JPH08153281A - レストラン料金精算システム - Google Patents
レストラン料金精算システムInfo
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- JPH08153281A JPH08153281A JP29256794A JP29256794A JPH08153281A JP H08153281 A JPH08153281 A JP H08153281A JP 29256794 A JP29256794 A JP 29256794A JP 29256794 A JP29256794 A JP 29256794A JP H08153281 A JPH08153281 A JP H08153281A
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- tableware
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- tray
- restaurant
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Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】不慣れな操作者あるいは利用者の操作によって
も料金精算が可能なレストラン料金精算システムを提供
する。 【構成】カフェテリア方式のレストランで、料理を盛り
付ける食器10に食器種別を識別する導電性材もしくは
磁性材でできた識別マーク11を付与し、食器10の識
別マーク11を読み取る手段20と、食器種別と料理単
価の対応テーブル80を備え、識別マーク読み取り手段
により識別した食器種別ごとに対応テーブルを参照し
て、食器が載せられている盆単位に一括料金計算を行う
レストラン料金精算システム。
も料金精算が可能なレストラン料金精算システムを提供
する。 【構成】カフェテリア方式のレストランで、料理を盛り
付ける食器10に食器種別を識別する導電性材もしくは
磁性材でできた識別マーク11を付与し、食器10の識
別マーク11を読み取る手段20と、食器種別と料理単
価の対応テーブル80を備え、識別マーク読み取り手段
により識別した食器種別ごとに対応テーブルを参照し
て、食器が載せられている盆単位に一括料金計算を行う
レストラン料金精算システム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カフェテリア方式のレ
ストランにおいて用いるに好適な、無人での運用も可能
なレストラン料金精算システムに関する。
ストランにおいて用いるに好適な、無人での運用も可能
なレストラン料金精算システムに関する。
【0002】
【従来の技術】利用者が好みにより単品料理を自由に組
み合わせて選択できるカフェテリア方式のレストランに
おける料金精算システムでは、レジ担当者が選択された
単品料理の品名あるいは価格をレジスタに登録すること
により、利用者の合計利用金額を算出し料金精算を行っ
ている。利用者は現金で料金を支払う。あるいは、レス
トラン店頭での現金の取り扱いを省略するために、カー
ドリーダライタを料金精算システムに組み込み、プリペ
イドカード,クレジットカード,IDカードなどを利用
した料金支払いも行われる。精算結果のデータはファイ
ルに記録され、必要により随時取り出せるように構成さ
れている。
み合わせて選択できるカフェテリア方式のレストランに
おける料金精算システムでは、レジ担当者が選択された
単品料理の品名あるいは価格をレジスタに登録すること
により、利用者の合計利用金額を算出し料金精算を行っ
ている。利用者は現金で料金を支払う。あるいは、レス
トラン店頭での現金の取り扱いを省略するために、カー
ドリーダライタを料金精算システムに組み込み、プリペ
イドカード,クレジットカード,IDカードなどを利用
した料金支払いも行われる。精算結果のデータはファイ
ルに記録され、必要により随時取り出せるように構成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は人手に依存
しているので、入力ミスなどの間違いが起こりやすく、
また、レジ担当者が不慣れな場合には処理に時間がかか
るという問題がある。これを解決するには、利用者が自
由に選択した単品料理をなんらかの手段により識別する
ことができればよく、その結果、料金精算を自動化する
こともできる。料理そのものを識別するのは現在のとこ
ろ困難であるので、料理と料理を盛り付ける食器との対
応関係を利用して、食器を識別することにより、料金精
算システムを構成する。
しているので、入力ミスなどの間違いが起こりやすく、
また、レジ担当者が不慣れな場合には処理に時間がかか
るという問題がある。これを解決するには、利用者が自
由に選択した単品料理をなんらかの手段により識別する
ことができればよく、その結果、料金精算を自動化する
こともできる。料理そのものを識別するのは現在のとこ
ろ困難であるので、料理と料理を盛り付ける食器との対
応関係を利用して、食器を識別することにより、料金精
算システムを構成する。
【0004】食器を識別する方法として、イメージ認識
手段を利用する方法が、特開昭60−21891号,特開平5−
204940号公報に開示されている。イメージ認識手段を利
用する方法は、識別対象である食器に新たな加工を施す
必要がなく、従来の料金精算システムからの移行を考え
た場合に優れた方法である。しかし、イメージ認識手段
は受動的な手段であるので、外的条件の影響を受けやす
く、誤識別,識別不能につながる。つまり、食器をはみ
出すように料理が盛り付けられていたり、イメージセン
サから見た投影図上で食器が接していたり、重なってい
たりした場合には、正しく識別できない。また、照明光
や外光によって生じる陰影によっても識別は影響を受け
る。さらに、食器のイメージをセンサで取得する光学系
には、被写界深度などの光学的な制約条件が存在するた
めに、食器の高さなど大きさが制限を受ける。また、食
器の色も重要な識別条件であるが、イメージ認識手段の
判別能力によっては、食欲を減退させるような色の組み
合わせを選択せざるを得ない場合がある。すなわち、料
理にふさわしい食器を自由に選択できないという問題が
ある。
手段を利用する方法が、特開昭60−21891号,特開平5−
204940号公報に開示されている。イメージ認識手段を利
用する方法は、識別対象である食器に新たな加工を施す
必要がなく、従来の料金精算システムからの移行を考え
た場合に優れた方法である。しかし、イメージ認識手段
は受動的な手段であるので、外的条件の影響を受けやす
く、誤識別,識別不能につながる。つまり、食器をはみ
出すように料理が盛り付けられていたり、イメージセン
サから見た投影図上で食器が接していたり、重なってい
たりした場合には、正しく識別できない。また、照明光
や外光によって生じる陰影によっても識別は影響を受け
る。さらに、食器のイメージをセンサで取得する光学系
には、被写界深度などの光学的な制約条件が存在するた
めに、食器の高さなど大きさが制限を受ける。また、食
器の色も重要な識別条件であるが、イメージ認識手段の
判別能力によっては、食欲を減退させるような色の組み
合わせを選択せざるを得ない場合がある。すなわち、料
理にふさわしい食器を自由に選択できないという問題が
ある。
【0005】本発明の目的は、熟練していないレジ担当
者、あるいは利用者本人が操作しても、短時間で間違い
なく料金を精算することが可能なレストラン料金精算シ
ステムを提供することにある。
者、あるいは利用者本人が操作しても、短時間で間違い
なく料金を精算することが可能なレストラン料金精算シ
ステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】食器を確実に識別できれ
ば料金精算を行うことができる。かつ、料理に適した食
器を制約を受けずに自由に選択するために、食器種別に
対応した識別マークを、食器の形に依存しない形状で食
器に付与する。すなわち、カフェテリア方式のレストラ
ンにおける料金精算システムにおいて、料理を盛り付け
る食器に食器種別を識別する識別マークを付与し、前記
食器の識別マークを読み取る手段と、前記食器種別と単
価の対応テーブルを備え、前記識別マーク読み取り手段
により識別した食器種別ごとに前記対応テーブルを参照
して、前記食器が載せられている非導電性かつ非磁性材
で構成された盆単位に一括料金計算を行う。
ば料金精算を行うことができる。かつ、料理に適した食
器を制約を受けずに自由に選択するために、食器種別に
対応した識別マークを、食器の形に依存しない形状で食
器に付与する。すなわち、カフェテリア方式のレストラ
ンにおける料金精算システムにおいて、料理を盛り付け
る食器に食器種別を識別する識別マークを付与し、前記
食器の識別マークを読み取る手段と、前記食器種別と単
価の対応テーブルを備え、前記識別マーク読み取り手段
により識別した食器種別ごとに前記対応テーブルを参照
して、前記食器が載せられている非導電性かつ非磁性材
で構成された盆単位に一括料金計算を行う。
【0007】識別を確実に行うために、陶磁器,木,ガ
ラス,プラスチックなどで作られる食器に、明らかに異
