JPH08164357A - 光ファイバの静電植毛加工 - Google Patents
光ファイバの静電植毛加工Info
- Publication number
- JPH08164357A JPH08164357A JP30912894A JP30912894A JPH08164357A JP H08164357 A JPH08164357 A JP H08164357A JP 30912894 A JP30912894 A JP 30912894A JP 30912894 A JP30912894 A JP 30912894A JP H08164357 A JPH08164357 A JP H08164357A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fibers
- emitting body
- light
- flocking
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバの装着作業が簡単でかつ光ファイ
バを高密度で装着可能な方法を提供する。 【構成】 平面状または曲面状の透明な光出射体の外表
面上に接着剤を塗布した後この光出射体の外表面を帯電
させ次いで複数の短繊維状光ファイバをこの光出射体の
外表面に立毛状に静電植毛する方法。
バを高密度で装着可能な方法を提供する。 【構成】 平面状または曲面状の透明な光出射体の外表
面上に接着剤を塗布した後この光出射体の外表面を帯電
させ次いで複数の短繊維状光ファイバをこの光出射体の
外表面に立毛状に静電植毛する方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバを用いた照
明用品の加工方法に関する。
明用品の加工方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】光ファイバを平面状または曲面状の光出
射体の外表面上に装着する方法として、従来は光出射体
に穴をあけた後に光ファイバを一本づつ埋め込み接着剤
で固定する方法が採用されていた。
射体の外表面上に装着する方法として、従来は光出射体
に穴をあけた後に光ファイバを一本づつ埋め込み接着剤
で固定する方法が採用されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法では
外表面上における光ファイバの密度は穴の数に依存し、
その密度を高めようとすると隣接する穴が重なってしま
い穴あけ加工がうまくいかなかった。また、穴あけ加工
作業に時間がかかり煩わしかった。
外表面上における光ファイバの密度は穴の数に依存し、
その密度を高めようとすると隣接する穴が重なってしま
い穴あけ加工がうまくいかなかった。また、穴あけ加工
作業に時間がかかり煩わしかった。
【０００４】本発明の目的は光ファイバの装着作業が簡
単でかつ光ファイバを高密度で装着可能な方法を提供す
ることにある。
単でかつ光ファイバを高密度で装着可能な方法を提供す
ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、平面状
または曲面状の透明な光出射体の外表面上に接着剤を塗
布した後この光出射体の外表面を帯電させ次いで複数の
短繊維状光ファイバをこの光出射体の外表面に立毛状に
静電植毛する方法にある。
または曲面状の透明な光出射体の外表面上に接着剤を塗
布した後この光出射体の外表面を帯電させ次いで複数の
短繊維状光ファイバをこの光出射体の外表面に立毛状に
静電植毛する方法にある。
【０００６】平面状または曲面状の透明な光出射体とし
ては、ポリメチルメタクリレ−ト、ポリカ−ボネ−ト、
ポリスチレン等の公知の透明樹脂からなる板状物、円筒
状物、球殻状物等が例示され、円筒状物や球殻状物の一
部分であってもよい。光出射体は用途に応じて部分的に
着色されたものであってもよい。
ては、ポリメチルメタクリレ−ト、ポリカ−ボネ−ト、
ポリスチレン等の公知の透明樹脂からなる板状物、円筒
状物、球殻状物等が例示され、円筒状物や球殻状物の一
部分であってもよい。光出射体は用途に応じて部分的に
着色されたものであってもよい。
【０００７】植毛される短繊維状光ファイバとしてはポ
リメチルメタクリレ−ト製等の公知のプラスチック製光
ファイバが用いられる。その太さや長さは特に限定され
ないが通常は外径０．５〜１．０ｍｍ程度、長さ１〜１
０ｍｍ程度である。
リメチルメタクリレ−ト製等の公知のプラスチック製光
ファイバが用いられる。その太さや長さは特に限定され
ないが通常は外径０．５〜１．０ｍｍ程度、長さ１〜１
０ｍｍ程度である。
【０００８】接着剤としてはアクリル系接着剤、エポキ
シ系接着剤等公知のものを用いることができ、透明なも
のであることが好ましい。光出射体は静電植毛機を用い
て帯電させることができ、光出射体の外表面上に植毛さ
れる短繊維状光ファイバの量または密度は帯電量で適宜
制御できる。
