JPH08166919A - 異種プロトコルの複数システム間の入出力装置共用システム - Google Patents

異種プロトコルの複数システム間の入出力装置共用システム

Info

Publication number
JPH08166919A
JPH08166919A JP31144294A JP31144294A JPH08166919A JP H08166919 A JPH08166919 A JP H08166919A JP 31144294 A JP31144294 A JP 31144294A JP 31144294 A JP31144294 A JP 31144294A JP H08166919 A JPH08166919 A JP H08166919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
request
output
output device
data transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31144294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3499938B2 (ja
Inventor
Kenichi Kawazoe
憲一 川添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP31144294A priority Critical patent/JP3499938B2/ja
Publication of JPH08166919A publication Critical patent/JPH08166919A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3499938B2 publication Critical patent/JP3499938B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】異種プロトコルの複数システム間の入出力装置
共用システムに関し,プロトコルの異なる他のシステム
の入出力装置に対し,直接入出力操作を可能とするシス
テムを実現することを目的とする。 【構成】入出力操作要求機構201 により入出力操作要求
受付けると,入出力装置制御部202 により自システム内
でサポートしているプロトコルと同じ入出力装置か否か
を判別し,相手システムに対して排他環境作成を依頼す
るとともに,エクステント情報の通知を依頼する。その
後の入出力要求に対して,入出力要求制御部208 によ
り,エクステント情報を基にプロトコル変換装置3で変
換可能な形式のコマンドを作成し,プロトコル変換装置
3へ送出する。プロトコル変換装置3では,プロトコル
の変換を行い,要求された入出力装置1へのアクセスを
実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,異種プロトコルの複数
システム間の入出力装置共用システムに関し,特に,プ
ロトコルの異なる他システムの入出力装置に対する直接
入出力操作を可能としたシステムに関する。また,この
入出力装置共用システムを利用して入出力装置経由でデ
ータを転送することにより,システム間通信回線経由で
データを転送する場合に比べて転送時間を短縮すること
を狙いとし,入出力装置を共用しているシステム間にお
ける多量データの高速データ転送を可能にしたシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来技術の説明図である。図7に
示すように,ホストシステム10には,メイン・フレー
ムのチャネル・インタフェースにより入出力装置11
a,11b,…が接続され,サブシステム20には,S
CSIインタフェースにより入出力装置21が接続され
ているシステムの場合,従来の技術では,例えばサブシ
ステム20からホストシステム10の配下の入出力装置
11bに直接入出力操作を行うことはできなかった。
【0003】そのため,サブシステム20は,入出力操
作が必要であればシステム間通信回線4を介してホスト
システム10へ入出力装置10bへのアクセスを依頼
し,ホストシステム10は,依頼されたアクセス結果を
システム間通信回線4を通して,サブシステム20へ転
送していた。
【0004】また,入出力操作の結果の転送に限らず,
システム間のデータ転送については,システム間通信回
線4を使用してデータを転送する方法が一般的であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように,従来の
技術では,入出力装置とのプロトコルが異なるシステム
から入出力装置に対する直接入出力操作を行うことはで
きず,システム間通信回線を使用し,入出力装置と同じ
プロトコルのシステムに対して入出力操作の依頼を行
い,依頼を受けたシステムにより実行された入出力操作
の結果をシステム間通信回線を通して受け取っていた。
【0006】しかし,この方法では,システム間通信回
線を使用してシステム間で入出力操作に必要なデータの
転送処理を行うため,入出力装置に対して直接入出力操
作を行う場合に比べて処理時間が増加するという欠点が
あった。
【0007】また,入出力操作を依頼されたシステムの
負荷が増加するという欠点もあった。さらに,システム
間でデータを転送する場合に,システム間通信回線を使
用してデータを転送していたが,この方法では,多量の
データを転送する場合には,転送に時間がかかるという
欠点があった。
【0008】本発明は上記問題点の解決を図り,プロト
コルの異なる複数システム間において入出力装置の共用
を可能とし,入出力処理時間の短縮,システムの負荷軽
減,複数システム間における多量データの高速転送を実
現する入出力装置共用システムを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記課題を解
決するために,例えば図1に示すような,以下の手段を
具備する。
【0010】本発明は,プロトコルの異なる複数システ
ム間において,一つまたは複数の入出力装置1a,1
b,…(以下,入出力装置1と称する)とプロトコルの
異なるシステム(以下,サブシステム200と称する)
内部で入出力操作要求を受け付ける入出力操作要求受付
機構201と,サブシステム200内部で入出力装置1
の制御を行う入出力装置制御部202と,入出力装置制
御部202において,入出力操作要求受付機構201で
受け付けた入出力操作要求の対象が,サブシステム20
0内でサポートしているプロトコルと同じ入出力装置か
異なる入出力装置かを判別する入出力装置判別機構20
3と,入出力装置制御部202において,対象入出力装
置のプロトコルがサブシステム200内でサポートして
いるプロトコルと異なる場合,対象入出力装置と同じプ
ロトコルのシステム(以下,ホストシステム100と称
する)に対して排他環境の作成を依頼する排他環境作成
依頼機構204と,入出力装置制御部202において,
ホストシステム100に対してエクステント情報の通知
を依頼するエクステント情報通知依頼機構205と,入
出力装置制御部202において,ホストシステム100
に対して排他環境の解放を依頼する排他環境解放依頼機
構206と,サブシステム200内部で入出力要求を受
け付ける入出力要求受付機構207と,サブシステム2
00内部で入出力要求の制御を行う入出力要求制御部2
08と,入出力要求制御部208において,入出力要求
受付機構207で受け付けた入出力要求の対象が,サブ
システム200内でサポートしているプロトコルと同じ
入出力装置か異なる入出力装置かを判別する入出力装置
判別機構209と,入出力要求制御部208において,
入出力要求とエクステント情報をもとに入出力要求コマ
ンドを作成するコマンド作成機構210と,ホストシス
テム100内部でサブシステム200からの依頼により
排他環境を作成する排他環境作成機構101と,ホスト
システム100内部でサブシステム200からの依頼に
