JPH08173146A - 細胞培養容器用クロージャー・アセンブリ - Google Patents
細胞培養容器用クロージャー・アセンブリInfo
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- JPH08173146A JPH08173146A JP7243534A JP24353495A JPH08173146A JP H08173146 A JPH08173146 A JP H08173146A JP 7243534 A JP7243534 A JP 7243534A JP 24353495 A JP24353495 A JP 24353495A JP H08173146 A JPH08173146 A JP H08173146A
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/08—Flask, bottle or test tube
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/38—Caps; Covers; Plugs; Pouring means
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M29/00—Means for introduction, extraction or recirculation of materials, e.g. pumps
- C12M29/20—Degassing; Venting; Bubble traps
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M37/00—Means for sterilizing, maintaining sterile conditions or avoiding chemical or biological contamination
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- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 片手で選択的開閉を行って細胞培養容器に対
する選択的換気およびアクセスを行うことのできるクロ
ージャー・アセンブリを提供する。 【解決手段】 クロージャー（１０）は、クロージャー
を細胞培養容器（２０）に取り付けるための円筒状第１
部分を有する。第１部分（２２）は、容器（２０）への
アクセスのための通路（２８）を有する。クロージャー
（１０）は、ヒンジ（４４）によって第１部分（２２）
に取り付けられてアクセス通路（２８）を閉止するため
の第２部分（４２）を有する。第２部分（４２）は、さ
らに加えて、ベント（５４）を有しており、そのベント
は、それを覆って、ベント（５４）を通して微生物が通
過するの阻止する。クロージャー（１０）は、ヒンジ
（５８）によって第２部分（４２）に取り付けられてベ
ント（５４）を閉止するための第３部分（５６）を有す
る。ベントあるいはアクセス通路（２８）のどちらか一
方を片手で開放することができ、細胞培養容器（２０）
への容易なアクセスおよび選択的閉止を提供する。
する選択的換気およびアクセスを行うことのできるクロ
ージャー・アセンブリを提供する。 【解決手段】 クロージャー（１０）は、クロージャー
を細胞培養容器（２０）に取り付けるための円筒状第１
部分を有する。第１部分（２２）は、容器（２０）への
アクセスのための通路（２８）を有する。クロージャー
（１０）は、ヒンジ（４４）によって第１部分（２２）
に取り付けられてアクセス通路（２８）を閉止するため
の第２部分（４２）を有する。第２部分（４２）は、さ
らに加えて、ベント（５４）を有しており、そのベント
は、それを覆って、ベント（５４）を通して微生物が通
過するの阻止する。クロージャー（１０）は、ヒンジ
（５８）によって第２部分（４２）に取り付けられてベ
ント（５４）を閉止するための第３部分（５６）を有す
る。ベントあるいはアクセス通路（２８）のどちらか一
方を片手で開放することができ、細胞培養容器（２０）
への容易なアクセスおよび選択的閉止を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、細胞培養容器用ク
ロージャー・アセンブリに関し、特に、強固なクロージ
ャーで、容器に対して選択的換気を行い、および容器へ
のアクセスを行うようにしたクロージャー・アセンブリ
に関する。
ロージャー・アセンブリに関し、特に、強固なクロージ
ャーで、容器に対して選択的換気を行い、および容器へ
のアクセスを行うようにしたクロージャー・アセンブリ
に関する。
【０００２】
【従来の技術】種々のタイプの細胞の培養は、多くの研
究所において日常的作業になってきている。組織培養
は、ほんのわずかの細胞のみを取扱うマルチウエルのマ
イクロプレートから何十億の細胞を有する大きなリアク
タに至るまでの規模で行われる。
究所において日常的作業になってきている。組織培養
は、ほんのわずかの細胞のみを取扱うマルチウエルのマ
イクロプレートから何十億の細胞を有する大きなリアク
タに至るまでの規模で行われる。
【０００３】サイズ拡大のための研究所の装置あるいは
細胞培養システムで使用されている容器にはいくつかの
種類がある。これらの容器は、固定フラスコおよびロー
ラ・ボトルである。これらの容器に、成長媒体を充填
し、細胞の種をまき、特定の細胞が成長するのに適した
