JPH08172212A - 太陽電池付壁パネルの配線構造 - Google Patents

太陽電池付壁パネルの配線構造

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JPH08172212A
JPH08172212A JP6314613A JP31461394A JPH08172212A JP H08172212 A JPH08172212 A JP H08172212A JP 6314613 A JP6314613 A JP 6314613A JP 31461394 A JP31461394 A JP 31461394A JP H08172212 A JPH08172212 A JP H08172212A
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solar cell
wiring
wall panel
wall
output line
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JP6314613A
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Shinichiro Yoshida
伸一郎 吉田
Nobuyuki Nakada
信之 中田
Masahiro Yoshino
正浩 吉野
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YKK Corp
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YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
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  • Building Environments (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池を接続するための配線用配管を不要
にでき、配線設置作業を軽減できる太陽電池付壁パネル
の配線構造を提供すること。 【構成】 太陽電池付壁パネル1を建物の躯体側に取り
付ける方立2や無目3内に、前記壁パネル1の太陽電池
34で発電した電力を送る配線40を配置する。方立2内に
配線40を配置しているので、配線用配管やその配管設置
用のスペースを新たに設ける必要が無く、配線設置作業
が容易となる。また、方立2は、建物外壁全面に渡って
配置され、複数の壁パネル1が取り付けられるため、方
立2内に配置した1本の配線40に複数の壁パネル1の出
力線38を接続でき、個別の壁パネル1用に配線40を設置
する場合に比べて屋内配線が少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の外壁、例えばカ
ーテンウォールの腰部や非窓部に取り付けられる太陽電
池付壁パネルを蓄電装置などに接続する配線構造に関す
る。
【0002】
【背景技術】近年、環境保護や省エネルギー化のため
に、住宅やビルなどの建物に太陽電池を設置するように
なった。この際、一戸建て住宅では、太陽電池は通常屋
根に設けられるが、ビルなどの高層建築では天井面に比
べて壁面のほうが大面積を確保できるため、壁面に太陽
電池を配置することが試みられている(特開昭61−2
84972号公報など参照)。
【0003】ところで、外壁に設けられた太陽電池は、
太陽光エネルギーから変換した電気エネルギーを利用す
るために、屋内に配置された蓄電装置や、インバータを
介して各種電気機器に接続する必要がある。この際、カ
ーテンウォール式の壁パネルに太陽電池を設けた場合、
太陽電池からの発電電力を蓄電装置やインバータ等の目
的箇所までに輸送するための屋内配線やその配線用配管
を、壁パネルの裏側に施設する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、配線や
配線用配管を施設するには、壁パネルの裏面(室内側)
に配管用スペースを設けたり、壁パネルに対して穴明け
加工を行ったり、隙間シール作業を行わなければなら
ず、作業が煩雑となって施工期間が長期化するととも
に、太陽電池付壁パネルの設置に対してその太陽電池自
体の費用のほかに、現場での配線、配管設置費用がかさ
むという問題があった。
【0005】本発明の目的は、太陽電池が取り付けられ
た壁パネルを取り付ける際に、壁パネルの裏面に配線用
配管を設置する必要が無く、配線設置作業を軽減するこ