よりエクステント情報を通知するエクステント情報通知
機構102と,ホストシステム100内部でサブシステ
ム200からの依頼により排他環境を解放する排他環境
解放機構103と,サブシステム200から入出力装置
1に対して直接入出力操作を実行する際,プロトコルの
変換を行うプロトコル変換装置3とを備える。
【0011】また,ホストシステム100からサブシス
テム200に対する多量データの高速転送のため,前述
した図1に示す異種プロトコルの複数システム間の入出
力装置共用システムの構成に加えて,ホストシステム1
00内部で高速データ転送要求の受け付けを行う高速デ
ータ転送受付機構と,ホストシステム100内部で入出
力装置に対する入出力操作を行う入出力操作機構と,ホ
ストシステム100内部でサブシステム200に対して
転送データの受信を依頼する転送データ受信依頼機構
と,サブシステム200内部で高速データ転送要求の受
け付けを行う高速データ転送受付機構と,サブシステム
200内部でホストシステム100に対してデータ転送
の完了を通知するデータ転送完了通知機構とを備える。
【0012】また,サブシステム200からホストシス
テム100に対する多量データの高速転送のため,前述
した図1に示す異種プロトコルの複数システム間の入出
力装置共用システムの構成に加えて,ホストシステム1
00内部で高速データ転送要求の受け付けを行う高速デ
ータ転送受付機構と,ホストシステム100内部で入出
力装置に対する入出力操作を行う入出力操作機構と,ホ
ストシステム100内部でサブシステム200に対して
データ転送の完了を通知するデータ転送完了通知機構
と,サブシステム200内部で高速データ転送要求の受
け付けを行う高速データ転送受付機構と,サブシステム
200内部でホストシステム100に対して転送データ
の受信を依頼する転送データ受信依頼機構とを備える。
【0013】
【作用】上記構成によれば,サブシステム200におい
て,入出力操作要求受付機構201が入出力装置に対す
る入出力操作要求(入出力操作対象のオープン要求)を
受け付けると入出力装置制御部202の入出力装置判別
機構203により,入出力操作の対象がサブシステム2
00内でサポートしているプロトコルと同じ入出力装置
か,異なる入出力装置かの判別が行われる。入出力操作
の対象がプロトコルの異なる入出力装置1である場合
は,入出力装置制御部202の排他環境作成依頼機構2
04により,ホストシステム100に対してシステム間
通信回線4を使用し排他環境の作成を依頼する。サブシ
ステム200より依頼を受けたホストシステム100
は,排他環境作成機構101が排他環境の作成を行う。
【0014】次に,サブシステム200では,入出力装
置制御部202のエクステント情報通知依頼機構205
により,ホストシステム100に対してシステム間通信
回線4を使用し入出力操作に必要なエクステント情報の
通知を依頼する。サブシステム200から依頼を受けた
ホストシステム100では,エクステント情報通知機構
102により,サブシステム200に対してシステム間
通信回線4を使用しエクステント情報の通知を行う。
【0015】次に,サブシステム200において,入出
力要求受付機構207が入出力装置に対する入出力要求
を受け付けると,入出力要求制御部208の入出力装置
判別機構209により,入出力要求の対象がサブシステ
ム200内でサポートしているプロトコルと同じ入出力
装置か,異なる入出力装置かの判別が行われる。入出力
要求の対象がプロトコルの異なる入出力装置1である場
合には,入出力要求制御部208のコマンド作成機構2
10により,入出力要求とエクステント情報をもとにプ
ロトコル変換装置3で変換可能な形式の入出力要求コマ
ンドを作成する。サブシステム200は,コマンド作成
機構210で作成した入出力操作要求コマンドを使用し
て,プロトコル変換装置3経由で入出力装置1に対する
直接入出力操作要求を実行する。なお,入出力操作要求
コマンドは,プロトコル変換装置3において入出力装置
1と同じプロトコルに変換される。
【0016】この入出力要求を繰り返した後,入出力要
求の必要がなくなった場合に,サブシステム200にお
いて入出力操作要求受付機構201が入出力装置に対す
る入出力操作終了要求(入出力操作対象のクローズ要
求)を受け付けると,入出力装置制御部202の入出力
装置判別機構203により,入出力操作の対象がサブシ
ステム200内でサポートしているプロトコルと同じ入
出力装置か,異なる入出力装置かの判別が行われる。入
出力操作の対象がプロトコルの異なる入出力装置1であ
る場合には,入出力装置制御部202の排他環境解放依
頼機構206により,ホストシステム100に対してシ
ステム間通信回線4を使用し排他環境の解放を依頼す
る。サブシステム200から依頼を受けたホストシステ
ム100は,排他環境解放機構103が排他環境の解放
を行う。
【0017】また,ホストシステム100からサブシス
テム200に対して多量データを高速に転送するための
構成によれば,まず,ホストシステム100において,
高速データ転送受付機構が高速データ転送の要求を受け
付け,排他環境作成機構101により,転送データを格
納する領域の確保と排他環境の作成を行う。次に,入出
力操作機構により,転送データを入出力装置1に格納す
るための入出力操作を行う。入出力操作完了後,排他環
境解放機構103により,排他環境作成機構101で作
成した排他環境を解放する。次に,転送データ受信依頼
機構により,システム間通信回線4を使用して転送デー
タのエクステント情報の通知と転送データの受信依頼を
行う。
【0018】ホストシステム100から依頼を受けたサ
ブシステム200において,高速データ転送受付機構が
高速データ転送の要求を受け付け,入出力操作要求受付
機構201に対して入出力装置の入出力操作要求(オー
プン要求)を行う。入出力操作要求受付機構201が入
出力操作要求を受け付けると,入出力装置制御部202
の入出力装置判別機構203により,入出力操作の対象
がサブシステム200内でサポートしているプロトコル
と同じ入出力装置か,異なる入出力装置かの判定が行わ
れる。転送データは,ホストシステム100と同じプロ
トコルの入出力装置1に格納されているため,サブシス
テム200とは異なるプロトコルの入出力装置である。
そこで,入出力装置制御部202の排他環境作成依頼機
構204により,システム間通信回線4を使用してホス
トシステム100に排他環境の作成を依頼する。サブシ
ステム200から依頼を受けたホストシステム100
は,排他環境作成機構101が排他環境の作成を行う。
次に,サブシステム200では,入出力装置制御部20
2のエクステント情報通知依頼機構205により,ホス
トシステム100に対してシステム間通信回線4を使用
し入出力操作に必要なエクステント情報の通知を依頼す
る。サブシステム200から依頼を受けたホストシステ
ム100では,エクステント情報通知機構102によ
り,サブシステム200に対してシステム間通信回線4
を使用し排他環境作成機構101で確保した領域のエク
ステント情報を通知する。
【0019】次に,サブシステム200において,高速
データ転送受付機構が入出力要求受付機構に対して,転
送データを入出力装置1から受信するための入出力要求
を行う。入出力要求受付機構207が入出力装置に対す
る入出力要求を受け付けると,入出力要求制御部208
の入出力装置判別機構209により,入出力要求の対象
がサブシステム200内でサポートしているプロトコル
と同じ入出力装置か,異なる入出力装置かの判別が行わ
れる。転送データはホストシステム100と同じプロト
コルの入出力装置に格納されているため,サブシステム
200とは異なるプロトコルの入出力装置であるので,
入出力要求制御部208のコマンド作成機構210によ
り,入出力要求とエクステント情報をもとにプロトコル
変換装置3で変換可能な形式の入出力要求コマンドを作
成する。サブシステム200は,コマンド作成機構21
0で作成した入出力操作要求コマンドを使用してプロト
コル変換装置3経由で入出力装置1に対する直接入出力