環境を有する培養室に置く。その環境は、周囲を取りま
く空気と異なる雰囲気をもつ。さらに加えて、多くの培
養システムにおいては、容器が、培養された細胞から放
出されるガスを換気させて、容器が、培養室の雰囲気と
平衡することができるようにする必要がある。
細胞培養システムで使用されている容器にはいくつかの
種類がある。これらの容器は、固定フラスコおよびロー
ラ・ボトルである。これらの容器に、成長媒体を充填
し、細胞の種をまき、特定の細胞が成長するのに適した
環境を有する培養室に置く。その環境は、周囲を取りま
く空気と異なる雰囲気をもつ。さらに加えて、多くの培
養システムにおいては、容器が、培養された細胞から放
出されるガスを換気させて、容器が、培養室の雰囲気と
平衡することができるようにする必要がある。
【０００４】容器と培養室との間で平衡をとることがで
きるようにすることの必要性は、いくつかのやり方で処
理されている。容器の多くはスクリュー・キャップ付ネ
ックを有しているので、ひとつの解決策は、単にキャッ
プを半開きにしておいて気体交換を行うことができるよ
うにすることである。この技術は気体交換を可能とする
反面、培養システムの微生物的汚染を招くおそれもあ
る。
きるようにすることの必要性は、いくつかのやり方で処
理されている。容器の多くはスクリュー・キャップ付ネ
ックを有しているので、ひとつの解決策は、単にキャッ
プを半開きにしておいて気体交換を行うことができるよ
うにすることである。この技術は気体交換を可能とする
反面、培養システムの微生物的汚染を招くおそれもあ
る。
【０００５】培養容器と培養室雰囲気との間の気体交換
の必要性は、米国特許第５，０４７，３４７号において
認識されており、その米国特許は、気体透過に備えた不
透気性培養フラスコを開示している。この開示は、透気
性インサートおよび透気性インサートを閉止するヒンジ
つきカバーを有する容器用キャップを含むものである。
この開示は、カバーつき透気性インサートを有する側壁
ポートを備えた培養用容器をも含むものである。
の必要性は、米国特許第５，０４７，３４７号において
認識されており、その米国特許は、気体透過に備えた不
透気性培養フラスコを開示している。この開示は、透気
性インサートおよび透気性インサートを閉止するヒンジ
つきカバーを有する容器用キャップを含むものである。
この開示は、カバーつき透気性インサートを有する側壁
ポートを備えた培養用容器をも含むものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第５，０４
７，３４７号の教示に側面ポートを組み込んだ容器は、
製造するのに複雑であり、従って広く使用されていな
い。この特許の教示に従ったキャップ付容器は標準設計
のものであるが、内容物にアクセスするためにはキャッ
プを取り外さなければならなず、その操作は細胞の成長
を妨げる可能性を有する。
７，３４７号の教示に側面ポートを組み込んだ容器は、
製造するのに複雑であり、従って広く使用されていな
い。この特許の教示に従ったキャップ付容器は標準設計
のものであるが、内容物にアクセスするためにはキャッ
プを取り外さなければならなず、その操作は細胞の成長
を妨げる可能性を有する。
【０００７】細胞培養プログラムが拡大されると、研究
所では、特定の培養の複数の容器を処理することができ
る。これらの培養は、容器内の流体の除去あるいは取り
替えを定期的に行うことを必要とすることがある。換
気、閉止および片手操作の機能を備えている細胞培養容
器クロージャー・システムが可能であるとすると、移動
の時間および細胞の成長に対する妨げを最小限にするこ
とができるであろう。本発明は、そのようなクロージャ
ー装置である。
所では、特定の培養の複数の容器を処理することができ
る。これらの培養は、容器内の流体の除去あるいは取り
替えを定期的に行うことを必要とすることがある。換
気、閉止および片手操作の機能を備えている細胞培養容
器クロージャー・システムが可能であるとすると、移動
の時間および細胞の成長に対する妨げを最小限にするこ
とができるであろう。本発明は、そのようなクロージャ
ー装置である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】細胞培養容器への選択的
アクセスを提供し、および細胞培養容器を閉止するクロ
ージャーは、頂部および底部を有し、その頂部および底
部を貫通する通路を有する開放円筒状の第１部分を有す
る。その通路は、細胞培養容器へのアクセスを提供する
役目をしている。その第１部分は外側表面および内側表
面を有する。その内側表面は、細胞培養容器のネックを
受け入れ、およびネック上の対の雄素子と封止アタッチ
メントを形成するための雌ロッキング素子を有する。そ
のクロージャーは、第１部分に対するヒンジつきアタッ
チメントを有する第２部分をさらに有する。その第２部
分は、第１部分における通路をふさがない開放位置およ
び第１部分における通路をふさぐ閉止位置を有する。そ
の第２部分は、その開放位置に対する頂部表面および底
部表面を有する。その頂部表面は、第１部分における通
路に嵌合し、かつ閉止位置において第２部分を選択的に
保持するような寸法に作られた突起部材を有する。その
第２部分は、突起部材によって定められ、頂部表面から
底部表面に至る開放ベントを有して、第２部分が閉止位
置にあるときに、容器内の雰囲気と容器外の雰囲気との
間でそのベントを通して気体の交換が行われるようにし
た区域をさらに有する。そのクロージャーは、ヒンジに
よって第２部分に取り付けられた第３部分をさらに有す
