JPH08163699A - 耳に着用される補聴器およびその製造方法 - Google Patents

耳に着用される補聴器およびその製造方法

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JPH08163699A
JPH08163699A JP29869294A JP29869294A JPH08163699A JP H08163699 A JPH08163699 A JP H08163699A JP 29869294 A JP29869294 A JP 29869294A JP 29869294 A JP29869294 A JP 29869294A JP H08163699 A JPH08163699 A JP H08163699A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個々の耳道に適合した成形部材を備えた耳に
着用する補聴器にして、非常に簡単な工程で製造可能で
あり、特に非常に簡単な工程で個性化可能であり、着用
時の快適性が改良された補聴器およびその製造方法を提
供する。 【構成】 この補聴器は外側支持要素3と内側支持要素
4と連結要素5とを含む骨組を備え、該骨組上には電子
的な構成部分41、42の少なくとも部分的に配置さ
れ、支持要素3、4は不規則な切頭体の端面IS、AS
を構成している。支持要素3、4には微孔性隔膜2が切
頭体の円周面を形成するように固定され、隔膜および骨
組はほぼ管状の成形室を形成し、補聴器が使用者の耳に
挿入された状態で該成形室内で個々の耳道に適合した成
形部材1が硬化性成形材料で成形される。成形工程前に
連結要素5を相応して変形することにより骨組を個々の
耳道に概略適合可能である。隔膜は気体透過性を有しか
つ成形部材の成形に使用される液状またはペースト状材
料に不浸透性を有することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対応した独立請求項に記
載の耳に着用される補聴器およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】耳に着用
される補聴器は、通常、耳の外側に向けられたマイクロ
ホンと、耳の内側に向けられたラウドスピーカーと、動
作させるための増幅用の電子的な構成部分および取替え
可能な電池とを備え、前記の電子的な構成部分のすべて
は成形部材内に配置され、成形部材の形状は多かれ少な
かれ耳道の形状に適合されかつ耳道内に着用される。補
聴器を快適に着用することができかつ補聴器がその機能
を最適な態様ではたすことができるようにするために、
成形部材に対して種々の要求がなされ、成形部材はその
構造の機能を多かれ少なかれはたしている。これらの要
求条件は本質的に次のとおりである。 −成形部材は良好な位置に配置されかつ依然として快適
な状態に保たれるように耳道内に良好に嵌合されなけれ
ばならない。 −成形部材は耳道内に容易に挿入可能でありかつ耳道か
ら容易に取外し可能でなければならない。 −成形部材は耳道内に良好に嵌合されているにもかかわ
らず、耳道内で圧力補正を行うことが可能でなければな
らない。 −成形部材はラウドスピーカーにより発生した音のマイ
クロホンへのフィードバックを阻止しなければならな
い。 −成形部材は皮膚に相容性でなければならず、特に耳道
の皮膚の換気が可能でなければならず、かつ汗および耳
垢の滲出をひき起こしてはならない。 −成形部材は耳道の滲出液に鈍感でありかつ滲出液を容
易に掃除することが可能でなければならず、かつ特に補
聴器の電子的な構成部分をこのような滲出液から保護し
なければならない。
【0003】補聴器の機能およびその着用時の快適性に
関するこれらの要求条件に加えて、成形部材が容易に製
造されなければならないという趣旨での経済的な要求条
件がある。それに加えて、電子的な構成部分を取り替え
ることができるようにこれらの構成部分を補聴器内に接
近可能に一体に構成することが経済的な理由から望まし
い。
【0004】上記の要求条件は耳に着用される既知の補
聴器により程度の差こそあれ満たされている。既知の補
聴器のうちのいくつかの補聴器について以下に簡単に説
明し、かつ上記の要求条件の一覧表と比較することにす
る。
【0005】耳に着用される補聴器を製造するために最
もひんぱんに使用される方法は潜在的な使用者の聴覚の
弱点を調査すると同時に耳道のシリコーン成形品または
注型品を製造し、このシリコーン成形品または注型品に
基づいて、耳道の透明な凸型(positive)モデ
ルを作り、そして前記モデル内に外部から内部まで所定
の層の厚さまで硬化させる光の助けにより重合可能なプ
ラスチック材料を成形する補聴器勧告者を含む。これに