なる材料である導電性材料及び/もしくは磁性材料で識
別マークを構成する。
ラス,プラスチックなどで作られる食器に、明らかに異
なる材料である導電性材料及び/もしくは磁性材料で識
別マークを構成する。
【0008】食器の識別マーク読み取り手段で確実に識
別マークを読み取るには、識別マークが識別マーク読み
取り手段に対向し、できるだけ近い距離を通過するのが
望ましい。そこで、食器を載せた盆を置く処理装置上面
に識別マーク読み取り手段を設け、盆底面をはさんで対
向する食器外側底面に識別マークを設ける。
別マークを読み取るには、識別マークが識別マーク読み
取り手段に対向し、できるだけ近い距離を通過するのが
望ましい。そこで、食器を載せた盆を置く処理装置上面
に識別マーク読み取り手段を設け、盆底面をはさんで対
向する食器外側底面に識別マークを設ける。
【0009】食器を盆上にどのように置くかは利用者の
自由であり、一意に決めることができない。そのため、
識別マーク読み取り手段上を通過するときに、方向性を
有する識別マークでは検出後の識別処理が複雑になる。
そこで、方向性を持たない同心円状に構成した識別マー
クを用いる。
自由であり、一意に決めることができない。そのため、
識別マーク読み取り手段上を通過するときに、方向性を
有する識別マークでは検出後の識別処理が複雑になる。
そこで、方向性を持たない同心円状に構成した識別マー
クを用いる。
【0010】食器は使用後、洗浄される。その際に、洗
浄ブラシでこすられたり、食器同士がぶつかったりす
る。あるいは、蒸気滅菌では熱、さらには漂白剤などに
さらされたりする。これらの外的な力で識別マークがと
れないように保護層を設ける。
浄ブラシでこすられたり、食器同士がぶつかったりす
る。あるいは、蒸気滅菌では熱、さらには漂白剤などに
さらされたりする。これらの外的な力で識別マークがと
れないように保護層を設ける。
【0011】識別マークに導電性材料を用いた場合には
渦電流の発生、軟磁性材料を用いた場合には透磁率の変
化、硬磁性材料を用いた場合には着磁パターンが検出対
象となる。いずれも磁界変化をひきおこすので、識別マ
ーク読み取り手段には磁界変化を検出する検出手段を設
ける。一般的には、金属検出センサあるいは磁気ヘッド
と呼ばれる。
渦電流の発生、軟磁性材料を用いた場合には透磁率の変
化、硬磁性材料を用いた場合には着磁パターンが検出対
象となる。いずれも磁界変化をひきおこすので、識別マ
ーク読み取り手段には磁界変化を検出する検出手段を設
ける。一般的には、金属検出センサあるいは磁気ヘッド
と呼ばれる。
【0012】食器は盆上の任意の位置に置かれ、識別マ
ーク読み取り手段上を通過する。つまり、食器の通過位
置を規定することができない。そこで、磁界変化を検出
する検出手段の各要素を概ね直線アレー状に配置し、ど
の位置を食器が通過しても識別可能とする。概ね直線ア
レー状に配置するというのは、処理装置のデザインを拘
束しないためである。
ーク読み取り手段上を通過する。つまり、食器の通過位
置を規定することができない。そこで、磁界変化を検出
する検出手段の各要素を概ね直線アレー状に配置し、ど
の位置を食器が通過しても識別可能とする。概ね直線ア
レー状に配置するというのは、処理装置のデザインを拘
束しないためである。
【0013】食器種別の識別マークを確実に識別するた
めに、識別マークの最小単位である同心円の最小直径よ
りも概ね短い間隔で、磁界変化を検出する検出手段の各
要素を配置する。
めに、識別マークの最小単位である同心円の最小直径よ
りも概ね短い間隔で、磁界変化を検出する検出手段の各
要素を配置する。
【0014】利用者によっては、食器を載せた盆を識別
マーク読み取り手段上を往復させる可能性がある。二度
読みを避けるために、挿入時だけ識別マークを読み取る
ように、移動方向の検出手段を設ける。また、食器を載
せた盆が識別マーク読み取り手段上を横切る速度は一定
とは限らず、利用者によっても異なる。識別マークを確
実に読み取る上で不都合であるので、識別マークと特定
の関係を有する位置検出手段で識別マーク読み取りのタ
イミングを制御する。移動方向検出手段と位置検出手段
は兼ねることが可能である。また、別に設けてもよい。
マーク読み取り手段上を往復させる可能性がある。二度
読みを避けるために、挿入時だけ識別マークを読み取る
ように、移動方向の検出手段を設ける。また、食器を載
せた盆が識別マーク読み取り手段上を横切る速度は一定
とは限らず、利用者によっても異なる。識別マークを確
実に読み取る上で不都合であるので、識別マークと特定
の関係を有する位置検出手段で識別マーク読み取りのタ
イミングを制御する。移動方向検出手段と位置検出手段
は兼ねることが可能である。また、別に設けてもよい。
【0015】移動方向および位置検出手段には、複数本
の光束を概ね直線アレー状に配置し、食器を載せた盆が
光束を横切ったことを反射光式あるいは透過光式に検出
する光学的手段を設けることにより行う。概ね直線アレ
ー状に配置するのは、処理装置のデザインを拘束しない
ためである。
の光束を概ね直線アレー状に配置し、食器を載せた盆が
光束を横切ったことを反射光式あるいは透過光式に検出
する光学的手段を設けることにより行う。概ね直線アレ
ー状に配置するのは、処理装置のデザインを拘束しない
ためである。
【0016】食器の識別マークを検出する上で、食器を
載せた盆の移動を利用者の手によって行っていたので
は、速度が一定にならず、識別が不安定となる。概ね一
定の移動速度を確保するために、盆を載せるベルトコン
ベア,ローラコンベアなどの機械的な移動手段を設け
る。あるいは、逆に、盆は置いたままとして、識別マー
ク読み取り手段を移動させるために、リニアスライダな
どの機械的な移動手段を設ける。もちろん、両者ともに
移動させるような移動手段を設けてもよい。
載せた盆の移動を利用者の手によって行っていたので
は、速度が一定にならず、識別が不安定となる。概ね一
定の移動速度を確保するために、盆を載せるベルトコン
ベア,ローラコンベアなどの機械的な移動手段を設け
る。あるいは、逆に、盆は置いたままとして、識別マー
ク読み取り手段を移動させるために、リニアスライダな
どの機械的な移動手段を設ける。もちろん、両者ともに
移動させるような移動手段を設けてもよい。
【0017】従来のレストラン料金精算システムは、精
算をカードで行っている。レストラン料金精算システム
を広く普及させるために、現金取扱手段を設けた。
算をカードで行っている。レストラン料金精算システム
を広く普及させるために、現金取扱手段を設けた。
【0018】
【作用】本発明による料金精算システムでは、利用者が
メニューから好みにより単品料理を自由に選択して組み
合わせて載せた盆を、食器識別マーク読み取り手段上を
相対的に移動させることにより、食器に付与された食器
種別識別マークを食器識別マーク読み取り手段が読み取
り、食器種別を識別する。これをあらかじめ作成されて
いる食器種別と料理単価の対応テーブルを参照すること
により、盆に載せられた料理の合計利用金額を算出し、
表示する。これに基づいて、現金あるいは各種カードで
税金を含む料金精算を行う。つまり、レジ担当者により
単品料理を識別し、レジスタに登録するという人手を介
する操作がないので、入力ミスなどによる間違いがなく
なる。また、操作も盆を食器識別マーク読み取り手段上
を相対的に移動させるだけなので、処理スピードが向上
する。操作はレストランのレジ担当者が行い確認をする
のが望ましいが、これに限定されるわけではなく、利用
者本人が行ってもよい。すなわち、レストランにとって
無人運用が可能である。その分、他のサービスの充実が
可能になる。なお、曜日,季節や物価変動などによる料
理の変更,単価の変更は、データメンテナンス用端末か
ら食器種別と単価の対応テーブルの内容を変更,追加,
削除できるようにしている。通信を介して情報の送受を
行うようにすれば、ファイルサーバ内の対応テーブルを
修正することにより、各レストラン料金精算システムの
処理装置に修正の影響を及ぼすことができる。
メニューから好みにより単品料理を自由に選択して組み
合わせて載せた盆を、食器識別マーク読み取り手段上を
相対的に移動させることにより、食器に付与された食器
種別識別マークを食器識別マーク読み取り手段が読み取
り、食器種別を識別する。これをあらかじめ作成されて
いる食器種別と料理単価の対応テーブルを参照すること
により、盆に載せられた料理の合計利用金額を算出し、
表示する。これに基づいて、現金あるいは各種カードで
税金を含む料金精算を行う。つまり、レジ担当者により
単品料理を識別し、レジスタに登録するという人手を介
する操作がないので、入力ミスなどによる間違いがなく
なる。また、操作も盆を食器識別マーク読み取り手段上
を相対的に移動させるだけなので、処理スピードが向上
する。操作はレストランのレジ担当者が行い確認をする
のが望ましいが、これに限定されるわけではなく、利用
者本人が行ってもよい。すなわち、レストランにとって
無人運用が可能である。その分、他のサービスの充実が
可能になる。なお、曜日,季節や物価変動などによる料
理の変更,単価の変更は、データメンテナンス用端末か
ら食器種別と単価の対応テーブルの内容を変更,追加,
削除できるようにしている。通信を介して情報の送受を
