JPH08163562A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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Publication number
JPH08163562A
JPH08163562A JP30203194A JP30203194A JPH08163562A JP H08163562 A JPH08163562 A JP H08163562A JP 30203194 A JP30203194 A JP 30203194A JP 30203194 A JP30203194 A JP 30203194A JP H08163562 A JPH08163562 A JP H08163562A
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JP
Japan
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block
video signal
frame
orthogonal
quantizing
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Application number
JP30203194A
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English (en)
Inventor
Tadashi Ono
正 小野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP30203194A priority Critical patent/JPH08163562A/ja
Publication of JPH08163562A publication Critical patent/JPH08163562A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレーム毎に異なる位相でサンプリングされ
た映像信号を符号化する際に、量子化歪みをより小さく
する映像信号処理装置を提供する。 【構成】 入力端子1から入力されるサブサンプルされ
た映像信号はフレーム多重器46により、複数フレーム
から互いに間引かれた画素を補間するようにフレーム多
重される。この多重された信号がブロック化器2でブロ
ック化され、直交変換器3で直交変換され、量子化器6
で適切な量子化幅で量子化され、符号化器7で符号化さ
れて、出力端子8より出力される。 【効果】 複数のフレームを多重してブロック化を行う
ことで、ブロック内の隣接画素間の相関が大きくなり、
量子化による歪みをより小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル映像信号を
圧縮及び伸張する映像信号処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高品位テレビ信号を衛星放送の1チャネ
ルで伝送する方式としてMUSE方式がある。MUSE
信号は、1フレームあたり480画素×1125ライン
の信号中に、374画素×516ラインの輝度(Y)信
号と94画素×516ラインの色差(R−Y,B−Y)
信号とが2フィールドずつ含まれており、さらに各フィ
ールドについて次のフィールドを制御するコントロール
信号がある。コントロール信号には、各フィールドのサ
ブサンプリング位相、水平、垂直それぞれの動きベクト
ル等の信号が含まれている。
【0003】MUSE方式では、フレーム間サブサンプ
リング、フィールド間サブサンプリング、そしてライン
間サブサンプリングを行うことで帯域圧縮を実現してい
る。輝度信号と色差信号のサンプリングパターンは異な
っており、これらはそれぞれ図9、図10に示す通りで
ある。色差信号はR−Y信号とB−Y信号とが線順次に
多重され、さらにフレーム間、ライン間のみならず、フ
ィールド間でも位相が異なっている。MUSE信号の詳
細については、二宮祐一「MUSE −ハイビジョン伝
送方式−」 電子情報通信学会(1990)等の文献に
記載されている。
【0004】しかし、サブサンプリングによる帯域圧縮
を行っても、これを記録するには情報量が多いので、高
能率符号化によりビットレートの低減を図る必要があ
る。
【0005】図11は従来の映像信号処理装置の一例と
して、現行テレビ方式に対応したディジタルVTRの記
録系のブロック図であり、以下これにMUSE信号を入
