JPH08163777A - 直流3線式2電圧配線システム - Google Patents

直流3線式2電圧配線システム

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JPH08163777A
JPH08163777A JP6298201A JP29820194A JPH08163777A JP H08163777 A JPH08163777 A JP H08163777A JP 6298201 A JP6298201 A JP 6298201A JP 29820194 A JP29820194 A JP 29820194A JP H08163777 A JPH08163777 A JP H08163777A
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voltage
battery
jack
plug
power
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Kiichi Tsunoda
紀一 角田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】太陽光発電等によりバッテリーユニットに蓄電
された直流を、直流専用機器に直接配電する経済的な直
流配線システムを提供する。 【構成】同電圧の2個のバッテリーを直列に接続して形
成した直流電源と、この直流電源の両端に接続された2
本の配電線と、2個のバッテリーの接続点に接続された
1本の配電線と、これら3本の配電線の他端に接続され
た複数の1極ジャックからなるコンセントと、負荷に接
続された2極プラグまたは3極プラグとから構成され、
プラグをジャックに差し込むことにより、各バッテリー
単独の電圧と直流電源の全電圧とを負荷に供給するよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2個のバッテリーユニ
ットから3本の配電線により異なる2つの直流電圧を負
荷に供給するための直流3線式2電圧配線システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】商用電源の歴史は交流の歴史であるとい
っても過言ではない。即ち、水力発電所、火力発電所又
は原子力発電所における発電機で発電される電圧は構造
的に交流電圧である。又、発電された交流電圧は長距離
送電線における送電損失を最小限にするため発電所側の
変電所で変圧器によりできるだけ高電圧に昇圧された後
需要者側へ送電される。
【0003】送電線の受端側変電所においては、変圧器
により電圧を100Vまたは200Vに降圧した後に、
配電線により各需要者に配電するようになっている。従
って、需要者側における機器の多くは交流100Vまた
は200Vの電源を前提として構成されるようになって
いる。
【0004】従って、電力需要者の使用する機器には、
通信機器やオーディオ機器等のように本来低い直流電圧
を利用するものが多いが、このような機器は、100V
交流電圧を所望の直流電圧に変換する電源回路を必要と
する。
【0005】しかしながら、もし需要者側で直流電圧を
発生する手段を持つことができるならば、交流100V
の給電に頼る必要が無くなり、各種機器の電源回路の構
成が簡単になり機器は小型で低コストになる。
【0006】最近における電力需要の急激な増加と発電
所の設置の困難性、ならびに、各種小規模電力発電技術
の発達に伴い、上記のような既存の商用電源電力供給体
系を補完するシステムとして、電力需要者側が自ら使用
する電力の全部または一部を自給する太陽光発電、風力
発電、燃料電池等による自家発電システムが脚光を浴び
始めた。
【0007】このような自家発電システムは、直流を使
用する通信機器や情報機器により構成される将来の完結
したホームオートメーションシステムには最適である。
【0008】従来、図10に示すように、上記の太陽光
発電、風力発電、燃料電池等による発電装置15により
発電された直流電力は充電装置16によりいったんバッ
テリー19に蓄電される。そして、使用時には、変換器
20により単相100ボルトの交流電源に変換されて切
替装置21に供給されている。
【0009】一方、商用電源17は商用電源負荷23に
単相100V電圧を供給すると共に、切替装置21にそ
れを分岐している。
【0010】切替装置21は、変換器20側に接続され
たスイッチAと商用電源側に接続されたスイッチBとの
どちらか一方を閉じることにより、変換器20の出力電
圧と商用電源17からの電圧とを切り替えて負荷22に
