JPH08177648A - 排気再循環装置用流量調整弁 - Google Patents

排気再循環装置用流量調整弁

Info

Publication number
JPH08177648A
JPH08177648A JP6319952A JP31995294A JPH08177648A JP H08177648 A JPH08177648 A JP H08177648A JP 6319952 A JP6319952 A JP 6319952A JP 31995294 A JP31995294 A JP 31995294A JP H08177648 A JPH08177648 A JP H08177648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
pressure chamber
spring
valve
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6319952A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nara
浩 奈良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Seiki Ltd
Original Assignee
Sanwa Seiki Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Seiki Ltd filed Critical Sanwa Seiki Ltd
Priority to JP6319952A priority Critical patent/JPH08177648A/ja
Publication of JPH08177648A publication Critical patent/JPH08177648A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの出力を増大させる際に、弁体9が
流通孔8を迅速に閉じる様にする事で、アクセルレスポ
ンスを向上させる。 【構成】 流路切換弁44は、圧力室11に通じる給排
孔25を、給気ポート53と排出路40との何れか一方
に通じさせる機能を有する。上記給気ポート53部分の
圧力が低下すると、上記流路切換弁44を構成する切換
弁体51が下降し、上記圧力室11内の圧縮空気を、ば
ね室39内に送る。この為、開放ピストン13の上下面
間の圧力差が迅速に解消して、この開放ピストン13
が、閉鎖ばね31の弾力により迅速に下降する。そし
て、ロッド10の上端部に設けられた弁体9が上記流通
孔8の上端開口を閉じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る排気再循環装置
は、ディーゼルエンジンから排出される排気中に含まれ
る窒素酸化物(NOx )を低減させるべく、排気の一部
を吸気系に戻す為に利用する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの燃焼室から排出さ
れる排気の一部を吸気系に戻し、この燃焼室内に送り込
む混合気中の不活性ガス(H2 O、N2 、CO2 等)の
割合を増加させると、上記燃焼室内での窒素酸化物の発
生を抑える事ができる。但し、混合気中の不活性ガスの
割合が増す事で、エンジンの出力が低下する。従って、
大きな出力を要しない定速走行時等に上記混合気中に混
ぜる排気の量を増加させ、加速時、登坂時等、大きな出
力を要する場合には上記混合気中に混ぜる排気の量を減
少させる排気再循環装置が、従来から使用されている。
【0003】図8は、この様な排気再循環装置の基本構
成を示している。ディーゼルエンジンのシリンダ1の頂
部に設けられた吸気口及び排気口はそれぞれ、吸気弁2
或は排気弁3により開閉される。又、上記吸気口には吸
気流路4の下流端が、排気口には排気流路5の上流端
が、それぞれ接続されている。そして、この排気流路5
の途中に再循環流路6の上流端を接続し、この再循環流
路6の下流端を上記吸気流路4の途中に接続している。
この再循環流路6の途中には、本発明の対象となる流量
調整弁7を設けて、上記排気流路5から上記吸気流路4
に送られる排気の量を調整自在としている。
【0004】この流量調整弁7は、図8に略示する様
に、上記再循環流路6に直列に接続自在な流通孔8を有
する。そして、弁体9によって、この流通孔8の開閉及
び開度の調節を自在としている。この弁体9にはロッド
10の一端を結合しており、図示しない閉鎖ばねによっ
て、このロッド10を介して上記弁体9に、上記流通孔
8を閉じる方向の弾力を付与している。又、圧力室11
を有する開放シリンダ12を、上記弁体9及びロッド1
0に対して直列に設け、この開放シリンダ12に開放ピ
ストン13を嵌装している。上記圧力室11内へは、コ
ンプレッサ等の圧縮空気源14から、圧力流体である圧
縮空気を、供給路15を通じて送り込み自在としてい
る。この供給路15の途中には電磁弁16を設け、この
