JPH08168117A - 配電盤 - Google Patents
配電盤Info
- Publication number
- JPH08168117A JPH08168117A JP6305279A JP30527994A JPH08168117A JP H08168117 A JPH08168117 A JP H08168117A JP 6305279 A JP6305279 A JP 6305279A JP 30527994 A JP30527994 A JP 30527994A JP H08168117 A JPH08168117 A JP H08168117A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- pressure
- hook
- pressure discharge
- power distribution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Patch Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 配電盤の事故時に配電盤の放圧開口から背面
側へ飛散する火が背面側へいる人に降りかかるのを防止
する。 【構成】 配電盤の天井部の背面寄りに放圧開口を塞ぐ
放圧板３ｂを回動自在に設けるとともに、背面板１ａの
上部に防護板５を回動自在に設け、通常時はワイヤ１０
を介して放圧板３ｂと連結されたフック８と防護板５に
取り付けられたフック掛け７との係合により防護板５は
下方を向いている。事故発生時、放圧板３ｂが開くとフ
ック８とフック掛け７の連結が外れ、上方へ付勢されて
いる防護板５は上方へ回動し、放圧開口から出た火を遮
る。
側へ飛散する火が背面側へいる人に降りかかるのを防止
する。 【構成】 配電盤の天井部の背面寄りに放圧開口を塞ぐ
放圧板３ｂを回動自在に設けるとともに、背面板１ａの
上部に防護板５を回動自在に設け、通常時はワイヤ１０
を介して放圧板３ｂと連結されたフック８と防護板５に
取り付けられたフック掛け７との係合により防護板５は
下方を向いている。事故発生時、放圧板３ｂが開くとフ
ック８とフック掛け７の連結が外れ、上方へ付勢されて
いる防護板５は上方へ回動し、放圧開口から出た火を遮
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、配電盤に関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術】図２に従来の配電盤の縦断側面図を示
し、１は盤本体、２は盤本体１の前面に設けられた扉、
３は盤本体１の天井部の背面寄りに突出形成された放圧
部であり、放圧部３は盤本体１の内部と連通するととも
に、背面側に放熱のための通気口３ａが設けられ、また
放圧部３の開口を塞ぐ放圧板３ｂが支持部４を介して回
動自在に設けられている。
し、１は盤本体、２は盤本体１の前面に設けられた扉、
３は盤本体１の天井部の背面寄りに突出形成された放圧
部であり、放圧部３は盤本体１の内部と連通するととも
に、背面側に放熱のための通気口３ａが設けられ、また
放圧部３の開口を塞ぐ放圧板３ｂが支持部４を介して回
動自在に設けられている。
【０００３】上記構成において、盤本体１内の熱は通気
口３ａから外部へ放出される。又、盤本体１内で事故が
発生し、盤本体１内の圧力が上昇した場合、この圧力に
より放圧板３ｂが開き、盤本体１内の圧力は低下する。
口３ａから外部へ放出される。又、盤本体１内で事故が
発生し、盤本体１内の圧力が上昇した場合、この圧力に
より放圧板３ｂが開き、盤本体１内の圧力は低下する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の配電盤
においては、内部で事故が発生した場合、放圧板３ｂが
開いて内部圧力が放出されるが、このとき、同時に放圧
部３から事故時に発生した火も放出され、この火は盤本
体１の背面側へ放出される。このため、人が盤本体１の
背面側へいた場合、火の粉が人に降りかかり、大変危険
であった。
においては、内部で事故が発生した場合、放圧板３ｂが
開いて内部圧力が放出されるが、このとき、同時に放圧
部３から事故時に発生した火も放出され、この火は盤本
体１の背面側へ放出される。このため、人が盤本体１の
背面側へいた場合、火の粉が人に降りかかり、大変危険
であった。
【０００５】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、事故時に背面側へ飛散する火
が背面側にいる人の上に落ちて来ないように防護するこ
とができる配電盤を得ることを目的とする。
めになされたものであり、事故時に背面側へ飛散する火
が背面側にいる人の上に落ちて来ないように防護するこ
とができる配電盤を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る配電盤
は、背面上部に回動自在に取り付けられ、放圧板が開い
た際に連動して上方へ回動する防護板を設けたものであ
る。
は、背面上部に回動自在に取り付けられ、放圧板が開い
た際に連動して上方へ回動する防護板を設けたものであ
る。
【０００７】
【作用】この発明においては、事故発生時に内部圧力に
より放圧板が開き、これと連動して背面上部に設けられ
た防護板が上方へ回動し、事故時に放圧開口から飛散し
た火は防護板により遮られる。
より放圧板が開き、これと連動して背面上部に設けられ
た防護板が上方へ回動し、事故時に放圧開口から飛散し
た火は防護板により遮られる。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面とともに説明
する。図１はこの実施例による配電盤の要部縦断側面図
を示し、５は盤本体１の背面板１ａの上部に支持部６を
介して回動自在に支持された防護板であり、防護板５は
常に上方（反時計方向）へ回動するようにばねにより付
勢されている。７は防護板５に取り付けられたフック掛
け、８は盤本体１に回動自在に支持されたフック、９は
盤本体１に回動自在に支持されたローラ、１０はローラ
９を介して放圧板３ｂとフック８を連結するワイヤ、１
１は盤本体１の天井部に斜め上方に向けて取り付けられ
たストッパである。
する。図１はこの実施例による配電盤の要部縦断側面図
を示し、５は盤本体１の背面板１ａの上部に支持部６を
介して回動自在に支持された防護板であり、防護板５は
