JPH08172911A - 給液具 - Google Patents

給液具

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JPH08172911A
JPH08172911A JP32680394A JP32680394A JPH08172911A JP H08172911 A JPH08172911 A JP H08172911A JP 32680394 A JP32680394 A JP 32680394A JP 32680394 A JP32680394 A JP 32680394A JP H08172911 A JPH08172911 A JP H08172911A
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JP
Japan
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liquid
container
mouth
water
closing means
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JP32680394A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Takeuchi
直之 竹内
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NIPPON TAANAA KK
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NIPPON TAANAA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切り花の茎へ水その他の液体の供給を連続的
に可能とし、しかも容器に収容した液体がその口部から
漏れないようにすること。 【構成】 水その他の液体を収容する容器は、液体の減
量とともに、大気圧の影響を受けて収縮変形し、容器口
部には、口部閉止手段として、吸水性ポリマーを担持し
た母材であるシート、不織布、その他口部閉止手段を液
密的に設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切り花への水、その他
の液体を連続的に給液することのできる給液具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、田畑から切り出されたカーネーシ
ョン、バラ、チューリップ等の茎を有する切り花、又は
これに準じて花を保有しない植物をも含めた茎を有する
植物を結束等して、消費地に送るとともに、小売店で販
売する流通過程では切り花等の鮮度を維持することが要
求されている。最近の切り花は、特に熱帯性の花や温帯
性の花、更には海外の遠隔地から輸入される花等におい
ては、産地が遠い海外に存在することから、これら産地
から出荷された切り花を長時間、又は長距離に渡って消
費地へ移送しなければならず、この間にこの切り花の鮮
度が低下したり、又切り花の花や蕾が開花、落下したり
あるいは落葉する等の問題が発生する。このような切り
花に対して、輸送途上や倉庫等で保管している間に水を
散布したり、水容器中に、花の茎を挿入して給水可能な
状態にしたり、或いは保存温度を低温として含水布等を
茎端部に巻き付けておいて、又ある場合には切り花の根
元に水分を含んだ発泡体を取付けて鮮度や活性度を維持
しようとしている。
【0003】しかし、これらの方法は、切り花にある量
の水を継続的に供給しうるものの長期にわたる継続給水
は困難である。更に、切り花の茎に含水した布や発泡体
を取付けておいても、この水分の全てが常に切り花に吸
収されるとは限らず、多くの水分が大気中に飛散して、
切り花に吸収されない場合が多い。
【0004】このような状況のもので水、その他の栄養
分を含ましめた栄養液等の液体を継続的に切り花に供給
する給液具の出現が望まれている。
【0005】本発明はこのような状況に対して継続的に
給液すると同時に、この液体が外部に漏出したり、更に
は液体と切り花の根元が接触しないような状況の出現を
