JPH0815062A - レール締結器の弛緩検出装置 - Google Patents

レール締結器の弛緩検出装置

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JPH0815062A
JPH0815062A JP17034494A JP17034494A JPH0815062A JP H0815062 A JPH0815062 A JP H0815062A JP 17034494 A JP17034494 A JP 17034494A JP 17034494 A JP17034494 A JP 17034494A JP H0815062 A JPH0815062 A JP H0815062A
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JP
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rail
time series
pandroll
leaf spring
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JP17034494A
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English (en)
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Seiichiro Oi
清一郎 大井
Choichi Ito
長市 伊藤
Masaaki Nakanishi
雅明 中西
Masaya Nakagawa
昌弥 中川
Yoshitaka Matsumoto
好高 松本
Osamu Murakami
治 村上
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Koa Corp
East Japan Railway Co
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Koa Corp
East Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、保線区社員が徒歩で線路を巡回しなが
ら行っていたレール締結器の点検作業を機械化する。 【構成】 ラインカメラ1を、レールの長さ方向に直交
する方向に沿って移動台車上に設置し、路床の画像を撮
影する。ラインカメラにより撮影した画像をデジタルデ
ータレコーダ2に記録する。エンジニアリングワークス
テーション3でデジタルデータレコーダに記録されてい
る画像データを読込みながら、プログラムで以下の処理
を行う。第1発明では、レール締結器におけるナットよ
りも上方に突出する板ばね固定用ボルトのねじ山数を計
測し、その時系列比較により、板ばね固定用ボルトの緩
みを検出する。第2発明では、レール締結器におけるレ
ール固定用板ばねの隙間の幅を計測し、その時系列比較
により、レール固定用板ばねの緩みを検出する。第3発
明では、パンドロール締結装置におけるパンドロールク
リップの有無を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道における線路面の
レールを固定するためのレール締結器のうち、板ばねを
用いて固定する方式のレール締結器について、その緩み
を検出する装置およびパンドロール締結装置について、
そのクリップの有無を検出する装置に関する。
【0002】板ばねを用いて固定する方式のレール締結
器は図3に示すように、板ばねが締結器の基台12とレ
ールRにまたがるように設置され、板ばね11はボルト
13およびナット14で基台12に固定されている。ナ
ット14を締めつけていくことにより、板ばね11の開
いた部分が、レール基底部Raに圧接され、レールRを
固定する。この板ばね11が緩むと、レールRの支持強
度が低下し、広範囲にわたり緩みが生じると、車両の通
過の際にレールRが外れ、車両が脱線する危険性があ
る。
【0003】パンドロール締結装置は図4に示すよう
に、板ばねの代わりにパンドロールクリップ(線ばね)
でレールを固定する・パンドロールクリップ15で締結
した後は緩みはなく、保守はほとんど不要となるが、何
らかの原因でこのパンドロールクリップ15が外れて無
くなるとその部分は機能しなくなり、締結装置自体に緩
みが発生する。
【0004】
【従来の技術】従来、レール締結器の点検は保線区社員