とができて施工期間を短縮でき、かつ作業コストも低減
できる太陽電池付壁パネルの配線構造を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の太陽電池付壁パ
ネルの配線構造は、太陽電池付壁パネルを建物の躯体側
に取り付ける取付構造材内(方立や無目)に、前記太陽
電池付壁パネルの太陽電池で発電した電力を送る配線を
配置したことを特徴とする。この際、前記取付構造材を
建物の壁面に格子状に配置される方立および無目により
構成した際には、これらの方立および無目の少なくとも
一方(方立のみ、無目のみ、あるいは方立および無目)
に前記配線を配置するとともに、前記太陽電池付壁パネ
ルの太陽電池からの出力線を前記配線に接続することが
好ましい。
【0007】また、本発明の太陽電池付壁パネルの配線
構造は、前記太陽電池付壁パネルの太陽電池からの出力
線を他の太陽電池付壁パネルの太陽電池からの出力線に
接続して電気的に接続された複数の太陽電池付壁パネル
からなる太陽電池グループを構成し、この太陽電池グル
ープ毎に設けられた出力線を前記取付構造材内の配線に
接続したものでもよい。さらに、前記取付構造材内に配
置された配線と前記太陽電池付壁パネルの太陽電池から
の出力線とは、コネクタ、ねじ式端子、圧着端子などの
各種接続手段で接続されていることが好ましい。
【0008】
【作用】このような本発明においては、太陽電池付壁パ
ネルは建物躯体に取り付けられた方立や無目等の取付構
造材に取り付けられる。この際、各壁パネルの太陽電池
で発電された電力送信用の配線は、取付構造材内に配置
されているので、配線用配管を設けたり、その配管設置
用のスペースを設ける必要が無く、配線設置作業が容易
となって施工期間も短縮され、作業コストも低減され
る。
【0009】また、前記太陽電池付壁パネルの太陽電池
からの出力線を他の太陽電池付壁パネルの太陽電池から
の出力線に接続して電気的に接続された複数の太陽電池
付壁パネルからなる太陽電池グループを構成し、この太
陽電池グループ毎に設けられた出力線を前記取付構造材
内の配線に接続すれば、取付構造材内に設置する配線数
および接続箇所が少なくなって設置作業がより軽減され
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本発明の第1実施例の太陽電池付壁
パネル1が示されている。この太陽電池付壁パネル1
は、カーテンウォール方式で形成された建物の外壁にお
ける腰部を構成するものであり、建物の躯体である方立
2および無目3にブラケットを介して取り付けられてい
る。そして、この壁パネル1は、図2に示すように、左
右方向に連設され、これらの壁パネル1の上下に窓ガラ
ス4が連設されている。
【0011】壁パネル1は、アルミの押出形材などから
なる上枠11、下枠12および左右の縦枠13,13を
方形状に枠組みして構成されている。これらの枠11,
12,13の内側には、横長の太陽電池モジュール30
が上下方向に複数取り付けられている。
【0012】太陽電池モジュール30は、ガラス板など
の透明パネルと、アルミ等のメタルをPVF(ポリフッ
化ビニル)でサンドイッチして形成された裏面パネルと
の間にEVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体),PV
B(ポリビニルブチラール)等の接着力を有する透明樹
脂からなる透明充填材を充填し、その充填材内に複数枚
の太陽電池(セル)34を封入して形成されている。な
お、太陽電池34としては、通常、アモルファスシリコ
ン太陽電池、単結晶シリコン太陽電池、多結晶シリコン
太陽電池等のシリコン太陽電池が用いられる。また、充
填材の周囲には、ブチルゴムあるいはシリコンゴム等か
らなるシール材が取り付けられ、充填材を外気から遮断
している。
【0013】各太陽電池モジュール30は、数枚〜数十
枚の太陽電池34を直列および並列に接続して所定の電
圧、電流を出力できるように構成され、図2にも示すよ
うに、モジュール30の両端に発電された電力を出力す
るためのプラスおよびマイナスの出力線(端子)36が
設けられている。そして、各壁パネル1においては、上
下に配置された各太陽電池モジュール30の出力線36
の極性が異なるように向きを変えて設置し、その出力線
36同士をコネクタなどを用いて直列に接続して出力電
圧を向上させている。さらに、1つの壁パネル1におい
て、最上部および最下部に配置された太陽電池モジュー
ル30の一方の出力線(プラスおよびマイナス)は、パ
ネル1の外部まで延長されて外部出力用の出力線37と
されている。
