JPH08162231A - コンセント - Google Patents

コンセント

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JPH08162231A
JPH08162231A JP33120694A JP33120694A JPH08162231A JP H08162231 A JPH08162231 A JP H08162231A JP 33120694 A JP33120694 A JP 33120694A JP 33120694 A JP33120694 A JP 33120694A JP H08162231 A JPH08162231 A JP H08162231A
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JP
Japan
Prior art keywords
plug
terminals
outlet
pair
rotating bodies
Prior art date
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Pending
Application number
JP33120694A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunemasa Akimoto
常正 秋元
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンセントで、大きなアダプタを複数個、同
時に取付け可能にし、かつプラグ、アダプタ等と、その
コード及びコンセントの耐久性の向上を図る。 【構成】 コンセント本体1の円形凹穴9、10内に、
プラグ等の差込み用端子7、8を内設した円柱状の回転
体2、3を回転自在に嵌合し、円形凹穴9、10と回転
体2、3の対向周面に、プラグ等の差込み用端子7、8
と導通して一対の陰極端子15、16と、一対の陽極端
子17、18を各形成し、互いに同極を摺接して構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転式コンセントに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンセントには、ソケットにネジ
込み固定するものと、プラグ等の差込み用端子を内設し
た本体に、プラグ差込み用孔を有するカバーをビス止め
等によって固定してなるものとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記従来
のコンセントは何れも固定式であるため、例えば図5に
示したように、差込み部a、aを上下に二箇所併設して
なるものでは、音響機器や電話器等に付設された大きな
アダプタbを一方の差込み部aに差込むと、該アダプタ
bが邪魔になって、他方の差込み部aに他のアダプタを
差込むことができなかった。
【0004】また、差込み部が一個のコンセントでも方
向性があるため、コードの延出方向に対応したプラグや
アダプタの差込みが得難いことから、コードに曲げ方向
の無理な荷重が加えられることによって、折損、断線し
易い等の問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の技術の有するこのよ
うな問題点に鑑みてなされたもので、プラグ等の差込み
部を有する部分を回転自在に形成することにより、プラ
グやアダプタの取付方向に自在性をもたせることができ
て、コードに無理な曲げ荷重がかゝるのを防止でき、も
って耐久性を向上できるようにすると共に、複数の差込
み部を有するものにおいては、当該コンセントを特に大
型に形成することなく、従来例と同一大きさで各差込み
部に大きなアダプタを同時に取付けできるようにしたコ
ンセントを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のコンセントは、絶縁材料で形成したコンセ
ント本体の円形凹穴内に、絶縁材料で形成し、且つプラ
グ等の差込み用端子を内設した略円柱状の回転体を回転
自在に嵌合し、前記円形凹穴と回転体の対向周面に、前
記プラグ等の差込み用端子と導通させて一対の陰極端子
と、一対の陽極端子を各設けると共に、互いに同極を摺
接させてなることを特徴とする。
【0007】
【作用】本実施例は、差込み部を一個形成したものと、
二個形成したものを例示したもので、プラグ、アダプタ
の差込みによる取付けは次のようにして行なわれる。
【0008】差込み部を一個形成したものでは、回転体
の差込み部に、プラグ等を差込み、コードを延出させる
方向へ回転により当該プラグ等の向きを変えることでコ
ードを、プラグ等に対する接続部基端から曲げられない
ようにする。これにより、コードには、折損、断線の要
因となる無理な曲げ荷重がかゝり難くなると共に、プラ
グ等の差込み用端子及び当該コンセントの端子に対する
捩れ方向の荷重が加えられ難くなることから、当該コン
セント、プラグ及びそのコードの耐久性が向上する。
【0009】差込み部を二個設けてなるものに、大きな
