JPH081821A - 空気入りラジアルタイヤの第２成型装置 - Google Patents
空気入りラジアルタイヤの第２成型装置Info
- Publication number
- JPH081821A JPH081821A JP6133024A JP13302494A JPH081821A JP H081821 A JPH081821 A JP H081821A JP 6133024 A JP6133024 A JP 6133024A JP 13302494 A JP13302494 A JP 13302494A JP H081821 A JPH081821 A JP H081821A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bladder
- green case
- bead
- molding
- green
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D30/24—Drums
- B29D30/26—Accessories or details, e.g. membranes, transfer rings
- B29D2030/2635—Central bladder, e.g. elastic membrane, sleeve, envelope, diaphragm, which covers the central portion of the drum, e.g. covering the toroidally expandable rigid segments
Landscapes
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高品質のグリーンタイヤを多種のタイヤサイ
ズにわたって成型することができる空気入りラジアルタ
イヤの第２成型装置を提供する。 【構成】 ブラダーを非伸長性とし、ブラダーの有効ペ
リフェリ長さを適用するグリーンケースの内面ペリフェ
リ長さに対応して調整する手段を具備した第２成型用の
装置としている。多種のサイズのタイヤの成型に供する
ことができ、生産性を向上させると共に、高内圧でブラ
ダーを膨径しても異常な膨らみをもたらすことがないの
で、大きい押し圧力でステッチングすることができ、エ
ア入りのないユニフォミティに優れる高品質タイヤを成
型することができる。
ズにわたって成型することができる空気入りラジアルタ
イヤの第２成型装置を提供する。 【構成】 ブラダーを非伸長性とし、ブラダーの有効ペ
リフェリ長さを適用するグリーンケースの内面ペリフェ
リ長さに対応して調整する手段を具備した第２成型用の
装置としている。多種のサイズのタイヤの成型に供する
ことができ、生産性を向上させると共に、高内圧でブラ
ダーを膨径しても異常な膨らみをもたらすことがないの
で、大きい押し圧力でステッチングすることができ、エ
ア入りのないユニフォミティに優れる高品質タイヤを成
型することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気入りラジアルタイヤ
の成型装置、特に第１成型工程で成型された円筒状のグ
リーンケースからグリーンタイヤを成型するための第２
成型工程で用いられる第２成型装置に関するものであ
る。
の成型装置、特に第１成型工程で成型された円筒状のグ
リーンケースからグリーンタイヤを成型するための第２
成型工程で用いられる第２成型装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】空気入りラジアルタイヤは、一般的に２
段階成型、つまり円筒状フォーマ上でラジアルカーカス
やビードコアなどの一部のタイヤ構成部材（インナーラ
イナ、スティフナー、ゴムチェファー、その他のビード
部補強部材など）を張り付けてグリーンケースを成型す
る第１成型工程と、その後このグリーンケースをトロイ
ダル状に膨径させた状態でベルトやトレッドなどの残り
のタイヤ構成部材を張り付けてグリーンタイヤを成型す
る第２成型工程とを経て最終的に成型される。第１成型
工程では、第１成型装置によって少なくともラジアルカ
ーカスとビードコアを組み付けた円筒状のグリーンケー
