JPH08153032A - ネットワーク経由データ先読みバッファ方法 - Google Patents

ネットワーク経由データ先読みバッファ方法

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JPH08153032A
JPH08153032A JP6294901A JP29490194A JPH08153032A JP H08153032 A JPH08153032 A JP H08153032A JP 6294901 A JP6294901 A JP 6294901A JP 29490194 A JP29490194 A JP 29490194A JP H08153032 A JPH08153032 A JP H08153032A
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JP
Japan
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data
buffer
program
computer
request
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Application number
JP6294901A
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English (en)
Inventor
Kenji Izumi
憲司 泉
Yoshihiko Motohashi
良彦 本橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データを受け取る時の遅延がなくなり、画像
の再生が途切れることがないネットワーク経由データ先
読みバッファ方法を提供すること。 【構成】 応用プログラム1からの最初のデータ読み出
し要求により、システムプログラム2がサーバにデータ
の要求を行い、先読みバッファ22にデータを格納し、
その後、応用プログラム1は先読みバッファ22から要
求データを取り出していき、一方、システムプログラム
2は、応用プログラム1とは独立して先読みバッファ2
2のデータ量が所定量以下にならないように、予めデー
タをサーバに要求してデータを先読みし、先読みバッフ
ァ22に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワーク環境で運
用される計算機のマルチメディアデータ伝送におけるネ
ットワーク経由データ先読みバッファ方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワーク環境で運用される計
算機の間でファイルの共有や互いのプログラム間でのデ
ータのやりとりなどが頻繁に行なわれるようになってい
る。このようなデータのやりとりを行なう際には、例え
ば、特開平4−243452にて開示される「分散処理
型エデイタにおける一括検索テキスト参照方式」のよう
に、必要となるデータをホスト部(サーバ計算機)から
通信手段(ネットワーク)を介して端末部(クライアン
ト計算機)へ転送する時、必要な容量のみを受けとるの
ではなく、現在必要とする容量以上のデータをうけとっ
ておき、バッファに格納しておく。その後、新たにデー
タが必要となった時、バッファからデータを取り出すこ
とにより、通信手段(ネットワーク)を介してデータの
要求を行なうよりも速く、必要とするデータを獲得する
ことが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなデータ先読み方式では、データを要求した際に必
ずバッファにデータがあるか否かの確認を行ない、あっ
た場合にはバッファからデータを取り出し、なかった場
合にはネットワークを経由してサーバ計算機にデータ要
求を行なってから、送られてきたデータを処理すること
になる。そのため、バッファにデータがなかった場合に
は、あった場合に比べて待ち時間が非常に長くなり、時
間に関して細かな制御を必要とする画像データ等の転送
には向かないという課題を有していた。従って、マルチ
メディアデータ伝送においては、途切れなく画像を再生
し、初期スタートアップに要する時間を短縮し、逆再生
への切替え時間を短縮するためのデータ先読み方法が望
まれている。
【0004】本発明は、従来のデータ先読み方法のこの
ような課題を考慮し、データを受け取る時の遅延がなく
なり、画像の再生が途切れることがないネットワーク経
由データ先読みバッファ方法を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、第
1の計算機上のプログラムAからの第2の計算機への第
1回目から所定回目までのデータ読みだし要求について
は、第1回目のデータ読み出し要求に対しては、第1の
計算機上で動作するプログラムBが第2の計算機にデー
