JPH08170585A - コンクリートポンプの揺動弁 - Google Patents

コンクリートポンプの揺動弁

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JPH08170585A
JPH08170585A JP31383694A JP31383694A JPH08170585A JP H08170585 A JPH08170585 A JP H08170585A JP 31383694 A JP31383694 A JP 31383694A JP 31383694 A JP31383694 A JP 31383694A JP H08170585 A JPH08170585 A JP H08170585A
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JP
Japan
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base metal
ring
wear
discharge pipe
holes
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JP31383694A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Kojima
達男 小嶋
Kazuhiko Takahashi
和彦 高橋
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストをより低廉にして、より強固な接
合ができる。 【構成】 コンクリートポンプの揺動弁において、ホッ
パ内に位置する台金18は一対のコンクリートシリンダ
2,3が連結される一対の孔18a,18bを有してい
る。各孔には、断面略L字型の超硬合金製リング19が
鋳込みでそれぞれ固定されている。超硬合金製リング1
9は、フランジ部19bが吐出管7の一端と接続される
側の台金18の表面に位置し、管部19aが台金18の
孔に嵌め込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生コンクリートを圧送
するための一対のコンクリートシリンダから、吐出管に
生コンクリートを交互に給送するための、コンクリート
ポンプの揺動弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリートポンプの形式の一つ
に上述した揺動弁式(スイングバルブ)のものがある。
この揺動弁の一例を図5に示すものによって説明する。
図において、このコンクリートポンプ1には、左右一対
のコンクリートシリンダ2,3が配列され、その吐出側
開口端はホッパ4内に配設された、板状の台金5の一対
の孔5a,5bにそれぞれ連結されている。このコンク
リートシリンダ2,3にはそれぞれピストン6が摺動可
能に挿入されていて、交互に進退してホッパ4内のコン
クリートをコンクリートシリンダ2,3から給送するよ
うになっている。
【0003】ホッパ4内の台金5に対向する位置には吐
出管7が外部から連結されており、ホッパ4内に位置す
る吐出管7の端部7aは、コンクリートシリンダ2,3
の長手方向に直交する面内で揺動する揺動体8に支持さ
れている。この揺動体8は、例えばコンクリートシリン
ダ2に一端が連結された駆動シリンダ9の他端と連結さ
れていて、油圧や電気等で駆動シリンダ9が作動するこ
とで揺動させられるようになっている。そして、揺動体
8の揺動によって、吐出管7の端部7aの開口が、台金
5の一対の孔5a,5bに交互に接続されることで連通
され、コンクリートシリンダ2,3内へ吸入された生コ
ンクリートが吐出管7へ交互に圧送されるようになって
いる。このようなコンクリートポンプ1の揺動弁10に
おいては、台金5の孔5a,5bの一方の表面上を、吐
出管7の端部7aが往復動して摺動接触を繰り返すため
に、又、孔内を生コンクリートが流動するために、この
開口部が非常に摩耗し易いという問題がある。
【0004】このような問題を改善するために、この開
