JPH08168097A - 超音波トランスデューサ - Google Patents

超音波トランスデューサ

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JPH08168097A
JPH08168097A JP6310444A JP31044494A JPH08168097A JP H08168097 A JPH08168097 A JP H08168097A JP 6310444 A JP6310444 A JP 6310444A JP 31044494 A JP31044494 A JP 31044494A JP H08168097 A JPH08168097 A JP H08168097A
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JP
Japan
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ultrasonic
ultrasonic transducer
piezoelectric element
skin
electrode
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JP6310444A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Ishii
徹哉 石井
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、接触媒体との音響的整合性を
良くし、余分な横方向振動モードもなくして、分解能を
高める。 【構成】 開示される超音波トランスデューサは、超音
波皮脂厚測定装置等の探触子として用いて好適なもの
で、電気信号と超音波との間の相互変換を行う円板状の
超音波振動子6と、この超音波振動子6の送受波面に接
着され、超音波反射波の戻りを遅延させる円柱形の超音
波遅延スペーサ7とから構成されている。超音波振動子
6は、厚み方向に分極された板状の圧電素子61と、こ
の圧電素子61の両面に設けられた一対の円形電極6
2,62とからなり、各円形電極62の半径R2は、圧
電素子61の半径R2より所定の寸法小さく設定されて
いる。超音波遅延スペーサ7は、水の音響インピーダン
スの3/4以上4/3以下の音響インピーダンスを有す
る、例えばポリエチレン等の熱可塑性樹脂からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人体の皮脂厚の測定
等、生体の浅部の測定に用いて好適な超音波トランスデ
ューサに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、肥満度を測定する一つの手段とし
て、人体の皮脂厚を測定するための超音波皮脂厚測定装
置が開発されている。この装置は、超音波トランスデュ
ーサ(超音波探触子)を人体に当てて超音波パルスを体
内に送信し、音響インピーダンス(音速×密度)の異な
る脂肪層と筋組織との境界面からのエコー(反射波)を
受波して人体の皮脂厚を計測する。ところで、この種の
装置は、人体の皮膚表面から筋組織表面までの浅部測定
を目的とするものであるため、周波数の高い超音波が選
択されると共に、超音波トランスデューサの構造に改良
を加えることにより超音波振動子面での送信残響の影響
を除去している。
【0003】例えば、特開昭61−220634号公報
に記載の超音波皮脂厚計測装置では、図7に示すよう
に、超音波振動子1と被験者の皮膚(生体表皮)2との
間にシリコン材からなる超音波遅延スペーサ3を組み込
み、超音波遅延スペーサ3と人体の皮膚2との接触面X
からから脂肪層4と筋組織5との境界面Yまでの距離を
測定する構造となっている。すなわち、超音波振動子1
から発振される超音波は、まず、超音波遅延スペーサ3
のところで、送信残響(反射波形)E1を形成し、次
に、超音波遅延スペーサ3と皮膚2との接触面Xのとこ
ろで反射波形E2を形成し、さらに脂肪層4と筋組織5
との境界面Yのところで反射波形E3を形成する。これ
