JPH08168975A - シール剥離用治具 - Google Patents
シール剥離用治具Info
- Publication number
- JPH08168975A JPH08168975A JP30909094A JP30909094A JPH08168975A JP H08168975 A JPH08168975 A JP H08168975A JP 30909094 A JP30909094 A JP 30909094A JP 30909094 A JP30909094 A JP 30909094A JP H08168975 A JPH08168975 A JP H08168975A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inclined plate
- seal
- mount
- plate
- jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】シールの剥離作業を誰でも簡単に行えるように
する。 【構成】シール剥離用治具１において、ベース２の中央
には支柱３が垂直に立設され、支柱３の先端には、傾斜
板４が略５５度の角度で固着されている。この傾斜板４
の正面上方には、横長のガイド板５が、傾斜板の傾斜と
平行で若干の間隔を有して取り付けられる一方、背面上
方には、傾斜板４の裏面へ直角に固着される曲げ部６，
６と、傾斜板４から一定の間隔を有した水平部７とから
なる丸棒８が設けられている。更に傾斜板４の上端には
面取部４ａが略端部全長に亘って形成されている。
する。 【構成】シール剥離用治具１において、ベース２の中央
には支柱３が垂直に立設され、支柱３の先端には、傾斜
板４が略５５度の角度で固着されている。この傾斜板４
の正面上方には、横長のガイド板５が、傾斜板の傾斜と
平行で若干の間隔を有して取り付けられる一方、背面上
方には、傾斜板４の裏面へ直角に固着される曲げ部６，
６と、傾斜板４から一定の間隔を有した水平部７とから
なる丸棒８が設けられている。更に傾斜板４の上端には
面取部４ａが略端部全長に亘って形成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、台紙に貼着されたシー
ルを簡単に剥がせるシール剥離用治具に関する。
ルを簡単に剥がせるシール剥離用治具に関する。
【０００２】
【従来の技術】封印、或は品名や品質、値段表示等のた
めに商品に貼着されるシールを、商品の製造や包装工程
において手作業で貼着する場合、作業者は、ロール状や
長寸の台紙へ連続的に貼られたシールを手で一枚ずつ剥
がして、所定の位置に貼着していた。
めに商品に貼着されるシールを、商品の製造や包装工程
において手作業で貼着する場合、作業者は、ロール状や
長寸の台紙へ連続的に貼られたシールを手で一枚ずつ剥
がして、所定の位置に貼着していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この場合、片手で台紙
を支えて他方の手でシールをめくる作業となるから、シ
ールを剥がす作業のみで両手がふさがり、作業性が良く
ない。又熟練度により作業に個人差も生じる。一方片手
で操作できる銃型の貼着機械も存在するが、重量が大き
いと作業者の負担になって長時間の作業に支障が出るた
め、寸法の大きいシールは使えない。
を支えて他方の手でシールをめくる作業となるから、シ
ールを剥がす作業のみで両手がふさがり、作業性が良く
ない。又熟練度により作業に個人差も生じる。一方片手
で操作できる銃型の貼着機械も存在するが、重量が大き
いと作業者の負担になって長時間の作業に支障が出るた
め、寸法の大きいシールは使えない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、寸法の
大きなシールでも作業者に負担なく、誰でも片手で簡単
に作業できるシール剥離用治具を提供するもので、その
構成は、ベースと、ベースに立設された支柱と、その支
柱先端に固着された傾斜板とを備え、前記傾斜板の表面
上方に、シールが貼着された台紙を傾斜板に沿って案内
する入側ガイド部を、裏面上方に、前記入側ガイド部へ
進入して傾斜板上端で折返した前記台紙をその折返し方
向で保持する出側ガイド部を、夫々設けてなることを特
徴とするものである。
大きなシールでも作業者に負担なく、誰でも片手で簡単
に作業できるシール剥離用治具を提供するもので、その
構成は、ベースと、ベースに立設された支柱と、その支
柱先端に固着された傾斜板とを備え、前記傾斜板の表面
上方に、シールが貼着された台紙を傾斜板に沿って案内
する入側ガイド部を、裏面上方に、前記入側ガイド部へ
進入して傾斜板上端で折返した前記台紙をその折返し方
向で保持する出側ガイド部を、夫々設けてなることを特
徴とするものである。
【０００５】
【作用】台紙を入側ガイド部へ進入させ、傾斜板の上端
に当接させて折返し、更に出側ガイド部へ進入させて水
平に引っ張ると、シールは台紙への接着力が強くないか
ら、傾斜板の上端でシールの端部が台紙から浮き上が
