JPH08156127A - 建築用複合パイプ部材 - Google Patents

建築用複合パイプ部材

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JPH08156127A
JPH08156127A JP6323811A JP32381194A JPH08156127A JP H08156127 A JPH08156127 A JP H08156127A JP 6323811 A JP6323811 A JP 6323811A JP 32381194 A JP32381194 A JP 32381194A JP H08156127 A JPH08156127 A JP H08156127A
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JP
Japan
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pipe
metal pipe
pipe body
pipe member
wood
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JP6323811A
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Ryohei Watanabe
良平 渡辺
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KONDO KOZAI KK
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KONDO KOZAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は廃棄木材品や廃棄プラスチックを原
料としてリサイクルすると共に、金属パイプ2や充填材
4で強度を補強して品質的に優れたものと成し、且つ製
品コストが低減化できる。 【構成】 木粉11と合成樹脂粉12とが少なくとも混合さ
れた原料でパイプ体1を形成し、且つ該パイプ体1の内
側或いは外側には、コ−ティング材3で被着された金属
パイプ2を設けた構造とする。又、金属パイプ2の内側
に発泡樹脂やモルタルなどの充填材4で充填させ、強度
を向上させると共にパイプ体1の外周面をコ−ティング
材3で表面仕上げする構造としても良い。更に金属パイ
プ2の軸方向に複数本の溝を設けるか或いは内側に多数
の突起を設けても良く、且つ前記パイプ体1の原料混合
は、木粉11と合成樹脂粉12とを同量にすると良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は廃材や木片及びプラスチ
ックの産業廃棄物を主原料としてリサイクルすると共に
強度補強用として鋼管などの金属パイプも同時に用いる
建築用複合パイプ部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃材や木片の処理としては、燃や
したり或いは山中に埋めたりしていた。また廃棄プラス
チックなどの処理としては焼却が困難であるため、一般
に埋立てられる場合が多かった。この時、埋立てを容易
にするための前処理として、加熱して溶かしたり、圧縮
して容積を減少させるなどの操作を施す場合もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の廃棄物を処理する際には、莫大な用地,焼却設備,リ
サイクル処理施設を必要とし、且つ埋立地の制限があ
る。更に、これらの廃棄物は今後増加の一途をたどるた
め、各企業や各自治体に於いては、全体として行きづま
る傾向にある。例えば、プラスチックの中で農業用ビニ
ールだけとっても年間105,140トンが平成3年度に国内
で廃出され、その大半がリサイクルされていない。また
プラスチックの場合には、リサイクルが殆ど困難な熱硬
化性樹脂は国内生産の約40%を占めていると共に、リサ
イクルが可能と言われる約60%の熱可塑性樹脂にしても
単品の分別リサイクルは比較的容易であっても、多種の
ものが混合したもののリサイクルは、リサイクル後の強
