JPH08152812A

JPH08152812A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH08152812A
Application number: JP29663594A
Authority: JP
Inventors: Nobuo Iwata; 信夫岩田; Shingo Kato; 眞吾加藤; Shigeo Kurotaka; 重夫黒高; Takeshi Motohashi; 武本橋; Takeshi Deki; 剛出来; Takahiro Tamiya; 孝弘田宮; Tomonori Yabuta; 知典薮田
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1994-11-30
Filing date: 1994-11-30
Publication date: 1996-06-11

Abstract

(57)【要約】【目的】簡単な構成により回転駆動ローラとベルトとの
間の滑りを低減することのできる低コストで信頼性の高
い画像形成装置を提供する。【構成】感光体ベルト１及び中間転写ベルト１０の回転
駆動ローラ２，１１に接触する面の一部または全面、ま
たは、回転駆動ローラ２，１１の感光体ベルト１及び中
間転写ベルト１０に接触する面の一部または全面、また
は、感光体ベルト１，中間転写ベルト１０，回転駆動ロ
ーラ２，１１の接触面の一部または全面に、粘着剤２６
もしくは高摩擦係数樹脂２７を塗付する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、カラー複写機、カラー
プリンタ、カラーファクシミリ等の画像形成装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】本発明が実施される画像形成装置の従来
例を図７に示す。図７において、画像坦持体としての感
光体は無端（エンドレス）状のベルトで構成されてお
り、この感光体ベルト１は、回転駆動ローラ２，３（一
方のローラは従動回転でもよい）の間に張架配設されて
おり、回転駆動ローラ２，（３）の駆動により時計方向
に回転される。

【０００３】回転駆動ローラ２の近傍には、感光体クリ
ーニング装置１５、除電ランプ２１、帯電部材（帯電ロ
ーラ）４が配置されており、除電ランプ２１は、予め感
光体ベルト１の除電を行い、帯電部材４は、感光体ベル
ト１を一様に帯電させる。

【０００４】画像書込信号は、レーザ書き込みユニット
５に入力されて、図示しない半導体レーザよりレーザ光
として照射され、駆動モータ５Ａにより回転されるポリ
ゴンミラー５Ｂによって回転走査されることにより、ｆ
θレンズ５Ｂ、及び、ミラーを介して、帯電した感光体
ベルト１に露光される。この露光によって、感光体ベル
ト１の表面に、画像書き込み信号に応じた静電潜像が形
成される。ここで、露光される画像パターンは、フルカ
ラー画像を、イエロー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）、シアン
（Ｃ）、ブラック（Ｂ）、の各色に色分解した単色の画
像パターンである。

【０００５】感光体ベルト１上に形成された単色の静電
潜像は、各色の現像剤が収容された回転型現像器６，
７，８，９のうちの対応する現像器によって現像され、
所定の色の現像剤（トナー）からなる単色画像として顕
像化される。

【０００６】この感光体ベルト１上に顕像化された単色
画像は、感光体ベルト１と同様に回転駆動ローラ１１，
１２（一方のローラは従動回転でもよい）の間に張架配
設されて回転駆動ローラ１１，（１２）の駆動により感
光体ベルト１に接触しながら図７において反時計方向に
回転される中間転写体としての中間転写ベルト１０上
に、バイアスローラ１３の作用により転写される。

【０００７】上述のようにして感光体ベルト１上に順次
形成される各色ごとの単色画像は、中間転写ベルト１０
上に順次重ね合せられて転写されることによって、カラ
ー画像化される。

【０００８】この中間転写ベルト１０上に形成されたカ
ラー画像は、給紙台１７から給紙ローラ１８及びレジス
トローラ１９を経て転写部へ搬送された転写紙（図示せ
ず）に、転写ローラ１４により転写される。

【０００９】このカラー画像の転写後、転写紙上に転写
された未定着のトナー像（カラー画像）が定着装置２０
により転写紙上に定着されることによって、この転写紙
は、フルカラーコピーとして、排紙ローラにより機外に
設けられた排紙トレイ上に排出される。

【００１０】一方、転写紙へのカラー画像の転写を終え
た中間転写ベルト１０の表面は、この中軟転写ベルト１
０の表面に圧接するように設けられたクリーニング装置
１６のクリーニングブレード１６Ａによって残留トナー
が掻き落されることにより、次の画像転写に備えるべく
クリーニングされる。このクリーニング装置１６は、上
述の中間転写ベルト１０へのカラー画像の形成動作中
は、少なくともそのクリーニングブレード１６Ａが、中
間転写ベルト１０から離間するように構成されている。