る。その第３部分は、開放位置に対する上側表面および
下側表面を有しており、その下側表面は、その下側表面
から突出し、第３部分が閉止位置にあるときに、第２部
分の底部においてベントを閉塞するプラグを有する。
アクセスを提供し、および細胞培養容器を閉止するクロ
ージャーは、頂部および底部を有し、その頂部および底
部を貫通する通路を有する開放円筒状の第１部分を有す
る。その通路は、細胞培養容器へのアクセスを提供する
役目をしている。その第１部分は外側表面および内側表
面を有する。その内側表面は、細胞培養容器のネックを
受け入れ、およびネック上の対の雄素子と封止アタッチ
メントを形成するための雌ロッキング素子を有する。そ
のクロージャーは、第１部分に対するヒンジつきアタッ
チメントを有する第２部分をさらに有する。その第２部
分は、第１部分における通路をふさがない開放位置およ
び第１部分における通路をふさぐ閉止位置を有する。そ
の第２部分は、その開放位置に対する頂部表面および底
部表面を有する。その頂部表面は、第１部分における通
路に嵌合し、かつ閉止位置において第２部分を選択的に
保持するような寸法に作られた突起部材を有する。その
第２部分は、突起部材によって定められ、頂部表面から
底部表面に至る開放ベントを有して、第２部分が閉止位
置にあるときに、容器内の雰囲気と容器外の雰囲気との
間でそのベントを通して気体の交換が行われるようにし
た区域をさらに有する。そのクロージャーは、ヒンジに
よって第２部分に取り付けられた第３部分をさらに有す
る。その第３部分は、開放位置に対する上側表面および
下側表面を有しており、その下側表面は、その下側表面
から突出し、第３部分が閉止位置にあるときに、第２部
分の底部においてベントを閉塞するプラグを有する。
【０００９】好ましくは、第２部分におけるベントは、
その第２部分の頂部表面上においてそのベントを覆うよ
うに接着された透気性膜を有し、ベントへの微生物の侵
入を防ぐようにする。
その第２部分の頂部表面上においてそのベントを覆うよ
うに接着された透気性膜を有し、ベントへの微生物の侵
入を防ぐようにする。
【００１０】好ましくは、ネックの内側表面は、培養容
器のネック上の雄ねじに適合する雌ねじを有する。
器のネック上の雄ねじに適合する雌ねじを有する。
【００１１】ヒンジつきアタッチメントは、好ましく
は、第１部分、第２部分および第３部分を成形すること
によって一体構造として形成した一体ヒンジであり、そ
の一体構造は、ポリプロピレン、ポリエチレン、および
ポリエチレンとポリプロピレンとのコポリマーのような
熱可塑性樹脂から、単一工程で、射出成形によって形成
される。
は、第１部分、第２部分および第３部分を成形すること
によって一体構造として形成した一体ヒンジであり、そ
の一体構造は、ポリプロピレン、ポリエチレン、および
ポリエチレンとポリプロピレンとのコポリマーのような
熱可塑性樹脂から、単一工程で、射出成形によって形成
される。
【００１２】本発明の細胞培養容器用クロージャーは、
片手で選択的に開閉することができる。それによって洗
浄ボトルあるいはピペットで細胞培養容器の内容物に素
早くアクセスすることができる。さらに加えて、そのク
ロージャーは、開放および閉止することによって選択的
に制御された換気および緊密な封止を行うことができ
る。そのクロージャーは、容易にかつ経済的に製造する
ことができ、合成技術として細胞培養を用いることが容
易になる。
片手で選択的に開閉することができる。それによって洗
浄ボトルあるいはピペットで細胞培養容器の内容物に素
早くアクセスすることができる。さらに加えて、そのク
ロージャーは、開放および閉止することによって選択的
に制御された換気および緊密な封止を行うことができ
る。そのクロージャーは、容易にかつ経済的に製造する
ことができ、合成技術として細胞培養を用いることが容
易になる。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明は、種々の形態の実施例に
よって満足されるが、本発明のいくつかの実施例が図面
に示され、以下に説明される。ここで、この開示は、本
発明の原則の例示として考慮されるべきものであり、本
発明の範囲を、例示された実施例に限定するものではな
い。本発明の範囲は、添付の請求項およびその均等物に
よって定められるであろう。
よって満足されるが、本発明のいくつかの実施例が図面
に示され、以下に説明される。ここで、この開示は、本
発明の原則の例示として考慮されるべきものであり、本
発明の範囲を、例示された実施例に限定するものではな
い。本発明の範囲は、添付の請求項およびその均等物に
よって定められるであろう。
【００１４】図１ないし図５に示されるように、細胞培
養容器２０へ選択的にアクセスし、およびその細胞培養
容器を閉止するためのクロージャー１０は、口の開いた
円筒状の第１部分２２を有しており、その第１部分は、
頂部２４および底部２６を有し、これら頂部および底部
を貫通する通路２８を有する。通路２８は、細胞培養容
器２０の内部３０へのアクセスを提供する。第１部分２
２は内側表面３２および外側表面３４を有する。内側表
面３２は、好ましくは、容器のネック３８上の対をなす
雄ロッキング素子４０を受け入れるための雌ロッキング
素子３６を有する。
養容器２０へ選択的にアクセスし、およびその細胞培養
容器を閉止するためのクロージャー１０は、口の開いた
円筒状の第１部分２２を有しており、その第１部分は、
頂部２４および底部２６を有し、これら頂部および底部
を貫通する通路２８を有する。通路２８は、細胞培養容