供給路15を通じての、上記圧力室11内への圧縮空気
の給排を自在としている。
【0005】上記電磁弁16は、マイクロコンピュータ
等の制御器17により制御されるもので、次の(1) 〜
(3) の状態を高速で切り換え自在である。 (1) 上記圧縮空気源14と圧力室11とを連通させる状
態。 (2) 上記圧力室11と、電磁弁16の一部に設けられた
図示しない排気ポートとを連通させる状態。 (3) 上記圧力室11を上記圧縮空気源14と排気ポート
との何れにも連通させず、圧力室11内への圧縮空気の
給排を停止させる状態。
【0006】シリンダ1上部の燃焼室内で発生する窒素
酸化物の量を減少させるべく、排気の一部を燃焼室内に
送り込む場合には、上記電磁弁16を上記(1) の状態に
切り換える。この結果、流量調整弁7の圧力室11内に
圧縮空気が送り込まれて、前記弁体9及びロッド10
が、前記閉鎖ばねの弾力に抗して変位し、流通孔8を開
放する。又、エンジンの出力を増大させるべく、排気を
燃焼室内に送り込まない様にする為には、上記電磁弁1
6を上記(2) の状態に切り換える。この状態では上記圧
力室11が、上記供給路15及び電磁弁16に設けた排
気口を通じて大気中に開放され、上記弁体9及びロッド
10が上記閉鎖ばねの弾力により変位して、上記流通孔
8を閉じる。更に、上記弁体9による流通孔8の開度を
固定する場合には、上記(3) の状態に切り換える。この
状態では、上記圧力室11に閉じ込められた圧縮空気の
圧力と上記閉鎖ばねの弾力とが釣り合って、上記弁体9
及びロッド10が変位しなくなる。尚、上記開度の調整
は、上記ロッド10の端部に設けた変位計からの検出信
号等により行なう。
【0007】一方、上記制御器17は、次の(a) 〜(c)
に示す信号に応じて、上記電磁弁16の状態を切り換え
る。 (a) アクセル開度を表す信号 この信号を得る為に、例えばアクセルペダル18の動き
を燃料噴射ポンプ19に伝達する為のケーブル20の途
中に変位センサを設け、この変位センサの検出信号を上
記制御器17に入力する。 (b) エンジンの回転速度を表す信号 この信号を得る為に、回転センサ21によってエンジン
の回転速度を検出し、この回転センサ21の検出信号を
上記制御器17に入力する。 (c) 冷却水温度を表す信号 この信号を得る為に、エンジンのウォータジャケット部
分に温度センサ22を設け、この温度センサ22の検出
信号を上記制御器17に入力する。
【0008】上記(a) 〜(c) の信号のうち、(b)(c)の信
号は、シリンダ1内で窒素酸化物が発生し易い状況か否
かを知る為に必要であるが、(a) の信号は、運転者がエ
ンジンに大きな出力を要求しているか否かを知る為に必
要である。即ち、前述した様に、混合気中の不活性ガス
の割合が増す事でエンジンの出力が低下する為、加速、
登坂等の為にアクセルペダル18を強く踏み込んだ場合
には、前記再循環流路6を通じて吸気流路4に戻される
排気の量を減少(ゼロを含む)させて、加速、登坂等に
必要な出力を確保する。
【0009】この様に、アクセルペダル18を強く踏み
込むのに伴って出力を増大させる際の作用は、次の通り
である。アクセルペダル18を強く踏み込む以前に於い
ては、前記電磁弁16が、前記(1) 又は(3) の状態に切
り換えられており、前記弁体9が前記流通孔8を開いて
いる。この状態から、前記(a) の信号に基づいて制御器
17がエンジンの出力増大の為に上記流通孔8を閉じる
必要があると判断した場合には、上記電磁弁16を前記
(2) の状態に切り換える。この結果、前記流量調整弁7
の圧力室11に残留している圧縮空気が、前記供給路1
5及び電磁弁16に設けた排気口を通じて大気中に開放
され、上記弁体9及びロッド10が上記閉鎖ばねの弾力
により変位して、上記流通孔8を閉じる。この結果、シ
リンダ1の燃焼室内に不活性ガスが入り込まなくなっ
て、エンジンの出力増大が図られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成され作
用する従来の排気再循環装置用流量調整弁は、アクセル
ペダル18を踏み込んでから流通孔8を閉じるまでに若
干の時間を要した。この理由は次の通りである。即ち、
それ迄開いていた流通孔8を閉じるべく、閉鎖ばねの弾
力によって弁体9及びロッド10を変位させる為には、
圧力室11内の圧縮空気を排出しなければならない。こ
の圧力室11内の圧縮空気の排出を迅速に行なう程、上
記流通孔8を早く閉じられる。
【0011】ところが、従来の流量調整弁7の場合に
は、上記圧力室11内の圧縮空気を、供給路15及び電
磁弁16内の流路を通じて、この電磁弁16に設けた排
気口より大気中に排出する様にしていた。この為、上記
圧力室11から圧縮空気を排出する事に対する抵抗が大
きく、この圧力室11から圧縮空気を排出するのに若干
の時間を要する。この結果、アクセルペダル18を大き
く踏み込んでから上記流通孔8が閉じられ、エンジンの
出力が増大するまでの間に時間がかかり、運転者に違和
感を与えている(所謂アクセルレスポンスが悪い)。