操作要求を実行する。なお,入出力操作要求コマンド
は,プロトコル変換装置3において,入出力装置1と同
じプロトコルに変換される。
【0020】転送データの入出力装置1からの受信を完
了した後,サブシステム200において,高速データ転
送受付機構が入出力操作要求受付機構201に対して入
出力装置の入出力操作終了要求(クローズ要求)を行
う。入出力操作要求受付機構201が入出力操作終了要
求を受け付けると,入出力装置制御部202の入出力装
置判別機構203により,入出力操作の対象がサブシス
テム200内でサポートしているプロトコルと同じ入出
力装置か,異なる入出力装置かの判定が行われる。転送
データは,ホストシステム100と同じプロトコルの入
出力に格納されているため,サブシステム200とは異
なるプロトコルの入出力装置であるので,入出力装置制
御部202の排他環境解放依頼機構206により,ホス
トシステム100に対してシステム間通信回線4を使用
し,排他環境の解放を依頼する。サブシステム200か
ら依頼を受けたホストシステム100は,排他環境解放
機構103が排他環境の解放を行う。最後に,データ転
送完了通知機構により,ホストシステム100に対して
システム間通信回線4を使用しデータ転送が完了したこ
とを通知する。
【0021】また,サブシステム200からホストシス
テム100に対して多量データを高速に転送するための
構成によれば,まず,サブシステム200において,高
速データ転送受付機構が高速データ転送の要求を受け付
け,入出力操作要求受付機構201に対して入出力装置
の入出力操作要求(オープン要求)を行う。入出力操作
要求受付機構201が入出力操作要求を受け付けると,
入出力装置制御部202の入出力装置判別機構203に
より,入出力操作の対象がサブシステム200内でサポ
ートしているプロトコルと同じ入出力装置か,異なる入
出力装置かの判定が行われる。転送データは,ホストシ
ステム100と同じプロトコルの入出力装置に格納する
ため,サブシステム200とは異なるプロトコルの入出
力装置であるので,入出力装置制御部202の排他環境
作成依頼機構204により,システム間通信回線4を使
用してホストシステム100に転送データを格納するた
めの領域の確保と排他環境の作成を依頼する。サブシス
テム200から依頼を受けたホストシステム100は,
排他環境作成機構101が転送データを格納するための
領域の確保と排他環境の作成を行う。
【0022】次に,サブシステム200では,入出力装
置制御部202のエクステント情報通知依頼機構205
により,ホストシステム100に対してシステム間通信
回線4を使用し入出力操作に必要なエクステント情報の
通知を依頼する。サブシステム200から依頼を受けた
ホストシステム100では,エクステント情報通知機構
102により,サブシステム200に対してシステム間
通信回線4を使用し排他環境作成機構101で確保した
領域のエクステント情報を通知する。
【0023】次に,サブシステム200において,高速
データ転送受付機構が入出力要求受付機構207に対し
て,転送データを入出力装置に格納するための入出力要
求を行う。入出力要求受付機構207が入出力装置に対
する入出力要求を受け付けると,入出力要求制御部20
8の入出力装置判別機構209により,入出力要求の対
象がサブシステム200内でサポートしているプロトコ
ルと同じ入出力装置か,異なる入出力装置かの判別が行
われる。転送データは,ホストシステム100と同じプ
ロトコルの入出力装置1に格納するため,サブシステム
200とは異なるプロトコルの入出力装置であるので,
入出力要求制御部208のコマンド作成機構210によ
り,入出力要求とエクステント情報をもとにプロトコル
変換装置3で変換可能な形式の入出力要求コマンドを作
成する。サブシステム200は,コマンド作成機構21
0で作成した入出力操作要求コマンドを使用して,プロ
トコル変換装置3経由で入出力装置1に対する直接入出
力操作要求を実行する。なお,入出力操作要求コマンド
は,プロトコル変換装置3において,入出力装置1と同
じプロトコルに変換される。
【0024】次に,サブシステム200において,転送
データ受信依頼機構により,ホストシステム100に対
してシステム間通信回線4を使用し,転送データのエク
ステント情報の通知と転送データの受信依頼を行う。サ
ブシステム200より依頼を受けたホストシステム10
0において,高速データ転送受付機構が高速データ転送
の要求を受け付け,入出力操作機構により,入出力装置
に格納された転送データを受信するために入出力操作を
行う。転送データの受信が完了すると,データ転送完了
通知機構により,サブシステム200に対してシステム
間通信回線4を使用し,データ転送が完了したことを通
知する。
【0025】ホストシステム100から通知を受けたサ
ブシステム200では,高速データ転送受付機構が入出
力操作要求受付機構201に対して入出力装置の入出力
操作終了要求(クローズ要求)を行う。入出力操作要求
受付機構201が入出力操作終了要求を受け付けると,
入出力装置制御部202の入出力装置判別機構203に
より,入出力操作の対象がサブシステム200内でサポ
ートしているプロトコルと同じ入出力装置か,異なる入
出力装置かの判定が行われる。転送データを格納した入
出力装置は,ホストシステム100と同じプロトコルの
入出力装置1であるため,入出力装置制御部202の排
他環境解放依頼機構206により,ホストシステム10
0に対してシステム間通信回線4を使用し排他環境の解
放を依頼する。サブシステム200から依頼を受けたホ
ストシステム100は,排他環境解放機構103が排他
環境の解放を行う。
【0026】次に,サブシステム200において,転送
データ受信依頼機構により,ホストシステム100に対
してシステム間通信回線4を使用し,転送データのエク
ステント情報の通知と転送データの受信依頼を行う。サ
ブシステム200から依頼を受けたホストシステム10
0において,高速データ転送受付機構が高速データ転送
の要求を受け付け,入出力操作機構により,入出力装置
1に格納された転送データを受信するために入出力操作
を行う。転送データの受信が完了すると,データ転送完
了通知機構により,サブシステム200に対してシステ
ム間通信回線4を使用しデータ転送が完了したことを通
知する。
【0027】
【実施例】以下,本発明を適用する計算機システムの一
実施例を説明する。図1は,本発明を適用する計算シス
テムの一実施例を示すブロック構成図である。
【0028】この計算機システムは,複数の入出力装置
1a,1b,…(入出力装置1)と,入出力装置1に対
する入出力要求を制御する入出力制御装置2と,入出力
装置1に対してメイン・フレームのチャネル・インタフ
ェースによるプロトコルでアクセスするホストシステム
100と,入出力装置1と異なるプロトコルの一つまた
は複数のサブシステム200と,サブシステム200か
ら入出力装置1に対して直接入出力操作を実行する際,
プロトコルの変換を行うプロトコル変換装置3と,シス
テム間通信回線4から構成されている。
【0029】サブシステム200は,内部で入出力操作
要求を受け付ける入出力操作要求受付機構201と,入
出力装置の制御を行う入出力装置制御部202と,入出
力要求を受け付ける入出力要求受付機構207と,入出
力要求の制御を行う入出力要求制御部208とを持つ。
【0030】サブシステム200内の入出力装置制御部
202は,入出力操作要求受付機構201で受け付けた
入出力操作要求の対象が,サブシステム200内でサポ
ートしているプロトコルと同じ入出力装置か異なる入出
力装置かを判別する入出力装置判別機構203と,対象
入出力装置のプロトコルがサブシステム200でサポー
トしているプロトコルと異なる場合,ホストシステム1
00に対して排他環境の作成を依頼する排他環境作成依
頼機構204と,ホストシステム100に対してエクス
テント情報の通知を依頼するエクステント情報通知依頼
機構205と,ホストシステム100に対して排他環境
の解放を依頼する排他環境解放依頼機構206とを持