極力防止して、コスト的に安い給液具の提供をなさんと
するものである。
【0006】
【発明の構成】本発明は、前記目的を達成するために内
部の被収容物が減量することで大気圧又は素材収縮力で
収縮変形しうる液体収容部を有する容器と、容器の液体
収容部へ収容される水その他の液体と、液体を収容した
容器の口部に植物の茎を挿入した状態で容器の口部を液
密的に閉止する口部閉止手段と、よりなり、植物への給
液とともに、容器から減量した液体量に応じて容器が大
気圧又は素材の収縮力で収縮変形して、植物と液体との
接触を容易になさしめてなる切り花への給液具を提供せ
んとすることにあり、ここに口部閉止手段の液密部材と
して、容器の口部を閉止するキャップ並びに中空状の栓
と、この栓に単体又は他の物に担持されたあるいは共存
して内装された吸水性ポリマーとよりなるものを利用し
てなるものや口部閉止手段が母材とこれに担持された吸
水性ポリマー粉末とよりなるものあるいは母材が不織
布、テープ、スポンジ、発泡体から選ばれた一種を利用
してなるものが用いられるとともに容器の口部を閉止し
うるキャップに中空部を設け、該中空部に、母材に吸水
性ポリマー粉末を担持させたものを内装してなるものが
用いられる。
【0007】
【作用】本発明にかかる切り花への給液具はこのように
容器内部の液体が減量することで大気圧や素材の収縮力
で収縮変形する柔軟性を有した容器を用いてなるので、
容器内部の収容部に収容された液体を容器に挿入した切
り花の茎根元端から吸収させ、このとき発生する液体の
減量に応じて容器が大気圧又は素材の弾性収縮力によっ
て収縮変形させ、この収縮変形された容器内に液体が充
満した状態として、その中に切り花の茎根元端が位置し
て、茎に常に給液でき、そしてこの給液による減量に応
じて容器は収縮変形して液体と切り花の茎とを常に接触
させながら給液させる。しかもこの給液具に挿入した切
り花を寝かせたようなときには、容器内部の液体はその
口部から漏出することがありうるのを、容器口部に位置
させた口部閉止手段で液密的に閉止してなるから外部へ
液体を漏らすことがないわけである。とりわけ口部閉止
手段として吸水性ポリマーを担持させた母材、特に不織
布やテープ等の母材を口部のキャップや中空状の栓体か
らなる部材の該栓体中に内装しておくことで容器を寝か
せたり倒立状とすることで液体は栓内部に侵入し吸水性
ポリマーと接して吸収され、ゲル状に膨潤して、口部を
液密的に閉止し、容器の収容部中に充填された液体が外
部へ出ない状態になる。つまり吸水性ポリマーは、ゲル
状となってこの部分を液密的に閉止するのである。そし
て、容器の収容部中に充填された液体が、切り花に給液
された後は、この吸水性ポリマー中に吸着されている液
体が切り花の茎に更に吸収される。
【0008】
【実施例】本発明の詳細を更に図示した実施例により説
明する。本発明にかかる給液具は、図1によってその使
用状態が説明される。つまり1が給液具で、2は茎部3
を有する植物としての切り花である。給液具1中に切り
花2の茎部3先端が挿入され、給液具1の容器4内に充
填された水、栄養液、その他の液体5を切り花2へ給液
可能としている。この給液具1は、図2で示されるよう
に基本的には、液体5を収容する収容部6を有する容器
4と、この容器4の口部4aには、切り花2の茎を貫通
状態で容器4中に挿入することのできる開口7を有し、
内部には貫通状態に設定した切り花2外周に対し容器4
の収容部6中の液体5を外部へ洩出しないように、液密
的に閉止する口部閉止手段8を設けている。この状態
で、容器4の収容部6中に収容した液体5を、切り花2
の茎端部9から吸収、つまり切り花2への給液をするこ
とで、容器4中の被収容物である液体5が減量し、この
減量に応じて、図3並びに図4の如く、容器4は収縮変
形して、液体5と切り花2の茎部3との接触を常に容易
ならしめている。ここに容器4は、図示した如く、内部
の液体5、例えば水に栄養分を溶解した状態のもの、或
いは種々の液体5等の給液すべき液体5が切り花2の茎
部3へ吸収されることで収容部6中の液体5の量が減少
し、容器4の内部が減圧されて大気圧によってあるいは
素材弾性の収縮力によって図3並びに図4の如く、収縮
