JPH08152948A - 回路実装ユニット - Google Patents

回路実装ユニット

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JPH08152948A
JPH08152948A JP6296468A JP29646894A JPH08152948A JP H08152948 A JPH08152948 A JP H08152948A JP 6296468 A JP6296468 A JP 6296468A JP 29646894 A JP29646894 A JP 29646894A JP H08152948 A JPH08152948 A JP H08152948A
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尚幸 西村
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茂 本田
Naohiro Shibata
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H9/00Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
    • H02H9/001Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off
    • H02H9/004Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off in connection with live-insertion of plug-in units

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、IC,LSI等の各種素子を実装
されて所定回路を予め形成されたプリント板等の回路実
装ユニットで、特にコンピュータシステム等の装置本体
のバックパネル上で活性交換される回路実装ユニットに
関し、装置本体側に大容量のコンデンサを実装すること
なく、活性挿抜時の電流の流れ込みによる電圧降下やノ
イズ発生を確実に防止することを目的とする。 【構成】 装置本体2側からの電力供給を停止すること
なく回路実装ユニット1を装置本体2に対して挿抜交換
する際に、装置本体2側から負荷用電圧変換部5に供給
される電圧を所定の電圧まで徐々に立ち上げるように制
御する第1の電圧制御部7をそなえて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図14) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図2〜図13) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、IC,LSI等の各種
素子を実装されて所定回路を予め形成されたプリント板
等の回路実装ユニットに関し、特に、コンピュータシス
テム等の装置本体のバックパネル上で活性交換される回
路実装ユニットに関する。近年、コンピュータシステム
には高信頼性が要求されているため、障害が発生しても
システムを止めることなく、交換修理を可能とするよう
な機構が望まれている。
【0003】
【従来の技術】一般に、コンピュータシステム等の装置
は、バックパネル上にコネクタを介して各種プリント板
(回路実装ユニット)を装着して構成されており、何ら
かの異常が発生した場合には、その異常が発生したプリ
ント板をバックパネルから抜き取ってから、同じ機能を
果たす正常なプリント板をバックパネルに挿し込んで修
復を行なっている。
【0004】上述したプリント板上には、IC,LSI
等の各種素子が実装されて所定回路が予め形成されてお
り、各プリント板毎に所定の機能を果たすようになって
いる。そして、このようなプリント板をバックパネル上
に装着することにより、コネクタを介して装置本体側か
ら電力や各種信号を受け、供給された電力により各素子
が動作して各種信号に対する処理を行ない、その処理結
果を装置本体側へ送り返すようになっている。
【0005】ところで、同一のプリント板上には、各種
素子が実装されているが、通常、これらの素子のうち大
半のものは、バックパネル(装置本体)側から供給され
る電圧でそのまま駆動される。しかし、素子の種類によ
っては、バックパネル側から供給される電圧とは異なる
電圧で駆動されるべきものも実装されている。異なる電
圧で駆動される素子の消費電流は全体の消費電流に対し
てかなり小さい。
【0006】従って、異なる電圧の電源を装置本体側で
別個に設けるとなると、コスト増を招くことになるの
で、このような場合、通常、プリント板上において、異
なる電圧で駆動される素子(負荷)用に、装置本体側か
らの電力を適当な電圧に変換する電圧変換部を実装する
ことが行なわれている。例えば図14に示すように、プ
リント板50上に、バックパネル60側から供給される
電圧で駆動されるIC51,52と、バックパネル60
側から供給される電圧とは異なる電圧で駆動されるIC
53とが実装されている場合、IC53の前段には、バ
ックパネル60側からの電力を適当な電圧に変換する負
荷用電圧変換部としてのDC−DCコンバータ54が実
装される。IC53は、このDC−DCコンバータ54
により変換された電圧により駆動されることになる。
【0007】なお、バックパネル60側から供給される
電圧とは異なる電圧で駆動される素子が複数実装されて
いる場合には、その素子毎に、前述のようなDC−DC
コンバータ54が実装されるが、DC−DCコンバータ
の電流容量の範囲内においては、1つのDC−DCコン
バータで、複数の素子の電圧を変換することも可能であ
る。
【0008】また、DC−DCコンバータ54上には、
IC53の負荷変動等の対応や、入力電源−グラウンド
間のノイズ除去のために、容量の大きいバイパスコンデ
ンサ55が実装されるほか、DC−DCコンバータ54
内の電圧制御部56にも電流平滑用のコンデンサ57が
実装されている。さらに、図14において、58はIC
51,52用のバイパスコンデンサ、59はプリント板
50側のコネクタ、61はバックパネル60側のコネク