アダプタを差込みにより同時に取付ける際は、その一方
を縦向きに、他方を横向きに、取付方向を変えて取付け
ることにより、アダプタを二個取付けることができる。
即ち、上記アダプタは、二軸方向において、横軸方向の
寸法が縦軸方向のそれよりも小さく設定して形成されて
いるので、上記した取付けが可能となる。
【0010】また、二個のアダプタは、上記した縦向き
と、横向きの取付け以外に、両アダプタが互いに干渉し
ない範囲内において、両方とも縦方向の反対向きや、横
向き、または斜め向きにて取付けることができる。
【0011】さらに、アダプタを一個だけ取付ける場合
は、何れか一方の差込み部に差込んで360°、何れの
向きにも取付けることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1及び図2は、差込み部を二個設けた埋
込タイプのコンセントで、図1は使用状態の縦断面図を
示し、図2は同上の正面図を示す。図3及び図4は、差
込み部を一個設けた露出タイプのコンセントで、図3は
縦断面図を示し、図4は同上の正面図を示す。
【0013】図1に示したように、埋込タイプのコンセ
ントは、コンセント本体1と、二個の回転体2、3と、
カバー4と、化粧枠5及び化粧カバー6と、二個一対の
二組のU溝端子7、7、8、8とで構成されている。
【0014】上記コンセント本体1は、図1に示したよ
うに、プラスチック等の絶縁材料によって縦長矩形状に
形成され、前面の上部と下部には、上下方向へ所定の間
隔をおいて、真円の二個の段付き凹穴9、10を形成さ
せてある。即ち、上記両段付き凹穴9、10は、前部側
を径大に、底部側を径小に各形成することで、内周面に
は前方向きの環状段部9a、10aが設けられている。
【0015】上記二個一対の回転体2、3は、プラスチ
ック等の絶縁材料にて真円の短尺円柱状に、かつ、軸方
向(図1において左右方向)の長さを、上記各凹穴9、
10の深さよりも僅かに長く形成させてあると共に、前
部側を径大に、後部側を径小に形成することによって、
外周には後方向きで、上記凹穴9、10の環状段部9
a、10aに摺接する環状段部2a、3aを設けてあ
る。
【0016】また、上記両回転体2、3には、図1に示
したように、前面に開口する二個一対の横長穴2b、2
b、3b、3bを一定の間隔をおいて併設させてあり、
該各横長穴2b、2b、3b、3bには、側面略U字形
状に曲成したU溝端子7、7、8、8を、そのU溝開口
部を前方向きとして内装固定することで、アダプタ29
の二個の差込み部11、12を形成させてある。
【0017】上記各回転体2、3は、上記したコンセン
ト本体1の各凹穴9、10内に、密接状態にて周方向へ
360°回転自在に、かつ離脱しないように嵌合させて
ある。
【0018】即ち、上記回転体2、3の離脱防止手段
は、図示例によれば、回転体2、3の前部外周面と、こ
れと対向する上記凹穴9、10の開口部内周面とに、環
状凹溝13と環状突部14を各形成し、上記凹穴9、1
0に回転体2、3を強く押し込み嵌合することで、上記
環状凹溝13と環状突部14とを強制的に係嵌させるよ
うに形成させてあるが、これ以外に凹穴9、10の周壁
に図示しないビスを螺合貫通させて、その先端を上記し
た環状凹溝13に摺動自在に係嵌するように形成しても
よく、さらには、回転体2、3と凹穴9、10の底部と
の中心に図示しない貫通孔を形成し、該貫通孔に挿通し
た図示しないボルトに図示しないナットを螺合して形成
してもよく、その他、公知の任意の構成とすることがで
きる。
【0019】さらに、上記コンセント本体1における凹
穴9、10の内周面と、上記回転体2、3の外周面に
は、帯状板等にて形成される陰極端子15、16と、陽
極端子17、18とを適当な間隔をおいて対向配設して
同一極同志15と16、17と18を互いに摺接させて
あり、上記両凹穴9、10内周の陰極端子15と15及
び陽極端子17と17をリード線19、20にて電気的
に接続させてある。
【0020】また、上記両凹穴9、10内周の陰極端子
15、15と、陽極端子17、17には図示しない電源
に接続される電線21、22を接続させてあり、一方、
両回転体2、3の陰極端子16、16は、上記した一方
のU溝端子7、8と、また陽極端子18、18は他方の
U溝端子7、8と各リード板23、23、24、24に
て電気的に接続させてある。
【0021】上記カバー4は、プラスチック等の絶縁材
料によって縦長矩形の箱形状に形成され、内部に上記し
たコンセント本体1を嵌合して上記電線21、22を外
方へ延出させてある。
【0022】上記化粧枠5は、プラスチック等の絶縁材
料によって縦長矩形状に形成され、前面に、プラスチッ
ク等の絶縁板によって形成した化粧板6を嵌め込み固定
させてある。
【0023】上記化粧板6は、上下方向へ一定の間隔を
おいて二個の円形穴6a、6aを貫通して形成させてあ
ると共に、裏面の上部と下部には各係止片6b、6bを
直角に突設させてある。
【0024】而して、上記埋込タイプのコンセントは、
壁25等に形成した凹部25aに、カバー4側を嵌合さ