対して供給するようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、負荷に
よっては通信機器等のように直流を必要とするものがあ
り、このような機器においては、供給される100V交
流電圧を直流に変換する電源回路を必要とし、折角直交
変換した電圧を電源回路で再び直流に変換している。こ
のことは、バッテリーの電圧を単相100ボルトの交流
電源に変換する高価な変換器20と機器側の電源回路と
が無駄であることを意味し、配電システムおよび機器の
構造面、コスト面から大きな問題点であった。
【0012】従って、本発明は、直流を必要とする機器
に対してバッテリーから直接直流を供給することができ
る簡単な構成の直流電圧配線システムを低コストで提供
することを目的とし、特に、例えば12Vの2つのバッ
テリーユニットから、12Vと24Vの2種類の電圧を
配線することができる直流3線式2電圧配線システムに
課題を有している。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る直流3線式2電圧配線システムは、所
定電圧からなる第1のバッテリーと第2のバッテリーと
を直列に接続して形成した直流電源と、該直流電源の両
端に接続された第1及び第2の配電線と、前記第1及び
第2のバッテリーの接続点に接続された第3の配電線
と、前記第1〜第3の配電線を組み合わせて構成された
出力端子に適宜接続する負荷とからなり、前記出力端子
は、第1及び又は第2のバッテリー専用プラグと、前記
直流電源専用プラグとからなる。
【0014】又、上記負荷側には、前記第1及び又は第
2のバッテリー専用プラグ、又は前記直流電源専用プラ
グに対応したジャックを備えたこと;前記負荷側には、
その入力電圧の極性に関わらず正常な極性の電圧を供給
するダイオード回路を組み込んだ直流3線式2電圧配線
システムである。
【0015】
【作用】上記構成による直流3線式2電圧配線システム
は、第1及び第2のバッテリーからなる直流電源に接続
された3本の配電線により、各バッテリー単独の電圧と
この直流電源の全電圧との2つの電圧を負荷に直接供給
する。従って、従来のような途中の変換がなく、かつ負
荷側での変換も必要がないから配電は低コストで行うこ
とができ、かつ、負荷側は交直変換のための電源回路が
要らない。
【0016】第1〜第3の配電線の負荷側には、複数の
ジャック、例えば1極ジャックからなるコンセントが接
続されており、負荷に接続された2極プラグの2個の端
子を2つの1極ジャックに挿入するか、または3極プラ
グの3個の端子を3つの1極ジャックに挿入することに
より、各プラグに接続された負荷回路にバッテリー単独
の直流電圧または直流電源の全電圧が供給される。
【0017】又、コンセントの各ジャックの孔の大きさ
および形状と、プラグの端子の大きさおよび形状とをジ
ャック/端子対毎に適宜選択することにより、使用者が
各プラグを間違い無く所定のジャックに挿入することが
できるようになっている。
【0018】更に、プラグにダイオード回路を組み込む
ことにより、孔の大きさと形状が同じ2つの1極ジャッ
クに端子の大きさと形状が同一な2極プラグを挿入する
場合、どのような方向で挿入しても負荷に対して正しい
極性の電圧が供給されるようになっている。即ち、プラ
グ形状を同一にしても第1及び第2のバッテリーのどち
らか側への接続も可能で第1及び第2のバッテリーの何
れかにかたよった接続となることを防止できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る直流3線式2電圧配線シ
ステムの実施例について図面を参照にして説明する。
【0020】本発明に係る直流3線式2電圧配線システ
ムは、図1に示すように、例えば夫々の出力電圧が12
Vの2個の第1のバッテリーと第2のバッテリーに相当
するバッテリーユニット1、2と、コンセント3と、バ
ッテリーユニット1、2とコンセント3とを接続する第
1、第2、第3の配電線に相当する3本の配電線A、
B、Cと、直流負荷としての機器4と、機器4と接続さ
れコンセント3に挿入されるプラグ5とから構成されて
いる。
【0021】バッテリーユニット1、2は直列に接続さ
れ直流電源を形成している。つまり、バッテリーユニッ
ト1のマイナス端子とバッテリーユニット2のプラス端
子は接続点6で接続されており、直流電源の全電圧は2
4Vとなる。
【0022】バッテリーユニット1のプラス端子には、
配電線Aの一端を接続し、接続点6には配電線Bの一端
を接続し、バッテリーユニット2のマイナス端子には配
電線Cの一端を接続する。
【0023】上記配線により、配電線Aと配電線Bとの
間および配電線Bと配電線Cとの間の電圧はバッテリー