度,品質,リサイクル時の成型性,経済性などを考慮す
ると、極めて困難である等の問題点があった。尚、木粉
とプラスチックとの混合原料で成型すると、強酸性な木
酸ガスの発生により、機械や金型の酸化腐食とガスの影
響で良い品質の成型品を得ることが出来なかった。
【0004】本発明は廃棄木材品や廃棄プラスチックを
主原料としてリサイクル出来ると共に、金属パイプや充
填材で強度を補強して品質的に優れ且つ製品コストが低
減化できる建築用複合パイプ部材を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は成されたものであり、つまり、金属パイプ
の内側或いは外側に、廃材から成る木粉と廃棄プラスチ
ックから成る合成樹脂粉とが少なくとも混合された原料
を溶融し射出させてパイプ体を形成し、且つ前記金属パ
イプの内周面或いは外周面にコ−ティング材を被着させ
た構造とする。又、前記金属パイプの内側に発泡樹脂や
モルタルなどの充填材を充填させたり、或いはパイプ体
の外周面にコ−ティング材を被着させて表面仕上げして
も良い。また前記金属パイプの軸方向に複数本の溝を設
けるか或いは内側に多数の突起を設けても良く、且つ前
記コ−ティング材として、塗料,フィルムシ−ト,接着
剤の内の少なくとも1つ以上を用いても良い。更に前記
木粉と合成樹脂粉との混合比を同一にして少なくとも混
合した原料を用いて前記パイプ体が形成される構造とし
ても良い。
【0006】
【作用】先ず本発明の複合パイプ部材が作られる製造工
程について説明する。予め廃材や木片を粉砕機に掛けて
細かく粉砕した木粉(11)と、予め廃棄プラスチックを
選別し異物が除去されると共にそれを更に細かく粉砕機
で粉砕した合成樹脂粉(12)とを用意する。そして前記
木粉(11)と合成樹脂粉(12)とを混合すると共に増量
剤や充填剤及び尿素系熱硬化樹脂などの中和剤を入れて
更にミキサ−等で混ぜ、ペレットを得る。尚、木粉(1
1)と合成樹脂粉(12)を主原料によって成型した際、
従来に発生していた前記木酸ガスは尿素系熱硬化樹脂の
中和剤で中和され、一般のプラスチック成型と同様以上
の品質を得ることが出来る。次に図示しない成型機にこ
のペレットを充填して溶融させ、予め鋼管などの金属パ
イプ(2)をセットした内側或いは外側に溶融したペレ
ットを射出させてパイプ体(1)を形成する。この時、
その断面は図1の(a)に示すように、金属パイプ
(2)の外側にパイプ体(1)を形成させたもの、或い
は(b)に示すように、金属パイプ(2)の内側にパイ
プ体(1)を形成した適宜長さの複合パイプ部材を得
る。更に前記金属パイプ(2)の表面にコ−ティング材
(3)を被着させる。
【0007】この時、コ−ティング材(3)としてフィ
ルムシ−トを用い、金属パイプ(2)の表面にフィルム
圧接でコ−ティングすると表面保護や銹防止効果があ
り、コ−ティング材(3)として塗料や接着剤を用い、
それを金属パイプ(2)の表面に塗布してコ−ティング
すると、表面保護と美観を向上させる効果が発揮され、
金属パイプ(2)の銹防止や着色が可能になる。尚、前
記コ−ティング材(3)を金属パイプ(2)の内周面に
被着する際は、予め被着させておくと良い。又、前記金
属パイプ(2)の内側にパイプ体(1)を形成した後、
コ−ティング材(3)を被着させずに、図1の(c)に
示すように、発泡樹脂やモルタルなどの充填材(4)を
直接に充填することにより、強度が更に強くなり、変形
しにくいものとなると共に、内部に水が溜らないので、
金属パイプ(2)が銹にくくなるのである。
【0008】図3は本発明の複合パイプ部材を加工して
テ−ブルなどの脚に形成した図であり、これについて説
明する。先ず金属パイプ(2)の外側に、廃棄木材の木
粉(11)50%と、廃棄プラスチックの塩化ビニ−ルの合
成樹脂粉(12)50%とを混合した主原料を用いてパイプ
体(1)に形成する。このパイプ体(1)は木材同様の
曲げ強度を有し、ヤング率に於いても合板同様の値を示
し、且つ、釘打ちやカンナ削りが木材同様に行えること
が確認出来た。次に、これを木材同様に木工旋盤等に掛
けて金属パイプ(2)付近までテ−パ−加工して円錐状
に仕上げると、テ−ブル等の脚が出来上がるのである。