【００１１】ところで、上記の回転駆動ローラ２は、図
８に示すように、回転駆動モータ２５によって回転駆動
され、感光体ベルト１は、この回転駆動ローラ２の回転
により等速で回転されるように構成されている。

【００１２】また、回転駆動モータ２５と回転駆動ロー
ラ２との間の駆動軸には、プーリ２２が一体的に設けら
れており、このプーリ２２は、タイミングベルト２３を
介して、このタイミングベルト２３の一端を張架支持す
るギヤ２４ａを駆動するように構成されている。

【００１３】このギヤ２４ａは回転駆動ローラ１１の回
転軸に設けられた他のギヤ２４ｂに噛み合っており、こ
のギヤ２４ａの回転によって回転駆動ローラ１１が回転
駆動され、更に、この回転駆動ローラ１１の回転によっ
て中間転写ベルト１０が等速で回転されるように構成さ
れている。

【００１４】このように、本例の画像形成装置では、感
光体ベルト１及び中間転写ベルト１０が１つの回転駆動
モータ２５によってそれぞれ等速で回転駆動されている
ので、感光体ベルト１と中間転写ベルト１０とを確実に
同期回転させることができ、感光体ベルト１上に形成さ
れる４色の単色画像を中間転写ベルト１０上へ重ね合せ
て転写する際の画像ずれ（色ずれ）を解消できる。

【００１５】しかしながら、図８に示すような構成の従
来例では、回転駆動ローラ２と感光体ベルト１との間、
及び、回転駆動ローラ１１と中間転写ベルト１０との間
に滑りが生じて、感光体ベルト１及び中間転写ベルト１
０の回転速度にそれぞれ変動が生じることがあった。こ
のような感光体ベルト１及び中間転写ベルト１０の回転
速度の変動は、その各色毎の画像形成プロセスにおける
転写画像の歪みの原因となってしまう。

【００１６】そこで、この種の従来の画像形成装置とし
て、実開昭５８−５２５６２号公報記載の「記録装置」
では、回転駆動ローラの外周面とベルトとの間に表面が
高摩擦係数部材で形成され少なくとも駆動ローラを包囲
するように該中間エンドレスベルトを設けて、回転駆動
ローラとベルトとの滑りを低減している（例えば、図９
に示すように、回転駆動ローラ１１の外周面と中間転写
ベルト１０との間に、中継エンドレスベルト２８を設け
ている）。

【００１７】また、実開昭５８−５２５６３号公報記載
の「記録装置」では、接触表面が高摩擦係数を有する薄
肉ベルト部材を螺旋状に巻き付け接着してなる回転駆動
ローラを用いて、回転駆動ローラとベルトとの滑りを低
減している（例えば、図１０に示すように、中間転写ベ
ルト１０を回転させる回転駆動ローラ１１の外周面に、
薄肉ベルト部材２９を螺旋状に巻き付け接着してい
る）。

【００１８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の実開昭５８−５２５６２号公報記載の「記録装
置」、及び、実開昭５８−５２５６３号公報記載の「記
録装置」では、別部材の中継エンドレスベルト２８を設
けたり、薄肉ベルト部材２９を巻き付け接着しているた
め、部品点数及び工数の増加によるコストアップや、薄
肉ベルト部材の巻き付け精度及び各部材の厚みの精度の
維持、中継エンドレスベルトの寄り対策などが必要とな
り、その構成が複雑化すると共に信頼性が低下する不具
合があった。

【００１９】この発明は、上述の点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、簡単な構成により回転駆動ロ
ーラとベルトとの間の滑りを低減することのできる低コ
ストで信頼性の高い画像形成装置を提供することにあ
る。

【００２０】

【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、請求項１では、感光体と、この感光体
に複数の画像形成信号に対応する静電潜像を回転多面鏡
に露光ビームを反射させて形成する潜像形成手段と、該
感光体に形成された潜像を顕像化するための現像剤坦持
部材を有する複数の現像ユニットと、該感光体上の顕像
が転写される中間転写体と、この中間転写体上に転写さ
れたトナー像を転写紙上に転写する転写手段と、該転写
紙上に転写された未定着のトナー像を定着させる定着装
置とを備え、上記感光体及び中間転写体の一方もしくは
双方が、無端状のベルトと、このベルトを回転駆動させ
る回転駆動ローラとで構成されてなる画像形成装置にお
いて、上記ベルトの上記回転駆動ローラに接触する面の
一部または全面に、粘着剤を塗付した構成とする。