口部に用いられる種々の耐摩耗部品が提案されている。
例えば、特開平6−257563号公報に記載された耐
摩耗部品では、図6及び図7に示すような台金12が開
示されている。即ち、この台金12は高クロム系耐摩鋳
鉄で構成され、この台金12に穿設され且つコンクリー
トシリンダ2,3の端部がそれぞれ連結される一対の孔
12a,12bには、それぞれ断面略円筒状の耐摩耗性
の高い超硬合金製リング13,13が固定されて、孔を
構成する。このリング13は内周面が円筒面で外周面が
小径部13aと大径部13bとに段付き形成され、小径
部13aのみを焼き嵌めや冷やし嵌め等の締りばめによ
って台金の孔12a(12b)に嵌着するようになって
いる。
【0005】又、他の従来技術として、図8及び図9に
示すように、高クロム系耐摩鋳鉄製の台金12の、吐出
管7の端部7aが接続される側の表面の孔12a,12
bの周囲に、略四角形のタイル状の超硬合金板15をリ
ング状にろう付け固定したものがある。更に、別の例と
して、図10に示すように、図8及び図9に示すタイル
状の超硬合金板15をろう付けした台金12(機械構造
用炭素鋼製)の孔12a,12bの内周壁に、コンクリ
ート流による摩耗を防止するための硬化肉盛16を施し
たものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
第一の従来技術における耐摩耗部品では、台金12に対
して超硬合金製リング13を締りばめする構成であるか
ら、使用時にこのリング13が外れたりすることのない
ように、台金12と超硬合金製リング13を高精度に加
工する必要があり、しかも、締りばめに先だってリング
13と台金12の嵌着部(小径部13a)とを研磨する
必要があるために、製造コストが非常に高いという欠点
がある。又、第二及び第三の従来技術における耐摩耗部
品では、タイル状の超硬合金板15をろう付けしてある
ために、コンクリートが流れることで擦過される等して
ろう付け剥がれが生じるおそれがあり、その場合、剥が
れたところから圧が逃げ、ポンプ圧が低下してコンクリ
ートの給送能力が低下する欠点がある。又、ろう付けす
ることで、ろう付け歪みが発生することがあるために、
後加工の必要が増加し、しかも超硬合金板15と台金1
2のろう付け面を研磨する必要があるために、これもコ
ストの増大を招くことになる欠点がある。
【0007】本発明は、このような課題に鑑みて、比較
的低廉で、剥がれたり外れたりすることのより少ない耐
摩耗性リングを備えたコンクリートポンプの揺動弁を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるコンクリー
トポンプの揺動弁は、一対のコンクリートシリンダの端
部が、ホッパ内で台金の一対の孔にそれぞれ連結されて
いると共に、吐出管の一端が前記ホッパ内に位置してい
て、この吐出管の一端が相対的に揺動させられること
で、台金の一対の孔に交互に接続されるようにしたコン
クリートポンプの揺動弁において、台金には、各孔に断
面略L字型の耐摩耗性リングが鋳込みでそれぞれ固定さ
れていることを特徴とするものである。又、耐摩耗性リ
ングは、略L字型断面のフランジ部が吐出管の一端と接
続され得るよう台金の表面に位置し、管部が台金の孔に
嵌め込まれていることを特徴とする。
【0009】本発明によるコンクリートポンプの揺動弁
は、一対のコンクリートシリンダの端部が、ホッパ内で
台金の一対の孔にそれぞれ連結されていると共に、吐出
管の一端がホッパ内に位置していて、この吐出管の一端
が相対的に揺動させられることで、台金の一対の孔に交
互に接続されるようにしたコンクリートポンプの揺動弁
において、台金の各孔には断面略L字型の耐摩耗性リン
グが固定されており、この耐摩耗性リングは、フランジ
部が台金の吐出管側の表面に接着剤で接合され、且つ、
管部が台金の孔に隙間を以て配設されて、この隙間内に
充填接着剤が充填されて接合されていることを特徴とす
るものである。又、隙間を構成する台金の孔の内壁面と
耐摩耗性リングの管部の外周面の少なくとも一方には、