器２０の内部３０へのアクセスを提供する。第１部分２
２は内側表面３２および外側表面３４を有する。内側表
面３２は、好ましくは、容器のネック３８上の対をなす
雄ロッキング素子４０を受け入れるための雌ロッキング
素子３６を有する。
【００１５】クロージャー１０は、第２部分４２をさら
に有し、その第２部分は、好ましくは、第１部分２２に
対するヒンジつきアタッチメントを有する。クロージャ
ー１０は、図１に示されているような開放位置、および
図２および図３に示されているような閉止位置を有し、
開放位置では、第１部分２２における通路２８はふさが
れておらず、閉止位置では、通路２８はふさがれてい
る。第２部分４２は、その開放位置に対して、頂部表面
４６および底部表面４８を有する。頂部表面４６は外径
Ａを有する突起部材５０を有し、その外径は、好ましく
は、通路２８における内径Ｂの内側において締り嵌め嵌
合し、第２部分４２を図２および図３に示されている閉
止位置に選択的に保持する。第２部分４２は、頂部表面
４６から底部表面４８まで、開放ベント５４を備えた突
起部材５０内の区域５２を有し、第２部分４２が、図３
に示されるように閉止位置にあるときに、容器内の雰囲
気と外部の環境との間で、ベント５４を通して、気体の
交換が行われる。
に有し、その第２部分は、好ましくは、第１部分２２に
対するヒンジつきアタッチメントを有する。クロージャ
ー１０は、図１に示されているような開放位置、および
図２および図３に示されているような閉止位置を有し、
開放位置では、第１部分２２における通路２８はふさが
れておらず、閉止位置では、通路２８はふさがれてい
る。第２部分４２は、その開放位置に対して、頂部表面
４６および底部表面４８を有する。頂部表面４６は外径
Ａを有する突起部材５０を有し、その外径は、好ましく
は、通路２８における内径Ｂの内側において締り嵌め嵌
合し、第２部分４２を図２および図３に示されている閉
止位置に選択的に保持する。第２部分４２は、頂部表面
４６から底部表面４８まで、開放ベント５４を備えた突
起部材５０内の区域５２を有し、第２部分４２が、図３
に示されるように閉止位置にあるときに、容器内の雰囲
気と外部の環境との間で、ベント５４を通して、気体の
交換が行われる。
【００１６】クロージャー１０は、好ましくは、第３部
分５６を有しており、その第３部分は、第２部分４２に
対するヒンジつきアタッチメント５８を有する。第３部
分５６は、上側表面６０および下側表面６２を有する。
下側表面６２は、好ましくは、その下側表面から突出し
ている円形プラグ６４を有する。プラグ６４は、ベント
５４の内径Ｆと嵌合する寸法に作られた外径Ｅを有し、
かつ図２に示されるように、部分５６が閉止位置のとき
に、ベント５４を閉塞する。
分５６を有しており、その第３部分は、第２部分４２に
対するヒンジつきアタッチメント５８を有する。第３部
分５６は、上側表面６０および下側表面６２を有する。
下側表面６２は、好ましくは、その下側表面から突出し
ている円形プラグ６４を有する。プラグ６４は、ベント
５４の内径Ｆと嵌合する寸法に作られた外径Ｅを有し、
かつ図２に示されるように、部分５６が閉止位置のとき
に、ベント５４を閉塞する。
【００１７】好ましくは、ベント５４は、透気性膜６６
を有し、その透気性膜６６は表面５６に接着され、気体
交換させながら、ベント５４を通しての微生物の通過を
実質的に妨げる。大抵の細胞培養容器ネック３８はロッ
キング素子として雄ねじ山４０を有しているので、好ま
しくは、雌ロッキング素子３６はそれと対をなすねじ山
であり、それによりクロージャー１０を細胞培養容器に
取付け、かつその容器上に封止アタッチメントを構成す
る。本発明のクロージャーは、スナップ嵌め、差し込み
嵌め、ねじりロックなどのような雌ロッキング素子をも
有することができ、このような種類のクロージャーをも
つ容器を用いることが必要であるならば、それにより本
発明クロージャーを他の種類の培養容器に取付けること
ができるようにすることを意図している。そのクロージ
ャーは、容器のネックと共に実質的に液密に構成する必
要がある。
を有し、その透気性膜６６は表面５６に接着され、気体
交換させながら、ベント５４を通しての微生物の通過を
実質的に妨げる。大抵の細胞培養容器ネック３８はロッ
キング素子として雄ねじ山４０を有しているので、好ま
しくは、雌ロッキング素子３６はそれと対をなすねじ山
であり、それによりクロージャー１０を細胞培養容器に
取付け、かつその容器上に封止アタッチメントを構成す
る。本発明のクロージャーは、スナップ嵌め、差し込み
嵌め、ねじりロックなどのような雌ロッキング素子をも
有することができ、このような種類のクロージャーをも
つ容器を用いることが必要であるならば、それにより本
発明クロージャーを他の種類の培養容器に取付けること
ができるようにすることを意図している。そのクロージ
ャーは、容器のネックと共に実質的に液密に構成する必
要がある。
【００１８】クロージャー１０は、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、またはポリエチレンとポリプロピレンとの
コポリマーのような熱可塑性樹脂から形成されるが、そ
れにのみ限定されるものではない。射出成形の技術にお
いて、上述のポリマーを含む、あるポリマーで形成され
た製品が、その製品の他の部分に対して厚さを薄くした
区域を有する場合、製品が成形型から最初にとりはずさ
れた直後、その厚さを薄くした区域において製品を屈曲
することによって、一体ヒンジを形成することができる