スを成型し、次に、このグリーンケースをブラダーを備
えた第２成型装置にセッテイングし、第２成型装置のブ
ラダー内に圧力流体を導入してこのグリーンケースを円
筒状からトロイダル状に膨径してシェイピングした後、
このトロイダル形状のグリーンケースにベルトやトレッ
ドなどの残りのタイヤ構成部材張り付け、エア入りを防
止するなどためにステッチングロールで構成部材を外側
から押圧するいわゆるステッチングが施されてグリーン
タイヤが成型される。次いで、上記ブラダー内の圧力流
体を抜いてグリーンタイヤを第２成型装置から取り出
し、加硫工程を経て最終製品タイヤが製造される。
段階成型、つまり円筒状フォーマ上でラジアルカーカス
やビードコアなどの一部のタイヤ構成部材（インナーラ
イナ、スティフナー、ゴムチェファー、その他のビード
部補強部材など）を張り付けてグリーンケースを成型す
る第１成型工程と、その後このグリーンケースをトロイ
ダル状に膨径させた状態でベルトやトレッドなどの残り
のタイヤ構成部材を張り付けてグリーンタイヤを成型す
る第２成型工程とを経て最終的に成型される。第１成型
工程では、第１成型装置によって少なくともラジアルカ
ーカスとビードコアを組み付けた円筒状のグリーンケー
スを成型し、次に、このグリーンケースをブラダーを備
えた第２成型装置にセッテイングし、第２成型装置のブ
ラダー内に圧力流体を導入してこのグリーンケースを円
筒状からトロイダル状に膨径してシェイピングした後、
このトロイダル形状のグリーンケースにベルトやトレッ
ドなどの残りのタイヤ構成部材張り付け、エア入りを防
止するなどためにステッチングロールで構成部材を外側
から押圧するいわゆるステッチングが施されてグリーン
タイヤが成型される。次いで、上記ブラダー内の圧力流
体を抜いてグリーンタイヤを第２成型装置から取り出
し、加硫工程を経て最終製品タイヤが製造される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】第２成型装置は複数の
サイズのタイヤの成型に供されており、第２成型装置の
ブラダーには総ゴム製のものが広く使用されている。こ
のブラダーは総ゴム製であるため少量の伸びを許容する
ので、内面のペリフェリ長さが近接したグリーンケース
の成型には共用することができる。しかしながら、総ゴ
ム製のブラダーにおける使用内圧には限度があり、例え
ば２．０kg/cm2程度が限界であり、これを越えるとブラ
ダーが異常膨張し、グリーンケースの均一な膨径が損な
われ、成型されるグリーンタイヤのユニフォミテーが保
証できないことになる。したがって、ブラダーに大量の
変形をしいる場合には、大きなペェリフリ長さを有する
大型のブラダーに交換される。このため多種類のブラダ
ーを準備し、ストックしておく必要がある。
サイズのタイヤの成型に供されており、第２成型装置の
ブラダーには総ゴム製のものが広く使用されている。こ
のブラダーは総ゴム製であるため少量の伸びを許容する
ので、内面のペリフェリ長さが近接したグリーンケース
の成型には共用することができる。しかしながら、総ゴ
ム製のブラダーにおける使用内圧には限度があり、例え
ば２．０kg/cm2程度が限界であり、これを越えるとブラ
ダーが異常膨張し、グリーンケースの均一な膨径が損な
われ、成型されるグリーンタイヤのユニフォミテーが保
証できないことになる。したがって、ブラダーに大量の
変形をしいる場合には、大きなペェリフリ長さを有する
大型のブラダーに交換される。このため多種類のブラダ
ーを準備し、ストックしておく必要がある。
【０００４】また、ブラダーに内圧を充填してトロイダ
ル状としたグリーンケースの外周にに張り付けたタイヤ
構成部材をステッチングする際に、下支えとなるブラダ
ーを高圧の内圧で使用することができないため、特に大
型のタイヤを第２成型する場合に不十分な押付け圧によ
るステッチングを余儀なくされ、グリーンタイヤのエア
入りが発生し易く、またタイヤのユニフォミティを確保
し難く、これらを避けるため不要の工数が掛かる問題が
ある。
ル状としたグリーンケースの外周にに張り付けたタイヤ
構成部材をステッチングする際に、下支えとなるブラダ
ーを高圧の内圧で使用することができないため、特に大
型のタイヤを第２成型する場合に不十分な押付け圧によ