【0012】アクセルレスポンスを向上させる為には、
上記流量調整弁7と電磁弁16とを近づけ、これら両部
材7、16同士を結ぶ供給路15を短くすれば良いが、
これら各部材7、16の設置場所に制限を受ける為、十
分な効果を得られないでいるのが現状である。即ち、上
記流量調整弁7は、吸気流路4と排気流路5とを結ぶ再
循環流路6の途中に設ける必要上、設置場所が制限され
る。又、上記電磁弁16は、極力高温に曝らされるのを
防止する面から、その設置場所の制限を受ける。この
為、上記供給路15の長さ寸法の短縮化には限度があ
る。又、各摺動部の摩擦力を軽減する事で、上記流量調
整弁7の動作速度を速くする考慮もなされているが、根
本的な解決にはならない。本発明の排気再循環装置用流
量調整弁は、流通孔8が完全に閉じられるまでの時間を
短縮し、アクセルペダル18を大きく踏み込んでからエ
ンジンの出力が増大するまでの時間を短縮すべく発明し
たものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の排気再循環装置
用流量調整弁は、上流端を排気流路に、下流端を吸気流
路に、それぞれ通じさせる再循環流路に直列に接続自在
な流通孔と、この流通孔の開閉及び開度の調節を行なう
弁体と、この弁体にその一端を結合したロッドと、この
ロッドの他端部に支持されたばね座と、このばね座と固
定の部分との間に設けられて、上記弁体に上記流通孔を
閉じる方向の弾力を付与する閉鎖ばねと、上記弁体及び
ロッドに対して直列に設けられた、圧力室を有する開放
シリンダと、この開放シリンダに嵌装され、上記圧力室
内への圧力流体の送り込みに伴って上記ロッドを、上記
閉鎖ばねの弾力に抗して押圧する開放ピストンと、上記
圧力室内に圧力流体を供給する供給路とを備えている。
【0014】特に、本発明の排気再循環装置用流量調整
弁に於いては、上記供給路の下流端で上記開放シリンダ
の近傍位置から分岐した排出路と、この排出路が上記供
給路から分岐する部分に設けられ、上記圧力室を上記供
給路の上流側部分と上記排出路との何れかに選択的に通
じさせる流路切換弁とを備えている。
【0015】
【作用】上述の様に構成される排気再循環装置用流量調
整弁の場合には、それまで開いていた流通孔を閉じる場
合には、流路切換弁の切り換えに基づき、圧力室内に残
留している圧力流体が迅速に排出される。この結果、上
記流通孔を完全に閉じるまでに要する時間を短縮して、
アクセルレスポンスの向上を図れる。
【0016】
【実施例】図面に沿って本発明の実施例を説明するが、
位置及び方向に関する上下左右の表現は説明の便宜上で
あって、実際の設置状態が図面及び実施例の説明の状態
と90度異なっていても良い。但し、上下逆にする事
は、重力の影響がアクセルレスポンスを悪化させる方向
に作用する為、好ましくない。
【0017】図1〜4は本発明の第一実施例を示してい
る。アルミニウム、鋳鉄等の金属により造られた弁ケー
ス23の上部内側には、この弁ケース23の上端面と上
部片側面(図2の左側面)とに開口する流通孔8を設け
ている。排気再循環装置の構成時には、この流通孔8の
上流端である上方開口は排気流路5(図8)に、下流端
である側方開口は吸気流路4(図8)に、それぞれ通じ
させて、再循環流路6(図8)の途中に直列に接続す
る。
【0018】上記流通孔8の上端開口部には、この流通
孔8の開閉及び開度の調節を行なう弁体9を設けてい
る。この弁体9の下面中央部にはロッド10の上端部を
結合している。尚、図示の実施例では、これら弁体9と
ロッド10とを一体とした、きのこ弁を使用している。
このロッド10は、上記弁ケース23内に鉛直方向に亙
って形成された中心孔26内に、摺動自在に挿通されて
いる。そして、このロッド10の下端部で上記中心孔2
6から下方に突出した部分にばね座76を固定してい
る。このばね座76は、合成樹脂、金属等により全体を
円輪状に形成されて、中心部に内径が上方に向かう程小
さくなるテーパ孔27を有する。又、上記ロッド10の
下端部外周面で上記テーパ孔27の内側に位置する部分
には凹溝28を、全周に亙り形成している。そして、合
成樹脂又は金属により2分割自在なテーパ円筒状に造ら
れて上記テーパ孔27の内側に嵌合したコッタ29の内
周面に形成した突条と、上記凹溝28とを係合させてい
る。従って上記ばね座76は、上記ロッド10に対して
下方に変位する事はない。
【0019】上述の様にしてロッド10の下端部に支持
されたばね座76と、上記弁ケース23の内側に形成し
た隔壁30の下面との間には、圧縮コイルばねである閉
鎖ばね31を設けている。この閉鎖ばね31は、上記ば
ね座76を介して上記ロッド10を下方に向け弾性的に
押し、上記弁体9に上記流通孔8を閉じる方向の弾力を
付与する。
【0020】尚、図示の実施例の場合には、上記ロッド
10の中間部で上記中心孔26の下端開口直下位置に、
合成樹脂製のシールリング32を外嵌して、上記中心孔
26の内周面と上記ロッド10の外周面との間の隙間を
通じて排気が漏洩するのを防止している。このシールリ
