JPH08171509A - バッファ監視方法およびそのための装置 - Google Patents

バッファ監視方法およびそのための装置

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JPH08171509A
JPH08171509A JP6316420A JP31642094A JPH08171509A JP H08171509 A JPH08171509 A JP H08171509A JP 6316420 A JP6316420 A JP 6316420A JP 31642094 A JP31642094 A JP 31642094A JP H08171509 A JPH08171509 A JP H08171509A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッファ容量枠の拡大の動きについての監視
性能を高めることを目的とする。 【構成】 未使用領域の大きさが所定の拡張しきい値b
まで減少した場合にはバッファ容量枠cの拡張が発生す
るように構成したバッファ1を監視するに際して、拡張
しきい値bおよび任意の各時点でのバッファ容量枠c、
c′(c′は初期値)を用いた所定の計算を実行して当
該各時点のバッファ容量枠c、c′に対応の評価基準値
1 、s2 を評価基準値算出手段2で求め、この評価基
準値に基づいてバッファ容量枠の拡張の動きを画面表示
することにより、バッファ容量枠の拡張の発生と、表示
手段3における表示内容との対応性を確保している。評
価基準値s1 、s2 の算出式のどれを用いるかは選択可
能であり、またユーザが定義した評価基準値(一定値)
を用いるようにすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッファ監視方法およ
びバッファ監視装置に関し、特に未使用領域の大きさが
所定の拡張しきい値まで減少した場合にはバッファ容量
枠の拡張が発生するように構成したバッファの監視に関
する。
【0002】なお、本明細書で用いる「バッファ」とは
所定の容量枠の範囲内でデータを保持する機能を備えた
各種資源のことであり、例えばメモリやファイルなどが
該当する。
【0003】バッファ容量枠の拡張が発生した場合、こ
れを表示画面に反映させてシステム運用者やユーザが拡
張の発生を把握できるようにすることが望ましく、本発
明はこの要請に応えるものである。
【0004】
【従来の技術】従来、バッファ容量枠の拡張を監視する
ときの評価基準値としては一定の数値、例えばユーザが
定義する後述の「70%」などの数値が用いられてお
り、表示画面にはこの一律的な評価基準値とバッファ使
用率の経時的変化などが示されていた。なお、この場合
の評価基準値は最初の拡張が発生するときのバッファ使
用率を示している。
【0005】図5は、従来のバッファ容量枠の拡張前後
の様子を示す説明図であり、(i) ははバッファ容量枠
〔100〕の拡張前を、また(ii)はバッファ容量枠が
〔140〕に拡張された後をそれぞれ示している。な
お、本明細書における〔100〕などの形式は絶対値を
表現したものである。
【0006】ここで、拡張前の状態であらかじめ設定さ
れるデ−タとしては、 ・拡張が発生するときの未使用領域のサイズを示す拡張
しきい値b ・バッファ容量枠と、最初の拡張が発生するときの使用
領域のサイズとの割合を示している評価基準値s ・拡張にともなって増加する領域のサイズ(拡張サイ
ズ) などがある。
【0007】そして、拡張しきい値bおよび拡張サイズ
はそれぞれ〔30〕および〔40〕の一定値に設定さ
れ、評価基準値sはこの拡張しきい値〔30〕と容量枠
の初期値〔100〕とから算出した「70%」に設定さ
れている。
【0008】また、この評価基準値「70%」の基準ラ
イン21と各時点でのバッファ使用率などがモニタ画面に
表示され、使用領域が増大してバッファ使用率が「70
%」の基準ライン21に到達する状況、すなわち未使用領
域のサイズが〔30〕の拡張しきい値bまで減少した状
況になると容量枠の拡張が発生し、かつ拡張発生を知ら
せる警報が出る。
【0009】この拡張発生によりバッファ容量枠のサイ
ズはそれまでの〔100〕から〔140〕に増加し、次
の拡張発生ライン22はこの〔140〕から拡張しきい値
〔30〕を減じた〔110〕となる。
【0010】しかしながら、評価基準値「70%」の数
値自体はそのままで、システム運用者やユーザが利用す
るモニタ画面にはこの「70%」に対応する〔98〕の
部分に基準ライン21′が表示される。
【0011】そして、バッファの使用領域がさらに増大