【0014】この各壁パネル1の外部出力用の出力線3
7は、隣接する他の壁パネル1の出力線37とコネクタ
などによって接続され、複数の壁パネル1が直列に接続
されている。これによって、複数の太陽電池付壁パネル
1を電気的に接続した太陽電池グループ5が構成されて
いる。そして、各太陽電池グループ5毎に設けられた配
線接続用の出力線38、例えば、図2に示すように、直
列に接続された4つの壁パネル1で構成される太陽電池
グループ5において、その両端に位置する出力線38
は、図1にも示すように、方立2内に配置された配線4
0の端子ボックス41に接続されている。この端子ボッ
クス41との接続は、出力線38の先端に設けたコネク
タを端子ボックス41内のコネクタに接続することで行
われ、これらの出力線38および端子ボックス41内の
コネクタによって本実施例の接続手段45が構成されて
いる。
【0015】なお、端子ボックス41は、各太陽電池付
壁パネル1が取り付けられた各階毎に設けられ、各々の
階に設けられた太陽電池グループ5の出力線38が接続
されている。従って、各階毎に直列に接続された各太陽
電池付壁パネル1は、各階毎に配置された端子ボックス
41を介して配線40に並列に接続されている。そし
て、各太陽電池モジュール30での太陽電池34の接続
数、各パネル1におけるモジュール30の接続数、各階
におけるパネル1の接続数および配線40に並列に接続
される接続数によって配線40に出力される直流電流の
電圧値および電流値が設定されている。
【0016】方立2内の配線40は、建物の屋上、地下
等の適宜な部分で屋内側に引き込まれ、蓄電装置(鉛蓄
電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池等)
やインバータや電力会社からの系統送電線等に接続され
ている。これにより、各太陽電池34で発電された電力
は、配線40を介して蓄電装置やインバータに送られて
利用されるようになっている。なお、図2においては、
各壁パネル1内の太陽電池モジュール30の出力線36
同士の接続も方立2内で行われているように見えるが、
これは出力線36を見やすくするためのものであり、実
際には方立2部分で接続されるのは各壁パネル1の外部
出力用の出力線37と、配線接続用の出力線38のみで
あり、各出力線36同士の接続は各壁パネル1内で行わ
れている。
【0017】このような本実施例によれば、壁パネル1
の太陽電池34で発電した電力を送るための配線40を
壁パネル1の取付構造材である方立2内に配置している
ので、従来のように各壁パネル1の裏面側に配線用配管
を設置したり、その設置用スペースを設ける必要がな
い。このため、太陽電池付壁パネル1や配線40の設置
作業を簡単にでき、施工期間を短縮することができると
ともに、設置コストを低減できて安価に設置することが
できる。また、壁パネル1に穴明け加工して配線を通す
必要が無く、この穴などの隙間のシール作業も省くこと
ができるため、施工期間の短縮やコストの低減をより一
層実現することができる。
【0018】さらに、壁パネル1の室内側に配管用のス
ペースを設ける必要がないため、壁パネル1の室内側の
納まりを良好にすることができて、内壁パネル等の設置
作業も容易に行うことができる。また、配線40や端子
ボックス41が配置される方立2内は、従来利用されて
いないデッドスペースであるから、納まり等に影響を及
ぼすことが無く、スペースの有効利用を図ることもでき
る。
【0019】その上、方立2は、建物の外壁に沿って上
下方向に連続して配置されているので、各階の壁パネル
1の出力線38を方立2内の1本の配線40にそれぞれ
接続することができる。これにより、従来のように建物
内部に上下階の太陽電池接続用の配線を設ける必要がな
く、作業性を向上することができる。特に、建物内部に
上下階に渡って配線する場合には、配線スペースを確保
することが難しいが、本実施例によれば中空状の方立2
の内部空間を配線スペースとすることができ、配線作業
を非常に簡単に行うことができる。さらに、方立2を配
線スペースとすることで、新設の建物だけでなく、既設
の建物においても方立2内に配線して太陽電池付壁パネ
ル1を設置することができ、多くの建物に壁パネル1を
設置することができる。
【0020】また、前記実施例では、複数の壁パネル1
の外部出力用の出力線37を接続して太陽電池グループ
5を構成し、このグループ5毎に設けられた配線接続用
の出力線38を配線40に接続しているので、すべての
方立2内に配線40を設置する必要が無く、複数本おき
の方立2のみに配線するだけでよいので、配線本数が少