タで、このコネクタ60に、プリント板50側のコネク
タ59を挿し込むことにより、プリント板50がバック
パネル60に装着されるようになっている。また、62
は後述する電圧降下防止用のコンデンサである。
【0009】さて、前述したように、コンピュータシス
テムには高信頼性が要求されているため、障害が発生し
てもシステムを止めることなく、交換修理を可能とする
ような機構が望まれている。つまり、装置動作中に、バ
ックパネル60側からの電力供給を停止することなく
(活性状態のまま)、保守,修理のためにプリント板5
0を交換する、いわゆる活性挿抜を行なうことが要望さ
れている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プリント板5
0上にはコンデンサ55,57,58が装置本体側から
電流が直接流れ込む位置に実装されているため、上述の
ような活性挿抜を行ない新たなプリント板50をバック
パネル60に挿し込んだ場合、プリント板50を挿し込
むと同時に多大な突入電流がプリント板50のコンデン
サ55,57,58へ流れ込むことになる。
【0011】プリント板50に急激に電流が流れ込む
と、バックパネル60上の電圧が急激に降下するととも
にノイズが発生して、バックパネル60上で隣接する他
のプリント板に多大な影響を及ぼしている。そこで、プ
リント板50への電流の流れ込みによる電圧降下やノイ
ズ発生を防止するため、図14に示すように、バックパ
ネル60上に、コンデンサ62をコネクタ61毎に実装
しておき、活性挿抜時にはこのコンデンサ62に蓄積さ
れた電荷を利用することも行なわれている。
【0012】しかしながら、コンデンサ62の容量とし
ては、プリント板50のコンデンサ(バックパネル60
側から直接電流が流れ込むもの)の総容量の数十倍が必
要であるため、実装上の制限からそのように多大な容量
のコンデンサをバックパネル60上実装できない場合が
あるほか、実装できたとしても、コストの大幅な増大を
招いたり故障発生の原因になりやすいなどの課題があ
る。
【0013】特にDC−DCコンバータ54のコンデン
サ55,57の容量は極めて大きく総容量が1000μ
F以上となる場合があり、また、前述したようにDC−
DCコンバータ54を複数実装した場合には、バックパ
ネル60上に実装したコンデンサ62を用いて、活性挿
抜時の電流の流れ込みによる電圧降下やノイズ発生を防
止することは極めて困難といえる。
【0014】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、装置本体側に大容量のコンデンサを実装する
ことなく、活性挿抜時の電流の流れ込みによる電圧降下
やノイズ発生を確実に防止できるようにした回路実装ユ
ニットを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1は本発明の回路実装ユ
ニットで、この回路実装ユニット1は、装置本体2にコ
ネクタ3を介して接続されるものである。そして、回路
実装ユニット1上には、装置本体2側から供給される所
定電圧の電力により駆動される第1の素子4と、装置本
体2側からの電力を所定電圧とは異なる電圧に変換する
負荷用電圧変換部5と、この負荷用電圧変換部5にて変
換された電圧により駆動される第2の素子6とがそなえ
られるとともに、第1の電圧制御部7がそなえられてい
る。
【0016】この第1の電圧制御部7は、装置本体2側
からの電力供給を停止することなく回路実装ユニット1
を装置本体2に対して挿抜交換する際に、装置本体2側
から負荷用電圧変換部5に供給される電圧を所定の電圧
まで徐々に立ち上げるように制御するものである(請求
項1)。なお、第1の電圧制御部7を、外部から付与さ
れるスイッチング電圧の上昇に伴い高抵抗状態から低抵
抗状態へ変化する可変抵抗器と、装置本体2側からの電
力をスイッチング電圧に変換して可変抵抗器に付与する
スイッチング用電圧変換部と、このスイッチング用電圧
変換部のスイッチング電圧の出力端子からの接地ライン
に介設したコンデンサとから構成し、第1の電圧制御部
7の可変抵抗器を、装置本体2側から負荷用電圧変換部
5への電力供給ラインに介設してもよい(請求項2)。
【0017】このとき、第1の電圧制御部7の可変抵抗
器として、Nチャネル電界効果トランジスタを用いても
よいし(請求項3)、第1の電圧制御部7のコンデンサ
に、抵抗器を並列に接続してもよいし(請求項4)、第
1の電圧制御部7を構成する可変抵抗器およびスイッチ
ング用電圧変換部を予め集積回路化しておくこともでき
る(請求項5)。
【0018】一方、第1の電圧制御部7および負荷用電
圧変換部5をバイパスして装置本体2側からの電力を第
2の素子6に供給しうるバイパスラインを設け、このバ
イパスラインにダイオードを介設してもよい(請求項
6)。このとき、装置本体2側からの電力供給を停止す
ることなく回路実装ユニット1を装置本体2に対して挿
抜交換する際に、装置本体2側からバイパスラインを経
由して負荷用電圧変換部5に回り込む電圧を徐々に立ち
上げるように制御する第2の電圧制御部を、回路実装ユ
ニット1にそなえてもよい(請求項7)。
【0019】なお、第2の電圧制御部を、前述した第1
の電圧制御部7とほぼ同様に、外部から付与されるスイ
ッチング電圧の上昇に伴い高抵抗状態から低抵抗状態へ
変化する可変抵抗器と、装置本体2側からダイオードを
介して得られる電力をスイッチング電圧に変換して可変
抵抗器に付与するスイッチング用電圧変換部と、スイッ
チング用電圧変換部のスイッチング電圧の出力端子から
の接地ラインに介設したコンデンサとから構成し、第2
の電圧制御部の可変抵抗器を、負荷用電圧変換部5から
第2の素子6への電力供給ラインに介設してもよい(請
求項8)。
【0020】また、第2の電圧制御部の可変抵抗器とし
て、Nチャネル電界効果トランジスタを用いてもよいし
(請求項9)、第2の電圧制御部のコンデンサに、抵抗
器を並列に接続してもよいし(請求項10)、第2の電
圧制御部を構成する可変抵抗器およびスイッチング用電
圧変換部を予め集積回路化しておくこともできる(請求
項11)。
【0021】
【作用】図1にて上述した本発明の回路実装ユニットで
は、装置本体2側からの電力供給を停止することなく回