つ。
【0031】また,サブシステム200内の入出力要求
制御部208は,入出力要求受付機構207で受け付け
た入出力要求の対象が,サブシステム200内でサポー
トしているプロトコルと同じ入出力装置か異なる入出力
装置かを判別する入出力装置判別機構209と,入出力
要求とエクステント情報をもとに入出力要求コマンドを
作成するコマンド作成機構210とを持つ。
【0032】ホストシステム100は,サブシステム2
00からの依頼により排他環境を作成する排他環境作成
機構101と,サブシステム200からの依頼によりエ
クステント情報を通知するエクステント情報通知機構1
02と,サブシステム200からの依頼により排他環境
を解放する排他環境解放機構103とを持つ。
【0033】図1に示す本発明の各構成の処理動作を説
明する。図1中の括弧を付した番号(1) 〜(14)は,以下
に説明する処理動作の順序を表す番号と対応する。 (1) まず最初に,サブシステム200において,入出力
操作要求受付機構201に入出力操作の要求(入出力操
作対象のオープン要求)が受け付けられ,入出力装置制
御部202に制御を渡す。
【0034】オープンの単位はデータセットで,サブシ
ステム200のディスクが対象の場合とは異なる関数を
使用することでホストシステム100配下のDASDで
あることを識別する。システムおよびボリュームの識別
は,関数の入力引数のパス名で指定する。例えば,サブ
システム200の内蔵ディスクのボリューム上の場合に
は,パス名は「/ディレクトリ名/ディレクトリ名/フ
ァイル名」であるのに対し,ホストシステム100配下
のDASDの場合には,「/システム識別名/ボリュー
ム通番/データセット名」となる。
【0035】(2) 入出力装置制御部202の入出力装置
判別機構203により,入出力操作の対象がサブシステ
ム200内でサポートしているプロトコルと同じ入出力
装置か異なる入出力装置かを判別する。
【0036】(3) 入出力操作対象がプロトコルの異なる
入出力装置1の場合には,入出力装置制御部202の排
他環境作成依頼機構204により,ホストシステム10
0に対してシステム間通信回線4を使用し,排他環境の
作成を依頼する。
【0037】ここでは,ホストシステム100のOSの
管理サーバにデータセットの排他環境作成とエクステン
ト情報等の通知を依頼する。 (4) サブシステム200からの依頼を受けて,ホストシ
ステム100の排他環境作成機構101が入出力操作に
必要な排他環境を作成する。
【0038】ここでは,ホストシステム100のOSの
管理サーバから通知されたエクステント情報と利用者の
指定したボリューム通番を使用してデータセットに対す
るアクセス環境を開設する。また,データセットの内容
を相対ブロック番号で指定できるようにする。
【0039】(5) 次に,サブシステム200の入出力装
置制御部202のエクステント情報通知依頼機構205
により,ホストシステム100に対してシステム間通信
回線4を使用し,入出力操作に必要なエクステント情報
の通知を依頼する。
【0040】通知を依頼するエクステント情報とは,例
えばエクステント(開始CCHH,終了CCHH:CC
はシリンダ番号,HHはヘッド番号),ブロック長,レ
コード長,レコード形式(VB等),ファイル編成(P
O,PS)等である。
【0041】(6) サブシステム200からの依頼を受け
て,ホストシステム100のエクステント情報通知機構
102は,サブシステム200に対してシステム間通信
回線4を使用し,入出力操作に必要なエクステント情報
を通知する。
【0042】(7) 次に,サブシステム200において,
入出力要求受付機構207に入出力の要求(利用者から
のアクセス要求)が受け付けられる。この入出力要求で
は,サブシステム200のディスクが対象の場合とは異
なる関数を使用することで,ホストシステム100配下
のDASDであることを識別する。ここでは,アクセス
種別(read/write)と相対ブロック番号を指
定して,アクセスを要求する。
【0043】(8) 入出力要求制御部208の入出力装置
判別機構209により,入出力要求の対象がサブシステ
ム200内でサポートしているプロトコルと同じ入出力
装置か異なる入出力装置か判別する。
【0044】(9) 入出力要求対象がプロトコルの異なる
入出力装置の場合には,(6) で通知されたエクステント
情報をもとにして,入出力要求制御部208のコマンド
作成機構210により,プロトコル変換装置3で変換可
能な形式の入出力要求コマンドを作成する。
【0045】サブシステム200の内蔵ディスク(SC
SIインタフェース)に対するアクセス要求時に使用す
る制御表に,ホストシステム100の配下のDASD用
のCCW情報(seek,search,read/w
riteのコマンド)を設定し,BMCアダプタ(プロ
トコル変換装置3)にアクセスを依頼する。
【0046】(10) コマンド作成機構210で作成した
入出力要求コマンドを使用し,プロトコル変換装置3経
由で入出力装置に対する直接入出力操作要求を実行す
る。なお,入出力操作要求コマンドは,プロトコル変換
装置3により,入出力装置1と同じプロトコルに変換さ
れる。
【0047】必要に応じて,(7) から(10)の処理動作を
繰り返す。 (11) 最後に,サブシステム200において,入出力操
作要求受付機構201に入出力操作終了要求(利用者か
らの入出力操作対象のクローズ要求)が受け付けられ
る。
【0048】オープン要求と同様に,サブシステム20
0のディスクが対象の場合とは異なる関数を使用するこ
とで,ホストシステム100のDASDが対象であるこ
とを識別する。
【0049】(12) 入出力要求制御部208の入出力装
置判別機構209により,入出力要求の対象がサブシス
テム200内でサポートしているプロトコルと同じ入出
力装置か,異なる入出力装置か判別する。
【0050】(13) 入出力操作対象がプロトコルの異な
る入出力装置の場合には,入出力装置制御部202の排
他環境解放依頼機構206により,ホストシステム10
0に対してシステム間通信回線4を使用し,排他環境の
解放を依頼する。ここでは,ホストシステム100のO
Sの管理サーバに排他環境の削除を依頼する。
【0051】(14) サブシステム200からの依頼を受
けて,ホストシステム100の排他環境解放機構103
が入出力操作に使用した排他環境を解放する。ここで
は,データセットに対するアクセス環境を削除する。
【0052】次に,具体例を図2〜図4に示す例に従っ
て説明する。この具体例は,後述する図5,図6の例で
も同様に適用される。図2は,入出力装置1のCKD−
DASDを示す図であり,例えば,ボリューム通番「V
OLSER:USER01」の開始CCHHがC1H1
で,終了CCHHがC1H2のエクステントにおけるブ
ロック3,4の2ブロックのREADを行うとする。
【0053】図3(A)は,アクセスのための処理手順
例を示し,図3(B)はアクセスのための処理手順にお
けるファイル管理部(以下,FILEという)が提供す
る関数のインタフェースと分散データ管理部(以下,D
DMという)での処理を示す図である。ここでの関数
は,利用者が使用するものとは別のものである。FIL
EおよびDDMは,図1に示す入出力操作要求受付機構
201と入出力要求受付機構207および入出力装置制
御部202と入出力要求制御部208等に対応する。な
お,内部における処理分担は設計的事項であり,任意に
変更が可能である。
【0054】図3(A)に示すように,利用者からの入
出力操作要求に対して,FILEのオープン関数()
により,データセットアクセスの環境開設の要求が通知
され,これを受けてDDMでは環境開設()が行われ
る。オープン関数()では,アクセスするデータセッ
トのボリューム通番:USER01,エクステント開始
CCHH:C1H1および終了CCHH:C1H2,そ
の他の情報を指定する。環境開設()では,エクステ
ント情報域として,相対ブロック番号:0〜19,開始
CCHH:C1H1,その他の環境を作成する(図3
