JPH0815409A - アンテナ回転信号発生回路 - Google Patents

アンテナ回転信号発生回路

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Publication number
JPH0815409A
JPH0815409A JP6150714A JP15071494A JPH0815409A JP H0815409 A JPH0815409 A JP H0815409A JP 6150714 A JP6150714 A JP 6150714A JP 15071494 A JP15071494 A JP 15071494A JP H0815409 A JPH0815409 A JP H0815409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
antenna
pulse
coordinate conversion
Prior art date
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Pending
Application number
JP6150714A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Ogura
浩一 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP6150714A priority Critical patent/JPH0815409A/ja
Publication of JPH0815409A publication Critical patent/JPH0815409A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 φA信号とφB信号の位相ずれが顕著となっ
た場合に生じるパルス信号の周期の乱れを防止する。 【構成】 φA信号又はφB信号の周期をnビットでカ
ウントアップする。カウントアップした周期の上位n−
3ビットをカウントダウンすることにより、φA信号又
はφB信号の1周期T内で23 回立ち上がるダウンカウ
ンタボロー信号を生成する。ダウンカウンタボロー信号
を22 =4分周することによりパルス信号を生成する。
得られたパルス信号の周期は一定、すなわちT1=T2
=T3…となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶用レーダ装置等に
搭載されるアンテナ回転信号発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3には、船舶用レーダ装置の一例構成
が示されている。
【0003】この図に示される空中線1は、水平面内に
おいて回転しながら無線信号を送信する機能を有してい
る。すなわち、空中線1は、ビームを水平面内で回転さ
せる機構の他、無線信号の送受信に係る送受信機を内蔵
している。CPU回路11から送受機制御回路10に送
信繰返し信号、送信パルス幅信号等が供給されると、送
受機制御回路10はこれに応じて送信トリガを発生さ
せ、空中線1の送受信機に供給する。送受信機は、この
送信トリガに応じて送信を行う。
【0004】このようにして送信された無線信号が自船
周囲の物標によって反射されると、反射波は空中線1に
よって受信される。空中線1の送受信機は受信した信号
について増幅、検波等の処理を実行し、得られた信号
(いわゆるエコー信号)をA/D変換回路2に供給す
る。A/D変換回路2は、このエコー信号をディジタル
信号に変換し、スイープメモリ3上に格納する。
【0005】一方、空中線1は、そのビーム方位に同期
してφA信号、φB信号等をアンテナ回転信号発生回路
6に出力する。φA信号及びφB信号は理想的には互い
に180°の位相差を有している。アンテナ回転信号発
生回路6は、φA信号及びφB信号の立上り(又は立下
り)に同期するパルス信号を発生させ、これを角度信号
制御回路7に供給する。このようにすると、例えば、4
096パルス/1回転のパルス信号を発生させる場合で
もφA、φBとして2048パルス/1回転の信号を使
用すれば足りるため、コストを抑制できる。角度信号制
御回路7は、アンテナ回転信号発生回路6から供給され
る信号を、空中線1のビーム方位を示す角度信号に変換
し、これを座標変換回路4に供給する。座標変換回路4
は、スイープメモリ3上に格納されたエコー信号につい
て、角度信号等に基づく座標変換を行う。すなわち、極
座標形式であるエコー信号を、CRT表示器9の画面に
対応する直交座標形式に座標変換する。座標変換の結果
は、レーダビデオとして、レーダ映像フレームメモリ5
上に格納される。なお、角度信号制御回路7の動作もC
PU回路11によって制御される。
【0006】また、このレーダ装置は、さらに、グラフ
ィック制御回路12及びグラフィックフレームメモリ1
3を備えている。グラフィック制御回路12は、CPU
回路11の制御の下、CRT表示器9の画面上に表示さ
せるべきマーカ等のグラフィックスを発生させ、これを
グラフィックフレームメモリ13上に格納する。レーダ
映像フレームメモリ50のレーダビデオとグラフイック
フレームメモリ13上のグラフィックスは合成され、D
/A変換回路8によりアナログ信号に変換される。得ら
れたアナログ信号、すなわち映像信号等の信号はCRT
表示器9に供給され、CRT表示器9の画面上にはレー
ダ映像と共にグラフィックスが表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来のレーダ装置においては、アンテ
ナ回転信号発生回路から出力されるパルス信号の周期に
誤差が生じると、顕著な場合には時間の不足が生じ、ア
ンテナ回転に同期したパルス信号の繰返し周期中に座標
変換回路における座標変換動作を終了できない場合が生
じるという問題があった。すなわち、図4に示されるよ
うに、アンテナ回転信号発生回路に供給されるφA信号
及びφB信号に位相ずれが発生している場合、φA信号
の立上り(又は立下り)に同期したパルス信号とφB信
号の立上り(又は立下り)に同期したパルス信号間の間
隔が均一ではなくなる。すなわち、T1≠T2≠T3…
となる。この結果、例えば図4においてT2で示される
ような短いパルス信号間隔においては、座標変換回路に
おける座標変換動作を完遂できなくなる。
【0008】このような問題点を解決するためには、φ
A信号とφB信号の位相ずれを低減すればよい。すなわ
ち、これらの信号の位相精度を高くすればよい。しか
し、このような方法によって図4のパルス信号の繰返し
周期を正確にしようとすると、多大なコストアップが生
じてしまう。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、座標変換の基礎と
なるパルス信号の繰返し周期に顕著な誤差が生じる可能
性がある場合に、φA信号及びφB信号双方を用いて生
成したパルス信号に代えて他の方法により生成したパル
ス信号を出力することにより、φA信号とφB信号の位
相ずれに左右されることなく、またコストアップを招く
ことなく、座標変換回路における座標変換動作を好適に
完遂可能にすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係るアンテナ回転信号発生回路は、
アンテナ角度の検出値を示す角度検出信号(φA信号ま
たはφB信号)の周期をnビット(n:6以上の自然
数)でカウントアップする手段と、カウントアップされ
た周期の上位n−iビット(i:3以上の自然数)をカ
ウントダウンすることによりアンテナの角度の変化に同
期し角度検出信号の2i 倍の繰返し周波数を有するボロ
ー信号を生成する手段と、ボロー信号を2j 分周(j:
自然数、j>i)することにより角度検出信号の2i-j
倍の周波数を有する代替パルス信号を生成し、座標変換
用に出力する手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明においては、まず、φA信号、φB信号
等の角度検出信号のいずれかについて、周期がnビット
でカウントアップされる。さらに、カウントアップによ
り得られた周期のn−iビットがカウントダウンされ
る。これにより、アンテナ角度の変化に同期し、角度検
出信号の2i 倍の繰返し周波数を有するボロー信号が得
られる。さらに、このボロー信号は2j 分周される。す
ると、角度検出信号の2i-j 倍の周波数を有する信号が
得られる。この信号、すなわち代替パルス信号は、座標
変換用に出力される。従って、本発明においては、代替
パルス信号を生成するにあたって1種類の角度検出信号
を用いるのみであるから、複数種類の角度検出信号(例
えばφA信号とφB信号)の間に位相ずれが生じている
場合であっても、この位相ずれに左右されることなく正
確な繰返し周期を有する代替パルス信号が得られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、本発明は、図3に示される装置
構成下において実施可能であるため、以下の説明では図
3の構成を前提とするが、本発明は図3の装置構成に限
定されるものではない。
【0013】図1には、本発明の一実施例に係るアンテ
ナ回転信号発生回路6の内部構成が示されている。この
実施例の回路は、コントロール回路14、カウントアッ
プ回路15、ラッチ回路16、カウントダウン回路17
及び分周回路18を備えている。
【0014】すなわち、コントロール回路14は、φA
信号及びφB信号のうちいずれかの周期を、所定周波数
を有するクロック信号を用いてnビットのカウントアッ
プ回路15によりカウントアップさせる。カウントアッ
プ回路15のカウントアップビット数nは、後述する上
位ビットラッチや分周が可能となるよう設定する。本実
施例の場合、ラッチ回路16におけるラッチビット数が
上位n−3ビット、分周回路18における分周比が4=
2 倍であるので、カウントアップ回路15におけるカ
ウントアップビット数nは少なくとも6以上とする必要
がある。ラッチ回路16は、コントロール回路14から
供給されるクロック信号に同期して、カウントアップ回
路15によってカウトンアップされる周期の上位n−3
ビットをラッチする。カウントダウン回路17は、クロ
ック信号に同期しながら、ラッチ回路16にラッチされ
た周期をカウントダウンする。すると、図2に示される
ように、φA信号又はφB信号の1周期T内に8=23
回立ち上るダウンカウンタボロー信号が得られる。この
ボロー信号は、分周器18によって4=22 分周され
る。この結果、図2に示されるように、φA信号又はφ
B信号の倍の周波数でかつそのデューティ比が50%と
なる一定周期のパルス信号が得られる。すなわち、T1
=T2=T3…のパルス信号が得られる。
【0015】従って、本実施例によれば、φA信号及び
φB信号のうちいずれかの周期Tのカウントアップ、カ
ウントダウン及び分周によって、一定周期を有するパル
ス信号が擬似的に得られる。このパルス信号を用いて角
度信号を発生させ、さらに座標変換回路4に供給した座
標変換を行わせた場合、周期が部分的に短くなることに
より座標変換のための時間が足りなくなるといった不具
合は生じなくなる。
【0016】さらに、本実施例によれば、アンテナ角度
に同期したパルス信号の精度を、カウンタ用クロック信
号の周波数を高めることや、カウントアップ回路15等
のカウントアップビット数nを増やすことで、向上させ
ることができる。また、図1に示される回路はゲートア
レイ等に一体に組み込むことができ、従って1チップで
実現できるから、安価で高精度な回路が得られることに
なる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
角度検出信号の周期をnビットでカウントアップし、そ
の周期の上位n−iビットをカウントダウンし、さらに
得られたボロー信号を2j 分周することにより代替パル
ス信号を生成するようにしているため、複数種類の角度
検出信号の間に位相ずれがあった場合にもこれに左右さ
れることなく一定周期の代替パルス信号を得ることがで
きる。従って、この代替パルス信号を基準として座標変
換を行った場合、座標変換動作のための時間が不足する
といった不具合が生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るアンテナ回転信号発生
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】この実施例におけるパルス信号発生動作を示す
タイミングチャートである。
【図3】レーダ装置の一例を示すブロック図である。
【図4】従来におけるパルス信号発生動作を示すタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
4 座標変換回路 6 アンテナ回転信号発生回路 14 コントロール回路 15 カウントアップ回路 16 ラッチ回路 17 カウントダウン回路 18 分周回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ角度の検出値を示す角度検出信
    号の周期をnビット(n:6以上の自然数)でカウント
    アップする手段と、 カウントアップされた周期の上位n−iビット(i:3
    以上の自然数)をカウントダウンすることによりアンテ
    ナの角度の変化に同期し角度検出信号の2倍の繰返し
    周波数を有するボロー信号を生成する手段と、 ボロー信号を2分周(j:自然数、j<i)すること
    により角度検出信号の2i−j倍の周波数を有する代替
    パルス信号を生成し、座標変換用に出力する手段と、 を備えることを特徴とするアンテナ回転信号発生回路。
JP6150714A 1994-07-01 1994-07-01 アンテナ回転信号発生回路 Pending JPH0815409A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6150714A JPH0815409A (ja) 1994-07-01 1994-07-01 アンテナ回転信号発生回路

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JP6150714A JPH0815409A (ja) 1994-07-01 1994-07-01 アンテナ回転信号発生回路

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Publication Number Publication Date
JPH0815409A true JPH0815409A (ja) 1996-01-19

Family

ID=15502807

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6150714A Pending JPH0815409A (ja) 1994-07-01 1994-07-01 アンテナ回転信号発生回路

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