凹溝又は凸部の少なくとも一方が1又は複数形成されて
いることを特徴とする。又、耐摩耗性リングは超硬合金
からなり、台金は高クロム系耐摩耗鋳鋼、普通鋳鋼及び
炭素鋼のいずれかの素材からなっていてもよい。
【0010】
【作用】台金の各孔に断面略L字型の耐摩耗性リングが
鋳込みでそれぞれ固定されているから、台金と耐摩耗性
リングとの間に、台金の成形時の接合力が生じる上に、
熱膨張係数の差による圧縮応力が加えられ、両者は堅固
に接合固定され、耐摩耗性リングの抜け出しもなく、し
かも圧縮応力は耐摩耗性リングに均等に加わるから破損
しにくい。耐摩耗性リングは、フランジ部が台金の表面
に接着剤で固定され、管部が台金の孔との隙間に充填接
着剤を充填して固定されているから、耐摩耗性リングの
抜け出しがなく、又、耐摩耗性リングや台金の接着面は
研磨の必要がなく、焼結肌のままでよいので、製造コス
トを低廉にすることができる。又、凹溝又は凸部を有す
る隙間に充填接着剤が充填されて固定されているから、
接合状態の耐摩耗性リングの抜け出しを確実に抑制でき
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面によって説
明するが、上述の従来技術における揺動弁と同様又は同
一の部分には、同一の符号を用いてその説明を省略す
る。図1及び図2は本発明の第一実施例による耐摩耗部
品を示すもので、図1はその正面図、図2は図1のC−
C線断面図である。図1及び図2において、台金18は
例えば高クロム系耐摩耗鋳鋼(或いは、普通鋼、炭素鋼
等でもよい)からなっている。そして、この台金18に
固定される断面略L字型の耐摩耗性リング、例えば超硬
合金製リング19は、台金18の一対の孔18a,18
bにそれぞれ嵌合された状態で固定される管部19a
と、台金18の吐出管7の端部7aが摺動接触する側の
表面に嵌め込まれた状態で固定されるフランジ部19b
とで構成されている。このフランジ部19bと台金18
の表面とは面一になっている。
【0012】しかも、この耐摩耗性部品の製造に当たっ
ては、予め製造された超硬合金製リング19を、台金1
8の(例えば発泡スチロール製の)モールド内の所定位
置に取り付けた状態で、溶融状態の高クロム系耐摩耗鋳
鋼を鋳込むことによって、リング19が台金18と一体
化されて固定されるようになっている。この場合、超硬
合金製リング19が台金18の内径側に位置し、しかも
超硬合金製リング19と台金18には、熱膨張係数に所
定の差がある(超硬合金:4.5〜7.5×10-6mm
/℃、高クロム系耐摩耗鋳鋼:10〜18×10-6mm
/℃)ために、鋳込み時に超硬合金製リング19に熱膨
張係数差による圧縮応力が発生することになる。そのた
め、溶融状態の高クロム系耐摩耗鋳鋼が固化する際に生
じる接合強さ(約10kg/mm)に、この圧縮応力が
付加されることになって、接合強度が非常に高くなるの
でリング19が抜け出すおそれもない。しかも、圧縮応
力は超硬合金製リング19全体にほぼ均等にかかるか
ら、リング19が破損しにくい。又、鋳込みによって製
造するために、超硬合金製リング19は焼結肌のままで
よく、台金も含めて研磨の必要がないので、製造コスト
を低く抑えることができる。
【0013】上述のように、本実施例によれば、超硬合
金製リング19を台金18に鋳込むことによって両者を
一体化して固定することにしたから、製造が容易である
上に、台金18と超硬合金製リング19の素材の熱膨張
係数差によって、圧縮応力が超硬合金製リング19に付
加されて、接合強度が高く、抜け出しがなくなり、しか
もリング19や台金18は接合の際に研磨の必要がな
く、製造コストを低廉にすることができる。又、圧縮応
力はリング19全周にほぼ均等にかかるから、リング1
9が破損しにくい。尚、普通鋼や炭素鋼の熱膨張係数
も、高クロム系耐摩耗鋳鋼の熱膨張係数とほぼ同様であ
り、そのために、台金材としてこれらの素材を用いても
同様の作用効果が得られる。又、実施例では、台金材の
熱膨張係数が耐摩耗性リング材の熱膨張係数より大きい
が、選択される材質によってこれと逆でもよく、要する