る。そのまま台紙を引っ張り続けると、シールは徐々に
剥離し、簡単に台紙から剥がせるようになる。
に当接させて折返し、更に出側ガイド部へ進入させて水
平に引っ張ると、シールは台紙への接着力が強くないか
ら、傾斜板の上端でシールの端部が台紙から浮き上が
る。そのまま台紙を引っ張り続けると、シールは徐々に
剥離し、簡単に台紙から剥がせるようになる。
【０００６】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図１〜６に示すように、シール剥離用治具１は、平
板のベース２と、その中央に立設された角パイプの支柱
３と、支柱３の先端に固着された長方形の傾斜板４（略
５５度で傾斜）とから構成される。又この傾斜板４の正
面上方には、入側ガイド部としての横長のガイド板５
が、傾斜板４の傾斜と平行で若干の間隔（ここでは２．
３mm）を有して取り付けられる一方、傾斜板４の背面上
方には、傾斜板４の裏面へ直角に固着される曲げ部６，
６と、傾斜板４から一定の間隔（１２mm）を有した水平
部７とからなる出側ガイド部としての丸棒８が設けられ
ている。更に前記傾斜板４の上端には面取部４ａが略端
部全長に亘って形成されている。
る。図１〜６に示すように、シール剥離用治具１は、平
板のベース２と、その中央に立設された角パイプの支柱
３と、支柱３の先端に固着された長方形の傾斜板４（略
５５度で傾斜）とから構成される。又この傾斜板４の正
面上方には、入側ガイド部としての横長のガイド板５
が、傾斜板４の傾斜と平行で若干の間隔（ここでは２．
３mm）を有して取り付けられる一方、傾斜板４の背面上
方には、傾斜板４の裏面へ直角に固着される曲げ部６，
６と、傾斜板４から一定の間隔（１２mm）を有した水平
部７とからなる出側ガイド部としての丸棒８が設けられ
ている。更に前記傾斜板４の上端には面取部４ａが略端
部全長に亘って形成されている。
【０００７】以上の如く構成されたシール剥離用治具１
は、まずシール１１を連続的に貼着したロール状の台紙
９を、シール１１側を表にして傾斜板４の前方へセット
し、図７（Ａ）の如く、台紙９の端部１０を傾斜板４に
沿って上昇させて、前記ガイド板５との間隔を通過させ
る。そしてそのまま端部１０を下方へ向け、折返すよう
にして今度は傾斜板４と裏側の丸棒８の水平部７との間
隔を通過させて垂下させる。これで台紙９のセットは完
了する。よって作業者が傾斜板４の裏側から前記垂下さ
せた端部１０を水平に引っ張ると、図７（Ｂ）の如く、
台紙９は上方への浮き上がりをガイド板５によって抑え
られて進入方向を維持し、面取部４ａの位置で折返され
その折返し方向のまま引っ張られるから、台紙９への接
着力が強くないシール１１は、丸棒８側の端部１１ａが
台紙９から剥がれる。そのまま台紙９を引っ張り続ける
と徐々に剥離部分が増え、図７（Ｃ）のようにシール１
１は反対側の端部１１ｂを残して略完全に台紙９から離
れるから、片手で簡単にシール１１を剥がすことができ
る。後は上記手順で台紙９の引っ張りとシール１１の剥
離とを繰り返し行えば良い。このようにシール剥離用治
具１によれば、台紙９の支持は勿論、片手で台紙９を水
平に引っ張るだけで簡単にシールの剥離作業が行えるか
ら、作業者に負担なく、誰でも能率の良い作業を行うこ
とができる。又ガイド板５や水平部７の横幅を広くとれ
るので、大きなシールの台紙でも全く支障なく利用で
き、上記作業性も変わらない。
は、まずシール１１を連続的に貼着したロール状の台紙
９を、シール１１側を表にして傾斜板４の前方へセット
し、図７（Ａ）の如く、台紙９の端部１０を傾斜板４に
沿って上昇させて、前記ガイド板５との間隔を通過させ
る。そしてそのまま端部１０を下方へ向け、折返すよう
にして今度は傾斜板４と裏側の丸棒８の水平部７との間
隔を通過させて垂下させる。これで台紙９のセットは完
了する。よって作業者が傾斜板４の裏側から前記垂下さ
せた端部１０を水平に引っ張ると、図７（Ｂ）の如く、
台紙９は上方への浮き上がりをガイド板５によって抑え
られて進入方向を維持し、面取部４ａの位置で折返され
その折返し方向のまま引っ張られるから、台紙９への接
着力が強くないシール１１は、丸棒８側の端部１１ａが
台紙９から剥がれる。そのまま台紙９を引っ張り続ける
と徐々に剥離部分が増え、図７（Ｃ）のようにシール１
１は反対側の端部１１ｂを残して略完全に台紙９から離
れるから、片手で簡単にシール１１を剥がすことができ
る。後は上記手順で台紙９の引っ張りとシール１１の剥
離とを繰り返し行えば良い。このようにシール剥離用治
具１によれば、台紙９の支持は勿論、片手で台紙９を水
平に引っ張るだけで簡単にシールの剥離作業が行えるか
ら、作業者に負担なく、誰でも能率の良い作業を行うこ
とができる。又ガイド板５や水平部７の横幅を広くとれ
るので、大きなシールの台紙でも全く支障なく利用で
き、上記作業性も変わらない。
【０００８】尚シール剥離用治具に設ける入側ガイド
部、出側ガイド部の形態は、上記ガイド板５、丸棒８に
限定するものでなく、どちらもガイド板のような板状に