して、次の拡張発生ライン22より下側の、この〔98〕
の部分まで使用されるようになるとアラームが生じるこ
とになる。
【0012】その後、バッファの使用領域が拡張発生ラ
イン22に対応の〔110〕の部分まで到達すると次の拡
張が発生してバッファ容量枠は〔140〕から〔18
0〕に変更されるが、この拡張発生の事実はモニタ画面
にはなんら表示されない。
【0013】なお、容量枠の拡張が何回まで認められる
かはメモリやファイルの資源ごとにあらかじめ決められ
ており、またいったん拡張した後でバッファの使用領域
が減少した場合には拡張部分の返却がおこなわれる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のバ
ッファ監視装置では、評価基準値があらかじめ設定され
たパーセント表示のまま、すなわちモニタ画面上のx軸
方向の1本の直線表示のままである。
【0015】そして、バッファ容量枠の拡張との関係で
はこの表示ラインとバッファ使用率との交差部分により
1回目の拡張発生が正しく表示されるだけで、その後の
拡張発生については誤った表示が行われ、システム運用
者やユーザにとってバッファ容量枠の拡張を正しく認識
することができないという問題点があった。
【0016】そこで、本発明では、拡張しきい値および
任意の各時点でのバッファ容量枠を用いた所定の計算式
により、当該各時点のバッファ容量枠に対応したかたち
の評価基準値を求めてこれをモニタ画面に反映させる、
すなわち2回目以降の拡張についてもその発生とモニタ
画面の表示とを一致させることにより、バッファ容量枠
の拡大の動きについての監視性能を高めることを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
図である。図において、1は、バッファであり、未使用
領域の大きさが所定の拡張しきい値b(一定値)まで減
少した場合には容量枠の自動拡張が発生するように構成
したメモリやファイルなどの資源である。2は、評価基
準値算出手段であり、任意の時間間隔(例えば15秒)で
そのときのバッファ容量枠c′、cや使用領域サイズな
どを求めて所定の計算を実行することによりバッファ1
の評価基準値s1 、s2 や使用率を算出している。3
は、表示手段であり、評価基準値s1 、s2 や使用率を
表示している。なお、このときの表示態様としては、拡
張の発生ごとにそれがわかる範囲で評価基準値s1 、s
2 を加工したかたちのものでもよい。
【0018】ここで、バッファ1の評価基準値s1 を求
める際には拡張しきい値b、バッファ容量枠c′、c
(c′は初期値)および次式が用いられる。
【0019】
【数1】
【0020】また、バッファ1の評価基準値s2 を求め
る際には拡張しきい値b、バッファ容量枠cおよび次式
が用いられる。
【0021】
【数2】
【0022】これらの評価基準値s1 、s2 は選択的に
用いられるのが一般的であるが両者を併用するようにし
てもよく、また評価基準値s1 、s2 の算出処理はバッ
ファ1から取得したバッファ容量枠cが前回とは異なっ
ている場合のみでもよい。
【0023】例えば、評価基準値s1 を用いる場合、拡
張が発生した後の新たなバッファ容量枠cを用いた計算
が評価基準値算出手段2でおこなわれることにより評価
基準値s1 の値がそれまでよりも小さくなるので、表示
手段3におけるこの表示はバッファ容量枠が拡張される
ごとにステップ状に下がっていく。
【0024】このように、本発明のバッファ監視方法と
しての基本構成は、「未使用領域の大きさが所定の拡張
しきい値まで減少した場合にはバッファ容量枠の拡張が
発生するように構成したバッファの監視方法において、
前記拡張しきい値および任意の各時点での前記バッファ
容量枠を用いた所定の計算を実行することにより、当該
各時点の前記バッファ容量枠に対応したかたちの評価基
準値を求め、この評価基準値に基づいて前記バッファ容
量枠の拡張の動きを表示し、前記拡張の発生と、前記表
示手段における表示内容との対応性が確保されるように
したこと」である。
【0025】また、本発明のバッファ監視装置としての
基本構成は、「未使用領域の大きさが所定の拡張しきい
値まで減少した場合にはバッファ容量枠の拡張が発生す
るように構成したバッファの監視装置において、前記拡
張しきい値および任意の各時点での前記バッファ容量枠
を用いた所定の計算を実行することにより、当該各時点
の前記バッファ容量枠に対応したかたちの評価基準値を
求める機能を持つ評価基準値算出手段と、この評価基準
値に基づいて前記バッファ容量枠の拡張の動きを示す機
能を持つ表示手段とを備え、前記拡張の発生と、前記表
