回転している円盤13の偏心ピ
ン14と横棒6間の距離が増減するので、その増加の時
には胴体1は下降する。
【0025】しかし、偏心ピン14が上昇位置になって
横棒6との間隔が縮小した際には、胴体1は上昇させら
れるもので、このような胴体1の上下運動に伴う羽根3
の上下揺動が、鳥の羽ばたきに見えるものである。
【0026】請求項3、4に該当し、図7〜図9に示す
第3実施例においては、胴体1、蝶着2、羽根3は前実
施例と同様に形成されるが、羽根3の胴体1を含む重心
点付近を前後に挿通した支杆20は、載置面21の上に
設けた前後の支枠22の上面の2枚の支え板23の上に
立設した支柱24の鍵状折曲部24aの上に載置されて
いる。
【0027】この支柱24の鍵状折曲部24aから支杆
20が脱落しないように、支杆20の周囲を囲繞する囲
い部24bが支柱24に設けられており、載置面21の
上面には太陽電池11を取り付けると共に、太陽電池1
1に接続されているモーター12が設置され、その軸に
取り付けた円盤13には偏心ピン14が設けられてい
て、偏心杆14と胴体1との間をピアノ線25で連結し
ている。
【0028】従って、太陽電池11に光線が当たって発
電すると、その電流がモーター12に流れて円盤13を
回転させ、その偏心ピン14に連結したピアノ線25が
胴体1を押し引きして上下させ、これによって羽根3は
支杆20を中心として上下に揺動し、前各実施例と同様
な羽ばたき運動を行うものである。
【0029】
【発明の効果】本発明は叙上のように、胴体に蝶着され
ている羽根を重心点付近の前後で支承し、胴体に対して
僅かの力が加わっても胴体の上下が行われるようにした
ので、モーターで駆動される偏心ピンと胴体とを連結す
れば、胴体は容易に上下運動を行う。
【0030】この胴体の上下運動は、羽根の支承点を中
心として羽根を上下方向に動かす揺動運動となり、この
動作をモーターが停止するまで反復するので、あたかも
鳥が羽ばたいて飛んでいるかの如くに観察される。
【0031】従って、従来の羽ばたきモービルのように
胴体を手で引く動作が不要となり、しかも従来は手で引
いた後の数回の羽ばたきを行って停止してしまうのが、
モーターが回転する長時間にわたって羽ばたき運動を継
続して行うので、従来のような手で引く作業を頻繁に行
わなくても済み、この羽ばたきモービルを見た瞬間、何
時でも羽ばたいていて、興味が高められる
【0032】又、駆動電源として太陽電池を用いた場合
には、この太陽電池に当たる光線で前記の羽ばたき運動
を見ることになり、夜明けと共に飛び立つ鳥を観察して
いるかの錯覚が得られ、愉快な羽ばたきモービルとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】同上の羽根先端が下降している場合の正面図で
ある。
【図3】同上の羽根先端が下降している場合の正面図で
ある。
【図4】本発明の第2実施例の斜視図である。
【図5】同上の羽根先端が下降している場合の正面図で
ある。
【図6】同上の羽根先端が下降している場合の正面図で
ある。
【図7】本発明の第3実施例の斜視図である。
【図8】同上の羽根先端が下降している場合の正面図で
ある。
【図9】同上の羽根先端が下降している場合の正面図で
ある。
【図10】従来の羽ばたきモービルの斜視図である。
【符号の説明】
1 胴体 3 羽根 6 横棒 7 糸 10 筐体 11 太陽電池 12 モーター 14 偏心ピン 15 連結糸 22 支枠 24 支柱

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一本の横棒の左右から垂下している各2
    本の糸に、胴体に蝶着されている羽根の胴体を含む重心
    点付近を前後2ヵ所で支承させ、胴体の下方に設置され
    る筐体に取り付けたモーターで回転する偏心ピンと胴体
    とを糸等の接続手段で接続したことを特徴とする羽ばた
    きモービル。
  2. 【請求項2】 一本の横棒の左右から垂下している各2
    本の糸に,胴体に蝶着されている羽根の胴体を含む重心
    点付近を前後2ヵ所で支承させ、電源に接続されて回転
    するモーターを胴体に取り付け、このモーターで回転す
    る偏心ピンと前記横棒とを糸、ワイヤー等の接続手段で
    連結したことを特徴とする羽ばたきモービル。
  3. 【請求項3】 設置面に載置される筐体から上方に伸び
    ている支柱で、胴体に蝶着されている羽根の胴体を含む
    重心点付近を前後2ヵ所で支承させ、筐体内に取り付け
    られたモーターで回転される偏心ピンと胴体とを糸、ワ
    イヤー等の接続手段で連結したことを特徴とする羽ばた
    きモービル。
  4. 【請求項4】 前記モーターに接続される電源を、筐
    体、羽根等の羽ばたきモービルの一部に取り付けた太陽
    電池としたことを特徴とする請求項1、2、3記載の羽
    ばたきモービル。
JP33799094A 1994-12-27 1994-12-27 羽ばたきモービル Pending JPH08182867A (ja)

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JP33799094A JPH08182867A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 羽ばたきモービル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008237874A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Morihiro Yamauchi 玩具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008237874A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Morihiro Yamauchi 玩具

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