JPH08144348A - ロータンクのハンドル装置 - Google Patents

ロータンクのハンドル装置

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JPH08144348A
JPH08144348A JP28647794A JP28647794A JPH08144348A JP H08144348 A JPH08144348 A JP H08144348A JP 28647794 A JP28647794 A JP 28647794A JP 28647794 A JP28647794 A JP 28647794A JP H08144348 A JPH08144348 A JP H08144348A
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JP
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arm
container
low tank
sleeve
float valve
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JP28647794A
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Daiji Matsumoto
大司 松本
Mikiya Asai
幹也 浅井
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ハンドルレバー32を小用洗浄方向に回す
と、第1アーム28だけでなく第2アーム30も回る。
突子52が空転用スペース50の一端側を押し、回動ス
リーブ24がシャフト26と共回りする。このため、第
2アーム30も小用洗浄方向に回転する。回動スリーブ
24が小用洗浄方向に回転すると、板バネ48とピン4
6とが係合し、回動スリーブ24の復帰動が阻止され
る。このため小用洗浄操作を行なったハンドルレバー3
2から手を離すと、第1アーム28は垂下姿勢に復帰す
るが、第2アーム30はハネ上げ姿勢のまま残る。 【効果】 容器7が沈降しても一方向弁10Aは開いた
ままである。このためロータンク内にかなり多くの水が
残っている段階で、フロート弁2が弁座部材1に着座す
るので、少量の洗浄水が放出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は便器に洗浄水を供給する
ためのロータンクのハンドル装置に関するものであり、
詳しくはロータンク内に残留する水量を調節するための
ハンドル装置に関する。さらに詳しくは、特開平6−2
28995号公報(特願平5−17438号)のロータ
ンクの吐水装置に好適に用いられるハンドル装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ロータンク内の底部には、周知の通り、
フロート弁装置(吐水装置)が設けられており、レバー
ハンドルやスイッチ等を操作して該フロート弁を引き上
げると、ロータンク内の水が便器に向って流出される。
【0003】従来から用いられているフロート弁装置に
おいては、フロート弁の浮力が一定しているため、ロー
タンクから洗浄水を放出した後のロータンク内、残留水
量が一定であり、残留水量を調節することはできない。
【0004】そこで、本出願人は、特開平6−2289
95(特願平5−17438号)において、ロータンク
残留水を減少させうる吐水装置を提案した。
【0005】この先願の吐水装置の構成について第12
図〜16図を参照して説明する。
【0006】第12図は、ロータンクが満水状態にある
時の実施例に係るロータンクの吐水装置を示す縦断面図
であり、第13〜16図はそれぞれこのロータンクの吐
水装置の作動を示す縦断面図である。
【0007】この吐水装置は従来のフロート弁装置に改
良を加えたものであり、弁座部材1に対し、フロート弁
2が着座可能とされている。この弁座部材1の下部はロ
ータンクの底壁3に設けられた取付用開口(図示略)に
挿通され、ナット4により固定されている。弁座部材1
からはオーバーフロー管5が立ち上げられている。この
フロート弁2に被さるように、無底有蓋状の容器7が配
置されている。該容器7は上下動可能であり、通常は自
重により下降限に定位している。また、該吐水装置が吐
水を開始する際は、該容器7はチェーン6により上方に
引き上げられる。
【0008】この容器7は、該フロート弁2を内包する
下部容器7aと、上面に一方向弁10を備えた上部容器
7bとから構成されている。該下部容器7aの上部は該