より、中空の成形部材(shaped member)
が得られる。成形部材に中に補聴器の電子的な構成部分
が取り付けられ、耳の内部に向かってラウドスピーカー
および圧力補正チャンネル(pressure com
pensating channel)のための開口部
が残される。成形部材は耳道の出口においてカバーによ
り閉ざされる。このカバーは圧力補正チャンネル用の開
口部および取替え可能な電池用区画室を含む。
【0006】このようにして製造された補聴器は非常に
良好に嵌合するが、換気の問題が全く発生しないように
耳道の皮膚を間断なく覆う成形部材を有している。これ
により、汗および耳垢の滲出量が不可避的に増大する。
鼓膜と補聴器との間に開放された状態に残された耳道の
部分は圧力補正チャンネルを通して外部に開放され、そ
れにより圧力補正を行うことができ、かつ水分をも逃す
ことができる。しかしながら、圧力補正チャンネルはラ
ウドスピーカーにより発生した音のマイクロホンへのフ
ィードバックを増大させる。
【0007】この補聴器のさらに一つの不利点はラウド
スピーカーおよび圧力補正チャンネルのための開口部が
耳垢で容易に閉塞されることである。この閉塞を阻止す
るために、これらの開口部は(1989年4月12日に
発行された)欧州特許出願第310,866号明細書に
提案されているように、液体不浸透性であり、かつ気体
透過性の隔膜(diaphragm)により被覆するこ
とができる。
【0008】上記の補聴器製造方法は成形部材がいくつ
かの凸型および凹型成形工程(positive−ne
gative stages)において成形されなけれ
ばならず、かつ製造工程を補聴器勧告者により行うこと
ができないので、複雑である。従って、この補聴器の製
造業者は使用者に特定の補聴器の個性的な製造を行わな
ければならない。
【0009】製造方法を簡単にするために、種々の提案
がなされてきた。従って、例えば、米国特許第4,96
2,537号明細書によれば、成形部材を可撓性材料の
二重壁部を有するバッグの形態に形成し、バッグが使用
者の耳内に配置されたときに二つの壁部の間に硬化性プ
ラスチック材料が直接に押し込まれることが提案されて
いる。この方法はいくつかの製造工程を省略することが
できるが、型成形部材を依然として再加工しなければな
らず、特にその後、圧力補正チャンネルおよびラウドス
ピーカーのための開口部を形成することが必要であり、
これらの作業を補聴器勧告者により行うことができるか
どうかが確かでない。
【0010】同じことが成形部材が耳道内で直接に成形
される国際特許出願WO92/03894号明細書によ
る補聴器にもあてはまる。
【0011】上記の二つの製造方法は最初に説明した方
法よりも一般の認めるところでは簡単であるが、皮膚と
の接触および音のフィードバックに関する不利点を改良
していない。これは成形部材が補聴器の電子的な構成部
分を包囲する風船により構成され各々の風船を耳の中に
挿入する間に対応したポンプによりふくらまされる米国
特許第4,834,211号明細書に記載の補聴器にも
あてはまる。このような補聴器においては、皮膚との接
触および音のフィードバックに関する不利点は改良され
ないが、耳の中への簡単な挿入については全く問題がな
い。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は個々の耳
道に適合した(個性化された)(individual
ized)成形部材を備えた耳に着用される補聴器にし
て、非常に簡単な工程で製造可能であり、特に非常に簡
単な工程で個性化可能でありかつ既知の補聴器と比較し
て着用時の快適性が改良された補聴器を提供することに
ある。それに加えて、この補聴器を製造しかつ特に個性
化することができる方法が提供される。
【0013】本発明による方法は、概略的に述べると、
次のとおりである。個々の耳道にまだ適合されていない
一般的な補聴器が大量生産される。この一般的な補聴器
は有利に制限された程度塑性変形可能な骨組を有し、該
骨組は補聴器の電子的な構成部分を担持しかつ該骨組に
は該骨組および可撓性隔膜が成形室を構成するように該
隔膜が固定され、この成形室は注入用開口部を通して外
部に向かって開口している。この補聴器は、骨組が個々
の耳道の形状と合致して成形され、このように部分的に
個性化された補聴器が耳の中に配置され、その後、成形
室内に硬化性のプラスチック素材が充填され、隔膜が変
形され、その結果得られた成形部材が耳道と合致して成
形されるので、今や、個性化され(個々の耳道に適合さ
れ)ている。骨組および隔膜が構成され、そして骨組を
成形しかつ成形部材を型成形することにより個性化され
た補聴器をなんら再加工する必要がないように相互に固
定される。
【0014】隔膜の材料および構造は極めて微細な多孔