せ、該カバー4の開口縁から突設した外向きフランジ4
aと、上記コンセント本体1から突設した外向きフラン
ジ1aとを重ね合わせた状態にて、当該フランジ1a、
4aを止めネジ26、26・・・にて上記壁25の前面
に固定することで上記壁25内に埋設し、前面に上記化
粧枠5、化粧板6を被せ、化粧板6の各円形孔6a、6
aに、上記回転体2、3を回転自在に嵌合させ、該化粧
板6と回転体2、3の前面を面位置として壁25に埋設
固定される。
【0025】一方、図3及び図4に示した露出タイプの
コンセントは、コンセント本体1と、一個の回転体2
と、カバー27とで構成されている。この場合は、上記
回転体2の軸方向の長さは、上記コンセント本体1の真
円の凹穴9における深さと同一に形成され、該回転体2
は上記凹穴9内に、既述埋込タイプのコンセントにおけ
る場合と同様の離脱防止手段によって回転自在に嵌合さ
れ、上記コンセント本体1と、回転体2との前面にカバ
ー27を重ね合わせた状態にてカバー27と回転体2と
を、それら中心において止めネジ28にて固定して一体
化させてあり、その他の部分は、既述埋込タイプのもの
と同様に形成されているので、説明は省略する。
【0026】尚、図1及び図2において、29aはアダ
プタ29のコードを示し、図3及び図4において、30
はプラグを示し、30aはプラグ30のコードを示す。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、プラグ、アダプタ等の差込み部が回転体に
形成されて360°回転自在であることから、上記差込
み部が複数設けられているものでは、全体を大きく形成
することなく、従来品と同一大きさでもって、取付け向
きを変えることにより、大きなアダプタを複数、同時に
差込むことができる。
【0028】また、差込み部が単数のものでも、回転に
よりプラグやアダプタ等の取付け向きを、そのコードが
曲げられない方向に変えることで、当該コードに、折損
や断線の要因となる無理な曲げ荷重が加えられるのを防
止できるだけでなく、プラグ、アダプタ等の差込み端子
及びコンセントのU溝端子に対しても、コードを介し捩
れ方向の無理な荷重が加えられるのを防止できることか
ら、コードはもとより、コンセントやプラグ、アダプタ
等の耐久性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンセントの実施例を示す使用状
態の縦断面図である。
【図2】同上実施例を示す正面図である。
【図3】本発明に係るコンセントの他の実施例を示す縦
断面図である。
【図4】同上実施例を示す正面図である。
【図5】従来のコンセントを例示した正面図である。
【符号の説明】 1 コンセント本体 2、3 回転体 7、8 端子 9、10 円形凹穴 15、16 陰極端子 17、18 陽極端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材料で形成したコンセント本体の円
    形凹穴内に、絶縁材料で形成し、且つプラグ等の差込み
    用端子を内設した略円柱状の回転体を回転自在に嵌合
    し、前記円形凹穴と回転体の対向周面に、前記プラグ等
    の差込み用端子と導通させて一対の陰極端子と、一対の
    陽極端子を各設けると共に、互いに同極を摺接させてな
    ることを特徴とするコンセント。
JP33120694A 1994-12-08 1994-12-08 コンセント Pending JPH08162231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33120694A JPH08162231A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 コンセント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33120694A JPH08162231A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 コンセント

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Publication Number Publication Date
JPH08162231A true JPH08162231A (ja) 1996-06-21

Family

ID=18241087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33120694A Pending JPH08162231A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 コンセント

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JP (1) JPH08162231A (ja)

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