行うようにすれば、ファイルサーバ内の対応テーブルを
修正することにより、各レストラン料金精算システムの
処理装置に修正の影響を及ぼすことができる。
【0019】食器に付与される食器種別識別マークは、
確実に識別できるように構成されている。すなわち、識
別マークを構成する材料は食器材料とは明らかに異なる
ので、食器識別マーク読み取り手段で確実に読み取るこ
とができる。また、食器識別マーク読み取り手段の近く
を通るような食器の位置に付与されているので、大きな
信号変化を食器識別マーク読み取り手段に与えることが
できる。同心円状のマーク形状は読み取りに方向性を持
たないので、食器がどのような方向で盆上に置かれて
も、食器識別マーク読み取り手段を横切れば読み取るこ
とができる。マーク形状は点対象であるので、検出信号
にも対称性が現れる。対称性が現れない場合は異常とし
て、再度食器識別マーク読み取り手段を横切らせるよう
に表示を出すなどして、読み取りの確実性を向上させる
ことができる。保護層は、食器を洗浄する際に、識別マ
ークが洗浄ブラシでこすられたり、食器同士がぶつかっ
たりして、摩耗,破損することから保護する。あるい
は、蒸気滅菌では熱、さらには漂白剤などにさらされる
場合もあるので、これらの外的な力で識別マークが取れ
ないように保護する。
確実に識別できるように構成されている。すなわち、識
別マークを構成する材料は食器材料とは明らかに異なる
ので、食器識別マーク読み取り手段で確実に読み取るこ
とができる。また、食器識別マーク読み取り手段の近く
を通るような食器の位置に付与されているので、大きな
信号変化を食器識別マーク読み取り手段に与えることが
できる。同心円状のマーク形状は読み取りに方向性を持
たないので、食器がどのような方向で盆上に置かれて
も、食器識別マーク読み取り手段を横切れば読み取るこ
とができる。マーク形状は点対象であるので、検出信号
にも対称性が現れる。対称性が現れない場合は異常とし
て、再度食器識別マーク読み取り手段を横切らせるよう
に表示を出すなどして、読み取りの確実性を向上させる
ことができる。保護層は、食器を洗浄する際に、識別マ
ークが洗浄ブラシでこすられたり、食器同士がぶつかっ
たりして、摩耗,破損することから保護する。あるい
は、蒸気滅菌では熱、さらには漂白剤などにさらされる
場合もあるので、これらの外的な力で識別マークが取れ
ないように保護する。
【0020】識別マークに導電性材料を用いた場合には
渦電流の発生、軟磁性材料を用いた場合には透磁率の変
化、硬磁性材料を用いた場合には着磁パターンが検出対
象となり、いずれも磁界変化をひきおこすので、磁界変
化を検出する検出手段によりこれを検出する。この検出
方法によれば、検出手段と対象物の間に空間が存在して
もよい。イメージ認識手段を利用する場合と異なり、こ
の空間に他の物体が存在してもよい。ただし、導電性あ
るいは磁性を有する物体が存在するのは好ましくない。
具体的には、金属製の盆を使用すると、これに遮へいさ
れて識別マークを検出することができなくなる。しか
し、盆の材質としてプラスチック,木材も多く使われて
いるので、金属製を使用している場合には材質を変更す
ることで、本発明によるレストラン料金精算システムを
導入することができる。
渦電流の発生、軟磁性材料を用いた場合には透磁率の変
化、硬磁性材料を用いた場合には着磁パターンが検出対
象となり、いずれも磁界変化をひきおこすので、磁界変
化を検出する検出手段によりこれを検出する。この検出
方法によれば、検出手段と対象物の間に空間が存在して
もよい。イメージ認識手段を利用する場合と異なり、こ
の空間に他の物体が存在してもよい。ただし、導電性あ
るいは磁性を有する物体が存在するのは好ましくない。
具体的には、金属製の盆を使用すると、これに遮へいさ
れて識別マークを検出することができなくなる。しか
し、盆の材質としてプラスチック,木材も多く使われて
いるので、金属製を使用している場合には材質を変更す
ることで、本発明によるレストラン料金精算システムを
導入することができる。
【0021】磁界変化を検出する検出手段の各要素を概
ね直線アレー状に配置するので、どの位置を盆に載った
食器が横切っても、読み取ることができる。
ね直線アレー状に配置するので、どの位置を盆に載った
食器が横切っても、読み取ることができる。
【0022】食器の識別マークの最小単位である同心円
の最小直径よりも概ね短い間隔で磁界変化を検出する検
出手段の各要素を配置するので、食器種別の識別マーク
を確実に識別することができる。
の最小直径よりも概ね短い間隔で磁界変化を検出する検
出手段の各要素を配置するので、食器種別の識別マーク
を確実に識別することができる。
【0023】複数本の光束を概ね直線アレー状に配置し
た光学式位置センサを、食器を載せた盆が横切れば、反
射光式の場合には盆によって反射された光が受光センサ
に入る。透過光式の場合には、盆によって光束が遮へい
され受光センサに届かない。いずれにしても、時間との
関係で光束の動きを見れば、盆の移動方向を検出でき
る。光学式位置センサの素子間隔は、通常金属検出セン
サなどの素子間隔よりも短い。そこで、光学式位置セン
サの素子に光が入射するごとあるいは遮へいされるごと
にパルスを発生させ、これを読み取るタイミング基準信
号として金属検出センサで信号を取り込めば、盆の移動
速度が変動しても、常に同じ距離間隔で識別マークの信
号を読み取ることができ、安定した識別を行うことがで
きる。
た光学式位置センサを、食器を載せた盆が横切れば、反
射光式の場合には盆によって反射された光が受光センサ
に入る。透過光式の場合には、盆によって光束が遮へい
され受光センサに届かない。いずれにしても、時間との
関係で光束の動きを見れば、盆の移動方向を検出でき
る。光学式位置センサの素子間隔は、通常金属検出セン
サなどの素子間隔よりも短い。そこで、光学式位置セン
サの素子に光が入射するごとあるいは遮へいされるごと
にパルスを発生させ、これを読み取るタイミング基準信
号として金属検出センサで信号を取り込めば、盆の移動
速度が変動しても、常に同じ距離間隔で識別マークの信
号を読み取ることができ、安定した識別を行うことがで
きる。
【0024】ベルトコンベア,ローラコンベアなどに盆
を載せ機械的に移動させれば、食器識別マーク読み取り
手段上の移動速度をほぼ一定にできるので、識別マーク
の読み取りを安定してできる。精算処理終了で盆を自動
的に排出させれば、利用者には盆を取り上げる時点が分
かりやすい。
を載せ機械的に移動させれば、食器識別マーク読み取り
手段上の移動速度をほぼ一定にできるので、識別マーク
の読み取りを安定してできる。精算処理終了で盆を自動
的に排出させれば、利用者には盆を取り上げる時点が分
かりやすい。
【0025】リニアスライダなどで食器識別マーク読み
取り手段を移動させ、盆は利用者が置いたままとすれ
ば、食器識別マーク読み取り手段の移動速度をほぼ一定
にできるので、識別マークの読み取りを安定して行うこ
とができる。盆を移動させないので、スープ,味噌汁な
ど液状の料理をこぼすことがない。
取り手段を移動させ、盆は利用者が置いたままとすれ
ば、食器識別マーク読み取り手段の移動速度をほぼ一定
にできるので、識別マークの読み取りを安定して行うこ
とができる。盆を移動させないので、スープ,味噌汁な
ど液状の料理をこぼすことがない。
【0026】現金取扱手段を設けることにより、精算方
法がカードだけに限定されることがなくなり、広く不特
定多数の人が利用するレストランに適したレストラン料
金精算システムとなる。
法がカードだけに限定されることがなくなり、広く不特
定多数の人が利用するレストランに適したレストラン料
金精算システムとなる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の一実施例であるカフェテリア方
式レストランにおける料金精算システムのブロック図で
ある。本システムは、料理を盛り付けられた食器種別を
示す識別マーク11を付与された食器10,識別マーク
を読み取るためのマークリーダ20,食器が載せられた
盆15の移動方向と位置を検出する位置検出センサ2
5,位置検出センサ25からの信号を受けマークリーダ
20が識別マーク11を読み取るタイミング信号を発生
させるタイミング回路30,盆15をマークリーダ20
を横切るように移動させ精算後排出するベルトコンベア
35,利用者が精算に利用する各種カードから個人識別
番号,利用残高などの必要なデータを読み取り、精算後
利用残高を更新するなどの書き込みを行うカードリーダ
ライタ40,利用者が精算を現金で行う場合に紙幣,硬
貨を受け入れて、精算後釣り銭がある場合にはこれを放
出する現金取扱機構50,システムが識別マーク11を
読み取りミスした場合などの例外的な処理をレジ担当者
がシステムに入力するキーボード62,精算金額を明示
したり、操作のガイダンスなどを表示する表示器64,
料理の変更,単価の変更などを行うためのデータメンテ
ナンス用端末66,料理と食器種別と単価との対応を記
録する価格テーブルファイル80,本料金精算システム
での売り上げを記録する売上データファイル82,売上
データファイル82から抽出される料金後払いの請求先
となる利用者個人ごと、カード会社ごとにまとめられる
請求データファイル84,レシートや価格テーブルなど
