JPH08182122A - 手動ハンドル抜け止め装置 - Google Patents

手動ハンドル抜け止め装置

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JPH08182122A
JPH08182122A JP6336298A JP33629894A JPH08182122A JP H08182122 A JPH08182122 A JP H08182122A JP 6336298 A JP6336298 A JP 6336298A JP 33629894 A JP33629894 A JP 33629894A JP H08182122 A JPH08182122 A JP H08182122A
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Yasushi Sasaki
康 佐々木
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工が容易、かつ、部品数が少なく、機構も
複雑にならないようにする。 【構成】 回転により断路器,接地開閉器等の機器を作
動させる前後方向の操作軸1と、操作軸1の前端に着脱
自在に連結し,操作軸1を回転する手動ハンドル4と、
ハンドル4の先端部の周面に形成された円環状の抜け止
め溝7と、操作軸1のねじ部3にねじ合い,操作軸1の
回転により前後方向に移動する摺動子8と、摺動子8に
設けられた摺動子ピン16と、基部が回転自在に支持さ
れた作動板17と、作動板17の前端に設けられ,抜け
止め溝7に出入する抜け止め片19と、作動片19に形
成され,摺動子ピン16が嵌まり,ピン16が前端部2
1及び後端部22に位置した状態で抜け止め片19を抜
け止め溝7から抜け出させ,ピン16が中間部23に位
置した状態で抜け止め片19を抜け止め溝7に嵌め込ま
せる嵌合溝20とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置の断
路器或いは接地開閉器等の操作軸を手動ハンドルにて回
転させる際に、操作中のハンドルが操作軸から抜け出る
のを防止する手動ハンドル抜け止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手動ハンドル抜け止め装置につい
て、図4ないし図6を参照して説明する。それらの図に
おいて、1は断路器或いは接地開閉器等を作動させる前
後方向の操作軸、2は操作軸1の前端部に形成された切
欠部、3は操作軸1に形成されたねじ部、4は操作軸1
の前端部に着脱自在に連結し,操作軸1を回転する手動
ハンドル、5はハンドル4の先端部に形成された連結
孔、6は連結孔5にハンドル4の軸方向に直交して設け
られた嵌合ピン、7はハンドル4の先端部の周面に形成
された円環状の抜け止め溝であり、操作軸1の先端部に
連結孔5を嵌めるとともに、切欠部2に嵌合ピン6を嵌
め、ハンドル4を操作軸1に連結する。
【0003】8は操作軸1のねじ部3にねじ合った摺動
子、9は摺動子8の左,右に突出したガイド杆、10は
右方のガイド杆9の先端部に設けられた回転防止体であ
り、二股部にガイド杆9が嵌まり、摺動子8の回転が阻
止される。
【0004】11は操作軸1の左方の近傍に平行に,か
つ,回転自在に設けられたカム軸、12はカム軸11の
周面に形成された短いらせん状のガイド溝であり、左方
のガイド杆9の先端部が嵌まっている。13はカム軸1
1の先端に取り付けられた支軸、14は支軸13の先端
に取り付けられた回転板、15は回転板14の一部に突
出して形成された抜け止め片であり、抜け止め溝7に出
入する。
【0005】つぎに、断路器或いは接地開閉器等を手動
にて作動させる手順について説明する。図4及び図5に
示すように、摺動子8が前方に位置し、切状態におい
て、手動ハンドル4の連結孔5を操作軸1に嵌めるとと
もに、連結孔5内の嵌合ピン6を操作軸1の切欠部2に
嵌める。この時、ハンドル4の抜け止め溝7の外方に回
転板14の抜け止め片15が位置している。
【0006】つぎに、ハンドル4を回転させると、操作
軸1が一体に回転し、摺動子8が後方へ移動し、左方の
ガイド杆9のガイド溝12の後方への移動により、カム
軸11が回転し、回転初期において、図6に示すよう
に、回転板14の抜け止め片15がハンドル4の抜け止
め溝7に嵌まり込む。この状態は摺動子8がハンドル4
の回転に伴い、後方に位置するまで保持され、ハンドル