尚、廃棄木材の代りにビールカスや製紙スラッジなどを
用いることも可能である。またパイプ体(1)の用途に
より、強度を全く必要としない場合には金属パイプ
(2)を使用しなくとも良い。
【0009】図4は本発明品が柵として使用される状態
を示す図であり、これについて説明する。予め杭(5)
に必要な長さに揃えた本発明品と、手すり(8)に必要
な長さに揃えた本発明品とを用意しておく。前記杭
(5)用の本発明品は図1(c)に示すような断面構造
のものを用い、充填材(4)に発泡樹脂を用いる。又、
前記手すり(8)用の本発明品は図1(a)に示す断面
構造のものを用いる。先ず杭(5)の一端に、先端が突
鋭化した駒(6)の後端を発泡樹脂(4)に押し込むこ
とにより、容易に取付けることができ、杭(5)の上方
から打ち込むと、その力は駒(6)の外周側に伝わり、
駒(6)と共に土中にくい込まれて立設するのである。
尚、この際、前記駒(6)を用いずにモルタルを充填し
て立設させても良い。前記杭(5)を立設後、手すり
(8)を横方向に配置しボルト(9)とナット(10)で
締付けて取付けるか或いはネジ(11)で締付ける。そし
て杭(5)の上面にキャップ(7)を冠着させれば良
い。この時、キャップ(7)の下方に突出部を設け、上
方から押し込むことにより、該突出部が発泡樹脂(4)
にくい込まれ、抜けることなく容易に取付けられるので
ある。又、杭(5)の内径と係止させたり接着剤を塗布
することも不要となる。尚、この際、金属パイプ(2)
の内部に発泡樹脂(4)を充填させておくことにより、
補強の強化となり、且つ、杭(5)に手すり(8)を締
付けて取付けるボルト(9)が断熱され、特に冬場にお
いては該ボルト(9)よりも前記ナット(10)が収縮さ
れ、弛みが発生しにくくなる。
【0010】このようにして本発明品が用いられて柵を
作れば、海岸地帯の塩風,市街地の排気ガス等強烈な酸
化物からの銹防止が可能となる。又、前記複合パイプ部
材には、溶融した合成樹脂粉(12)の内部に木粉(11)
が無数に独立して散在するので、一般のプラスチックと
比較すると熱伝導率が小さな温度変化に余り影響されな
い物となるのである。更に、図1(c)に示すようにパ
イプ体(1)の外周面に、木目などの表面模様を付けた
フィルムシ−ト或いは塗料などのコ−ティング材(3)
で表面仕上げすると、綺麗に仕上がるだけでなく、パイ
プ体(1)の色合いや色素の経時変化を最小限に押さえ
ることができる。
【0011】図5は本発明品がベランダの手すり部材と
して使用される状態を示す図であり、これについて説明
する。前記手すり部材は木粉(11)と廃棄プラスチック
などを粉砕した合成樹脂粉(12)とが少なくとも混合さ
れた原料でパイプ体(1)を形成し、且つ該パイプ体
(1)の外側に金属パイプ(2)を設けると共に該金属
パイプ(2)の外周面にコ−ティング材(3)を被着さ
せた物が中間支柱として用いられ、その表面は塗料で綺
麗に仕上げられるか、表面模様付きフィルムシ−トを圧
着して表面がコ−ティングされることにより、金属パイ
プ(2)が銹にくくなると共に軽くて丈夫なものを得る
ことが出来る。又、両端には、前記パイプ体(1)の内
側に金属パイプ(2)を設けると共に該金属パイプ
(2)の内部に充填材(4)としてモルタルが充填され
た物を支柱として用いることにより、強度的に優れたも
のとなる。尚、前記パイプ体(1)の表面にコ−ティン
グ材(3)で表面仕上げしても良い[図1(c)参
照]。
【0012】図6は本発明品が電気配管用のパイプとし
て使用される状態を示す図であり、これについて説明す
る。先ず金属パイプ(2)の外側に、木粉(11)と合成
樹脂粉(12)とが少なくとも混合された原料でパイプ体
(1)を形成し、且つ該金属パイプ(2)の内周面にコ
−ティング材(3)が被着された適宜長さの複合パイプ
部材を得る。この複合パイプ部材の内部は銹にくくなる
と共に軽くて丈夫なものとなり、且つパイプ体(1)の
内部には木粉(11)が無数に独立して散在するので、一
般のプラスチックと比較すると熱伝導率が小さな温度変
化に余り影響されない物となる。このように本発明品は
電気配管用として使用するだけでなく、配管の接合部が
温度変化による影響を余り受けなくなるので、水道配管