が徒歩で線路を巡回しながら行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のレ
ール締結器の点検は人手で行っていたので、時間と労力
がかかるという問題があった。
【0006】また、点検の記録もあいまいで、時系列的
な管理ができず、人の主観や記憶に頼っていた。
【0007】本発明は、これらの点に鑑み、人手で行っ
ていたレール締結器の点検作業を機械化することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、以下のように構成した。
【0009】すなわち、第1発明は、レールの長さ方向
に直交する方向に沿って移動台車上に設置した路床撮影
用のラインカメラと、前記ラインカメラにより撮影した
路床の画像を記録する画像記録手段と、前記画像記録手
段の記録画像よりレール締結器部分の画像を抽出する画
像抽出手段と、その抽出画像より、レール締結器におけ
るナットよりも上方に突出する板ばね固定用ボルトのね
じ山数を数値化する画像データ計測手段と、前記画像デ
ータ計測手段の出力する計測ねじ山数を時系列に記憶す
る計測データ記憶手段と、前記計測データ記憶手段から
計測ねじ山数を時系列に読み出し、時系列比較により、
板ばね固定用ボルトの緩みを検出する比較分析手段と、
その比較分析結果を出力する比較分析結果出力手段とか
らなるレール締結器の弛緩検出装置である。第2発明
は、レールの長さ方向に直交する方向に沿って移動台車
上に設置した路床撮影用のラインカメラと、前記ライン
カメラにより撮影した路床の画像を記録する画像記録手
段と、前記画像記録手段の記録画像よりレール締結器部
分の画像を抽出する画像抽出手段と、その抽出画像よ
り、レール締結器におけるレール固定用板ばねの隙間の
幅を数値化する画像データ計測手段と、前記画像データ
計測手段の出力する計測ばね間隙を時系列に記憶する計
測データ記憶手段と、前記計測データ記憶手段から計測
ばね間隙を時系列に読み出し、時系列比較により、レー
ル固定用板ばねの緩みを検出する比較分析手段と、その
比較分析結果を出力する比較分析結果出力手段とからな
るレール締結器の弛緩検出装置である。第3発明は、レ
ールの長さ方向に直交する方向に沿って移動台車上に設
置した路床撮影用のラインカメラと、前記ラインカメラ
により撮影した路床の画像を記録する画像記録手段と、
前記画像記録手段の記録画像よりパンドロール締結装置
部分の画像を抽出する画像抽出手段と、その抽出画像よ
り、パンドロール締結装置のクリップの有無を検出する
画像データ解析手段と、前記画像データ解析手段の出力
するパンドロール締結装置のクリップの有無を記憶する
解析データ記憶手段と、前記解析データ記憶手段からパ
ンドロール締結装置の弛緩検出装置である。
【0010】板ばね11を用いて固定する方式のレール
締結器は図7に示すように、レール締結器に板ばね11
を設置した当初は、十分にナット14を締めつけている
ため、板ばね11の上下はほとんど密接しているが、ナ
ット14が緩んでくると、図8に示すように次第に板ば
ね11の間隔が開いてくる。また、ナット14に着目す
ると、緩みが進行するにつれてナット14の位置はボル
ト13に対して上方に移動する。(ボルトのねじ山の残
りが少なくなる) これらのことから、レール締結器Tの緩みを検出するた
めには、 (1)ナット14よりも上方に突出する板ばね固定用ボ
ルト13のねじ山数を数える。 (2)レール固定用板ばね11の隙間の幅を計測する。 という2通りの方法が考えられる。
【0011】板ばね11の隙間の幅については、板ばね
11が湾曲しているため、つねに同一の箇所で隙間の幅
L1の計測を行う必要がある。このため、あらかじめ計
測に関しては、図9に示す幅計測中心線P上で計測を実
施するなどの基準を設定しておく。この幅計測中心線P
はボルト13の外側面よりボルト中心側に2mm寄せた
位置が好ましい。さらに、隙間の幅はあまり広がってい
ないが、板ばね全体がレール締結器自体から浮き上がっ
てしまうような状態も見られるので、レール締結器と板
ばねの隙間の幅L2も計測する必要がある。
【0012】また、板ばね固定用ボルト13のねじ山に
ついては、設置時のねじ山の残りの数は1本毎に異なる
ため、データの取得は時期を開けて2回以上行い、比較
により変化を検出するか、設置時にあらかじめデータを
取得し、これを基準データとして比較検出する必要があ
る。
【0013】このほか板ばね11に関しては、図10に