路実装ユニット1を装置本体2に対して挿抜交換する、
いわゆる活性挿抜を行なうと、第1の電圧制御部7によ
り、装置本体2側から負荷用電圧変換部5に供給される
電圧が所定の電圧まで徐々に立ち上がるように制御され
る。これにより、装置本体2側からの電流が、活性挿抜
時に負荷用電圧変換部5内の大容量のコンデンサに直接
流れ込むのを防止することができる(請求項1)。
【0022】なお、第1の電圧制御部7を、可変抵抗
器,スイッチング用電圧変換部およびコンデンサから構
成することで、装置本体2側からの電力が、スイッチン
グ用電圧変換部によりスイッチング電圧に変換され可変
抵抗器に付与されるが、このとき、スイッチング電圧
は、コンデンサの容量に応じた時定数(立ち上がり時
間)で徐々に立ち上がり、そのスイッチング電圧の立ち
上がりに伴って、可変抵抗器も高抵抗状態から低抵抗状
態へ変化する。これにより、装置本体2側から負荷用電
圧変換部5に供給される電圧が所定の電圧まで徐々に立
ち上がるように制御される(請求項2)。
【0023】一方、装置本体2側からの電力が、バイパ
スラインおよびダイオードを介して第1の電圧制御部7
および負荷用電圧変換部5を経由することなく直ちに第
2の素子6に供給されるので、負荷用電圧変換部5から
第2の素子6に供給される電圧が十分に立ち上がる前
に、第1の素子4と第2の素子6との間に大きな電位差
が生じるのを防止することができる(請求項6)。
【0024】このようにバイパスラインを設けた場合、
第2の電圧制御部により、活性挿抜に伴い装置本体2側
からバイパスラインを経由して負荷用電圧変換部5に回
り込む電圧が徐々に立ち上がるように制御される。これ
により、装置本体2側からの電流が、活性挿抜時に負荷
用電圧変換部5内の出力側に設けられたコンデンサに直
接流れ込むのを防止することができる(請求項7)。
【0025】なお、第2の電圧制御部7を、可変抵抗
器,スイッチング用電圧変換部およびコンデンサから構
成することで、装置本体2側からバイパスラインを経由
して送られた電力が、スイッチング用電圧変換部により
スイッチング電圧に変換され可変抵抗器に付与される
が、このとき、スイッチング電圧は、コンデンサの容量
に応じた時定数(立ち上がり時間)で徐々に立ち上が
り、そのスイッチング電圧の立ち上がりに伴って、可変
抵抗器も高抵抗状態から低抵抗状態へ変化する。これに
より、装置本体2側からバイパスラインを経由して負荷
用電圧変換部5に回り込む電圧が徐々に立ち上がるよう
に制御される(請求項8)。
【0026】このとき、第1の電圧制御部7もしくは第
2の電圧制御部の可変抵抗器として、Nチャネル電界効
果トランジスタを用いることで、安価に可変抵抗器を実
現することができる(請求項3,9)。また、第1の電
圧制御部7もしくは第2の電圧制御部のコンデンサに抵
抗器を並列に接続することで、このコンデンサが充電さ
れた状態で回路実装ユニット1を装置本体2から抜いた
場合には、コンデンサに充電された電力を、抵抗器によ
り消費することができる(請求項4,10)。
【0027】さらに、第1の電圧制御部7もしくは第2
の電圧制御部を構成する可変抵抗器およびスイッチング
用電圧変換部を予め集積回路化しておくことにより、前
述のような第2の素子6および負荷用電圧変換部5を増
設する際に、その増設単位毎に、集積回路化された可変
抵抗器およびスイッチング用電圧変換部を回路実装ユニ
ット1上に実装するだけで、その増設に容易に対応する
ことができる(請求項5,11)。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例としての回路実装ユニッ
ト(プリント板)の全体構成および回路構成を示すブロ
ック図であるが、本実施例の回路実装ユニットであるプ
リント板について説明するに先立ち、まず、本実施例を
適用されるシステムの一例を図3により説明する。
【0029】図3において、40A,40B,40Cは
プロセッサモジュールで、これらのプロセッサモジュー
ル40A〜40Cは、それぞれ二重化バス41に接続さ
れ、この二重化バス41を介してデータの送受を行な
い、コンピュータシステムの一部として動作するように
なっている。そして、各プロセッサモジュール40A〜
40Cは、例えば、バス制御部42,メモリ制御部4
3,メモリ44,比較回路45および3個のMPU46
A,46B,46Cを有して構成されている。
【0030】ここで、バス制御部42は、二重化バス4
1との間のインタフェースとして機能するもので、二重
化バス41からの各種信号を受信する機能と、二重化バ
ス41へ各種信号を送出する機能とを有している。メモ
リ制御部43は、各種データ,プログラム等を格納する
メモリ44に対して読出/書込アクセスを行なうもので
あり、比較回路45は、3個のMPU46A〜46Cに
よる演算結果を比較して三重多数決制御を行なうもので
ある。
【0031】なお、各プロセッサモジュール40A〜4
0Cにおいて、バス制御部42,メモリ制御部43およ
びメモリ44は、信頼性向上のためにいずれも二重化さ
れており、それぞれ二重化バス41に接続されている。
本実施例では、上述した各プロセッサモジュール40A
〜40Cが、プリント板(つまり本実施例の回路実装ユ
ニット)上に予め形成されており、このようなプリント
板が、後述するごとく、コネクタを介して装置本体(コ
ンピュータシステム)側のバックパネル上に取り付けら
れ、二重化バス41に接続されるようになっている。
【0032】ところで、上述した各プロセッサモジュー
ル40A〜40C(プリント板)には、コネクタを介し
て装置本体(バックパネル)側から電力供給が行なわ
れ、各素子が駆動されるようになっている。例えば、図
4に示すように、バックパネル47には、複数のバック
パネル側コネクタ47Cがそなえられ、各コネクタ47
Cに電力を供給すべく、バックパネル47には、電源
(バッテリ)48が接続されている。この電源48は、
例えば+5Vのもので、電源端子48Aおよびグラウン
ド端子48Bが、それぞれ、バックパネル47の電源端
子47Aおよびグラウンド端子47Bに接続されてい
る。
【0033】また、バックパネル47上には、前述した
電圧降下やノイズ発生を防止するためのコンデンサ49