(B))。
【0055】次に,アクセス関数()により,ブロッ
クアクセスが通知され,これを受けてDDMでは,チャ
ネルコマンドワード(以下,CCWという)の作成
()が行われ,作成したCCWをプロトコル変換装置
3(BMCアダプタ)へ発行する。アクセス関数()
では,アクセス操作オプションとしてREAD,ブロッ
ク情報として相対開始ブロック番号:3,連続ブロック
数:2,その他の情報を指定する。CCW作成()で
は,I/Oプログラム情報域に,1.SEEK(HEA
D移動),2.SEARCH ID(レコード位置検
索),3.READDATA(データ読込)のCCW情
報を設定する。
【0056】また,クローズ関数()により,データ
セットアクセス環境閉鎖が通知されると,DDMでは,
環境閉鎖()を行う。図4は,図1に示すコマンド作
成機構210が行うCCW作成において,I/Oプログ
ラム情報域に設定する2ブロックREAD時の情報の例
を示す図である。
【0057】CCW情報は,DOPD0,DOPD1,
DOPD2,…のコマンド情報列から構成される。DO
PD0では,SEEKデータと,SEEKのCCWとが
指定される。SEEKデータでは,ディスクのヘッドを
移動させるCCHHが指定される。DOPD1では,S
EARCH IDデータを示すIDデータ・アドレス
と,SEARCH IDのCCWとが指定される。SE
ARCH IDデータでは,ディスクのヘッドを移動さ
せるCCHHと,レコード位置が指定される。以下のD
OPD2では,図示のようにユーザ指定バッファを指定
するためのアドレス情報や,READコマンドのCCW
が指定される。このCCWには,READDATAのコ
マンドコード,ブロック数−1の値,転送データ長(ブ
ロック長)等が含まれる。
【0058】このI/Oプログラム情報域をもとに,入
出力要求制御部208がSCSIインタフェースに基づ
くプロトコル変換装置3に対するI/O命令を発行する
と,プロトコル変換装置3は,このI/Oプログラム情
報域の情報から,BMCインタフェースのプロトコルに
対応した変換制御を行い,入出力制御装置2を介して入
出力装置1に対する入出力を実行する。なお,図4に示
すような情報があれば,プロトコル変換装置3において
必要なプロトコル変換を行うことは,マイクロプログラ
ム制御等により容易に実現できるので,これ以上の詳し
い説明を省略する。次に,ホストシステム100からサ
ブシステム200へ多量データを高速に転送する場合の
実施例を説明する。
【0059】図5は,本発明を適用する計算機システム
の一実施例を示すブロック構成図である。この例では,
図1に示す各処理部に加えて,ホストシステム100に
おいて,高速データ転送要求の受け付けを行う高速デー
タ転送受付機構113と,入出力装置1に対する入出力
操作を行う入出力操作機構111と,サブシステム20
0に対して転送データの受信を依頼する転送データ受信
依頼機構112とを有し,サブシステム200におい
て,ホストシステム100からの高速データ転送要求の
受け付けを行う高速データ転送受付機構211と,ホス
トシステム100に対してデータ転送の完了を通知する
データ転送完了通知機構212とを有する。
【0060】次に,図5に示す各部の処理動作を説明す
る。図5中,括弧を付した番号(1)〜(23)は,以下に説
明する処理動作の順序を表す番号に対応する。 (1) まず,ホストシステム100において,高速データ
転送受付機構113が高速データ転送の要求を受け付け
る。
【0061】(2) 高速データ転送の要求に対し,排他環
境作成機構101により,転送データを格納する領域の
確保と排他環境の作成を行う。 (3) 入出力操作機構111により,転送データを入出力
装置1に格納するための入出力操作を行う。
【0062】(4) 入出力操作完了後,排他環境解放機構
103により,排他環境作成機構101で構成した排他
環境を解放する。 (5) 次に,転送データ受信依頼機構112により,シス
テム間通信回線4を使用して,サブシステム200に対
し転送データのエクステント情報の通知と転送データの
受信依頼を行う。
【0063】(6) ホストシステム100から依頼を受け
たサブシステム200において,高速データ転送受付機
構211が高速データ転送の要求を受け付け,入出力操
作要求受付機構201に対して入出力装置1の入出力操
作要求(オープン要求)を行う。
【0064】(7) 入出力操作要求受付機構201が入出
力操作要求(オープン要求)を受け付けると,入出力装
置制御部202に制御を渡す。 (8) 入出力装置制御部202の入出力装置判別機構20
3により,入出力操作の対象がサブシステム200内で
サポートしているプロトコルと同じ入出力装置か,異な
る入出力装置かの判定が行われる。転送データは,ホス
トシステム100と同じプロトコルの入出力装置1に格
納されているため,サブシステム200とは異なるプロ
トコルの入出力装置である。
【0065】(9) プロトコルが異なることを検出する
と,入出力装置制御部202の排他環境作成依頼機構2
04により,システム間通信回線4を使用して,ホスト
システム100に排他環境の作成を依頼する。
【0066】(10) サブシステム200から依頼を受け
たホストシステム100は,排他環境作成機構101が
排他環境の作成を行う。 (11) 次に,サブシステム200では,入出力装置制御
部202のエクステント情報通知依頼機構205より,
ホストシステム100に対してシステム間通信回線4を
使用し,入出力操作に必要なエクステント情報の通知を
依頼する。
【0067】(12) サブシステム200から依頼を受け
たホストシステム100では,エクステント情報通知機
構102より,サブシステム200に対してシステム間
通信回線4を使用し,排他環境作成機構101で確保し
た領域のエクステント情報の通知を依頼する。
【0068】(13) 次に,サブシステム200におい
て,高速データ転送受付機構113が入出力要求受付機
構207に対して,転送データを入出力装置1から受信
するための入出力要求を行う。
【0069】(14) 入出力要求受付機構207が入出力
装置1に対する入出力要求を受け付け,入出力要求制御
部208に制御を渡す。 (15) 入出力要求制御部208の入出力装置判別機構2
09により,入出力要求の対象がサブシステム200内
でサポートしているプロトコルと同じ入出力装置か,異
なる入出力装置かの判別が行われる。転送データは,ホ
ストシステム100と同じプロトコルの入出力装置1に
格納されているため,サブシステム200とは異なるプ
ロトコルの入出力装置である。
【0070】(16) 入出力要求制御部208のコマンド
作成機構210により,入出力要求とエクステント情報
をもとにプロトコル変換装置3で変換可能な形式の入出
力要求コマンドを作成する。
【0071】(17) サブシステム200は,コマンド作
成機構210で作成した入出力操作要求コマンドを使用
して,プロトコル変換装置3経由で入出力装置1に対す
る直接入出力操作要求を実行する。なお,入出力操作要
求コマンドは,プロトコル変換装置3において,入出力
装置1と同じプロトコルに変換される。
【0072】(18) 転送データの入出力装置1からの受
信を完了した後,サブシステム200において,高速デ
ータ転送受付機構113が入出力操作要求受付機構20
1に対して入出力装置1の入出力操作終了要求(クロー
ズ要求)を行う。
【0073】(19) 入出力操作要求受付機構201が入
出力操作終了要求(クローズ要求)を受け付けると,入
出力装置制御部202に制御を渡す。 (20) 入出力装置制御部202の入出力判別機構203
により,入出力操作の対象がサブシステム200内でサ
ポートしているプロトコルと同じ入出力装置か,異なる
入出力装置かの判定が行われる。転送データは,ホスト
システム100と同じプロトコルの入出力装置1に格納
されているため,サブシステム200とは異なるプロト
コルの入出力装置である。
【0074】(21) 入出力装置制御部202の排他環境
解放依頼機構206より,ホストシステム100に対し