示す部分が11aが割れやすいという特性があるので、
この部分の線構造を自動的に認識して割れを判定するこ
とも、レール締結器の緩みを検出する手段となる。
【0014】パンドロール締結装置に関しては、パンド
ロールクリップの有無がレール締結器の緩みを検出する
てがかりとなる。
【0015】
【作用】ラインカメラ1は、レールRの長さ方向に直交
する方向に沿って移動台車上に設置し、路床の画像を撮
影する。画像記録手段は、ラインカメラ1により撮影し
た路床の画像を記録する。画像抽出手段は、この記録画
像よりレール締結器部分の画像を抽出する。
【0016】第1発明の画像データ計測手段は、その抽
出画像より、レール締結器におけるナットよりも上方に
突出する板ばね固定用ボルト13のねじ山数を数値化す
る。第2発明の画像データ計測手段は、その抽出画像よ
り、レール締結器におけるレール固定用板ばね11の隙
間の幅L1を数値化する。第3発明の画像データ解析手
段は、その抽出画像より、パンドロール締結装置のクリ
ップ15の有無を検出する。
【0017】第1発明の計測データ記憶手段は、その数
値化した計測ねじ山数を時系列に記憶する。第2発明の
計測データ記憶手段は、その数値化した計測ばね間隙L
1を時系列に記憶する。第3発明の解析データ記憶手段
は、パンドロール締結装置のクリップ15の有無を記憶
する。
【0018】第1発明の比較分析手段は、その記憶した
計測ねじ山数を時系列に読み出し時系列比較により、板
ばね固定用ボルト13の緩みを検出する。第2発明の比
較分析手段は、その記憶した計測ばね間隙L1を時系列
に読み出し時系列比較により、レール固定用板ばね11
の緩みを検出する。第3発明の検出手段は、その記憶し
たパンドール締結装置のクリップ15の有無を読み出
し、パンドロール締結装置の緩みを検出する。
【0019】第1発明および第2発明の比較分析結果出
力手段は、これらの比較分析結果を出力する。第3発明
の検出結果出力手段は、パンドロール締結装置の緩みを
検出した結果を出力する。
【0020】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の板ばねを用
いて固定する方式のレール締結器の弛緩検出装置の実施
例について説明する。
【0021】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。図1において、1はラインカメラ装置であり、移動
台車(図示しない)の最前部または最後部に取り付けて
一定の速度でレールR上を矢印F方向に走行させ、レー
ル路床の画像データを連続的に取得する。
【0022】ラインカメラ1は1次元の画像を連続的に
撮影する装置である。ラインカメラ1にある角度を持た
せて対象物を撮影すると、移動速度または単位時間あた
りの移動距離が分かれば、図11,図12に示すよう
に、凹凸のある物体の長さ、または高さを計測すること
ができる。ラインカメラ1の移動距離(X)とカメラの
設置角度(Θ)と対象物Oの高さ(H)とは、つぎのよ
うな関係式が成り立つ。 TAN(Θ) = H / X すなわち、ラインカメラの角度を水平から30度下向き
に設置すれば、1mmのライン幅で縦方向に0.58m
m、2mmのライン幅で1.16mmの分解能を得るこ
とができる。図11の平行な点線はラインカメラのデー
タ取得の様子を示している。
【0023】テレビカメラなど、通常の2次元の画像を
撮影するカメラでは、このように凹凸のある物体の長さ
や高さを計測することはできない。なぜなら、図13に
示すように、カメラの撮像面は平面であるのに対し、対
象物が3次元の物体であるのと、レンズを通して撮影さ
れるため、画面上のそれぞれの場所で撮影角度(Θ)が
異なるためである(Θ(1)≠Θ(2))。またカメラ
の撮影角度が同一でも、対象物との位置関係で、図13
のAの場合(カメラと対象物の距離が近い)と図14の
Bの場合(カメラと対象物の距離が遠い)では撮像面上
での長さが異なる(H(a)≠H(b))。
【0024】2は画像記録手段としてのデジタルデータ
レコーダ装置(DDR)であり、ラインカメラ1からの
画像データを直接デジタル信号で記録する。デジタルデ
ータレコーダ装置にしたのは仮に通常のVTRで画像デ
ータを記録すると、アナログ/デジタル変換を繰り返す
ことになり、データ精度が劣化するためと、後のコンピ
ュータによるデータ処理を効率的にするためである。
【0025】3はエンジニアリングワークステーション
装置(EWS)であり、プログラムにより、レール締結
