JPH08181665A - 光双方向伝送装置 - Google Patents

光双方向伝送装置

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Publication number
JPH08181665A
JPH08181665A JP6325289A JP32528994A JPH08181665A JP H08181665 A JPH08181665 A JP H08181665A JP 6325289 A JP6325289 A JP 6325289A JP 32528994 A JP32528994 A JP 32528994A JP H08181665 A JPH08181665 A JP H08181665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical fiber
light
terminal
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP6325289A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemi Suzuki
丈己 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの光源と、1本の光ファイバケーブルを
用いても光源の動作に影響を及ぼさずに双方向伝送がで
きる光双方向伝送装置を提供する。 【構成】 1本の光ファイバケーブル13を用いて2つの
光端末機間を双方向に光信号を伝送する光双方向伝送装
置において、一方の光端末機15が、他方の光端末機1か
ら受信した光信号を分岐する光カプラ16と、光カプラ16
により分岐された一方側に接続された受光器6と、光カ
プラ16により分岐された他方側に接続された光変調器11
と、光変調器11に一端が接続され光信号が通過すること
により自然放出光18を発生する希土類添加光ファイバ19
と、この希土類添加光ファイバ19の他端に接続され自然
放出光18を反射させる反射器20とを備え、自然放出光18
の反射戻り光を光変調器11で変調し、送信光信号として
光カプラ及び光ファイバケーブル13を介して他方の光端
末機に返送することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1本の光ファイバケー
ブルを用いて双方向に光信号を伝送するための光双方向
伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は光双方向伝送装置の従来例を示す
図である。
【0003】同図に示すように光端末機1は送信装置の
光源となるLD(レーザダイオード)2及び受信装置と
なるPD(フォトダイオード)3で構成され、光端末機
4も同様にLD5及びPD6で構成されている。光端末
機1のLD2は光ファイバケーブル7を介して光端末機
4のPD6に接続され、光端末機4のLD5は光ファイ
バケーブル8を介して光端末機1のPD3に接続されて
いる。すなわち両光端末機1,4は2本の光ファイバケ
ーブル7,8で接続されている。
【0004】光端末機1から光端末機4への受信光信号
(以下「下り線光信号」という。)9は、光ファイバケ
ーブル7を媒体として伝送され、光端末機4から光端末
機1への送信光信号(以下「上り線光信号」という。)
10は光ファイバケーブル8を媒体として伝送される。
尚、9aはLD2に入力される下り線電気信号、9bは
PD6から出力される下り線電気信号、10aはLD5
に入力される上り線電気信号、10bはPD3から出力
される上り線電気信号をそれぞれ示す。
【0005】図3は光双方向伝送装置の他の従来例を示
す図である。尚、図2に示した従来例と同様の部材には
共通の符号を用いた。
【0006】図2に示した従来例との相違点は、媒体と
なる光ファイバケーブルを1本とし、LDを一方の光端
末機だけにしか用いず上り線光信号と下り線光信号とを
1本の光ファイバケーブルで伝送する点である。
【0007】同図に示すように、光導波路型外部光変調
器(以下「光変調器」という。)11と、光変調器11
に接続されたPD6とで構成された光端末機12が1本
の光ファイバケーブル13で光端末機1に接続されてい
る。
【0008】光端末機1からの下り線光信号9はLD2
から光カプラ14及び光ファイバケーブル13を介して
光端末機12の光変調器11に入力される。光変調器1
1は入力した下り線光信号9をそのまま通過させるよう
になっており、下り線光信号9はPD6に入力される。
【0009】光端末機12には発信装置の光源としての
LDはないが、光端末機1からの下り線光信号9の一部
を利用して上り線信号を発生する。すなわち、光端末機
1からの下り線光信号9が光変調器11の出射端面で反
射する際の反射光を光変調器11で強度変調することに