るステッチングを余儀なくされ、グリーンタイヤのエア
入りが発生し易く、またタイヤのユニフォミティを確保
し難く、これらを避けるため不要の工数が掛かる問題が
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、第１成型工程
で成型された円筒状グリーンケースをトロイダル状に膨
径し、少なくともベルト、トレッドを張り付けてグリー
ンタイヤを成型する第２成型装置において、非伸長性ブ
ラダーと、該ブラダーの両足部を保持する一対の固着部
材と、該固着部材を保持する主軸と、該固着部材に保持
されたブラダーの半径方向外側に軸方向に移動可能に設
けられた一対のビードリングと、該固着部材を離接する
駆動手段とからなり、該ビードリングの内方にグリーン
ケースの両ビード部を着座させる着座部を互いに左右対
向して有し、該着座部の先端部間がグリーンケースの内
面のペリフェリ長さに対応するブラダーの有効ペリフェ
リ長さを区画し、該ビードリングの先端部を離接してな
るブラダーの有効ペリフェリ長さ調整手段を具備してな
るものとしている。
で成型された円筒状グリーンケースをトロイダル状に膨
径し、少なくともベルト、トレッドを張り付けてグリー
ンタイヤを成型する第２成型装置において、非伸長性ブ
ラダーと、該ブラダーの両足部を保持する一対の固着部
材と、該固着部材を保持する主軸と、該固着部材に保持
されたブラダーの半径方向外側に軸方向に移動可能に設
けられた一対のビードリングと、該固着部材を離接する
駆動手段とからなり、該ビードリングの内方にグリーン
ケースの両ビード部を着座させる着座部を互いに左右対
向して有し、該着座部の先端部間がグリーンケースの内
面のペリフェリ長さに対応するブラダーの有効ペリフェ
リ長さを区画し、該ビードリングの先端部を離接してな
るブラダーの有効ペリフェリ長さ調整手段を具備してな
るものとしている。
【０００６】
【作用】本発明は、ブラダーを非伸長性とし、ビードリ
ングの先端部間を離接することにより成型の対象とする
グリーンケースの内面のペリフェリ長さに対応するブラ
ダーの有効ペリフェリ長さを調整するようにしているの
で、多種のサイズのタイヤの成型に供することができ、
生産性を向上させると共に、高内圧でブラダーを膨径し
ても異常な膨らみをもたらすことがなく大きい押し圧力
でステッチングすることができ、エア入りのないユニフ
ォミティに優れる高品質タイヤを成型することができ
る。
ングの先端部間を離接することにより成型の対象とする
グリーンケースの内面のペリフェリ長さに対応するブラ
ダーの有効ペリフェリ長さを調整するようにしているの
で、多種のサイズのタイヤの成型に供することができ、
生産性を向上させると共に、高内圧でブラダーを膨径し
ても異常な膨らみをもたらすことがなく大きい押し圧力
でステッチングすることができ、エア入りのないユニフ
ォミティに優れる高品質タイヤを成型することができ
る。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図１ａ、１ｂ、２ａ及び
２ｂに基づいて説明する。１０は主軸、１２はスリーブ
であり、スリーブ１２はその中空部１４が主軸１０に挿
入され保持されている。１６Ｒはスリーブ１２の先端に
取り付けられた固着部材、１６Ｌは主軸の先端部に取り
付けられた固着部材であり、この固着部材１６Ｌ、１６
Ｒには、成型用ブラダー７の両足部８Ｒ、８Ｌが固着保
持されている。ブラダー７は補強コード９等により強化
されており、実質的に非伸長性を有する。ブラダー７は
主軸内に設けられた圧力流体通路（図示しない）から圧
力流体を導入して膨径させられる。主軸１０、固着手段
１６Ｌ、１６Ｒ、スリーブ１２及びブラダー７による区
画域は機密に保たれており導入される圧力流体を密封す
る。
２ｂに基づいて説明する。１０は主軸、１２はスリーブ
であり、スリーブ１２はその中空部１４が主軸１０に挿
入され保持されている。１６Ｒはスリーブ１２の先端に
取り付けられた固着部材、１６Ｌは主軸の先端部に取り
付けられた固着部材であり、この固着部材１６Ｌ、１６
Ｒには、成型用ブラダー７の両足部８Ｒ、８Ｌが固着保
持されている。ブラダー７は補強コード９等により強化
されており、実質的に非伸長性を有する。ブラダー７は