性に形成された結果ガスに対して透過性であるが、液
体、特に液状またはペースト状の成形材料に対して不浸
透性であり、かつ成形部材を型成形するときに耳道の壁
部に折りじわを生ずることなく適用されるために十分な
弾性を有するように選択される。隔膜が気体透過性であ
るために、成形材料を注入する間に成形室内の空気の制
御された排出を行うための装置(例えば、成形材料注入
前に、成形室に達する注入および/またはガス抜き用チ
ャンネル、または通気室を排気する装置)を設ける必要
はない。気体透過性隔膜を使用することにより、例え
ば、成形材料を成形室の中に押し込む装置を液密に固定
することができる注入用開口部を設ければ十分である。
【0015】それに加えて、隔膜は長期間にわたってそ
の機能を十分にはたすことができるように有利に撥水性
および撥油性を有している。
【0016】隔膜としては、伸長性のプラスチック製の
膜が好適である。これらのプラスチック製の膜はレーザ
ーまたは機械的な手段またはプラズマエッチングによる
伸長または穿孔により多孔性にされる。さらに好適な隔
膜材料は、例えば、プラスチック繊維から織られた材料
およびプラスチック繊維から編まれた材料である。着用
時の快適性を改良するために、隔膜は撥油性および撥水
性を有する材料(例えば、ポリテトラフルオロエチレ
ン)からなることができ、または隔膜は少なくとも耳道
に面する表面において撥油性および撥水性を有するコー
ティングで被覆することができる。このコーティング
は、例えば、パリレン(Parylen)(ユニオン・
カーバイド・コーポレーション、米国)またはシランの
蒸着コーティングとすることができる。
【0017】
【実施例】本発明による補聴器の製造方法およびこの方
法により製造された補聴器の実施例を添付図面について
以下に詳細に説明する。図1は本発明による補聴器の原
理を極めて図解的に示している。この補聴器は既に個性
化された状態にあり、耳道の軸線に平行な断面で示して
ある。この補聴器は大きい端面ASが耳道の外側に向け
られかつ小さい端面ISが耳道の内側に向けられた円周
面Mを有する不規則な切頭体のような形状に実質的に形
成されている。
【0018】この補聴器は本質的には形状が耳道に適合
した成形部材1を備えている。成形部材1は補聴器が着
用されたときに少なくとも円周面Mにおいて、すなわ
ち、該成形部材が耳道の壁部と接触する箇所において微
孔性(microporous)隔膜2により被覆され
ている。この補聴器は、また、本質的には、三つの部
分、すなわち、補聴器の外側端面ASを本質的に形成す
る外側支持要素3と、補聴器の内側端面ISを本質的に
形成する内側支持要素4と、これらの二つの支持要素3
および4を相互に連結する連結要素5とを備えた骨組を
有している。連結要素5は成形部材1の成形前に二つの
支持要素3および4をそれらの相互の位置に保持する作
用をなし、この連結要素5はほぼ耳道に合致している。
連結要素5は最初の個性化工程として支持要素3および
4の相互の位置を個々の耳道に適合させることができる
ように限られた程度だけ有利に変形可能である。
【0019】外側支持要素3はマイクロホン31を担持
している。そのために、外側支持要素3は対応した箇所
に音が通過する開口部32を備えている。外側支持要素
3は、また、閉鎖可能な電池区画室33を形成し、かつ
成形材料注入用開口部34を担持している。内側支持要
素4はラウドスピーカー41を担持し、かつ音が通過す
る開口部42を備えている。
【0020】成形部材1を少なくとも円周面Mにおいて
包囲する微孔性隔膜2は二つの端面ASおよびISのま
わりで(図面において点Xにおいて)二つの支持要素3
および4に固定されている。そのうえ、隔膜2は内側端
面ISを完全に覆うことができる。また、隔膜2は外側
端面ASを部分的に覆うことができるが、しかし注入用
開口部34および電池区画室33は自由に接近可能な状
態に残されなければならない。
【0021】増幅器用電子回路(図示せず)は支持要素
3および4の一方により、または連結要素5により担持
することができる。この増幅器用電子回路は、また、骨
組になんら特殊に固定されることなく成形部材1の中に
成形することができる。
【0022】この骨組はプラスチックから有利に製造さ
れる。微孔性隔膜2は支持要素3および4に、例えば、
溶接、接着または対応した固定部材により固定すること
ができる。それ以外の固定方法は図2ないし図4につい
て説明する。
【0023】図1に図解的に示した個性化された補聴器
を製造する一般的な補聴器は、個性化された補聴器と
は、成形部材1が支持要素3および4と微孔性隔膜2と
の間のまだ不確定の成形用キャビティとしてのみ存在し
ていることである。従って、支持要素3および4に固定
された微孔性隔膜2は骨組をゆるく包囲し、そして支持