変形しうる柔軟性を有する素材並びに構造体のものが採
用される。液体5の減量に応じて収縮変形する為には、
容器4そのものはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニール等の軟質プラスチック製のものやゴム製の
ものが採用されるし、その肉厚も使用途上破れにくい程
度の比較的薄いものが好まれる。容器4として、更に、
液体5を収容した状態で不定形状態の肉厚の柔軟な袋状
のものでも採用しうる。少なくとも切り花2の茎部3ヘ
の給液による液体5の減量で、大気圧を受けることで又
は素材弾性による収縮力で収縮変形しうる素材、厚さ、
形状であれば種々のものが採用されるわけである。
【0009】そしてこの容器4の口部4aには、液密的
に閉止することのできる口部閉止手段8をもっている。
この口部閉止手段8を貫通して容器4に挿入した切り花
2をテーブル上で寝かせた状態、つまり容器4の内部の
液体5が外部へ漏出するような位置に設定して液体5が
漏出しないような構造の口部閉止手段8が種々使われ
る。実施例のものでは、図5によってその詳細が示され
ている。図5のものは前記各部材を分解して配置した説
明図であって、4が前記説明の容器であり、この容器4
の口部4a外周には、嵌合用の突条10を設けている。そ
して11は、該容器4の口部4aに内装できる有底状態の
栓であって、この有底状栓11の底壁12には中心に貫通孔
13を、そしてこの貫通孔13の外方放射状にスリット14を
設けた開口7を開設している。この有底状栓11は、前記
容器4の口部4a内に内装して特定位置に設定できるよ
うに容器4の口部4aの内側には段部15を形成してい
る。そして、この口部閉止手段8に収容される液密部材
16としては、不織布、テープ、スポンジ、発泡体、織
布、綿、繊維等の部材と、これに担持又は共存させた吸
水性ポリマー粉末からなり、その一例は図例の如くシー
ト状母材17を捲回した状態でこれを有底状栓11の中に内
装して容器4の口部4aに嵌合し、この容器4と有底状
栓11を囲んだ状態でキャップ18を容器4の口部4aに外
嵌して図6の断面状態のものが得られる。キャップ18は
有底状栓11と同じように、中心の貫通孔19とその外方放
射状に設けたスリット20とよりなる開口7を設けてお
り、このキャップ18の開口7と有底状栓11の開口7を通
じて、切り花2の茎部3を容器4中に挿入しうるように
している。有底状栓11並びにキャップ18の開口7は、一
般的な切り花2を挿入しうる最小内径の貫通孔13、19を
設け、大きさの変化に対応して、しかも外部へ液体5や
ゲルが洩出しないようなスリット14、20を設けて、太さ
の異なる切り花2の茎部3が挿入されてもその挿入を許
容し、かつ内部のゲルが外部へもれ出ない構成をスリッ
トによって作られる舌片21と開口7の関係で作りゲルや
容器4の液体5の洩出を防止する液密的条件を設定して
いる。この液密部材16は、容器4の液体5、例えば水が
有底状栓11の開口を通じて外部へ漏出しようとしたとき
に、その水を吸水性ポリマーが吸着してゲル化して有底
状栓11とキャップ18によって構成される中空部22を充満
する。つまり、切り花2の茎部3が有底状栓11とキャッ
プ18を貫通して容器4に挿入されている容器4の口部4
aにおける茎部3のまわりに吸水性ポリマーのゲルが充
満することになる。このことによって、容器4の内部の
液体5が外部へ漏出しようとしても、このゲル又は母材
17や口部閉止手段8の舌片21等によって閉止される。
【0010】切り花2は、この状況下で、産地から消費
地へ送られ、そして消費地で保管される途上、容器4の
収容部6中にある水その他の液体5を吸収する。これに
よって、容器4中の液体5は減量し、この減量に応じ
て、大気圧の影響や素材弾性の収縮力を受け、容器4そ
のものは、図3並びに図4の如く、収縮変形して縮小す
るとともに、液体5は常にその中心に位置する切り花2
の茎部3外周に位置することから、切り花2は、常に液
体5と容易に接触して給液される。なお、容器4の口部
4aにおける口部閉止手段8として前記き如く有底状栓
11とキャップ18とによって中空部22を形成し、その中空
部22中に吸水性ポリマーを担持させたシート等の母材17