の管理データを印字出力するプリンタ68,他の料金精
算システムや他のコンピュータとの間で、価格テーブル
や請求データなどのデータを通信するための通信装置7
0、そしてこれらを制御する処理装置60から構成され
ている。
する。図1は、本発明の一実施例であるカフェテリア方
式レストランにおける料金精算システムのブロック図で
ある。本システムは、料理を盛り付けられた食器種別を
示す識別マーク11を付与された食器10,識別マーク
を読み取るためのマークリーダ20,食器が載せられた
盆15の移動方向と位置を検出する位置検出センサ2
5,位置検出センサ25からの信号を受けマークリーダ
20が識別マーク11を読み取るタイミング信号を発生
させるタイミング回路30,盆15をマークリーダ20
を横切るように移動させ精算後排出するベルトコンベア
35,利用者が精算に利用する各種カードから個人識別
番号,利用残高などの必要なデータを読み取り、精算後
利用残高を更新するなどの書き込みを行うカードリーダ
ライタ40,利用者が精算を現金で行う場合に紙幣,硬
貨を受け入れて、精算後釣り銭がある場合にはこれを放
出する現金取扱機構50,システムが識別マーク11を
読み取りミスした場合などの例外的な処理をレジ担当者
がシステムに入力するキーボード62,精算金額を明示
したり、操作のガイダンスなどを表示する表示器64,
料理の変更,単価の変更などを行うためのデータメンテ
ナンス用端末66,料理と食器種別と単価との対応を記
録する価格テーブルファイル80,本料金精算システム
での売り上げを記録する売上データファイル82,売上
データファイル82から抽出される料金後払いの請求先
となる利用者個人ごと、カード会社ごとにまとめられる
請求データファイル84,レシートや価格テーブルなど
の管理データを印字出力するプリンタ68,他の料金精
算システムや他のコンピュータとの間で、価格テーブル
や請求データなどのデータを通信するための通信装置7
0、そしてこれらを制御する処理装置60から構成され
ている。
【0028】次に、本システムにおける利用者の流れと
精算処理の概要について、図1及び図2に示す本システ
ムをスタンドアローン型に構成した斜視図によって説明
する。本システムを使用するレストラン側の担当者は、
あらかじめデータメンテナンス用端末66を使い、料理
と食器種別と単価との対応を価格テーブルファイル80
に記録しておく。料理,価格に変更がある場合には価格
テーブルファイル80の更新を随時行う。また、カード
での利用が可能なカード種別、あるいは個人の識別デー
タを請求データファイル84の所定欄に記録しておく。
レストランの営業開始時には、本システムの起動処理
を、営業憶了時には終了処理を行う。営業時間では、メ
ニューに示されるいろいろな単品料理が識別マーク11
を付与された食器10に盛り付けられて、配膳カウンタ
に置かれる。レストラン利用者は、入り口でまず盆15
を手に取り、配膳カウンタに置かれた単品料理から好み
により自由に選択,組み合わせて、盆15に載せる。盆
15はプラスチック製、もしくは木製である。形状は任
意でよいが、多くは長方形,円形である。料理を選択し
終わった利用者は、配膳カウンタの出口に置かれている
本料金精算システムの処理装置60の前に進む。そこで
利用者は、案内表示をしている表示器64の指示および
処理装置60上面の矢印案内標識72の案内に従い、盆
15を矢印案内標識72の部分に置く。すると、反射光
式に構成した位置検出センサ25の利用者側部分の素子
が、盆底面からの反射光を受光し、装置60に盆15が
載せられたことを検出する。これにより、ベルトコンベ
ア35に起動され、盆15をマークリーダ20を横切る
ように装置奥に向かい搬送する。その際、装置上面に設
けられた凸部36が盆15をガイドする。マークリーダ
20を盆15がすべて横切れば、搬送は停止する。一番
奥まで搬送されたにもかかわらず、マークリーダ20を
盆15がすべて横切っていないと検出された場合には、
盆15の置き方が悪かったと考えられる。そこで、ベル
トコンベア35を逆回転させ、盆15を利用者側に排出
し、表示器64に正しい置き方を明示した上で、置き直
すよう利用者に促す。盆15の移動に伴い、位置検出セ
ンサ25は利用者側の素子から順に反射光を受光する。
この受光信号をもとにタイミング回路30は、読み取り
タイミング信号をマークリーダ20に供給する。マーク
リーダ20は、与えられたタイミングで食器10に付与
された識別マーク11を読み取る。位置信号を基準に食
器の識別マーク11を読み取るので、盆15の移動速度
変動の影響を受けない。マークリーダ20は構成する各
素子が識別マーク11を読み取って得た信号を解析し
て、盆15に載せられている食器10の食器種別と個数
を処理装置60に通知する。処理装置60は、この結果
により価格テーブルファイル80を参照して、利用者が
購入した料理の品名と価格,個数及び合計金額,税額を
表示器64に明示する。この表示が正しければ、次に精
算処理に移る。表示に間違いあるいは疑問がある場合に
は、利用者はキーボード62にある操作取消ボタンを押
して操作を取り消して再度やり直すか、同じくキーボー
ド62にある係員呼出ボタンを押してレジ担当者を呼び
出す。
精算処理の概要について、図1及び図2に示す本システ
ムをスタンドアローン型に構成した斜視図によって説明
する。本システムを使用するレストラン側の担当者は、
あらかじめデータメンテナンス用端末66を使い、料理
と食器種別と単価との対応を価格テーブルファイル80
に記録しておく。料理,価格に変更がある場合には価格
テーブルファイル80の更新を随時行う。また、カード
での利用が可能なカード種別、あるいは個人の識別デー
タを請求データファイル84の所定欄に記録しておく。
レストランの営業開始時には、本システムの起動処理
を、営業憶了時には終了処理を行う。営業時間では、メ
ニューに示されるいろいろな単品料理が識別マーク11
を付与された食器10に盛り付けられて、配膳カウンタ
に置かれる。レストラン利用者は、入り口でまず盆15
を手に取り、配膳カウンタに置かれた単品料理から好み
により自由に選択,組み合わせて、盆15に載せる。盆
15はプラスチック製、もしくは木製である。形状は任
意でよいが、多くは長方形,円形である。料理を選択し
終わった利用者は、配膳カウンタの出口に置かれている
本料金精算システムの処理装置60の前に進む。そこで
利用者は、案内表示をしている表示器64の指示および
処理装置60上面の矢印案内標識72の案内に従い、盆
15を矢印案内標識72の部分に置く。すると、反射光
式に構成した位置検出センサ25の利用者側部分の素子
が、盆底面からの反射光を受光し、装置60に盆15が
載せられたことを検出する。これにより、ベルトコンベ
ア35に起動され、盆15をマークリーダ20を横切る
ように装置奥に向かい搬送する。その際、装置上面に設
けられた凸部36が盆15をガイドする。マークリーダ
20を盆15がすべて横切れば、搬送は停止する。一番
奥まで搬送されたにもかかわらず、マークリーダ20を
盆15がすべて横切っていないと検出された場合には、
盆15の置き方が悪かったと考えられる。そこで、ベル
トコンベア35を逆回転させ、盆15を利用者側に排出
し、表示器64に正しい置き方を明示した上で、置き直
すよう利用者に促す。盆15の移動に伴い、位置検出セ
ンサ25は利用者側の素子から順に反射光を受光する。
この受光信号をもとにタイミング回路30は、読み取り
タイミング信号をマークリーダ20に供給する。マーク
リーダ20は、与えられたタイミングで食器10に付与
された識別マーク11を読み取る。位置信号を基準に食
器の識別マーク11を読み取るので、盆15の移動速度
変動の影響を受けない。マークリーダ20は構成する各
素子が識別マーク11を読み取って得た信号を解析し
て、盆15に載せられている食器10の食器種別と個数
を処理装置60に通知する。処理装置60は、この結果
により価格テーブルファイル80を参照して、利用者が
購入した料理の品名と価格,個数及び合計金額,税額を
表示器64に明示する。この表示が正しければ、次に精
算処理に移る。表示に間違いあるいは疑問がある場合に
は、利用者はキーボード62にある操作取消ボタンを押
して操作を取り消して再度やり直すか、同じくキーボー
ド62にある係員呼出ボタンを押してレジ担当者を呼び
出す。
【0029】精算処理は現金での取り扱いとカードでの
取り扱いに分けられる。併用も可能である。現金での取
り扱いでは、利用者は料理の合計金額を紙幣あるいは硬
貨で支払う。利用者は紙幣あるいは硬貨を、それぞれ現
金取扱機構50の紙幣挿入口51,硬貨投入口52に入
れる。精算金額以上投入されたら売買が成立したものと
して、現金取扱機構50は成立信号を処理装置60に通
知する。処理装置60は売上データファイル82に売り
上げを記録し、プリンタ68にレシートを印字させ、カ
ード出入口41から利用客に放出する。現金取扱機構5
0は投入された金額から精算金額を受け取り、釣り銭が
ある場合には現金返却口53に放出し利用客に返却す
る。利用客がレシートと、釣り銭がある場合には釣り銭
を受け取ったのを確認したら、処理装置60はベルトコ
ンベア35を逆回転させ、盆15を利用者側に排出させ
る。表示器64は精算処理終了と盆15をお取り下さい