主軸内に設けられた圧力流体通路（図示しない）から圧
力流体を導入して膨径させられる。主軸１０、固着手段
１６Ｌ、１６Ｒ、スリーブ１２及びブラダー７による区
画域は機密に保たれており導入される圧力流体を密封す
る。
【０００８】１８Ｒ、１８Ｌはブラダー７の半径方向外
側に軸方向に移動可能に設けられた一対のビードリング
であって、本実施例ではビードリング１８Ｒ、１８Ｌは
固着部材１６Ｒ、１６Ｌに螺合されている。ビードリン
グ１８Ｒにはフランジ２０が一体的に設けられており、
ビードリング１８Ｌにはフランジ２２が主軸１０の軸方
向に移動可能に設けられている。固着部材１６Ｒはスリ
ーブ１２を介して主軸１０に取り付けられており、固着
部材１２Ｒは図示しない駆動手段により軸方向に移動で
き、固着部材１６Ｌ、１６Ｒは離接される。
側に軸方向に移動可能に設けられた一対のビードリング
であって、本実施例ではビードリング１８Ｒ、１８Ｌは
固着部材１６Ｒ、１６Ｌに螺合されている。ビードリン
グ１８Ｒにはフランジ２０が一体的に設けられており、
ビードリング１８Ｌにはフランジ２２が主軸１０の軸方
向に移動可能に設けられている。固着部材１６Ｒはスリ
ーブ１２を介して主軸１０に取り付けられており、固着
部材１２Ｒは図示しない駆動手段により軸方向に移動で
き、固着部材１６Ｌ、１６Ｒは離接される。
【０００９】図１ａはブラダー７が縮径した状態を示し
ており、左右の固着手段１６Ｌ、１６Ｒはブラダー７の
長さほぼ一杯に円筒状に引伸した離隔位置に配置され、
圧力流体は抜かれている。１は第１成型工程で成型され
た円筒状のグリーンケースであり、フランジ２２を図示
しない移動手段により左側に退避させた状態でグリンケ
ースを左側から挿入する。グリーンケースを挿入後、フ
ランジ２２を移動させ図１ａのようにビードリング１８
Ｌの所定位置にセットする。このグリーンケース７のブ
ラダーに当接する内面３は、Ｐａ１で示すペリフェリ長
さを有している。
ており、左右の固着手段１６Ｌ、１６Ｒはブラダー７の
長さほぼ一杯に円筒状に引伸した離隔位置に配置され、
圧力流体は抜かれている。１は第１成型工程で成型され
た円筒状のグリーンケースであり、フランジ２２を図示
しない移動手段により左側に退避させた状態でグリンケ
ースを左側から挿入する。グリーンケースを挿入後、フ
ランジ２２を移動させ図１ａのようにビードリング１８
Ｌの所定位置にセットする。このグリーンケース７のブ
ラダーに当接する内面３は、Ｐａ１で示すペリフェリ長
さを有している。
【００１０】図１ａにおいて、ビードリングの先端部２
４Ｌと２４Ｒ間のブラダーの外表面のペリフェリ長さＰ
ｂ１は、ビードリング１８Ｌ及び１８Ｒを各々螺合関係
にある固着部材１６Ｌ及び１６Ｒに対して回転すること
により変更でき、グリーンケース７の内面のペリフェリ
長さＰａ１に対応する有効ペリフェリ長さに予め設定さ
れる。固着部材１６Ｒを図示しない駆動手段により固着
部材１６Ｌ側に移動させ、グリーンケース１のビード部
２Ｌ及び２Ｒをビードリングのビード座２６Ｌ、２６Ｒ
上に載置し、フランジ２２、２０とによって保持する。
ビード座２６Ｌ、２６Ｒ、フランジ２０、２２および先
端部２４Ｌ、２４Ｒは全体としてグリーンケースを着座
させる着座部を形成する。
４Ｌと２４Ｒ間のブラダーの外表面のペリフェリ長さＰ
ｂ１は、ビードリング１８Ｌ及び１８Ｒを各々螺合関係
にある固着部材１６Ｌ及び１６Ｒに対して回転すること
により変更でき、グリーンケース７の内面のペリフェリ
長さＰａ１に対応する有効ペリフェリ長さに予め設定さ
れる。固着部材１６Ｒを図示しない駆動手段により固着
部材１６Ｌ側に移動させ、グリーンケース１のビード部
２Ｌ及び２Ｒをビードリングのビード座２６Ｌ、２６Ｒ
上に載置し、フランジ２２、２０とによって保持する。
ビード座２６Ｌ、２６Ｒ、フランジ２０、２２および先
端部２４Ｌ、２４Ｒは全体としてグリーンケースを着座
させる着座部を形成する。
【００１１】次いで、ブラダー７内にさらに圧力流体を
導入しながら、固着部材１６Ｒを固着部材１６Ｌ側にさ
らに移動し、所定位置で移動を停止させる（図１ｂ）。
図１ｂのように固着部材１６Ｌ、１６Ｒは近接位置に配
置され、この位置はグリーンケース７に所望のトロイダ
ル状のシェーピングを付与するように選定される。図１