ング32は、耐熱性を有する合成樹脂により欠円環状に
造られており、外周面に形成した凹溝33に係止した、
やはり欠円環状のばねリング34により、内径を縮める
方向の弾力を付与されている。又、上記隔壁30の下面
中央部に形成された円筒部35の下端部に、やはり合成
樹脂又は金属により円筒状に形成された抑え筒36の上
半部を外嵌固定している。そして、この抑え筒36の下
端部に形成した内向フランジ状の鍔部37により、上記
シールリング32の下面を抑えている。上記抑え筒36
の上半部内周面と円筒部35の下端部外周面とは、接着
により、或は図示しない凹凸係合により、抑え筒36の
抜け止めを図っている。
【0021】又、上記隔壁30の内側には冷却ジャケッ
ト58を設け、この冷却ジャケット58内に、給水口5
9と排水口60とを通じて、エンジンの冷却水を流通自
在としている。この冷却ジャケット58は、上記ロッド
10の下半部の温度上昇を抑える機能を有する。即ち、
エンジンの運転時には、前記排気流路5(図8)を流通
する排気から弁体9の上端面に伝えられ、或はこの排気
流路5及び前記流通孔8を流通する排気から上記弁体9
及びロッド10に伝達された熱で、このロッド10の上
部の温度が上昇する。但し、上記排気から上記ロッド1
0に伝達された熱のうちの多くの部分は、上記冷却ジャ
ケット58内を流通する冷却水によって持ち去られる。
従って、ロッド10の上半部の温度が上昇しても、この
ロッド10の中間部下寄り部分で上記シールリング32
を装着した部分の温度上昇は限られたものとなる。この
結果、合成樹脂製のシールリング32の耐久性を十分に
確保できる。
【0022】又、前記弁ケース23の下面には、シリン
ダケース38を結合固定している。このシリンダケース
38の内側には開放シリンダ12を、前記弁体9及びロ
ッド10と同心に、且つこれら弁体9及びロッド10に
対して直列に設けている。この開放シリンダ12には開
放ピストン13を、鉛直方向に亙る摺動自在に、且つ気
密に嵌装している。そして、上記開放シリンダ12の下
端部で、上記開放ピストン13の下側に位置する部分
を、圧力室11としている。この開放ピストン13は、
この圧力室11内への圧縮空気の送り込みに伴って上記
ロッド10を、上記閉鎖ばね31の弾力に抗して上方に
押圧する。
【0023】尚、上記圧力室11の底面と上記開放ピス
トン13の下面との間には、圧縮ばね57を設けてい
る。この圧縮ばね57の弾力は、前記閉鎖ばね31の弾
力よりも十分に小さい。即ち、この圧縮ばね57は、上
記開放ピストン13の上面と上記ロッド10の下端面と
を常に当接させて、上記開放ピストン13ががたつくの
を防止する。これと共に上記圧縮ばね57は、上記圧力
室11内への圧縮空気の送り込みに伴う上記開放ピスト
ン13の上昇時に、この開放ピストン13が直ちに上記
ロッド10の押し上げを開始させる役目を果たす。
【0024】又、上記シリンダケース38の一部で、上
記開放シリンダ12の側方位置には、保持凹部24を設
け、この保持凹部24の中間部内周面と上記圧力室11
とを給排孔25により連通している。この給排孔25
が、上記開放シリンダ12の圧力室11内に圧縮空気を
供給する供給路15(図8)の下流端を構成する。又、
上記保持凹部24の上端面と、前記弁ケース23の下半
部で前記閉鎖ばね31を収納したばね室39とは、排出
路40により連通させている。又、上記弁ケース23の
下端部側面で、上記排出路40の上端開口とは直径方向
反対側位置に、排気口41を設けている。そして、この
排気口41の開口部に、フィルタ42とフィルタ抑え4
3とを設けている。
【0025】更に、上記保持凹部24に流路切換弁44
を設けている。この流路切換弁44は、上記排出路40
が、上記給排孔25を含む供給路15(図8)から分岐
する部分に設けられ、上記圧力室11を上記供給路15
の上流側部分と上記排出路40との何れかに選択的に通
じさせる。本実施例の場合に上記流路切換弁44は、上
記供給路15を通じての圧縮空気の供給とその停止とに
応じて、流路の切り換えを行なう様にしている。
【0026】上記保持凹部24の上端奥面には弁座板4
5を装着している。この弁座板45の中央部には、上記
排出路40の下端開口に整合する円孔46を形成してい
る。又、上記保持凹部24の内側で上記弁座板45の下
方部分には、弁筐47を気密に螺着固定している。この
弁筐47の上半部に形成した円筒部48の外径寸法は、
上記保持凹部24の内径寸法よりも小さくして、この円
筒部48の外周面と保持凹部24の上部内周面との間に
円筒状隙間49を形成している。そして、前記給排孔2
5の一端(図2、4の左端)を、この円筒状隙間49に
開口させている。又、上記円筒部48には複数の通孔5
0、50を形成して、この円筒部48の内側と上記円筒
状隙間49とを連通させている。
【0027】更に、上記円筒部48の内側には切換弁体
51を、昇降自在に、且つ気密に嵌装している。この切
換弁体51の上端部で上記円孔46に対向する部分に
は、円錐凸面部52を形成している。この円錐凸面部5