上部容器7bの下部に水密的に固着されている。接合部
は確実に気密を保っている。
【0009】下部容器7aの内径はフロート弁2の外径
より若干(直径で1〜2mm)大きく、フロート弁2が
下部容器7a内を自由に上下動可能であると共に、該フ
ロート弁2と下部容器7a内壁の間の間隙8を介して、
水や空気の流通が可能となっている。
【0010】上部容器7bの内径は該下部容器7aの内
径及び該フロート弁2の外径よりも小さくなっている。
これにより、該上部容器7aと該下部容器7bの接合部
には、容器7内に突出する段部9が周設されている。前
述の如く、該フロート弁2は該下部容器7a内を上下動
可能であるが、段部9が該フロート弁2と当接するため
に、該フロート弁2は該上部容器7b内には侵入できな
い。
【0011】上部容器7bは、その上面部に一方向弁1
0を有する。この一方向弁10は、容器7内部から容器
7外部へ向かう流体の流れのみを許容する弁である。従
って、該一方向弁10を通過して該容器7外部から該容
器7内部へ水が侵入することは無い。
【0012】チェーン6aによって、上部容器7bの頂
部7とフロート弁2とが接続されている。このチェーン
6aは、容器7が下降限位置にある時にフロート弁2が
弁座1に着座するのに十分な長さを有している。また、
このチェーン6aは、該容器7がチェーン6によって上
方へ引き上げられる際には、ピンと張った状態となって
該フロート弁2を同様に上方に引き上げることが可能な
長さを有する。
【0013】容器7の外壁面には、環状の沈降ストッパ
11と浮上ストッパ12が設けられている。前述の如
く、該容器7は上下動可能であり、通常は自重により下
降限に位置しているが、吐水開始時にはチェーン6によ
り上方に引き上げられる。該容器7の下降限位置は、前
記沈降ストッパ11が、オーバーフロー管3に固定され
た支持部材13と当接することにより、設定される。同
様に、該容器7の上昇限位置は、前記浮上ストッパ12
が該支持部材13と当接することにより、設定される。
このように、該容器7は、該沈降ストッパ11と該浮上
ストッパ12の間で上下動可能であり、通常は該容器7
の自重のため、第12図の如く、可動範囲内の下降限に
位置している。
【0014】このロータンクの吐水装置の作動は次の通
りである。
【0015】ロータンクの上部に設けられたレバーハン
ドルを操作して、チェーン6を引き上げると、容器7、
チェーン6a及びフロート弁2が第13図の如く、ほぼ
同時に引き上げられる。このようにフロート弁2が引き
上げられることにより、ロータンク内の水は、該フロー
ト弁2の下部を通過して、弁座1から流出を開始する。
レバーハンドルから手を離すと、該チェーン6、該容器
7は自重により沈降を開始しようとするが、フロート弁
2により上方に押され、しばらくその高さに留まる。即
ち、弁座1より離れた該フロート弁2は自らの浮力のた
め、該弁座1へは着座せず、浮上を開始する。該フロー
ト弁2は下部容器7a内を浮上し、遂には第14図の如
く段部9に当接する。フロート弁2が容器7を上昇する
ときには、容器7内の水は該フロート弁2により該下部
容器7a内から押し出され、間隙8及び一方向弁10を
通過して容器7外へ排出される。
【0016】該フロート弁2の浮力は、該容器7、チェ
ーン6、6aの水中重量の合計より大きく設定されてお
り、該フロート弁2は該容器7を上方に押す。これによ
り、容器7は、浮上ストッパ12と支持部材13とが当
接するまで上昇し、第14図の如く、上昇限位置に到っ
て停止する。
【0017】ロータンク内の水位が水の流出に伴なって
下降すると、フロート弁2を内蔵したまま容器7も水位
と共に下降し、第15図の如く、沈降ストッパ11が支
持部材13に当接し、容器7は再度可動範囲内の最下限
に位置する。
【0018】このように容器7が下降限に停止した状態
において、ロータンク内の水位が容器7の下端にまで達
するまでは、ロータンク内の水の流出が継続する。そし
て、この間、上部容器7bは満水状態を維持する。ま
た、このため、フロート弁2は容器7内において浮上し
たままとなっている。
【0019】ロータンク内の水位が容器7の下端にまで
達すると、容器7の中に、容器7の下端から空気が入り
込み、容器7内の水位はゆっくりと低下し、第16図の
如くフロート弁2が弁座1に着座し、水の流出が停止さ
れる。
【0020】このように、ロータンク内の水は、その水
位が弁座1に達するまで放出されることになる。従っ
て、容器7が下降限まで降下した状態において該容器7
の下端の位置を十分に低く設定しておくことにより、ロ