要素3および4と共に骨組を管状の形態で包囲しかつ注
入用開口部34を通して外部に開口した成形室を形成し
ている。
【0024】隔膜2と骨組との間の成形室内には、注入
用開口部34を通して好適なプラスチック材料(成形材
料)が充填され、この補聴器は耳道内に配置されてい
る。成形の間、微孔性隔膜が延伸され、耳道の壁部上に
折りじわを生ずることなく配置される。成形材料が硬化
して個性化された成形部材1が形成される。成形材料に
関する要求条件は成形材料を注入用開口部を通して容易
に注入することができかつ成形材料が迅速に硬化するこ
とである。着用時の快適性を高めるために、成形部材が
例えば咀嚼するときに耳道の変化する形状に適合するこ
とができるように硬化した状態においてすらも僅かに弾
性変形可能な成形材料を使用することが有利である。こ
の成形材料が皮膚に対して相容性でなければならないこ
とは明らかである。
【0025】歯科技術にさらに特定的に使用されかつ3
Mが捺印された名称で製造されているビニルポリシロキ
サンをベースとする成形材料がこの目的のために非常に
好適であることが判明した。この二成分成形材料は注入
用開口部34に直接に装着することができるカニューレ
を備えた容易に取り扱うことができる双頭カートリッジ
(twin cartridges)内に得られる。
【0026】また、その他の成形材料を使用することも
明らかに可能である。重合する間に低分子量基を分離し
ない材料が有利に使用される。音および振動吸収体とし
ての成形部材の特性を改良するために、例えば、小さい
発泡体または中空のガラスボールのような添加剤を成形
材料に添加することができる。
【0027】図1に図解的に示した補聴器の製造は、例
えば、下記の工程を含む。 −例えば、好適なプラスチックを射出成形することによ
り骨組を製造する。 −骨組上にラウドスピーカー41、マイクロホン31お
よび増幅器用の電子的な構成部分を取り付け、該構成部
分を電気的に相互に接続し、かつ電池区画室33に接続
する。 −骨組を微孔性隔膜2で包囲し、そして隔膜2を支持要
素3および4に(点Xにおいて)固定する。 −最初の三工程で製造された一般的な補聴器を骨組また
は連結要素5の相応した変形により個々の耳道にほぼ適
合させる。 −ほぼ適合した補聴器を耳道内に配置し、そして隔膜と
骨組との間の成形室内に成形材料を充填することにより
成形部材を製造する。 −電池を挿入する。
【0028】一般的な補聴器を個性化するために必要な
工程は骨組の変形と成形材料の成形である。両方の工程
は補聴器の勧告者により使用者が一つのセッション後に
補聴器を取り去ることができるように容易に遂行するこ
とができ、製造業者は一般的な補聴器を製造しさえすれ
ばよい。
【0029】図2ないし図4に示した本発明による補聴
器の実施例は第1実施例に欠けているか、または欠けて
いることがある圧力補正チャンネルが設けられ、かつ電
子的な構成部分への接近可能な度合が異なる点について
本質的に相互に異なっている。図1に関して説明した原
理はすべての実施例に包含されている。
【0030】図2は同様に耳道の軸線に平行な断面にお
ける本発明による補聴器の第1実施例を示す。この補聴
器は耳道内に配置され、耳道の壁部は線Gにより示して
ある。図示した補聴器は既に個性化されている。この補
聴器は外側支持要素3と内側支持要素4と連結要素5と
を備えた骨組を有し、かつ電子的な構成部分を担持して
いる。この骨組は型成形部材1内に配置されている。成
形部材1の耳道に向けられた表面はバッグ状の微孔性隔
膜2により被覆されている。
【0031】二つの支持要素3および4は個性化された
補聴器の電子的な構成部分に対して少なくとも部分的に
接近することを可能にする内側閉鎖要素4.2を備えた
内側カプセル4.1および外側閉鎖要素3.2を備えた
外側カプセル3.1として構成されている。
【0032】内側カプセル4.1はその上に閉鎖要素
4.2が係合される前にその開口部を通して導入される
ラウドスピーカー41を収容している。有利に対応して
配置された区画室の形態の外側カプセル3.1内には、
マイクロホン31がマイクロホン区画室31.1内に収
容され、かつ電池が電池区画室33内に収容されてい
る。増幅器用電子回路6もまた外側カプセル3.1内に
収容することができる。この補聴器の電子的な構成部分
の間の電気結線は、例えば、変形可能な連結要素5を通
して延びている。
【0033】成形室を外部に開口する成形材料注入用開
口部34は、例えば、外側カプセル3.1上に成形され
る。外側カプセル3.1の個々の区画室の開口部および
注入用開口部34は、これらの開口部を閉鎖要素3.2
により共同で閉ざすことができるように実質的に一つの
平面内に配置されている。しかしながら、閉鎖要素3.