力したときの従来例について説明する。
【0006】図11において、1はディジタル化された
映像信号が入力される入力端子、2はフィールド多重さ
れた輝度信号及び色差信号を各々(8×8)画素の信号
にブロック化するブロック化器、3はブロック化器2か
ら出力されたブロックを直交変換し、その変換係数を出
力する直交変換器、4は直交変換器3から出力された6
3個の変換係数の交流成分より各ブロックのクラス(適
切な量子化幅の指標となる値で各ブロック毎に定める)
を決定するクラス決定器、5はバッファ、6はクラス決
定器4から出力されたクラス値に基づいて適切な量子化
幅で量子化する量子化器、7は量子化器6より出力され
たデータを符号化する符号化器、8は出力端子である。
【0007】図11で入力端子1から入力された映像信
号は、ブロック化器2でY信号、R−Y信号、B−Y信
号それぞれに適当にダミー画素が付加された後、(8×
8)画素のブロックに分割される。画面上で同じ位置に
ある8個のY信号ブロックと1個のR−Y信号と1個の
B−Y信号とで、図12のようなマクロブロックが構成
される。また、マクロブロック内でY信号4個の水平方
向の並びをサブマクロブロックと呼ぶ。ブロック化器2
より出力されたブロックは直交変換器3に供給され、直
交変換が施される。直交変換器3より出力された直交変
換係数は、クラス決定器4に供給されると同時にバッフ
ァ5に書き込まれる。クラス決定器4でブロック毎にク
ラスが決定され、クラス決定器4の出力に応じ適当な量
子化幅でバッファ5の内容が量子化器6で量子化され、
符号化器7で符号化され、出力端子8に供給される。
【0008】図13は図11に示した直交変換器3を詳
細に示したブロック図である。11はブロック化された
映像信号が供給される入力端子、12はブロック毎に動
ブロックであるか静止ブロックであるかを検出する動ブ
ロック検出器、13はブロックをフレーム内で直交変換
を施すフレーム内直交変換器、14はブロックをフィー
ルド内で直交変換を施すフィールド内直交変換器、15
は動ブロック検出器12の検出結果に応じて直交変換を
選択する直交変換選択器、16は直交変換係数を出力す
る出力端子である。
【0009】以下、図13の直交変換器の動作について
説明する。入力端子11より供給されたブロックは2フ
ィールドの映像信号が1ライン毎に多重されており、動
ブロック検出器12に供給される。動ブロック検出器1
2は、上下2ラインの画素値の差の絶対値の総和が予め
定められたしきい値より大きいとき動ブロックと検出
し、そうでないときは静止ブロックと検出する。入力さ
れたブロックはフレーム内直交変換器13でフレーム内
直交変換、ならびにフィールド内直交変換器14でフィ
ールド内直交変換が施される。直交変換選択器15は、
動ブロック検出器12で静止ブロックと検出されたとき
フレーム内直交変換の結果を、動ブロックと検出された
ときはフィールド内直交変換の結果を出力端子16に供
給する。
【0010】フレーム内直交変換は、図14(a)のよ
うにフィールド毎に線順次多重されたブロックに直接2
次元直交変換を施すものである。またフィールド内直交
変換は、図14(a)のようにフィールド毎に線順次多
重されたブロックを図14(b)のように各フィールド
毎に分解し、さらに両者の和と差をとった図14(c)
のブロックに3次元直交変換を施すものである。
【0011】図15は図11に示したクラス決定器4を
詳細に示したブロック図である。21は直交変換された
変換係数が入力される入力端子、22は入力端子21よ
り入力された変換係数のうち直流成分を検出する直流成
分検出器、23は入力端子21より入力された変換係数
のうち直流成分を除いた交流成分の総和を求める交流成
分検出器、24は直流成分検出器22と交流成分検出器
23の検出結果よりクラス値を選択するクラス選択器、
25はクラス値を出力する出力端子である。
【0012】以下、図15のクラス決定器の動作につい
て説明する。入力端子21から供給された直交変換係数
は、直流成分検出器22、ならびに交流成分検出器23
に供給される。直流成分検出器22により検出された直
流成分、交流成分検出器23により検出された交流成分
の総和に基づき、ブロック毎にクラス選択器24でクラ
ス値が選択される。クラス値は0から3までで、クラス
値が大きいほど粗く量子化される。その後、クラス選択
器24で選択されたクラス値が出力端子25に供給され
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構成では以下に示す課題を有する。