ータンク内の残留水量を減少させることが可能となる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記第12〜16図に
示す吐水装置(フロート弁装置)においては、一方向弁
10は弁孔10aを通って容器7を出入りする水の流れ
によって開閉するものである。本発明はこの一方向弁を
フロート弁と別個に手動操作できる機構を備えたハンド
ル装置を提供するものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1のハンドル装置
は、ロータンク側壁に固定される固定スリーブと、該固
定スリーブに挿通され、先端にフロート弁引上用の第1
アームが設けられ、後端にハンドルレバーが取り付けら
れたシャフトとを有するロータンクのハンドル装置にお
いて、該固定スリーブ及びシャフトの双方に外嵌した回
動スリーブと、この回動スリーブに設けられた、フロー
ト弁装置の一方向弁の開放操作用の第2アームと、該第
1及び第2アームが垂下姿勢にあるときに第1アーム単
独の大用洗浄方向への回動と第1及び第2アームの小用
洗浄方向への共回りを行なわせる第1係合機構と、第1
及び第2アームが共に小用洗浄方向に回動されたときに
第2アームを係止し、第1アームのみの復帰動を許容す
る第2係合機構と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0023】請求項2のハンドル装置は、請求項1にお
いて、前記第1係合機構は、前記シャフトの外周面と前
記回動スリーブの内周面とのうちの一方に設けられた突
子と、他方の周面に周方向に延設された、該突子が入り
込んでいる空転用スペースと、を備えてなるものであ
る。
【0024】請求項3のハンドル装置は、請求項1にお
いて、前記第2係合部は、前記固定スリーブの外周面か
ら突設されたピンと、前記回動スリーブに周方向に延設
されており、該ピンが入り込んでいるスリットと、該回
動スリーブに設けられており、該ピンが該スリットの該
周方向の一端に位置するときに該ピンと係合するバネ
と、を備えてなるものである。
【0025】
【作用】請求項1のロータンクのハンドル装置において
は、第1,2アームが共に垂下姿勢にあるときにハンド
ルレバーを大用洗浄方向に回すと、第1アームのみが回
動し、第2アームは停止している。ハンドルレバーから
手を離すと、第1アームが垂下姿勢に復帰する。
【0026】第1,2アームが共に垂下姿勢にあるとき
にハンドルレバーを小用洗浄方向に回すと、第1,2ア
ームが共に回動し、次いで第2アームがその状態で停止
される。この状態でハンドルレバーから手を離すと、第
1アームのみが垂下姿勢に復帰し、第2アームはハネ上
げ姿勢のままとなる。従って、この第2アームによって
フロート弁装置の一方向弁を開放状態のまま保持してお
くことが可能となる。
【0027】請求項2のロータンクのハンドル装置にお
いては、シャフトが大用洗浄方向に回動するときには突
子が空転用スペース内を移動し、回動スリーブは回転し
ない。
【0028】シャフトが小用洗浄方向に回動するときに
は、突子が空転用スペースの端部に当り、回動スリーブ
がシャフトと共回りする。
【0029】請求項3のロータンクのハンドル装置にお
いては、バネがピンに係合することにより、第2アーム
の垂下姿勢への復帰動が阻止される。ただし、回動スリ
ーブに復帰方向の強いトルクが加えられると、ピンとバ
ネとの係合が外れ、第2アームが垂下姿勢に復帰する。
【0030】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は実施例に係るハンドル装置の斜視図、第2
図はその先端部を第1とは反対側から見た斜視図、第3
図はロータンクのハンドル装置の縦断面図、第4図及び
第5図は第1,3図のIV−IV線及びV−V線に沿う断面
図、第6〜9図は作動説明図である。
【0031】このハンドル装置20は、長手方向の途中
にフランジ22aを有し、後端側に雄ネジを有した固定
スリーブ22と、該固定スリーブ22の先端に回動自在
に外嵌した回動スリーブ24とこの固定スリーブ22及
び回動スリーブ24を貫通した回動自在なシャフト26
と、該シャフト26の先端を下方に折曲させた形状の第
1アーム28と、回動スリーブ24から下方に垂下した
第2アーム30と、シャフト28の後端に冠着されたレ
バーハンドル32とを備えている。
【0032】固定スリーブ22は、その後端側がロータ
ンクの側壁34の開口36(第3図)に挿通され、雄ネ
ジにナット38が締め込まれることによりロータンク側
壁34に固定される。シャフト26の後端は、この固定
スリーブ22の一端から突出し、前記レバーハンドル3