単独の電圧12Vとなり、配電線Aと配電線Cとの間の
電圧は直流電源の全電圧24Vとなる。即ち、3本の配
電線A、B、Cにより12Vと24Vの2種類の電圧を
負荷4に供給する。
【0024】3本の配電線A、B、Cの負荷側には、コ
ンセント3が接続されている。コンセント3は配電線
A、B、Cの他端に接続された複数のジャックを有す
る。ジャックは全て1極(接触部が一つ)である。
【0025】プラグ5は、3極プラグまたは2極プラグ
あるいはそれら両方を含む。コンセント3の2つのジャ
ックに2極プラグを差し込むか、3つのジャックに3極
プラグを差し込むことにより機器4と直流電源とが接続
されることになる。
【0026】コンセント3とそれに対応するプラグ5の
構成には各種あり、以下、コンセント3とプラグ5との
組み合わせの各種実施例について説明する。
【0027】(1)3極プラグによる構成例 コンセント3とプラグ5の組み合わせの第1の実施例
は、図2に示すように、3角形に配置されたジャックJ
0、J1、J2を有するコンセント3aと3極プラグ5
aとで構成される。
【0028】コンセント3aのジャックJ0、J1、J
2は夫々配電線A、B、Cと1対1の対応で接続されて
いる。又、ジャックJ1の孔の直径はジャックJ0、J
2の孔の直径より大きく、又、ジャックJ0およびジャ
ックJ2の各孔の直径は同一である。
【0029】3極プラグ5aは、ジャックJ0、J1、
J2に対応した3角形の頂点に端子T0、T1、T2を
設け、各端子T0、T1、T2を3芯ケーブル7に接続
したものである。端子T1の直径はジャックJ1と合わ
せて端子T1および端子T2の直径より大きくしてあ
り、又、端子T0と端子T2の直径はジャックJ0およ
びジャックJ2に合わせた大きさで相互に等しくしてあ
る。
【0030】3極プラグ5aの端子T0、T1、T2を
コンセント3のジャックJ0、J1、J2に差し込むこ
とにより、配電線A、B、Cはケーブル6を介して機器
の回路と接続されることになる。
【0031】本実施例は、機器の回路に対して直流12
Vを供給するバッテリーユニットは固定されるが、プラ
グ5aの挿入ミスが無く正しい極性の直流を負荷回路に
確実に供給することができる。
【0032】(2)4ジャックのコンセントと2個の2
極プラグによる構成例 コンセントとプラグの組み合わせの第2の実施例は、図
3に示すように、4個のジャックJ0、J1、J2、J
3を有するコンセント3bと、2個の2極プラグ5b、
5cとから構成されている。
【0033】コンセント3bのジャックJ0、J1、J
2は夫々配電線A、B、Cと1対1の対応で接続されて
いる。ジャックJ3はジャックJ2とコンセント3bの
内部で接続されている。
【0034】ジャックJ0とジャックJ1との距離およ
びジャックJ1とジャックJ3との距離は共にL1と
し、ジャックJ0とジャックJ2との距離はL1と異な
るL2とする。
【0035】又、ジャックJ2の孔の直径は、他のジャ
ックJ0、J1、J3より大きくし、ジャックJ0、J
1、J3の孔の直径は同一とする。
【0036】2極プラグ5bは、上記L1の間隔を置い
て設けられた端子T3、T4と、端子T3、T4と接続
された2芯線9とから構成される。端子T3、T4の各
直径は、ジャックJ0、J1、J3に合わせると共に両
者同一とする。
【0037】又、2極プラグ5cは、上記L2の間隔を
置いて設けられた端子T5、T6と、端子T5、T6と
接続された2芯線10とから構成される。端子T5の直
径はジャックJ2に合わせ、端子T6の直径はジャック
J0に合わせる。
【0038】使用時、12Vのみを供給する場合は、2
極プラグ5b(12Vプラグともいう)をジャックJ
0、J1またはジャックJ1、J3に差し込む。24V
のみ供給する場合には、2極プラグ5c(24Vプラグ
ともいう)をジャックJ0、J2に差し込む。
【0039】又、12Vと24Vの両方を供給する場合
には、2極プラグ5bをジャックJ1、J3に差し込
み、2極プラグ5cをジャックJ0、J2に差し込む。
なお、ジャックJ2、J3間には2極プラグ5cは差し
込めないようになっている。
【0040】本実施例において、2極プラグ5cの端子
T5、T6を異なる大きさにしたことにより、24V電
圧の極性を間違えて接続することはない。しかしなが
ら、12Vの電圧に関しては、2極プラグ5bの端子T
3、T4の大きさが等しいため左右いずれの方向でもジ
ャックJ0、J1、J3に挿入することができるから、
負荷回路に供給される直流電圧の極性が反対になるおそ
れがある。
【0041】上記のおそれに対する対策として、2極プ
ラグ5bの中または負荷回路に、図4に示すようなダイ
オード回路5fを設ける。このダイオード回路5fは、
