JPH08172935A - 育苗装置 - Google Patents

育苗装置

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JPH08172935A
JPH08172935A JP6337044A JP33704494A JPH08172935A JP H08172935 A JPH08172935 A JP H08172935A JP 6337044 A JP6337044 A JP 6337044A JP 33704494 A JP33704494 A JP 33704494A JP H08172935 A JPH08172935 A JP H08172935A
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JP
Japan
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hot water
seedling raising
suction
water tank
discharge
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JP6337044A
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Kiyoshi Kasai
喜代司 葛西
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Individual
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が極めて簡単であり、且つ適宜に増設可
能で、大量の苗の育成ができ、且つ組み立て及び解体が
簡易且つ迅速にでき、作業員に対する作業性を極めて良
好にすること。 【構成】 湯槽Bと、育苗箱18,18,…を載置する
育苗箱積込み枠台Aと、前記育苗箱18,18,…及び
育苗箱積込み枠台Aを被覆可能な水密シート14とから
なること。前記湯槽Bは温水wを循環可能とし、且つ前
記育苗箱積込み枠台Aの下部に設けること。該育苗箱積
込み枠台Aの載置部1は蒸気sが出入自在とすること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造が極めて簡単であ
り、且つ適宜に増設可能で、大量の苗の育成ができ、且
つ組み立て及び解体が簡易且つ迅速にでき、作業員に対
する作業性を極めて良好にすることができる育苗装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々の育苗装置が存在してい
る。その多くのもので特に一般的なものとしては、軽量
鉄骨製等にて構成された箱状のフレームと該フレームを
包み込みフレーム内部を保温することができる被覆用の
シートと内部に電熱ヒータを装着した温水槽とからな
り、該温水槽にて内部を温め、且つ保温するものであ
る。また、前記フレーム内に台を設け、該台上に育苗箱
を積層して載置するものである。その台の下には前記温
水槽が設けられ、適当な室温と湿度となるように、温水
の温度調整が行われるようになっている。このフレーム
内には適当な位置に棚が配置され、その棚に複数の育苗
箱が積層状態となって載置され、フレーム内では育苗箱
が許容台数に満たされたときには、フレームと積層した
育苗箱との間はほとんど作業空間が存在しなくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、フレー
ム内に許容台数の育苗箱積を積層して収容したときに、
フレームと積層した育苗箱との間に作業空間がほとんど
存在しないために、フレームから積層した育苗箱を収容
したり、或いは取り出したりする作業は極めて困難とな
る。即ち、作業員はフレーム上に育苗箱を順序良く丁寧
に積み重ねてゆかなければならず、狭いフレーム内では
作業員は無理な姿勢となりながら、作業を行ってゆくこ
とになる。そのために腰痛等の肉体的な障害が起きるこ
ともある。また、フレームから積層した育苗箱を取り出
す際にもフレームと育苗箱との間の僅かの狭い空間に手
を差し込む等して積層した育苗箱を取り出さねばなら
ず、これもまた無理な姿勢となって作業を行うことにな
る。
【0004】そこで、積層した育苗箱をフレーム内に収
容するときに、まず育苗箱をパレット上に積層し、該パ
レットをフォークリフト等の作業車によって持ち上げ、
フレーム内の棚にパレットごと載置することになる。ま
た、育苗箱をフレームから取り出すときにもフォークリ
フトを用いてパレットごと取り出すものである。このよ
うにフォークリフトを使用することで、フレームから育
苗箱の出し入れをすることができるが、実際には、フォ
ークリフトを所有している農家は全国で極めて少数であ
り、フォークリフトを所有していない農家が一般的であ
るといってもよい。
【0005】また、各農家で育苗作業のためだけにフォ
ークリフトを購入することはほとんど不可能であり、且