2が取り付けられている。レバーハンドル32の回転力
はスプライン40によってシャフト26に伝達される。
【0033】回動スリーブ24の内孔42は大径部42
aと小径部42bとからなり、この大径部42aが固定
スリーブ22の先端に摺動自在に外嵌している。回動ス
リーブ24のうち該固定スリーブ22に外嵌した部分に
おいては、周方向に約90°の範囲で延在するスリット
44が設けられており、固定スリーブ22に植設された
ピン46が該スリット44に挿入されている。
【0034】このスリット44内の長手方向(回動スリ
ーブ24の周方向)の一端側には略半円弧状に湾曲した
板バネ48が設けられており、回動スリーブ24が第1
図の状態から約90°反時計回り方向に回転し、ピン4
6が該スリット44の該一端側に相対移動してきたとき
に、該ピン46が該板バネ48によって係止されるよう
構成されている。
【0035】回動スリーブ24の内孔42の小径部42
bはシャフト26に摺動自在に外嵌している。この小径
部42bの内周面には、周方向に約120°の範囲にわ
たって延在する凹条よりなる空転用スペース50が設け
られている。シャフト26の外周面には、この空転用ス
ペース50内に入り込んだ突子52が突設されている。
【0036】第10図は、このロータンクのハンドル装
置20によって開弁操作されるフロート弁装置の断面図
である。このフロート弁装置は、一方向弁として上部容
器7bの上面に対して接離するバタフライ弁10Aが用
いられている他は第12〜16図のフロート弁と同一の
ものである。
【0037】なお、前記第1アーム28はチェーン6を
介して上部容器7bに接続され、第2アーム30はチェ
ーン6Aを介して一方向弁10Aに接続される。
【0038】次に、このように構成されたハンドル装置
20とフロート弁装置の作動について第6〜8図及び第
11図を参照して説明する。なお、第6〜8図の
(b),(c)図はそれぞれ各図の(a)図のB−B線
及びC−C線に沿う断面図である。第11図はこのフロ
ート弁装置の作動説明図である。
【0039】大用洗浄操作(第6図) レバーハンドル32を大用洗浄方向(第1,6図の反時
計回り方向方向)に回すと、シャフト26と一体の第1
アーム28も大用洗浄方向に回転する。このとき、突子
52は空転用スペース50内を移動するだけであり、回
動スリーブ24は停止している。このため、第6図
(b),(c)の通り、第1アーム28のみがハネ上げ
られ、第2アーム30は垂下姿勢のままとなる。この結
果、一方向弁10Aが閉じたまま容器7が引き上げられ
る。この後、フロート弁2の浮上に伴って一方向弁10
Aが開弁するが(第11図(1)〜(2))、ロータン
ク内の水位低下と共に一方向弁10Aが閉じ、フロート
弁2は容器7内の高位置に位置し続ける(第11図
(3)〜(5))。
【0040】この結果、ロータンク内の残留水量がきわ
めて少なくなるまで水が流出し(第11図(6))、便
器の大用洗浄が行なわれる。なお、その後、ロータンク
内にボールタップから注水され、第11図(1)及び
(7)の状態に復帰する。
【0041】小用洗浄操作(第7,8図) ハンドルレバー32を小用洗浄方向に回すと、第1アー
ム28だけでなく第2アーム30も該小用洗浄方向に回
る。即ち、この場合には、突子52が空転用スペース5
0の一端側50aを押し、回動スリーブ24がシャフト
26と共回りする。このため、第2アーム30も小用洗
浄方向に回転する(第7図)。
【0042】回動スリーブ24が小用洗浄方向に回転す
ると、第7図(a)の通り、板バネ48とピン46とが
係合し、回動スリーブ24の復帰動が阻止される。この
ため小用洗浄操作を行なったハンドルレバー32から手
を離すと、第1アーム28は垂下姿勢に復帰するが、第
2アーム30はハネ上げ姿勢のまま残る(第8図)。
【0043】かかる小用洗浄操作にあっては、フロート
弁装置の容器7の引き上げと共に一方向弁10Aも引き
上げられて開弁する(第11図(7)〜(8))。そし
て容器7が沈降してもなお一方向弁10Aは開いたまま
である(第11図(9)〜(10))。このためフロー
ト弁2は第11図(10)の如く、容器7の沈降途中で
容器7の底部から下方に突出する。そして、ロータンク
内にかなり多くの水が残っている段階で、フロート弁2
が弁座部材1に着座する(第11図(11))ので、結
局、少量の洗浄水のみが放出されることになる。
【0044】このようにして、小用洗浄操作するときに
ハンドルレバー32を回してからすぐに手を離しても、
規定の少量の洗浄水が便器に供給される小用洗浄が行な
われる。