【0014】MUSE信号を代表とする、フレーム、ラ
イン毎に位相の異なる映像信号を上記の映像信号処理装
置を用いて符号化すると、水平方向のエッジに対する量
子化歪みが発生し、復号化された映像の画質が劣化す
る。
【0015】これはMUSE信号は、図9、図10のよ
うにフィールド毎、ライン毎に異なる位相を持つために
同位相のラインが2ライン毎に現れるようになる。これ
を上記した従来の映像信号処理装置でブロック化を行う
と、輝度信号の場合図16のように画素33、画素34
は画素32と画素35の間に組み込まれることになる。
同様に画素37、画素38も左へ半画素分シフトする。
画素31から画素38は本来水平方向では異なる位置に
あったものである。これらを垂直方向に多重してブロッ
ク化すると、隣接画素間の相関が小さくなり、直交変換
を施すと、変換係数(エネルギー)が低域に集中しな
い。一方、直交変換符号化において図17のように高域
成分は低域成分に比べ粗く量子化されるので、高域成分
が正確に保持されず、結果として大きな量子化歪みを生
む。
【0016】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、フレーム毎に異なる位相でサンプリングされた映
像信号を符号化する際に、量子化歪みをより小さくする
映像信号処理装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明の映像信号処
理装置は、フレーム毎に異なった位相でサンプリングさ
れた映像信号と前記映像信号のサブサンプリング位相と
動きベクトルとを入力とし、前記サブサンプリング位相
と動きベクトルに従って前記映像信号を複数フレーム多
重する映像信号多重手段と、前記映像信号多重手段によ
り得られた映像信号を水平方向に複数画素、垂直方向に
複数ライン集めたブロックに分割するブロック化手段
と、前記ブロック化手段でブロック化された映像信号に
対して直交変換を行う直交変換手段と、前記直交変換さ
れた係数を量子化する量子化手段と、前記量子化された
係数を符号化する符号化手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0018】第2の発明の映像信号処理装置は、フレー
ム毎に異なった位相でサンプリングされた映像信号と前
記映像信号のサブサンプリング位相と動きベクトルとを
入力とし、前記サブサンプリング位相と動きベクトルに
従って前記映像信号を複数フレーム多重する映像信号多
重手段と、前記映像信号多重手段により得られた映像信
号を水平方向に複数画素、垂直方向に複数ライン集めた
ブロックに分割するブロック化手段と、前記ブロック化
手段により得られたブロックが動ブロックであるか静止
ブロックであるかを検出する動ブロック検出手段と、前
記動ブロック検出手段にて動ブロックと検出された場合
はフレーム毎の直交変換をもとにした直交変換を行い、
静止ブロックと検出された場合はフレーム多重された状
態のまま直交変換を行う直交変換手段と、前記直交変換
された係数を量子化する量子化手段と、前記量子化され
た係数を符号化する符号化手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0019】第3の発明の映像信号処理装置は、フレー
ム毎に異なった位相でサンプリングされた映像信号を入
力し、前記映像信号を水平方向に複数画素、垂直方向に
複数ライン集めたブロックに分割するブロック化手段
と、前記ブロック化手段により得られたブロックが動ブ
ロックであるか静止ブロックであるかを検出する動ブロ
ック検出手段と、前記ブロック化手段にてブロック化さ
れたブロックに対して直交変換を行い、前記直交変換さ
れた係数を出力する直交変換手段と、前記直交変換手段
により出力された係数を量子化するための量子化幅を決
定する量子化幅決定手段と、前記動ブロック検出手段に
て動ブロックと検出されたブロックの係数について、前
記量子幅を小さくする動ブロック量子化幅修正手段と、
前記動ブロック検出手段にて静止ブロックと検出された
ブロックの係数について、前記量子幅を大きくする静止
ブロック量子化幅修正手段と、前記動ブロック量子幅修
正手段または前記静止ブロック量子化幅修正手段により
定められた量子化幅で前記係数を量子化する量子化手段
と、前記量子化された係数を符号化する符号化手段とを
備えたことを特徴とするものである。
【0020】第4の発明の映像信号処理装置は、フレー
ム毎に異なった位相でサンプリングされた映像信号を入
力し、前記映像信号を水平方向に複数画素、垂直方向に