2は、上記切換弁体51の上昇に伴って上記円孔46の
下端開口を塞ぐ。又、上記弁筐47の下半部中心には給
気ポート53を設け、この給気ポート53に、前記圧縮
空気源14(図8)に通じる供給路15(図8)の端部
を接続自在としている。上記切換弁体51の下端面で上
記給気ポート53の上端開口に整合する位置には、通気
路54を開口させている。そして、この通気路54の上
端部と上記円筒部48の内側空間とを、絞り流路55、
55を介して連通させている。
【0028】上記切換弁体51の中間部外周面には、ゴ
ム、エラストマー等により短円筒状に造られた弾性チュ
ーブ56を嵌着して、上記絞り流路55、55の外端開
口部を塞いでいる。この弾性チューブ56は、圧縮空気
を上記各絞り流路55、55の直径方向内側から外側に
向けてのみ流す逆止弁として機能する他、上記給気ポー
ト53を通じて圧縮空気を送り込む際に、上記切換弁体
51の上側の圧力上昇を下側の圧力上昇に比べて遅らせ
る機能を持つ。
【0029】上述の様に構成される排気再循環装置用流
量調整弁の作用は、次の通りである。先ず、燃焼室内で
の窒素酸化物の発生を抑えるべく、排気流路5(図8)
を流れる排気の一部を吸気流路4(図8)に送る際に
は、電磁弁16(図8)の切り換えに基づき、圧縮空気
源14(図8)から上記給気ポート53に圧縮空気を送
り込む。この送り込みに伴って、上記切換弁体51の下
側の圧力が上昇する。円筒部48の内側空間の圧力上昇
は、上記絞り流路55、55の外端開口を塞いだ弾性チ
ューブ56の抵抗に基づいて遅れる。この結果、上記切
換弁体51が上昇し、この切換弁体51の上端部に形成
した円錐凸面部52が前記弁座板45の中央部に形成し
た円孔46の下端開口を塞ぐ。
【0030】この状態で、上記給気ポート53に送り込
まれた圧縮空気は、上記弾性チューブ56を押し広げつ
つ上記円筒部48の内側に流入し、更に通孔50、5
0、円筒状隙間49、給排口25を通じて前記圧力室1
1内に送り込まれる。そして、この様に圧力室11内に
送り込まれた圧縮空気は前記開放ピストン13を上昇さ
せ、前記ロッド10を前記閉鎖ばね31の弾力に抗して
上昇させる。この結果、このロッド10の上端部に設け
られた弁体9が前記流通孔8の上端開口を開き、排気流
路5(図8)を流れる排気の一部を吸気流路4(図8)
に送り込み自在とする。
【0031】又、上記弁体9による流通孔8の開度を固
定すべく、上記ロッド10の位置を不動にする際には、
前記電磁弁16(図8)を、上記給気ポート53への圧
縮空気の給排を停止させる状態に切り換える。この為、
上記切換弁体51の下側に十分な圧力を有する圧縮空気
が残留したままの状態に保持される。この状態では、上
記圧力室11に閉じ込められた圧縮空気の圧力と上記閉
鎖ばね31の弾力とが釣り合って、上記弁体9及びロッ
ド10が変位しなくなる。
【0032】更に、エンジンの出力を増大させるべく、
排気を燃焼室内に送り込まない様にする為には、上記電
磁弁16(図8)を、上記給気ポート53と、この電磁
弁16の一部に設けられた排気ポートとを連通させる状
態に切り換える。この状態では上記給気ポート53が大
気中に開放され、上記切換弁体51の下側の圧力が低下
する。但し、本発明の流量調整弁の場合には、前記弾性
チューブ56が構成する逆止弁の作用に基づき、上記圧
力室11内の圧縮空気は上記給気ポート53側には送ら
れない。従って、上記給気ポート53部分の圧力が低下
しても、上記切換弁体51の上側には、比較的高圧の圧
縮空気が残留したままである。又、前記円錐凸面部52
が前記円孔46の下端開口を閉じた状態で、上記切換弁
体51の下面側の受圧面積と上面側の受圧面積との差は
僅か(上記円孔46の断面積分だけ)である。従って、
上記電磁弁16の切り換えに伴って上記給気ポート53
部分の圧力が僅かに低下しただけで上記切換弁体51
が、上記圧力室11内に残留している圧縮空気の圧力に
より下降する。供給路15(図8)が長い場合でも、上
記給気ポート53部分の圧力が僅かに低下する為に要す
る時間は、極く短い為、上記切換弁体51の下降も、上
記電磁弁16の切り換え後、極く短時間の間に行なわれ
る。
【0033】この様にして上記切換弁体51が下降する
と、上記圧力室11内に残留していた圧縮空気が、給排
孔25、円筒状隙間49、通孔50、50、円孔46、
排出路40を通じて、前記ばね室39内に入り込み、こ
のばね室39内の圧力を上昇させる。この結果、前記開
放ピストン13の上面に加わる圧力と下面に加わる圧力
との差が早期に小さくなり(更にはなくなり)、この開
放ピストン13が、前記ロッド10を介して加えられる
前記閉鎖ばね31の弾力に基づいて迅速に下降して、前
記弁体9により前記流通孔8を閉じる。上記ばね室39
内に送り込まれた圧縮空気は、前記排気口41からフィ
ルタ42を通じて大気中に排出される。
【0034】上述の様に本発明の排気再循環装置用流量
調整弁は、それまで開いていた流通孔8を閉じる場合に
は、流路切換弁44の切り換えに基づき、圧力室11内
に残留している圧力流体を迅速に排出する。この結果、