【００２１】また、請求項２では、上記回転駆動ローラ
の上記ベルトに接触する周面の一部または全面に、粘着
剤を塗付した構成とする。

【００２２】また、請求項３では、上記ベルトの上記回
転駆動ローラに接触する面の一部または全面、及び、上
記回転駆動ローラの上記ベルトに接触する周面の一部ま
たは全面に、粘着剤を塗付した構成とする。

【００２３】また、請求項４では、上記ベルトの上記回
転駆動ローラに接触する面の一部または全面に、高摩擦
系樹脂を塗付した構成とする。

【００２４】また、請求項５では、上記回転駆動ローラ
の上記ベルトに接触する周面の一部または全面に、高摩
擦系樹脂を塗付した構成とする。

【００２５】また、請求項６では、上記ベルトの上記回
転駆動ローラに接触する面の一部または全面、及び、上
記回転駆動ローラの上記ベルトに接触する周面の一部ま
たは全面に、高摩擦系樹脂を塗付した構成とする。

【００２６】

【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図１乃至図６において、図７乃至図１０にお
ける従来例と同等の構成・動作及び機能を有する部材に
関しては、図７乃至図１０の各部材に付した符号と同符
号を付し、その説明を省略する。

【００２７】本発明の請求項１記載の実施例を図１に示
す。本実施例は、図１に示すように、感光体ベルト１及
び中間転写ベルト１０の回転駆動ローラ２，１１に接触
する面の全面に、粘着剤２６を塗付して構成される。こ
こで、粘着剤２６としては、例えば、ゴム系の粘着剤、
あるいは、アクリル系及びエポキシ系の粘着性樹脂など
が用いられる。また、本実施例は、感光体ベルト１及び
中間転写ベルト１０の回転駆動ローラ２，１１に接触す
る面の一部に粘着剤２６を塗付して構成してもよい。

【００２８】本実施例によれば、感光体ベルト１及び中
間転写ベルト１０の回転駆動ローラ２，１１に接触する
面の一部または全面に粘着剤２６が塗付されているの
で、回転駆動ローラ２と感光体ベルト１との間、及び、
回転駆動ローラ１１と中間転写ベルト１０との間の滑り
が低減され、感光体ベルト１及び中間転写ベルト１０の
回転速度の変動が防止されて、その各色毎の画像形成プ
ロセスにおける転写画像の歪みを低減させることが可能
となる。

【００２９】本実施例では、粘着剤２６の塗付層の厚さ
を数μ〜数十μの厚さとすることで、回転駆動ローラ２
と感光体ベルト１との間、及び、回転駆動ローラ１１と
中間転写ベルト１０との間の滑りを低減できるので、こ
の粘着剤２６を塗付しても感光体ベルト１及び中間転写
ベルト１０の形状の寸法精度を適正に維持できる。

【００３０】また、本実施例では、従来例のように別部
材を設けてベルトの滑り止めを行っていないので、部品
点数及び工数を増大したり、画像形成装置の構成や寸法
を大幅に変更することなく、回転駆動ローラ２と感光体
ベルト１との間、及び、回転駆動ローラ１１と中間転写
ベルト１０との間の滑りを低減できる。

【００３１】本発明の請求項２記載の実施例を図２に示
す。本実施例は、図２に示すように、回転駆動ローラ
２，１１の、感光体ベルト１及び中間転写ベルト１０に
接触する周面の全面に、上記実施例と同様の粘着剤２６
を塗付して構成される。ここで、本実施例は、感光体ベ
ルト１及び中間転写ベルト１０に接触する回転駆動ロー
ラ２，１１の周面の一部に粘着剤２６を塗付して構成し
てもよい。

【００３２】本実施例によれば、感光体ベルト１及び中
間転写ベルト１０に接触する回転駆動ローラ２，１１の
周面の一部または全面に粘着剤２６が塗付されているの
で、回転駆動ローラ２と感光体ベルト１との間、及び、
回転駆動ローラ１１と中間転写ベルト１０との間の滑り
が低減され、感光体ベルト１及び中間転写ベルト１０の
回転速度の変動が防止されて、その各色毎の画像形成プ
ロセスにおける転写画像の歪みを低減させることが可能
となる。