ｂに示すように、ブラダー７は一方のビードリング先端
部２４Ｌから他方のビードリングの先端部２４Ｒ間に亙
ってトロイダル状に膨径し、グリーンケース７をその内
面３から半径方向外側に押し上げ、グリーンケースに所
望の膨径形状を付与する。このトロイダル状に膨径され
たグリーンケース７の回りにベルトやトレッド等の残り
のタイヤ構成部材が張り付けられ、グリーンケースを回
転させながら張り付けた構成部材を外側から所定の押し
圧力でステッチングロールでステッチング処理してグリ
ーンタイヤが成型される。この際、ブラダーが非伸長性
であるので、高圧の圧力流体をブラダー内に導入するこ
とができ、大きな所望の押し圧力でステッチング処理を
行なうことができる。
導入しながら、固着部材１６Ｒを固着部材１６Ｌ側にさ
らに移動し、所定位置で移動を停止させる（図１ｂ）。
図１ｂのように固着部材１６Ｌ、１６Ｒは近接位置に配
置され、この位置はグリーンケース７に所望のトロイダ
ル状のシェーピングを付与するように選定される。図１
ｂに示すように、ブラダー７は一方のビードリング先端
部２４Ｌから他方のビードリングの先端部２４Ｒ間に亙
ってトロイダル状に膨径し、グリーンケース７をその内
面３から半径方向外側に押し上げ、グリーンケースに所
望の膨径形状を付与する。このトロイダル状に膨径され
たグリーンケース７の回りにベルトやトレッド等の残り
のタイヤ構成部材が張り付けられ、グリーンケースを回
転させながら張り付けた構成部材を外側から所定の押し
圧力でステッチングロールでステッチング処理してグリ
ーンタイヤが成型される。この際、ブラダーが非伸長性
であるので、高圧の圧力流体をブラダー内に導入するこ
とができ、大きな所望の押し圧力でステッチング処理を
行なうことができる。
【００１２】次いで、図２ａ、２ｂに基づいて、サイズ
の異なるグリーンケース１を成型する場合を説明する。
図２ａにはペリフェリ長さＰａ２（Ｐａ２＜Ｐａ１）の
内面３を有するグリーンケース１が示されている。この
グリーンケース１は、内面ペリフェリ長さＰａ２が図１
ａ、１ｂのグリーンケースの内面ペリフェリ長さＰａ１
より短いため、ビードリング１８Ｌ及び１８Ｒを各々螺
合関係にある固着部材１６Ｌ及び１６Ｒに対して回転す
ることにより、ビードリングの先端部２４Ｌと２４Ｒ間
の距離を短く設定し、グリーンケース７の内面ペリフェ
リ長さＰａ２に対応する有効ペリフェリ長さＰｂ２に調
整設定する。有効ペリフェリ長さ調整後は、図１ａ、１
ｂと同様に、固着部材１６Ｌ、１６Ｒを近接位置に配置
し、ブラダー７によりグリーンケース１が所望のトロイ
ダル形状にシェイピングされる（図２ｂ）。
の異なるグリーンケース１を成型する場合を説明する。
図２ａにはペリフェリ長さＰａ２（Ｐａ２＜Ｐａ１）の
内面３を有するグリーンケース１が示されている。この
グリーンケース１は、内面ペリフェリ長さＰａ２が図１
ａ、１ｂのグリーンケースの内面ペリフェリ長さＰａ１
より短いため、ビードリング１８Ｌ及び１８Ｒを各々螺
合関係にある固着部材１６Ｌ及び１６Ｒに対して回転す
ることにより、ビードリングの先端部２４Ｌと２４Ｒ間
の距離を短く設定し、グリーンケース７の内面ペリフェ
リ長さＰａ２に対応する有効ペリフェリ長さＰｂ２に調
整設定する。有効ペリフェリ長さ調整後は、図１ａ、１
ｂと同様に、固着部材１６Ｌ、１６Ｒを近接位置に配置
し、ブラダー７によりグリーンケース１が所望のトロイ
ダル形状にシェイピングされる（図２ｂ）。
【００１３】固着部材１６Ｌ、１６Ｒとこれに螺合され
たビードリング１８Ｌ、１８Ｒ、ビードリングの先端部
２４Ｌ、２４Ｒは全体として成型の対象とするグリーン
ケースの内面のペリフェリ長さに対応するブラダー７の
有効ペリフェリ長さの調整手段を形成する。ビードリン
グは、これに限らずシリンダー等により固着部材に対し
て軸方向に移動できるようにし有効ペリフェリ長さを調
整するようにしても良い。
たビードリング１８Ｌ、１８Ｒ、ビードリングの先端部
２４Ｌ、２４Ｒは全体として成型の対象とするグリーン
ケースの内面のペリフェリ長さに対応するブラダー７の
有効ペリフェリ長さの調整手段を形成する。ビードリン
グは、これに限らずシリンダー等により固着部材に対し
て軸方向に移動できるようにし有効ペリフェリ長さを調