端子T3から機器(負荷)4を通じて端子T4へ向かう
電流方向を順方向とするダイオードD1、D2、端子T
4から機器(負荷)4を通じて端子T3へ向かう電流方
向を順方向とするダイオードD3、D4とから構成され
ている。
【0042】このダイオード回路5fにより、端子T
3、T4がジャックJ0、J1、J3の内のいずれの2
つにどのような方向で差し込まれても、機器(負荷)4
には常に矢印で示す方向の12V直流電圧が印加される
ことになる。上記ダイオード回路を組み込んだ2極プラ
グ5bの構成を図5に示す。
【0043】本実施例は、4個のジャックJ0〜J3を
持つ簡単な構成のコンセント3bと2極プラグ5b、5
cとにより、12V単独、24V単独、12V、24V
両用の直流電圧を電圧値および極性を正確に負荷に供給
することができる。
【0044】(3)多ジャックコンセントと多2極プラ
グによる構成例 第3の実施例は、図6に示すように、縦に2列に配列さ
れた6個のジャックJ01、J02、J11、J12、
J22を有するコンセント3cと2極プラグ5d、5e
とから構成される。
【0045】右側の列には小さな直径の円形ジャックJ
01、J22、J02が配列され、左側の列には、大き
な直径の円形ジャックJ11、J12と、四角なジャッ
クJ21が配置されている。
【0046】左右の各列の間隔、即ち、ジャックJ1
1、J01間、ジャックJ12、J22間、ジャックJ
21、J02間は夫々等間隔とする。
【0047】ジャックJ01は配電線Aと接続されると
共にジャックJ02と内部接続され、ジャックJ11は
配電線Bと接続されると共にジャックJ12と内部接続
され、ジャックJ21は配電線Cと接続されると共にジ
ャックJ22と内部接続される。
【0048】上記配線により、ジャックJ11、J01
間には12V、ジャックJ12、J22間には12V、
ジャックJ21、J02間には24Vの各直流電圧が得
られる。
【0049】2極プラグ5d(12Vプラグ)は、ジャ
ックJ11またはJ12の孔の大きさと合致する直径の
端子T7と、ジャックJ01またはJ22と合致する直
径の端子T8とを有している。
【0050】2極プラグ5e(24Vプラグ)は、ジャ
ックJ21の四角の孔に合わせた形状および大きさの端
子T9と、ジャックJ02に合わせた直径の端子T10
とを有している。
【0051】本実施例は使用時、2極プラグ5dの端子
T7、T8をジャックJ11、J01又はジャックJ1
2、J22に挿入することにより12V直流電圧を取り
出すことができる。又、2極プラグ5eの端子T9、T
10をジャックJ21、J02に挿入することにより2
4V直流電圧を取り出すことができる。なお、2極プラ
グ5dを2個用いて2つの12V電圧を取り出すことも
できる。
【0052】(4)上記実施例の拡張または変形例 上記第2の実施例(図3参照)を拡張して図7に示すよ
うなコンセント3dを構成することができる。コンセン
ト3dは、コンセント3bに間隔L1のジャックJ4、
J5を付加し、ジャックJ4をジャックJ1に、ジャッ
クJ5をジャックJ0に、夫々内部接続したものであ
る。
【0053】この場合は、ジャックJ0、J1間の距離
をL1にする必要はない。このコンセント3dに第2の
実施例と同様に2極プラグ5bおよび5cを適用するこ
とにより、2つの12V直流電圧と1つの24V直流電
圧とを供給することができる。
【0054】更に、図8に示すコンセント3eは、図7
に示すコンセント3dに、更にジャック対J0、J2と
同様のジャック対J6、J7を付加して内部接続を施す
ことにより、2極プラグ5b、5cを2個ずつ用いて1
2Vおよび24Vの直流電圧を2つずつ供給するもので
ある。
【0055】以下同様に、ジャック対J0、J2と同様
のジャック対を増加することにより24Vの直流電圧を
いくつでも供給することができ、また、ジャック対J
1、J3と同様のジャック対を増加することにより12
Vの直流電圧をいくつでも供給することができる。
【0056】以上述べた直流3線式2電圧配線システム
は、図9に示すように、ホームオートメーションシステ
ムの一環を担う。即ち、ソーラー発電器や燃料電池等の
発電装置15で発電された電力は充電装置16に供給さ
れる。充電装置16はバッテリーユニット1、2を充電
する。そして、バッテリーユニット1、2は3線式配電
線A、B、Cにより上述のようにバッテリー専用負荷4
に12Vと24Vの2つの電圧を供給する。
【0057】なお、商用電源17から単相100Vを取
り、これを整流回路18により直流に変換し、これをバ
ッテリーユニット1、2の充電のバックアップ電源とし
ても良い。
【0058】以上の各実施例において、バッテリーユニ