用としても適した部材として使用することができるので
ある。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。(1)は廃材や木片を細かく粉砕した木粉(11)
と、熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂の廃棄プラスチックな
どを粉砕した合成樹脂粉(12)とを少なくとも主原料と
して混合し形成させたパイプ体であり、該パイプ体
(1)の混合物としては、前記木粉(11)と合成樹脂粉
(12)の主原料以外に、増量剤として熱硬化樹脂の粉砕
したもの、充填剤として安定剤,顔料,染料など、中和
剤として尿素系熱硬化樹脂などを入れる。尚、前記木粉
(11)と合成樹脂粉(12)を同量入れると、木材同様の
曲げ強度を有すると共にヤング率に於いても合板同様の
値を得る。(2)はパイプ体(1)の内側或いは外側に
設けた鋼管などの金属パイプであり、該金属パイプ
(2)の内側に多数の突起(21)を設けたり[図2
(a)参照]、金属パイプ(2)の軸方向に複数本の溝
(22)を設けても良く[図2(b)参照]、前記突起
(21)や溝(22)を設けると、パイプ体(1)と金属パ
イプ(2)の結合状態が良好となる。尚、金属パイプ
(2)の形状としては円形以外に、四角,六角等の多角
形のものを用いても良い。(3)は金属パイプ(2)の
内周面或いは外周面に被着させたコ−ティング材であ
り、該コ−ティング材(3)としては、塗料,フィルム
シ−ト,接着剤の内の少なくとも1つ以上から成るもの
を使用する。またフィルムシ−トには、表面に木目模様
やデザイン化したものを施して用いても良い。(4)は
金属パイプ(2)の内部に充填する発泡樹脂や発泡ゴム
材或いはモルタルなどの充填材である。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記のように構成させたことに
より、産業廃棄物である廃材や廃棄プラスチックを主原
料としてリサイクルすることができ、従来埋められてい
た熱硬化性樹脂であっても合成樹脂粉(12)として使用
でき、且つこれと木粉(11)との主原料でパイプ体
(1)が形成される。このため、埋立て地を探したり或
いは埋立てによる副次的影響を心配しなくとも良くな
り、埋立てに費やす経費等が激減可能となる。また金属
パイプ(2)をパイプ体(1)の内側に芯として或いは
外側に被覆として入れることにより、耐摩耗性や耐候性
及び銹防止の役目を向上させることが可能となると共に
圧縮や曲げ引張り強度が補強できる。しかもプラスチッ
クの特性である防水性,銹防止,耐薬品性,耐候性など
の優れた品質も同時に得ることが可能となる。更に金属
パイプ(2)の内周面或いは外周面にコ−ティング材
(3)を被着させたことにより、金属パイプ(2)の銹
防止が可能となり、且つ着色が自在に出来る。
【0015】本発明品の用途は防護柵の柱や脚及びつな
ぎ梁に利用できると共に建築物のフェンス,階段,手す
り等或いは配管用パイプとして利用することも可能とな
るのである。特に海岸地帯の塩風,市街地の排気ガス等
強烈な酸化物からの銹防止が可能となる。更に本発明品
はコ−ティング材(3)が被着された金属パイプ(2)
を補強用として用いるので、重量が軽く、現場での施工
や輸送,搬入,搬出が容易に出来る。また金属パイプ
(2)以外は殆ど無償の原料を用いるため、大幅な経済
効果が発生し、製品コストが低減すると共に複合製品と
しての利用価値が高いものとなる。しかも前記複合パイ
プ部材には、溶融した合成樹脂粉(12)の内部に木粉
(11)が無数に独立して散在するので、一般のプラスチ
ックと比較すると熱伝導率が小さくなり、温度変化に余
り影響されない物となる。
【0016】金属パイプ(2)の軸方向に複数本の溝
(22)を設けたり、或いは金属パイプ(2)の内側に多
数の突起(21)を設けることにより、パイプ体(1)と
金属パイプ(2)の結合状態が良好になる。
【0017】前記充填材(4)として発泡樹脂を用いる
と、断熱効果,防音効果,防水効果などが発揮され、且
つ連結加工が容易に行えるものとなる。又、モルタルな
どを金属パイプ(2)の内部に充填することにより、強