複数ライン集めたブロックに分割するブロック化手段
と、前記ブロック化手段にてブロック化されたブロック
に対して直交変換を行い、前記直交変換された係数を出
力する直交変換手段と、前記直交変換手段により出力さ
れた係数を量子化するための量子化幅を決定する量子化
幅決定手段と、前記直交変換手段の出力に基づき前記ブ
ロックの有無を検出するエッジブロック検出手段と、前
記エッジブロック検出手段によりエッジと検出されたブ
ロック、ならびに前記エッジと検出されたブロックに隣
接するブロックは前記量子化幅を小さくするエッジ保護
手段と、前記量子化幅決定手段または前記エッジ保護手
段により定められた量子化幅で前記係数を量子化する量
子化手段と、前記量子化された係数を符号化する符号化
手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0021】
【作用】第1の発明では、通常MUSE信号は隣接する
フレームで互いにサンプリング位相が異なるが、複数フ
レームを用いて多重すると、サブサンプルされた画素を
動きベクトルによる補正も行って互いに補間すること
で、ブロック化後の隣接画素間の相関が大きくなり、量
子化による歪みをより小さくすることができる。
【0022】第2の発明では、ブロック内の画素の差の
総和を求めることにより、そのブロックが静止ブロック
であるか動ブロックであるかを判定し、結果に応じて1
フレーム直交変換と複数フレーム直交変換を選択するも
のである。
【0023】第3の発明は、量子化によって大きく歪む
動ブロックは、量子化幅がなるべく小さくなるようにク
ラス(ブロック毎に定められた量子化幅の指標で、通常
クラスが小さいほど量子化幅は小さい)を小さくし、一
方複数ブロックあたりの符号量は一定であり、静止ブロ
ックは量子化幅を大きくしても歪みは小さいので、全体
として歪みを小さくするために静止ブロックのクラス値
を大きくするものである。
【0024】第4の発明は、上記映像信号処理装置でM
USE信号を量子化すると、エッジの歪みが激しいの
で、エッジを含むブロック(エッジブロック)を最大限
に保護すると同時に、復号するときエッジブロックに隣
接するブロックの歪みが大きいと、それに引きずられて
エッジブロックの歪みが大きくなるので、同時にこれら
のブロックの量子化幅も小さくするものである。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。なお、従来例で述べた図11、図13
と同じ番号を付したブロックについてはその説明を省略
する。
【0026】図1は、第1の発明の一実施例における映
像信号処理装置の構成を示したブロック図である。41
は信号分離器、42は輝度(Y)信号および色差(R−
YおよびB−Y)信号、43はサブサンプリング位相、
44は動きベクトル、45はフレーム遅延回路、46は
フレーム多重器、47は映像信号多重器である。
【0027】図1において、入力端子1からフレーム毎
に異なった位相でサブサンプリングされた映像信号は、
信号分離器41によって、輝度信号および色差信号42
とサブサンプリング位相43と動きベクトル44とに分
離される。輝度信号および色差信号42とサブサンプリ
ング位相43は、奇数番目のフレーム(奇数フレーム)
のときフレーム遅延回路45で1フレーム分遅延させ
る。遅延された奇数フレームと偶数番目のフレーム(偶
数フレーム)は、フレーム多重器46でサブサンプリン
グ位相43に従い、かつ動きベクトル44も考慮して多
重される。なお、信号分離器41とフレーム遅延回路4
5とフレーム多重器46を合わせて映像信号多重器47
とする。映像信号多重器47で多重された輝度および色
差信号は、ブロック化器2でブロック化され、直交変換
器3で直交変換され、その係数が出力される。さらに直
交変換係数は量子化器6に供給されて量子化され、符号
化器7で符号化され、出力端子8に供給される。
【0028】図2は動きベクトルに応じた画素の多重方
法の一例を示した図である。図3(a)は奇数フレーム
でサブサンプリング位相は0、図3(b)は偶数フレー
ムでサブサンプリング位相は1である。サブサンプリン
グ位相は輝度信号については奇数ラインで左側をサンプ
リングしているとき0、右側をサンプリングしていると
きは1と定義されている。水平動きベクトルが右方向1
画素、垂直動きベクトルが上方向1ラインとすると、図
3(a)、図3(b)の画素をフレーム多重させると図
3(c)のようになる。なお、動きベクトルを用いて補
正する際、充填されるべき画素がないときは、一例とし
