JPH08166319A - 水中曳航体の応答特性計測装置 - Google Patents

水中曳航体の応答特性計測装置

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JPH08166319A
JPH08166319A JP31176194A JP31176194A JPH08166319A JP H08166319 A JPH08166319 A JP H08166319A JP 31176194 A JP31176194 A JP 31176194A JP 31176194 A JP31176194 A JP 31176194A JP H08166319 A JPH08166319 A JP H08166319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underwater
towing
vehicle
aileron
response
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31176194A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Suzuki
隆男 鈴木
Hikari Kamiirisa
光 上入佐
Kazuo Hosono
一穂 細野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication of JPH08166319A publication Critical patent/JPH08166319A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中曳航体の挙動を、安全、かつ、精度良く
観察したり、エルロン突出率に対する機体応答特性やエ
ルロン制御ゲインのデータ等を収集できる水中曳航体の
応答特性計測装置を提供する。 【構成】 えい航索12を介して水中曳航体30をえい
引する第1えい引車10と、第1えい引車と同期して移
動する第2えい引車20を有し、第2えい引車は、水中
曳航体30が安定えい航状態に移るまで水中曳航体を把
持するクランプ21と、水中曳航体の挙動を監視する水
中監視装置22と、水中曳航体に設けたエルロン34の
突出長に対する機体応答特性及びエルロン制御ゲインの
データを収集する応答特性計測器23を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中曳航体の応答特性
計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】全長が百メートルもある海中又は海底探
査用のセンサケーブルを複数本曳航するための水中曳航
体がロール方向に回転すると、隣接するセンサケーブル
同士が絡まってしまうため、水中曳航体そのものについ
て、その挙動を観察したり、エルロン突出率に対する機
体応答特性やエルロン制御ゲインのデータなどを、予
め、収集する必要がある。
【0003】しかしながら、実機曳航体は、寸法、重
量、更に、流体から受ける抵抗が大きいため、わずかな
不安定でもそのアンバランス力は大きく、水槽での曳航
は危険であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、係る要望に
基づいてなされたものであり、その目的は、各々の水中
曳航体について、安全、かつ、精度良くその挙動を観察
したり、エルロン突出率に対する機体応答特性やエルロ
ン制御ゲインのデータなどを収集できる水中曳航体の応
答特性計測装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得る本
発明の水中曳航体の応答特性計測装置は、えい航索を介
して水中曳航体をえい引する第1えい引車と、該第1え
い引車と同期して移動する第2えい引車とを有し、該第
2えい引車は、水中曳航体が安定えい航状態に移るまで
水中曳航体を把持するクランプと、水中曳航体の挙動を
監視する水中監視装置と、水中曳航体に設けたエルロン
の突出長に対する機体応答特性及びエルロン制御ゲイン
のデータを収集する応答特性計測器とを備えていること
を特徴とするものである。
【0006】このように、えい航索を介して水中曳航体
をえい引する第1えい引車と、第1えい引車と同期して
移動する第2えい引車とを有し、第2えい引車が、水中
曳航体が安定えい航状態に移るまで水中曳航体を把持す
るクランプと、水中曳航体の挙動を監視する水中監視装
置と、水中曳航体に設けたエルロンの突出長に対する機
体応答特性及びエルロン制御ゲインのデータを収集する
応答特性計測器とを備えていることにより、各々の水中
曳航体について、その挙動を観察したり、エルロン突出
率に対する機体応答特性やエルロン制御ゲインのデータ
などを高精度で収集できる。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1において、10は、図示しない水槽に沿って所
定の速度で移動する第1えい引車であり、第1えい引車
10に取り付けたスォード11には、所定の長さを有す
るえい航索12を介して水中曳航体30が連結されてい
る。
【0008】また、20は、第1えい引車10と同期し
て移動する第2えい引車であり、第2えい引車20は、
水中曳航体30が安定えい航状態に移行するまで水中曳
航体30を把持するクランプ21と、水中曳航体30の
挙動を監視する水中監視装置22と、水中曳航体30に
設けたエルロン34の突出長に対する機体応答特性およ