に両者の熱膨張係数が異なれば、鋳込み時の熱膨張係数
の差によって、リングに圧縮応力がかかって強固に固定
できる。
【0014】次に、本発明の第二実施例を図3及び図4
によって説明する。図3は、図2と同様の耐摩耗部品の
断面図、図4は図3のP部拡大図である。本第二実施例
においても、第一実施例における図1と同様に、台金1
8の各孔18a,18bに断面略L字型の超硬合金製リ
ング19が挿入されて固定されて、耐摩耗部品が構成さ
れている。しかも本第二実施例では、図3に示すよう
に、リング19のフランジ部19bは台金18の吐出管
7側の表面の孔18a,18bの周囲に形成されたリン
グ状の凹部18cに嵌合されて、面一とされている。そ
して、このフランジ部19bと台金18の凹部18cと
の接合面は、例えば嫌気性の接着剤mで接合されてい
る。この状態で、超硬合金製リング19の管部19a
は、その外周面19cが孔18a,18bの内周面18
dと若干離間して、リング状の隙間21を形成するよ
う、ほぼ同心状に配設されている。
【0015】そして、管部19aの外周面19cには、
例えば1又は複数の凹溝22(図では2つ)が形成され
ている。更に、孔18a,18bの内周面にも、1又は
複数の凹溝23(図では2つ)が形成されている。これ
らの凹溝22,23の形状は任意であり、例えばその周
方向に円周状に形成されていてもよいし、断続的に形成
されていてもよい。或いは、ドット状であってもよい。
これらの凹溝22,23を含む隙間21には、例えばエ
ポキシ系接着剤からなる充填接着剤nが充填されてお
り、これによって、超硬合金製リング19と台金18と
の接合を堅固にすると同時に、リング19の抜け出しを
確実に防止できることになる。従って、凹溝22,23
の形状や数等は、リング19の抜け出しを防止できる構
成であればよい。
【0016】以上のように、本実施例によれば、接着剤
と充填接着剤を用いることによって、台金18に超硬合
金製リング19を容易かつ確実に固定でき、凹溝22,
23にも充填接着剤が充填されて一体に固化されること
で、吐出管端部7aの摺動接触やコンクリート流等によ
っても、リング19の抜け出しを確実に防止できる。し
かも、超硬合金製リング19と台金18は、接着面は焼
結肌のままでよく、研磨の必要がないから、その製造コ
ストを低廉にすることができる。
【0017】尚、第二実施例では、接着剤mと充填接着
剤nについて別種のものを用いたが、同種のものを用い
てもよい。又、充填接着剤が充填される凹溝22,23
は、18a,18bの内壁面18cと管部19aの外周
面の一方のみに形成されていてもよい。或いは、凹溝2
2,23に代えて、18a,18bの内壁面18c及び
/又は管部19aの外周面に凸部を形成してもよく、こ
の場合でも超硬合金製リング19の抜け出しを確実に防
止できる。又、凹溝22,23と凸部とを組み合わせて
隙間21に形成するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るコンクリー
トポンプの揺動弁は、台金には、各孔に断面略L字型の
耐摩耗性リングが鋳込みでそれぞれ固定されているか
ら、耐摩耗性リングを台金に鋳込むことによって一体化
して固定することができ、製造が容易である上に、台金
と耐摩耗性リングの熱膨張係数差によって、圧縮応力が
耐摩耗性リングに付加されて、接合強度が極めて高く、
耐摩耗性リングの抜け出しがなくなり、しかもこの耐摩
耗性リングや台金は接合の際に研磨の必要がなく、製造
コストを低廉にすることができる。又、圧縮応力は耐摩
耗性リングの全周にほぼ均等にかかるから、耐摩耗性リ
ングが破損しにくい。又、本発明に係るコンクリートポ
ンプの揺動弁は、台金の各孔に断面略L字型の耐摩耗性
リングが固定されており、この耐摩耗性リングは、フラ
ンジ部が台金の吐出管側の表面に接着剤で固定され、且
つ、管部が台金の孔に隙間を以て配設されて、この隙間
内に充填接着剤が充填されて固定されているから、接着
剤と充填接着剤を用いることによって、台金に耐摩耗性
リングを容易かつ確実に固定でき、吐出管端部の摺動接