なくなってコストを低減でき、配線作業も軽減できて工
期を短縮することができる。
【0021】さらに、複数(図2では4つ)の壁パネル
1を直列に接続して方立2内の配線40に接続し、さら
にこれら直列に接続された壁パネル1を配線40に並列
に接続しているので、その直列数および並列数を適宜選
択することで所望の電圧・電流を得ることができる。こ
のため、設置する建物等によって必要とされる電圧値・
電流値が異なる場合でも、太陽電池34、太陽電池モジ
ュール30、さらには壁パネル1の直列および並列に接
続される数を変更するだけで容易に設定することができ
る。
【0022】また、太陽電池付壁パネル1の方立2、無
目3への取付構造は通常の壁パネルと同一であるので、
方立2、無目3の共通化や取付作業の共通化が図れ、コ
ストを低減できるとともに、作業性を向上することがで
きる。さらに、配線40と出力線38とは、コネクタか
らなる接続手段45によって容易に着脱することができ
るので、その接続作業をより一層簡単に行えて作業性を
向上することができる。
【0023】また、配線40を太陽電池付壁パネル1が
取り付けられる方立2内に配置しているので、壁面のど
の位置に取り付けられる壁パネル1であっても、その出
力線38を確実に配線40に接続することができ、太陽
電池付壁パネル1の設置自由度が高まり、様々な意匠、
形態の外壁であっても太陽電池34を設置することがで
きる。この際、すべての方立2内に配線40を配置して
おけば、後から太陽電池付壁パネル1の設置位置を変更
しても確実に配線40に接続することができ、外壁の設
計自由度を非常に高めることができ、様々な形態の外壁
を容易に構成することができる。
【0024】また、配線40を建物の上下に渡って配置
される方立2内に配置しているので、自由な位置で建物
内に配線40を引き込むことができる。このため、電力
供給目的箇所に最も近い場所や、都合のよい場所で配線
40を建物内に引き込んで蓄電装置などに接続でき、効
率的な配線を行うことができる。
【0025】図3には、本発明の第2実施例が示されて
いる。この第2実施例は、建物の縦方向に太陽電池付壁
パネル1を連設し、無目3において、各壁パネル1の外
部出力用の出力線37を上下に隣接する他の壁パネル1
の出力線37と接続し、さらにこれら直列に接続された
複数の壁パネル1からなる太陽電池グループ5の上下両
端の配線接続用の出力線38を無目4内に配置された配
線40の端子ボックス41にコネクタなどの接続手段4
5を用いて接続したものである。
【0026】この場合にも無目3内の配線40を、蓄電
装置等に接続して所定電圧・電流の電力を供給すること
ができる。この際、無目3内の配線40を方立2内を通
して蓄電装置などに接続してもよい。このような第2実
施例においても前記第1実施例と同様の作用、効果が得
られる。さらに、各壁パネル1内での太陽電池モジュー
ル30の接続方向と、各壁パネル1間での接続方向とが
同じであるため、太陽電池モジュール30の配列がまっ
たく同一の壁パネル1を順次配置して接続することがで
きる。このため、壁パネル1の種類を少なくできて生産
効率を向上することができる。
【0027】なお、本発明は前記各実施例の構成に限ら
ない。例えば、前記各実施例では、複数の太陽電池付壁
パネル1を電気的に接続して太陽電池グループ5を形成
し、このグループ5毎に設けられた出力線38を配線4
0に接続していたが、各方立2や無目3のすべてに配線
40を配置して各壁パネル1毎の出力線37を配線接続
用の出力線38として用いて直接配線40に接続しても
よい。この場合には、独立して1つだけ設けられている
壁パネル1でも配線40に接続でき、壁パネル1の設置
位置の自由度がより高まり、様々な外観の建物にも太陽
電池34を設置できる利点がある。
【0028】また、図2の横方向に太陽電池付壁パネル
1を設置した場合に、無目3内に配線40を設置して接
続してもよいし、図3の縦方向に太陽電池付壁パネル1
を設置した場合に、方立2内に配線40を設置して接続
してもよく、さらに、方立2および無目3の両方に配線
40を設置して接続してもよく、配線40の設置箇所及
び本数などは実施にあたって適宜設定すればよい。
【0029】また、接続手段45としては、さし込むこ
とで接続されるコネクタ形式のものに限らず、出力線3
7,38をねじで締めて取り付けるねじ形式や、圧着端
子を用いて圧着する形式などの各種接続手段を用いても
よい。この際、方立2や無目3などの外部から出力線3
7,38と配線40との接続作業を容易に行えるよう
に、方立2や無目3における各線の接続部分に切欠きや