が、図5にて後述するごとく各コネクタ47Cに接続さ
れて実装されている。バックパネル47は、例えば図5
に示すように、第1層47−1〜第6層47−6からな
る多層構造を有している。各層47−1〜47−6はそ
れぞれ所定の機能を果たすべく、各層47−1〜47−
6毎にパターンを形成されるものであるが、例えば、第
3層47−3のパターンは電源端子47Aに接続される
とともに、第4層47−4のパターンはグラウンド端子
47Bに接続されている。
【0034】そして、第3層47−3のパターンに、コ
ネクタ47Cの電源ピン47aおよびコンデンサ49の
一方のピン49aが接続されるとともに、第4層47−
4のパターンに、コネクタ47Cのグラウンドピン47
bおよびコンデンサ49の他方のピン49bが接続され
ている。これにより、コンデンサ49には、+5Vの電
圧が常に印加されて所定容量の電荷が蓄積され、活性挿
抜時の電圧降下等に対応できるようになっている。
【0035】なお、バックパネル47の第6層46−6
は、各種信号を送るべく前述した二重化バス41として
機能するもので、この第6層46−6のパターンには、
コネクタ47Cの複数本(図5中で1本のみ示してい
る)の信号ピン47cが接続されている。また、図6に
示すように、例えば前述した各プロセッサモジュール4
0A〜40Cとして機能するプリント板(回路実装ユニ
ット)10には、このプリント板10をバックパネル4
7に取り付ける際にバックパネル側コネクタ47Cと連
結されるプリント板側コネクタ11がそなえられてい
る。
【0036】そして、このコネクタ11にも、バックパ
ネル側コネクタ47Cの電源ピン47a,グラウンドピ
ン47bおよび信号ピン47cにそれぞれ接続される電
源ピン11a,グラウンドピン11bおよび信号ピン1
1cがそなえられており、コネクタ47Cとコネクタ1
1とを連結した際には、電源ピン47aと11a,グラ
ウンドピン47bと11b,信号ピン47cと11cが
それぞれ接続されるようになっている。
【0037】ただし、図6に示すように、バックパネル
側コネクタ47Cの各ピン47a〜47cは、グラウン
ドピン47bが最も長く、信号ピン47cが次いで長
く、電源ピン47aが最も短くなるように形成されてい
るのに対して、プリント板側コネクタ11の各ピン11
a〜11cはいずれも同じ長さに形成されている。従っ
て、コネクタ47Cにコネクタ11を連結する際、各ピ
ン47aと11a,47bと11b,47cと11cが
接触する時間には、時間差が生じることになる。つま
り、まず最初にグラウンドピン47bと11bとが結合
されてから、信号ピン47cと11cとが結合され、最
後に電源ピン47aと11aとが結合される。
【0038】このように、最初にグラウンドピン47b
と11bとを結合することで、電位を安定させ、プリン
ト板10に搭載されている各種素子等が破壊されるのを
防止している。さらに、プリント板10は、例えば図7
に示すように、バックパネル47と同様、第1層10−
1〜第6層10−6からなる多層構造を有している。各
層10−1〜10−6はそれぞれ所定の機能を果たすべ
く、各層10−1〜10−6毎にパターンを形成される
ものであるが、例えば、第3層10−3のパターンは、
コネクタ11の電源ピン11aに接続されるとともに、
第4層10−4のパターンはコネクタ11のグラウンド
ピン11bに接続されている。
【0039】これにより、コネクタ11,47Cを介し
てプリント板10をバックパネル47に取り付けた場合
に、バックパネル47側からプリント板10へ電力が供
給されるようになっている。また、例えばIC12,1
3等の各種素子は、その電源ピン12a,13aを第3
層10−3のパターンに接続するようにプリント板10
上に実装され、これにより、バックパネル47側からの
電力が、プリント板10上の素子に供給され、これらの
素子が駆動されるようになっている。
【0040】ところで、図2に示す本実施例のプリント
板10上には、異なる電圧で駆動される2タイプの素子
が実装されているものとする。例えば、図3により前述
したバス制御部42,メモリ制御部43,メモリ44お
よび比較回路45を構成するIC(第1の素子)12,
13は、バックパネル47側から供給される電圧(例え
ば+5V)でそのまま駆動される一方、MPU46A〜
46Cとして機能する3個のIC(第2の素子)14
は、例えば+5.3Vで駆動されるものとすると、図2
に示すように、各IC14の前段には、バックパネル4
7側から供給される電圧(+5V)を異なる電圧(+
5.3V)に変換するためのDC−DCコンバータ(負
荷用電圧変換部)15が実装されている。
【0041】さらに、図2に示すように、各DC−DC
コンバータ15の前段(DC−DCコンバータ15とコ
ネクタ11との間)には、第1の電圧制御部16が実装
されている。この第1の電圧制御部16は、活性挿抜時
に、バックパネル47側からDC−DCコンバータ15
に供給される電圧を所定電圧(+5V)まで徐々に立ち
上げるように制御するもので、例えば、N−ch FET(N
チャネル電界効果トランジスタ)17,DC−DCコン
バータ18およびコンデンサ19により構成されてい
る。
【0042】ここで、N−ch FET17は、ゲートに付与
されるスイッチング電圧の上昇に伴い高抵抗状態(∞)
から低抵抗状態(0)へ変化する可変抵抗器として機能
するもので、そのドレイン−ソース間が、バックパネル
47側からDC−DCコンバータ15への電力供給ライ
ンに介設されている。なお、FETとしては、一般に、
P−ch FETと本実施例で用いるN−ch FET17とがあ
る。このようなFETをオン状態(低抵抗状態)/オフ
状態(高抵抗状態)に切り替えるためには、ゲート−ソ
ース間の電位差が重要になる。
【0043】P−ch FETをオン状態にするためには、ソ
ース電圧よりも低い電圧をゲートに印加すればよく、そ
の電位差をVgsで表す。このようなP−ch FETをオン状
態にするには、一般的に電位差Vgsを−5V以下にする
必要がある。また、P−ch FETを完全にオフ状態にする
ためには、電位差Vgsを−1V以上にする必要があり、
電位差Vgsが−1〜−5VのときはP−ch FETは不確定
状態になる。