を充填してもよいが、単純に容器4の口部4aに閉止し
うるキャップに中空部22を設け、該中空部22に吸水性ポ
リマー又はこれを担持したシート等の部材の内装したも
のでもよい。或いは図7の如く、容器4の口部4aに外
嵌しうるキャップ23を設け、このキャップ23には中心の
貫通孔24とその周りに放射状に設けたスリット25とによ
る開口7を図5と同じように設けるとともに、キャップ
23で閉止された容器4の口部4a内に吸水性ポリマー粉
末を担持した不織布、テープ、スポンジ等の母材17を設
置することで、つまり有底状栓をなくした状態で設置す
ることで、容器4中の液体5は、この口部閉止手段8と
なる吸水性ポリマーに吸着され、そして飽和状態に膨潤
して容器4の口部4aを液密的に閉止する。少なくとも
本発明においては、容器4そのものは、収容した液体5
の減量に応じて、大気圧で、収縮変形し、常に切り花2
の茎部3に液体5の給液を可能なように、液体5と茎部
3とが接するように位置し、容器4の口部4aには口部
閉止手段8で外部へ液体5が漏出しないように、吸水性
ポリマーによる吸水と膨潤によって、このゲル化物が液
密性を与えて容器4の外部に液体5の漏出を防止し、切
り花への給液を可能としているのである。
【0011】図8並びに図9によって示される第3実施
例は、その図8にって分解状態が示されるように容器4
の口部4aに、上面壁26並びに底壁27に十字状又は単な
る横一文字状のスリットによる開口、又は前記実施例の
如き中心の貫通孔とその周りに設けた放射状のスリット
からなる開口7を設けた袋状栓体28の内部に、水その他
の液体5を吸着してなるゲルを充填した栓体28嵌合した
ものであって容器4中の収容部6には、水その他の液体
5を当然のこととして収容したものである。
【0012】この給液具1は、図9によってその製造並
びに使用状態が示されている。図9の(a)は、前記の
如き内部中空袋状の栓体28内部には、水その他の液体5
を吸着させてなるゲルを栓体28の上面壁26又は底壁27の
開口7からノズル29を挿入して、栓体28中にゲルを充填
する。ゲルを充填された栓体28は、図9の(b)に示す
如く、容器4の口部4aに嵌合する。もちろん中空状の
栓体28を前もって容器4の口部4aに嵌合しておき、こ
れに図1と同様にノズル29を挿入してゲルを充填しても
よいことは言うまでもない。ついでこの容器4の内部に
前記栓体28の開口7を貫通して、水その他の液体5を充
填することができるとともに、図9の(c)の内部の空
気31を外部へ流出させることができるノズル30を前記栓
体28を貫通して挿入し、水その他の液体5を容器4中に
充填し、余剰空気31は外部へ流出させ、図9の(d)の
如く容器4中に水その他の液体5を充填した状態の給液
具1を作成する。そして、この給液具1には、図9の
(e)で示す如く切り花2の茎部3を栓体28の開口7を
貫通して容器4の液体5中に図9の(f)の如く挿入す
ることで、切り花2の茎部3へ給液可能としている。
【0013】そして、この状態で切り花2に給液される
と、容器4内の液体5は減量し、この減量に応じて大気
圧又は素材の弾性収縮力で、容器4は図9の(g)の如
く茎部3の周りで収縮変形して、液体5を常に茎部3の
周りに集中させるのである。このとき容器4の肉厚は栓
体28を設けた側から先端側、つまり底部分にかけて次第
に厚く設定することで、容器4内部の液体5が減量した
場合、先ず栓体28側から収縮変形し、液体5を常に容器
4の底部側へ集めて切り花2の茎部3の根元側へ集め茎
端部9と液体5を常に接触可能な状態に収縮変形できる
のである。
【0014】このようにすることで、ゲルを充填した中
空の栓体28の作成が容易で、これを用いた容器4への水
その他の液体5の自動充填をも可能として量産でき、切
り花2の茎端部9へ前記図9の(d)の給液具1を自動
装着可能ともするのである。当然、容器4は、柔軟な部
材並びに厚みのものを利用するのが良いのだが、栓体28
を取付ける部分にあっては、その形状を保持する意味で
肉厚を厚くしたものを用いるのが好ましい。栓体28は取
付ける口部4aは、肉厚を厚くしたり、又は素材的に硬
質な状態を形成し、中間部を薄く、底部付近をやや厚く