の旨を明示する。利用客が盆15を取り上げたのを、位
置検出センサ25で確認したら、表示器64には次の利
用者への案内を明示する。
取り扱いに分けられる。併用も可能である。現金での取
り扱いでは、利用者は料理の合計金額を紙幣あるいは硬
貨で支払う。利用者は紙幣あるいは硬貨を、それぞれ現
金取扱機構50の紙幣挿入口51,硬貨投入口52に入
れる。精算金額以上投入されたら売買が成立したものと
して、現金取扱機構50は成立信号を処理装置60に通
知する。処理装置60は売上データファイル82に売り
上げを記録し、プリンタ68にレシートを印字させ、カ
ード出入口41から利用客に放出する。現金取扱機構5
0は投入された金額から精算金額を受け取り、釣り銭が
ある場合には現金返却口53に放出し利用客に返却す
る。利用客がレシートと、釣り銭がある場合には釣り銭
を受け取ったのを確認したら、処理装置60はベルトコ
ンベア35を逆回転させ、盆15を利用者側に排出させ
る。表示器64は精算処理終了と盆15をお取り下さい
の旨を明示する。利用客が盆15を取り上げたのを、位
置検出センサ25で確認したら、表示器64には次の利
用者への案内を明示する。
【0030】カードでの取り扱いでは、利用者はカード
をカード出入口41に挿入する。カードリーダライタ4
0は挿入されたカードを搬送し、カードデータを読み取
る。このデータで処理装置60は、カードの有効性を請
求データファイル84の所定欄に記録されたデータを参
照して判定する。規約上、オンラインでの有効性判定が
必要なカードの場合には、通信装置70を介してカード
会社などに所定の問い合わせを行う。挿入されたカード
が有効であった場合には、売買が成立したものとして以
下の処理を行う。処理装置60は売上データファイル8
2に売り上げを記録し、後払い扱いの場合には請求デー
タファイル84の所定欄にも記録する。カードリーダラ
イタ40は利用残高を更新するなど所定の書き込みをカ
ードに行い、カード出入口41から利用客に放出する。
プリンタ68はレシートを印字し、カード出入口41か
らカードに合わせて利用客に放出する。利用客がカード
とレシートを受け取ったのを確認したら、処理装置60
はベルトコンベア35を逆回転させ、盆15を利用者側
に排出させる。表示器64は精算処理終了と盆15をお
取り下さいの旨を明示する。利用客が盆15を取り上げ
たのを、位置検出センサ25で確認したら、表示器64
には次の利用者への案内を明示する。
をカード出入口41に挿入する。カードリーダライタ4
0は挿入されたカードを搬送し、カードデータを読み取
る。このデータで処理装置60は、カードの有効性を請
求データファイル84の所定欄に記録されたデータを参
照して判定する。規約上、オンラインでの有効性判定が
必要なカードの場合には、通信装置70を介してカード
会社などに所定の問い合わせを行う。挿入されたカード
が有効であった場合には、売買が成立したものとして以
下の処理を行う。処理装置60は売上データファイル8
2に売り上げを記録し、後払い扱いの場合には請求デー
タファイル84の所定欄にも記録する。カードリーダラ
イタ40は利用残高を更新するなど所定の書き込みをカ
ードに行い、カード出入口41から利用客に放出する。
プリンタ68はレシートを印字し、カード出入口41か
らカードに合わせて利用客に放出する。利用客がカード
とレシートを受け取ったのを確認したら、処理装置60
はベルトコンベア35を逆回転させ、盆15を利用者側
に排出させる。表示器64は精算処理終了と盆15をお
取り下さいの旨を明示する。利用客が盆15を取り上げ
たのを、位置検出センサ25で確認したら、表示器64
には次の利用者への案内を明示する。
【0031】挿入されたカードが有効でなかった場合に
は、処理装置60は表示器64にその旨を表示し、現金
での取引を利用者に促す。現金での取引が不都合な利用
者は、キーボード62にある操作取消ボタンあるいは係
員呼出ボタンを押す。この場合には、操作取消ボタンに
係員呼出ボタンの機能も合わせ持たせる。呼び出された
担当者は、利用客と相談して問題を解決する。
は、処理装置60は表示器64にその旨を表示し、現金
での取引を利用者に促す。現金での取引が不都合な利用
者は、キーボード62にある操作取消ボタンあるいは係
員呼出ボタンを押す。この場合には、操作取消ボタンに
係員呼出ボタンの機能も合わせ持たせる。呼び出された
担当者は、利用客と相談して問題を解決する。
【0032】精算が終了した利用者は、料金精算システ
ムの処理装置60から盆15を取り上げ、その後、箸,
フォーク,ナイフ,スプーン、あるいはパック入りの砂
糖,ミルクなどを取り、適当なテーブルに向かい、喫食
する。
ムの処理装置60から盆15を取り上げ、その後、箸,
フォーク,ナイフ,スプーン、あるいはパック入りの砂
糖,ミルクなどを取り、適当なテーブルに向かい、喫食
する。
【0033】後払い扱いの料金は、所定の期間、例えば
1か月間で請求データファイル84を集計し、通信装置
70を介して、あるいは他の方法で、カード会社宛て、
もしくは利用者個人宛てに請求し、徴収する。
1か月間で請求データファイル84を集計し、通信装置
70を介して、あるいは他の方法で、カード会社宛て、
もしくは利用者個人宛てに請求し、徴収する。
【0034】別の実施例として、本料金精算システムを
小型に構成し、配膳カウンタ組み込み型とした図3につ
いて説明する。特記しない部分についての構成,動作は
スタンドアローン型の場合と同じである。本実施例で
は、料金精算システムを小型に構成するために、盆の移
動手段と現金取扱手段を構成要素として持たない。レス
トラン利用者は、入り口で盆15を取り、配膳カウンタ
の前に設けられている複数本の横棒で構成されている盆
置き16の上に置く。利用者は、配膳カウンタに置かれ
た単品料理を自由に選択,組み合わせて盆15に載せな
がら、盆15を盆置き16の上を滑らせて移動する。本
料金精算システムは、配膳カウンタの移動の最後の部分
に設けられている。利用者は、それまでの移動と同じ要
領で本料金精算システムの処理装置60の上を、盆15
を滑らせる。すると、反射光式に構成された位置検出セ
ンサ25が、盆底面からる反射光を受光し、装置60に
盆15が載せられたことを検出し、この受光信号をもと
にタイミング回路30は、読み取りタイミング信号をマ
ークリーダ20に供給する。盆15が通過する可能性の
ある領域をすべてカバーする形で設けられているマーク
リーダ20は、与えられたタイミングで食器10に付与
された識別マーク11を読み取り、盆15に載せられて
いる食器10の食器種別と個数を処理装置60を通知す
る。処理装置60は、この結果により価格テーブルファ
イル80を参照して、利用者が購入した料理の品名と価
格,個数及び合計金額,税額を表示器64に明示する。
この表示が正しければ、利用者はカードをカード出入口
41に挿入する。処理装置60は必要な精算処理を行っ
た後、レシートとともにカードをカード出入口41から
返却する。利用者は箸などを取った後、適当なテーブル
で喫食する。表示に間違いあるいは疑問がある場合に
は、利用者は盆15をこれまでとは逆方向に処理装置6
0上を滑らせ、操作を取り消す。これは、位置検出セン
サ25で盆15の移動方向を監視し、逆方向移動の場合
には操作取り消しを意味すると定義することにより可能
である。操作取消ボタンを設けてもよい。再度精算のた
めの操作を行っても、表示に間違いあるいは疑問がある
場合には、係員呼出ボタン63を押してレジ担当者を呼
び出す。本実施例は、カード専用システムとして構成さ
れているので、利用者を特定できる社員食堂,独自のプ
リペイドカードを発行しているレストランなどの場合、
特に有効である。精算処理は、カードに記録されている
情報の読み書きだけであり、現金処理を含む場合よりも
早く行えるので、一時期に多人数の集中する社員食堂な
どに向いたシステムである。
小型に構成し、配膳カウンタ組み込み型とした図3につ
いて説明する。特記しない部分についての構成,動作は
スタンドアローン型の場合と同じである。本実施例で
は、料金精算システムを小型に構成するために、盆の移
動手段と現金取扱手段を構成要素として持たない。レス
トラン利用者は、入り口で盆15を取り、配膳カウンタ
の前に設けられている複数本の横棒で構成されている盆
置き16の上に置く。利用者は、配膳カウンタに置かれ
た単品料理を自由に選択,組み合わせて盆15に載せな
がら、盆15を盆置き16の上を滑らせて移動する。本
料金精算システムは、配膳カウンタの移動の最後の部分
に設けられている。利用者は、それまでの移動と同じ要
領で本料金精算システムの処理装置60の上を、盆15
を滑らせる。すると、反射光式に構成された位置検出セ
ンサ25が、盆底面からる反射光を受光し、装置60に
盆15が載せられたことを検出し、この受光信号をもと
にタイミング回路30は、読み取りタイミング信号をマ
ークリーダ20に供給する。盆15が通過する可能性の
ある領域をすべてカバーする形で設けられているマーク
リーダ20は、与えられたタイミングで食器10に付与
された識別マーク11を読み取り、盆15に載せられて
いる食器10の食器種別と個数を処理装置60を通知す
る。処理装置60は、この結果により価格テーブルファ