て図3(c)の二重丸で示した画素のように、同じフレ
ームで水平方向に最も近い画素を複写するか、ダミー画
素を付加する。
【0029】図3は動きベクトルに応じた画素の多重方
法の別の例を示した図である。図3(a)は奇数フレー
ムでサブサンプリング位相は0、図4(b)は偶数フレ
ームでサブサンプリング位相は0である。このように、
隣接するフレーム間でサブサンプリング位相が一致する
場合は、一例として水平動きベクトルは左方向1画素、
垂直動きベクトルは0のようになり、フレーム多重を行
っても図4(c)のように2フレームの画素が互い違い
に配置される。一般に奇数フレーム、偶数フレームのサ
ブサンプリング位相をそれぞれp1、p2、水平動きベク
トルをxh画素、垂直動きベクトルをxvラインとする
と、 (p1+p2+xh+xv)mod2=1 が成り立つので、映像信号多重後は常に2フレームの画
素が交互に配置されるようになる。
【0030】以上説明したように、本実施例によれば、
サブサンプリングで間引かれた画素を、他のフレームの
画素を用いて動きベクトル補正も含めて補間すること
で、隣接画素間の相関が大きくなるブロックを構成する
ことが可能となる。
【0031】図4は、第2の発明の一実施例における映
像信号処理装置の構成を示したブロック図である。51
は動ブロック検出器、52は複数フレーム直交変換器、
53は1フレーム直交変換器である。映像信号多重器4
7の構成・動作については、第1の実施例で説明したも
のと同様であるので、説明を省略する。
【0032】図4において、入力端子1より入力された
映像信号は映像信号多重器47でフレーム多重され、ブ
ロック化器2でブロック化され、動ブロック検出器51
で、動ブロックであるか静止ブロックであるかを検出さ
れる。検出方法の一例として、各ブロックにおいて水平
方向に隣接する画素の画素値の差の総和を求め、それが
予め定められたしきい値より大きければ動きブロック、
そうでなければ静止ブロックとする。なお、図13の動
ブロック検出器12のように、垂直方向に隣接する画素
(同フレーム内の第1、第2フィールド)の画素値の差
の総和をとる方法も可能である。ブロックは複数フレー
ム直交変換器52で複数フレーム直交変換、ならびに1
フレーム直交変換器53で1フレーム直交変換が施され
る。直交変換選択器15は、動ブロック検出器51で静
止ブロックと検出されたとき複数フレーム直交変換の結
果を、動ブロックと検出されたときは1フレーム直交変
換の結果をバッファ5に書き込む。
【0033】複数フレーム直交変換器52は、図5
(a)のようにフレームならびにフィールド毎に多重さ
れたブロックに直接2次元直交変換を施すものである。
【0034】図5は1フレーム直交変換器53の動作の
一例を示した図である。図5(a)はフレーム、フィー
ルド多重された(8×8)ブロックを表す。ここで×印
は奇数フレーム第1フィールド、△印は奇数フレーム第
2フィールド、□印は偶数フレーム第1フィールド、○
印は偶数フレーム第2フィールドを表す。次に図5
(a)で第3、第4、第5、第6ラインにある奇数フレ
ームの画素は2ライン上方に、第7、第8ラインにある
奇数フレームの画素は4ライン上方に、第1、第2ライ
ンの偶数フレームの画素は4ライン下方に、第3、第
4、第5、第6ラインの偶数フレームの画素は2ライン
下方に移動すると、図5(b)のようになり、これは画
素がフレーム別に上下に分割されたものである。最後
に、図5(c)のように両者の和と差をとった画素値を
配置したブロックを構成する。これに(2×4×8)直
交変換を施す。なお、(2×4×8)直交変換の代わり
に、4つのフィールド毎に画素を分解し、それに(4×
4×4)直交変換を施すこともできる。また直交変換の
一例として、離散コサイン変換(DCT)がある。
【0035】以上説明したように、本実施例によれば、
フレーム多重された動ブロックでは隣接画素間の相関が
小さく、静止ブロックと同様の直交変換を行うと量子化
により大きな画質劣化を招くために、動ブロックに対し
てはフレーム別に直交変換を行うことで歪みを小さくす
ることが可能である。
【0036】図6は、第3の発明の一実施例における映
像信号処理装置の構成を示したブロック図である。61
は静止ブロッククラス修正器、62は動ブロッククラス
修正器、63はクラス修正選択器であるである。
【0037】図6において、入力端子1から入力された
映像信号はブロック化器2でブロック化される。ブロッ
クは動ブロック検出器12で、動ブロックであるか静止
ブロックであるかを検出され、同時に直交変換器3で直