示手段における表示内容との対応性が確保されるように
したこと」である。
【0026】
【作用】本発明は、評価基準値を、従来のように一定値
とはせずに任意の各時点でのバッファ容量枠に基づいて
算出される値とし、バッファ容量枠の拡大発生と評価基
準値の表示との一致性を確保しようとするものである。
【0027】そして、評価基準値として前記(1)式で
算出されるs1 を用いる場合の表示画面は図2(i) のよ
うになり、評価基準値s1 を示す実線部分の変化回数か
ら計4回の容量枠の拡張が発生して「s1 =45%」の状
態まで評価基準値が下がっていることがわかる。
【0028】なお、評価基準値s1 を示す実線部分がス
テップ的に順次下がっていくのは、前記(1)式の分子
(c′−b)は一定値であるが分母cの値はバッファ容
量枠の拡大のたびに増加するためである。
【0029】バッファ使用率を示す点線部分と評価基準
値s1 を示す実線部分とは1回目の拡張が発生する部分
で交差し、その後はバッファ使用率の方が評価基準値s
1 よりも上回っている。
【0030】そして、拡張があらかじめ許容された回数
だけ発生すると評価基準値s1 はそれより下がることは
なく実線部分もx軸に平行のままとなり、ユーザ等はこ
の表示画面やこれを示す新たな警報などからその後のバ
ッファ使用率の上昇に注意することになる。
【0031】また、評価基準値として前記(2)式で算
出されるs2 を用いる場合の表示画面は図2(ii)のよう
になり、評価基準値s2 を示す実線部分の変化回数から
計2回の容量枠の拡張が発生して「s2 =88%」の状態
まで評価基準値が上がっていることがわかる。
【0032】なお、評価基準値s2 を示す実線部分がス
テップ的に順次上がっていくのは、前記(2)式を変形
した(1−b/c)で分子のb(拡張しきい値)は一定
値で分母cの値だけがバッファ容量枠の拡大のたびに増
加するためである。
【0033】この(2)式の場合、バッファ使用率が上
昇してそのときの評価基準値s2 に到達すると次の拡大
が発生するといった関係になっているので、バッファ使
用率を示す点線部分が評価基準値s2 を示す実線部分を
越えることはなく、バッファ使用率は評価基準値s2
下の範囲で変化することになる。
【0034】もっとも、拡張があらかじめ許容された回
数だけ発生すると評価基準値s2 はそれより上がること
はなく実線部分もx軸に平行のままとなるが、この状態
でバッファ使用率の方がその後も上昇すると両者は交差
することになる。
【0035】この交差が発生したときには、評価基準値
1 の場合と同じように、ユーザ等はこの表示画面やこ
れを示す新たな警報などからその後のバッファ使用率の
上昇に注意することになる。
【0036】また、図2で示した各表示画面のx軸方向
の時間範囲は60分であり、バッファ1の容量枠を示すデ
−タは15秒単位で更新され、評価基準値s1 、s2 もこ
の時間間隔で更新表示されている。
【0037】
【実施例】図3〜図4を参照して本発明の実施例を説明
する。図3は、本発明のバッファ監視装置の概要を示す
説明図であり、11は容量枠が自動拡張されるバッファ、
12は使用限界値や拡張しきい値bなどを保持しているデ
−タ保持部、13はバッファ11の容量枠の自動拡張を指示
し、またバッファ11から15秒ごとにその時点でのバッフ
ァ使用量やバッファ容量枠c、c′などのデ−タやデ−
タ保持部12のデ−タを受け取るI/O空間制御部、14は
システムとユーザマシンとの間のリアルタイムAPI、
15はリアルタイムAPI14にデ−タ収集のリクエストを
出してバッファ使用量、バッファ容量枠c、c′、使用
限界値および拡張しきい値bなどを集めるデ−タ収集管
理部、16はデ−タ収集管理部15から受け取った各デ−タ
と定義部17で指定される式とを用いて評価基準値sを算
出し、またバッファ使用率を求める算出部、17は評価基
準値sの算出式を定義し、またこれらの算出式やユーザ
指定の評価基準値の内のいずれを用いるかの選択機能を
備えた定義部、18は算出部16で特定される評価基準値や
バッファ使用率の画面表示、さらにはアプリケーション
への通知、コンソールへの出力、外部記憶装置への出力
などの各種機能を備えた画面表示制御部、19は評価基準
値やバッファ使用率などの表示部、をそれぞれ示してい
る。
【0038】ここで、ユーザマシン側のデ−タ収集管理
部15がリアルタイムAPI14にデ−タ収集のリクエスト
を出すことにより、システム側からバッファ使用量、バ
ッファ容量枠c、c′、使用限界値および拡張しきい値
bなどを受け取ることができる。
【0039】そして、定義部17での選択結果およびこれ