2全体を開く必要なく、共通の閉鎖要素3.2の部分的
な領域を開閉することができるように前記の部分的な領
域を設計するために、異なる開口部のために別個の閉鎖
要素を設け、または開口部のうちのある開口部のために
別個の閉鎖要素を設けることが可能である。図2におい
ては、電池区画室33はこのような部分的な閉鎖要素3
3.1により閉ざされており、それゆえに使用者が非常
に容易に接近することができる。
【0034】バッグ状の微孔性隔膜2は端縁が外側カプ
セル3.1の開口部および注入用開口部34が配置され
た領域のまわりに固定された主開口部を有しているの
で、注入用開口部34および外側カプセル3.1の開口
部を除く骨組全体が隔膜2により包囲されている。外側
カプセル3.1のまわりの微孔性隔膜2の固定は、例え
ば、外側カプセル3.1のまわりに凸状に(posit
ively)配置された固定リング10を備えることが
できる外側隔膜固定装置(この図の左側)により、また
は閉鎖要素3.2の端縁領域を対応した凸状(posi
tive)に設計(この図の右側)することにより成し
遂げられる。もしも微孔性隔膜2が外側要素3.2によ
り外側カプセル3.1に固定されれば、閉鎖要素3.2
は注入用開口部34のために(電池区画室33のために
図示した態様で)取外し可能な部分的な領域または少な
くとも1個の開口部を有していなければならない。
【0035】内側カプセル4.1の開口部のまわりに
は、微孔性隔膜2が内側隔膜固定手段により固定され、
かつ図示したようにラウドスピーカー開口部を覆い、ま
たは前記領域にさらに一つの開口部を有することができ
る。内側隔膜固定手段は、例えば、内側カプセル4.1
の開口部上に確実に取り付けられた穿孔された内側閉鎖
要素4.2である。内側閉鎖要素4.2は隔膜2をカプ
セル4.1の開口部のまわりに成形材料が開口部の中に
入らないように固定する。閉鎖要素4.2はカプセルの
開口部を機械的に被覆する隔膜2の部分21を使用中に
機械的に保護しかつラウドスピーカー(音が通過する開
口部)の音に対する障害物を構成しない。
【0036】マイクロホン区画室31.1の上方に配置
された外側カプセル3.1の開口部のその部分もまた、
隔膜により覆うことができる。図2に示すように、この
隔膜は閉鎖要素3.2とカプセル3.1の壁部の間に固
定された別個の隔膜部分22の形態とするか、または前
記開口部上にワンピースとして係合しかつ内側カプセル
4.1の開口部と同様な方法で保持される隔膜2の形態
とすることができる。閉鎖要素3.2はマイクロホン区
画室31.1を覆う領域において有利に穿孔されてい
る。
【0037】隔膜2は、また、既に述べたように、カプ
セル3.1および4.1に、または対応した閉鎖要素
3.2および4.2に溶接し、または接着することがで
きる。
【0038】図2による本発明の補聴器の実施例は圧力
補正チャンネルを備えていない。しかしながら、補聴器
により閉ざされた耳道の最も内側の部分と外部との間の
圧力補正が必要であるので、この実施例は主面から主面
までのみでなく、またこれらの主面に平行に(横方向
に)気体透過性である微孔性隔膜を備えていなければな
らない。
【0039】ダブリュウ・エル・ゴア・アンド・カンパ
ニイ・ジー・エム・ビー・エッチ(W.L.Gore&
Co.GmbH)(ミュンヘン市に近いプッツブルン
D−88011在)によりゴア・テックス(GORE−
TEX)という名称で製造された発泡延伸したPTFE
製隔膜が必要な特性を有しかつこの用途に好適であるこ
とが判明した。この隔膜は非常に微細な多孔性の隔膜を
構成する発泡延伸したPTFE材料(ポリテトラフルオ
ロエチレン)である。この隔膜は所用の物理的な特性を
有するのみでなく、また皮膚および身体にも極めて高い
親和性を有している(この材料は大きい表面積の傷に場
合に暫定的な皮膚として使用することができる)。
【0040】このゴア・テックス隔膜は成形の間に放出
される空気をこの隔膜を通して逃すことができるのみで
なく、また圧力補正手段として作用しかつ耳道の皮膚の
換気作用をすることができるようにその表面に直角な方
向のみならず、またその表面に平行な方向に気体透過性
を有している。この作用はこの隔膜が骨組に面する側に
おいて開放気孔発泡体(open−pore foa
m)または細目網(gauge)の層を形成することが
できる粗大な多孔性の中間層を有することにより改良す
ることができる。
【0041】成形する間に、特に成形部材が既に耳道に
緊密に係合した成形の最終の段階の間に、成形部材によ
り閉ざされた耳道内に成形を通じて圧力が発生しないよ
うに、隔膜を通して、もしも中間層が設けられていれ