タの要求を行い、第1の計算機のバッファに第1回目か
ら所定回目までのデータを蓄積し、プログラムAからの
所定回目より以降のデータ読みだし要求に対しては、そ
のデータ読み出し要求がある前に、プログラムBが、バ
ッファ内のデータが所定量以下にならないように、予め
第1回目に要求されたデータに関連するデータを、ネッ
トワークを経由して第2の計算機に要求し、その要求し
たデータを受取ってバッファに蓄えておき、プログラム
Aからのデータ読みだし要求が実際にあった場合に、デ
ータをバッファから受け取るネットワーク経由データ先
読みバッファ方法である。
【0006】請求項2の本発明は、第1の計算機上のプ
ログラムAからの第1回目から所定回目までのデータ読
み出し要求に対するデータを、予めデータ記憶装置に蓄
積しておき、第1回目から所定回目までのデータ読み出
し要求については、第1回目のデータ読み出し要求後、
第1の計算機上のプログラムBはデータ記憶装置に蓄積
されたデータを読み出し、又は、その読み出したデータ
を一旦第1の計算機のバッファに蓄え、プログラムAか
らの所定回目より以降のデータ読み出し要求に対して
は、プログラムBが、そのデータ読みだし要求がある前
に、バッファ内のデータが所定量以下にならないよう
に、予め第1回目に要求されたデータに関連するデータ
を、ネットワークを経由して第2の計算機に要求し、そ
の要求したデータを受取ってバッファに蓄えておき、プ
ログラムAからのデータ読みだし要求が実際にあった場
合に、データをバッファから受け取るネットワーク経由
データ先読みバッファ方法である。
【0007】
【作用】請求項1の本発明は、第1の計算機上のプログ
ラムAからの第1回目のデータ読み出し要求により、第
1の計算機上のプログラムBが第2の計算機にデータの
要求を行い、第1の計算機のバッファに第1回目から所
定回目までのデータを蓄積し、それ以降のデータ読みだ
し要求に対しては、そのデータ読み出し要求がある前
に、プログラムBが、バッファ内のデータが所定量以下
にならないように、予めデータを第2の計算機に要求し
てバッファに蓄えておき、プログラムAからのデータ読
みだし要求に対して、データをバッファから受け取る。
【0008】請求項2の本発明は、第1の計算機上のプ
ログラムAからの第1回目から所定回目までのデータ読
み出し要求については、第1回目のデータ読み出し要求
後、第1の計算機上のプログラムBがデータ記憶装置に
予め蓄積されたデータを読み出し、又は、その読み出し
たデータを一旦バッファに蓄え、それ以降のデータ読み
出し要求に対しては、そのデータ読み出し要求がある前
に、プログラムBが、バッファ内のデータが所定量以下
にならないように、予めデータを第2の計算機に要求し
てバッファに蓄えておき、プログラムAからのデータ読
みだし要求に対して、データをバッファから受け取る。
【0009】
【実施例】以下に、本発明をその実施例を示す図面に基
づいて説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明にかかる第1の実施例
のネットワーク経由データ先読みバッファ方法における
システム全体のブロック図である。図1において、1は
データをネットワークを介して受けとる第1の計算機
(クライアント計算機)上で動作するプログラムAとし
ての応用プログラム、2は応用プログラム1にデータを
提供するプログラムBとしてのシステムプログラム、3
は応用プログラム1によって再生されたデータ(主に、
画像データ)を表示する出力装置、4はネットワーク7
を介して第2の計算機であるサーバへデータの要求を出
す通信手段、5は第1の計算機からの要求を処理する第
2の計算機上で動作するサーバ処理部、6は第1の計算
機から要求されるデータを蓄えてある画像ファイル、8
はデータの先読みを行なう先読み手段である。
【0010】応用プログラム1は、画像データに関する
制御を行う画像制御手段11、画像データを出力装置3
へ再生するデータ再生手段12、及びシステムプログラ
ム2へデータの要求を行うデータ要求手段13により構
成されている。又、システムプログラム2は、応用プロ
グラム1からのデータ要求を処理する要求データ制御手
段21と、予めサーバから受けとったデータを蓄える先
読みバッファ22と、この先読みバッファ22の空き容
量を監視し、データ要求の必要性を判定する先読み判定
手段23とで構成される。
【0011】次に、上記第1の実施例のネットワーク経
由データ先読みバッファ方法について、図1〜図4を参
照しながら処理内容を説明する。 (1)まず、応用プログラム1が再生しようとする画像
ファイルを通信手段4を介して、サーバ処理部5へ指定
する。その後、画像制御手段11は最初の画像データ要
求をデータ要求手段13から発行する(図3のステップ
S2−10)。 (2)システムプログラム2の要求データ制御手段21