【0044】これに対して、N−ch FET17をオン状態
にするためには、P−ch FETとは逆に、ソース電圧より
も高い電圧ゲートに印加すればよく、N−ch FET17
は、電位差Vgsが+5V以上でオン状態になる一方、電
位差Vgsが+1V以下でオフ状態になる。電位差Vgsと
ドレイン−ソース間の抵抗値Rdsとの関係(FETの特
性)を、図8に示す。ここでは、ドレイン−ソース間の
抵抗値Rdsがローインピーダンス(低抵抗)となる時に
FETはオン状態になり、ドレイン−ソース間の抵抗値
Rdsがハイインピーダンス(高抵抗)となる時にFET
はオフ状態になる。
【0045】上述したP−ch FETは、本実施例のような
+5Vの電力供給系ではオン状態/オフ状態を確立する
のが難しく、また、オン状態時の抵抗がN−ch FETの場
合よりも高くなるだけでなく、コスト的にもN−ch FET
よりもP−ch FETの方がが高くなるという不都合があ
る。このため、本実施例では、可変抵抗器としてN−ch
FET17を用いている。
【0046】また、DC−DCコンバータ18は、バッ
クパネル47側からの電力を所定のスイッチング電圧に
変換して、N−ch FET17のゲートに付与するものであ
る。このDC−DCコンバータ18は、前述した負荷用
電圧変換部として用いられるDC−DCコンバータ15
と同様に構成されるものであるが、DC−DCコンバー
タ15に比べて変換電圧のレベルは低いので、このDC
−DCコンバータ18の入力側に設けられるバイパスコ
ンデンサの容量はDC−DCコンバータ15のバイパス
コンデンサ(図14の符号55参照)の容量よりも極め
て小さくなる。例えば、DC−DCコンバータ18のバ
イパスコンデンサの容量は0.1μF程度である。
【0047】さらに、コンデンサ19は、DC−DCコ
ンバータ18のスイッチング電圧の出力端子からの接地
ラインに介設され、後述するごとくスイッチング電圧の
立ち上がり時間(時定数)を決定するためのもので、例
えば0.1μF程度の容量を有している。なお、第1の
電圧制御部16を構成するN−ch FET17とDC−DC
コンバータ18とは予めLSI化し、一つの部品として
形成しておいてもよく、このような部品としては、例え
ば、パワーマネージメントスイッチMB3802が用い
られる。
【0048】また、図2には、第2の素子として3個の
IC14を実装した場合について示しているが、IC1
4は1個,2個もしくは4個以上実装してもよい。ただ
し、いずれの場合にも、図2に示すように、各IC14
毎に、第1の電圧制御部16およびDC−DCコンバー
タ15が実装される。上述の構成により、プリント板1
0を活性挿抜すべく、バックパネル47にコネクタ47
C,11を介してプリント板10を取り付けた場合、バ
ックパネル47側からの電力が、DC−DCコンバータ
18により所定のスイッチング電圧に変換されてから、
N−ch FET17のゲートに付与されるが、このとき、ス
イッチング電圧は、コンデンサ19の容量に応じた時定
数(立ち上がり時間)でリニアに立ち上がる。
【0049】そして、そのスイッチング電圧の立ち上が
りに伴って、N−ch FET17も高抵抗状態から低抵抗状
態へ変化する。これにより、バックパネル47側からD
C−DCコンバータ15に供給される電圧が、図9に示
すように、所定の電圧(例えばプリント板10への入力
電圧+5V)まで徐々に立ち上がるように制御される。
この図9における、第1の電圧制御部16(N−ch FET
17)の出力電圧の立ち上がり時の傾きは、コンデンサ
19の容量により決定される。図9に示すような電圧の
立ち上がりに応じ、DC−DCコンバータ15の負荷で
あるIC14に対しても、リニアに電圧が印加されるこ
とになる。
【0050】従って、活性挿抜時に、バックパネル47
側からの電流が、容量の大きなバイパスコンデンサ等を
有するDC−DCコンバータ(負荷用電圧変換部)15
に直接流れ込むのを確実に防止でき、プリント板10へ
の突入電流を小さくすることができるので、バックパネ
ル47上のコンデンサ49として大容量のものを実装す
ることなく、バックパネル47側で電流の流れ込みによ
る電圧降下やノイズ発生を確実に防止しながら、プリン
ト板10の活性挿抜を行なうことができる。
【0051】また、コンデンサ49を、バックパネル4
7側に実装上の制限を受けることなく実装できるほか、
コンデンサ49に要するコストを大幅に削減できるとと
もに、コンデンサ49に起因する故障発生を大幅に低減
できるなどの利点もある。さらに、N−ch FET17を用
いることにより、安価に可変抵抗器を実現できるので、
プリント板10の製造に要するコストを大幅に低減でき
る。
【0052】また、第1の電圧制御部16を構成するN
−ch FET17とDC−DCコンバータ18とは予めLS
I化し、一つの部品として形成することで、IC14お
よびDC−DCコンバータ15の増設に極めて容易に対
応できるほか、部品点数を削減し且つ実装スペースを縮
小することができる。ところで、図2に二点鎖線で示す
ように、バックパネル47側からの電圧でそのまま駆動
されるIC12,13と、DC−DCコンバータ15に
より変換された電圧で駆動されるIC14とが、インタ
フェース信号線20で接続されている場合には、次のよ
うな問題が生じることがある。
【0053】つまり、図10(a),(b)に示すよう
に、IC12,13は、バックパネル47側からの入力
電圧を直ちに印加されるのに対して、IC14は、第1
の電圧制御部16によりDC−DCコンバータ15に印
加される電圧が所定電圧に立ち上がるまで、適当な負荷
側電圧を印加されない。従って、インタフェース信号線
20に電圧が発生した場合、電圧印加されていないIC
14に対して、このIC14の絶対最大定格電圧を超え
る電圧が作用し、IC14が破壊されるおそれがある。
【0054】なお、図10(a)は、DC−DCコンバ
ータ15により変換される負荷側電圧が入力電圧よりも
高い場合であり、図10(b)は、DC−DCコンバー
タ15により変換される負荷側電圧が入力電圧よりも低
い場合である。いずれの場合でも、負荷側電圧が適当な
電圧に立ち上がるまで(図中、斜線を付された部分)、
IC14が破壊されるおそれがある。