ば、中間層をも通してこれらの層の主面に平行に圧力補
正がなされる。
【0042】図3および図4は本発明による補聴器の別
の実施例を示す。この実施例の原理もまた、図1につい
て説明した原理と合致しかつこの補聴器の主構成部分も
また図1の主構成部分と合致しているので、さらに説明
する必要はない。図1および図2の補聴器と比較したと
きの差異は連結要素5が中空でありかつ圧力補正チャン
ネルとして作用し、内側支持要素4および外側支持要素
3に放出用開口部45および35が設けられている。注
入用開口部34が電池区画室33に配置されている。内
側端面ISは別個の隔膜部分46により覆われ、かつマ
イクロホン31の領域および圧力補正チャンネルの外側
放出用開口部35もまた別個の隔膜部分36により覆わ
れている。成形材料がマイクロホン31およびラウドス
ピーカー41のまわりに直接に成形されるか、またはマ
イクロホン31およびラウドスピーカー41は成形部材
の側において音絶縁材料37により包囲することができ
る。
【0043】圧力補正チャンネルを有する図3および図
4による本発明の補聴器の実施例においては、微孔性隔
膜がその二つの主面の間で気体透過性を有していれば十
分である。この場合のガス透過性は成形する間に成形室
のガスを抜くためにのみ使用され、一方耳道の閉ざされ
た部分の通気および圧力補正は圧力補正チャンネルによ
り肩代わりされる。このような微孔性隔膜は、例えば、
ビリルポリシロキサンまたはその他のプラスチック材料
から、付加または縮合により橋かけ結合された、例え
ば、シリコーン重合体から製造される。このような本来
気密の膜は、200%まで延伸可能であり、かつバッグ
に形成される前に、レーザーにより、またはプラズマエ
ッチングにより、または機械的な手段により多孔質にさ
れる。気孔は最大50μmの直径を有しかつ1個の隔膜
のバッグについて10個ないし20個の気孔で十分であ
ることを示している。前述したように、この多孔性隔膜
は、例えば、弗素を含むプラズマ中でコーティングする
ことにより撥油性および撥水性を付与することができ
る。
【0044】図3は製造業者により供給された一般的な
状態の補聴器を示す。
【0045】図4は成形の準備が整った耳道内の補聴器
を示す。注入用開口部34を開放された状態に保つため
に、電池および電池区画室カバーが取り外されている。
圧力補正チャンネルの放出用開口部35および45を開
放された状態に保つために、別個の隔膜部分36および
46(図3)が取り外され、そして補聴器の内側端縁I
Sに保護要素48が圧力補正チャンネルに通されたワイ
ヤ7により固定される。この保護要素48は成形する間
に鼓膜を保護するのみでなく、また耳道内にまだ個性化
されていない補聴器の配置を助けるように意図されてい
る。保護要素48は、例えば、発泡体から製造される。
保護要素48を担持するワイヤ7は、さらに補聴器の耳
道中への挿入および該補聴器の取外しを助ける役目をす
ることができる。
【0046】成形前に、すなわち、補聴器の一般的な状
態において、微孔性隔膜は補聴器の個性化された状態に
おいて成形部材を折りじわがない態様で包囲するように
耳道にほぼ相当する形状を既に有していなければならな
い。特に、隔膜はその主開口部(外側端面)のまわりに
かつ内側端面の開口部のまわりに折りじわを最小限度に
とどめるように固定可能でなければならない。この目的
のために、隔膜は主開口部から遠ざかる方向に先細にな
るバッグの形態を有していなければならない。このよう
な隔膜バッグは図5の(a)部ないし(c)部に示した
種々の異なる方法で製造することができる。
【0047】十分な変形性を有する隔膜の場合には、図
5の(a)部に示したようなこのようなバッグは隔膜の
平坦な部分MEから絞り成形(draw)することがで
きる。この製造方法は隔膜の十分な変形性を必要とする
が、もしも補聴器の内側端面が隔膜により覆われ、すな
わち、もしも隔膜が主開口部のみを有し、それ以外の開
口部を有していなければ、有利である。
【0048】図5の(b)部は平坦な隔膜部分MEから
切断された展開した切頭体ジャケットの形態の部材Kか
ら隔膜バッグSを製造する方法を示す。この部材Kは溶
接により主開口部Hと、さらに一つの開口部Wとを有す
る隔膜バッグSに形成される。
【0049】図5の(c)部は1個の隔膜ホースMSか
ら隔膜ホースの一端部を大きい直径に広げることにより
主開口部Hと、さらに一つの開口部Wとを有する隔膜バ
ッグを製造する方法を示す。
【0050】隔膜の主面の方向におけるガスの交換を助
けるために、前述したように、ガスを仕上げられた補聴
器の隔膜と成形部材との間に配置された第2層(中間
層)上に導くことができ、すなわち、ガスを耳道の皮膚