ット1、2の電圧は12Vとしたがこれに限定するもの
ではなく、要は、2つのバッテリーユニットから3本の
配電線により2種類の直流電圧を供給することができる
ものを全て含むことは勿論のことである。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る直流
3線式2電圧配線システムは下記の効果を奏する。 (1)3本の配電線により2種類の直流電圧を負荷に供
給することができ経済的である。 (2)プラグは極性を気にせずに使用することができる
から使用に便である。 (3)ソーラーバッテリー等で発電した電圧を商用電源
に変換する変換装置が不要となり低コスト直流配電シス
テムを構成することができる。
【0060】(4)OA機器等のような直流専用機器側
に交流100Vを直流12V等に変換するための電源回
路が不要となり、機器の構成を小型化し低コスト化する
ことができる。 (5)上記(4)と同じ理由で雑音の少ない直流電圧が
得られる。 (6)12Vまたは24Vを使用する自動車用機器がそ
のまま適用することができる。 (7)商用電源と接続されないので、保護器が不要とな
り簡単なシステムでよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る直流3線式2電圧配線システムの
実施例の全体構成を示す説明図である。
【図2】同システムにおけるコンセントとプラグとの組
み合わせの第1の実施例を示す説明図である。
【図3】同システムにおけるコンセントとプラグとの組
み合わせの第2の実施例を示す説明図である。
【図4】同プラグに組み込まれるダイオード回路の回路
図である。
【図5】同ダイオード回路を組み込んだプラグの構成を
示す説明図である。
【図6】同システムにおけるコンセントとプラグとの組
み合わせの第3の実施例を示す説明図である。
【図7】同システムにおけるコンセントとプラグとの組
み合わせの第4の実施例を示す説明図である。
【図8】同システムにおけるコンセントとプラグとの組
み合わせの第5の実施例を示す説明図である。
【図9】同システムを利用した略示的全体説明図であ
る。
【図10】従来技術における略示的全体説明図である。
【符号の説明】
1、2 バッテリーユニット 3、3a、3b、3c、3d、3e コンセント 4 機器(負荷) 5、5a、5b、5c、5d、5e プラグ 6 接続点 7 3芯線 8 内部接続線 9、10 2芯線 15 発電装置 16 充電装置 17 商用電源 18 整流回路 19 バッテリー 20 変換器 21 切替装置 22 商用/バッテリー切替負荷 23 商用電源負荷 A、B、C 配電線 J0〜J7、J01、J02、J11、J12、J2
1、J22 ジャック L1、L2 ジャック間の距離

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定電圧からなる第1のバッテリーと第2
    のバッテリーとを直列に接続して形成した直流電源と、
    該直流電源の両端に接続された第1及び第2の配電線
    と、前記第1及び第2のバッテリーの接続点に接続され
    た第3の配電線と、前記第1〜第3の配電線を組み合わ
    せて構成された出力端子に適宜接続する負荷とからな
    り、前記出力端子は、第1及び又は第2のバッテリー専
    用プラグと、前記直流電源専用プラグとからなることを
    特徴とする直流3線式2電圧配線システム。
  2. 【請求項2】上記負荷側には、前記第1及び又は第2の
    バッテリー専用プラグ、又は前記直流電源専用プラグに
    対応したジャックを備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の直流3線式2電圧配線システム。
  3. 【請求項3】上記負荷側には、その入力電圧の極性に関
    わらず正常な極性の電圧を供給するダイオード回路を組
    み込んだことを特徴とする請求項1又は2に記載の直流
    3線式2電圧配線システム。
  4. 【請求項4】上記第1及び又は第2のバッテリー専用プ
    ラグ、又は前記直流電源専用プラグには、その入力電圧
    の極性に関わらず正常な極性の電圧を供給するダイオー
    ド回路を組み込んだことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の直流3線式2電圧配線システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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