てシステム間通信回線4を使用し,排他環境の解放を依
頼する。
【0075】(22) サブシステム200より依頼を受け
たホストシステム100は,排他環境解放機構103が
排他環境の解放を行う。 (23) データ転送完了通知機構212により,ホストシ
ステム100に対してシステム間通信回線4を使用し,
データ転送が完了したことを通知する。
【0076】次に,サブシステム200からホストシス
テム100へ多量データの高速転送を行う場合の実施例
を説明する。図6は,本発明を適用する計算機システム
の一実施例を示すブロック構成図である。この例では,
図1に示す各処理部に加えて,ホストシステム100に
おいて,高速データ転送要求の受け付けを行う高速デー
タ転送受付機構113と,入出力装置1に対する入出力
操作を行う入出力操作機構111と,サブシステム20
0に対してデータ転送の完了を通知するデータ転送完了
通知機構114とを有し,サブシステム200におい
て,高速データ転送要求の受け付けを行う高速データ転
送受付機構211と,サブシステム200内部でホスト
システム100に対して転送データの受信を依頼する転
送データ受信依頼機構213とを有していいる。
【0077】次に,図6に示す各部の処理動作を説明す
る。図6中,括弧を付した番号(1)〜(21)は,以下に説
明する処理動作の順序を表す番号に対応する。 (1) まず最初に,サブシステム200において,高速デ
ータ転送受付機構211が高速データ転送の要求を受け
付け,入出力操作要求受付機構201に対して入出力装
置1の入出力操作要求(オープン要求)を行う。
【0078】(2) 次に,入出力操作要求受付機構201
が入出力操作要求(オープン要求)を受け付け,入出力
装置制御部202に制御を渡す。 (3) 入出力装置制御部202の入出力装置判別機構20
3により,入出力操作の対象がサブシステム200内で
サポートしているプロトコルと同じ入出力装置か,異な
る入出力装置かの判定が行われる。転送データは,ホス
トシステム100と同じプロトコルの入出力装置1に格
納するため,サブシステム200とは異なるプロトコル
の入出力装置である。
【0079】(4) 入出力装置制御部202の排他環境作
成依頼機構204により,システム間通信回線4を使用
して,ホストシステム100に転送データを格納するた
めの領域の確保と排他環境の作成を依頼する。
【0080】(5) サブシステム200から依頼を受けた
ホストシステム100は,転送データを格納するための
領域の確保と排他環境作成機構101が排他環境の作成
を行う。
【0081】(6) 次に,サブシステム200では,入出
力装置制御部202のエクステント情報通知依頼機構2
05より,ホストシステム100に対してシステム間通
信回線4を使用し,入出力操作に必要なエクステント情
報の通知を依頼する。
【0082】(7) サブシステム200から依頼を受けた
ホストシステム100では,エクステント情報通知機構
102により,サブシステム200に対してシステム間
通信回線4を使用し,排他環境作成機構101の確保し
た領域のエクステント情報の通知を行う。
【0083】(8) 次に,サブシステム200において,
高速データ転送受付機構113が入出力要求受付機構2
07に対して,転送データを入出力装置1に格納するた
めの入出力要求を行う。
【0084】(9) 入出力要求受付機構207が入出力装
置1に対する入出力要求を受け付け,入出力要求制御部
208に制御を渡す。 (10) 入出力要求制御部208の入出力装置判別機構2
09により,入出力要求の対象がサブシステム200内
でサポートしているプロトコルと同じ入出力装置か,異
なる入出力装置かの判別が行われる。転送データは,ホ
ストシステム100と同じプロトコルの入出力装置1に
格納するため,サブシステム200とは異なるプロトコ
ルの入出力装置である。
【0085】(11) 入出力要求制御部208のコマンド
作成機構210により,入出力要求とエクステント情報
をもとにプロトコル変換装置3で変換可能な形式の入出
力要求コマンドを作成する。
【0086】(12) サブシステム200は,コマンド作
成機構210で作成した入出力操作要求コマンドを使用
して,プロトコル変換装置3経由で入出力装置1に対す
る直接入出力操作要求を実行する。なお,入出力操作要
求コマンドは,プロトコル変換装置3において,入出力
装置1と同じプロトコルに変換される。
【0087】(13) 次に,サブシステム200におい
て,転送データ受信依頼機構213により,ホストシス
テム100に対してシステム間通信回線4を使用し,転
送データのエクステント情報の通知と転送データの受信
依頼を行う。
【0088】(14) サブシステム200から依頼を受け
たホストシステム100において,高速データ転送受付
機構113が高速データ転送の要求を受け付ける。 (15) ホストシステム100の入出力操作機構111に
より,入出力装置1に格納された転送データを受信する
ために入出力操作を行う。
【0089】(16) 転送データの受信が完了すると,デ
ータ転送完了通知機構114により,サブシステム20
0に対してシステム間通信回線4を使用し,データ転送
が完了したことを通知する。
【0090】(17) 次に,サブシステム200におい
て,高速データ転送受付機構211が入出力操作要求受
付機構201に対して入出力装置1の入出力操作終了要
求(クローズ要求)を行う。
【0091】(18) 入出力操作要求受付機構201が入
出力操作終了要求(クローズ要求)を受け付け,入出力
装置制御部202に制御を渡す。 (19) 入出力装置制御部202の入出力装置判別機構2
03により,入出力操作の対象がサブシステム200内
でサポートしているプロトコルと同じ入出力装置か,異
なる入出力装置かの判定が行われる。転送データを格納
した入出力装置1は,ホストシステム100と同じプロ
トコルの入出力装置である。
【0092】(20) 入出力装置制御部202の排他環境
解放依頼機構206より,ホストシステム100に対し
てシステム間通信回線4を使用し,排他環境の解放を依
頼する。
【0093】(21) サブシステム200から依頼を受け
たホストシステム100は,排他環境解放機構103が
排他環境の解放を行う。
【0094】
【発明の効果】以上詳述したように,本発明によれば,
プロトコルの異なる複数システム間において,入出力装
置の共用を可能とし,入出力処理時間の短縮と入出力装
置と同じプロトコルの第1のシステムの負荷軽減を実現
することができる。
【0095】また,入出力装置に対する異種プロトコル
の複数システム間において,直接入力操作を可能とした
入出力装置を介してデータを受け渡すことにより,多量
データの転送処理時間の短縮を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の構成例を示す図である。
【図2】実施例における入出力装置のアクセス対象の例
を示す図である。
【図3】実施例におけるアクセスのための手順例を示す
図である。
【図4】実施例におけるCCW情報の設定例を示す図で
ある。
【図5】本発明の第2の構成例を示す図である。
【図6】本発明の第3の構成例を示す図である。
【図7】従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,… 入出力装置 2 入出力制御装置 3 プロトコル変換装置 4 システム間通信回線 100 ホストシステム 101 排他環境作成機構 102 エクステント情報通知機構 103 排他環境解放機構 200 サブシステム 201 入出力操作要求受付機構 202 入出力装置制御部 203 入出力装置判別機構 204 排他環境作成依頼機構 205 エクステント情報通知依頼機構 206 排他環境解放依頼機構 207 入出力要求受付機構 208 入出力要求制御部 209 入出力装置判別機構 210 コマンド作成機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または複数の入出力装置と,この入出