より、上り線光信号10として伝送するようになってい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示した従来例では両光端末機でLDを光源として用いて
いるため、複数の光加入者系双方向伝送のようなシステ
ムを作る場合には、1回線毎にLDが2個、光ファイバ
ケーブルが2本ずつ増加し複雑化したり、費用が高額に
なるなど低価格でユーザに光端末機を提供できないとい
う問題が生じる。
【0011】これに対して図3は図2に示した従来例の
問題を解決するために提案されたものであり、1回線毎
の光ファイバケーブルが1本でLDが1個でよい。しか
し図3に示す従来例では上下線の信号共に同一のLDか
ら放射された光を用いているため、上り線光信号がLD
に戻ってくることによって雑音が増加し、LDの動作に
影響を及ぼすなどの問題が生じる。
【0012】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、1つの光源と、1本の光ファイバケーブルを用いて
も光源の動作に影響を及ぼさずに双方向伝送ができる光
双方向伝送装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、1本の光ファイバケーブルを用いて2つの
光端末機間を双方向に光信号伝送する光双方向伝送装置
において、一方の光端末機が、他方の光端末機からの受
信光信号を分岐する光カプラと、光カプラにより分岐さ
れた一方側に接続された受光器と、光カプラにより分岐
された他方側に接続された光変調器と、光変調器に一端
が接続され光信号が通過することにより自然放出光を発
生する希土類添加光ファイバと、この希土類添加光ファ
イバの他端に接続され自然放出光を反射させて希土類添
加光ファイバに戻す反射器とを備え、自然放出光の反射
戻り光を光変調器で変調し、送信光信号として光カプラ
及び光ファイバケーブルを介して他方の光端末機に返送
するものである。
【0014】上記構成に加え本発明は、他方の光端末機
が、光信号を一方の光端末機に発するための光源と、一
方の光端末機からの光信号を受ける受光器と、それら光
源及び受光器と光ファイバケーブルとを光結合する光カ
プラを有するものである。
【0015】
【作用】上記構成によれば、一方の光端末機が、他方の
光端末機から光ファイバケーブルを介して入力した下り
線光信号が、光カプラで分岐され、一方が受光器に入力
し他方が希土類添加光ファイバに入力する。下り線光信
号が希土類添加光ファイバを通過することにより自然放
出光が発生する。この自然放出光を反射器で反射させて
希土類添加光ファイバに戻した後光変調器で変調するこ
とにより、低雑音の上り線光信号として光ファイバケー
ブルを介して他方の光端末機に返送される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0017】図1は本発明の光双方向伝送装置の一実施
例を示す図である。尚、図2、3に示した従来例と同様
の部材には共通の符号を用いた。
【0018】同図において、光端末機1は、送信装置の
光源となるLD2と、受信装置となるPD3とで構成さ
れ、LD2及びPD3が光カプラ14の入力側カプラ端
14a,14bにそれぞれ接続されている。光カプラ1
4の出力側カプラ端14cには光ファイバケーブル13
の一端が接続され、光ファイバケーブル13の他端は光
端末機15の光カプラ16の入力側カプラ端16aに接
続されている。光カプラ16の出力側カプラ端16bは
光ファイバ17aを介して受光器としてのPD6に接続
されている。光カプラ16の出力側カプラ端16cには
光ファイバ17bを介して光変調器11が接続されてい
る。光変調器11には光信号が通過することにより自然
放出光18を発生する希土類添加光ファイバ19の一端
が接続されている。希土類添加光ファイバ19の他端に
は、希土類添加光ファイバ19で発生した自然放出光1
8を希土類添加光ファイバ19に戻す反射器20が接続
されている。反射器20には例えば平面鏡(又は凹面
鏡)が用いられる。尚、希土類添加光ファイバ19に添
加される希土類元素としてはエルビウム(Er)やネオ
ジム(Nd)が挙げられる。これらPD6、光変調器1
1、光カプラ16、希土類添加光ファイバ19及び反射
器20で光端末機15が構成されている。
【0019】次に実施例の作用を述べる。
【0020】光端末機1のLD2から光ファイバケーブ
ル13を媒体として光端末機15に送信された下り線光
信号9は、光端末機15の光カプラ16で分岐される。
光カプラ16で分岐された一方の下り線光信号9aaは
PD6で受信される。光カプラ16で分岐された他方の
下り線光信号9bbは、光変調器11を通過して希土類
添加光ファイバ19へ送られる。下り線光信号9bbが
この希土類添加光ファイバ19を通過することにより、
下り線光信号9bbが吸収され、広いスペクトル幅をも
つ自然放出光18が発生する。発生した自然放出光18
は反射器20の反射面で反射されて希土類添加光ファイ