は、データの要求が応用プログラム1から来ているか判
定し(図2のステップS2−1)、要求が来ていれば、
その要求が最初であるか否か判定する(ステップS2−
2)。 (3)判定の結果最初であれば、直ちに先読み判定手段
23を介して、データの読み込み要求を先読み手段8に
指示する(ステップS2−3)。 (4)指示を受けた先読み手段8は指示を通信手段4に
伝え(ステップS2−8)、ネットワーク7を介してサ
ーバからデータを受けとり、先読みバッファ22にデー
タを格納する(ステップS2−9)。先読みバッファ2
2は、たとえば図4(a)のように構成され、最初のデ
ータの受けとりでは、バッファ1の方が満たされる。 (5)最初でなければ、要求データ制御手段21は先読
みバッファ22から必要とされているデータを読みだ
し、データ要求手段13へ要求されたデータを返す(ス
テップS2−4)。 (6)先読み判定手段23はバッファ容量が一定の値よ
り減少しているか否か判定し(ステップS2−5)、減
っていればデータ要求を先読み手段8に対して行なう
(ステップS2−6)。この際に、先読みバッファ22
内のどのバッファに入れるかも指定しておく。また、バ
ッファ容量が一定の値より減っていなければ、そのまま
処理を続ける。 (7)先読み手段8がデータ要求を受けた場合には、応
用プログラム1とは独立して、データを受けとる。この
場合に、要求データ制御手段21が読み出しているバッ
ファとは別のバッファにデータを格納する。例えば、図
4(a)のバッファ1の方を要求データ制御手段21が
読み出している場合には、バッファ2の方にデータを書
き込む。このように、先読みバッファ22からの読みだ
しと書き込みは、別のバッファに対して行なわれる。 (8)応用プログラム1がデータを受けとると、データ
再生手段12は受けとったデータの再生処理を行ない、
出力装置3に対して表示を行なう(図3のステップS2
−11)。その後、ファイルの最終であるか否かの判定
を行なう(ステップS2−12)。判定の結果、終了で
あればそのまま処理を終え、そうでなければ元に戻っ
て、ステップS2−10 〜 ステップS2−12を繰り
返す。 (9)一方、システムプログラム2は上記の動作を繰り
返し、先読み判定手段23がファイルの最終か否かを判
定し(図2のステップS2−7)、最終であればその処
理を終える。
【0012】最後に、サーバ処理部5の動作を簡単に説
明する。サーバ制御手段51は、クライアント計算機
(第1の計算機)からのデータ要求を受けとると、画像
送出手段52に対して画像ファイル6からのデータ読み
だし及び送出を指示する。画像記憶域53は、画像ファ
イル6から読みだしたデータを一時的に保存し、データ
送出に備える。
【0013】以上の動作により、応用プログラム1がデ
ータ要求を行なった場合には、ネットワーク経由でデー
タを受けとるのではなく、予め先読みバッファ22に蓄
えられているデータを取り出すことになり、ネットワー
ク経由でデータを受けとる際に発生する遅延を生じるこ
とがなくなるため、途切れることなく画像再生を行なう
ことができる。 (第2の実施例)図5は、本発明にかかる第2の実施例
のネットワーク経由データ先読みバッファ方法における
システム全体のブロック図である。図5において、9は
データ記憶装置であり、画像ファイル6に蓄えられてい
るデータのうち、応用プログラム1が再生を開始する時
に最初に要求するデータ(最初に先読みバッファ22に
格納するデータ)が、あらかじめ蓄えられている。その
他の構成は、第1の実施例と同じであるので、説明を省
略する。
【0014】次に、上記第2の実施例のネットワーク経
由データ先読みバッファ方法について、図4、及び図5
〜図7を参照しながら処理内容を説明する。 (1)まず、応用プログラム1が再生しようとする画像
ファイルを通信手段4を介して、サーバ処理部5へ指定
する。その後、画像制御手段11は最初の画像データ要
求をデータ要求手段13から発行する(図7のステップ
S5−10)。 (2)システムプログラム2の要求データ制御手段21
は、データの要求が応用プログラム1から来ているか判
定し(図6のステップS5−1)、要求が来ていれば、
その要求が最初であるか否か判定する(ステップS5−
2)。 (3)判定の結果最初であれば、データ記憶装置9から
データを読み込み、先読みバッファ22を満たす。先読
みバッファ22は、たとえば図4(a)のように構成さ
れ、データ記憶装置9からの読み出しにより、バッファ
1の方が満たされる(ステップS5−3)。 (4)最初でなければ、要求データ制御手段21は先読
みバッファ22から必要とされているデータを読みだ
し、データ要求手段13へ要求されたデータを返す(ス
テップS5−4)。 (5)先読み判定手段23はバッファ容量が一定の値よ
り減少しているか否か判定し(ステップS5−5)、減
っていればデータ要求を先読み手段8に対して行なう