着脱可能な蓋などを設けることが好ましい。さらに、本
発明は、構成部品を工場で組み立てるユニット方式のカ
ーテンウォールや、現場で組み立てるノックダウン方式
のカーテンウォールなどの各種外壁に利用することがで
きる。
【0030】
【発明の効果】このような本発明によれば、太陽電池が
取り付けられた壁パネルを取り付ける際に、壁パネルの
裏面に配線用配管を設置する必要が無く、配線設置作業
を軽減することができて施工期間を短縮でき、かつ作業
コストも低減できる。また、複数の太陽電池付壁パネル
を電気的に接続して太陽電池グループを構成し、このグ
ループ毎の出力線を取付構造材内の配線に接続するよう
に構成すれば、取付構造材内に設置する配線数を少なく
できるため、配線作業を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部を示す斜視図であ
る。
【図2】第1実施例の要部を示す概略構成図である。
【図3】本発明の第2実施例の要部を示す概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1…太陽電池付壁パネル、2…取付構造材である方立、
3…取付構造材である無目、5…太陽電池グループ、3
0…太陽電池モジュール、34…太陽電池、36,3
7,38…出力線、40…配線、41…端子ボックス、
45…接続手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池付壁パネル(1) を建物の躯体側
    に取り付ける取付構造材(2), (3)内に、前記太陽電池付
    壁パネル(1) の太陽電池(34)で発電した電力を送る配線
    (40)を配置したことを特徴とする太陽電池付壁パネルの
    配線構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の太陽電池付壁パネル(1)
    の配線構造において、前記取付構造材(2), (3)を建物の
    壁面に格子状に配置される方立(2) および無目(3) によ
    り構成し、これらの方立(2) および無目(3) の少なくと
    も一方に前記配線(40)を配置するとともに、前記太陽電
    池付壁パネル(1) の太陽電池(34)からの出力線(38)を前
    記配線(40)に接続したことを特徴とする太陽電池付壁パ
    ネルの配線構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の太陽電池付壁パネ
    ル(1) の配線構造において、前記太陽電池付壁パネル
    (1) の太陽電池(34)からの出力線(37)を他の太陽電池付
    壁パネル(1) の太陽電池(34)からの出力線(37)に接続し
    て電気的に接続された複数の太陽電池付壁パネル(1) か
    らなる太陽電池グループ(5) を構成し、この太陽電池グ
    ループ(5) 毎に設けられた出力線(38)を前記取付構造材
    (2), (3)内の配線(40)に接続したことを特徴とする太陽
    電池付壁パネルの配線構造。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載の太陽電池付壁
    パネル(1) の配線構造において、前記取付構造材(2),
    (3)内に配置された配線(40)と前記太陽電池付壁パネル
    (1) の太陽電池(34)からの出力線(38)とを接続する接続
    手段(45)が設けられていることを特徴とする太陽電池付
    壁パネルの配線構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013080770A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Nec Corp フレキシブル太陽電池アセンブリ及びフレキシブル太陽電池アセンブリの設置方法
WO2012163705A3 (de) * 2011-05-31 2013-06-27 Konscha Engineering Gmbh Schutzanordnung für elektrische leitungen von photovoltaikmodulen
JP2019090324A (ja) * 2013-03-29 2019-06-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 太陽電池システム

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