上記流通孔8を完全に閉じるまでに要する時間を短縮し
て、アクセルレスポンスの向上を図れる。特に、図示の
実施例の場合には、圧力室11内に残留していた圧縮空
気を、ばね室39を通じて排出する様に構成している
為、排出される圧縮空気の圧力を利用して、上記開放ピ
ストン13の下降をより迅速にできる。この為、上記ア
クセルレスポンスの向上効果がより顕著である。
【0035】尚、前記排出路40の下流端を、上記ばね
室39に開放する事なく、直接大気に開放する構造も、
本発明の技術的範囲内である。この様な構造の場合に
は、図示の実施例に比べればアクセルレスポンスが若干
劣るが、前述した従来構造に比べれば、圧力室11から
圧縮空気を排出する際の背圧を小さくして、良好なアク
セルレスポンスを得られる。但し、図示の実施例の場合
には、上記圧力室11内の圧縮空気を、上記ばね室39
を通じて排出する為に、この圧縮空気によって、前記閉
鎖ばね31を冷却できる。この為、この閉鎖ばね31の
温度上昇を防止して、寿命の延長を図れる。ばね室39
内に送り込まれた圧縮空気は、前記フィルタ42を通じ
て排出されるが、このフィルタ42部分で空気は、ばね
室39の内側から外側に向けてのみ流れる。即ち、前記
開放ピストン13の下降に伴う上記ばね室39の容積増
大分に見合う空気は、上記圧縮空気で十分に足りる為、
上記フィルタ42を通じてばね室39内に外気を吸引す
る必要がない。従って、ばね室39外に浮遊する塵芥等
がこのばね室39内に吸引される事はなく、ばね室39
の側面に排気口41を設けた事で、ばね室39内に設け
られた部品の摩耗が促進される事はない。又、本実施例
の場合には、流量調整弁部分には電気的部品を設けない
為、温度条件が厳しい部分に設置しても、十分な信頼性
及び耐久性を維持できる。
【0036】次に、図5〜7は本発明の第二実施例を示
している。本実施例の場合には、圧力室11を供給路1
5(図8)の上流側部分と排出路40aとの何れかに選
択的に通じさせる流路切換弁44aとして、電磁切換式
のものを使用している。この為に本実施例の場合には、
シリンダケース38a内に、シリンダ孔61を形成して
いる。このシリンダ孔61は、中間の大径部62と両端
の小径部63、64とを段部65、66により連続させ
たもので、各段部65、66の内径側部分を弁座として
いる。そして、この様なシリンダ孔61内にスプール6
7を、軸方向(図5、7の上下方向)に亙る変位自在に
嵌装して、流路の切り換えを自在としている。本実施例
の場合、流量調整弁に電磁切換式の流路切換弁44aを
付設しているが、冷却ジャケット58や図示しない遮熱
板等により、下述するソレノイド75の温度上昇を防止
すれば、十分な耐久性及び信頼性を維持できる。
【0037】上記スプール67は、中間の大径部68の
両側に小径部69、70を設けると共に、上記大径部6
8の両面にパッキング71、71を装着して成る。又、
上記スプール67の下端部に向けた別の大径部72の外
周面と上記シリンダ孔61の下端部内周面との間にはO
リング73を装着して、当該部分の気密保持を図ってい
る。又、上記スプール67の上端面と上記シリンダ孔6
1の上端部内面との間には圧縮ばね74を設けて、この
スプール67に、下方に向いた弾力を付与している。更
に、上記シリンダケース38aの下面には、上記スプー
ル67を変位させる為のソレノイド75を設けている。
このソレノイド75は、通電時に、通電方向に基づいて
上記スプール67を昇降させる。
【0038】圧縮空気源14(図8)に通じる供給路1
5(図8)の端部を接続する為の給気ポート53は、上
記シリンダ孔61を構成する下側の小径部64の側面に
開口させている。又、開放シリンダ12の圧力室11に
通じる給排孔25は、上記大径部62に開口させてい
る。
【0039】本実施例の場合には、燃焼室内での窒素酸
化物の発生を抑えるべく、排気流路5(図8)を流れる
排気の一部を吸気流路4(図8)に送る際には、上記給
気ポート53からシリンダ孔61内に圧縮空気を送り込
み、この圧縮空気の圧力により上記スプール67を、自
重及び上記圧縮ばね74の弾力に抗して上昇させる。こ
の際、上記ソレノイド75へは通電しない。但し、通電
方向を規制する事で、ソレノイド75により上記スプー
ル67を上昇させる事もできる。スプール67が上昇す
る結果、上記給気ポート53に送り込まれた圧縮空気
が、上記シリンダ孔61及び給排口25を通じて上記圧
力室11内に送り込まれる。この様に圧力室11内に送
り込まれた圧縮空気により開放ピストン13が上昇し、
ロッド10が閉鎖ばね31の弾力に抗して上昇する。そ
して、このロッド10の上端部に設けられた弁体9が前
記流通孔8の上端開口を開く。
【0040】又、上記弁体9による流通孔8の開度を固
定すべく、上記ロッド10の位置を不動にする際には、
電磁弁16(図8)による上記給気ポート53への圧縮
空気の給排を停止し、上記スプール67の大径部68の
下側に圧縮空気を残留させたままとする。且つ、上記ソ
レノイド75により、上記スプール67を、自重及び上
記圧縮ばね74の弾力に抗して上昇させたままとする。