【００３３】本実施例では、粘着剤２６の塗付層の厚さ
を数μ〜数十μの厚さとすることで、回転駆動ローラ２
と感光体ベルト１との間、及び、回転駆動ローラ１１と
中間転写ベルト１０との間の滑りを低減できるので、こ
の粘着剤２６を塗付しても回転駆動ローラ２，１１の形
状の寸法精度を適正に維持できる。

【００３４】また、本実施例では、従来例のように別部
材を設けてベルトの滑り止めを行っていないので、部品
点数及び工数を増大したり、画像形成装置の構成や寸法
を大幅に変更することなく、回転駆動ローラ２と感光体
ベルト１との間、及び、回転駆動ローラ１１と中間転写
ベルト１０との間の滑りを低減できる。

【００３５】ところで、図１及び図２に示した各実施例
のように、回転駆動ローラ２，１１、もしくは、感光体
ベルト１及び中間転写ベルト１０の何れか一方のみに粘
着剤２６を塗付した構成では、粘着剤２６が塗付されて
いない方の部材が摩擦係数の小さい材質で構成されてい
る場合に、回転駆動ローラ２と感光体ベルト１との間、
及び、回転駆動ローラ１１と中間転写ベルト１０との間
で滑りが生じてしまう。

【００３６】このため、図１及び図２に示した各実施例
の構成では、画像形成の性能を高めるために構成部材を
摩擦係数の小さい材質で構成した場合、その滑り止めの
効果が十分に得られない。ここで、逆に、その構成部材
を高摩擦係数の材質で構成した場合には、目的とする画
像形成の性能が得られない場合も考えられる。

【００３７】そこで、本発明の請求項３記載の実施例で
は、図３に示すように、感光体ベルト１及び中間転写ベ
ルト１０の回転駆動ローラ２，１１に接触する面の全
面、及び、回転駆動ローラ２，１１の、感光体ベルト１
及び中間転写ベルト１０に接触する周面の全面に、粘着
剤２６を塗付して構成する。ここで、本実施例は、感光
体ベルト１及び中間転写ベルト１０の回転駆動ローラ
２，１１に接触する面の一部、及び、感光体ベルト１及
び中間転写ベルト１０に接触する回転駆動ローラ２，１
１の周面の一部に粘着剤２６を塗付して構成してもよ
い。

【００３８】本実施例によれば、感光体ベルト１及び中
間転写ベルト１０の回転駆動ローラ２，１１に接触する
面の一部または全面、及び、感光体ベルト１及び中間転
写ベルト１０に接触する回転駆動ローラ２，１１の周面
の一部または全面に粘着剤２６が塗付されているので、
その構成部材の材質に制限されることなく、回転駆動ロ
ーラ２と感光体ベルト１との間、及び、回転駆動ローラ
１１と中間転写ベルト１０との間の滑りが低減され、感
光体ベルト１及び中間転写ベルト１０の回転速度の変動
を防止して、その各色毎の画像形成プロセスにおける転
写画像の歪みを低減させることが可能となる。

【００３９】本実施例では、粘着剤２６の塗付層の厚さ
を数μ〜数十μの厚さとすることで、回転駆動ローラ２
と感光体ベルト１との間、及び、回転駆動ローラ１１と
中間転写ベルト１０との間の滑りを低減できるので、こ
の粘着剤２６を塗付しても感光体ベルト１及び中間転写
ベルト１０並びに回転駆動ローラ２，１１の形状の寸法
精度を適正に維持できる。

【００４０】また、本実施例では、従来例のように別部
材を設けてベルトの滑り止めを行っていないので、部品
点数及び工数を増大したり、画像形成装置の構成や寸法
を大幅に変更することなく、回転駆動ローラ２と感光体
ベルト１との間、及び、回転駆動ローラ１１と中間転写
ベルト１０との間の滑りを低減できる。

【００４１】本発明の請求項４記載の実施例を図４に、
本発明の請求項５記載の実施例を図５に、本発明の請求
項６記載の実施例を図６に示す。これらの実施例は、図
１乃至図３に示した各実施例における粘着剤２６を、例
えば、ウレタン系やシリコン系の高摩擦係数樹脂２７に
置き換えたものである。従って、これらの実施例におけ
る目的・構成・効果は、前述した各実施例のそれと同じ
であるので、それらの説明は省略する。

