JPH08130509A - 光双方向伝送方法及びその装置 - Google Patents

光双方向伝送方法及びその装置

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JPH08130509A
JPH08130509A JP6268516A JP26851694A JPH08130509A JP H08130509 A JPH08130509 A JP H08130509A JP 6268516 A JP6268516 A JP 6268516A JP 26851694 A JP26851694 A JP 26851694A JP H08130509 A JPH08130509 A JP H08130509A
Authority
JP
Japan
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optical
optical fiber
signal
rare earth
optical signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP6268516A
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English (en)
Inventor
Takeki Suzuki
丈己 鈴木
Masahiko Kobayashi
雅彦 小林
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1本の光ファイバケーブルを用いて光信号を
双方向に伝送しても雑音が増加せず、かつ、動作が安定
した光双方向伝送方法及びその装置を提供する。 【構成】 二つの光端末機12、13間で1本の光ファ
イバケーブル1を用いて光信号を双方向に伝送する光双
方向伝送方法において、一方の光端末機12が受信した
光信号2の一部を希土類添加光ファイバ8に通過させる
ことによって自然放出光を発生させ、その自然放出光を
利用して他方の光端末機13に送信することを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光双方向伝送方法及び
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は光双方向伝送装置の従来例であ
る。
【0003】この光双方向伝送装置は、一方の光端末機
12と他方の光端末機13とにそれぞれ光源となるレー
ザダイオード(LD)14、16と、受信装置となるフ
ォトダイオード(PD)6、18とをそれぞれ設け、他
方の光端末機13から一方の光端末機12への信号(以
下「下り線光信号」という。)2を、1本の光ファイバ
ケーブル15を媒体として伝送し、一方の光端末機12
からは他方の光端末機13への信号(以下「上り線光信
号」という。)11を、光ファイバケーブル15とは別
のもう1本の光ファイバケーブル17を用いて伝送する
装置である。尚、7は下り線信号であり、10は上り線
信号である。
【0004】図3は光双方向伝送装置の他の従来例であ
る。
【0005】図2に示した光双方向伝送装置との相違点
は、下り線光信号2と、上り線光信号11とを1本の光
ファイバケーブル1で伝送する点である。
【0006】下り線光信号2の伝送には、光源としての
LD14を用いている。
【0007】一方、上り線光信号11の伝送では光端末
機12にはLDを用いず、光端末機12は下り線光信号
2を受信するPD6と、このPD6の直前に配置した導
波路型外部光変調器20とで構成されている。
【0008】下り線光信号2の一部が導波路型外部光変
調器20の出射端面で反射する。この反射した光を強度
変調することによって、上り線光信号11として伝送す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示した光双方向伝送装置は、両光端末機で高価なLDを
光源として用いているため、光加入者系双方向のような
システムに用いるときは低価格でユーザに光端末機を提
供できないという問題が生じる。
【0010】図3は図2に示した光双方向伝送装置の問
題を解決するために提案された装置である。しかし、上
下線の信号共に同一のLDから放射された光を用いてい
る。そのため、上り線光信号がLDに戻ってくることに
よって雑音が増加し、LDの動作に影響を及ぼす等の問
題が生じる。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、1本の光ファイバケーブルを用いて光信号を双方向
に伝送しても雑音が増加せず、かつ、動作が安定した光
双方向伝送方法及びその装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、二つの光端末機間で1本の光ファイバケー
ブルを用いて光信号を双方向に伝送する光双方向伝送方
法において、一方の光端末機が受信した光信号の一部を
希土類添加光ファイバに通過させることによって自然放
出光を発生させ、その自然放出光を利用して他方の光端
末機に送信するものである。
【0013】また本発明は、二つの光端末機間で1本の
光ファイバケーブルを用いて光信号を双方向に伝送する
光双方向伝送装置において、一方の光端末機が光ファイ
バの一端に光カプラを介して接続された光発光素子及び
受光素子からなり、他方の光端末機が光ファイバケーブ
ルの他端に接続された光合分波器と、光合分波器の一端
に接続された他の光カプラと、他の光カプラの一端に接