整するようにしても良い。
【００１４】
【発明の効果】ブラダーを非伸長性とし、ブラダーの有
効ペリフェリ長さを適用するグリーンケースの内面ペリ
フェリ長さに対応して調整する手段を具備することによ
り、多種のサイズのタイヤの第２成型に供することがで
き、生産性を向上させると共に、ブラダー内に高内圧の
圧力流体を導入することが、異常な膨らみをもたらすこ
とがなく実現でき、大きい押し圧力でステッチングする
ことができ、エア入りのないユニフォミティに優れる高
品質タイヤを成型することができる。
効ペリフェリ長さを適用するグリーンケースの内面ペリ
フェリ長さに対応して調整する手段を具備することによ
り、多種のサイズのタイヤの第２成型に供することがで
き、生産性を向上させると共に、ブラダー内に高内圧の
圧力流体を導入することが、異常な膨らみをもたらすこ
とがなく実現でき、大きい押し圧力でステッチングする
ことができ、エア入りのないユニフォミティに優れる高
品質タイヤを成型することができる。
【００１５】
【図面の簡単な説明】
【図１ａ】本発明に係る一実施例の第２成型装置を示し
た断面図である。
た断面図である。
【図１ｂ】図１ａの成型装置がグリーンケースをトロイ
ダル状にシェイピングした状態の断面図である。
ダル状にシェイピングした状態の断面図である。
【図２ａ】図１ａの成型装置をサイズの異なるグリーン
ケースに適用した場合を示す断面図である。
ケースに適用した場合を示す断面図である。
【図２ｂ】図２ａの成型装置がグリーンケースをトロイ
ダル状にシェイピングした状態の断面図である。
ダル状にシェイピングした状態の断面図である。
１ グリーンケース ２ グリーンケースのビード部 ７ ブラダー ８ ブラダーの足部 １０ 主軸 １６ 固着部材 １８ ビードリング ２０ フランジ ２２ フランジ ２４ ビードリングの先端部 ２６ ビード座
Claims (1)
- 【請求項１】 第１成型工程で成型された円筒状グリー
ンケースをトロイダル状に膨径し、少なくともベルト、
トレッドを張り付けてグリーンタイヤを成型する第２成
型装置において、非伸長性ブラダーと、該ブラダーの両
足部を保持する一対の固着部材と、該固着部材を保持す
る主軸と、該固着部材に保持されたブラダーの半径方向
外側に軸方向に移動可能に設けられた一対のビードリン
グと、該固着部材を離接する駆動手段とからなり、該ビ
ードリングの内方にグリーンケースの両ビード部を着座
させる着座部を互いに左右対向して有し、該着座部の先
端部間がグリーンケースの内面のペリフェリ長さに対応
するブラダーの有効ペリフェリ長さを区画し、該ビード
リングの先端部を離接してなるブラダーの有効ペリフェ
リ長さ調整手段を具備する空気入りラジアルタイヤの第
２成型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6133024A JPH081821A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 空気入りラジアルタイヤの第２成型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6133024A JPH081821A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 空気入りラジアルタイヤの第２成型装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH081821A true JPH081821A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15095019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6133024A Pending JPH081821A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 空気入りラジアルタイヤの第２成型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081821A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6244569A (ja) * | 1985-08-20 | 1987-02-26 | Mitsubishi Electric Corp | 金属薄膜の形成装置 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP6133024A patent/JPH081821A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6244569A (ja) * | 1985-08-20 | 1987-02-26 | Mitsubishi Electric Corp | 金属薄膜の形成装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2084009A (en) | Apparatus for making tire casings | |
| KR101364664B1 (ko) | 타이어 제조를 위한 공정 및 장치 | |
| JPS631177B2 (ja) | ||
| US3188260A (en) | Apparatus for manufacture of pneumatic tires | |
| US4214939A (en) | Tire building machine | |
| US7931768B2 (en) | Method and device for constructing a radial tire | |
| US4529461A (en) | Process for manufacturing pneumatic tires | |
| JP2000052349A (ja) | 自動車用タイヤのカ―カス構造体の製造方法及び自動車の車輪用タイヤのカ―カス構造体 | |
| US3111444A (en) | Tire building drum | |
| US3402090A (en) | Tire shaping apparatus | |
| US5248357A (en) | Process for assembling a green tire | |
| US2763317A (en) | Method and apparatus for forming tires | |
| US4758401A (en) | Method for vulcanizing pneumatic vehicle tires | |
| US4343671A (en) | Tire building machine | |
| US8007613B2 (en) | Method and apparatus for manufacturing tyres | |
| US3923572A (en) | Method and apparatus for building tires | |
| US4199393A (en) | Apparatus for forming the bead and sidewall portions of a pneumatic tire and apparatus and method of making the same | |
| JPH0724931A (ja) | タイヤ成形ドラム及び生タイヤ製造方法 | |
| CA1149273A (en) | Tire building machine | |
| US3822165A (en) | Shaping drum | |
| US3152031A (en) | Ply-turning apparatus for the manufacture of pneumatic tyres | |
| JPH081821A (ja) | 空気入りラジアルタイヤの第２成型装置 | |
| US3570572A (en) | Collapsible tire | |
| US20050150587A1 (en) | Tire building method and apparatus | |
| US10406769B2 (en) | Method of manufacturing pneumatic tire, shaping device and pneumatic tire |