らの反射波形のうち、皮膚2のところで形成される反射
波形E2から脂肪層4と筋組織5との境界面Yのところ
で形成されるピークの反射波形E3までの距離Lを計測
することにより皮脂厚を測定する。そして、超音波振動
子1面での送信残響E1をシリコン材からなる超音波遅
延スペーサ3の部分で吸収除去している。なお、皮膚2
や筋組織5のところで形成される反射波形E2,E3
は、送信残響E1に較べてかなり小さいが、図では、拡
大して示している。
【0004】また、この種の超音波トランスデューサ
(超音波探触子)に用いて好適な超音波振動子として
は、特開昭59−181898号公報に記載のリング型
超音波振動子が知られている。このリング型超音波振動
子は、同心円状に所定幅で分割された各圧電素子毎に電
極が接続され、各圧電素子は、さらに同心円状に細分割
されている。このリング型超音波振動子によれば、超音
波の送受波時において使用する周波数帯域に幅方向の振
動モード(以下、横方向振動モードという)が発生する
ことを防止し、厚み方向の振動(以下、厚み方向振動モ
ードという)のみを用いて超音波の送受波を行うことが
できるので、分解能の向上を図ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
61−220634号公報記載の超音波トランスデュー
サでは、シリコンゴムを脱泡後、モールドすることで、
超音波遅延スペーサを製作しなければならず、この脱泡
モールドは完全なバッチ作業であるため、工数が著しく
増加する反面、小量しか生産できないという問題があっ
た。また、特開昭59−181898号公報記載のリン
グ型超音波振動子では、半径の異なるリング状の圧電素
子を多数製作しなければならない上、これらを組み付け
することは煩雑であるという問題があった。
【0006】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、簡単な構成で、接触媒体との音響的整合性が良
い上、余分な横方向振動モードを消すこともでき、結果
として、分解能を高めることのできる超音波トランスデ
ューサを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、電気信号と超音波との間の
相互変換を行う超音波振動子の前面に超音波反射波の戻
りを遅延させるためのバルク状の超音波遅延部材を結合
して、超音波の送受波を行う超音波トランスデューサで
あって、上記超音波振動子は、厚み方向に分極された板
状の圧電素子と、該圧電素子の両面に設けられた一対の
電極とからなり、少なくとも一方の電極を、上記圧電素
子の当該電極設置面の周縁端より所定の寸法内側に後退
させて、かつ、当該電極設置面と相似形状に設けると共
に、上記超音波遅延部材は、水の音響インピーダンスの
3/4以上4/3以下の音響インピーダンスを有する熱
可塑性樹脂からなることを特徴としている。
【0008】
【作用】この発明の構成では、超音波遅延部材が、水の
音響インピーダンスの3/4以上4/3以下の音響イン
ピーダンスを有するものであるので、例えば、この発明
の超音波トランスデューサを皮脂厚測定装置に適用する
場合には、皮膚との音響的整合性が非常に良好となり、
超音波遅延部材と皮膚との境界面でのエネルギ透過率は
約98%以上となる(なお、超音波遅延部材から見れ
ば、皮膚の音響インピーダンスは水のそれと近似的に等
しいとみなせる)。また、超音波遅延部材と皮膚との境
界面でのエネルギ反射率は約2%以下となるので、脂肪
層と筋組織との境界面からの小さなエコー(反射波)
が、超音波遅延部材と皮膚との境界面でのエコー(反射
波)に呑み込まれる虞はなく、確実にキャッチされる。
【0009】また、この出願に係る発明者の行った実験
により、少なくとも一方の電極を、圧電素子の当該電極
設置面の周縁端より所定の寸法内側に後退させれば、横
方向振動モードが減衰することが確認されている。特
に、少なくとも一方の電極を、厚み方向振動モードの周
波数帯域中に存在する横方向振動モードの波長の1/5
〜1/3だけ上記圧電素子の周端縁よりも内側に後退さ