【００４２】

【発明の効果】上述したように、本発明によれば、請求
項１では、回転駆動ローラに対するベルトの接触面に粘
着性を持たせるだけの簡単な構成により、回転駆動ロー
ラとベルトとの間の滑りを低減させることができ、転写
画像の歪みを低減できる。

【００４３】請求項２では、ベルトに対する回転駆動ロ
ーラの接触面に粘着性を持たせるだけの簡単な構成によ
り、回転駆動ローラとベルトとの間の滑りを低減させる
ことができ、転写画像の歪みを低減できる。

【００４４】請求項３では、ベルト及び回転駆動ローラ
のそれぞれ接触面に粘着性を持たせるだけの簡単な構成
により、ベルト及び回転駆動ローラの材質に影響される
ことなく回転駆動ローラとベルトとの間の滑りを低減さ
せることができ、転写画像の歪みを低減できる。

【００４５】請求項４では、回転駆動ローラに対するベ
ルトの接触面の摩擦係数を高くするだけの簡単な構成に
より、回転駆動ローラとベルトとの間の滑りを低減させ
ることができ、転写画像の歪みを低減できる。

【００４６】請求項５では、ベルトに対する回転駆動ロ
ーラの接触面の摩擦係数を高くするだけの簡単な構成に
より、回転駆動ローラとベルトとの間の滑りを低減させ
ることができ、転写画像の歪みを低減できる。

【００４７】請求項６では、ベルト及び回転駆動ローラ
のそれぞれ接触面の摩擦係数を高くするだけの簡単な構
成により、ベルト及び回転駆動ローラの材質に影響され
ることなく回転駆動ローラとベルトとの間の滑りを低減
させることができ、転写画像の歪みを低減できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の画像形成装置の第１の実施例における
感光体及び中間転写体の概略斜視図である。

【図２】本発明の画像形成装置の第２の実施例における
感光体及び中間転写体の概略斜視図である。

【図３】本発明の画像形成装置の第３の実施例における
感光体及び中間転写体の概略斜視図である。

【図４】本発明の画像形成装置の第４の実施例における
感光体及び中間転写体の概略斜視図である。

【図５】本発明の画像形成装置の第５の実施例における
感光体及び中間転写体の概略斜視図である。

【図６】本発明の画像形成装置の第６の実施例における
感光体及び中間転写体の概略斜視図である。

【図７】本発明が実施される画像形成装置の従来例の概
略構成図である。

【図８】上記従来例における感光体及び中間転写体の概
略斜視図である。

【図９】上記従来例に従来の公知技術を実施した場合の
画像形成装置の感光体及び中間転写体の概略斜視図であ
る。

【図１０】上記従来例に従来の他の公知技術を実施した
場合の画像形成装置の感光体及び中間転写体の概略斜視
図である。

【符号の説明】

１感光体ベルト２，３回転駆動ローラ４帯電部材５レーザ書き込みユニット６，７，８，９回転型現像器１０中間転写ベルト１１，１２回転駆動ローラ１３バイアスローラ１４転写ローラ１５感光体クリーニング装置１６クリーニング装置１７給紙台１８給紙ローラ１９レジストローラ２０定着装置２１除電ランプ２２プーリ２３タイミングベルト２４ａ，２４ｂギヤ２５回転駆動モータ２６粘着剤２７高摩擦係数樹脂