バ19に戻り、光変調器11に入力される。自然放出光
18は光変調器11で変調され、再び光ファイバ17b
及び光カプラ16を経て光ファイバケーブル13へ送ら
れ、上り線光信号10として光端末機1へ送信される。
上り線光信号10は低雑音なため光端末機1のLD2に
影響を及ぼさない。
【0021】以上において本実施例によれば、 (1) 光双方向伝送において、光端末機の光源となるLD
が1個不要となり、光加入者系の双方向伝送に適用する
ことで、低価格な光端末機がユーザに提供できる。
【0022】(2) 1本の光ファイバケーブルを用いる光
双方向伝送において、受信した光信号を希土類添加光フ
ァイバに通過させて自然放出光を発生させた後変調して
送信用光信号として返送するので、雑音の増加等による
性能の劣化が防止される。
【0023】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0024】一方の光端末機が、他方の光端末機からの
光信号を希土類添加光ファイバに通過することにより発
生する自然放出光を反射器で希土類添加光ファイバに反
射させた後光変調器で変調し、再び光ファイバケーブル
を介して他方の光端末機に返送するので、1つの光源
と、1本の光ファイバケーブルを用いても光源の動作に
影響を及ぼさずに双方向伝送ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光双方向伝送装置の一実施例を示す図
である。
【図2】光双方向伝送装置の従来例を示す図である。
【図3】光双方向伝送装置の他の従来例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,15 光端末機 2 発光器(LD) 6,3 受光器(PD) 11 光変調器 13 光ファイバケーブル 16,14 光カプラ 18 自然放出光 19 希土類添加光ファイバ 20 反射器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の光ファイバケーブルを用いて2つ
    の光端末機間を双方向に光信号伝送する光双方向伝送装
    置において、一方の光端末機が、他方の光端末機からの
    受信光信号を分岐する光カプラと、光カプラにより分岐
    された一方側に接続された受光器と、光カプラにより分
    岐された他方側に接続された光変調器と、光変調器に一
    端が接続され光信号が通過することにより自然放出光を
    発生する希土類添加光ファイバと、この希土類添加光フ
    ァイバの他端に接続され上記自然放出光を反射させて希
    土類添加光ファイバに戻す反射器とを備え、上記自然放
    出光の反射戻り光を上記光変調器で変調し、送信光信号
    として上記光カプラ及び上記光ファイバケーブルを介し
    て他方の光端末機に返送することを特徴とする光双方向
    伝送装置。
  2. 【請求項2】 上記他方の光端末機が、光信号を一方の
    光端末機に発するための光源と、一方の光端末機からの
    光信号を受ける受光器と、それら光源及び受光器と上記
    光ファイバケーブルとを光結合する光カプラとを有する
    請求項1記載の光双方向伝送装置。
JP6325289A 1994-12-27 1994-12-27 光双方向伝送装置 Pending JPH08181665A (ja)

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JP6325289A JPH08181665A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 光双方向伝送装置

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JPH08181665A true JPH08181665A (ja) 1996-07-12

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ID=18175158

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JP6325289A Pending JPH08181665A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 光双方向伝送装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6704508B1 (en) 1999-06-16 2004-03-09 Nec Corporation Optical crossconnect, optical network device, and connection status supervisory method

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