JPH0817967B2 - 液体放出装置 - Google Patents

液体放出装置

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JPH0817967B2
JPH0817967B2 JP24506486A JP24506486A JPH0817967B2 JP H0817967 B2 JPH0817967 B2 JP H0817967B2 JP 24506486 A JP24506486 A JP 24506486A JP 24506486 A JP24506486 A JP 24506486A JP H0817967 B2 JPH0817967 B2 JP H0817967B2
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pump device
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pipe
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信豊 寺西
康邦 五所尾
祥郎 石垣
佐藤  寛
雅夫 森下
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Arimitsu Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液体放出装置、詳しくは、原動機からの動力
により作動するポンプ装置と、ノズル及びこれらポンプ
装置とノズルとを連通する送液管とから成り、前記ポン
プ装置側に設ける作動機器の作動を遠隔操作で制御する
ことができるようにした液体放出装置に関する。
(従来の技術) 従来、此種液体放出装置において、ポンプ装置を駆動
する原動機の発停制御や、ノズルから放出する液体の放
出圧力の制御やノズルから放出する液体に混入する薬剤
の混合比の制御を行なうものが知られており、これらの
制御は、ノズル側において遠隔操作する如く成してい
る。その一つとして圧力スイッチを用いたものがある
が、この構成は、前記送液管の途中に逆止弁を設けて、
前記ノズルからの液体放出作業時において前記ノズルを
閉鎖したとき、前記逆止弁とノズルとの間における前記
送液管内にウォータハンマ現象を発生させると共に、こ
のウォータハンマ現象による高圧を前記送液管内で蓄圧
し、又、前記ノズルの開放により前記送液管内の蓄圧し
た高圧を前記ノズルから放出して送液管内が低圧となる
ようにする一方、前記逆止弁とノズルとの間における送
液管内の圧力を検出する圧力スイッチを設け、この圧力
スイッチを、導電線を介して例えば、原動機を発停制御
する作動制御器に接続し、前記ノズルを閉鎖したときの
前記ウォータハンマ現象による高圧を前記圧力スイッチ
で検出して前記原動機の駆動を停止し、又、前記ノズル
を開放して低圧となった前記送液管内の圧力を前記圧力
スイッチで検出して前記原動機を駆動させる如く成した
ものである。
又、もう一つは、前記ノズルにスイッチを設けて、こ
のスイッチとポンプ装置に設ける原動機や、ノズルから
放出する液体の放出圧力の制御を行なったり、また、薬
液混合比を制御する電磁弁などの作動機器とを導電線を
介して連結し、前記ノズル側に設ける前記スイッチを操
作することにより、前記原動機や電磁弁などの作動機器
を制御する如く成したものである。
(発明が解決しようとする問題点) 所が、これら従来の装置において導電線を用いて原動
機、電磁弁の作動機器を制御する場合、前記導電線の断
線などにより前記送液管側部分で漏電する問題があると
共に、送液管側部分が重くなる問題があり、又、前記原
動機などの作動機器を圧力スイッチにより発停制御する
ようにした装置の場合は、ポンプ装置を駆動したまゝ、
前記ノズルを閉鎖して液体放出を停止するため、前記ノ
ズルを閉鎖している間、前記送液管、逆止弁及びノズル
の開閉弁に常時前記ウォータハンマ現象による高圧が作
用することになり、この結果は、これら送液管及び逆止
弁などの寿命が短い問題があるし、又、前記送液管の逆
止弁接続部及びノズル接続部などに液洩れがあると、前
記ノズルの閉鎖時、前記送液管内が低圧となって、前記
圧力スイッチが動作し、前記原動機及びポンプ装置が駆
動する問題があった。
本発明の主たる目的は、ポンプ装置を駆動する原動
機、送液管に設ける電磁弁などの作動機器の作動を遠隔
操作で制御できながら、送液管側部分での漏電をなくす
ることできると共に、送液管側部分及びノズル側部分を