ことが知られている。厚さを薄くした区域における製品
の直後屈曲によって、その屈曲区域内の分子を配向し、
特性の劣化なしに、厚さを薄くした区域において繰り返
し製品を屈曲させることができるようにする。製品が型
から最初に取り外されたときに製品が屈曲しない場合、
厚さを薄くした区域においてヒンジを形成する能力は失
われる。その理由は、製品が屈曲されるときに、分子は
配向していないからである。それゆえに、「リビング・
ヒンジ、すなわち一体ヒンジ」と名づけられている。ポ
リエチレン、ポリプロピレン、およびポリエチレンとポ
リプロピレンとのコポリマーは、一体ヒンジを形成する
のに特に好適であるが、一体ヒンジを形成するいかなる
他の熱可塑性樹脂も、特定の応用に用いることができ
る。
リエチレン、またはポリエチレンとポリプロピレンとの
コポリマーのような熱可塑性樹脂から形成されるが、そ
れにのみ限定されるものではない。射出成形の技術にお
いて、上述のポリマーを含む、あるポリマーで形成され
た製品が、その製品の他の部分に対して厚さを薄くした
区域を有する場合、製品が成形型から最初にとりはずさ
れた直後、その厚さを薄くした区域において製品を屈曲
することによって、一体ヒンジを形成することができる
ことが知られている。厚さを薄くした区域における製品
の直後屈曲によって、その屈曲区域内の分子を配向し、
特性の劣化なしに、厚さを薄くした区域において繰り返
し製品を屈曲させることができるようにする。製品が型
から最初に取り外されたときに製品が屈曲しない場合、
厚さを薄くした区域においてヒンジを形成する能力は失
われる。その理由は、製品が屈曲されるときに、分子は
配向していないからである。それゆえに、「リビング・
ヒンジ、すなわち一体ヒンジ」と名づけられている。ポ
リエチレン、ポリプロピレン、およびポリエチレンとポ
リプロピレンとのコポリマーは、一体ヒンジを形成する
のに特に好適であるが、一体ヒンジを形成するいかなる
他の熱可塑性樹脂も、特定の応用に用いることができ
る。
【００１９】好ましくは、ヒンジつきアタッチメント４
４および５８はクロージャー１０の厚みに対して薄い厚
さの部分であり、好ましくは、クロージャー１０が型か
ら最初に取り外されたときに、クロージャー１０を厚さ
の薄い区域において屈曲し、それによってアタッチメン
トの点４４および５８において一体ヒンジを形成するよ
うにする。
４および５８はクロージャー１０の厚みに対して薄い厚
さの部分であり、好ましくは、クロージャー１０が型か
ら最初に取り外されたときに、クロージャー１０を厚さ
の薄い区域において屈曲し、それによってアタッチメン
トの点４４および５８において一体ヒンジを形成するよ
うにする。
【００２０】図４および図５を参照するに、第２部分４
２は、好ましくは、第１部分２２に締り嵌めとする。突
起部材５０は外径Ａを有し、第１通路２８は、内径Ｂを
有する。直径Ａが直径Ｂよりも約０．００１から約０．
０１インチだけ大きい場合、第２部分が閉止位置にある
ときに、締り嵌めがなされる。好ましくは、突起部材５
０が連続的でかつ円形であり、それによって、第２部分
４２が閉止位置にあるとき、通路２８を閉止する。閉止
位置における第１部分２２と第２部分４２との関係に対
する、他の好ましい実施例は、突起部材５０の内径Ｄ
が、第１部分の頂部表面２４の外径Ｃより大きい場合で
ある。好ましくは、頂部表面２４は円形である。ＤがＣ
よりも大きく、かつ第２部分４２が閉止位置にある場
合、第２部分の突起部材５０は頂部表面２４の外側に嵌
まり、それによって、キャップを形成しおよび通路２８
をふさぐ。
２は、好ましくは、第１部分２２に締り嵌めとする。突
起部材５０は外径Ａを有し、第１通路２８は、内径Ｂを
有する。直径Ａが直径Ｂよりも約０．００１から約０．
０１インチだけ大きい場合、第２部分が閉止位置にある
ときに、締り嵌めがなされる。好ましくは、突起部材５
０が連続的でかつ円形であり、それによって、第２部分
４２が閉止位置にあるとき、通路２８を閉止する。閉止
位置における第１部分２２と第２部分４２との関係に対
する、他の好ましい実施例は、突起部材５０の内径Ｄ
が、第１部分の頂部表面２４の外径Ｃより大きい場合で
ある。好ましくは、頂部表面２４は円形である。ＤがＣ
よりも大きく、かつ第２部分４２が閉止位置にある場
合、第２部分の突起部材５０は頂部表面２４の外側に嵌
まり、それによって、キャップを形成しおよび通路２８
をふさぐ。
【００２１】好ましくは、ベント５４は、約０．０１か
ら約０．２ミクロンの間の気孔寸法を有する多孔性膜で
あり、その多孔性膜は、培養容器の内側とチャンバとの
間で気体の交換を可能にするが、その膜を通して微生物
が通過するのを実質的に阻止する。微生物の通過を実質
的に阻止しながら、所望の気体交換を行うことができる
のに適した気孔寸法を有する適当な透気性材料として
は、Ｃｅｌｇａｒｄ（商標、Ｈｏｅｃｈｓｔ−Ｃｅｌａ
ｎｅｓｅ），Ｎｕｃｌｅｐｏｒｅ（商標、Ｎｕｃｌｅｐ
ｏｒｅ Ｃｏｒｐ．）およびＭｉｌｌｉｐｏｒｅ ＧＳ
（商標、Ｍｉｌｌｉｐｏｒｅ Ｃｏｒｐ．）を含むが、
これらに限定されない。ベントの材料として用いられる
いかなる材料も、クロージャーの材料に容易に取付ける
ことができ、かつ、水溶性でなく、微生物の成長を支え
るものでないことが好ましい。
ら約０．２ミクロンの間の気孔寸法を有する多孔性膜で
あり、その多孔性膜は、培養容器の内側とチャンバとの
間で気体の交換を可能にするが、その膜を通して微生物
が通過するのを実質的に阻止する。微生物の通過を実質
的に阻止しながら、所望の気体交換を行うことができる