イル80を参照して、利用者が購入した料理の品名と価
格,個数及び合計金額,税額を表示器64に明示する。
この表示が正しければ、利用者はカードをカード出入口
41に挿入する。処理装置60は必要な精算処理を行っ
た後、レシートとともにカードをカード出入口41から
返却する。利用者は箸などを取った後、適当なテーブル
で喫食する。表示に間違いあるいは疑問がある場合に
は、利用者は盆15をこれまでとは逆方向に処理装置6
0上を滑らせ、操作を取り消す。これは、位置検出セン
サ25で盆15の移動方向を監視し、逆方向移動の場合
には操作取り消しを意味すると定義することにより可能
である。操作取消ボタンを設けてもよい。再度精算のた
めの操作を行っても、表示に間違いあるいは疑問がある
場合には、係員呼出ボタン63を押してレジ担当者を呼
び出す。本実施例は、カード専用システムとして構成さ
れているので、利用者を特定できる社員食堂,独自のプ
リペイドカードを発行しているレストランなどの場合、
特に有効である。精算処理は、カードに記録されている
情報の読み書きだけであり、現金処理を含む場合よりも
早く行えるので、一時期に多人数の集中する社員食堂な
どに向いたシステムである。
【0035】次に、いろいろな食器10にどのように識
別マーク11を付与するかを、図4,図5を参照しなが
ら説明する。食器には椀,鉢,皿,グラスなどいろいろ
な種類がある。また、それぞれに深さの浅深,大きさの
大中小,形状の円形,角形,多角形など種類が多い。大
きくは高台をもつものともたないものに分けられる。
別マーク11を付与するかを、図4,図5を参照しなが
ら説明する。食器には椀,鉢,皿,グラスなどいろいろ
な種類がある。また、それぞれに深さの浅深,大きさの
大中小,形状の円形,角形,多角形など種類が多い。大
きくは高台をもつものともたないものに分けられる。
【0036】図4は、高台をもつ食器の例である。例示
したものは、円形の茶碗,円形の皿,角形の深鉢であ
る。識別マーク11は、食器外側,底面につける。この
位置は、識別マーク11を読み取る際に、盆15の底面
をはさんでマークリーダ20に対向する最も近い位置
で、確実な読み取りに有効である。また、食器外側の場
合は、料理と直接接触することがないので、内側につけ
る場合より衛生上安全である。底面は利用者から見えな
いので、食器のデザインに与える影響もない。高台があ
る場合には、高台に保護され、盆やほかの食器と接触す
る機会が減り、識別マーク11は破損しにくくなるか
ら、図4に示すように高台内に識別マーク11をつける
のが望ましい。高台内につけるには、識別マーク11の
最大外径が制限を受ける。その最大外径は、多くの食器
の高台の大きさを考慮して、概ね40mm程度が適当であ
る。もちろん、これより外径の小さい高台も存在する
が、その場合には高台の外側にも識別マーク11はつけ
られる。識別マーク11の大きさが食器種別ごとに異な
っていると、識別のための信号処理が複雑になる。一つ
のレストラン料金精算システムでは、識別マーク11の
最大外径は定められているのが望ましい。その最大外径
は、食器の高台の大きさを考慮したさきほどの40mm程
度が適当である。識別マーク11は同心円状であり、そ
の径の大きさに重みをつけて符号化されている。最大外
径の部分に所定の幅、例えば5mm程度の幅で同心円を描
き、これをいわゆるスタート記号,ストップ記号とし
て、識別のための信号処理の際に他の識別マーク11と
の区別に利用する。この最大外径部分の同心円は、食器
種別に関係なくすべての識別マーク11に付与する。図
4に示されている識別マーク11の最外周の同心円が、
これを示す。識別のための信号処理が複雑になってもよ
いのであれば、識別マーク11に大きさの制限はない。
したものは、円形の茶碗,円形の皿,角形の深鉢であ
る。識別マーク11は、食器外側,底面につける。この
位置は、識別マーク11を読み取る際に、盆15の底面
をはさんでマークリーダ20に対向する最も近い位置
で、確実な読み取りに有効である。また、食器外側の場
合は、料理と直接接触することがないので、内側につけ
る場合より衛生上安全である。底面は利用者から見えな
いので、食器のデザインに与える影響もない。高台があ
る場合には、高台に保護され、盆やほかの食器と接触す
る機会が減り、識別マーク11は破損しにくくなるか
ら、図4に示すように高台内に識別マーク11をつける
のが望ましい。高台内につけるには、識別マーク11の
最大外径が制限を受ける。その最大外径は、多くの食器
の高台の大きさを考慮して、概ね40mm程度が適当であ
る。もちろん、これより外径の小さい高台も存在する
が、その場合には高台の外側にも識別マーク11はつけ
られる。識別マーク11の大きさが食器種別ごとに異な
っていると、識別のための信号処理が複雑になる。一つ
のレストラン料金精算システムでは、識別マーク11の
最大外径は定められているのが望ましい。その最大外径
は、食器の高台の大きさを考慮したさきほどの40mm程
度が適当である。識別マーク11は同心円状であり、そ
の径の大きさに重みをつけて符号化されている。最大外
径の部分に所定の幅、例えば5mm程度の幅で同心円を描
き、これをいわゆるスタート記号,ストップ記号とし
て、識別のための信号処理の際に他の識別マーク11と
の区別に利用する。この最大外径部分の同心円は、食器
種別に関係なくすべての識別マーク11に付与する。図
4に示されている識別マーク11の最外周の同心円が、
これを示す。識別のための信号処理が複雑になってもよ
いのであれば、識別マーク11に大きさの制限はない。
【0037】図5は、高台をもたない食器の例である。
例示したものは、円形の皿,タンブラー,脚をもつゴブ
レットである。識別マーク11は、高台をもつ食器の場
合と同様に、食器外側,底面に、同様の形状をつける。
しかし、この位置では高台がある場合と異なり、盆やほ
かの食器と接触しやすいので、次に述べる保護層で識別
マーク11を確実に保護する必要がある。
例示したものは、円形の皿,タンブラー,脚をもつゴブ
レットである。識別マーク11は、高台をもつ食器の場
合と同様に、食器外側,底面に、同様の形状をつける。
しかし、この位置では高台がある場合と異なり、盆やほ
かの食器と接触しやすいので、次に述べる保護層で識別
マーク11を確実に保護する必要がある。
【0038】図6は、食器10に付与した識別マーク1
1付近の断面図である。高台のある茶碗の高台内に付与
した識別マーク11と、識別マーク11を保護するため
に識別マーク11上に設けた保護層12が構成されてい
る。識別マーク11は、導電性材料及び/もしくは磁性
材料を用い、印刷,化学処理,蒸着,スパッタリングな
どの方法で、食器10に付与される。必要に応じて、食
器10は前処理される。マーク材料の選択は、マークリ
ーダ20との組み合わせに依存する。導電性材料は、銀
合金,銅合金,アルミニウム合金などが用いられる。磁
性材料は、鉄,鉄合金,コバルト合金,ニッケル合金な
どのメタル,フェライトなどの磁性酸化物が用いられ
る。保護層12は、食器10を洗浄する際に洗浄ブラシ
でこすられたり、食器同士がぶつかったり、あるいは蒸
気滅菌での高温,漂白処理での薬剤などで識別マーク1
1が損傷を受けたり、摩耗することから保護する機能を
もつ。このために、フッ素系高分子化学合物,アミド系
高分子化合物,アクリル系高分子化合物などを、塗布,
焼き付け処理などで、識別マーク11上に構成し、保護
層12とする。識別マーク11と保護層12を付与した
部分の外観は、プリント基板、あるいはフレキシブルな
プリント基板の回路パターンの部分に類似する。識別マ
ーク11を導電性材料及び磁性材料で構成し、マークリ
ーダ20にそれぞれを検出できるセンサを配置すれば、
特に次のように効果がある。すなわち、導電性材料を描
いた識別パターンと磁性材料で描いた識別パターンを同
一とすれば、読み取り結果を相互に参照し、同一性を確
認することにより、識別マーク読み取りの信頼性が向上
する。導電性材料で描いた識別パターンと磁性材料で描
いた識別パターンを異なるものとすれば、識別件数の増
加を図ることができる。
1付近の断面図である。高台のある茶碗の高台内に付与
した識別マーク11と、識別マーク11を保護するため
に識別マーク11上に設けた保護層12が構成されてい
る。識別マーク11は、導電性材料及び/もしくは磁性
材料を用い、印刷,化学処理,蒸着,スパッタリングな
どの方法で、食器10に付与される。必要に応じて、食
器10は前処理される。マーク材料の選択は、マークリ
ーダ20との組み合わせに依存する。導電性材料は、銀
合金,銅合金,アルミニウム合金などが用いられる。磁
性材料は、鉄,鉄合金,コバルト合金,ニッケル合金な
どのメタル,フェライトなどの磁性酸化物が用いられ
る。保護層12は、食器10を洗浄する際に洗浄ブラシ
でこすられたり、食器同士がぶつかったり、あるいは蒸
気滅菌での高温,漂白処理での薬剤などで識別マーク1
1が損傷を受けたり、摩耗することから保護する機能を
もつ。このために、フッ素系高分子化学合物,アミド系
高分子化合物,アクリル系高分子化合物などを、塗布,
焼き付け処理などで、識別マーク11上に構成し、保護
層12とする。識別マーク11と保護層12を付与した
部分の外観は、プリント基板、あるいはフレキシブルな
プリント基板の回路パターンの部分に類似する。識別マ