せる(圧電素子が円板状のものなら、少なくとも一方の
電極の半径を圧電素子の半径よりも横方向振動モードの
波長の1/5〜1/3だけ小さくする)構造とすれば、
横方向振動モードは著しく減衰することが判っている
(これは、実験結果であるが、横方向振動モードの定在
波の節が、圧電素子の周端縁から当該波長の1/4のと
ころにあらわれることと関係があるのかも知れな
い。)。また、超音波遅延部材は、熱可塑性樹脂を素材
とし、例えば、丸棒や角棒の形に押出し成形すること
で、あるいは、丸棒や角棒の既製品を転用することで、
簡易かつ多量に生産できる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図1は、この発明の一実施例である超音
波トランスデューサの構成を示す図であり、同図(a)
は平面図、同図(b)は側面図である。この例の超音波
トランスデューサは、超音波皮脂厚測定装置の探触子
(プローブ)として用いられるもので、同図に示すよう
に、電気信号と超音波との間の相互変換を行う円板状の
超音波振動子6と、この超音波振動子6の送受波面にエ
ポキシ等の接着剤で接着され、超音波反射波の戻りを遅
延させるバルク状の超音波遅延スペーサ7とから概略構
成されている。なお、この超音波トランスデューサは、
送波と受波とを兼ねる。
【0011】上記超音波振動子6は、厚み方向に分極さ
れた円板状の圧電セラミック素子61と、この圧電セラ
ミック素子61の両面にかつ圧電セラミック素子61と
同心円状に設けられた円形電極62,62とからなって
いる。ここで、各円形電極62の半径R2は、圧電セラ
ミック素子61の半径R1よりも、厚み方向振動モード
の周波数帯域(この例では、2〜2.7MHz)中に存
在する横方向振動モード(N次の半径方向高調波モー
ド)の波長の1/4だけ小さく設定されている。このよ
うに設定すると、横方向振動モードが著しく減衰するこ
とが、この出願に係る発明者の行った実験により判明し
ている。
【0012】また、上記超音波遅延スペーサ7には、直
径約20mm、高さ約20mmの円柱形状のポリエチレ
ン(熱可塑性樹脂)が用いられるが、水の音響インピー
ダンスの約3/4以上で約4/3倍以下の音響インピー
ダンスを有し、かつ超音波の減衰が10dBを越え20
dBを越えない材質(ポリエチレンはこの条件を満たし
ている)である限り、超音波遅延スペーサ7として用い
ることができる。
【0013】音響インピーダンスの範囲を上記のように
定めたのは、次の理由による。すなわち、超音波振動子
6から発振される超音波は、出来るだけ大きな強度を保
ったまま、皮膚と筋組織との境界面まで達して欲しいと
いう要求がある。さらに、超音波遅延部材6と皮膚との
間で起きるエコー(反射波)が大きければ、大きな余波
も続くので、皮膚と筋組織との境界面からの小さなエコ
ー(反射波)がかき消されてしまうという問題がある。
上記2点から、超音波遅延スペーサ7と皮膚との境界面
でのエネルギ透過率Traは98%以上で、エネルギ反射
率Refは2%以下であることが望ましい。
【0014】そこで、エネルギ透過率Traが、式(1)
で求められ、 Tra=4Zs・Zw/(Zs+Zw)2 =4(Zs/Zw)/(Zs/Zw+1)2 ……(1) エネルギ反射率Refが、式(2)で求められることか
ら、 Ref=[(Zs−Zw)/(Zs+Zw)]2 =[(Zs/Zw−1)/(Zs/Zw+1)]2 ……(2) Zs:超音波遅延スペーサの音響インピーダンス Zw:水の音響インピーダンス (皮膚の音響インピーダンスは、水の音響インピーダン
スに近似する。) 式(3)の結論が得られる。 3/4<Zs/Zw<4/3 ……(3)
【0015】また、超音波の減衰が10dBを越え20
dBを越えない範囲としたのは、超音波遅延スペーサ7
は、超音波振動子6面での送信残響中に、皮膚や筋組織
からの反射波が戻ってこないように、超音波の伝搬を遅
延させる機能を有するものであるが、そのためにも、送
信残響がいつまでも超音波遅延スペーサ7内に残ってい
ては困り、当該媒質内で10dB以上の減衰性能が必要
なことからであり、反面、余りに減衰が大きくては、超