触やコンクリート流等によっても、耐摩耗性リングの抜
け出しを確実に防止できる。しかも、この耐摩耗性リン
グは、接着面が焼結肌のままでよく、台金も含めて研磨
の必要がないから、その製造コストを低廉にすることが
できる。又、この隙間を構成する台金の孔の内壁面と耐
摩耗性リングの管部の外周面の少なくとも一方には、凹
溝又は凸部の少なくとも一方が1又は複数形成されてい
るから、隙間内の凹溝又は凸部に沿って充填接着剤が充
填されて一体に固化されることで、耐摩耗性リングの抜
け出しを一層確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例による耐摩耗部品の正面図
である。
【図2】図1のC−C線断面図である。
【図3】本発明の第二実施例による耐摩耗部品の図2と
同様の断面図である。
【図4】図3におけるP部の拡大図である。
【図5】コンクリートポンプの揺動弁の一般的な構成を
示す透視図である。
【図6】図5の揺動弁に用いられる従来の耐摩耗部品の
正面図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】別の従来技術を示す耐摩耗部品の正面図であ
る。
【図9】図8のB−B線断面図である。
【図10】更に別の従来技術を示す図9と同様の図であ
る。
【符号の説明】
1 コンクリートポンプ 2,3 コンクリートシリンダ 7 吐出管 10 揺動弁 18 台金 19 超硬合金製リング 19a 管部 19b フランジ部 22,23 凹溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のコンクリートシリンダの端部が、
    ホッパ内で台金の一対の孔にそれぞれ連結されていると
    共に、吐出管の一端が前記ホッパ内に位置していて、こ
    の吐出管の一端が相対的に揺動させられることで、前記
    台金の一対の孔に交互に接続されるようにしたコンクリ
    ートポンプの揺動弁において、 前記台金には、各孔に断面略L字型の耐摩耗性リングが
    鋳込みでそれぞれ固定されていることを特徴とする揺動
    弁。
  2. 【請求項2】 前記耐摩耗性リングは、略L字型断面の
    フランジ部が前記吐出管の一端と接続され得るよう前記
    台金の表面に位置し、管部が台金の孔に嵌め込まれてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の揺動弁。
  3. 【請求項3】 一対のコンクリートシリンダの端部が、
    ホッパ内で台金の一対の孔にそれぞれ連結されていると
    共に、吐出管の一端が前記ホッパ内に位置していて、こ
    の吐出管の一端が相対的に揺動させられることで、前記
    台金の一対の孔に交互に接続されるようにしたコンクリ
    ートポンプの揺動弁において、 前記台金の各孔には断面略L字型の耐摩耗性リングが固
    定されており、この耐摩耗性リングは、フランジ部が前
    記台金の吐出管側の表面に接着剤で接合され、且つ、管
    部が前記台金の孔に隙間を以て配設されて、この隙間内
    に充填接着剤が充填されて接合されていることを特徴と
    する揺動弁。
  4. 【請求項4】 前記隙間を構成する台金の孔の内壁面と
    耐摩耗性リングの管部の外周面の少なくとも一方には、
    凹溝又は凸部の少なくとも一方が1又は複数形成されて
    いることを特徴とする請求項3に記載の揺動弁。
  5. 【請求項5】 前記耐摩耗性リングは超硬合金からな
    り、前記台金は高クロム系耐摩耗鋳鋼、普通鋳鋼及び炭
    素鋼のいずれかの素材からなることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の揺動弁。
JP31383694A 1994-12-16 1994-12-16 コンクリートポンプの揺動弁 Pending JPH08170585A (ja)

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