と接触させないようにすることができる。前述したよう
に、前記中間層は上に隔膜が延伸される開放気孔発泡体
または細目網とすることができる。このような中間層が
隔膜バッグの製造を容易にすることができることが判明
した。
【0051】図1ないし図4は狭い端部が耳道の中に着
用されると共に、広い端部が外耳中に配置された補聴器
を示す。それゆえに、この補聴器はいわゆる耳道内用補
聴器である。本発明の補聴器は、耳道中に完全に挿入さ
れるより円筒形の形態を有する補聴器である完全に耳道
内に着用される補聴器としても適合可能であることは明
らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による補聴器の最も重要な部分の機能を
説明するために耳道の軸線に平行な断面における部分を
示した図。
【図2】耳道の軸線に平行な断面における本発明による
個性化された補聴器の実施例を示した図。
【図3】製造業者により供給された成形部材の成形直前
の一般的な状態における本発明による補聴器の実施例を
示した図。
【図4】成形準備が整った一般的な状態の耳道内の補聴
器を示した図。
【図5】(a)部は隔膜の平坦な部分からバッグを製造
する方法を示し、(b)部は平坦な隔膜部分から切断さ
れた展開した切頭体ジャケットの形態の部材から隔膜バ
ッグを製造する方法を示し、(c)部は1個の隔膜ホー
スからその一端部をより大きい直径に広げることにより
主開口部とさらに一つの開口部とを有する隔膜バッグを
製造する方法を示す。
【符号の説明】
1 成形部材 2 微孔性隔膜 3 外側支持要素 4 内側支持要素 5 連結要素 IS 内側端面 AS 外側端面 M 円周面 3.1 外側カプセル 3.2 外側閉鎖要素 4.1 内側カプセル 4.2 内側閉鎖要素 31 マイクロホン 31.1 マイクロホン区画室 32 音通過用開口部 33 電池区画室 34 注入用開口部 35 放出用開口部 41 ラウドスピーカー 42 音通過用開口部 45 放出用開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレゴイレ イテン スイス国デュディンゲン,フィンケンベク 6 (72)発明者 アンドレアス エス.ヴェッター スイス国マーゲンヴィル,ヴィーゼンベク 5 (72)発明者 マルセル アエスクリマン スイス国ヴェルスケンロール,ハウプトシ ュトラーセ 413 (72)発明者 ユルグ クラバテットシャー スイス国オルトシュヴァベン,パノラマベ ク 31

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子的な構成部分を備えかつ耳道に適合
    可能な形状を有する耳に着用される補聴器にして、外側
    端面(AS)と、内側端面(IS)と、円周面(M)と
    を有する不規則な切頭体または円筒体に本質的に合致す
    る補聴器において、該補聴器が外側端面(AS)を形成
    しかつ注入用開口部(34)を有する外側支持要素
    (3)と、内側端面(IS)を形成する内側支持要素
    (4)と、支持要素(3,4)を連結する連結要素
    (5)とを備えた骨組を有し、前記骨組(3,4,5)
    が電子的な構成部分の少なくとも一部分を担持し、かつ
    支持要素(3,4)には微孔性隔膜(2)が前記切頭体
    または円筒体の円周面を本質的に構成するように固定さ
    れ、微孔性隔膜(2)が気体透過性でありかつ微孔性隔
    膜(2)と外側支持要素(3)および内側支持要素
    (4)とにより形成された成形室内に個性化された成形
    部材(1)を成形するために使用される液状またはペー
    スト状の成形材料に対して不浸透性であることを特徴と
    する補聴器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の補聴器において、微孔
    性隔膜(2)が少なくとも補聴器の外側部において撥油
    性および撥水性を有することを特徴とする補聴器。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の補聴器
    において、隔膜(2)が発泡延伸したポリテトラフルオ
    ロエチレン材料で製造されていることを特徴とする補聴
    器。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の補聴器
    において、微孔性隔膜(2)が付加または縮合により橋
    かけ結合されたシリコーン重合体からなりかつレザーま
    たはプラズマエッチングまたは機械的な手段により形成