シ系接着剤等公知のものを用いることができ、透明なも
のであることが好ましい。光出射体は静電植毛機を用い
て帯電させることができ、光出射体の外表面上に植毛さ
れる短繊維状光ファイバの量または密度は帯電量で適宜
制御できる。
【０００９】
【実施例】図１に示すポリメチルメタクリレ−ト製の円
形平板状の光出射体２（直径２００ｍｍ、厚み３ｍｍ）
を有する照明部品３を用い、光出射体の外表面にエポキ
シ樹脂製の接着剤を塗布し、この照明部品を静電植毛機
（日本グリット工業（株）製ＧＴＳ−１００型）にセッ
トして電圧１００ＫＶをかけて光出射対の外表面を帯電
させた。
形平板状の光出射体２（直径２００ｍｍ、厚み３ｍｍ）
を有する照明部品３を用い、光出射体の外表面にエポキ
シ樹脂製の接着剤を塗布し、この照明部品を静電植毛機
（日本グリット工業（株）製ＧＴＳ−１００型）にセッ
トして電圧１００ＫＶをかけて光出射対の外表面を帯電
させた。
【００１０】次いで、プラスチック製光ファイバ（三菱
レイヨン（株）製エスカＣＫ−３０、外径０．７５ｍ
ｍ）を長さ３ｍｍにカットした短繊維状光ファイバを近
接させて帯電面へ移行・付着させた。
レイヨン（株）製エスカＣＫ−３０、外径０．７５ｍ
ｍ）を長さ３ｍｍにカットした短繊維状光ファイバを近
接させて帯電面へ移行・付着させた。
【００１１】植毛密度は１３０本／ｃｍ2であり、立毛
状態は良好であった。
状態は良好であった。
【００１２】次いでこの照明部品に光ファイバライトガ
イド４を接続して図２に示す照明器具を製造した。
イド４を接続して図２に示す照明器具を製造した。
【００１３】
【発明の効果】本発明の静電植加工によれば光出射体へ
の光ファイバの装着作業が簡単でありかつ光ファイバを
高密度で植毛できる。
の光ファイバの装着作業が簡単でありかつ光ファイバを
高密度で植毛できる。
【図１】 実施例１で用いた円形平板状の光出射体を有
する照明部品の外観図である。
する照明部品の外観図である。
【図２】 実施例１で製造された静電植毛加工による照
明器具の一部切り欠き外観図である。平面状の光出射体
の外表面上に短繊維状光ファイバが静電植毛されてい
る。
明器具の一部切り欠き外観図である。平面状の光出射体
の外表面上に短繊維状光ファイバが静電植毛されてい
る。
【図３】 本発明の静電植毛加工による照明器具の外観
図である。半円筒状の光出射体の外表面上に短繊維状光
ファイバが静電植毛されている。
図である。半円筒状の光出射体の外表面上に短繊維状光
ファイバが静電植毛されている。
【図４】 本発明の静電植毛加工による照明器具の外観
図である。球殻状の光出射体の外表面上に短繊維状光フ
ァイバが静電植毛されている。
図である。球殻状の光出射体の外表面上に短繊維状光フ
ァイバが静電植毛されている。
１ 静電植毛された光ファイバ ２ 円形平板状の光出射体 ３ 照明部品 ４ 光ファイバライトガイド ５ 半円筒状の光出射体 ６ 球殻状の光出射体
Claims (1)
- 【請求項１】 平面状または曲面状の透明な光出射体の
外表面上に接着剤を塗布した後この光出射体の外表面を
帯電させ次いで複数の短繊維状光ファイバをこの光出射
体の外表面に立毛状に静電植毛する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30912894A JPH08164357A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 光ファイバの静電植毛加工 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30912894A JPH08164357A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 光ファイバの静電植毛加工 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08164357A true JPH08164357A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=17989239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30912894A Pending JPH08164357A (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 光ファイバの静電植毛加工 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08164357A (ja) |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP30912894A patent/JPH08164357A/ja active Pending
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