した状態のもの、或いは肉厚または硬質の口部4aから
先端にかけて、次第にその肉厚を厚くし、液体5の減量
による収縮変形を口部4aから底部へかけて順次なす給
液具1や、更には該実施例の栓体28に代わり、前記図6
や図7に示す第1、第2実施例の如き口部閉止手段8を
使用したりすることは任意である。
【0015】
【発明の効果】以上の如く、本発明によっては、容器中
に収容された水その他の給液用液体を切り花へ継続的に
給液しうると同時に、これによって減量した状態の容器
は、大気圧又は素材弾性による収縮力によって収縮変形
し、常に切り花の茎のまわりに給液すべき液体を位置さ
せ、給液を容易にすると同時に、寝かせたとき等に容器
内部の液体が外部へ漏出しないように、その口部は液密
的に閉止され、しかもその液密的閉止が吸水性ポリマー
粉末による吸着と、その膨潤によってできたゲルによっ
て閉止されているので、容器内部の液体が外部へ洩出す
ることがないのである。容器内の液体が吸収されて終わ
った後も、ゲル中に含まれる液体、とりわけ水分が、切
り花の茎表面から吸収され、植物へ給液されるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した状態の説明図
【図2】断面を示した説明図
【図3】切り花へ給液した後の容器収縮状態を示す説明
【図4】切り花へ給液した後の容器収縮状態を示す説明
【図5】給液具1の第1実施例の分解説明図
【図6】第1実施例のものを組み立てた状態の断面説明
【図7】第2実施例の説明図
【図8】第3実施例の説明図
【図9】第3実施例の製造並びに使用状態説明図
【符号の説明】
1.給液具 21.舌片 2.切り花 22.中空部 3.茎部 23.キャッ
プ 4.容器 24.貫通孔 4a.口部 25.スリッ
ト 5.液体 26.上面壁 6.収容部 27.底壁 7.開口 28.栓体 8.口部閉止手段 29.ノズル 9.茎端部 30.ノズル 10.突条 31.空気 11.有底状栓 12.底壁 13.貫通孔 14.スリット 15.段部 16.液密部材 17.シート状母材 18.キャップ 19.貫通孔 20.スリット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部の被収容物が減量することで大気圧
    又は素材収縮力で収縮変形しうる液体収容部を有する容
    器と、 容器の液体収容部へ収容される水その他の液体と、 液体を収容した容器の口部に植物の茎を挿入した状態で
    容器の口部を液密的に閉止する口部閉止手段と、 よりなり、植物への給液とともに、容器から減量した液
    体量に応じて容器が大気圧又は素材の収縮力で収縮変形
    して、植物と液体との接触を容易になさしめてなる切り
    花への給液具。
  2. 【請求項2】 口部閉止手段の液密部材として、容器の
    口部を閉止するキャップ並びに中空状の栓と、この栓に
    単体又は他の物に担持あるいは共存して内装された吸水
    性ポリマーとよりなるものを利用してなる請求項1記載
    の給液具。
  3. 【請求項3】 口部閉止手段が母材とこれに担持された
    吸水性ポリマー粉末とよりなる請求項2記載の給液具。
  4. 【請求項4】 母材が不織布、テープ、スポンジ、発泡
    体から選ばれた一種を利用してなる請求項3記載の給液
    具。
  5. 【請求項5】 容器の口部を閉止しうるキャップに中空
    部を設け、該中空部母材に吸水性ポリマー粉末を担持さ
    せたものを内装してなる請求項1記載の給液具。
JP32680394A 1994-12-28 1994-12-28 給液具 Pending JPH08172911A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999055154A1 (en) * 1998-04-24 1999-11-04 Hans Vonk Method of preserving cut flowers, gel on water basis and a holder
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