4の操作途中でハンドル4が操作軸1から抜け出ること
がない。
【0007】そして、ハンドル4の回転操作の終期にお
いて、入状態になり、左方のガイド杆9がガイド溝12
の後端部に位置すると、回転板14の回転により、抜け
止め片15が抜け止め溝7から抜け出し、ハンドル4を
操作軸1から抜くことが可能になる。
【0008】つぎに、入状態にある断路器或いは接地開
閉器等を切状態にする時も、ハンドル4の操作は同様の
手順で行い、後方に位置した摺動子8が前方に移動する
途中において、抜け止め片15が抜け止め溝7に嵌ま
り、ハンドル4の抜け出しが防止される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記手動ハンド
ル抜け止め装置の場合、カム軸11の周面のガイド溝1
2の加工が困難であり、さらに、装置を構成する部品数
が多く、構造も複雑であるという問題点がある。
【0010】本発明は、前記の点に留意し,加工が容易
で、かつ、部品数が少なく、構造も簡単な手動ハンドル
抜け止め装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の手動ハンドル抜け止め装置は、回転により
断路器,接地開閉器等の機器を作動させる前後方向の操
作軸と、操作軸の前端に着脱自在に連結し操作軸を回転
する手動ハンドルと、ハンドルの先端部の周面に形成さ
れた円環状の抜け止め溝と、操作軸にねじ部にねじ合
い,操作軸の回転により前後方向に移動する摺動子と、
摺動子に設けられた摺動子ピンと、基部が回転自在に支
持された作動板と、作動板の前端に設けられ,抜け止め
溝に出入する抜け止め片と、作動板に形成され,摺動子
ピンが嵌まり,ピンが前端部及び後端部に位置した状態
で抜け止め片を抜け止め溝から抜け出させ,ピンが中間
部に位置した状態で抜け止め片を抜け止め溝に嵌め込ま
せる嵌合溝とを備えたものである。
【0012】
【作用】前記のように構成された本発明の手動ハンドル
抜け止め装置は、回転により断路器或いは接地開閉器等
の機器を作動させる前後方向の操作軸に、手動ハンドル
を連結し、そのハンドルの先端部の周面に円環状の抜け
止め溝が形成され、操作軸のねじ部にねじ合い,操作軸
の回転により前後方向に移動する摺動子に設けられた摺
動子ピンが、基部が回転自在に支持された作動板の嵌合
溝に嵌まり、作動板の前端に抜け止め片が設けられ、摺
動子ピンが嵌合溝の前端部及び後端部に位置した状態
で、抜け止め片を抜け止め溝から抜け出させ、ピンが中
間部に位置した状態で、抜け止め片を抜け止め溝に嵌め
込ませるため、手動ハンドルを操作軸に連結し、断路器
或いは接地開閉器等の操作軸を手動ハンドルで回転させ
る際に、操作中のハンドルが操作軸から抜け出ることが
なく、装置を構成する部品の加工も容易であり、かつ、
部品数が少なく構造も簡単である。
【0013】
【実施例】1実施例について図1ないし図3を参照して
説明する。それらの図において、図4ないし図6と同一
符号は同一もしくは相当するものを示し、異なる点はつ
ぎの通りである。
【0014】16は摺動子8の下面に設けられた摺動子
ピン、17は操作軸1に平行に摺動子8の下方に設けら
れた作動板、18は作動板17の後端部を回転自在に支
持した支持軸、19は作動板17の前端に設けられ,抜
け止め溝7に出入する抜け止め片、20は作動板17に
作動板17の長手方向に形成され,摺動子ピン16が嵌
まった嵌合溝であり、嵌合溝20は連続したつぎの各部
から形成されている。
【0015】即ち、作動板17の長手方向に平行な前端
部21及び後端部22と、前記両端部21,22の中間
に位置し,作動板17の長手方向に対し若干傾斜した長
尺の中間部23と、中間部23の両端と前記前端部21
及び後端部22との間の短尺の前端傾斜部24及び後端
傾斜部25とから形成されている。なお、摺動子ピン1
6の下端部の周面には、ローラが装着され、嵌合溝20
との接触を円滑にし、摺動子ピン16の移動を容易にし
ている。
【0016】つぎに、断路器或いは接地開閉器等を手動
にて作動させる手順について説明する。摺動子ピン16
が嵌合溝20の前端部21に位置し、切状態において、
図2に示すように、手動ハンドル4を操作軸1に嵌める
とともに、連結孔5内の嵌合ピン6を操作軸1の切欠部
2に嵌める。この時、ハンドル4の抜け止め溝7の外方
に作動板17の抜け止め片19が位置している。
【0017】つぎに、ハンドル4を回転させると、操作
軸1が回転し、摺動子8が後方へ移動し、摺動子ピン1