したり、逆にどちらも丸棒で形成したり、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
部、出側ガイド部の形態は、上記ガイド板５、丸棒８に
限定するものでなく、どちらもガイド板のような板状に
したり、逆にどちらも丸棒で形成したり、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
【０００９】
【発明の効果】以上本発明によれば、シールの大小に拘
わらず、片手で水平に台紙を引っ張るだけで簡単にシー
ルの剥離作業が行え、誰でも能率の良い作業を行うこと
ができる。又作業者の負担も大きく軽減できる。
わらず、片手で水平に台紙を引っ張るだけで簡単にシー
ルの剥離作業が行え、誰でも能率の良い作業を行うこと
ができる。又作業者の負担も大きく軽減できる。
【図１】シール剥離用治具の斜視図である。
【図２】シール剥離用治具の正面図である。
【図３】シール剥離用治具の背面図である。
【図４】シール剥離用治具の平面図である。
【図５】シール剥離用治具の底面図である。
【図６】シール剥離用治具の右側面図である。
【図７】（Ａ）シール剥離用治具の使用状態を示す説明
図である。 （Ｂ）シール剥離用治具の使用状態を示す説明図であ
る。 （Ｃ）シール剥離用治具の使用状態を示す説明図であ
る。
図である。 （Ｂ）シール剥離用治具の使用状態を示す説明図であ
る。 （Ｃ）シール剥離用治具の使用状態を示す説明図であ
る。
１・・シール剥離用治具、２・・ベース、３・・支柱、
４・・傾斜板、５・・ガイド板、６・・曲げ部、７・・
水平部、８・・丸棒、９・・台紙、１０・・端部、１１
・・シール。
４・・傾斜板、５・・ガイド板、６・・曲げ部、７・・
水平部、８・・丸棒、９・・台紙、１０・・端部、１１
・・シール。
Claims (1)
- 【請求項１】 ベースと、ベースに立設された支柱と、
その支柱先端に固着された傾斜板とを備え、前記傾斜板
の表面上方に、シールが貼着された台紙を傾斜板に沿っ
て案内する入側ガイド部を、裏面上方に、前記入側ガイ
ド部へ進入して傾斜板上端で折返した前記台紙をその折
返し方向で保持する出側ガイド部を、夫々設けてなるシ
ール剥離用治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30909094A JPH08168975A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | シール剥離用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30909094A JPH08168975A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | シール剥離用治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08168975A true JPH08168975A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=17988772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30909094A Pending JPH08168975A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | シール剥離用治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08168975A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020172345A (ja) * | 2019-04-08 | 2020-10-22 | トヨタ自動車東日本株式会社 | ロール型離型紙剥離装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0395068A (ja) * | 1989-09-04 | 1991-04-19 | Tokyo Electric Co Ltd | ラベルプリンタ |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP30909094A patent/JPH08168975A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0395068A (ja) * | 1989-09-04 | 1991-04-19 | Tokyo Electric Co Ltd | ラベルプリンタ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020172345A (ja) * | 2019-04-08 | 2020-10-22 | トヨタ自動車東日本株式会社 | ロール型離型紙剥離装置 |
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