    力装置に対して所定のプロトコルでアクセスする第1の
    システムと,入出力装置に対するプロトコルが前記第1
    のシステムと異なる第2のシステムとを有し,前記第2
    のシステムが前記第1のシステムの入出力装置に対して
    直接入出力操作を可能とする入出力装置共用システムで
    あって,前記第2のシステム内部で入出力操作の要求を
    受け付けたときに,入出力操作要求の対象が,第2のシ
    ステム内でサポートしているプロトコルと同じ入出力装
    置か異なる入出力装置かを判別し,プロトコルが異なる
    入出力装置の場合には,対象入出力装置と同じプロトコ
    ルの前記第1のシステムに対してアクセスに必要な環境
    の設定とアクセスに必要な情報の通知を依頼し,必要な
    情報を取得する入出力装置制御部と,前記第2のシステ
    ム内部で入出力要求を受け付けたときに,入出力要求の
    対象が,第2のシステム内でサポートしているプロトコ
    ルと同じ入出力装置か異なる入出力装置かを判別し,プ
    ロトコルが異なる入出力装置の場合には,入出力要求と
    前記第1のシステムから取得した情報をもとに入出力要
    求コマンドを作成し,第2のシステムから前記入出力装
    置に対して直接入出力操作を実行する入出力要求制御部
    と,前記第1のシステム内部で,前記第2のシステムか
    らの依頼に応じてアクセスに必要な環境の設定およびア
    クセスに必要な情報の通知を行う手段と,前記第2のシ
    ステムから前記入出力装置に対して直接入出力操作を実
    行する際に,前記第1のシステムが使用するプロトコル
    への変換を行うプロトコル変換装置とを具備したことを
    特徴とする異種プロトコルの複数システム間の入出力装
    置共用システム。
  2. 【請求項2】 1または複数の入出力装置と,この入出
    力装置に対して所定のプロトコルでアクセスする第1の
    システムと,入出力装置に対するプロトコルが前記第1
    のシステムと異なる第2のシステムとを有し,前記第2
    のシステムが前記第1のシステムの入出力装置に対して
    直接入出力操作を可能とする入出力装置共用システムで
    あって,前記第2のシステム内部で入出力操作要求を受
    け付ける入出力操作要求受付手段と,前記第2のシステ
    ム内部で入出力装置の制御を行う入出力装置制御部と,
    前記入出力装置制御部において,前記入出力操作要求受
    付手段で受け付けた入出力操作要求の対象が,第2のシ
    ステム内でサポートしているプロトコルと同じ入出力装
    置か異なる入出力装置かを判別する入出力装置判別手段
    と,前記入出力装置制御部において,対象入出力装置の
    プロトコルが第2のシステムでサポートしているプロト
    コルと異なる場合,対象入出力装置と同じプロトコルの
    前記第1のシステムに対して対象入出力装置に関する排
    他環境の作成を依頼する排他環境作成依頼手段と,前記
    入出力装置制御部において,前記第1のシステムに対し
    てエクステント情報の通知を依頼するエクステント情報
    通知依頼手段と,前記入出力装置制御部において,前記
    第1のシステムに対して排他環境の解放を依頼する排他
    環境解放依頼手段と,前記第2のシステム内部で入出力
    要求を受け付ける入出力要求受付手段と,前記第2のシ
    ステム内部で入出力要求の制御を行う入出力要求制御部
    と,前記入出力要求制御部において,前記入出力要求受
    付手段で受け付けた入出力要求の対象が,第2のシステ
    ム内でサポートしているプロトコルと同じ入出力装置か
    異なる入出力装置かを判別する入出力装置判別手段と,
    前記入出力要求制御部において,入出力要求とエクステ
    ント情報をもとに入出力要求コマンドを作成するコマン
    ド作成手段と,前記第1のシステム内部で前記第2のシ
    ステムからの依頼により排他環境を作成する排他環境作
    成手段と,前記第1のシステム内部で前記第2のシステ
    ムからの依頼によりエクステント情報を通知するエクス
    テント情報通知手段と,前記第1のシステム内部で前記
    第2のシステムからの依頼により排他環境を解放する排
    他環境解放手段と,前記第2のシステムから前記入出力
    装置に対して直接入出力操作を実行する際に,前記第1
    のシステムが使用するプロトコルへの変換を行うプロト
    コル変換装置とを具備したことを特徴とする異種プロト
    コルの複数システム間の入出力装置共用システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の異種プロ
    トコルの複数システム間の入出力装置共用システムにお
    いて,前記第1のシステム内部で前記第2のシステムへ
    の高速データ転送要求の受け付けを行う高速データ転送
    受付手段と,前記第1のシステム内部で入出力装置に対
    する入出力操作を行う入出力操作手段と,前記第1のシ
    ステム内部で第2のシステムに対して転送データの受信
    を依頼する転送データ受信依頼手段と,前記第2のシス
    テム内部で高速データ転送要求の受け付けを行う高速デ
    ータ転送受付手段と,前記第2のシステム内部で第1の
    システムに対してデータ転送の完了を通知するデータ転
    送完了通知手段とを具備し,前記第1のシステムは,前
    記高速データ転送受付手段により前記第1のシステムか
    ら前記第2のシステムに対する高速データ転送要求を受
    け付けた場合に,前記入出力操作手段により前記入出力
    装置に一時的に転送データを格納し,前記転送データ受
    信依頼手段により前記第2のシステムに高速データ転送
    要求を通知するよう構成され,前記第2のシステムは,
    前記第1のシステムからの通知を前記高速データ転送受
    付手段により受け付けると,前記入出力装置制御部と前
    記入出力要求制御部とにより前記入出力装置のデータを
    直接読み込み,前記データ転送完了通知手段によりデー
    タ転送の完了を前記第1のシステムに通知するよう構成
    されたことを特徴とする異種プロトコルの複数システム
    間の入出力装置共用システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の異種プロ
    トコルの複数システム間の入出力装置共用システムにお
    いて,前記第1のシステム内部で高速データ転送要求の
    受け付けを行う高速データ転送受付手段と,前記第1の
    システム内部で入出力装置に対する入出力操作を行う入
    出力操作手段と,前記第1のシステム内部で前記第2の
    システムに対してデータ転送の完了を通知するデータ転
    送完了通知手段と,前記第2のシステム内部で前記第1
    のシステムへの高速データ転送要求の受け付けを行う高
    速データ転送受付手段と,前記第2のシステム内部で第
    1のシステムに対して転送データの受信を依頼する転送
    データ受信依頼手段とを具備し前記第2のシステムは,
    前記高速データ転送受付手段により前記第2のシステム
    から前記第1のシステムに対する高速データ転送要求を
    受け付けた場合に,前記入出力装置制御部と前記入出力
    要求制御部とにより前記入出力装置に一時的に転送デー
    タを格納し,前記転送データ受信依頼手段により前記第
    1のシステムに高速データ転送要求を通知するよう構成
    され,前記第1のシステムは,前記第2のシステムから
    の通知を前記高速データ転送受付手段により受け付ける
    と,前記入出力操作手段により前記入出力装置のデータ
    を直接読み込み,前記データ転送完了通知手段によりデ
    ータ転送の完了を前記第2のシステムに通知するよう構
