JPH08164175A - 遺骨粉収納用装身具 - Google Patents
遺骨粉収納用装身具Info
- Publication number
- JPH08164175A JPH08164175A JP6332646A JP33264694A JPH08164175A JP H08164175 A JPH08164175 A JP H08164175A JP 6332646 A JP6332646 A JP 6332646A JP 33264694 A JP33264694 A JP 33264694A JP H08164175 A JPH08164175 A JP H08164175A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- container
- ornaments
- front surface
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面が装飾体で隠蔽される容器体内に遺骨粉
を収納することで、通常の装身具の着用の形態にて常に
遺骨粉を携行することができる装身具を提供する。 【構成】 ペンダントP,P’,ブローチB,ブレスレ
ットW等の装身具において、該装身具の本体部分を容器
体1と該容器体1の前面を被覆させる蓋状の装飾体2と
に分割形成して、容器体1は密閉容器状に形成してその
前面に開口3を設けると共に、該開口3を栓体5で開閉
可能に閉塞し、前記蓋状の装飾体2は一端を前記容器体
1に枢軸させると共に、他端で容器体1に係止させるよ
うに構成した。
を収納することで、通常の装身具の着用の形態にて常に
遺骨粉を携行することができる装身具を提供する。 【構成】 ペンダントP,P’,ブローチB,ブレスレ
ットW等の装身具において、該装身具の本体部分を容器
体1と該容器体1の前面を被覆させる蓋状の装飾体2と
に分割形成して、容器体1は密閉容器状に形成してその
前面に開口3を設けると共に、該開口3を栓体5で開閉
可能に閉塞し、前記蓋状の装飾体2は一端を前記容器体
1に枢軸させると共に、他端で容器体1に係止させるよ
うに構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に遺骨粉を収納す
ることができるようにした装身具に関するものである。
ることができるようにした装身具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロケットと称する金属製の装身具
で内部に写真を入れて胸に吊して使うものが知られてい
る。しかしながら、遺骨粉が収納できる装身具は従来は
なかった。
で内部に写真を入れて胸に吊して使うものが知られてい
る。しかしながら、遺骨粉が収納できる装身具は従来は
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば長年
連れ添った夫婦の一方が先立った場合に、残された方の
人が二人の共通の思い出につながる地に旅行したりする
ときに、生前のように亡き人と二人揃って訪れたい思に
駆られることがある。この際に位牌を持ち出したり、骨
つぼを持ち出したりすることもならず、思案に暮れた挙
句の果てに遂にノイローゼになることがある。そこで本
発明はこのような状態をおもんばかって深刻な状況を排
除することを目的に、内部に遺骨粉を収納することがで
きてしかも外観は従来のものと変わらない装身具を提供
するべくなされたものである。
連れ添った夫婦の一方が先立った場合に、残された方の
人が二人の共通の思い出につながる地に旅行したりする
ときに、生前のように亡き人と二人揃って訪れたい思に
駆られることがある。この際に位牌を持ち出したり、骨
つぼを持ち出したりすることもならず、思案に暮れた挙
句の果てに遂にノイローゼになることがある。そこで本
発明はこのような状態をおもんばかって深刻な状況を排
除することを目的に、内部に遺骨粉を収納することがで
きてしかも外観は従来のものと変わらない装身具を提供
するべくなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係わる装身具は、ペンダント,ブローチ,
ブレスレット等の装身具において、該装身具の本体部分
を容器体と該容器体の前面を被覆させる蓋状の装飾体と
に分割形成して、容器体は密閉容器状に形成してその前
面に開口を設けると共に、該開口を栓体で開閉可能に閉
塞し、前記蓋状の装飾体は一端を前記容器体に枢軸させ
ると共に、他端で容器体に係止させるように構成され
る。
めに本発明に係わる装身具は、ペンダント,ブローチ,
ブレスレット等の装身具において、該装身具の本体部分
を容器体と該容器体の前面を被覆させる蓋状の装飾体と
に分割形成して、容器体は密閉容器状に形成してその前
面に開口を設けると共に、該開口を栓体で開閉可能に閉
塞し、前記蓋状の装飾体は一端を前記容器体に枢軸させ
ると共に、他端で容器体に係止させるように構成され
る。
【0005】
【作用】蓋状の装飾体の係止を外して枢軸を支点に回動
して容器体を露出させて、該容器体の開口に装着した栓
体を開けて開口から容器体へ遺骨粉を収納させ、開口を
栓体で再度閉塞し、蓋状の装飾体を回動して元に戻して
容器体を隠蔽させれば一般の装身具と変わりなく身に付
けて飾りとすることができて、しかも遺骨粉をどこにで
も携行することができる。
して容器体を露出させて、該容器体の開口に装着した栓
体を開けて開口から容器体へ遺骨粉を収納させ、開口を
栓体で再度閉塞し、蓋状の装飾体を回動して元に戻して
容器体を隠蔽させれば一般の装身具と変わりなく身に付
けて飾りとすることができて、しかも遺骨粉をどこにで