軽くすることかでき、また、圧力スイッチを用いる従来
例のようにノズル閉鎖時、送液管内に高圧を蓄圧する必
要がないようにするものである。
(問題点を解決するための手段) しかして、本発明は、原動機からの動力により作動す
るポンプ装置(1)とノズル(4)及びこれらポンプ装
置(1)とノズル(4)とを連通する送液管(3)とか
ら成る液体放出装置であって、前記ポンプ装置(1)側
と前記ノズル(4)側との間に第1及び第2光ファイバ
ー(5)(6)を配設する一方、前記ポンプ装置(1)
側に、前記第1光ファイバー(5)に光信号を放出する
発光素子(7)を設けると共に、前記ノズル(4)側
に、前記第1光ファイバー(5)により伝達された光信
号を前記第2光ファイバー(6)に伝達遮断制御する操
作手段を設け、かつ、前記ポンプ装置(1)側に、前記
第2光ファイバー(6)により伝達された光信号を受光
する受光素子(9)を設け、この受光素子(9)を前記
ポンプ装置(1)側に設ける作動機器の作動を制御する
作動制御器(10)に電気的に接続したものである。
(作用) 光ファイバー(5)(6)、発光素子(7)及び受光
素子(9)を用い、発光素子(7)から放出する光信号
を前記光ファイバー(5)(6)を介して前記受光素子
(9)に伝送し、ポンプ装置(1)側に設ける作動機器
の作動を制御するから、この制御を遠隔操作で行なうこ
とができながら、しかも、前記発光素子(7)及び受光
素子(8)をポンプ装置側に設けているため、前記送液
管(3)側部分及びノズル(4)側部分での漏電をなく
することができると共に、送液管(3)側部分及びノズ
ル(4)側部分を軽量にできるのである。
(実施例) 図において、(1)は作動機器を構成する原動機
(2)に連結し、該原動機(2)からの動力により作動
するポンプ装置であって、このポンプ装置(1)の吐出
口には送液管(3)を接続し、この送液管(3)の出口
にノズル(4)を接続すると共に、前記送液管(3)の
途中に、前記ポンプ装置(1)により加圧された加圧液
の圧力を制御する圧力制御弁(図示せず)を設けてい
る。
尚、前記原動機(2)及びポンプ装置(1)はフレー
ム(F)に支持している。
しかして、第1〜5図に示した実施例では、前記ポン
プ装置(1)とノズル(4)とを連通する前記送液管
(3)内に第1及び第2光ファイバー(5)(6)を配
設して、これら光ファイバー(5)(6)の両端を前記
送液管(3)の両端部から外方に取出し、ノズル側端部
を第2図の如く前記ノズル(4)のグリップ部(41)内
に取入れて、その開口端を対向させる一方、前記フレー
ム(F)に、前記第1光ファイバー(5)に光信号を放
出する発光素子(7)を設けると共に、前記ノズル
(4)に、前記第1光ファイバー(5)により伝達され
た光信号を前記第2光ファイバー(6)に伝送遮断制御
する操作レバー(8)を設け、かつ、前記フレーム
(F)に、前記第2光ファイバー(6)により伝送され
た光信号を受光する受光素子(9)と、前記原動機
(2)を発停制御する作動制御器(10)とを設けて、こ
れら受光素子(9)と作動制御器(10)とを電気的に接
続したのである。
以上の構成において、前記光ファイバー(5)(6)
の前記送液管(3)内への配設部分は、第4図の如く被
覆層により一体に結合している。
又、前記発光素子(7)は、主として可視光を放出す
る発光ダイオードを用いるのであって、第3図の如く、
前記原動機(2)の電気回路に接続している。
又、前記受光素子(9)は、主としてフオトトランジ
スタを用いるのであり、又、この受光素子(9)は、増
幅器(11)を介して前記作動制御器(10)に接続するの
である。
又、この作動制御器(9)は、第3図の如くリレー
(R1)と、電磁開閉器(MS)とを備え、この電磁開閉器
(MS)と前記リレー(R1)のB接点(R1−1)とを直列
に接続し、前記電磁開閉器(MS)のA接点(MS−1)を
オン・オフ制御するようにしている。
又、前記操作レバー(8)には、第2図の如く前記ノ
ズル(4)のグリップ部(41)に設ける窓孔(42)から
前記各光ファイバー(5)(6)の対向端面間に進入し
て光信号を遮断する遮断部(81)を設けている。尚、前
記操作レバー(8)と前記ノズル(4)との間には、前
記操作レバー(8)を前記グリップ部(41)に対し離反
する方向に付勢するばね(図示せず)を設けて、通常
は、前記各光ファイバー(5)(6)の対向端面間を遮
断せず、第1光ファイバー(5)から第2光ファイバー
(6)に光信号を伝送できるようにしており、前記操作
レバー(8)の操作により前記各光ファイバー(5)