    成されたことを特徴とする異種プロトコルの複数システ
    ム間の入出力装置共用システム。
JP31144294A 1994-12-15 1994-12-15 異種プロトコルの複数システム間の入出力装置共用システム Expired - Fee Related JP3499938B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31144294A JP3499938B2 (ja) 1994-12-15 1994-12-15 異種プロトコルの複数システム間の入出力装置共用システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31144294A JP3499938B2 (ja) 1994-12-15 1994-12-15 異種プロトコルの複数システム間の入出力装置共用システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08166919A true JPH08166919A (ja) 1996-06-25
JP3499938B2 JP3499938B2 (ja) 2004-02-23

Family

ID=18017270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31144294A Expired - Fee Related JP3499938B2 (ja) 1994-12-15 1994-12-15 異種プロトコルの複数システム間の入出力装置共用システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3499938B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000515657A (ja) * 1996-08-02 2000-11-21 トランソフト コーポレイション 共有資源の分散制御を可能にする方法と装置
US6199122B1 (en) * 1997-08-01 2001-03-06 Tokyo Electron Device Limited Computer system, external storage, converter system, and recording medium for converting a serial command and data standard to a parallel one
US6275910B1 (en) 1996-01-19 2001-08-14 Hitachi, Ltd Storage device and method for data sharing

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6275910B1 (en) 1996-01-19 2001-08-14 Hitachi, Ltd Storage device and method for data sharing
US6598129B2 (en) 1996-01-19 2003-07-22 Motohiro Kanda Storage device and method for data sharing
US6748500B2 (en) 1996-01-19 2004-06-08 Hitachi, Ltd. Storage device and method for data sharing
US7117314B2 (en) 1996-01-19 2006-10-03 Hitachi, Ltd. Storage device and method for data sharing
JP2000515657A (ja) * 1996-08-02 2000-11-21 トランソフト コーポレイション 共有資源の分散制御を可能にする方法と装置
US6199122B1 (en) * 1997-08-01 2001-03-06 Tokyo Electron Device Limited Computer system, external storage, converter system, and recording medium for converting a serial command and data standard to a parallel one

Also Published As

Publication number Publication date
JP3499938B2 (ja) 2004-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5634111A (en) Computer system including a device with a plurality of identifiers
EP0570683B1 (en) Network server for local and remote resources
JP2557189B2 (ja) デバイス操作方法
US20060168412A1 (en) Method for controlling storage device controller, storage device controller, and program
JPWO2004104838A1 (ja) データアクセス応答システム、ストレージシステム、クライアント装置、キャッシュ装置、およびデータアクセス応答システムへのアクセス方法
US6105076A (en) Method, system, and program for performing data transfer operations on user data
JPH09325905A (ja) 記憶制御装置
JPS6243766A (ja) 共用資源の状態管理方式
KR100285956B1 (ko) 고속직렬버스에연결된동기식및비동기식장치의제어시스템과제어방법
US5734918A (en) Computer system with an input/output processor which enables direct file transfers between a storage medium and a network
JP3499938B2 (ja) 異種プロトコルの複数システム間の入出力装置共用システム
US20030236801A1 (en) Method and apparatus for making differential independent data copies in a data processing system
JP2000047972A (ja) 入出力制御方式
JP2901882B2 (ja) 計算機システムおよび入出力命令の発行方法
JP2022018964A (ja) 情報処理装置およびアクセス制御プログラム
US7974830B2 (en) Tape management method and tape management system
JP2866376B2 (ja) ディスクアレイ装置
JP3356110B2 (ja) 機能拡張システム及びそれに用いるデータ転送方法
JP4090216B2 (ja) ディスクボリュームの管理方法及びその装置
JP2005346426A (ja) データ共有ディスク装置
JPH08241262A (ja) 外部記憶拡張方式
JP2002123370A (ja) テープアクセス装置及びそのテープアクセス方法
JPH06324961A (ja) 通信制御装置
JP2018081346A (ja) ストレージ装置、ストレージシステム、ストレージ制御方法、および、ストレージ制御プログラム
JPH02236613A (ja) ディスク共有システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031125

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees