JPH08153839A - 冷却体構造 - Google Patents

冷却体構造

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JPH08153839A
JPH08153839A JP6293483A JP29348394A JPH08153839A JP H08153839 A JPH08153839 A JP H08153839A JP 6293483 A JP6293483 A JP 6293483A JP 29348394 A JP29348394 A JP 29348394A JP H08153839 A JPH08153839 A JP H08153839A
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JP
Japan
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refrigerant
cooling
bubbles
cooling body
body structure
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Withdrawn
Application number
JP6293483A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Mochizuki
優宏 望月
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2250/00Arrangements for modifying the flow of the heat exchange media, e.g. flow guiding means; Particular flow patterns
    • F28F2250/08Fluid driving means, e.g. pumps, fans

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】冷却体構造に関するもので、特に基板に実装さ
れた発熱部品の動作温度を保証するために、その発熱部
品を冷却、具体的には液冷で冷却させる冷却体構造に関
し、冷媒を循環させるためのポンプ7を小型化する。 【構成】冷媒が循環する流路4と、該冷媒の循環を誘う
気泡5を発生させる気泡発生手段と、発生された気泡を
蓄える気体層5aと、該冷媒を冷却ファン8によって強
制空冷する冷却機構とを有し、該気体層5aと気泡発生
手段とは接続されており、該気体層の気体を気泡として
発生させるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却体構造に関するも
ので、特に基板に実装された発熱部品の動作温度を保証
するために、その発熱部品を冷却、具体的には液冷で冷
却させる冷却体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、図6に示すように、冷却プレー
ト64の内部には矢印方向に冷媒が循環する流路65が
形成されており、入水側および排水側の末端には配管接
続用のカプラ64aが形成されている。
【0003】このカプラ64aには配管66が接続さ
れ、冷却プレート64と配管66とを循環して接続する
ことで、冷却プレート64から排水された冷媒は再び冷
却プレート64に入水されることとなる。
【0004】その配管66の途中には冷媒を循環させる
ための機構、つまり、冷媒68を貯蓄するタンク67
と、冷媒68をタンク67から吐出し冷却プレート64
側へと導くポンプと、ポンプ69から吐出された冷媒
(この冷媒は冷却プレート64内を循環したものである
ためその冷媒温度は上昇している)を所定温度まで冷却
するための熱交換器70と、その熱交換器を強制空冷す
る冷却ファン72とその冷却ファン72を駆動させるた
めの駆動モータ71が形成されている。
【0005】この冷却プレート64には、基板60にバ
ンプ61を介して実装されたLSI等の発熱部品62
が、密着精度を高めるサーマルグリース63を介して当
接される。よって発熱部品62は液冷にて冷却される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしなから、従来の
構造では、配管系が長く、冷媒の圧力損失が大きいため
大きい出力を有するポンプが必要となる。また冷媒を送
るために大型のポンプが必要であるといった問題があっ
た。
【0007】従って、本発明では冷媒を循環させるため
のポンプを小型化すること目的とするものである。また
別の目的として、そのポンプを使用しないで冷媒を循環
させるようにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、冷媒が循環
する流路と、該冷媒の循環を誘う気泡を発生させる気泡
発生手段と、発生された気泡を蓄える気体層と、該冷媒
を冷却ファンによって強制空冷する冷却機構とを有し、
該気体層と気泡発生手段とは接続されており、該気体層
の気体を気泡として発生させるものであることを特徴と
する冷却体構造によって、また、前記気泡発生手段は前
記気体層の気体を吸引し、気泡として発生させるための
ポンプを有しており、該ポンプの駆動モータは前記冷却
機構が有する冷却ファンの駆動モータと兼用されている
ことを特徴とする請求項1に記載の冷却体構造によっ
て、また、冷媒が循環する流路と、被冷却物を冷却する
ことで発生する気泡を蓄える気体層と、該冷媒を強制空
冷する冷却機構と、該冷媒の循環を補佐する傾斜部とを
有し、該気泡によって冷媒の循環を誘っていることを特
徴とする冷却体構造によって、また、前記冷媒によって
冷却される発熱部材が当接されることを特徴とする請求
項1乃至3のいずれか1項に記載の冷却体構造によっ
て、また、電子機器の筺体として形成されることを特徴
とする請求項1乃至4のいずれか1項に機構の冷却体構
造によって達成することができる。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、冷媒を直接循環させるた
めのポンプを用いず気泡を発生させ、この気泡によって
冷媒を循環させるように誘っている。つまり、気泡の存
在する冷媒の比重は低くなるため、気泡が混在された冷
媒はその比重が軽い方へと移動する。この移動によって
冷媒の循環が発生する。
【0010】請求項2の発明では、気泡を発生させるた
めのにポンプを有しているが、圧力損失が配管を流れる
冷媒に対して小さいので小型のポンプで済む。また、ポ
ンプを兼用しているため冷却体の小型化も可能となる。
【0011】請求項3の発明では、積極的に気泡を発生
させる気泡発生手段を設けず、被冷却物を冷却すること
で発生する気泡を利用して、請求項1と同様に比重差を
発生させ、その比重差に伴う冷媒の移動が発生する。但
し、請求項1の発明る比べ冷媒を移動させるパワーが弱
いので、それを補う意味で冷媒の移動を補佐する傾斜部
を設け、この傾斜に沿って冷媒の移動が発生する。
【0012】請求項4の発明では、その内部に流れる冷
媒によって発熱部品を冷却することができる。請求項5
の発明では、冷却体を電子機器の筺体として兼ねること
で、装置の小型化を実現することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す図であ
る。
【0014】図2は冷却体の斜視図である。図3は本発
明の第2の実施例を示す図である。図4は本発明の第3
の実施例を示す図である。
【0015】図5は本発明の第4の実施例を示す図であ
る。まず第1の実施例について説明する。図1に示すよ
うに、冷却体3はその内部に冷媒が流動する流路4を有
し、矢印に示すようにして冷媒が循環する。また冷却体
3には接続口3bが形成され、この接続口3bにパイプ
6が接続されている。パイプ6の途中にはポンプ7が配
置され、ポンプ7を介してパイプ6が冷却体3の接続口
3cに接続されている。
【0016】このパイプ6は冷却体3の気体層5aに蓄
えられた気体を接続口3bから吸引し、接続口3cを介
して冷却体3の流路4に気泡5として排出することで流
路4内の冷媒を循環させるものである。つまり、冷媒の
中に気泡5が混在されることで流路4内の冷媒と気泡5
との間に比重差が発生し、比重の軽い気泡5がその上方
へと流動することで、流路4内における冷媒の移動が行
われる。
【0017】気泡5はその上方へ移動することで気体層
5aに蓄えられ、この気体層5aに蓄えられた気体をポ
ンプ7で吸引して再び気泡5として流路4内に戻され
る。尚、このポンプ7は図示しないモータによって駆動
されている。しかし、このポンプ7のモータの出力トル
クはその対象が気体であり圧力損失が小さいため、モー
タのパワーは小さくてすみ。
【0018】冷却体3の外側側面3aには冷却対象とな
るLSI等の発熱部品2が基板1上にバンプ2aを介し
て実装され、冷却体3と発熱部品2との間には密着精度
を高めるためのサーマルグリース2bが塗布されてい
る。
【0019】また、冷却体3の流路4の一部には発熱部
品2の発熱を吸収して温度上昇した冷媒を所定の温度、
つまり発熱部品2を冷却保証できる温度まで下げるため
に、冷媒を冷却する機構、例えばラジエータ構造10が
設けられている。この機構10は図2に示すように、放
熱特性の良い材質から構成され、冷媒が通る部分10a
と、熱交換部10bが形成されている。このように形成
されたラジエータ構造10に対して、特にラジエータ構
造10の熱交換部10bに対して冷却ファン8で発生さ
せた冷風を衝突させ、強制空冷される。この冷却ファン
8は駆動モータ9によって駆動されている。
【0020】第1の実施例では、気泡5によって冷媒の
移動を誘ったが、その作用に加えてラジエータ構造10
によって冷媒を冷却することで、冷媒にその入水側と排
水側に温度差が発生し、これが冷媒を移動させる要因と
もなる。
【0021】次に第2の実施例について図3を用いて説
明する。尚、構造上第1の実施例と同様の部分はその説
明を省略する。第1の実施例ではポンプ7と冷却ファン
8はそれぞれモータによって駆動させるとして説明した
が、第2の実施例ではこのモータ11をポンプ7と冷却
ファン8の駆動用として兼用させたものである。1つの
モータ11を兼用させることで冷却体3の小型化を図る
ことができる。
【0022】次に第3の実施例について図4を用いて説
明する。これも第1および第2の実施例と同様の部分は
その説明を省略する。第3の実施例では第1の実施例お
よび第2の実施例で用いていた気泡を発生させるための
ポンプやパイプを用いていない。つまり、第3の実施例
では発熱部品2を冷却する時に流路4内に発生する気泡
(気泡発生ルートは点線の矢印で示す)によって冷媒と
気泡との間の比重差によって冷媒を図中上方に移動させ
るようにしている。
【0023】但し、これだけでは充分に冷媒を流路4内
で移動させることが難しいので、それをサポートするた
めに流路4の一部、望ましくはラジエータ構造10の一
部の側面に移動方向に沿ってその下流側が下がった形状
の傾斜部12を形成し、冷媒がこの傾斜部12に沿って
移動させるようにしている。また、上記したように発熱
部品2を冷却することによって温度上昇した冷媒を冷却
するラジエータ構造10の入水側と排水側との間に温度
差が発生し、このこれが冷媒を移動させる要因ともな
る。
【0024】第3の実施例によればポンプや配管および
ポンプ駆動用のモータを一切用いないので、冷却体の小
型化を図ることができ、また騒音対策にも有利となる。
次に第4の実施例について図5を用いて説明する。
【0025】第4の実施例は第1〜第3の実施例におけ
る冷却体を電子機器の筺体50に埋設したもの、言い換
えれば冷却体自身で筺体50を構成するようにしたもの
である。よって筺体50の材質は伝熱性に優れた材質か
らなる金属で構成することが望ましい。
【0026】筺体50の内部には各種ユニット53,5
3が収納されており、筺体50の流路52内を流動する
冷媒を冷却するためのラジエータ構造51が形成され、
そのラジエータ構造51は駆動モータ9の駆動による冷
却ファン8によって強制空冷されている。
【0027】また、筺体50の側面(外側と内側の一
方、またその両方)には、複数の発熱部品54,・・・
が接触されており、筺体50の流路52を流れる冷媒と
の間による熱交換によって気泡56が発生する。この気
泡56によって比重の差が発生し筺体50の流路52内
を冷媒が循環する。またラジエータ構造10を冷却する
ことによる冷媒の温度差によっても冷媒を循環させる作
用が働く。無論第3の実施例のように傾斜部を筺体に設
け、より冷媒が循環し易くなるように工夫を加えること
も充分可能である。
【0028】尚、筺体50の外側側面に実装された発熱
部品54は外部との接触をカバーするためのカバー部材
55を取り付けることが望ましく、また筺体50の側面
と発熱部品54との間には密着精度を高めるためにグリ
ース等を塗布しておくことが望ましい。
【0029】図5中54は電子機器を床面に設置するた
めの台足である。第4の実施例によると、通常空間とな
ったりしてデッドスペースとなる筺体の内側空間を利用
して冷却体を構成することで、装置の小型化が望める。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、冷
媒に気泡を混在させその比重差を利用して冷媒を循環さ
せるようにしたので、特別パワーの大きなポンプやモー
タを使用する必要性がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】冷却体の斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図6】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 基板, 2 発熱部品, 3 冷却体, 4 流路, 5 気泡, 5a 気体層, 6 パイプ, 7 ポンプ, 8 冷却ファン, 9 モータ, 10 ラジエータ構造,

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒が循環する流路と、 該冷媒の循環を誘う気泡を発生させる気泡発生手段と、 発生された気泡を蓄える気体層と、 該冷媒を冷却ファンによって強制空冷する冷却機構とを
    有し、 該気体層と気泡発生手段とは接続されており、該気体層
    の気体を気泡として発生させるものであることを特徴と
    する冷却体構造。
  2. 【請求項2】 前記気泡発生手段は前記気体層の気体を
    吸引し、気泡として発生させるためのポンプを有してお
    り、該ポンプの駆動モータは前記冷却機構が有する冷却
    ファンの駆動モータと兼用されていることを特徴とする
    請求項1に記載の冷却体構造。
  3. 【請求項3】 冷媒が循環する流路と、 被冷却物を冷却することで発生する気泡を蓄える気体層
    と、 該冷媒を強制空冷する冷却機構と、 該冷媒の循環を補佐する傾斜部とを有し、 該気泡によって冷媒の循環を誘っていることを特徴とす
    る冷却体構造。
  4. 【請求項4】 前記冷媒によって冷却される発熱部材が
    当接されていることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項に記載の冷却体構造。
  5. 【請求項5】 電子機器の筺体として形成されることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に機構の冷却
    体構造。
JP6293483A 1994-11-28 1994-11-28 冷却体構造 Withdrawn JPH08153839A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008035579A1 (fr) * 2006-09-19 2008-03-27 Nec Corporation Appareil de refroidissement

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008035579A1 (fr) * 2006-09-19 2008-03-27 Nec Corporation Appareil de refroidissement
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Effective date: 20020205