何れにしても、電磁弁16(図8)を、上記給気ポート
53への圧縮空気の給排を停止させる状態に切り換え
る。この状態では、上記圧力室11に閉じ込められた圧
縮空気の圧力と上記閉鎖ばね31の弾力とが釣り合っ
て、上記弁体9及びロッド10が変位しなくなる。
【0041】更に、エンジンの出力を増大させるべく、
排気を燃焼室内に送り込まない様にする為には、上記ソ
レノイド75に逆方向に通電したり、或は通電を停止す
る等により、上記スプール67を、自重及び圧縮ばね7
4の弾力、更には上記ソレノイド75の吸引力により、
図5の状態に下降させる。この状態では、上記圧力室1
1内の圧縮空気は上記給気ポート53側には送られず、
上記圧力室11内に残留していた圧縮空気は、給排孔2
5、シリンダ孔61から排出路40aを通じて、ばね室
39内に入り込み、このばね室39内の圧力を上昇させ
る。この結果、前記開放ピストン13の上面に加わる圧
力と下面に加わる圧力との差が早期に小さくなり(更に
はなくなり)、この開放ピストン13が、前記ロッド1
0を介して加えられる前記閉鎖ばね31の弾力に基づい
て迅速に下降して、前記弁体9により前記流通孔8を閉
じる。その他の部分の構成及び作用は、前述した第一実
施例の場合と同様である。
【0042】
【発明の効果】本発明の排気再循環装置用流量調整弁
は、以上に述べた通り構成され作用するので、アクセル
ペダルを踏み込んでからエンジンの出力が増大するまで
の時間を短縮して、運転者に与える違和感をなくすと共
に、排気再循環装置を装着した自動車の動力性能の向上
を図れる。しかも、構成各部材の設置位置の自由度を損
なう事がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す側面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図1の下方から見た底面図。
【図4】図2のB部拡大図。
【図5】本発明の第二実施例を示す、図2と同様の図。
【図6】図5の下方から見た底面図。
【図7】図5の下部拡大図。
【図8】排気再循環装置の回路図。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 吸気弁 3 排気弁 4 吸気流路 5 排気流路 6 再循環流路 7 流量調整弁 8 流通孔 9 弁体 10 ロッド 11 圧力室 12 開放シリンダ 13 開放ピストン 14 圧縮空気源 15 供給路 16 電磁弁 17 制御器 18 アクセルペダル 19 燃料噴射ポンプ 20 ケーブル 21 回転センサ 22 温度センサ 23 弁ケース 24 保持凹部 25 給排孔 26 中心孔 27 テーパ孔 28 凹溝 29 コッタ 30 隔壁 31 閉鎖ばね 32 シールリング 33 凹溝 34 ばねリング 35 円筒部 36 抑え筒 37 鍔部 38、38a シリンダケース 39 ばね室 40、40a 排出路 41 排気口 42 フィルタ 43 フィルタ抑え 44、44a 流路切換弁 45 弁座板 46 円孔 47 弁筐 48 円筒部 49 円筒状隙間 50 通孔 51 切換弁体 52 円錐凸面部 53 給気ポート 54 通気路 55 絞り流路 56 弾性チューブ 57 圧縮ばね 58 冷却ジャケット 59 給水口 60 排水口 61 シリンダ孔 62 大径部 63、64 小径部 65、66 段部 67 スプール 68 大径部 69、70 小径部 71 パッキング 72 大径部 73 Oリング 74 圧縮ばね 75 ソレノイド 76 ばね座

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流端を排気流路に、下流端を吸気流路
    に、それぞれ通じさせる再循環流路に直列に接続自在な
    流通孔と、この流通孔の開閉及び開度の調節を行なう弁
    体と、この弁体にその一端を結合したロッドと、このロ
    ッドの他端部に支持されたばね座と、このばね座と固定
    の部分との間に設けられて、上記弁体に上記流通孔を閉
    じる方向の弾力を付与する閉鎖ばねと、上記弁体及びロ
    ッドに対して直列に設けられた、圧力室を有する開放シ
    リンダと、この開放シリンダに嵌装され、上記圧力室内
    への圧力流体の送り込みに伴って上記ロッドを、上記閉
    鎖ばねの弾力に抗して押圧する開放ピストンと、上記圧
    力室内に圧力流体を供給する供給路とを備えた排気再循
    環装置用流量調整弁に於いて、上記供給路の下流端で上
    記開放シリンダの近傍位置から分岐した排出路と、この
    排出路が上記供給路から分岐する部分に設けられ、上記
    圧力室を上記供給路の上流側部分と上記排出路との何れ
    かに選択的に通じさせる流路切換弁とを備えた事を特徴
    とする排気再循環装置用流量調整弁。
  2. 【請求項2】 排出路は、開放ピストンに関して圧力室
    と反対側に位置して閉鎖ばねを収納したばね室を含んで
    構成され、流路切換弁の切り換えに伴って上記排出路に