交変換される。直交変換器3の出力はバッファ5に書き
込まれると同時にクラス決定器4に供給され、クラス値
が決定される。なお、ここでいうクラスとは、適切な量
子化幅の指標となる値で各ブロック毎に定められるもの
であり、以下に述べる実施例についても同様である。通
常クラスは0から3で、値が大きいほど量子化幅は大き
くなる。次に、決定したクラス値は静止ブロッククラス
修正器61ならびに動ブロッククラス修正器62に供給
される。静止ブロッククラス修正器61の一実施例とし
てクラス0の(静止)ブロックは強制的にクラス1とす
るものがある。また、動ブロッククラス修正器62の一
実施例としてクラス0以外の(動)ブロックのクラス値
をすべて1減じるものがある。ここで、静止ブロックク
ラス修正器61または動ブロッククラス修正器62単独
で第3の発明の実施例を構成することも可能である。動
ブロック検出器12の検出結果が静止ブロックの時は静
止ブロッククラス修正器61の出力が、動ブロックの時
は動ブロッククラス修正器62の出力が、クラス修正選
択器63により選択され、量子化器6に供給される。最
終的に決定したクラスに応じて、各ブロックは量子化器
6で量子化され、符号化器7で符号化され、出力端子8
に供給される。
【0038】なお、量子化に際し、図17のようなエリ
ア分けを行うことも可能であるが、本実施例では直流成
分を除いた交流成分はすべて同じエリアとし、クラス値
が同じであれば同一の量子化幅で量子化を行う。これ
は、MUSE信号のブロックは直交変換してもエネルギ
ーが必ずしも低域に集中するとは限らないので、上記の
ような方法をとることで、より能率良く符号化されるこ
とが確認されている。また符号化には、高能率符号化を
実現するために可変長符号化を用いることが多い。
【0039】以上説明したように、本実施例によれば、
動ブロックのクラス値を下げることで量子化幅をできる
限り小さくし、結果として動ブロックの量子化歪みを抑
えることができる。さらに、複数ブロックあたりの符号
量は一定であるために、量子化歪みが比較的小さい静止
ブロックのクラス値を上げてその量子化幅を大きくする
ことで、その分動ブロックの量子化幅が大きくならない
ようにして画質劣化を防ぐことが可能である。
【0040】図7は、第4の発明の一実施例における映
像信号処理装置の構成を示したブロック図である。71
は第1バッファ、72は第2バッファ、73はブロック
でのエッジの有無を検出するエッジブロック検出器、7
4はエッジ保護器である。
【0041】図7において、入力端子1から入力された
映像信号はブロック化器2でブロック化され、直交変換
器3で直交変換され、その係数が出力される。直交変換
係数はブロック毎に第1バッファ71、クラス決定器
4、およびエッジブロック検出器73に供給される。ク
ラス決定器4では、供給された直交変換係数よりクラス
値が決定される。クラス値は輝度信号のサブマクロブロ
ック毎に第2バッファ72に保持される。さらに供給さ
れた直交変換係数より、エッジブロック検出器73でブ
ロック毎にエッジの有無を検出する。エッジブロック検
出器73でエッジを含むと検出されたブロックは、エッ
ジ保護器74でエッジブロックとして強制的にクラス0
となる。さらに、第2バッファ72に保持されているサ
ブマクロブロック毎で前記エッジブロックに隣接するブ
ロックは、エッジ周辺ブロックとしてクラス値を1減ず
る(元々クラス0であるブロックを除く)。最終的に決
定したクラス値に応じて、第1バッファ71の内容は量
子化器6に供給されて量子化され、符号化器7で符号化
され、出力端子8に供給される。
【0042】図8は図7のエッジブロック検出器73の
一実施例を示した図である。入力された(8×8)直交
変換係数において、αを直流成分、βを水平1次垂直0
次成分、Aを交流成分、Bを交流成分のうち垂直0次成
分(直流成分を除く)と垂直4次成分とするとき、 α<β ・・・ (1) かつ、 Σ|B|>Σ|A|/2 ・・・ (2) が成り立つとき、このブロックをエッジブロックと検出
するものである。(2×4×8)直交変換においても、
α、Aは上記と同様とし、βを和の水平1次垂直0次成
分、Bを交流成分のうち和の垂直0次成分(直流成分を
除く)と和の垂直2次成分とするとき、(1)かつ
(2)が成り立つとき、このブロックをエッジブロック
と検出するものである。
【0043】以上説明したように、本実施例によれば、
エッジブロックの検出を行ってクラス値を0にすること
で、MUSE信号の量子化の際に発生するエッジ部の量
子化歪みを小さくすることができ、さらにエッジブロッ