(6)の対向端面間を前記遮断部(81)で遮断し、第1
光ファイバー(5)から第2光ファイバー(6)に光信
号を伝送できないようにしている。
又、前記送液管(3)の光ファイバー取出部には、例
えば第4図の如く光ファイバー(5)(6)を挿通する
挿通孔(12a)をもった取出具(12)を前記送液管
(3)の両端に袋ナット(13)などの接続手段により接
続して、前記光ファイバー(5)(6)を前記挿通孔
(12a)から外部に取出す一方、前記挿通孔(12a)の端
部に袋ナット(14)を螺着すると共に、前記挿通孔(12
a)の端面に円錐形凹溝(12b)を設けて、該凹溝(12
b)内にシールリング(15)を設け、前記袋ナット(1
4)の締込みにより前記シールリング(15)を弾性変形
させて前記挿通孔(12a)部分をシールすると共に前記
光ファイバー(5)(6)を保持し、該光ファイバー
(5)(6)の移動を防ぐようにしている。
又、前記光ファイバー(5)(6)の前記ポンプ装置
(1)側での取出しは、例えば第8図の如く前記送液管
(3)の端部に、該送液管(3)の中心方向に挿通する
挿通孔(12a)をもった取出具(12)を接続して、前記
送液管(3)内に配設する光ファイバー(5)を曲げる
ことなく直線状に取出すことができるように成ると共
に、前記挿通孔(12a)の出口部に前記シールリング(1
5)及び袋ナット(14)を取付けて前記挿通孔(12a)部
分をシールすると共に前記光ファイバー(5)(6)を
保持する如く成してもよい。
又、前記光ファイバー(5)(6)取出部のシール及
び光ファイバー(5)(6)の保持は、第10〜11図の如
く構成してもよい。
又、第9図は、前記取出具(12)の挿通孔(12a)出
口にテーパ面をもったスリーブ(16)を設け、このスリ
ーブ(16)の端縁を、前記挿通孔(12a)の出口部に螺
着する袋ナット(17)の締込みにより前記光ファイバー
(5)(6)の被覆層表面に喰込ませてシールすると共
に光ファイバー(5)(6)を保持している。
又、第10図は、シールリング(18)と該シールリング
(18)を押圧するバックアップリング(19)と、テーパ
面及び該テーパ面部分に割溝をもったスリーブ(20)
と、袋ナット(17)とを用い、この袋ナット(17)の前
記挿通孔(12a)出口部への締込みにより前記スリーブ
(20)のテーパ面部分を撓ませて前記光ファイバー
(5)(6)を保持すると共に前記シールリング(18)
でシールする如く成している。
尚、第1図において(21)は前記ポンプ装置(1)の
吸込口に接続する吸水管である。又、第3図において、
(22)は整流器、(23)はトランス、(24)は切換スイ
ッチ、(25)はこの切換スイッチ(24)が自動側に切換
えられたとき点灯する表示器である。
本発明は以上の如く構成するもので、洗浄或いは防除
作業を行なう際は、先ず切換スイッチ(24)を自動側に
切換えて、前記発光素子(7)及び受光素子(9)に通
電するのであって、前記発光素子(7)から出力する光
信号は、第1光ファイバー(5)に放出されて、この第
1光ファイバー(5)によりノズル(4)側に伝送され
るのである。このとき、各光ファイバー(5)(6)の
ノズル側での対向端面間は前記操作レバー(8)の遮断
部(81)で遮断されていないため、前記光信号は第1光
ファイバー(5)から第2光ファイバー(6)に伝送さ
れ、受光素子(9)が動作するのである。そして、この
受光素子(9)により前記光信号が電気信号に変換され
て、この電気信号が作動制御器(10)のリレー(R1)に
入力され、該リレー(R1)のB接点(R1−1)が開くの
である。従って、電磁開閉器(MS)のA接点(MS−1)
は開いており、原動機(2)は駆動しないのである。
次に、ノズル(4)を握持して操作レバー(8)を操
作することにより、この操作レバー(8)の遮断部(8
1)が前記各光ファイバー(5)(6)の対向端面間に
進入して前記光信号の第1光ファイバー(5)から第2
光ファイバー(6)への伝達が遮断され、前記受光素子
(9)はオフ動作するのである。従って、前記リレー
(R1)のB接点(R1−1)が閉じ、電気開閉器(MS)の
A接点(MS−1)が閉じて原動機(2)が駆動し、この
原動機(2)によりポンプ装置(1)が駆動して前記ノ
ズル(4)に加圧液体が供給され、該加圧液体は前記ノ
ズル(4)の開口部から外部に放出されるのである。
又、洗浄などの作業を一時停止すべく前記操作レバー
(8)の操作を釈放すると、該操作レバー(8)がグリ
ップ部(41)に対し離反方向に揺動して、遮断部(81)