も携行することができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明に係わる装身具の実施例を図面
と共に説明する。図1ないし図3に示すものは本体部分
がハート形に形成されたペンダントであり、本体部分は
平面形状がハート形の密閉された容器体1と、該容器体
1の前面を被覆させる蓋状の装飾体2とに分割形成され
ている。容器体1には前面中央に円形の開口3と、該開
口3に一端を接続させた凹み4とを設けている。5は開
口を閉塞させる栓体であり、該栓体5の一側端に前記凹
み4に臨ませる爪掛け片6を一体に突設して形成されて
いる。前記容器体1の上端中央に支軸7を軸支させ、該
支軸7の前端に蓋状の装飾体2の上端中央を枢軸させる
ことにより、該装飾体2を回動自在に支持させる。さら
に、蓋状の装飾体2の下面先端寄りにボス8を突設する
と共に、容器体1の前面下部にボス孔9を対設し、ボス
8をボス孔9に係合させることで蓋状の装飾体2が容器
体1の前面を被覆した状態を保持させるようにしてい
る。前記容器体1の上端二個所に環部10,10を突設
してこれらの環部10,10に首に掛ける鎖11の両端
を係留させる。
と共に説明する。図1ないし図3に示すものは本体部分
がハート形に形成されたペンダントであり、本体部分は
平面形状がハート形の密閉された容器体1と、該容器体
1の前面を被覆させる蓋状の装飾体2とに分割形成され
ている。容器体1には前面中央に円形の開口3と、該開
口3に一端を接続させた凹み4とを設けている。5は開
口を閉塞させる栓体であり、該栓体5の一側端に前記凹
み4に臨ませる爪掛け片6を一体に突設して形成されて
いる。前記容器体1の上端中央に支軸7を軸支させ、該
支軸7の前端に蓋状の装飾体2の上端中央を枢軸させる
ことにより、該装飾体2を回動自在に支持させる。さら
に、蓋状の装飾体2の下面先端寄りにボス8を突設する
と共に、容器体1の前面下部にボス孔9を対設し、ボス
8をボス孔9に係合させることで蓋状の装飾体2が容器
体1の前面を被覆した状態を保持させるようにしてい
る。前記容器体1の上端二個所に環部10,10を突設
してこれらの環部10,10に首に掛ける鎖11の両端
を係留させる。
【0007】このように構成されるペンダントPは、ボ
ス8とボス孔9の係合を外して図2に示すように蓋状の
装飾体2を回動させて容器体1の前面を露出させ、爪掛
け片6に爪先を掛けて栓体5を外し開口3を開放させ、
容器体1内へ遺骨粉Aを適量収納して開口3を栓体5で
閉塞し、容器体1の前面に蓋状の装飾体2を被着して図
1及び図3の状態とし、鎖11を首に掛けて吊り下げれ
ば、通常のペンダントを使うのと同じ要領で常に遺骨粉
Aを携行することができる。
ス8とボス孔9の係合を外して図2に示すように蓋状の
装飾体2を回動させて容器体1の前面を露出させ、爪掛
け片6に爪先を掛けて栓体5を外し開口3を開放させ、
容器体1内へ遺骨粉Aを適量収納して開口3を栓体5で
閉塞し、容器体1の前面に蓋状の装飾体2を被着して図
1及び図3の状態とし、鎖11を首に掛けて吊り下げれ
ば、通常のペンダントを使うのと同じ要領で常に遺骨粉
Aを携行することができる。
【0008】図4ないし図6に示したものもペンダント
に係わるものであるが、このペンダントP′は前記ペン
ダントPがハート形状であるのに対し、外観形状を円盤
形のUFOに模して形成されている。しかしながら、こ
のペンダントP′の構成の全体並びに使用の実際は前記
ペンダントPと同様であねから、重複する説明は省略す
ることとする。
に係わるものであるが、このペンダントP′は前記ペン
ダントPがハート形状であるのに対し、外観形状を円盤
形のUFOに模して形成されている。しかしながら、こ
のペンダントP′の構成の全体並びに使用の実際は前記
ペンダントPと同様であねから、重複する説明は省略す
ることとする。
【0009】図7及び図8に示したものは洋服の胸や襟
に付けて使用されるブローチである。このブローチBの
本体部分は円板形の容器体1の前面に円板形の装飾体2
を回動自在に軸支させて、前記ペンダントP,P′と同
様に構成され、環部10,10及び鎖11の取り付けに
代えて、容器体1の裏面に留めピン12を取り付けて構
成される。そして、図8に示すように容器体1内に適量
の遺骨粉Aを収納した状態で、留めピン12を洋服の胸
や襟に留めて使用される。
に付けて使用されるブローチである。このブローチBの
本体部分は円板形の容器体1の前面に円板形の装飾体2
を回動自在に軸支させて、前記ペンダントP,P′と同
様に構成され、環部10,10及び鎖11の取り付けに
代えて、容器体1の裏面に留めピン12を取り付けて構
成される。そして、図8に示すように容器体1内に適量
の遺骨粉Aを収納した状態で、留めピン12を洋服の胸
や襟に留めて使用される。
【0010】図9及び図10に示したものは腕時計と同
じ手首に取り付けて使用するブレスレットである。この
ブレスレットWの本体部分は前記ブローチBと同様に円
板形の容器体1の上面に円板状の装飾体2を回動自在に
軸支させて構成され、容器体1をリストバンド13の中
央に取り付けている。このリストバンド13は腕時計用
のバンドと同様に一方端に尾錠金具14を取り付けると
共に、他方端側に係合孔15を列設して構成される。こ
のブレスレットWは容器体1内に適量の遺骨粉Aを収納
し、容器体1上に装飾体2を被着した状態でリストバン
ド13を手首に巻き付け固定して通常のブレスレットを
使う要領で常に遺骨粉Aを携行することができる。
じ手首に取り付けて使用するブレスレットである。この
ブレスレットWの本体部分は前記ブローチBと同様に円
板形の容器体1の上面に円板状の装飾体2を回動自在に
軸支させて構成され、容器体1をリストバンド13の中
央に取り付けている。このリストバンド13は腕時計用