6が、嵌合溝20の前端部21から前端傾斜部24に沿
って移動する。このとき、前端傾斜部24により、図3
A,aに示すように、作動板17の抜け止め片19が手
動ハンドル4の抜け止め溝7に嵌まり、ハンドル4を操
作軸1から抜くことができなくなる。
【0018】そして、さらにハンドル4を回転させる
と、摺動子8が図3B,bに示す中間部23の始端から
図3C,cに示す中間部23の終端に移動する。この
時、中間部23が若干傾斜しているため、作動板17が
移動せず、抜け止め片19の抜け止め溝7に嵌まった状
態が維持される。
【0019】つぎに、さらにハンドル4を回転させる
と、摺動子ピン16が嵌合溝20の後端部22に移動す
る。このとき、図3D,dに示すように、抜け止め片1
9が抜け止め溝7から抜け出し、断路器或いは接地開閉
器等が入状態になり、ハンドル4を操作軸1から抜くこ
とが可能になる。
【0020】つぎに、入状態にある断路器或いは接地開
閉器等を切状態にする時は、ハンドル4を逆方向に回転
する。このとき、後端部22に位置した摺動子ピン16
が前端部21に移動するが中間部23においては、抜け
止め片19が抜け止め溝7に嵌まった状態が維持され、
ハンドル4の抜け出しが防止される。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏する。本発明の手
動ハンドル抜け止め装置は、回転により断路器或いは接
地開閉器等の機器を作動させる前後方向の操作軸1に、
手動ハンドル4を連結し、そのハンドル4の先端部の周
面に円環状の抜け止め溝7が形成され、操作軸1のねじ
部3にねじ合い、操作軸1の回転により前後方向に移動
する摺動子8に設けられた摺動子ピン16が、基部が回
転自在に支持された作動板17の嵌合溝20に嵌め込ま
れ、作動板17の先端の抜け止め片19が、ピン16が
嵌合溝20の前端部21及び後端部22に位置した状態
で抜け止め片19を抜け止め溝7から抜け出させ、ピン
16が中間部23に位置した状態で抜け止め片19を抜
け止め溝7に嵌め込ませるため、手動ハンドル4を操作
軸1に連結し、断路器或いは接地開閉器等を操作する
際、入又は切動作を終了しない状態ではハンドル4を取
り外すことができず、ハンドル4の抜け外れが防止さ
れ、かつ、装置を構成する部品の加工も容易であり、か
つ、部品数が少なく機構も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の分解斜視図である。
【図2】Aは図1のハンドル連結状態の切断正面図,B
はAの回転した切断平面図である。
【図3】A,B,C,Dは本発明の操作過程の切断正面
図,a,b,c,dはそれぞれA,B,C,Dの回転し
た切断平面図である。
【図4】従来例の分解斜視図である。
【図5】A,Bは従来例の切断正面図,回転した切断平
面図である。
【図6】A,Bは図5の他の状態の切断正面図,回転し
た切断平面図である。
【符号の説明】
1 操作軸 4 ハンドル 7 抜け止め溝 8 摺動子 16 摺動子ピン 17 作動板 19 抜け止め片 20 嵌合溝 21 前端部 22 後端部 23 中間部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転により断路器,接地開閉器等の機器
    を作動させる前後方向の操作軸と、 該操作軸の前端に着脱自在に連結し,前記操作軸を回転
    する手動ハンドルと、 該ハンドルの先端部の周面に形成された円環状の抜け止
    め溝と、 前記操作軸のねじ部にねじ合い,前記操作軸の回転によ
    り前後方向に移動する摺動子と、 該摺動子に設けられた摺動子ピンと、 基部が回転自在に支持された作動板と、 該作動板の前端に設けられ,前後抜け止め溝に出入する
    抜け止め片と、 前記作動板に形成され,前記摺動子ピンが嵌まり,前記
    ピンが前端部及び後端部に位置した状態で前記抜け止め
    片を前記抜け止め溝から抜け出させ,前記ピンが中間部
    に位置した状態で前記抜け止め片を前記抜け止め溝に嵌
    め込ませる嵌合溝とを備えた手動ハンドル抜け止め装
    置。
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CN111934204A (zh) * 2020-07-07 2020-11-13 贵州电网有限责任公司 一种变电站防误碰装置

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