による前記光信号の遮断が解放され、前記第1光ファイ
バー(5)から第2光ファイバー(6)に光信号が伝送
されるのである。このため、受光素子(9)が動作し、
リレー(R1)のB接点(R1−1)が開いて、前記原動機
(2)の駆動が停止し、ポンプ装置(1)の駆動が停止
するのである。
しかして、前記送液管(3)の途中には逆止弁を設け
ていないため、前記操作レバー(8)の操作を釈放して
ポンプ装置(1)の駆動を停止したとき、前記送液管
(3)内にウォータハンマ現象は発生しないのであり、
又、前記送液管(3)内は低圧となるのである。従っ
て、前記送液管(3)などの送液部品の寿命を長くでき
るのである。
又、前記液体放出作業を一時停止したとき、前記送液
管(3)内に高圧を蓄圧する必要がないため、ポンプ装
置(1)とノズル(4)との間の送液中に液洩れがあっ
ても、前記ポンプ装置(1)を遠隔操作で確実に再駆動
できるのである。
又、前記光ファイバー(5)(6)は、送液管(3)
内に配設して該送液管(3)で保護するから、特別の保
護部材を設けなくとも前記光ファイバー(5)(6)の
破損を防止できるのである。
又、光信号の伝送遮断を制御する操作レバー(8)の
操作でポンプ装置(1)を発停制御できるため、前記ノ
ズル(4)に開閉弁及び弁レバーを設ける必要がない
し、又、前記発光素子(7)及び受光素子(9)の電源
を前記ノズル(4)に設ける必要がなく、それだけノズ
ル(4)の構造を簡単にできると共に、このノズル
(4)を軽量にでき、該ノズル(4)を握持しての作業
が行ない易いのである。
尚、以上説明した実施例では、光ファイバー(5)
(6)を送液管(3)内に配設したが、その他、この光
ファイバー(5)(6)は、前記送液管(3)の外側に
配設してもよい。この場合、送液管(3)の表面に接
着、熱収縮チューブ、結束バンド等の結合手段で結合す
るのが好ましい。又、前記送液管(3)の成形時、該送
液管(3)に、前記光ファイバー(5)(6)の挿通路
を送液路とは別に形成して、送液管(3)の成形後、前
記光ファイバー(5)(6)を前記挿通路に挿通する如
く成してもよいし、又、前記送液管(3)の成形時、前
記光ファイバー(5)(6)を送液管(3)に埋込むよ
うにしてもよいのであって、その配設手段は特に限定さ
れるものでない。
又、開閉弁及び弁レバーを備えていないノズルを使用
したが、その他、このノズル(4)は、前記開閉弁及び
弁レバーを備えた構造であってもよいのであり、前記ノ
ズル(4)の構造は特に限定されるものではない。
又、前記各光ファイバー(5)(6)のノズル側端部
を、ノズル(4)に保持したが、その他、ノズル(4)
とは別に保持部材を設けて、この保持部材に前記各光フ
ァイバー(5)(6)のノズル側端部を保持すると共に
前記操作レバー(8)を支持し、前記保持部材を例えば
前記ノズル(4)と共に作業員が保持して作業する如く
成してもよいのである。
又、以上の実施例では、光信号を第1光ファイバー
(5)から第2光ファイバー(6)に伝送遮断制御する
操作手段として、各光ファイバー(5)(6)のノズル
側端面を対向させ、この対向端面間を前記光信号が透過
して第2光ファイバー(6)に伝送させる如く成すと共
に、遮断部(81)をもった操作レバー(8)を設けた
が、その他、第5図の如く光信号を反射させる反射面
(82)をもった操作レバー(8)を設けると共に、前記
各光ファイバー(5)(6)のノズル側端面を前記反射
面(82)に向けて開口させ、前記操作レバー(8)の操
作により前記光信号を反射させて第2光ファイバー
(6)に伝送し、又、操作レバー(8)の操作を釈放す
ることにより、前記光信号の反射をなくし、光信号が第
2光ファイバー(6)に伝送されるのを遮断する如く成
してもよいのであって、その構成は特に限定されるもの
でない。
又、以上の実施例では、ポンプ装置(1)を駆動する
原動機(2)の発停を制御することについて説明した
が、その他、前記原動機(2)のポンプ装置(1)への
動力伝達経路に電磁クラッチを設けた構造の場合、前記
受光素子(8)を、前記クラッチを結合、離脱制御する
作動制御器(10)に電気的に接続して、前記クラッチの
継合で前記ポンプ装置(1)を駆動し、前記クラッチの
離脱でポンプ装置(1)の駆動を停止する如く構成して
もよいのであり、又、第6図の如く前記送液管(3)の
ポンプ装置(1)側端部に戻し管(26)を接続し、この
戻し管(26)の途中に電磁弁(27)を介装した液体放出
装置の場合、前記受光素子(9)を、前記電磁弁(27)