のバンドと同様に一方端に尾錠金具14を取り付けると
共に、他方端側に係合孔15を列設して構成される。こ
のブレスレットWは容器体1内に適量の遺骨粉Aを収納
し、容器体1上に装飾体2を被着した状態でリストバン
ド13を手首に巻き付け固定して通常のブレスレットを
使う要領で常に遺骨粉Aを携行することができる。
【0011】
【発明の効果】このように本発明に係わる遺骨粉収納用
装身具は、本体部分の容器体内に適量の遺骨粉を収納し
て該容器体の前面を蓋状の装飾体で被覆することで通常
のペンダント,ブローチ,ブレスレット等と同じ外観形
態に構成することができ、しかも通常のこれらの装身具
を着用するのと全く同じように何らの違和感もなく使用
できて、しかも常に遺骨粉を携行することができるか
ら、例えば旅行等に際して着用すれば生前と同じように
二人連れで行動する心境に浸ることができ、心の安らぎ
が得られる。
装身具は、本体部分の容器体内に適量の遺骨粉を収納し
て該容器体の前面を蓋状の装飾体で被覆することで通常
のペンダント,ブローチ,ブレスレット等と同じ外観形
態に構成することができ、しかも通常のこれらの装身具
を着用するのと全く同じように何らの違和感もなく使用
できて、しかも常に遺骨粉を携行することができるか
ら、例えば旅行等に際して着用すれば生前と同じように
二人連れで行動する心境に浸ることができ、心の安らぎ
が得られる。
【図1】本発明に係わる装身具の一例を示すペンダント
の斜視図。
の斜視図。
【図2】同上作用説明図。
【図3】同上断面図。
【図4】図1とデザインの異なるペンダントの斜視図。
【図5】同上作用説明図。
【図6】同上断面図。
【図7】本発明に係わる装身具の一例を示すブローチの
作用説明図。
作用説明図。
【図8】同上断面図。
【図9】本発明に係わる装身具の一例を示すブレスレッ
トの作用説明図。
トの作用説明図。
【図10】同上断面図。
1 容器体 2 蓋状の装飾体 3 開口 5 栓体 7 支軸 8 ボス 9 ボス孔 B ブローチ P,P′ ペンダント W ブレスレット
Claims (1)
- 【請求項1】 ペンダント,ブローチ,ブレスレット等
の装身具において、該装身具の本体部分を容器体と該容
器体の前面を被覆させる蓋状の装飾体とに分割形成し
て、容器体は密閉容器状に形成してその前面に開口を設
けると共に、該開口を栓体で開閉可能に閉塞し、前記蓋
状の装飾体は一端を前記容器体に枢軸させると共に、他
端で容器体に係止させるように構成したことを特徴とす
る遺骨粉収納用装身具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6332646A JPH08164175A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 遺骨粉収納用装身具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6332646A JPH08164175A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 遺骨粉収納用装身具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08164175A true JPH08164175A (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=18257290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6332646A Pending JPH08164175A (ja) | 1994-12-12 | 1994-12-12 | 遺骨粉収納用装身具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08164175A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180063782A (ko) * | 2016-12-02 | 2018-06-12 | 박수진 | 펫 메모리 펜던트 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63120627U (ja) * | 1987-01-27 | 1988-08-04 | ||
JPH03105264U (ja) * | 1990-02-17 | 1991-10-31 | ||
JPH05123367A (ja) * | 1991-08-30 | 1993-05-21 | Mariko Satou | ペツト用骨収納具及びこれを組み合わせた自動搬送式仏壇 |
-
1994
- 1994-12-12 JP JP6332646A patent/JPH08164175A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63120627U (ja) * | 1987-01-27 | 1988-08-04 | ||
JPH03105264U (ja) * | 1990-02-17 | 1991-10-31 | ||
JPH05123367A (ja) * | 1991-08-30 | 1993-05-21 | Mariko Satou | ペツト用骨収納具及びこれを組み合わせた自動搬送式仏壇 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180063782A (ko) * | 2016-12-02 | 2018-06-12 | 박수진 | 펫 메모리 펜던트 |
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