続された受光素子と、他の光カプラの他端に接続された
希土類添加光ファイバと、希土類添加光ファイバと上記
光合分波器の他端との間に接続され、希土類添加光ファ
イバで発生した自然放出光を変調するための変調器とを
備えたものである。
【0014】
【作用】上記構成によれば、一方の光端末機が受信した
光信号の一部が希土類添加光ファイバを通過するときに
自然放出光が発生する。この自然放出光は下り線光信号
と異なっており、波長が長波長側にシフトし、しかも広
いスペクトラム幅をもつ。このような自然放出光を上り
線光信号として利用することで雑音が増加することなく
安定に双方向に光信号を伝送することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0016】図1は本発明の光双方向伝送方法を適用し
た装置の一実施例を示す概念図である。
【0017】一方の光端末機12は、光ファイバケーブ
ル1の他端に接続された光合分波器3と、光合分波器3
の一端に接続された他の光カプラ4と、光カプラ4の一
端に接続されたPD6と、光カプラ4の他端に接続され
た希土類添加光ファイバ8と、希土類添加光ファイバ8
と光合分波器3の他端との間に接続された光変調器9と
からなっている。
【0018】希土類添加光ファイバ8は、希土類元素が
添加された光ファイバであり、希土類元素としてはEr
(エルビウム)、Nd(ネオジム)、Pr(プラセオジ
ム)、Yb(イッテルビウム)等が挙げられる。
【0019】他方の光端末機13は、光ファイバケーブ
ル1の一端に光カプラ19を介して接続されたLD14
及びPD18からなっている(図2参照)。
【0020】次に実施例の作用を述べる。
【0021】他方の光端末機13から一方の光端末機1
2へ1本の光ファイバケーブル1を媒体として送信され
た下り線光信号2は、光カプラ4によって分岐される。
光カプラ4によって分岐された一方の光信号5aは、光
端末機12の下り線光信号2を受信するPD6によって
受信される。他方の光信号5bは希土類添加光ファイバ
8へと送られ、希土類添加光ファイバ8を通過すること
によって光信号5bは吸収され、広いスペクトル幅をも
つ自然放出光が発生する。自然放出光は光変調器9によ
って変調され、光合分波器3によって上り線光信号11
として光ファイバケーブル1を介して他方の光端末機1
3へ送信される。
【0022】以上において本実施例によれば、一方の光
端末機が受信した光信号の一部を希土類添加光ファイバ
に通過させることによって自然放出光を発生させ、自然
放出光を光変調器で変調して他方の光端末機に返送する
ので、1本の光ファイバケーブルを用いて光信号を双方
向に伝送しても雑音が増加せず、かつ、動作が安定した
光双方向伝送が行われる。
【0023】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0024】(1) 光双方向伝送において、一方の光端末
機には光源となるLDを不要とすることができ、光加入
者系双方向伝送等のシステムに用いるときには低価格で
ユーザに光端末機を提供することができる。
【0025】(2) 1本の光ファイバケーブルを用いる光
双方向伝送において、受信した光信号が希土類添加光フ
ァイバを通過することで発生する自然放出光を変調し、
送信用の光信号として用いることにより、雑音の増加、
不安定な動作等によるシステムの性能劣化を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光双方向伝送方法を適用した装置の一
実施例を示す概念図である。
【図2】光双方向伝送装置の従来例である。
【図3】光双方向伝送装置の他の従来例である。
【符号の説明】
1 光ファイバケーブル 2 光信号(下り線光信号) 3 光合分波器 4、19 光カプラ 6、18 受光素子(PD) 8 希土類添加光ファイバ 9 光変調器 10 上り線信号 11 上り線光信号 12、13 光端末機 14 発光素子(LD)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの光端末機間で1本の光ファイバケ
    ーブルを用いて光信号を双方向に伝送する光双方向伝送
    方法において、一方の光端末機が受信した光信号の一部
    を希土類添加光ファイバに通過させることによって自然
    放出光を発生させ、その自然放出光を利用して他方の光
    端末機に送信することを特徴とする光双方向伝送方法。
  2. 【請求項2】 二つの光端末機間で1本の光ファイバケ
    ーブルを用いて光信号を双方向に伝送する光双方向伝送
    装置において、一方の光端末機が上記光ファイバの一端
    に光カプラを介して接続された光発光素子及び受光素子
    からなり、他方の光端末機が上記光ファイバケーブルの
    他端に接続された光合分波器と、該光合分波器の一端に
    接続された他の光カプラと、該他の光カプラの一端に接
    続された受光素子と、上記他の光カプラの他端に接続さ
    れた希土類添加光ファイバと、該希土類添加光ファイバ
    と上記光合分波器の他端との間に接続され、上記希土類
    添加光ファイバで発生した自然放出光を変調するための
    変調器とを備えたことを特徴とする光双方向伝送装置。
JP6268516A 1994-11-01 1994-11-01 光双方向伝送方法及びその装置 Pending JPH08130509A (ja)

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