(ステップS5−6)。この際に、先読みバッファ22
内のどのバッファに入れるかも指定しておく。また、バ
ッファ容量が一定の値より減っていなければ、そのまま
処理を続ける。 (6)先読み手段8は、ネットワーク7を介してサーバ
からデータを受けとるため、指示を通信手段4に伝え
(ステップS5−8)、要求データ制御手段21が読み
出しているバッファとは別のバッファにデータを格納す
る(ステップS5−9)。例えば、要求データ制御手段
21が、図4(a)のバッファ1の方からデータを読み
出している場合、先読み手段8は、バッファ2の方にデ
ータを格納する。 (7)応用プログラム1がデータを受けとると、データ
再生手段12は受けとったデータの再生処理を行ない、
出力装置3に対して表示を行なう(図7のステップS5
−11)。その後、ファイルの最終であるか否かの判定
を行なう(ステップS5−12)。判定の結果、終了で
あればそのまま処理を終え、そうでなければ元に戻っ
て、ステップS5−10 〜 ステップS5−12を繰り
返す。 (8)一方、システムプログラム2は上記の動作を繰り
返し、先読み判定手段23がファイルの最終か否かを判
定し(図6のステップS5−7)、最終であればその処
理を終える。
【0015】尚、サーバ処理部5の動作については、第
1の実施例と同様のため説明を省略する。
【0016】以上の動作により、応用プログラム1が要
求する最初のデータを、第1の計算機に設けたデータ記
憶装置9から読み出すことができる。データ記憶装置9
は、半導体メモリーなどの高速なデバイスを用いること
ができるため、データ記憶装置9からの読み出しは、ネ
ットワーク経由でデータを読み出す場合に比べて、極め
て高速である。そのため、応用プログラム1は最初のデ
ータを瞬時に得ることができる。
【0017】なお、上記第2の実施例では、データ記憶
装置9から読み出したデータを一旦先読みバッファ22
に格納してから、要求データ制御手段21が読み出す場
合の動作を説明したが、データ記憶装置9から読み出し
たデータを先読みバッファ22には格納せず、そのまま
応用プログラム1に返すという動作を行なっても、シス
テム構成、処理のながれ及びデータ構造には何ら影響は
なく、いっこうに構わない。
【0018】上記動作により、応用プログラム1の画像
再生開始の遅延時間を小さくすることができる。 (第3の実施例)第3の実施例では、システムの構成は
第1の実施例と変わらないので図1を参照する。ただ
し、先読みバッファ22内の管理方法及び処理フロー
は、図8及び図9に示すように異なる。又、応用プログ
ラムの処理の流れ及び先読みバッファへの読み込み処理
部分は、図3及び、図2のステップS2−8〜2−9の
流れと同様である。以下に、図1〜図3、図8、及び図
9を参照しながら、本実施例の動作について説明する。 (1)まず、応用プログラム1が再生しようとする画像
ファイルを通信手段4を介して、サーバ処理部5へ指定
する。その後、画像制御手段11は最初の画像データ要
求をデータ要求手段13から発行する(図3のステップ
S2−10)。 (2)システムプログラム2の要求データ制御手段21
は、データの要求が応用プログラム1から来ているか判
定する(図8のステップS6−1)。そのデータの要求
には再生の方向が順方向か逆方向かを示すデータが附属
されている。その判定の結果、要求が来ていればその要
求が最初であるか否か判定する(ステップS6−2)。 (3)判定の結果最初であれば、直ちに先読み判定手段
23を介して、データの読み込み要求を先読み手段8に
指示する(ステップS6−3)。 (4)指示を受けた先読み手段8は指示を通信手段4に
伝え(図2のステップS2−8)、ネットワークを介し
てサーバからデータを受けとり、先読みバッファ22に
データを格納する(ステップS2−9)。先読みバッフ
ァ22は、たとえば図9(a)のように構成され、最初
のデータ受けとりでは、バッファ0及びバッファ1が満
たされる。 (5)最初でなければ、要求データ制御手段21は、要
求データが順方向であるか逆方向であるか判定し(図8
のステップS6−4)、順方向であれば先読みバッファ
22から必要とされているデータを読みだし、データ要
求手段13へ要求されたデータを返す(ステップS6−
5)。 (6)先読み判定手段23はバッファ容量が一定の値よ
り減少しているか否か判定し(ステップS6−6)、減
っていればデータ要求を先読み手段8に対して行なう
(ステップS6−7)。この際に、先読みバッファ22
内のどのバッファに入れるかも指定しておく。また、バ
ッファ容量が一定の値より減っていなければ、そのまま
処理を続ける。
【0019】一定の値とは、たとえば図9(a)におい
て、バッファ0のデータをすべて読みだした後、バッフ
ァ1のデータの読みだしを開始した場合、バッファ2に
新しくサーバ処理部5よりデータを受けとってバッファ
を満たすようにすることである。このようにバッファ管
理を行なえば、現在要求データ制御手段21が読み出し
ているバッファの1つ前のバッファもデータを残してお
くことになり、逆方向への読み出しに対応可能となる。 (7)ステップS6−4での判定が逆方向であった場合
には、先読みバッファ22から逆方向にデータを読みだ
し、データ要求手段13へ要求されたデータを返す(ス
テップS6−8)。例えば、図9(a)のバッファ1を
読み出している際中には、バッファ0にはその直前に読
み出していたデータが格納されたままになっている。そ
のため、常に逆方向の読み出しに必要となるデータが入
っている。 (8)先読み判定手段23はバッファ容量が一定の値よ
り減少しているか否か判定し(ステップS6−9)、減
っていればデータ要求を先読み手段8に対して行なう
(ステップS6−10)。この際に、先読みバッファ2
2内のどのバッファに入れるかも指定しておく。また、
バッファ容量が一定の値より減っていなければ、そのま
ま処理を続ける。例えば、バッファ1を読み出している
際中に、逆方向の読み出しを行なう指示が発生した場合
には、バッファ0には直前に読み出したデータが入って
いる。またバッファ2には、先読み手段8によって読み
出されたデータが入っているかも知れないが、これはど
ちらでもよく、逆方向の読みだしが進みバッファ0から
読み出しが行なわれるようになると、バッファ2を指定
して逆方向の先読みを行なうように指示する。 (9)先読み手段8は、ネットワーク7を介してサーバ
からデータを受けとるため、指示を通信手段4に伝え、
あらかじめ指示されたバッファにデータを格納する。 (10)応用プログラム1がデータを受けとると、デー
タ再生手段12は受けとったデータの再生処理を行な
い、出力装置3に対して表示を行なう(図3のステップ
S2−11)。その後、ファイルの最終であるか否かの
判定を行なう(ステップS2−12)。判定の結果、終
了であればそのまま処理を終え、そうでなければ元に戻
って、ステップS2−10 〜 ステップS2−12を繰
り返す。 (11)一方、システムプログラム2は上記の動作を繰
り返し、先読み判定手段23がファイルの最終か否かを
判定し(図8のステップS6−11)、最終であればそ
の処理を終える。
【0020】尚、サーバ処理部5の動作については、第
1の実施例と同様のため説明を省略する。
【0021】以上の動作により、応用プログラム1が画
像再生の途中で再生方向を変更した場合でもネットワー
ク経由でデータを要求するのではなく、予め先読みバッ
ファ22に蓄えられているデータを取り出すことにな
り、ネットワーク経由でデータを受けとる際に発生する
遅延を生じることがなくなる。これにより、画像再生途
中での再生方向の変更が可能となる。
【0022】以上のように、第1の実施例によれば、シ
ステムプログラム2は先読みバッファ22の管理を行な
い、バッファの容量が十分な場合には応用プログラム1
からのデータ要求に応じて、データを応用プログラム1
に渡す。先読みバッファ22の容量が一定値より少なく
なった場合には、応用プログラム1とは独立して、サー
バ計算機に対してデータの要求を行ない、先読みバッフ
ァ22にデータを蓄える。以後、この動作をファイルの
終了まで行なう。この作用により、ネットワーク経由で
データを受けとるのではなく、予め先読みバッファ22
に蓄えられているデータを取り出すことになり、ネット
ワーク経由でデータを受けとる際に発生する遅延を生じ
ることがなくなるため、途切れることなく画像の再生を
行なうことができる。
【0023】又、第2の実施例によれば、応用プログラ
ム1が最初に要求するデータは第1の計算機のデータ記
憶装置9に蓄えられており、応用プログラム1がシステ
ムプログラム2に対して最初のデータ要求を行なった
時、システムプログラム2は、ネットワーク経由ではな
く、第1の計算機のデータ記憶装置9からデータを読み
出す。これにより、ネットワーク経由でデータを読み出
す場合に比べ極めて高速に最初のデータを得ることがで
き、応用プログラム1の画像再生開始の遅延時間を小さ
くすることができる。
【0024】又、第3の実施例によれば、システムプロ
グラム2によって管理される先読みバッファ22をすく
なくとも3つ以上の部分に分割しておく。そして、現在
データ要求が行なわれているバッファ、現在は要求が行
なわれていないがその直前までデータ要求されていたバ
ッファの2つを保存管理する。そして、3つ目のバッフ
ァにはこれからデータ要求されるであろう順方向のデー
タを読み込んでおく。応用プログラム1が、後方再生の
要求を行なった際には、現在読み出しを行なっている先
読みバッファ22からデータを読みだし、続いてその前
のバッファからデータを読み出す。ここで、後方再生の
要求が発生した時点で、読みだし方向は逆となり、逆方
向のデータを先読みバッファ22に記憶する。このよう
に、応用プログラム1が画像再生の途中で再生方向を変
更した場合でも、ネットワーク経由でデータを要求する