クに隣接するブロックのクラス値も下げることで、復号
映像のエッジ部の画質劣化を抑制することが可能とな
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明の映像
信号処理装置によれば、フレーム多重手段でサブサンプ
ルによって間引かれた画素を複数のフレームを用いて互
いに補間することにより、歪みの少ないブロックを構成
することができる。
【0045】また、第2の発明の映像信号処理装置によ
れば、動きベクトル補正により、動画についても隣接画
素の相関の大きいブロックを構成することができる。ま
た映像信号多重を行った信号より構成される動ブロック
についてフレーム毎の直交変換に基づく3次元直交変換
を施すことにより、量子化による動ブロックの歪みを小
さくすることができる。
【0046】また、第3の発明の映像信号処理装置によ
れば、動ブロックのクラス値を小さくし、静止ブロック
のクラス値を大きくすることで、ブロック毎に適当な量
子化幅で量子化することができる。
【0047】さらに、第4の発明の映像信号処理装置に
よれば、エッジを含むブロックと、それに隣接するブロ
ックのクラス値を小さくすることで、従来まで見られて
いた復号映像のエッジ部の画質劣化を抑えることができ
る。
【0048】以上のように、本発明によれば、フレーム
毎に異なる位相でサンプリングされた映像信号を符号化
する際に、量子化歪みを従来に比べて十分小さく抑制で
きる映像信号処理装置を提供することができる。また、
本発明を実施するために必要な回路は比較的小規模であ
り、その実用的効果は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の映像信号処理装置の一実施例のブ
ロック図
【図2】動きベクトルに応じた画素の多重方法の一例を
説明した図
【図3】動きベクトルに応じた画素の多重方法の別の例
を説明した図
【図4】第2の発明の映像信号処理装置の一実施例のブ
ロック図
【図5】本発明における1フレーム直交変換器の動作例
を説明した図
【図6】第3の発明の映像信号処理装置の一実施例のブ
ロック図
【図7】第4の発明の映像信号処理装置の一実施例のブ
ロック図
【図8】本発明におけるエッジブロック検出器の動作例
を説明した図
【図9】MUSE信号の輝度信号のサンプリング位置関
係を説明した図
【図10】MUSE信号の色差信号のサンプリング位置
関係を説明した図
【図11】ディジタルVTR記録系の従来例のブロック
【図12】マクロブロックの構成の一例を説明した図
【図13】従来の直交変換器を表したブロック図
【図14】従来のフィールド内直交変換器の動作例を説
明した図
【図15】従来のクラス決定器を表したブロック図
【図16】従来のMUSE輝度信号のブロック化の一例
を説明した図
【図17】従来の量子化器のエリア分けの一例を説明し
た図
【符号の説明】
41 信号分離器 45 フレーム遅延回路 46 フレーム多重器 47 映像信号多重器 51 動ブロック検出器 52 複数フレーム直交変換器 53 1フレーム直交変換器 61 静止ブロッククラス修正器 62 動ブロッククラス修正器 73 エッジブロック検出器 74 エッジ保護器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム毎に異なった位相でサンプリング
    された映像信号と前記映像信号のサブサンプリング位相
    と動きベクトルとを入力とし、前記サブサンプリング位
    相と動きベクトルに従って前記映像信号を複数フレーム
    多重する映像信号多重手段と、前記映像信号多重手段に
    より得られた映像信号を水平方向に複数画素、垂直方向
    に複数ライン集めたブロックに分割するブロック化手段
    と、前記ブロック化手段でブロック化された映像信号に
    対して直交変換を行う直交変換手段と、前記直交変換さ
    れた係数を量子化する量子化手段と、前記量子化された
    係数を符号化する符号化手段とを備えたことを特徴とす
    る映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】フレーム毎に異なった位相でサンプリング
    された映像信号と前記映像信号のサブサンプリング位相
    と動きベクトルとを入力とし、前記サブサンプリング位
    相と動きベクトルに従って前記映像信号を複数フレーム
    多重する映像信号多重手段と、前記映像信号多重手段に
    より得られた映像信号を水平方向に複数画素、垂直方向