を開閉制御する作動制御器(図示せず)に電気的に接続
して、前記電磁弁(27)のみを開閉制御し、該電磁弁
(27)の開動作で前記ノズル(4)から放出する液体の
放出圧を低圧とし、前記電磁弁(27)の閉動作で前記放
出圧を高圧とするようにしてもよいし、又、第7図の如
く前記送液管(3)のポンプ装置(1)側端部に、電磁
弁(28)と、該電磁弁(28)をバイパスするバイパス管
(29)とを設け、このバイパス管(29)に、インジェク
タ(30)を介して薬剤タンク(31)を連通させた液体放
出装置の場合、前記受光素子(9)を、前記電磁弁(2
8)を開閉制御する作動制御器(図示せず)に電気的に
接続して、前記電磁弁(28)のみを開閉制御し、該電磁
弁(28)の閉動作により、前記ポンプ装置(1)の吐出
口から吐出された加圧液を前記バイパス管(29)に流し
て前記薬剤タンク(31)から前記バイパス管(29)内に
薬剤を吸入し、前記ノズル(4)から薬剤混合の液を放
出する如く成してもよいし、又、ポンプ装置(1)側に
設ける前記原動機(2)、電磁クラッチ、電磁弁(27)
(28)などの一つの作動機器のみの作動を制御する如く
構成する他、複数の作動機器の作動を制御できるように
してもよい。この場合、例えば、図示していないが、前
記光ファイバー(5)(6)と発光素子(7)と受光素
子(9)と操作レバー(8)とを、作動制御する作動機
器の個数に対応して複数組設け、前記各作動機器の作動
を個別に制御する如く成すのである。
(発明の効果) 以上の如く本発明によれば、ポンプ装置(1)側に設
ける作動機器の作動を遠隔操作で制御することができな
がら、この制御を、光ファイバー(5)(6)及び発光
素子(7)、受光素子(9)を用いて行なうから、送液
管(3)側部分での漏電をなくすることができ、この漏
電による事故がなく、安全性を高めることができるので
あり、しかも、2つの光ファイバー(5)(6)を用い
ると共に、前記発光素子(7)及び受光素子(9)をポ
ンプ装置側に設けて、これら各素子の電源をノズル側に
設ける必要がないようにしたから、前記作動機器の作動
を遠隔操作で制御できる割に前記送液管(3)側部分及
びノズル(4)側部分を軽量にでき、ノズル(4)を握
持しての液体放出作業が行ない易いのであり、又、前記
ノズル(4)を手荒に扱って例えば地面に落したり、或
いは水中に入れて洗ったりした場合でも、前記各素子、
電源などの光部品の故障を防止できるのである。
又、前記作動機器が、ポンプ装置(1)を駆動する原
動機である場合、ノズル(4)閉鎖時、前記送液管
(3)内に高圧を蓄圧する必要がないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す概略説明図、第2
図はノズル側部分のみの断面図、第3図は電気回路図、
第4図は光ファイバー取出部のみの断面図、第5図はノ
ズル側部分のみの別の実施例を示す説明図、第6図及び
第7図はポンプ装置側部分のみの別の実施例を示す説明
図、第8図は光ファイバーのポンプ装置側取出部の別の
実施例を示す説明図、第9図及び第10図は光ファイバー
取出部のシール構造を示す説明図である。 (1)……ポンプ装置 (3)……送液管 (4)……ノズル (5)……第1光ファイバー (6)……第2光ファイバー (7)……発光素子 (9)……受光素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原動機からの動力により作動するポンプ装
    置(1)とノズル(4)及びこれらポンプ装置(1)と
    ノズル(4)とを連通する送液管(3)とから成る液体
    放出装置であって、前記ポンプ装置(1)側と前記ノズ
    ル(4)側との間に第1及び第2光ファイバー(5)
    (6)を配設する一方、前記ポンプ装置(1)側に、前
    記第1光ファイバー(5)に光信号を放出する発光素子
    (7)を設けると共に、前記ノズル(4)側に、前記第
    1光ファイバー(5)により伝達された光信号を前記第
    2光ファイバー(6)に伝達遮断制御する操作手段を設
    け、かつ、前記ポンプ装置(1)側に、前記第2光ファ
    イバー(6)により伝達された光信号を受光する受光素
    子(9)を設け、この受光素子(9)を前記ポンプ装置
    (1)側に設ける作動機器の作動を制御する作動制御器
    (10)に電気的に接続したことを特徴とする液体放出装
    置。
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