    送り込まれる圧力流体は、上記ばね室を通過しつつ排出
    される、請求項1に記載した排気再循環装置用流量調整
    弁。
JP6319952A 1994-12-22 1994-12-22 排気再循環装置用流量調整弁 Pending JPH08177648A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6319952A JPH08177648A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 排気再循環装置用流量調整弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6319952A JPH08177648A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 排気再循環装置用流量調整弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08177648A true JPH08177648A (ja) 1996-07-12

Family

ID=18116085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6319952A Pending JPH08177648A (ja) 1994-12-22 1994-12-22 排気再循環装置用流量調整弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08177648A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112005000734B4 (de) * 2004-04-01 2014-03-27 Komatsu Ltd. Ventilvorrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112005000734B4 (de) * 2004-04-01 2014-03-27 Komatsu Ltd. Ventilvorrichtung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8387383B2 (en) Ambient-air pulsed valve for internal combustion engines equipped with a turbocharger
JP3368518B2 (ja) 多段開度弁装置
EP0783985B1 (en) Damper control valve
KR100197054B1 (ko) 배기가스 재순환 제어밸브
US4560104A (en) Coolant temperature control system of internal combustion engine
US5632258A (en) Exhaust gas recirculation control apparatus for an internal combustion engine
US5797365A (en) Intake port device for an engine of a vehicle
JP4619959B2 (ja) 複合弁、及びその複合弁を備えるエンジンのブローバイガス還元装置
US4163543A (en) Air control valve
US4070830A (en) Integral air switching diverter valve
US20080110188A1 (en) Structure for sensing refrigerant flow rate in a compressor
JPH08177648A (ja) 排気再循環装置用流量調整弁
KR101882686B1 (ko) 솔레노이드 밸브
JPS60252111A (ja) 内燃機関用油圧動弁装置のダンピング機構
JPH08177649A (ja) 排気再循環装置用流量調整弁
JP3620888B2 (ja) 多段位置決めが可能なアクチュエータ
JP2000227050A (ja) 排気ガス再循環弁装置
US4206731A (en) Exhaust gas recirculation for an internal combustion engine
US4245472A (en) Secondary air supply control apparatus for internal combustion engine
US20230026991A1 (en) Oil pressure supply device
JPH1089161A (ja) 排気再循環装置用流量調整弁
JPH08270609A (ja) 多段位置決めが可能なアクチュエータの運転方法
JP3703184B2 (ja) 排気再循環装置
JP3749313B2 (ja) 負圧制御弁
JPH0968108A (ja) 水圧式egrバルブ