音波振動子6から発振される超音波が、超音波遅延スペ
ーサ7内で減衰してしまい、皮膚と筋組織との境界面に
達したときは、微弱な超音波となることからである。
【0016】上記条件を具備するこの例の超音波遅延ス
ペーサ7は、押出し成形機の断面円形のダイリップから
溶融ポリエチレンを押出し、次いで冷却して、直径約2
0mmの棒状部材を形成し、この棒状部材を約20mm
間隔で切断することにより簡易かつ多量に得られる。
【0017】次に、上記構成の超音波トランスデューサ
について動作実験を行った結果について述べる。なお、
比較のために、圧電セラミック素子の半径と円形電極の
半径とが同一である点、すなわち、べた電極で構成した
点を除けば、この例の構成及び形状と何等異ならない超
音波トランスデューサを用意した(この超音波トランス
デューサを比較用の超音波トランスデューサという)。
そして、これらの超音波トランスデューサに、図示せぬ
パルス発生器からそれぞれの円形電極間に、超音波パル
ス信号を印加すると共に、オシロスコープで各超音波ト
ランスデューサからの出力波形の観測を行った。
【0018】図2及び図3は、オシロスコープの画面で
観測された波形データを示し、図2は、比較用の超音波
トランスデューサの50Ωケーブル系における周波数毎
の反射係数を、図3は、この例の超音波トランスデュー
サの同じく50Ωケーブル系における周波数毎の反射係
数をそれぞれ示している。なお、ここでの反射係数は、
50Ωケーブル系と超音波トランスデューサとの間での
反射係数を示し、Sパラメータ(S11)とも称される。
図中、中央部の大きな落ち込みは、使用周波数帯F1を
示し、このように、電気エネルギが音響に変換されてし
まう使用周波数帯F1では、電気的な反射係数は低下し
ている。使用周波数帯F1内の"ぎざぎざ"は、エコーの
受波によって形成される。一方、使用周波数帯F1の図
中左側の"ぎざぎざ"が横方向振動モードの存在を示して
いる。図2及び図3を比較すれば明らかなように、図2
には横方向振動モードの存在が確認されるが、図3から
はその存在が確認されない。
【0019】次に、図4及び図5は、超音波遅延スペー
サの開放端から戻ってくるエコーを受波した受波信号の
出力レベルの時間変動を示す図で、図4が比較用の超音
波トランスデューサによるもの、図5が、この例の超音
波トランスデューサによるものである。図4では横方向
振動モードの影響であるリップルが観測されるが、図5
からはこのようなリップルは観測されない。
【0020】次に、この例の超音波トランスデューサ及
び比較用の超音波トランスデューサを交互に皮脂厚測定
装置の探触子として用いて、皮脂厚を測定した。この結
果、図2乃至図5にあらわれた性能通りに、この例の超
音波トランスデューサで構成された皮脂厚測定装置の方
が、比較用の超音波トランスデューサで構成されたもの
よりも、分解能の向上が認められた。
【0021】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述の実
施例では、円柱形の超音波トランスデューサを用いた場
合について述べたが、これに限らず、例えば、図6に示
すように、矩形板状の超音波振動子8と角柱形状の超音
波遅延スペーサ9とから構成される角柱形の超音波トラ
ンスデューサとしても良い(なお、同図中、符合81は
圧電セラミック素子を、また、82は矩形電極をそれぞ
れ示している)。同様に、円板状の超音波振動子と角柱
形の超音波遅延スペーサとを組み合わせても良く、矩形
板状の超音波振動子と円柱形の超音波遅延スペーサとを
組み合わせても良い。
【0022】また、上述の実施例では、円形電極62の
半径R2を、圧電セラミック素子61の半径R1より
も、厚み方向振動モードの周波数帯域中に存在する横方
向振動モードの波長の1/4だけ小さく設定するように
した場合について述べたが、これに限定されず、当該波
長の1/5〜1/3の範囲で小さく設定する限り、上述
したと同等の効果が得られる。この場合、一方の円形電
極62の半径R2のみを小さくし、他方の円形電極は圧
電セラミック素子と同一半径の"べた電極"としても良
い。