    された気孔を有することを特徴とする補聴器。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の補聴器
    において、微孔性隔膜(2)がプラスチック繊維から織
    られ、または編まれていることを特徴とする補聴器。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか一
    項に記載の補聴器において、微孔性隔膜(2)が補聴器
    の骨組に面する側において中間層を担持していることを
    特徴とする補聴器。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の補聴器において、前記
    中間層が開放気孔発泡体または細目網からなることを特
    徴とする補聴器。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか一
    項に記載の補聴器において、該補聴器が微孔性隔膜
    (2)と骨組(3,4,5)との間に型成形部材(1)
    を有することを特徴とする補聴器。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の補聴器において、成形
    部材(1)が少なくとも部分的にビニルポリシロキサン
    を含むことを特徴とする補聴器。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の補聴
    器において、成形部材(1)がその吸収特性を改良する
    ための添加剤を含むことを特徴とする補聴器。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の補聴器において、
    前記添加剤が発泡体片または中空のガラスボールである
    ことを特徴とする補聴器。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11までのいずれ
    か一項に記載の補聴器において、端面(AS,IS)の
    少なくとも一方が微孔性隔膜(2)により完全にまたは
    部分的に被覆されていることを特徴とする補聴器。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項12までのいずれ
    か一項に記載の補聴器において、支持要素(3,4)の
    少なくとも一方が閉鎖要素(3.2,4.2)を備えた
    カプセル(3.1,4.1)として設計されていること
    を特徴とする補聴器。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項13までのいずれ
    か一項に記載の補聴器において、微孔性隔膜(2)が支
    持要素(3,4)に溶接、または接着により、または隔
    膜固定手段により固定されていることを特徴とする補聴
    器。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項14までのいずれ
    か一項に記載の補聴器において、連結要素(5)が塑性
    変形可能であることを特徴とする補聴器。
  16. 【請求項16】 請求項1から請求項15までのいずれ
    か一項に記載の補聴器において、連結要素(5)が中空
    であり、かつ支持要素(3,4)に放出用開口部(3
    5,45)が設けられ、放出用開口部(35,45)が
    連結要素(5)の空洞部と一緒に圧力補正チャンネルを
    形成していることを特徴とする補聴器。
  17. 【請求項17】 請求項1から請求項16までのいずれ
    か一項に記載の補聴器を個性化する方法において、成形
    部材が欠けている点で個性化された補聴器と異なる一般
    的な補聴器が着用者の耳内に配置され、かつ骨組と微孔
    性隔膜との間の実質的に管状の成形室内に注入用開口部
    (34)を通して硬化性成形材料が充填され、隔膜が耳
    道の壁部と係合し、かつ成形キャビティ内に成形工程に
    より排出された空気が微孔性隔膜(2)を通して除去さ
    れることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の方法において、骨
    組(3,4,5)が成形工程前に支持要素(3,4)を
    相互に移動することにより個々の耳道におおよそ適合さ
    れることを特徴とする方法。
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