器Tの緩みを検出するための処理を行う。4はコントロ
ーラ,5はモニタを示す。以下に、図2に示すプログラ
ムのフローチャートを参照して処理の内容を詳細に説明
する。
【0026】画像データ読込みは、DDR2をコントロ
ールして、DDR2から自動的かつ連続的に画像データ
を読込む。DDR2から読込んだ画像データは、連続し
て画面に表示する。
【0027】レール締結器部分の画像の抽出は、以下の
手順て行う。まず、レール締結器Tの位置を画像処理に
より検出し、レール締結器を含む画像データのみを、大
まかに抽出する。これは、1ライン毎にデータを判定し
スラブ軌道面であれば、データの数値的な変動が少な
く、レール締結器などの構造物がある場合はデータの数
値的な変動が大きいという性質を利用している。次に、
レール締結器Tのボルト13およびナット14、板ばね
11の分布範囲をあらかじめ相対的に把握しておき、上
記で抽出したレール締結器Tの画像の各部分が、この範
囲内に入るように抽出する。このためには、各レール締
結器Tの画像が同一のサイズであることが条件となる
が、ラインカメラ1を等速度で移動させれば、各レール
締結器Tの画像はほぼ同じサイズになる。また、レール
締結器の精密な抽出のために、以下の3点を判断の対象
とする。 (1) レール締結器ボルトのねじの頭 (2) 板ばね固定用ボルトのねじの頭 (3) 板ばねの湾曲部の影 この3点は、それぞれの位置関係がどのレール締結器に
ついても相対的にほぼ等しく、1箇所で誤認識があって
もそれを補完できる位置関係にある。
【0028】画像データ計測は、それぞれの項目につい
て以下の方法で行う。 (1) 板ばね固定用ボルト13のねじ山数の計測は、
ねじ山の数を画像処理により 検出する。 (2) レール固定用板ばねの隙間L1の幅の計測は、
板ばねの隙間と、板ばねとレ ール締結器のベース
との隙間の両方をそれぞれライン数としてカウントす
る。
【0029】計測データ記憶は、以下の計測データをフ
ァイルに記憶する。 (1) レール締結器の番号と相対位置 (2) 板ばね固定用ボルトのねじ山数 (3) レール固定用板ばねの隙間の幅 なお、レール締結器の番号は画像先頭データからのレー
ル締結器の数をカウントしたものであり、相対位置は画
像先頭データからのライン数をカウントしたものであ
る。
【0030】計測データ比較分析は、設置時に取得した
計測データと今回取得した計測データをファイルから読
み出し、板ばね固定用ボルト13のねじ山数およびレー
ル固定用板ばねの隙間L1の幅それぞれの変移量を計算
して出力する。
【0031】比較分析結果出力は、以下のデータを表に
して出力する。 (1) レール締結器の番号と相対位置 (2) 板ばね固定用ボルト13のねじ山数の当初の値
と今回の値およびその変移量 (3) レール固定用板ばねの隙間L1の幅の当初の値
と今回の値およびその変移量
【0032】画像データ終了は、DDRからの画像デー
タが終了していれば処理を終了し、まだ残っている場合
は、画像データ読込みからの処理を繰り返す。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明では、ラインカメラ
で撮影した路床の画像を記録し、その記録画像よりレー
ル締結器部分の画像を抽出し、その抽出画像より、第1
発明では、レール締結器におけるナットよりも上方に突
出する板ばね固定用ボルトのねじ山数を計測し、その時
系列比較により、板ばね固定用ボルトの緩みを検出でき
るようにした。第2発明では、レール締結器におけるレ
ール固定用板ばねの隙間の幅を計測し、その時系列比較
により、レール固定用板ばねの緩みを検出できるように
した。第3発明では、パンドロール締結装置におけるパ
ンドロールクリップの有無を検出し、パンドロール締結
装置の緩みを検出できるようにした。データはすべて、
コンピュータの画像処理によって自動的に計測され、出
力されるので、本発明によれば、従来人手で行っていた
レール締結器の点検作業を大幅に効率アップさせること
ができ、また、計測データの時系列管理も正確にできる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。矢印はラ
インカメラの移動方向を示す。
【図2】本発明の実施例における画像処理プログラムの
フローチャートである。
【図3】本発明の観察対象であるレール締結器の模式図
である。
【図4】本発明の観察対象であるパンドロール締結装置
の模式図である。