【0023】また、この発明の超音波トランスデューサ
の用途は、超音波皮脂厚測定装置の超音波探触子に限定
されないが、水の音響インピーダンスと等価とみなせる
音響インピーダンスを有する皮膚や筋組織等に超音波を
送信する装置、例えば、骨粗鬆症診断装置の超音波探触
子として用いて好適である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、超音波遅延部材が、熱可塑性樹脂を素材とする
ものなので、押出し成形加工により、簡易かつ多量に生
産できる。また、超音波遅延部材が、水の音響インピー
ダンスの3/4以上4/3以下の音響インピーダンスを
有するものなので、例えば、この発明の超音波トランス
デューサを皮脂厚測定装置に適用すれば、皮膚との音響
的整合性が非常に良好となり、超音波遅延部材と皮膚と
の境界面でのエネルギ透過率は約98%以上となる(な
お、超音波遅延部材から見れば、皮膚の音響インピーダ
ンスは水のそれと近似的に等しいとみなせる)。
【0025】また、超音波遅延部材と皮膚との境界面で
のエネルギ反射率は約2%以下となるので、脂肪層と筋
組織との境界面からの小さなエコー(反射波)が、超音
波遅延部材と皮膚との境界面でのエコー(反射波)に呑
み込まれる虞はなく、確実にキャッチされる。また、少
なくとも一方の電極を、圧電素子の当該電極設置面の周
縁端より所定の寸法内側に後退させる構造となっている
ので、横方向振動モードを減衰させることができる。そ
れゆえ、分解能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である超音波トランスデュ
ーサの構成を示す図であり、同図(a)は平面図、同図
(b)は側面図である。
【図2】同実施例の動作を説明するための説明図であ
り、比較用の超音波トランスデューサの50Ωケーブル
系における波長毎の反射係数を示す図である。
【図3】同実施例の動作を説明するための説明図であ
り、同実施例による超音波トランスデューサの50Ωケ
ーブル系における波長毎の反射係数を示す図である。
【図4】同実施例の動作を説明するための説明図であ
り、比較用の超音波トランスデューサにおいて、その超
音波遅延スペーサの開放端から戻ってくるエコーを受波
した受波信号の出力レベルの時間変動を示す図である。
【図5】同実施例の動作を説明するための説明図であ
り、同実施例による超音波トランスデューサにおいて、
その超音波遅延スペーサの開放端から戻ってくるエコー
を受波した受波信号の出力レベルの時間変動を示す図で
ある。
【図6】同実施例の変形例である超音波トランスデュー
サの構成を示す図であり、同図(a)は平面図、同図
(b)は側面図である。
【図7】従来の技術を説明するための図で、超音波皮脂
厚計測装置の超音波探触子の働きを説明するための説明
図である。
【符号の説明】
6 超音波振動子 61 圧電セラミック素子(圧電素子) 62 円形電極(電極) 7 超音波遅延スペーサ(超音波遅延部材) 8 超音波振動子 81 圧電セラミック素子(圧電素子) 82 矩形電極(電極) 9 超音波遅延スペーサ(超音波遅延部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気信号と超音波との間の相互変換を行
    う超音波振動子の前面に超音波反射波の戻りを遅延させ
    るためのバルク状の超音波遅延部材を結合して、超音波
    の送受波を行う超音波トランスデューサにおいて、 前記超音波振動子は、厚み方向に分極された板状の圧電
    素子と、該圧電素子の両面に設けられた一対の電極とか
    らなり、少なくとも一方の電極を、前記圧電素子の当該
    電極設置面の周縁端より所定の寸法内側に後退させて、
    かつ、当該電極設置面と相似形状に設けると共に、 前記超音波遅延部材は、水の音響インピーダンスの3/
    4以上4/3以下の音響インピーダンスを有する熱可塑
    性樹脂からなることを特徴とする超音波トランスデュー
    サ。
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