【0055】そこで、本実施例では、図11(a),
(b)に示すように、プリント板10上に、第1の電圧
制御部16およびDC−DCコンバータ15をバイパス
してバックパネル47側からの電力をIC14に直接供
給しうるバイパスライン21を設け、このバイパスライ
ン21上に適当な数のダイオード22を介設する。図1
1(a)に示す例は、DC−DCコンバータ15により
変換される負荷側電圧が入力電圧よりも高い場合で、こ
の場合、ダイオード22を1個のみ介設している。ま
た、図11(b)に示す例は、DC−DCコンバータ1
5により変換される負荷側電圧が入力電圧よりも低い場
合で、この場合、IC14に印加される初期電圧を低く
するために、3個のダイオード22を直列に介設し、こ
れらのダイオード22による電圧降下を利用している。
【0056】上述の構成により、図11(a)に示すプ
リント板10では、図12(a)に示すように、プリン
ト板10の活性挿抜時に、第1の電圧制御部16の電圧
がある傾きで立ち上がり、DC−DCコンバータ15が
作動を開始する電圧までは、ダイオード22を経由する
バイパスライン21により、IC(負荷)14側にバッ
クパネル47からの入力電圧が印加され、DC−DCコ
ンバータ15が作動を開始すると、入力電圧よりも高い
電圧でIC14が駆動されるため、ダイオード22は作
用しなくない、IC14に対しては通常の電圧供給が行
なわれるようになる。
【0057】また、図11(b)に示すプリント板10
では、図12(b)に示すように、プリント板10の活
性挿抜時に、第1の電圧制御部16の電圧がある傾きで
立ち上がり、DC−DCコンバータ15が作動を開始す
る電圧までは、3個のダイオード22を経由するバイパ
スライン21により、IC(負荷)14側にバックパネ
ル47からの入力電圧が所定電圧まで低下されて印加さ
れ、DC−DCコンバータ15が作動を開始すると、そ
のままDC−DCコンバータ15の変換により得られた
所定電圧でIC14が駆動され、IC14に対して通常
の電圧供給が行なわれるようになる。
【0058】このように、図11(a),(b)に示す
プリント板10によれば、DC−DCコンバータ15か
らIC14に供給される電圧が十分に立ち上がる前に、
IC12,13とIC14との間に大きな電位差が生じ
るのを防止できるので、これらのIC12,13とIC
14とがインタフェース信号線20等により接続されて
いるような場合に、IC14の絶対最大定格電圧を超え
る電圧が作用して、IC14が破壊されるのを確実に防
止することができる。
【0059】さて、DC−DCコンバータ15内には、
通常、このDC−DCコンバータ15からの出力を平滑
化するために出力段にコンデンサ29がそなえられてい
る。この場合、図11(a),(b)に示すようなバイ
パスライン21を設けると、プリント板10の活性挿抜
時に、バイパスライン21を経由して、バックパネル4
7から突入電流が回り込むことが考えられる。
【0060】そこで、本実施例では、図13に示すよう
に、DC−DCコンバータ15の後段で、DC−DCコ
ンバータ15とバイパスライン21の終端と間には、第
2の電圧制御部23が実装されている。この第2の電圧
制御部23は、活性挿抜時に、バックパネル47側から
バイパスライン21を経由してDC−DCコンバータ1
5に回り込む電圧が徐々に立ち上がるように制御するも
ので、第1の電圧制御部16と同様に、例えば、N−ch
FET24,DC−DCコンバータ25およびコンデンサ
26により構成されている。
【0061】ここで、N−ch FET24は、N−ch FET1
7と同様、ゲートに付与されるスイッチング電圧の上昇
に伴い高抵抗状態(∞)から低抵抗状態(0)へ変化す
る可変抵抗器として機能するもので、そのドレイン−ソ
ース間が、DC−DCコンバータ15からIC14への
電力供給ラインに介設されている。また、DC−DCコ
ンバータ25は、バックパネル47側からバイパスライ
ン21(ダイオード22)を介して得られる電力を所定
のスイッチング電圧に変換して、N−ch FET23のゲー
トに付与するものである。このDC−DCコンバータ2
5も、前述したDC−DCコンバータ18と同様、DC
−DCコンバータ15に比べて変換電圧のレベルは低い
ので、このDC−DCコンバータ25に設けられるバイ
パスコンデンサの容量はDC−DCコンバータ15のバ
イパスコンデンサ(図14の符号55参照)の容量より
も極めて小さくなる。
【0062】さらに、コンデンサ26は、DC−DCコ
ンバータ25のスイッチング電圧の出力端子からの接地
ラインに介設され、前述した通り、スイッチング電圧の
立ち上がり時間(時定数)を決定するためのもので、例
えば0.1μF程度の容量を有している。なお、第1の
電圧制御部16を構成するN−ch FET17とDC−DC
コンバータ18とは予めLSI化し、一つの部品として
形成しておいてもよい。
【0063】また、本実施例では、図13に示すよう
に、各コンデンサ19,26には、適当な抵抗値を有す
る抵抗器27,28がそれぞれ並列に接続されている。
上述の構成により、図13に示すプリント板10では、
プリント板10を活性挿抜すべく、バックパネル47に
コネクタ47C,11を介してプリント板10を取り付
けた場合、バックパネル47側からバイパスライン21
(ダイオード22)を経由して送られてきた電力が、D
C−DCコンバータ25により所定のスイッチング電圧
に変換されてから、N−ch FET24のゲートに付与され
るが、このとき、スイッチング電圧は、コンデンサ26
の容量に応じた時定数(立ち上がり時間)でリニアに立
ち上がる。
【0064】そして、そのスイッチング電圧の立ち上が
りに伴って、N−ch FET24も高抵抗状態から低抵抗状
態へ変化する。これにより、バックパネル47側からバ
イパスライン21を経由してDC−DCコンバータ15
の出力側に回り込む電圧も徐々に立ち上がることにな
る。従って、バイパスライン21を設けた場合に、バッ
クパネル47側からの電流が、バイパスライン21を経
由してDC−DCコンバータ15内の出力側コンデンサ
29に直接流れ込むのを防止でき、突入電流を確実に小
さくすることができる。
【0065】また、第2の電圧制御部23を構成するN