【図5】本発明の観察対象であるパンドロール締結装置
の模式図である。
【図6】本発明の観察対象であるパンドロール締結装置
の模式図である。
【図7】本発明の観察対象であるレール固定用板ばねの
形状の変化を示す図である。
【図8】本発明の観察対象であるレール固定用板ばねの
形状の変化を示す図である。
【図9】本発明の観察対象であるレール固定用板ばねの
隙間の幅の計測位置を示す図である。
【図10】本発明の観察対象であるレール固定用板ばね
の割れやすい部分を示す図である。
【図11】本発明で使用するラインカメラによる高さの
計測を示す図である。
【図12】本発明で使用するラインカメラによる高さの
計測を示す図である。
【図13】ラインカメラ以外のテレビカメラなどの撮影
による計測を示す図である。
【図14】ラインカメラ以外のテレビカメラなどの撮影
による計測を示す図である。
【符号の説明】
1 ラインカメラ装置 2 デジタルデータレコーダ装置 3 エンジニアリングワークステーション装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 雅明 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 中川 昌弥 東京都品川区広町2丁目1番19号 東日本 旅客鉄道株式会社テクニカルセンター内 (72)発明者 松本 好高 東京都港区三田3−4−15−903 株式会 社コア内 (72)発明者 村上 治 東京都港区三田3−4−15−903 株式会 社コア内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールの長さ方向に直交する方向に沿っ
    て移動台車上に設置した路床撮影用のラインカメラと、 前記ラインカメラにより撮影した路床の画像を記録する
    画像記録手段と、 前記画像記録手段の記録画像よりレール締結器部分の画
    像を抽出する画像抽出手段と、 その抽出画像より、レール締結器におけるナットよりも
    上方に突出する板ばね固定用ボルトのねじ山数を数値化
    する画像データ計測手段と、 前記画像データ計測手段の出力する計測ねじ山数を時系
    列に記憶する計測データ記憶手段と、 前記計測データ記憶手段から計測ねじ山数を時系列に読
    み出し、時系列比較により、板ばね固定用ボルトの緩み
    を検出する比較分析手段と、 その比較分析結果を出力する比較分析結果出力手段と、
    からなるレール締結器の弛緩検出装置。
  2. 【請求項2】 レールの長さ方向に直交する方向に沿っ
    て移動台車上に設置した路床撮影用のラインカメラと、 前記ラインカメラにより撮影した路床の画像を記録する
    画像記録手段と、 前記画像記録手段の記録画像よりレール締結器部分の画
    像を抽出する画像抽出手段と、 その抽出画像より、レール締結器におけるレール固定用
    板ばねの隙間の幅を数値化する画像データ計測手段と、 前記画像データ計測手段の出力する計測ばね間隙を時系
    列に記憶する計測データ記憶手段と、 前記計測データ記憶手段から計測ばね間隙を時系列に読
    み出し、時系列比較により、レール固定用板ばねの緩み
    を検出する比較分析手段と、 その比較分析結果を出力する比較分析結果出力手段と、
    からなるレール締結器の弛緩検出装置。
  3. 【請求項3】 レールの長さ方向に直交する方向に沿っ
    て移動台車上に設置した路床撮影用のラインカメラと、 前記ラインカメラにより撮影した路床の画像を記録する
    画像記録手段と、 前記画像記録手段の記録画像よりパンドロール締結装置
    部分の画像を抽出する画像抽出手段と、 その抽出画像より、パンドロール締結装置のクリップの
    有無を検出する画像データ解析手段と、 前記画像データ解析手段の出力するパンドロール締結装
    置のクリップの有無を記憶する解析データ記憶手段と、 前記解析データ記憶手段からパンドロール締結装置のク
    リップの有無を読み出し、パンドロール締結装置の緩み
    を検出する検出手段と、 その検出結果を出力する検出結果出力手段と、からなる
    パンドロール締結装置の弛緩検出装置。
JP17034494A 1994-06-30 1994-06-30 レール締結器の弛緩検出装置 Withdrawn JPH0815062A (ja)

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