度が更に強くなり、変形しにくいものとなると共に、内
部に水が溜らないので銹にくいものとなる。
【0018】木粉(11)と合成樹脂粉(12)との混合比
を同一にして少なくとも混合した原料を溶融し射出させ
てパイプ体(1)に形成することにより、木材同様の曲
げ強度を有し、ヤング率に於いても合板同様の値となる
ため、釘打ちやカンナ削りが木材同様に行え、加工性の
良い物となり、用途が拡大される。尚、本発明品に於い
て金属パイプ(2)がパイプ体(1)の外側に設けられ
たものは、不要の際、金属パイプ(2)とパイプ体
(1)を分離させれば、該パイプ体(1)は再リサイク
ルすることが可能となる。
【0019】パイプ体(1)の外周面に、木目などの表
面模様を付けたフィルムシ−ト或いは塗料などのコ−テ
ィング材(3)で表面仕上げすると、綺麗に仕上がるだ
けでなく、パイプ体(1)の色合いや色素の経時変化を
最小限に押さえることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す説明図である。
【図2】本発明で使用する金属パイプの実施例を示す説
明図である。
【図3】本発明の複合パイプ部材をテ−パ−加工した状
態を示す斜視図である。
【図4】本発明の使用状態を示す説明図である。
【図5】本発明品がベランダの手すり部材に使用した状
態を示す説明図である。
【図6】本発明品が電気配管用のパイプとして使用され
た状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 パイプ体 11 木粉 12 合成樹脂粉 2 金属パイプ 21 突起 22 溝 3 コ−ティング材 4 充填材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 15/08 A E04C 3/30 3/36 // B29K 105:04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属パイプ(2)の内側或いは外側に、
    廃材から成る木粉(11)と廃棄プラスチックから成る合
    成樹脂粉(12)とが少なくとも混合された原料を溶融し
    射出させてパイプ体(1)を形成し、且つ前記金属パイ
    プ(2)の内周面或いは外周面にコ−ティング材(3)
    を被着させたことを特徴とする建築用複合パイプ部材。
  2. 【請求項2】 金属パイプ(2)の外側に、廃材から成
    る木粉(11)と廃棄プラスチックから成る合成樹脂粉
    (12)とが少なくとも混合された原料を溶融し射出させ
    てパイプ体(1)を形成し、且つ前記金属パイプ(2)
    の内部に充填材(4)を充填させたことを特徴とする建
    築用複合パイプ部材。
  3. 【請求項3】 前記パイプ体(1)の外周面が、表面模
    様を付けたフィルムシ−ト或いは塗料などのコ−ティン
    グ材(3)で表面仕上げされた請求項1又は2記載の建
    築用複合パイプ部材。
  4. 【請求項4】 前記金属パイプ(2)の軸方向に複数本
    の溝(22)を設けて成る請求項1、2又は3記載の建築
    用複合パイプ部材。
  5. 【請求項5】 前記金属パイプ(2)の内側に多数の突
    起(21)を設けて成る請求項1、2又は3記載の建築用
    複合パイプ部材。
  6. 【請求項6】 前記コ−ティング材(3)が、塗料,フ
    ィルムシ−ト,接着剤の内の少なくとも1つ以上から成
    る請求項1、4又は5記載の建築用複合パイプ部材。
  7. 【請求項7】 前記充填材(4)が発泡樹脂である請求
    項2、3、4、5又は6記載の建築用複合パイプ部材。
  8. 【請求項8】 前記充填材(4)がモルタルである請求
    項2、3、4、5又は6記載の建築用複合パイプ部材。
  9. 【請求項9】 前記パイプ体(1)が、木粉(11)と合
    成樹脂粉(12)との混合比を同一にして少なくとも混合
    した原料を溶融し射出させて形成する請求項1、2、
    3、4、5、6、7又は8記載の建築用複合パイプ部
    材。
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