のに適した気孔寸法を有する適当な透気性材料として
は、Ｃｅｌｇａｒｄ（商標、Ｈｏｅｃｈｓｔ−Ｃｅｌａ
ｎｅｓｅ），Ｎｕｃｌｅｐｏｒｅ（商標、Ｎｕｃｌｅｐ
ｏｒｅ Ｃｏｒｐ．）およびＭｉｌｌｉｐｏｒｅ ＧＳ
（商標、Ｍｉｌｌｉｐｏｒｅ Ｃｏｒｐ．）を含むが、
これらに限定されない。ベントの材料として用いられる
いかなる材料も、クロージャーの材料に容易に取付ける
ことができ、かつ、水溶性でなく、微生物の成長を支え
るものでないことが好ましい。
【００２２】好ましくは、第２部分４２を第３部分５６
に接続するヒンジつきアタッチメント５８は、第１部分
の外側表面３４を越えて外方に突出しており、ヒンジつ
きアタッチメント５８を用いて第２部分４２の開閉を容
易にする。第３部分５６は、第３部分５６が閉止位置に
あるときに、表面３４を越える突起６８を有し、第３部
分５６およびベント５４の開閉を容易にするのがさらに
好ましい。ヒンジつきアタッチメント５８およびヒンジ
つきアタッチメント４４の位置は、第２部分４２におい
て直径の反対側にくるようになして、第２部分および第
３部分が開放位置にあるときに、第１部分２２、第２部
分４２、および第３部分５６は一般的に直線状に配列さ
れるのが好ましいが、特別の用途に対しては、アタッチ
メント５８および４４は、第２部分４２のまわりにおい
て他の関係を有していてもよい。
に接続するヒンジつきアタッチメント５８は、第１部分
の外側表面３４を越えて外方に突出しており、ヒンジつ
きアタッチメント５８を用いて第２部分４２の開閉を容
易にする。第３部分５６は、第３部分５６が閉止位置に
あるときに、表面３４を越える突起６８を有し、第３部
分５６およびベント５４の開閉を容易にするのがさらに
好ましい。ヒンジつきアタッチメント５８およびヒンジ
つきアタッチメント４４の位置は、第２部分４２におい
て直径の反対側にくるようになして、第２部分および第
３部分が開放位置にあるときに、第１部分２２、第２部
分４２、および第３部分５６は一般的に直線状に配列さ
れるのが好ましいが、特別の用途に対しては、アタッチ
メント５８および４４は、第２部分４２のまわりにおい
て他の関係を有していてもよい。
【００２３】本発明のクロージャーの他の実施例が図６
に示されている。特定の用途において好ましい、この他
の実施例においては、図１ないし図５に示されている本
発明クロージャーに、構造および機能が類似する素子が
ある。従って、実質的に類似する機能を実行する実質的
に類似する部品は、図６中の部品を識別するのに接尾辞
“ａ”が使用されている点を除けば、図１から図５の実
施例のそれら部品と同一の番号がつけられている。
に示されている。特定の用途において好ましい、この他
の実施例においては、図１ないし図５に示されている本
発明クロージャーに、構造および機能が類似する素子が
ある。従って、実質的に類似する機能を実行する実質的
に類似する部品は、図６中の部品を識別するのに接尾辞
“ａ”が使用されている点を除けば、図１から図５の実
施例のそれら部品と同一の番号がつけられている。
【００２４】図６に示されているように、細胞培養容器
への選択的なアクセスを提供し、かつその細胞培養容器
を閉止するためのクロージャー１０ａは、口の開いた円
柱状の第１部分２２ａを有しており、その第１部分には
通路２８ａが貫通している。クロージャー１０ａは、第
２部分４２ａを有しており、その第２部分は、第１部分
２２ａに対するヒンジつきアタッチメント７０をさらに
有する。クロージャー１０ａは、ヒンジつきアタッチメ
ント７２によって第２部分４２ａに接続された第３部分
５６ａを有している。図１ないし図５に示されている全
ての機能および構造は、実質的に図６の実施例によって
再現されているが、部分２２ａ、４２ａ、および５６ａ
は、別個の部品として個別に構成されており、それぞれ
回転可能な機械的接合部を有するヒンジ７０および７２
によってヒンジとして取付けられている。図示されてい
る接合部７０および７２は、それぞれ一対の突起７４を
有して、ソケットのあるヨーク７６に嵌合するピンおよ
びソケット・タイプのものである。機械的ヒンジの実際
の形態は、本発明にとって重要ではなく、回転可能な接
合部を有するいかなる簡単なヒンジであってもその要件
を満たす。
への選択的なアクセスを提供し、かつその細胞培養容器
を閉止するためのクロージャー１０ａは、口の開いた円
柱状の第１部分２２ａを有しており、その第１部分には
通路２８ａが貫通している。クロージャー１０ａは、第
２部分４２ａを有しており、その第２部分は、第１部分
２２ａに対するヒンジつきアタッチメント７０をさらに
有する。クロージャー１０ａは、ヒンジつきアタッチメ
ント７２によって第２部分４２ａに接続された第３部分
５６ａを有している。図１ないし図５に示されている全
ての機能および構造は、実質的に図６の実施例によって
再現されているが、部分２２ａ、４２ａ、および５６ａ
は、別個の部品として個別に構成されており、それぞれ
回転可能な機械的接合部を有するヒンジ７０および７２
によってヒンジとして取付けられている。図示されてい
る接合部７０および７２は、それぞれ一対の突起７４を
有して、ソケットのあるヨーク７６に嵌合するピンおよ
びソケット・タイプのものである。機械的ヒンジの実際
の形態は、本発明にとって重要ではなく、回転可能な接
合部を有するいかなる簡単なヒンジであってもその要件
を満たす。
【００２５】図６の実施例によれば、種々のサイズの培
養容器あるいは種々のネック構成を有する容器を適合さ
せる取付け部品をもつ第１部分を交換することができ
る。さらに加えて、本発明のクロージャーは、第１部分
および第２部分を接合する１つの機械的ヒンジを用い、
一方で、第２部分および第３部分を一体ヒンジによって
接続して製造を簡単化することで製造してもよいという
ことが考えられる。
養容器あるいは種々のネック構成を有する容器を適合さ
せる取付け部品をもつ第１部分を交換することができ
る。さらに加えて、本発明のクロージャーは、第１部分
および第２部分を接合する１つの機械的ヒンジを用い、
一方で、第２部分および第３部分を一体ヒンジによって
接続して製造を簡単化することで製造してもよいという
ことが考えられる。
【００２６】図１に示されているローラ・ボトル２０以
外の培養容器に対するクロージャーの適用性が図７に示
されており、ここでは、クロージャー１０は平フラスコ
型容器８０上に取付けられる。
外の培養容器に対するクロージャーの適用性が図７に示
されており、ここでは、クロージャー１０は平フラスコ
型容器８０上に取付けられる。
【００２７】開放位置において第２部分４２を有する本
発明クロージャーによれば、細胞培養容器に、実質的に
妨害のないアクセスを行うことができる。そのクロージ
ャーは、片手の最小限の操作で開閉することができる。
開いた状態においても、クロージャーは取り付けられた
ままであるので、複数のボトルを取扱う場合にも、この
クロージャーによればボトル間の汚染を実質的に除去す
る。本発明クロージャーは、さらに、培養中に容器に換
気を行うことができ、しかも移動中には容器を実質的に
閉止して、容器の内容物を所望の雰囲気に維持すること
ができる。
発明クロージャーによれば、細胞培養容器に、実質的に
妨害のないアクセスを行うことができる。そのクロージ
ャーは、片手の最小限の操作で開閉することができる。
開いた状態においても、クロージャーは取り付けられた
ままであるので、複数のボトルを取扱う場合にも、この
クロージャーによればボトル間の汚染を実質的に除去す
る。本発明クロージャーは、さらに、培養中に容器に換
気を行うことができ、しかも移動中には容器を実質的に
閉止して、容器の内容物を所望の雰囲気に維持すること
ができる。
【図１】開放位置におけるクロージャーつき標準研究所
細胞培養ローラ・ボトルに取付けた本発明の好適なクロ
ージャーの分解組立斜視図である。
細胞培養ローラ・ボトルに取付けた本発明の好適なクロ
ージャーの分解組立斜視図である。
【図２】完全な閉止位置における図１のクロージャーの
斜視図である。
斜視図である。
【図３】ベントを開放した図１のクロージャーの斜視図
である。
である。
【図４】完全な開放位置における図１のクロージャーの
頂部平面図である。
頂部平面図である。
【図５】完全な開放位置における図１のクロージャーの
横断面図である。
横断面図である。
【図６】各部分を分解した、本発明のクロージャーの、
他の実施例の分解頂部平面図である。
他の実施例の分解頂部平面図である。
【図７】フラスコ型細胞培養容器上に用いた本発明のク
ロージャーの斜視図である。
ロージャーの斜視図である。
１０ クロージャー ２０ 細胞培養容器 ２２，２２ａ 開放円筒状第１部分 ２４ 頂部 ２６ 底部 ２８，２８ａ 通路 ３０ 内部 ３２ 内側表面 ３４ 外側表面 ３６ 雌ロッキング素子 ３８ ネック ４０ 雄ロッキング素子 ４２，４２ａ 第２部分 ４４ ヒンジつきアタッチメント ４６ 頂部表面 ４８ 底部表面 ５０ 突起部材 ５２ 区域 ５４ 開放ベント ５６，５６ａ 第３部分 ５８ ヒンジつきアタッチメント ６０ 上側表面 ６２ 下側表面 ６４ プラグ ６６ 透気性膜 ６８ 突起 ７０，７２ ヒンジ（接合部） ７４ 突起 ７６ ヨーク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成７年１０月１８日
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 細胞培養容器用クロージャー・アセン
ブリ
ブリ
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図５
【補正方法】変更
【補正内容】
【図５】
Claims (10)
- 【請求項１】 細胞培養容器へ選択的にアクセスし、お
よび該細胞培養容器を閉止するための細胞培養容器用ク
ロージャー・アセンブリにおいて、 頂部および底部を有し、該頂部および底部を貫通する通
路を有する開口円筒状の第１部分であって、前記通路は
培養容器の内部へのアクセスを提供し、前記第１部分は
内側表面および外側表面を有し、該内側表面は前記細胞
培養容器のネックを受け入れ、および前記容器のネック
上の対をなす雄ロッキング素子と共に封止アタッチメン
トを形成するための雌ロッキング素子を有する第１部分
と、 前記第１部分に対するヒンジつきアタッチメントを有す
る第２部分であって、該第２部分は、前記第１部分にお
ける前記通路を妨げない開放位置と、前記第１部分にお
ける前記通路をふさぐ閉止位置とを有し、前記第２部分
は前記開放位置に対して、頂部表面と底部表面とを有
し、該頂部表面は前記第１部分における前記通路内に嵌
合し、かつ前記第２部分を前記閉止位置において選択的
に保持するように寸法を定められた突起部材を有し、お
よび前記突起部材によって定められ、前記頂部表面から
前記底部表面への開放ベントを有して、前記第２部分が
前記閉止位置にあるときに、前記容器内の雰囲気と前記
容器外の雰囲気との間で前記ベントを通して気体の交換
が行われるようにした区域をさらに有する第２部分と、 該第２部分に対するヒンジつきアタッチメントを有する
第３部分であって、該第３部分は開放位置に対する上側
表面と下側表面とを有し、該下側表面は当該下側表面か
ら突出し、前記第２部分における前記ベントを閉塞する
プラグを有し、および該プラグが前記第２部分の底部表
面において前記ベントを閉塞する閉止位置と前記ベント
が開放状態の開放位置とを有する第３部分とを具備した
ことを特徴とする細胞培養容器用クロージャー・アセン
ブリ。 - 【請求項２】 前記第２部分における前記ベントは、前
記頂部表面上において、前記ベントを覆うように接着さ
れた透気性膜を有することを特徴とする請求項１記載の
クロージャー。 - 【請求項３】 前記透気性膜は細孔の寸法が約０．０１
ミクロンから約０．２ミクロンの間の多孔性膜であり、
それにより、前記ベントを通して微生物が通過するのを
実質的に阻止する一方で前記気体が前記ベントを通して
通過するのを許容するようにしたことを特徴とする請求
項２記載のクロージャー。 - 【請求項４】 前記雌ロッキング素子はねじ山を有する
ことを特徴とする請求項１記載のクロージャー。 - 【請求項５】 前記第１部分と前記第２部分との間の前
記ヒンジつきアタッチメントおよび前記第２部分と前記
第３部分との間のヒンジつきアタッチメントは一体ヒン
ジを有し、前記クロージャーは一体製品であることを特
徴とする請求項１記載のクロージャー。 - 【請求項６】 前記第１部分、前記第２部分および前記
第３部分は、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびポリ
エチレンとポリプロピレンのコポリマーからなる群から
選択された熱可塑性樹脂から、金型において、射出成形
プロセスによって一体製品として形成されたことを特徴
とする請求項５記載のクロージャー。 - 【請求項７】 前記第１部分における通路は内径を有す
る円筒状であり、および前記突起部材は、連続的であ
り、かつ円形であって、前記第２部分が前記閉止位置に
あるときは、前記通路内において締り嵌めによって嵌合
して、前記通路をふさぎ、かつ前記キャップを前記閉止
位置において解放可能に保持するように寸法を定められ
た外径を有することを特徴とする請求項１記載のクロー
ジャー。 - 【請求項８】 前記第２部分が前記閉止位置にあり、か
つ前記第３部分が前記閉止位置にあるとき、前記第２部
分と第３部分との間のヒンジつきアタッチメントが延在
タブを形成し、該タブによって、前記第２部分の前記閉
止位置からの移動を容易にするようになし、前記通路が
前記開放位置に対してふさがれ、それにより前記容器へ
の前記通路への自由なアクセスを提供することを特徴と
する請求項１記載のクロージャー。 - 【請求項９】 前記第１部分の外側表面は外径を有する
円形であり、および前記突起部材は円形であり、かつ連
続的であって、前記第１部分の外径より大きい内径を有
しており、前記第２部分が前記閉止位置にあるとき、前
記第２部分の突起部材が、前記第１部分の外側に締り嵌
めによって嵌合し、それによってキャップを形成し、か
つ前記通路を選択的にふさぐようにしたことを特徴とす
る請求項１記載のクロージャー。 - 【請求項１０】 前記第３部分が延在部分を有し、前記
第２部分および前記第３部分が前記閉止位置にあると
き、前記延在部分が前記第１部分および前記第２部分を
越えて延在し、前記延在部分によって前記第３部分が前
記閉止位置から前記開放位置に移動するのを容易になす
ようにしたことを特徴とする請求項１記載のクロージャ
ー。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/292,635 US5523236A (en) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | Closure assembly for cell culture vessels |
| US292635 | 1994-08-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08173146A true JPH08173146A (ja) | 1996-07-09 |
| JP3718266B2 JP3718266B2 (ja) | 2005-11-24 |
Family
ID=23125516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24353495A Expired - Fee Related JP3718266B2 (ja) | 1994-08-18 | 1995-08-18 | 細胞培養容器用クロージャー・アセンブリ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5523236A (ja) |
| JP (1) | JP3718266B2 (ja) |
Cited By (3)
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| JP2014500709A (ja) * | 2010-10-12 | 2014-01-16 | ナルジェ・エヌユーエヌシー・インターナショナル・コーポレーション | ポートを備えたベント可能な閉塞部材 |
| JP2016116539A (ja) * | 2016-03-31 | 2016-06-30 | 大日本印刷株式会社 | ボトル型の細胞培養容器及びその製造方法 |
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