常に上方（反時計方向）へ回動するようにばねにより付
勢されている。７は防護板５に取り付けられたフック掛
け、８は盤本体１に回動自在に支持されたフック、９は
盤本体１に回動自在に支持されたローラ、１０はローラ
９を介して放圧板３ｂとフック８を連結するワイヤ、１
１は盤本体１の天井部に斜め上方に向けて取り付けられ
たストッパである。
【０００９】上記構成の配電盤においては、平常時には
放圧板３ｂは放圧部３の放圧開口を塞いでおり、防護板
５は下方に向けられ、フック８はフック掛け７と係合し
ている。ここで、盤本体１内に事故が発生すると内部圧
力が上昇し、この圧力により放圧板３ｂが回動し、圧力
は放圧開口から放出される。このとき、ワイヤ１０を介
してフック８がフック掛け７から外れ、付勢されている
防護板５は上方へ回動し、ストッパ１１に係止される。
このため、圧力放出と同時に放圧開口から背面側へ飛散
する火の粉は防護板５に遮られ、背面側にいる人の上に
落ちることはない。
放圧板３ｂは放圧部３の放圧開口を塞いでおり、防護板
５は下方に向けられ、フック８はフック掛け７と係合し
ている。ここで、盤本体１内に事故が発生すると内部圧
力が上昇し、この圧力により放圧板３ｂが回動し、圧力
は放圧開口から放出される。このとき、ワイヤ１０を介
してフック８がフック掛け７から外れ、付勢されている
防護板５は上方へ回動し、ストッパ１１に係止される。
このため、圧力放出と同時に放圧開口から背面側へ飛散
する火の粉は防護板５に遮られ、背面側にいる人の上に
落ちることはない。
【００１０】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、事故時
内部圧力により開く放圧板と連動する防護板を背面上部
に設けており、事故時に放圧開口から背面側へ飛散する
火は防護板により遮られ、背面側にいる人へ火が降りか
かるのを防止することができる。
内部圧力により開く放圧板と連動する防護板を背面上部
に設けており、事故時に放圧開口から背面側へ飛散する
火は防護板により遮られ、背面側にいる人へ火が降りか
かるのを防止することができる。
【図１】この発明による配電盤の要部縦断側面図であ
る。
る。
【図２】従来の配電盤の縦断側面図である。
１…盤本体 ３…放圧部 ３ｂ…放圧板 ５…防護板 ７…フック掛け ８…フック １０…ワイヤ
Claims (1)
- 【請求項１】 天井部の背面寄りに回動自在に取り付け
られるとともに、放圧開口を塞ぎ、内部圧力が上昇した
際にこの圧力により開く放圧板を有する配電盤におい
て、背面上部に回動自在に取り付けられ、放圧板が開い
た際に連動して上方へ回動する防護板を設けたことを特
徴とする配電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6305279A JPH08168117A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6305279A JPH08168117A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 配電盤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08168117A true JPH08168117A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=17943192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6305279A Pending JPH08168117A (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 配電盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08168117A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108471061A (zh) * | 2018-04-28 | 2018-08-31 | 成都兴科达电器实业有限公司 | 配电箱护板结构以及配电箱 |
| KR20200001522U (ko) * | 2018-12-28 | 2020-07-08 | 엘에스일렉트릭(주) | 배전반의 환기 시스템 |
| CN112020804A (zh) * | 2018-04-27 | 2020-12-01 | 西门子股份公司 | 开关柜 |
| CN112072486A (zh) * | 2020-08-10 | 2020-12-11 | 华翔翔能科技股份有限公司 | 一种防爆高低压成套电气柜 |
-
1994
- 1994-12-09 JP JP6305279A patent/JPH08168117A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112020804A (zh) * | 2018-04-27 | 2020-12-01 | 西门子股份公司 | 开关柜 |
| US11451017B2 (en) | 2018-04-27 | 2022-09-20 | Siemens Energy Global GmbH & Co. KG | Switchgear cabinet |
| CN112020804B (zh) * | 2018-04-27 | 2023-09-29 | 西门子能源全球有限公司 | 开关柜 |
| CN108471061A (zh) * | 2018-04-28 | 2018-08-31 | 成都兴科达电器实业有限公司 | 配电箱护板结构以及配电箱 |
| KR20200001522U (ko) * | 2018-12-28 | 2020-07-08 | 엘에스일렉트릭(주) | 배전반의 환기 시스템 |
| US11588305B2 (en) | 2018-12-28 | 2023-02-21 | Ls Electric Co., Ltd. | Distribution board ventilation system |
| CN112072486A (zh) * | 2020-08-10 | 2020-12-11 | 华翔翔能科技股份有限公司 | 一种防爆高低压成套电气柜 |
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