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者本橋武東京都大田区中馬込１丁目３番６号・株式会社リコー内 (72)発明者出来剛東京都大田区中馬込１丁目３番６号・株式会社リコー内 (72)発明者田宮孝弘東京都大田区中馬込１丁目３番６号・株式会社リコー内 (72)発明者薮田知典鳥取県鳥取市北村10−３・リコーマイクロエレクトロニクス株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】感光体と、この感光体に複数の画像形成信
号に対応する静電潜像を回転多面鏡に露光ビームを反射
させて形成する潜像形成手段と、該感光体に形成された
潜像を顕像化するための現像剤坦持部材を有する複数の
現像ユニットと、該感光体上の顕像が転写される中間転
写体と、この中間転写体上に転写されたトナー像を転写
紙上に転写する転写手段と、該転写紙上に転写された未
定着のトナー像を定着させる定着装置とを備え、上記感
光体及び中間転写体の一方もしくは双方が、無端状のベ
ルトと、このベルトを回転駆動させる回転駆動ローラと
で構成されてなる画像形成装置において、上記ベルトの
上記回転駆動ローラに接触する面の一部または全面に、
粘着剤を塗付したことを特徴とする画像形成装置。
【請求項２】感光体と、この感光体に複数の画像形成信
号に対応する静電潜像を回転多面鏡に露光ビームを反射
させて形成する潜像形成手段と、該感光体に形成された
潜像を顕像化するための現像剤坦持部材を有する複数の
現像ユニットと、該感光体上の顕像が転写される中間転
写体と、この中間転写体上に転写されたトナー像を転写
紙上に転写する転写手段と、該転写紙上に転写された未
定着のトナー像を定着させる定着装置とを備え、上記感
光体及び中間転写体の一方もしくは双方が、無端状のベ
ルトと、このベルトを回転駆動させる回転駆動ローラと
で構成されてなる画像形成装置において、上記回転駆動
ローラの上記ベルトに接触する周面の一部または全面
に、粘着剤を塗付したことを特徴とする画像形成装置。
【請求項３】感光体と、この感光体に複数の画像形成信
号に対応する静電潜像を回転多面鏡に露光ビームを反射
させて形成する潜像形成手段と、該感光体に形成された
潜像を顕像化するための現像剤坦持部材を有する複数の
現像ユニットと、該感光体上の顕像が転写される中間転
写体と、この中間転写体上に転写されたトナー像を転写
紙上に転写する転写手段と、該転写紙上に転写された未
定着のトナー像を定着させる定着装置とを備え、上記感
光体及び中間転写体の一方もしくは双方が、無端状のベ
ルトと、このベルトを回転駆動させる回転駆動ローラと
で構成されてなる画像形成装置において、上記ベルトの
上記回転駆動ローラに接触する面の一部または全面、及
び、上記回転駆動ローラの上記ベルトに接触する周面の
一部または全面に、粘着剤を塗付したことを特徴とする
画像形成装置。
【請求項４】感光体と、この感光体に複数の画像形成信
号に対応する静電潜像を回転多面鏡に露光ビームを反射
させて形成する潜像形成手段と、該感光体に形成された
潜像を顕像化するための現像剤坦持部材を有する複数の
現像ユニットと、該感光体上の顕像が転写される中間転
写体と、この中間転写体上に転写されたトナー像を転写
紙上に転写する転写手段と、該転写紙上に転写された未
定着のトナー像を定着させる定着装置とを備え、上記感
光体及び中間転写体の一方もしくは双方が、無端状のベ
ルトと、このベルトを回転駆動させる回転駆動ローラと
で構成されてなる画像形成装置において、上記ベルトの
上記回転駆動ローラに接触する面の一部または全面に、
高摩擦系樹脂を塗付したことを特徴とする画像形成装
置。
【請求項５】感光体と、この感光体に複数の画像形成信
号に対応する静電潜像を回転多面鏡に露光ビームを反射
させて形成する潜像形成手段と、該感光体に形成された
潜像を顕像化するための現像剤坦持部材を有する複数の
現像ユニットと、該感光体上の顕像が転写される中間転
写体と、この中間転写体上に転写されたトナー像を転写
紙上に転写する転写手段と、該転写紙上に転写された未
定着のトナー像を定着させる定着装置とを備え、上記感
光体及び中間転写体の一方もしくは双方が、無端状のベ
ルトと、このベルトを回転駆動させる回転駆動ローラと
で構成されてなる画像形成装置において、上記回転駆動
ローラの上記ベルトに接触する周面の一部または全面
に、高摩擦系樹脂を塗付したことを特徴とする画像形成
装置。
【請求項６】感光体と、この感光体に複数の画像形成信
号に対応する静電潜像を回転多面鏡に露光ビームを反射
させて形成する潜像形成手段と、該感光体に形成された
潜像を顕像化するための現像剤坦持部材を有する複数の
現像ユニットと、該感光体上の顕像が転写される中間転
写体と、この中間転写体上に転写されたトナー像を転写
紙上に転写する転写手段と、該転写紙上に転写された未
定着のトナー像を定着させる定着装置とを備え、上記感
光体及び中間転写体の一方もしくは双方が、無端状のベ
ルトと、このベルトを回転駆動させる回転駆動ローラと
で構成されてなる画像形成装置において、上記ベルトの
上記回転駆動ローラに接触する面の一部または全面、及
び、上記回転駆動ローラの上記ベルトに接触する周面の
一部または全面に、高摩擦系樹脂を塗付したことを特徴
とする画像形成装置。