ーク11を導電性材料及び磁性材料で構成し、マークリ
ーダ20にそれぞれを検出できるセンサを配置すれば、
特に次のように効果がある。すなわち、導電性材料を描
いた識別パターンと磁性材料で描いた識別パターンを同
一とすれば、読み取り結果を相互に参照し、同一性を確
認することにより、識別マーク読み取りの信頼性が向上
する。導電性材料で描いた識別パターンと磁性材料で描
いた識別パターンを異なるものとすれば、識別件数の増
加を図ることができる。
【0039】マークリーダ20でどのように食器10の
識別マーク11を読み取るかについて、図7を参照して
説明する。マークリーダ20,位置検出センサ25とも
にそれぞれ、より小さい要素21,26から構成されて
いて、各要素は概ね直線アレー状に配置されている。マ
ークリーダ20は、処理装置60上面に盆15の移動方
向に概ね直交するように、位置検出センサ25は移動方
向と概ね同一方向に向くように配置されている。位置検
出センサ25の各要素26は、本実施例の場合、光学式
として、発光素子と受光素子がある角度をもち、隣接し
て配置されている。発光素子は処理装置60から上方に
向かって、光束を出す。受光素子は、処理装置60上面
付近で盆15の底面に当たって反射する光だけを受け、
物体の存在を検出する。物体がなくても受光素子は周囲
の光を受光するので、誤検出を避けるために、特定の波
長を使用する、光を周波数変調するなどの対策が望まれ
る。位置検出センサ25は、発光素子と受光素子を対向
させて、その間に常時発光側の光束を設け、この光束を
物体が遮ることで物体を検出する。透過光方式で構成し
てもよい。マークリーダ20と同じ原理で、識別マーク
11の移動速度を検出することができるので、これから
位置を検出してもよい。マークリーダ20そのものから
得られる信号を利用して、位置を検出してもよい。マー
クリーダ20は、一般に金属検出センサ、あるいは磁気
ヘッドと呼ばれるものを要素とする。マークリーダ20
と位置検出センサ25の個々の要素の配列ピッチは、一
般に位置検出センサ25の方が非常に短い。そこで、位
置検出センサ要素26が盆15を検出するごとに信号を
タイミング回路30に供給する。タイミング回路30
は、得られた信号を倍周あるいは分周その他必要な処理
をして、マークリーダ20に供給する。マークリーダ2
0は、このタイミング信号で識別マーク11の読み取り
波形をA/D変換し、識別処理にかける。このため、マ
ークリーダ20は識別マーク11を識別に十分な距離分
解能で読み取ることができる。位置を基準に識別マーク
11を読み取るので、利用者が手で盆15を移動させる
ために生じる速度変動の影響は受けない。
識別マーク11を読み取るかについて、図7を参照して
説明する。マークリーダ20,位置検出センサ25とも
にそれぞれ、より小さい要素21,26から構成されて
いて、各要素は概ね直線アレー状に配置されている。マ
ークリーダ20は、処理装置60上面に盆15の移動方
向に概ね直交するように、位置検出センサ25は移動方
向と概ね同一方向に向くように配置されている。位置検
出センサ25の各要素26は、本実施例の場合、光学式
として、発光素子と受光素子がある角度をもち、隣接し
て配置されている。発光素子は処理装置60から上方に
向かって、光束を出す。受光素子は、処理装置60上面
付近で盆15の底面に当たって反射する光だけを受け、
物体の存在を検出する。物体がなくても受光素子は周囲
の光を受光するので、誤検出を避けるために、特定の波
長を使用する、光を周波数変調するなどの対策が望まれ
る。位置検出センサ25は、発光素子と受光素子を対向
させて、その間に常時発光側の光束を設け、この光束を
物体が遮ることで物体を検出する。透過光方式で構成し
てもよい。マークリーダ20と同じ原理で、識別マーク
11の移動速度を検出することができるので、これから
位置を検出してもよい。マークリーダ20そのものから
得られる信号を利用して、位置を検出してもよい。マー
クリーダ20は、一般に金属検出センサ、あるいは磁気
ヘッドと呼ばれるものを要素とする。マークリーダ20
と位置検出センサ25の個々の要素の配列ピッチは、一
般に位置検出センサ25の方が非常に短い。そこで、位
置検出センサ要素26が盆15を検出するごとに信号を
タイミング回路30に供給する。タイミング回路30
は、得られた信号を倍周あるいは分周その他必要な処理
をして、マークリーダ20に供給する。マークリーダ2
0は、このタイミング信号で識別マーク11の読み取り
波形をA/D変換し、識別処理にかける。このため、マ
ークリーダ20は識別マーク11を識別に十分な距離分
解能で読み取ることができる。位置を基準に識別マーク
11を読み取るので、利用者が手で盆15を移動させる
ために生じる速度変動の影響は受けない。
【0040】盆15に載せられた食器10の識別マーク
11が、図7に示すように、マークリーダ20の各要素
21を横切ると、その読み取り信号は、図7(b)に示
すようになる。S1の信号を例にとれば、センサ要素に
識別マーク11のスタート記号となる最外周の同心円が
かかると、出力が現れる。次の同心円にかかると同じよ
うに出力が現れるが、今回は同心円の幅の広さが出力に
反映される。中心の同心円でも同じように出力が現れ
る。…と続いて、最後のストップ記号となる最外周の同
心円にかかり、出力が現れる。この後、このセンサ要素
をさらに別の食器10が通過すれば、同じように出力が
現れる。別々の食器10につけられた識別マーク11間
の距離は、通常は40mm程度よりも広い。S3,S4の
信号の場合、センサ要素に識別マーク11の同心円の幅
の一部分しかかからない場合があり、読み取り信号の出
力値が低くなる。この読み取り信号を、タイミング回路
30から供給されるタイミング信号でA/D変換して、
識別処理を行う。
11が、図7に示すように、マークリーダ20の各要素
21を横切ると、その読み取り信号は、図7(b)に示
すようになる。S1の信号を例にとれば、センサ要素に
識別マーク11のスタート記号となる最外周の同心円が
かかると、出力が現れる。次の同心円にかかると同じよ
うに出力が現れるが、今回は同心円の幅の広さが出力に
反映される。中心の同心円でも同じように出力が現れ
る。…と続いて、最後のストップ記号となる最外周の同
心円にかかり、出力が現れる。この後、このセンサ要素
をさらに別の食器10が通過すれば、同じように出力が
現れる。別々の食器10につけられた識別マーク11間
の距離は、通常は40mm程度よりも広い。S3,S4の
信号の場合、センサ要素に識別マーク11の同心円の幅
の一部分しかかからない場合があり、読み取り信号の出
力値が低くなる。この読み取り信号を、タイミング回路
30から供給されるタイミング信号でA/D変換して、
識別処理を行う。
【0041】識別処理では、まず、各要素21の読み取
り信号から識別に有効な読み取り信号を選択し、切り出
す。それには、スタート記号,ストップ記号として機能
する識別マーク11の最外周の同心円が、所定の距離間
隔にあるかを判断し、選択する。図7の例では、S1の
信号が選択される。S2,S3の信号では、所定の距離
間隔よりも短い。S4,S5の信号には、スタート記
号,ストップ記号がない。選択し、切り出された読み取
り信号は、スタート記号,ストップ記号を含め、対称性
を検査される。これは、識別マーク11が同心円状であ
るからである。対称性の検査により、識別マーク11読
み取りの信頼性を確保している。対称性が切り出された
読み取り信号にない場合には、表示器64に指示を明示
して、盆15を再度移動させてマークリーダ20により
再読み取りを行う。別の識別処理方法として、いろいろ
な識別マーク11がマークリーダ20を通過した場合の
読み取り信号の変化を、変化が起きたすべての要素につ
いてそのパターンをデータベース化し、識別時にこれを
参照する方法がある。
り信号から識別に有効な読み取り信号を選択し、切り出
す。それには、スタート記号,ストップ記号として機能
する識別マーク11の最外周の同心円が、所定の距離間
隔にあるかを判断し、選択する。図7の例では、S1の
信号が選択される。S2,S3の信号では、所定の距離
間隔よりも短い。S4,S5の信号には、スタート記
号,ストップ記号がない。選択し、切り出された読み取
り信号は、スタート記号,ストップ記号を含め、対称性
を検査される。これは、識別マーク11が同心円状であ
るからである。対称性の検査により、識別マーク11読
み取りの信頼性を確保している。対称性が切り出された
読み取り信号にない場合には、表示器64に指示を明示
して、盆15を再度移動させてマークリーダ20により
再読み取りを行う。別の識別処理方法として、いろいろ
な識別マーク11がマークリーダ20を通過した場合の
読み取り信号の変化を、変化が起きたすべての要素につ
いてそのパターンをデータベース化し、識別時にこれを
参照する方法がある。
【0042】マークリーダ要素21は、識別マーク11
の最小同心円の直径よりも短い間隔で配置する。これに
より、識別マーク11読み取りの確実性を確保してい
る。
の最小同心円の直径よりも短い間隔で配置する。これに
より、識別マーク11読み取りの確実性を確保してい
る。
【0043】ここで説明した実施例では、マークリーダ