−ch FET24とDC−DCコンバータ25とは予めLS
I化し、一つの部品として形成することで、IC14お
よびDC−DCコンバータ15の増設に極めて容易に対
応できるほか、部品点数を削減し且つ実装スペースを縮
小することができる。さらに、第1の電圧制御部16お
よび第2の電圧制御部23のコンデンサ19,26に、
それぞれ抵抗器27,28を並列に接続することで、こ
のコンデンサ19,26が充電された状態でプリント板
10をバックパネル47から抜いた場合には、各コンデ
ンサ19,26に充電された電力を、抵抗器27,28
により消費することができる。
【0066】つまり、各コンデンサ19,26が満充電
の状態でプリント板10をバックパネル47から一旦抜
いても、各コンデンサ19,26の電荷は抵抗器27,
28により消費されてコンデンサ19,26から除去さ
れる。従って、操作者の作業ミス等により、抜いた直後
のプリント板10をバックパネル47に再度挿し込んだ
場合でも、コンデンサ19,26が正常に動作し、第1
の電圧制御部16や第2の電圧制御部23が突入電流防
止回路として機能するので、バックパネル47側からプ
リント板10への突入電流の発生を確実に防止できる利
点もある。
【0067】なお、上述した実施例では、2種類の電圧
で動作する素子をプリント板10上に実装した場合につ
いて説明したが、本発明は、これに限定されるものでな
く、3種類以上の電圧で動作する素子をプリント板10
上に実装した場合にも同様に適用され、上述した実施例
と同様の作用効果が得られることはいうまでもない。ま
た、上述した実施例では、プリント板10上に図3に示
すようなプロセッサモジュール40A(〜40C)が形
成されている場合や、回路実装ユニットがプリント板で
ある場合について説明したが、本発明は、これに限定さ
れるものではない。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の回路実装
ユニットによれば、装置本体側からの電流が、活性挿抜
時に負荷用電圧変換部内の大容量のコンデンサに直接流
れ込むのを防止でき、突入電流を小さくすることができ
るので、装置本体側に大容量のコンデンサを実装するこ
となく、電流の流れ込みによる電圧降下やノイズ発生を
確実に防止できる。従って、コンデンサを、装置本体側
に実装上の制限を受けることなく実装できるほか、コン
デンサに要するコストを大幅に削減できるとともに、コ
ンデンサに起因する故障発生が大幅に低減されるなどの
効果がある(請求項1,2)。
【0069】一方、装置本体側からの電力を、バイパス
ラインおよびダイオードを介して直ちに第2の素子6に
供給することにより、第1の素子と第2の素子との間に
大きな電位差が生じるのを防止できるので、第1の素子
と第2の素子とがインタフェース信号線等により接続さ
れているような場合に、第2の素子の絶対最大定格電圧
を超える電圧が作用して、第2の素子が破壊されるのを
確実に防止することができる(請求項6)。
【0070】また、バイパスラインを設けた場合、装置
本体側からの電流が、バイパスラインを経由して負荷負
荷用電圧変換部内の出力側コンデンサに直接流れ込むの
を防止でき、突入電流を小さくすることができるので、
装置本体側におけるコンデンサの小容量化にさらに寄与
する。従って、前述と同様、電流の流れ込みによる電圧
降下やノイズ発生をより確実に防止できるほか、コンデ
ンサを、装置本体側のコンデンサに要するコストをさら
に削減できるとともに、コンデンサに起因する故障発生
もさらに低減されるなどの効果がある(請求項7,
8)。
【0071】このとき、Nチャネル電界効果トランジス
タを可変抵抗器として用いることにより、安価に可変抵
抗器を実現できるので、本発明の回路実装ユニットの製
造に要するコストを低減できる利点もある(請求項3,
9)。また、第1の電圧制御部もしくは第2の電圧制御
部のコンデンサが充電された状態で回路実装ユニットを
装置本体から抜いた場合には、コンデンサに充電された
電力が抵抗器により消費されるので、装置本体側から一
旦抜いた回路実装ユニットを、操作者の作業ミス等によ
り、抜いた直後に再度挿し込んだ場合でも、第1の電圧
制御部もしくは第2の電圧制御部が正常に動作し、装置
本体側からの突入電流の発生を確実に防止することがで
きる(請求項4,10)。
【0072】さらに、第2の素子および負荷用電圧変換
部を新たに増設する際には、その増設単位毎に、集積回
路化された可変抵抗器およびスイッチング用電圧変換部
を回路実装ユニット上に実装するだけで、その増設に極
めて容易に対応できるほか、部品点数の削減や実装スペ
ースの縮小を実現できる(請求項5,11)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例としての回路実装ユニット
(プリント板)の全体構成および回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本実施例を適用されるシステムの一例を示すブ
ロック図である。
【図4】本実施例の電力供給系およびバックパネルの構
成例を示す模式図である。
【図5】本実施例のバックパネル上でのコネクタおよび
コンデンサの実装状態を示す模式的な断面図である。
【図6】本実施例のバックパネル側コネクタとプリント
板側コネクタとの結合を説明するための模式的な側面図
である。
【図7】本実施例のプリント板上での電力供給形態を説
明するための模式的な断面図である。
【図8】本実施例で用いられるFETの特性を示すグラ
フである。
【図9】本実施例の第1の電圧制御部の電圧−時間特性
を示すグラフである。
【図10】(a),(b)はいずれも本実施例の回路実
装ユニットにおける電圧−時間特性を示すグラフであ
る。
【図11】(a),(b)はいずれも本発明の一実施例
としての回路実装ユニットの第1変形例の全体構成およ
び回路構成を示すブロック図である。
【図12】(a),(b)はそれぞれ図11(a),
(b)に示す回路実装ユニットにおける電圧−時間特性
を示すグラフである。
【図13】本発明の一実施例としての回路実装ユニット
の第2変形例の全体構成および回路構成を示すブロック
図である。
【図14】一般的な回路実装ユニット(プリント板)の