びエルロン制御ゲインデータを収集する応答特性計測器
23とを備えており、応答特性計測器23は、水中曳航
体30の胴体後部に接続させたセンサケーブル50に添
わせたケーブル(図示せず)を介して水中曳航体30内
に内蔵させたマイクロコンピューター42に接続されて
いる。
【0009】水中曳航体30は、図2に示すように、胴
体31と、胴体31に取り付けられていると共に、揚力
が発生しないように上下対称になっている左右一対の主
翼32,32と、主翼32上に、夫々、立設させた垂直
翼33とから構成されている。なお、図2中、符号50
はセンサーケーブルを示している。更に、夫々の主翼3
2内には、エルロン34が左右の方向に向かってスライ
ド可能に設けられている。この2つのエルロン34,3
4は、胴体31を貫通するスライド軸35に連結されて
おり、スライド軸35が中立状態にあるとき、2つのエ
ルロン34,34が主翼32,32内に、夫々、格納さ
れるようになっている。また、揚力が発生するように、
エルロン34には、所定の仰角が付与されている。ま
た、図3に示すように、圧力容器内に格納された電動モ
ーター37は、その回転軸に取り付けた歯車38がピニ
オン39を介してスライド軸35の中央部に設けたラッ
ク40に噛み合っており、電導モーター37が時計及び
反時計方向に回転するのに伴って右又は左側に向かって
移動するようになっている。 更に、胴体31内には、
ジャイロセンサ41とマイクロコンピューター42とが
内蔵されており、マイクロコンピューター42は、ジャ
イロセンサ41から入力した水中曳航体30のロール角
に基づいてエルロン34の突出長さを演算すると共に、
その演算値に基づいて電動モーター37を制御するよう
になっている。 ところで、水中曳航体30が、機体の
よじれ等が原因でロールする場合には、主翼32の端部
前縁近傍にスポイラ43を取り付けて修正するのが効果
的である。
【0010】次に、上記の応答特性計測装置の作用につ
いて説明する。えい航索12に接続させた水中曳航体3
0をクランプ21によって把持した後、図示しない水槽
内に進水させる。次いで、第1,第2えい引車10,2
0を所定の速度で移動させ、水中曳航体30が安定曳航
できることが確認できたらクランプ21を外し、えい航
索12によって曳航される水中曳航体30の挙動を水中
監視装置22によって監視する一方、第2えい引車20
に搭載した応答特性計測器23によってエルロンの突出
長に対する機体応答特性及びエルロン制御ゲインのデー
タを収集する。
【0011】
【発明の効果】上記のように、本発明は、えい航索を介
して水中曳航体をえい引する第1えい引車と、第1えい
引車と同期して移動する第2えい引車とを有し、第2え
い引車が、水中曳航体が安定えい航状態に移るまで水中
曳航体を把持するクランプと、水中曳航体の挙動を監視
する水中監視装置と、水中曳航体に設けたエルロンの突
出長に対する機体応答特性及びエルロン制御ゲインのデ
ータを収集する応答特性計測器とを備えているので、各
々の水中曳航体について、その挙動を観察したり、エル
ロン突出長に対する機体応答特性やエルロン制御ゲイン
のデータなどを高精度で収集できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水中曳航体の応答特性計測装置の
斜視図である。
【図2】水中曳航体の斜視図である。
【図3】エルロン駆動装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 第1えい引車 12 えい航索 20 第2えい引車 21 クランプ 22 水中監視装置 23 応答特性計
測器 30 水中曳航体 34 エルロン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 えい航索を介して水中曳航体をえい引す
    る第1えい引車と、該第1えい引車と同期して移動する
    第2えい引車とを有し、該第2えい引車は、水中曳航体
    が安定えい航状態に移るまで水中曳航体を把持するクラ
    ンプと、水中曳航体の挙動を監視する水中監視装置と、
    水中曳航体に設けたエルロンの突出長に対する機体応答
    特性及びエルロン制御ゲインのデータを収集する応答特
    性計測器とを備えていることを特徴とする水中曳航体の
    応答特性計測装置。
JP31176194A 1994-12-15 1994-12-15 水中曳航体の応答特性計測装置 Withdrawn JPH08166319A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007001565A (ja) * 2005-05-25 2007-01-11 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 水中航走体の投入・揚収方法及び装置、並びに、水中航走体の投入・揚収用多胴船
CN106932168A (zh) * 2017-01-22 2017-07-07 浙江大学 水下步行机器人测试系统及其工作方法
CN108572055A (zh) * 2018-04-24 2018-09-25 西北工业大学 一种应用于水池实验室的auv水下回收流体动力测试实验装置
CN114136522A (zh) * 2021-11-29 2022-03-04 中国科学院力学研究所 一种柔性结构拖曳实验的测力装置

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