つフォークリフトを操作するにも相当の熟練が必要であ
り、またフォークリフトを使用するためのスペースも相
当の広さを必要とすることになる。さらに加えて、育苗
期間は年間を通じて僅かな日数であり、二日程度で終了
してしまうことから、フォークリフトを使用することが
ほとんどなく極めて無駄なものとなる。
【0006】このようなことから、既存の育苗装置では
年間を通じて使用する期間より稼働していない期間がほ
とんどであり、その収容場所にも適当な場所が見つから
ないことも十分にありうる。さらに、従来の育苗装置は
種々の装置から構成され、高額なものとなっており、購
入者側からみると極めて金銭的負担が大きくなる。さら
に、従来タイプの育苗装置は、これを使用するために大
型なものとなると一般には3相交流200ボルトが必要
であり、これは一般の農家の電気設備にはないものであ
る。このように、従来タイプの育苗装置を使用するため
に、種々の設備及び機器を共に購入しなくてはならず、
しかも、年間を通じてこの育苗装置を使用する期間は
2,3日程度であり、極端に不経済なものであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は上記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明を湯
槽と、育苗箱を載置する育苗箱積込み枠台と、前記育苗
箱及び育苗箱積込み枠台を被覆可能な水密シートとから
なり、前記湯槽は温水を循環可能とし、且つ前記育苗箱
積込み枠台の下部に設け、該育苗箱積込み枠台の載置部
は蒸気が出入自在としてなる育苗装置等としたことによ
り、構造を極めて簡単とし、且つ適宜に増設可能とし、
大量の苗の育成ができるとともに、且つ組立及び解体が
簡易且つ迅速にでき、作業員に対する作業性を極めて良
好にすることができることにより、上記課題を解決した
ものである。
【0008】
【作用】まず、湯槽Bにおいて、大型湯槽B1 を使用し
た実施例については、大型湯槽B1 の周囲を支持枠Fに
て支持する。その大型湯槽B1 の循環温水流入部6と循
環温水排水部7とを連結パイプ15にて外部のポンプ1
6及び給湯機17に直列状に連結する(図2参照)。さ
らに、育苗箱積込み枠台Aを大型湯槽B1 内に配置し、
その育苗箱積込み枠台A上に複数の育苗箱18,18,
…を積層状態にして載置する。次に、前記水密シート1
4を育苗箱積込み枠台A及び積層状態の育苗箱18,1
8,…に被覆する〔図1,図3(A)参照〕。そのポン
プ16及び給湯機17を作動させて大型湯槽B1 に温水
wを循環するように流す〔図3(B)参照〕。
【0009】次に、湯槽Bにおいて、複数の小型湯槽B
2 ,B2 ,…を使用した場合については、水密シート1
4を拡げて複数の小型湯槽B2 ,B2 ,…を、前記水密
シート14上に配置する〔図27(A)参照〕。各隣接
する湯槽B,B,…は連結パイプ15,15,…にて循
環温水流入部6と循環温水排水部7とを連結し、複数の
小型湯槽B2 ,B2 ,…を前記連結パイプ15にて直列
状に連結する。次に、前記複数の小型湯槽B2 ,B2
…上に複数の育苗箱積込み枠台A,A,…を配置する。
このとき、育苗箱積込み枠台A,A,…の脚部2,2,
…の下端には育苗箱積込み枠台支持板19,19,…が
必要に応じて敷設されることもある〔図27(B)参
照〕。
【0010】さらに、その育苗箱積込み枠台A上に複数
の育苗箱18,18,…が積層状態となって載置されて
ゆく〔図27(C)参照〕。次に、前記水密シート14
にて湯槽B,B,…及び育苗箱積込み枠台A,A,…及
び積層状態の育苗箱18,18,…が被覆される〔図2
7(D)参照〕。そのポンプ16及び給湯機17を作動
させて連結パイプ15,15,…にて直列状に連結され
た湯槽B,B,…に温水wが循環するように流される
〔図9(B)参照〕。このようにして、連結パイプ1
5,15,…にて直列状に連結された湯槽B,B,…に
温水wが循環すると、温水により水密シート14内が適
正温度に温められるとともに、各湯槽B,B,…内の温
水wからの蒸気sが図12(A)及び(B)に示すよう
に、育苗箱積込み枠台Aの蒸気出入用開口3から各育苗
箱18,18,…に浸入して育苗作用をなすものであ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の第1実施例を説明すると、まず構成につ
いては育苗箱積込み枠台A,湯槽B及び水密シート14
等から構成される。その育苗箱積込み枠台Aは、略長方
形状の載置部1の四方に脚部2,2,…が設けられたも
のである。そして、載置部1の上方に複数の育苗箱1
8,18,…を積層して載置し、その載置部1の下方に
湯槽Bが設置される。その育苗箱積込み枠台Aの育苗箱
18,18,…の積載量は、1台について、図2等に示
すように、積層した育苗箱18,18,…を6束載置す
ることができる。このような、育苗箱積込み枠台Aは複
数(2台以上)用意され、該育苗箱積込み枠台A,A,
…を並列に配置して使用する。
【0012】その育苗箱積込み枠台Aの載置部1は、図
11,図12(A)及び(B)等に示すように、湯槽B
内の温水wから発生する蒸気sが出入自在となり、載置
部1上に載置した育苗箱18,18,…に蒸気sが当た
るように蒸気出入用開口3が存在している。蒸気出入用
開口3の具体的実施例としては、載置部1をフレーム構
造とし、その長方形状の外周フレーム1aの内部に支持
骨材1bが設けられたものである。その外周フレーム1
aと支持骨材1bとでなす載置部1には、図12(B)
に示すように、蒸気sが自由に出入することができ、載
置部1上に載置した育苗箱18,18,…内の苗を蒸気
sにさらすことができる。
【0013】次に、その湯槽Bは、大型湯槽B1 及び小
型湯槽B2 が存在し、いずれにおいても底部4及び側面
部5から構成され、該側面部5は長側面5a,5a及び
短側面5b,5bから構成され、その側面部5が平面的
に見て長方形状に形成されている。第1実施例では、図
4(A)に示すように、大型湯槽B1 が使用される。該
大型湯槽B1 は、折り畳み可能に構成されている。そし
て、このように折り畳み可能とするために、合成樹脂等
の容易に変形可能な材質にて形成され、具体的にはビニ
ル製としている。
【0014】その大型湯槽B1 の折り畳み構造について
は、図4(B)に示すように、前記側面部5の長側面5
a,5aに傾斜状の折曲線状部が形成されており、該折
曲線状部から容易に屈曲しやすい構造とし、大型湯槽B
1 を平板状に折り畳むことができるようにしたものであ
る。その大型湯槽B1 の側面部5の外面側には循環温水
流入部6と循環温水排水部7とが設けられている。具体
的には、図4(A)に示すように、循環温水流入部6が
側面部5の一方の短側面5bに設けられ、循環温水排水
部7が他方側の短側面5bに設けられ、循環温水流入部
6と循環温水排水部7とが対向するようになっている。
【0015】さらに、大型湯槽B1 内面側には、図3,
図7及び図5等に示すように、吐出部8及び吸込部11
が設けられており、その吐出部8は前記循環温水流入部
6と連続しており、吸込部11は前記循環温水排水部7
と連続している。そして、吐出部8には吐出口9,9,
…が形成され、また、吸込部11には吸込口12,1
2,…が形成されている〔図3(B)参照〕。その吐出
部8の具体的構造としては、吐出側軸状管8aと吐出管
8bとからなり、該吐出管8bと吐出側軸状管8aとが
略T字に連結している。そして、吐出側軸状管8aの軸
方向に沿って所定間隔をおいて複数の吐出口9,9,…
が形成され、循環温水流入部6から温水wが流入し、吐
出部8の吐出管8bを介して吐出側軸状管8aに温水w
が流れ、吐出側軸状管8aの軸方向に沿って形成した吐
出口9,9,…より温水wを大型湯槽B1 内に吐出す
る。
【0016】同様に、吸込部11も図3(B)に示すよ
うに、吸込側軸状管11aと吸込管11bとから構成さ
れ、吸込管11bと吸込側軸状管11aは略T字状に連
結し、吸込側軸状管11aの軸方向に沿って所定間隔を
おいて複数の吸込口12,12,…が形成されている。
そして吸込側軸状管11aの軸方向に沿って形成された
吸込口12,12,…が、前記吐出口9,9,…より吐
出された温水wの吸込を行うものである。即ち、大型湯
槽B1 内において、図3(B)に示す矢印方向に示すよ
うに、吐出部8より吸込部11に向かって温水wが流れ
る構造となっている。
【0017】大型湯槽B1 の外部には、図2に示すよう
に、ポンプ16及び給湯機17が設置されており、ポン
プ16により温水wが大型湯槽B1 に流入し、さらに流
出するものである。また給湯機17により温水wが製造
される。そして、上記のように温水wが循環するよう
に、大型湯槽B1 ,ポンプ16及び給湯機17が一つの
サークル状となるように、循環用の連結パイプ15にて
連結されている。その給湯機17は、石油によるボイラ
給湯機等が好適であるが電気エネルギによる熱源を使用
してもよい。
【0018】また、前記循環温水流入部6及び循環温水
排水部7は側面部5において共に同一の短側面5bに設
けられることもある(図7,図8参照)。この場合には
循環温水排水部7側と連続する吸込部11の吸込管11
bは軸方向に長尺に形成され、大型湯槽B1 の長手方向
に沿って配置される。そして、吐出側軸状管8aと吸込
側軸状管11aは大型湯槽B1 内において対向する短側
面5b,5bに略平行して配置される。このように側面
部5において同一の短側面5bに循環温水流入部6及び
循環温水排水部7を設けることで、前記ポンプ16及び
給湯機17との配管作業を効率的に行うことができる。
【0019】また、前記吐出部8は、単に吐出管8bの
みから構成され、その吐出管8bの大型湯槽B1 内への
管路の開口が吐出口9として使用されるものである。同
様に、吸込部11は、単に吸込管11bのみから構成さ
れ、その吸込管11bの大型湯槽B1 内への管路の開口
が吸込口12として使用されるものである。この場合に
おいて、吐出管8b及び吸込管11bは、温水wの循環
中に大気が入り込まないようにするために大型湯槽B1
の底部4付近になるように設置することが好ましい。
【0020】大型湯槽B1 では、吐出部8及び吸込部1
1はそれぞれ大型湯槽B1 に着脱自在に設けられる。こ
のような構造とすることで、大型湯槽B1 を折り畳むと
きに吐出部8及び吸込部11が邪魔にならずに済む。具
体的には、循環温水流入部6に吐出部8の吐出管8bを
差し込み及び取り外しを自在としたもので、同様に循環
温水排水部7に吸込部11の吸込管11bを差し込み及
び取り外しを自在としたものである(図6参照)。
【0021】また、大型湯槽B1 では支持枠Fにて支持
される。該支持枠Fは、図5に示すように、長側枠材2
0,20及び短側枠材21,21にて大型湯槽B1 を密
着状に囲みこむことができる。その支持枠Fの構成は、
図4(A)に示すように、長側枠材20,20と短側枠
材21,21及びジョイント材22,22,…とから構
成され、長側枠材20及び短側枠材21とがジョイント
材22を介してビス等の固着具にて連結される構造とな
っている。その長側枠材20は、図4(A)に示すよう
に、大型湯槽B1 の長側面5aと略等しい長さであり、
また短側枠材21は短側面5bと略等しい長さである。
【0022】また、長側枠材20の上下方向には補強用
リブ20a,20aが形成されている。同様に短側枠材
21の上下方向にも補強用リブ21a,21aが形成さ
れている。さらに、短側枠材21には、前記大型湯槽B
1 に設けられた循環温水流入部6及び循環温水排水部7
が挿入可能な管貫通孔21bが形成されている。その支
持枠Fを大型湯槽B1 に装着することで、大型湯槽B1
に温水wが満たされたときに、側面部5が水圧で膨らみ
変形することを防止することができる。
【0023】水密シート14は、気密性及び水密性を有
したもので合成樹脂材等から形成され、前記育苗箱積込
み枠台A及び該育苗箱積込み枠台A上に載置された育苗
箱18,18,…を被覆し、且つその水密シート14の
端部が大型湯槽B1 内に収容されるものである〔図1及
び図3(A)参照〕。そして、ポンプ16を始動させ、
給湯機17を介して温水wを大型湯槽B1 内に送り込
み、その温水wによる蒸気s及び適温にて育苗作業を行
うことができる。
【0024】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。第2実施例では、湯槽Bは小型湯槽B2 が使用され
る。該小型湯槽B2 は前記第1実施例の大型湯槽B1
りもかなり小型なもので、育苗箱積込み枠台Aの下部に
収納することができる程度に小さいものである(図11
参照)。該小型湯槽B2 は、複数台必要とし、その複数
の小型湯槽B2 ,B2 ,…が連結パイプ15にて直列状
に配置され、その複数の小型湯槽B2 ,B2 ,…間に温
水wが循環する構造となっている。該小型湯槽B2 ,B
2 ,…間に温水wを循環させるのも前述したポンプ16
及び給湯機17により行う(図13参照)。
【0025】また、小型湯槽B2 においても、前記大型
湯槽B1 と同様に循環温水流入部6及び循環温水排水部
7が設けられている。そして、小型湯槽B2 内には吐出
部8及び吸込部11がそれぞれ設けられる。その循環温
水流入部6,循環温水排水部7及び吐出部8,吸込部1
1の構造は基本的には大型湯槽B1 のものと略同一であ
る。そして、隣接する小型湯槽B2 ,B2 とは、それぞ
れの循環温水流入部6と循環温水排水部7とが連結パイ
プ15で連結される。具体的には、図18及び図19に
示すように、循環温水排水部7(循環温水流入部6)に
連結パイプ15が挿入されるものである。そして、これ
ら複数の小型湯槽B2 ,B2 ,…が図13乃至図15に
示すように、連結パイプ15にて直列に連結されて温水
wが複数の小型湯槽B2 ,B2 ,…間に循環してゆくも
のである。
【0026】その小型湯槽B2 の循環温水流入部6は、
小型湯槽B2 内部において吐出部8と連通し、循環温水
流入部6から入り込んだ温水を吐出部8から小型湯槽B
2 内部に流入する。また、循環温水排水部7は、小型湯
槽B2 内において吸込部11と連通しており、小型湯槽
2 内に流入された温水を吸込部11から吸入して循環
温水排水部7から排水する(以上図20,図21参
照)。そして、循環温水排水部7から排水した温水は連
結パイプ15を介して次位の小型湯槽B2 の循環温水流
入部6に送り込まれ同様の動作を行うことになる。図1
5では、小型湯槽B2 ,B2 ,…及びポンプ16,給湯
機17を直列状に連結し温水wが循環するようにした状
態を示す略示図である。この小型湯槽B2 は、各育苗箱
積込み枠台Aの載置部1の下方に2台設置される。水密
シート14は、前記複数の育苗箱積込み枠台A,A,…
及びその育苗箱積込み枠台Aに積層した育苗箱を完全に
覆うことができる大きさのものである〔図9(B)参
照〕。
【0027】前記小型湯槽B2 の内部の吐出部8は、前
記循環温水流入部6と連通しており、該吐出部8の実施
例としては、図16,図17に示すように、長手方向に
沿って複数の小孔状の吐出口9,9,…を形成した吐出
側軸状管8aから構成され、該吐出側軸状管8aは前記
循環温水流入部6と吐出管8bを介して連通されてい
る。また、前記小型湯槽B2 の内部の吸込部11も、前
記吐出部8と同様の構造をなしており、前記循環温水排
水部7と連通している。該吸込部11の実施例として
は、長手方向に沿って複数の小孔状の吸込口12,1
2,…を形成した吸込側軸状管11aから構成され、該
吸込側軸状管11aは前記循環温水排水部7と吸込管1
1bを介して連通されている(図20参照)。
【0028】さらに、上記吐出部8及び吸込部11にお
いて吸込管11bを小型湯槽B2 の長手方向に沿って軸
長とし、該吸込管11bの先端に吸込側軸状管11aを
設けた実施例も存在する(図22,図23参照)。該実
施例では、循環温水流入部6と循環温水排水部7とを小
型湯槽B2 の同一面の側面部5に集中して設けることが
できる。このような配置とすることで、小型湯槽B2
2 ,…の連結を効率的にすることができることもあ
る。該実施例の小型湯槽B2 ,B2 ,…を用いた配列の
実施例は図24に示されている。本発明の第2実施例で
は図24も温水wの循環状態とする。
【0029】また、前記吐出部8及び吸込部11の構造
の変形例としては、図25(A)及び(B)に示すよう
に、循環温水流入部6と連通する吐出管8bが小型湯槽
2の底部4に向かって屈曲したものであり、底部4に
対向した開口部を吐出口9する。同様に吸込部11は、
前記循環温水排水部7と連通する吸込管11bが底部4
に向かって屈曲したもので、底部4に対向した開口部が
吸込口12となる。また、前記吐出部8及び吸込部11
の構造の別の変形例としては、図26(A)及び(B)
に示すように、循環温水流入部6と連通する吐出管8b
に短く形成され口部を吐出口9としたものであり、同様
に吸込部11は、前記循環温水排水部7と連通する吸込
管11bが短く形成され、その口部を吸込口12とした
ものである。
【0030】
【発明の効果】請求項1においては湯槽Bと、育苗箱1
8,18,…を載置する育苗箱積込み枠台Aと、前記育
苗箱18,18,…及び育苗箱積込み枠台Aを被覆可能
な水密シート14とからなり、前記湯槽Bは温水wを循
環可能とし、且つ前記育苗箱積込み枠台Aの下部に設
け、該育苗箱積込み枠台Aの載置部1は蒸気sが出入自
在としてなる育苗装置としたことにより、先ず第1に極
めて簡単な構造で育苗ができ、第2に作業員が極めて作
業を行いやすい構造とすることができるし、第3に設備
にかかる費用を低くすることができる。
【0031】上記効果を詳述すると本発明は、湯槽B
と、育苗箱積込み枠台Aと、育苗箱18,18,…及び
育苗箱積込み枠台Aを被覆可能な水密シート14とから
なるものであり、本発明を構成する部材を極めて少なく
することができ、且つ簡単な構造のものである。それゆ
えに、育苗設備を構成する作業を簡単にすることができ
る。
【0032】また、本発明では、育苗箱積込み枠台Aの
載置部1上に育苗箱18,18,…を積層して設けた後
は、単に水密シート14を全面的に被覆するものであ
り、複数の育苗箱積込み枠台A,A,…の外部には何ら
枠体等が存在しないものである。それゆえに、図28及
び図29等に示すように、作業員は育苗箱積込み枠台A
の前後左右いずれの位置からでも、積層した育苗箱1
8,18,…を載置したり、或いは取り出したりするこ
とができる。従って、作業員はこのような作業を行うに
当たって、無理な姿勢を強要されることなく、比較的自
由な姿勢にて作業を行うことができる。
【0033】これは、既存の種々のタイプの育苗装置で
は、育苗箱を収容する枠体は縦横にフレームが設けら
れ、作業員が育苗箱18,18,…を簡単に取り出すこ
とができず、フォークリフト等の運搬機に頼らざるをえ
ないものであったが、本発明ではこのようなフォークリ
フトを使用しなくとも、作業員が簡単に作業できるよう
にしたものである。
【0034】次に、請求項2においては請求項1におい
て、前記湯槽Bは大型湯槽B1 とし、該大型湯槽B1
に育苗箱積込み枠台Aを設け、前記水密シート14は育
苗箱積込み枠台A及び育苗箱18,18,…を被覆し、
且つその水密シート14の端部は前記大型湯槽B1 内に
収納してなる育苗装置としたことにより、先ず第1に大
量の蒸気sを発生させることができるし、第2に蒸気s
の水滴が外部に漏れにくくすることができるし、第3に
構造が極めて簡単て、組立作業が極めて楽であり作業員
の負担を軽くすることができる。
【0035】上記効果を詳述すると、湯槽Bを大型湯槽
1 としているので、該大型湯槽B1 内には大量の温水
wを循環させることができる。このために温水wから大
量の蒸気sを発生させることができ、良好な育苗を行う
ことができる。さらに、その水密シート14の端部は前
記大型湯槽B1 内に収納しているので、水密シート14
から蒸気sが漏れにくくなり、育苗装置の周囲を蒸気s
にて生じる水滴等にて汚すことがなく、作業環境を良好
にすることができる。
【0036】次に、請求項3においては、請求項2にお
いて、前記大型湯槽B1 は折畳み可能としてなる育苗装
置としたことにより、本発明の育苗装置を使用しない期
間における収納スペースを少なくし、或いは大量に保管
することができる。前述したように、育苗装置を使用す
る期間は年間において2,3日程度の僅かな期間であ
り、ほとんど育苗装置を使用しない期間となり、保管し
ている期間が大部分となってしまう。このために、大型
湯槽B1 を折畳みタイプとすることで、保管するための
スペースを最小限にすることができる。
【0037】請求項4においては、連結した複数の小型
湯槽B2 ,B2 ,…と、育苗箱積込み枠台Aと、育苗箱
18,18,…及び育苗箱積込み枠台Aを被覆可能な水
密シート14とからなり、前記複数の小型湯槽B2 ,B
2 ,…間に温水を循環可能として、育苗箱積込み枠台A
の下部に設け、該育苗箱積込み枠台Aの載置部1は蒸気
sが出入自在としてなる育苗装置としたことにより、先
ず第1に極めて簡単な構造で育苗ができ、第2に作業員
が極めて作業を行いやすい構造とすることができるし、
第3に育苗箱積込み枠台A,小型湯槽B2 ,B2 ,…等
の増設が可能であり、育苗施設の規模を適宜に拡大する
ことができる。
【0038】上記効果を詳述すると本発明は、複数の小
型湯槽B2 ,B2 ,…と、育苗箱積込み枠台Aと、育苗
箱及び育苗箱積込み枠台Aを被覆可能な水密シート14
とからなるもので、構成する部材が少なく、且つ簡単な
ものである。また、前記複数の小型湯槽B2 ,B2 ,…
を連結し、且つ複数の小型湯槽B2 ,B2 ,…間に温水
wを循環可能としたもので、設備を構成する作業を簡単
にすることができる。
【0039】また、本発明では、育苗箱積込み枠台Aの
載置部1上に育苗箱18,18,…を積層して設けた後
は、単に水密シート14を全面的に被覆するものであ
り、複数の育苗箱積込み枠台A,A,…の外部には何ら
枠体等が存在しない構造のものである。それゆえに、請
求項1及び請求項2等の効果と同様に作業員は育苗箱積
込み枠台Aのいずれの位置からでも、積層した育苗箱1
8,18,…を載置したり、或いは取り出したりするこ
とができ、作業員は無理な姿勢を強要されることなく、
比較的自由な姿勢にて作業を行うことができる。また、
請求項1及び請求項2等と同様にフォークリフトを使用
しなくとも、作業員が簡単に作業できるものである。
【0040】さらに、本発明は育苗箱積込み枠台A,小
型湯槽B2 ,B2 ,…及び水密シート14から構成した
もので、該水密シート14の表面積を広くしてゆくこと
で、育苗箱積込み枠台A及び小型湯槽B2 ,B2 ,…を
次々に増設してゆくことができ、ポンプ16,給湯機1
7等をより一層強力なものとすれば、比較的大規模な育
苗作業ができるものである。
【0041】次に、請求項5においては、請求項1にお
いて、前記複数の小型湯槽B2 ,B2 ,…はそれぞれ循
環温水流入部6と循環温水排水部7とを設け、隣接する
湯槽B,Bの循環温水流入部6と循環温水排水部7とは
前記連結パイプ15にて連結可能としてなる育苗装置と
したことにより、複数の小型湯槽B2 ,B2 ,…を連結
する作業が極めて簡単にできるものであり、ひいては育
苗装置の増設作業を簡単且つ効率的に行うことができ
る。
【0042】次に、請求項6においては、請求項1にお
いて、前記湯槽Bは、内部に吐出部8と吸込部11とを
設け、前記吐出部8の吐出口9及び吸込部11の吸込口
12は湯槽Bの側面部5で且つその底部4付近に設けて
なる育苗装置としたことにより、温水wの循環作用を良
好に行うことができる。即ち、大型湯槽B1 或いは小型
湯槽B2 等の湯槽Bの吐出部8の吐出口9及び吸込部1
1の吸込口12は湯槽Bの側面部5で且つその底部4付
近に設けていることで、常時その吐出口9と吸込口12
とは、温水w内に位置することとなり、湯槽Bの外部か
らの空気が入ることを防止し、ポンプ16及び給湯機1
7等の機器の効率を劣化させることなく、温水wの循環
を極めて良好にするものである。
【0043】次に、請求項7においては、請求項1にお
いて、前記吐出部8は複数の吐出口9,9,…を所定間
隔に穿設した吐出側軸状管8aを設け、吸込部11は複
数の吸込口12,12,…を所定間隔に穿設した吸込側
軸状管11aを設け、前記吐出側軸状管8aと吸込側軸
状管11aとを側面部5で且つその底部4付近に略平行
に設けてなる育苗装置としたことにより、各湯槽B内に
おいて、温水wの流れが均一的となり、育苗に極めて適
したものとなる。
【0044】即ち、大型湯槽B1 或いは小型湯槽B2
の湯槽B内において、吐出部8では複数の吐出口9,
9,…を所定間隔に穿設した吐出側軸状管8aを設け、
吸込部11では、複数の吸込口12,12,…を所定間
隔に穿設した吸込側軸状管11aを設けているので、吐
出部8側では吐出側軸状管8aが軸方向に均一に温水w
を吐出し、また吸込部11では吸込側軸状管11aが温
水wを軸方向に沿って均一に吸い込むことができる。従
って湯槽B内では温水wは図21に示すように、水面上
で略均一に流れ、水位の変化が見られず、湯槽Bを低い
ものに形成することができ、引いては育苗箱積込み枠台
Aを低く形成することができる。これによって水量を少
なくするとともに、育苗箱積込み枠台Aを低くすること
ができるので、育苗装置全体もコンパクトにできる等の
多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図
【図2】本発明の第1実施例において水密シートを外
し、支持枠を一部断面にした状態の斜視図
【図3】(A)は本発明の第1実施例の一部断面にした
縦断側面図 (B)は本発明の第1実施例の大型湯槽及び支持枠を示
す平面図
【図4】(A)は大型湯槽及び一部分解した支持枠の斜
視図 (B)は少し折り畳んだ状態の大型湯槽の斜視図
【図5】支持枠にて支持した大型湯槽に吐出部及び吸込
部を設けた実施例の斜視図
【図6】吐出部及び吸込部の実施例の斜視図
【図7】別の変形例の吐出部及び吸込部を有する大型湯
槽の斜視図
【図8】図7の平面図
【図9】(A)は本発明の第2実施例の構成を示す斜視
図 (B)は本発明の第2実施例において水密シートにて育
苗箱積込み枠台及び育苗箱を被覆した状態を示す斜視図
【図10】育苗箱積込み枠台の下部に小型湯槽を備え、
上部に積層した育苗箱を載置した状態の斜視図
【図11】育苗箱積込み枠台の下部に小型湯槽を備えた
斜視図
【図12】(A)は育苗箱積込み枠台上に育苗箱を積層
し、小型湯槽にて育苗作業を行う状態を示す断面図 (B)は育苗箱積込み枠台から小型湯槽内の温水の蒸気
が通過する状態を示す断面図
【図13】複数の積込み台及び下部に備えた小型湯槽及
びポンプ,給湯機の略示斜視図
【図14】複数の小型湯槽及びポンプ,給湯機の配置を
示す略示斜視図
【図15】複数の積込み台及び下部に備えた小型湯槽及
びポンプ,給湯機の配置を示す略示平面図
【図16】小型湯槽の一部断面にした実施例を示す斜視
【図17】吐出部又は吸込部を示す斜視図
【図18】隣接する小型湯槽を連結パイプにて連結する
状態を示す断面図
【図19】小型湯槽の要部拡大図
【図20】小型湯槽の縦断側面図
【図21】小型湯槽内を温水が流れる状態を示すの平面
【図22】別の実施例の吐出部及び吸込部を有する小型
湯槽の実施例の平面図
【図23】別の実施例の吐出部及び吸込部を有する小型
湯槽の実施例の縦断側面図
【図24】別の実施例の吐出部及び吸込部を有する複数
の小型湯槽を連結配置した状態図
【図25】(A)は別の実施例の吐出部及び吸込部を有
する小型湯槽の縦断側面図 (B)は(A)の要部拡大図
【図26】(A)はさらに別の実施例の吐出部及び吸込
部を有する小型湯槽の縦断側面図 (B)は(A)の要部拡大図
【図27】(A)乃至(B)は本発明において作業状態
を示す工程図
【図28】本発明において作業員が効率的に作業できる
様子を示す略示図
【図29】本発明において作業員が効率的に作業できる
様子を示す略示図
【符号の説明】
A…育苗箱積込み枠台 1…載置部 B…湯槽 B1 …大型湯槽 B2 …小型湯槽 4…底部 5…側面部 6…循環温水流入部 7…循環温水排水部 8…吐出部 8a…吐出側軸状管 9…吐出口 11…吸込部 11a…吸込側軸状管 12…吸込口 14…水密シート 15…連結パイプ 18…育苗箱 w…温水 s…蒸気
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図
【図2】本発明の第1実施例において水密シートを外
し、支持枠を一部断面にした状態の斜視図
【図3】(A)は本発明の第1実施例の一部断面にした
縦断側面図 (B)は本発明の第1実施例の大型湯槽及び支持枠を示
す平面図
【図4】(A)は大型湯槽及び一部分解した支持枠の斜
視図 (B)は少し折り畳んだ状態の大型湯槽の斜視図
【図5】支持枠にて支持した大型湯槽に吐出部及び吸込
部を設けた実施例の斜視図
【図6】吐出部及び吸込部の実施例の斜視図
【図7】別の変形例の吐出部及び吸込部を有する大型湯
槽の斜視図
【図8】図7の平面図
【図9】(A)は本発明の第2実施例の構成を示す斜視
図 (B)は本発明の第2実施例において水密シートにて育
苗箱積込み枠台及び育苗箱を被覆した状態を示す斜視図
【図10】育苗箱積込み枠台の下部に小型湯槽を備え、
上部に積層した育苗箱を載置した状態の斜視図
【図11】育苗箱積込み枠台の下部に小型湯槽を備えた
斜視図
【図12】(A)は育苗箱積込み枠台上に育苗箱を積層
し、小型湯槽にて育苗作業を行う状態を示す断面図 (B)は育苗箱積込み枠台から小型湯槽内の温水の蒸気
が通過する状態を示す断面図
【図13】複数の積込み台及び下部に備えた小型湯槽及
びポンプ,給湯機の略示斜視図
【図14】複数の小型湯槽及びポンプ,給湯機の配置を
示す略示斜視図
【図15】複数の積込み台及び下部に備えた小型湯槽及
びポンプ,給湯機の配置を示す略示平面図
【図16】小型湯槽の一部断面にした実施例を示す斜視
【図17】吐出部又は吸込部を示す斜視図
【図18】隣接する小型湯槽を連結パイプにて連結する
状態を示す断面図
【図19】小型湯槽の要部拡大図
【図20】小型湯槽の縦断側面図
【図21】小型湯槽内を温水が流れる状態を示すの平面
【図22】別の実施例の吐出部及び吸込部を有する小型
湯槽の実施例の平面図
【図23】別の実施例の吐出部及び吸込部を有する小型
湯槽の実施例の縦断側面図
【図24】別の実施例の吐出部及び吸込部を有する複数
の小型湯槽を連結配置した状態図
【図25】(A)は別の実施例の吐出部及び吸込部を有
する小型湯槽の縦断側面図 (B)は(A)の要部拡大図
【図26】(A)はさらに別の実施例の吐出部及び吸込
部を有する小型湯槽の縦断側面図 (B)は(A)の要部拡大図
【図27】(A)は本発明において作業状態を示す工程
図 (B)は本発明において作業状態を示す工程図 (C)は本発明において作業状態を示す工程図 (D)は本発明において作業状態を示す工程図
【図28】本発明において作業員が効率的に作業できる
様子を示す略示図
【図29】本発明において作業員が効率的に作業できる
様子を示す略示図
【符号の説明】 A…育苗箱積込み枠台 1…載置部 B…湯槽 B…大型湯槽 B…小型湯槽 4…底部 5…側面部 6…循環温水流入部 7…循環温水排水部 8…吐出部 8a…吐出側軸状管 9…吐出口 11…吸込部 11a…吸込側軸状管 12…吸込口 14…水密シート 15…連結パイプ 18…育苗箱 w…温水 s…蒸気

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湯槽と、育苗箱を載置する育苗箱積込み
    枠台と、前記育苗箱及び育苗箱積込み枠台を被覆可能な
    水密シートとからなり、前記湯槽は温水を循環可能と
    し、且つ前記育苗箱積込み枠台の下部に設け、該育苗箱
    積込み枠台の載置部は蒸気が出入自在としてなることを
    特徴とした育苗装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記湯槽は大型湯槽
    とし、該大型湯槽内に育苗箱積込み台を設け、前記水密
    シートは育苗箱積込み台及び育苗箱を被覆し、且つその
    水密シートの端部は前記大型湯槽内に収納してなること
    を特徴とした育苗装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記大型湯槽は折畳
    み可能としてなることを特徴とした育苗装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において前記湯槽は小型湯槽と
    し、該小型湯槽を複数備え、該複数の小型湯槽間に温水
    を循環可能として、該小型湯槽を育苗箱積込み枠台の下
    部に設け、該育苗箱積込み枠台の載置部は蒸気が出入自
    在としてなることを特徴とした育苗装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記湯槽は、それぞ
    れ循環温水流入部と循環温水排水部とを設け、隣接する
    湯槽の循環温水流入部と循環温水排水部とは前記連結パ
    イプにて連結可能としてなることを特徴とした育苗装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記湯槽は内部に吐
    出口を有する吐出部と吸込口を有する吸込部とを設け、
    前記吐出口及び吸込口は湯槽の側面部で且つその底部付
    近に設けてなることを特徴とした育苗装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記吐出部は複数の
    吐出口を所定間隔に穿設した吐出側軸状管を設け、吸込
    部は複数の吸込口を所定間隔に穿設した吸込側軸状管を
    設け、前記吐出側軸状管と吸込側軸状管とを側面部で且
    つその底部付近に略平行に設けてなるこを特徴とした育
    苗装置。
JP6337044A 1994-12-27 1994-12-27 育苗装置 Pending JPH08172935A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011004610A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 水耕栽培装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011004610A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 水耕栽培装置

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