のではなく、予め先読みバッファ22に蓄えられている
データを取り出すことになり、ネットワーク経由でデー
タを受けとる際に発生する遅延を生じることがなくな
り、画像再生途中での再生方向の変更が可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、データを受け取る時の遅延がなくなり、画像の
再生が途切れることがないという長所を有する。
【0026】また、バッファを3つ以上設けて、直前に
受け取ったデータをバッファに残しておき、後方読みだ
し要求時に即座にデータを受けとるようにすれば、画像
再生途中での再生方向の変更ができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1の実施例のネットワーク経
由データ先読みバッファ方法におけるシステム全体のブ
ロック図である。
【図2】同第1の実施例におけるシステムプログラムの
フローチャートである。
【図3】同第1の実施例における応用プログラムのフロ
ーチャートである。
【図4】同図(a)、及び(b)は、同第1の実施例に
おけるデータ構造を示す図である。
【図5】本発明にかかる第2の実施例のネットワーク経
由データ先読みバッファ方法におけるシステム全体のブ
ロック図である。
【図6】同第2の実施例におけるシステムプログラムの
フローチャートである。
【図7】同第2の実施例における応用プログラムのフロ
ーチャートである。
【図8】本発明にかかる第3の実施例のネットワーク経
由データ先読みバッファ方法におけるシステムプログラ
ムのフローチャートである。
【図9】同図(a)、及び(b)は、同第3の実施例に
おけるデータ構造を示す図である。
【符号の説明】
1 応用プログラム 2 システムプログラム 3 出力装置 4 通信手段 5 サーバ処理部 6 画像ファイル 7 ネットワーク 8 先読み手段 9 データ記憶装置 13 データ要求手段 22 先読みバッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の計算機上のプログラムAからの第
    2の計算機への第1回目から所定回目までのデータ読み
    だし要求については、前記第1回目のデータ読み出し要
    求に対しては、前記第1の計算機上で動作するプログラ
    ムBが前記第2の計算機にデータの要求を行い、前記第
    1の計算機のバッファに第1回目から所定回目までのデ
    ータを蓄積し、前記プログラムAからの前記所定回目よ
    り以降のデータ読みだし要求に対しては、そのデータ読
    み出し要求がある前に、前記プログラムBが、前記バッ
    ファ内のデータが所定量以下にならないように、予め前
    記第1回目に要求されたデータに関連するデータを、ネ
    ットワークを経由して前記第2の計算機に要求し、その
    要求したデータを受取ってバッファに蓄えておき、前記
    プログラムAからのデータ読みだし要求が実際にあった
    場合に、データを前記バッファから受け取ることを特徴
    とするネットワーク経由データ先読みバッファ方法。
  2. 【請求項2】 第1の計算機上のプログラムAからの第
    1回目から所定回目までのデータ読み出し要求に対する
    データを、予めデータ記憶装置に蓄積しておき、前記第
    1回目から所定回目までのデータ読み出し要求について
    は、前記第1回目のデータ読み出し要求後、前記第1の
    計算機上のプログラムBは前記データ記憶装置に蓄積さ
    れたデータを読み出し、又は、その読み出したデータを
    一旦前記第1の計算機のバッファに蓄え、前記プログラ
    ムAからの前記所定回目より以降のデータ読み出し要求
    に対しては、前記プログラムBが、そのデータ読みだし
    要求がある前に、前記バッファ内のデータが所定量以下
    にならないように、予め前記第1回目に要求されたデー
    タに関連するデータを、ネットワークを経由して第2の
    計算機に要求し、その要求したデータを受取って前記バ
    ッファに蓄えておき、前記プログラムAからのデータ読
    みだし要求が実際にあった場合に、データを前記バッフ
    ァから受け取ることを特徴とするネットワーク経由デー
    タ先読みバッファ方法。
  3. 【請求項3】 先読みしたデータを蓄えるバッファをす
    くなくとも3つ以上持ち、前記プログラムAにより直前
    に受け取ったデータを、前記バッファに残しておくこと
    により、前記プログラムAからの後方読みだし要求時に
    も、即座にデータを受けとることを特徴とする請求項
    1、又は2記載のネットワーク経由データ先読みバッフ
    ァ方法。
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