    に複数ライン集めたブロックに分割するブロック化手段
    と、前記ブロック化手段により得られたブロックが動ブ
    ロックであるか静止ブロックであるかを検出する動ブロ
    ック検出手段と、前記動ブロック検出手段にて動ブロッ
    クと検出された場合はフレーム毎の直交変換をもとにし
    た直交変換を行い、静止ブロックと検出された場合はフ
    レーム多重された状態のまま直交変換を行う直交変換手
    段と、前記直交変換された係数を量子化する量子化手段
    と、前記量子化された係数を符号化する符号化手段とを
    備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】映像信号多重手段は、多重するフレーム同
    士で同期をとるためのフレーム遅延手段と、前記フレー
    ム遅延手段により同期をとったフレーム同士で前記サブ
    サンプリング位相に基づいてフレーム毎に画素を多重
    し、前記動きベクトルに従ってフレームの画素の位置を
    補正するフレーム多重手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】フレーム毎に異なった位相でサンプリング
    された映像信号を入力し、前記映像信号を水平方向に複
    数画素、垂直方向に複数ライン集めたブロックに分割す
    るブロック化手段と、前記ブロック化手段により得られ
    たブロックが動ブロックであるか静止ブロックであるか
    を検出する動ブロック検出手段と、前記ブロック化手段
    にてブロック化されたブロックに対して直交変換を行
    い、前記直交変換された係数を出力する直交変換手段
    と、前記直交変換手段により出力された係数を量子化す
    るための量子化幅を決定する量子化幅決定手段と、前記
    動ブロック検出手段にて動ブロックと検出されたブロッ
    クの係数について、前記量子幅を小さくする動ブロック
    量子化幅修正手段と、前記動ブロック検出手段にて静止
    ブロックと検出されたブロックの係数について、前記量
    子幅を大きくする静止ブロック量子化幅修正手段と、前
    記動ブロック量子幅修正手段または前記静止ブロック量
    子化幅修正手段により定められた量子化幅で前記係数を
    量子化する量子化手段と、前記量子化された係数を符号
    化する符号化手段とを備えたことを特徴とする映像信号
    処理装置。
  5. 【請求項5】フレーム毎に異なった位相でサンプリング
    された映像信号を入力し、前記映像信号を水平方向に複
    数画素、垂直方向に複数ライン集めたブロックに分割す
    るブロック化手段と、前記ブロック化手段にてブロック
    化されたブロックに対して直交変換を行い、前記直交変
    換された係数を出力する直交変換手段と、前記直交変換
    手段により出力された係数を量子化するための量子化幅
    を決定する量子化幅決定手段と、前記直交変換手段の出
    力に基づき前記ブロックの有無を検出するエッジブロッ
    ク検出手段と、前記エッジブロック検出手段によりエッ
    ジと検出されたブロック、ならびに前記エッジと検出さ
    れたブロックに隣接するブロックは前記量子化幅を小さ
    くするエッジ保護手段と、前記量子化幅決定手段または
    前記エッジ保護手段により定められた量子化幅で前記係
    数を量子化する量子化手段と、前記量子化された係数を
    符号化する符号化手段とを備えたことを特徴とする映像
    信号処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1613097A1 (en) * 2004-07-01 2006-01-04 Barco N.V. Digital video signal compression and decompression method and apparatus
JP2010521083A (ja) * 2007-02-21 2010-06-17 マイクロソフト コーポレーション クロマ・サンプル位置決め情報のシグナリングおよび使用
US8880571B2 (en) 2006-05-05 2014-11-04 Microsoft Corporation High dynamic range data format conversions for digital media

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