20上を盆15が移動するとして説明した。どちらが移
動するかは相対的なものであり、盆15を固定して、マ
ークリーダ20が移動するようにしてもよい。また、両
者が移動するようにしてもよい。料理には、スープや味
噌汁など液状のものがある。また、ゴブレットなど重心
の高い不安定な食器も用いられることを考えると、盆1
5は移動させない方が望ましい場合が多い。
20上を盆15が移動するとして説明した。どちらが移
動するかは相対的なものであり、盆15を固定して、マ
ークリーダ20が移動するようにしてもよい。また、両
者が移動するようにしてもよい。料理には、スープや味
噌汁など液状のものがある。また、ゴブレットなど重心
の高い不安定な食器も用いられることを考えると、盆1
5は移動させない方が望ましい場合が多い。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、カフェテリア方式のレ
ストランにおいて、レストランのレジ担当者が不慣れで
あっても、あるいは利用者本人が操作しても、短時間で
間違いなく料金を精算することが可能なレストラン料金
精算システムを実現できる。
ストランにおいて、レストランのレジ担当者が不慣れで
あっても、あるいは利用者本人が操作しても、短時間で
間違いなく料金を精算することが可能なレストラン料金
精算システムを実現できる。
【図1】本発明の一実施例である、カフェテリア方式レ
ストランにおける料金精算システムのブロック図。
ストランにおける料金精算システムのブロック図。
【図2】本システムをスタンドアローン型に構成した斜
視図。
視図。
【図3】本システムを配膳カウンタ組み込み型に構成し
た斜視図。
た斜視図。
【図4】高台をもついろいろな食器に付与した識別マー
クの説明図。
クの説明図。
【図5】高台をもたないいろいろな食器に付与した識別
マークの説明図。
マークの説明図。
【図6】食器に付与した識別マーク付近の断面図。
【図7】マークリーダでの識別マーク読み取り方法の説
明図。
明図。
10…食器、15…盆、20…マークリーダ、25…位
置検出センサ、30…タイミング回路、35…ベルトコ
ンベア、40…カードリーダライタ、50…現金取扱機
構、62…キーボード、64…表示器、66…データメ
ンテナンス用端末、68…プリンタ、70…通信装置、
80…価格テーブルファイル、82…売上データファイ
ル、84…請求データファイル。
置検出センサ、30…タイミング回路、35…ベルトコ
ンベア、40…カードリーダライタ、50…現金取扱機
構、62…キーボード、64…表示器、66…データメ
ンテナンス用端末、68…プリンタ、70…通信装置、
80…価格テーブルファイル、82…売上データファイ
ル、84…請求データファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 9/00 112
Claims (12)
- 【請求項1】カフェテリア方式のレストランにおける料
金精算システムにおいて、料理を盛り付ける食器に識別
マークを付与し、前記識別マーク読み取り手段と、食器
種別と単価の対応テーブルとを備え、前記識別マーク読
み取り手段により識別した食器種別ごとに前記対応テー
ブルを参照して、前記食器が載せられている非導電性か
つ非磁性材で構成された盆単位に一括料金計算を行うこ
とを特徴とするレストラン料金精算システム。 - 【請求項2】カフェテリア方式のレストランにおける料
金精算システムにおいて、用いられる食器種別を識別す
るために各食器に付与される識別マークを導電性材料及
び/もしくは磁性材料で構成したことを特徴とするレス
トラン料金精算システム用食器。 - 【請求項3】請求項2において、前記識別マークを前記
食器の外側底面に設けたレストラン料金精算システム用
食器。 - 【請求項4】請求項3において、前記識別マークを同心
円状に構成したレストラン料金精算システム用食器。 - 【請求項5】請求項4において、前記識別マークの上面
に前記識別マークを保護する保護層を設けたレストラン
料金精算システム用食器。 - 【請求項6】識別マーク読み取り手段として磁界変化を
検出する検出手段を設け、請求項5のレストラン料金精
算システム用食器を用いた請求項1のレストラン料金精
算システム。 - 【請求項7】請求項6において、前記検出手段を概ね直
線状に配置したレストラン料金精算システム。 - 【請求項8】請求項7において、前記検出手段の各要素
を、前記食器の前記識別マークの同心円の最小直径より
も概ね短い間隔で配置したレストラン料金精算システ
ム。 - 【請求項9】請求項8において、前記食器を載せた前記
盆の移動方向および位置を検出する手段を設けたレスト
ラン料金精算システム。 - 【請求項10】請求項9において、前記盆の移動方向お
よび位置を検出する手段を概ね直線状に配置した光学的
手段を用いて行うレストラン料金精算システム。 - 【請求項11】請求項8または10において、前記食器
を載せた盆が識別マーク読み取り手段を相対的に横切る
ように移動させる手段を設けたレストラン料金精算シス
テム。 - 【請求項12】請求項8または11において、前記盆に
載せられた前記食器の料金合計が一括して計算表示され
た場合に、紙幣あるいは硬貨を受け入れ料金合計を収受
し、釣り銭がある場合にはそれを放出する現金取扱手段
を設けたレストラン料金精算システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29256794A JPH08153281A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | レストラン料金精算システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29256794A JPH08153281A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | レストラン料金精算システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08153281A true JPH08153281A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17783448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29256794A Pending JPH08153281A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | レストラン料金精算システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08153281A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030067805A (ko) * | 2002-02-08 | 2003-08-19 | 주식회사 동우금속 | 아이씨칩을 이용한 식단의 정산시스템 |
JP2011216067A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-10-27 | Seiko Epson Corp | マーカー処理方法、マーカー処理装置、マーカー、マーカーを備える物体、およびマーカー処理プログラム |
CN102708486A (zh) * | 2012-05-31 | 2012-10-03 | 上海第二工业大学 | 以编码磁钢实现碗碟识别的餐厅托盘自动结算系统 |
CN103679933A (zh) * | 2013-11-20 | 2014-03-26 | 上海理工大学 | 无线传感网络结算系统 |
CN109064689A (zh) * | 2018-07-02 | 2018-12-21 | 西南石油大学 | 一种基于磁传感器阵列的餐盘自动识别装置 |
CN109726920A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-05-07 | 滨州学院 | 一种基于大数据的学生智能管理系统 |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP29256794A patent/JPH08153281A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030067805A (ko) * | 2002-02-08 | 2003-08-19 | 주식회사 동우금속 | 아이씨칩을 이용한 식단의 정산시스템 |
JP2011216067A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-10-27 | Seiko Epson Corp | マーカー処理方法、マーカー処理装置、マーカー、マーカーを備える物体、およびマーカー処理プログラム |
CN102708486A (zh) * | 2012-05-31 | 2012-10-03 | 上海第二工业大学 | 以编码磁钢实现碗碟识别的餐厅托盘自动结算系统 |
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