らのデ−タに基づいて評価基準値やバッファ使用率など
が算出部16で求められ、この算出結果が表示部19で画面
表示されることになる。なお、定義部17でユーザ指定の
評価基準値が指定されたときには評価基準値の算出処理
はおこなわれない。
【0040】また、デ−タ保持部12の使用限界値とは、
あらかじめ設定された所定回数のバッファ容量枠の自動
拡張が発生したときにその範囲内で最大限に認められて
いるバッファ使用量であってこれを越えて使用するとき
はシステムがスローダウン状態となる。
【0041】この使用限界値もリアルタイムAPIを介
してユーザマシン側に伝えられて評価基準値やバッファ
使用率ともに画面表示され、ユーザなどはこの表示から
バッファ11の使用限界を知ることができる。
【0042】また、画面表示制御部18はブザーなどの警
報発生制御も実行し、警報発生のタイミングとしては、 ・バッファ容量枠の自動拡張のそれぞれが発生した時、 ・許容回数の最後の自動拡張が発生した時、 ・バッファ使用量が使用限界値に近づいた時、 などがあり、また、これらの事象発生にともない「拡張
発生中」や「使用限界」などの文字が表示部19に画面表
示される。
【0043】また、ブザーなどの警報発生に際しては、
前記事象ごとにその警報内容を異ならせる、例えば最初
の自動拡張の発生以降に警報Aを継続的に発生しておき
次の自動拡張が発生した時点では内容を警報Bに変え、
その後はまた警報Aに戻すといったことを繰り返し使用
限界値に近づいた時点で内容を警報Cに変えるといった
ようにすることができる。
【0044】図4は、本発明のバッファ監視の処理手順
を示す説明図であり、その内容は次のようになってい
る。 (11)デ−タ収集管理部15からリアルタイムAPI14を介
してI/O空間制御部13にデ−タ収集のリクエストを出
して、次のステップに進む。 (12)デ−タ収集管理部15は、リアルタイムAPI14を介
してバッファ使用量、バッファ容量枠c、c′、使用限
界値および拡張しきい値bなどを受け取り、次のステッ
プに進む。なお、使用限界値および拡張しきい値の各デ
−タについては最初の1回目のみ受け取ってもよい。 (13)定義部17で選択された評価基準値の種別を判断し
て、それが前記(1) 式を用いるものの場合にはステップ
(14)に、前記(2) 式を用いるものの場合にはステップ(1
5)に、ユーザ定義値である場合にはステップ(16)にそれ
ぞれ進む。 (14)バッファ容量枠の初期値c′、その時点でのバッフ
ァ容量枠cおよび拡張しきい値bを前記(1) 式に代入し
て評価基準値s1 を求めるとともにバッファ使用率を算
出して、ステップ(17)に進む。 (15)バッファ容量枠cおよび拡張しきい値bを前記(2)
式に代入して評価基準値s2 を求めるとともにバッファ
使用率を算出して、ステップ(17)に進む。 (16)評価基準値にユーザ定義値を設定するとともにバッ
ファ使用率を算出して、次のステップに進む。 (17)画面表示制御部18および表示部19はこの評価基準値
およびバッファ使用率に基づいて描画処理を実行し、次
のステップに進む。 (18)「評価基準値≦バッファ使用率」であるかどうかを
判断し、「YES 」の場合は次のステップに進み、「NO」
の場合はステップ(20)に進る。 (19)アラーム発信処理を実行して、次のステップに進
む。 (20)バッファ監視処理の終了が指示されているかどうか
を判断し、「YES 」の場合は次のステップに進み、「N
O」の場合はステップ(12)に進む。
【0045】ここで、ステップ18で「評価基準値≦バッ
ファ使用率」となるのは図2からもわかるように、 ・(i) の評価基準値s1 の場合には、評価基準値のライ
ンとバッファ使用率のラインとが交差するとき、すなわ
ちバッファ容量枠の1回目の拡張が発生したときであ
り、 ・(ii)の評価基準値s2 の場合には、設定された範囲で
の最終回の拡張が発生して評価基準値が「88%」の最終
値になった後でさらにバッファ使用率が増加したときで
ある。
【0046】前者は、アラーム状態を早期に検出するこ
とを想定したもので、バッファ容量枠の見積り精度が高
くその拡張を前提としないでシステムの運転がおこなわ
れる場合などに適している。
【0047】後者は、バッファ容量枠の許すぎりぎりの
状態まで運用することを想定したもので、バッファ容量
枠の見積り精度が粗くその拡張を前提としてシステムの
運転がおこなわれる場合などに適している。
【0048】なお、アラーム発信のタイミングの形態と
しては、図4のタイミングに図3の説明で述べたものを
併用するかたちや、図4のタイミングに代えて図3のも