全体構成および回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 回路実装ユニット 2 装置本体 3 コネクタ 4 第1の素子 5 負荷用電圧変換部 6 第2の素子 7 第1の電圧制御部 10 プリント板 11 プリント板側コネクタ 11a 電源ピン 11b グラウンドピン 11c 信号ピン 12,13 IC(第1の素子) 14 IC(第2の素子) 15 DC−DCコンバータ(負荷用電圧変換部) 16 第1の電圧制御部 17 N−ch FET(Nチャネル電界効果トランジスタ,
可変抵抗器) 18 DC−DCコンバータ(スイッチング用電圧変換
部) 19 コンデンサ 20 インタフェース信号線 21 バイパスライン 22 ダイオード 23 第2の電圧制御部 24 N−ch FET(Nチャネル電界効果トランジスタ,
可変抵抗器) 25 DC−DCコンバータ(スイッチング用電圧変換
部) 26 コンデンサ 27,28 抵抗器 29 コンデンサ 40A〜40C プロセッサモジュール(プリント板,
回路実装ユニット) 41 二重化バス 42 バス制御部 43 メモリ制御部 44 メモリ 45 比較回路 46A〜46C MPU 47 バックパネル 47A 電源端子 47B グラウンド端子 47C コネクタ 47a 電源ピン 47b グラウンドピン 47c 信号ピン 48 電源(バッテリ) 48A 電源端子 48B グラウンド端子 49 コンデンサ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体にコネクタを介して接続され、
    該装置本体側から供給される所定電圧の電力により駆動
    される第1の素子と、該装置本体側からの電力を前記所
    定電圧とは異なる電圧に変換する負荷用電圧変換部と、
    該負荷用電圧変換部にて変換された前記異なる電圧によ
    り駆動される第2の素子とを有する回路実装ユニットで
    あって、 該装置本体側からの電力供給を停止することなく該装置
    本体に対する挿抜交換を行なう際に、該装置本体側から
    該負荷用電圧変換部に供給される電圧を前記所定の電圧
    まで徐々に立ち上げるように制御する第1の電圧制御部
    がそなえられていることを特徴とする、回路実装ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 該第1の電圧制御部が、外部から付与さ
    れるスイッチング電圧の上昇に伴い高抵抗状態から低抵
    抗状態へ変化する可変抵抗器と、該装置本体側からの電
    力を前記スイッチング電圧に変換して該可変抵抗器に付
    与するスイッチング用電圧変換部と、該スイッチング用
    電圧変換部の前記スイッチング電圧の出力端子からの接
    地ラインに介設したコンデンサとから構成されるととも
    に、 該第1の電圧制御部の該可変抵抗器が、該装置本体側か
    ら該負荷用電圧変換部への電力供給ラインに介設されて
    いることを特徴とする、請求項1記載の回路実装ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 該第1の電圧制御部の該可変抵抗器とし
    て、Nチャネル電界効果トランジスタが用いられている
    ことを特徴とする、請求項2記載の回路実装ユニット。
  4. 【請求項4】 該第1の電圧制御部の該コンデンサに、
    抵抗器が並列に接続されていることを特徴とする、請求
    項2または請求項3に記載の回路実装ユニット。
  5. 【請求項5】 該第1の電圧制御部を構成する該可変抵
    抗器および該スイッチング用電圧変換部が予め集積回路
    化されていることを特徴とする、請求項2〜4のいずれ
    かに記載の回路実装ユニット。
  6. 【請求項6】 該第1の電圧制御部および該負荷用電圧
    変換部をバイパスして該装置本体側からの電力を該第2
    の素子に供給しうるバイパスラインが設けられ、 該バイパスラインにダイオードが介設されていることを
    特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の回路実装
    ユニット。
  7. 【請求項7】 該装置本体側からの電力供給を停止する
    ことなく該装置本体に対する挿抜交換を行なう際に、該
    装置本体側から該バイパスラインを経由して該負荷用電
    圧変換部に回り込む電圧を徐々に立ち上げるように制御
    する第2の電圧制御部がそなえられていることを特徴と
    する、請求項6記載の回路実装ユニット。
  8. 【請求項8】 該第2の電圧制御部が、外部から付与さ
    れるスイッチング電圧の上昇に伴い高抵抗状態から低抵
    抗状態へ変化する可変抵抗器と、該装置本体側から該ダ
    イオードを介して得られる電力を前記スイッチング電圧
    に変換して該可変抵抗器に付与するスイッチング用電圧
    変換部と、該スイッチング用電圧変換部の前記スイッチ
    ング電圧の出力端子からの接地ラインに介設したコンデ
    ンサとから構成されるとともに、 該第2の電圧制御部の該可変抵抗器が、該負荷用電圧変
    換部から該第2の素子への電力供給ラインに介設されて
    いることを特徴とする、請求項7記載の回路実装ユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】 該第2の電圧制御部の該可変抵抗器とし
    て、Nチャネル電界効果トランジスタが用いられている
    ことを特徴とする、請求項8記載の回路実装ユニット。
  10. 【請求項10】 該第2の電圧制御部の該コンデンサ
    に、抵抗器が並列に接続されていることを特徴とする、
    請求項8または請求項9に記載の回路実装ユニット。
  11. 【請求項11】 該第2の電圧制御部を構成する該可変
    抵抗器および該スイッチング用電圧変換部が予め集積回
    路化されていることを特徴とする、請求項8〜10のい
    ずれかに記載の回路実装ユニット。
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