のを用いるようにしてもよいことは勿論である。
【0049】
【発明の効果】本発明は、このように、評価基準値を、
従来のように一定値とはせずに任意の各時点でのバッフ
ァ容量枠に基づいて算出される値としてこれに基づいた
画面表示をおこなうことにより、バッファ容量枠の拡大
発生と評価基準値の表示とが一致するようにしたもので
ある。
【0050】そのため、システム運用者やユーザはバッ
ファ容量枠の動きに連動した正しい評価基準値を知るこ
とができ、バッファの使用状況を正しく監視してシステ
ムの信頼性を保ち、効率的な運用をおこなうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、基本構成図である。
【図2】本発明の、バッファの評価基準値と使用率など
を示した表示画面である。
【図3】本発明の、バッファ監視装置の概要を示す説明
図である。
【図4】本発明の、バッファ監視の処理手順を示す説明
図である。
【図5】従来の、バッファ容量枠の拡張前後の様子を示
す説明図である。
【符号の説明】
図1において、 1・・・バッファ 2・・・評価基準値算出手段 3・・・表示手段 b・・・拡張しきい値 c′・・バッファ容量枠(初期値) c・・・バッファ容量枠 s1 ・・評価基準値 s2 ・・評価基準値

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未使用領域の大きさが所定の拡張しきい
    値まで減少した場合にはバッファ容量枠の拡張が発生す
    るように構成したバッファの監視方法において、 前記拡張しきい値および任意の各時点での前記バッファ
    容量枠を用いた所定の計算を実行することにより、当該
    各時点の前記バッファ容量枠に対応したかたちの評価基
    準値を求め、 この評価基準値に基づいて前記バッファ容量枠の拡張の
    動きを表示し、 前記拡張の発生と、この表示内容との対応性が確保され
    るようにしたことを特徴とするバッファ監視方法。
  2. 【請求項2】 前記評価基準値を求めるときの計算式と
    して、 s=(c′−b)/c ただし、s:評価基準値 c′:バッファ容量枠の初期値 b:拡張しきい値 c:バッファ容量枠 を用いることを特徴とする請求項1記載のバッファ監視
    方法。
  3. 【請求項3】 前記評価基準値を求めるときの計算式と
    して、 s=(c−b)/c ただし、s:評価基準値 b:拡張しきい値 c:バッファ容量枠 を用いることを特徴とする請求項1記載のバッファ監視
    方法。
  4. 【請求項4】 前記評価基準値を求めるときの計算式を
    複数の中から選択できることを特徴とする請求項1、2
    または3記載のバッファ監視方法。
  5. 【請求項5】 未使用領域の大きさが所定の拡張しきい
    値まで減少した場合にはバッファ容量枠の拡張が発生す
    るように構成したバッファの監視装置において、 前記拡張しきい値および任意の各時点での前記バッファ
    容量枠を用いた所定の計算を実行することにより、当該
    各時点の前記バッファ容量枠に対応したかたちの評価基
    準値を求める機能を持つ評価基準値算出手段と、 この評価基準値に基づいて前記バッファ容量枠の拡張の
    動きを示す機能を持つ表示手段とを備え、 前記拡張の発生と、前記表示手段における表示内容との
    対応性が確保されるようにしたことを特徴とするバッフ
    ァ監視装置。
  6. 【請求項6】 前記評価基準値を求めるときの計算式と
    して、 s=(c′−b)/c ただし、s:評価基準値 c′:バッファ容量枠の初期値 b:拡張しきい値 c:バッファ容量枠 を用いることを特徴とする請求項5記載のバッファ監視
    装置。
  7. 【請求項7】 前記評価基準値を求めるときの計算式と
    して、 s=(c−b)/c ただし、s:評価基準値 b:拡張しきい値 c:バッファ容量枠 を用いることを特徴とする請求項5記載のバッファ監視
    装置。
  8. 【請求項8】 前記評価基準値を求めるための複数の計
    算式を定義しておき、これらの中から任意のものを選択
    できるようにした定義部を付加したことを特徴とする請
    求項5、6または7記載のバッファ監視装置。
JP31642094A 1994-12-20 1994-12-20 バッファ監視方法およびそのための装置 Expired - Fee Related JP3290321B2 (ja)

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