【0045】なお、容器7が十分に下まで沈下してくる
と、チェーン6Aを介して第2アーム30が引き下げら
れる。そうすると、バネ46とピン44との係合が解除
され、第2アーム30が垂下姿勢に復帰する。
【0046】上記実施例では回動スリーブ24に空転用
スペース50を設け、シャフト26に突子52を設けて
いるが、逆に、第9図(a)の如く、シャフト26に空
転用スペース50Aを設け、回動スリーブ24に突子5
2Aを設けても良い。
【0047】また、上記実施例では固定スリーブ22に
ピン46を植設し、回動スリーブ24にスリット44を
設けているが、第9図(b)の如く回動スリーブ24に
ピン46を植設し、固定スリーブ22に凹条(スリット
44に相当する溝)44Aを設けても良い。
【0048】上記実施例ではチェーン6,6Aが用いら
れているが、本発明ではチェーン以外の線状体(例えば
樹脂製のテープや紐など)を用いても良い。
【0049】
【発明の効果】以上の通り、本発明のロータンクのハン
ドル装置によると、ロータンクの複数の弁を別々に操作
することができ、ロータンク内の残留水位を確実に調節
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るハンドル装置の斜視図である。
【図2】実施例に係るハンドル装置の要部斜視図であ
る。
【図3】実施例に係るハンドル装置の縦断面図である。
【図4】図1,3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図1,3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】実施例に係るハンドル装置の作動説明図であ
る。
【図7】実施例に係るハンドル装置の作動説明図であ
る。
【図8】実施例に係るハンドル装置の作動説明図であ
る。
【図9】別の実施例に係るハンドル装置の要部断面図で
ある。
【図10】本発明装置により操作されるロータンクの吐
水装置の縦断面図である。
【図11】図10のロータンクの吐水装置の作動を示す
縦断面図である。
【図12】従来例のロータンクの吐水装置の縦断面図で
ある。
【図13】従来例のロータンクの吐水装置の縦断面図で
ある。
【図14】従来例のロータンクの吐水装置の縦断面図で
ある。
【図15】従来例のロータンクの吐水装置の縦断面図で
ある。
【図16】従来例のロータンクの吐水装置の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 弁座 2 フロート弁 4 ストッパ 5,5a チェーン 7 容器 7a 下部容器 7b 上部容器 9 段部 10,10A 一方向弁 11 沈降ストッパ 12 浮上ストッパ 13 支持部材 20 ハンドル装置 22 固定スリーブ 24 回動スリーブ 26 シャフト 28 第1アーム 30 第2アーム 32 ハンドルレバー 42 内孔 44 スリット 46 ピン 50 空転用スペース 52 突子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータンク側壁に固定される固定スリー
    ブと、 該固定スリーブに挿通され、先端にフロート弁引上用の
    第1アームが設けられ、後端にハンドルレバーが取り付
    けられたシャフトとを有するロータンクのハンドル装置
    において、 該固定スリーブ及びシャフトの双方に外嵌した回動スリ
    ーブと、 この回動スリーブに設けられた、フロート弁装置の一方
    向弁の開放操作用の第2アームと、 該第1及び第2アームが垂下姿勢にあるときに第1アー
    ム単独の大用洗浄方向への回動と第1及び第2アームの
    小用洗浄方向への共回りを行なわせる第1係合機構と、 第1及び第2アームが共に小用洗浄方向に回動されたと
    きに第2アームを係止し、第1アームのみの復帰動を許
    容する第2係合機構と、を備えたことを特徴とするロー
    タンクのハンドル装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1係合機構
    は、 前記シャフトの外周面と前記回動スリーブの内周面との
    うちの一方に設けられた突子と、他方の周面に周方向に
    延設された、該突子が入り込んでいる空転用スペース
    と、を備えてなるロータンクのハンドル装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第2係合部は、 前記固定スリーブの外周面から突設されたピンと、 前記回動スリーブに周方向に延設されており、該ピンが
    入り込んでいるスリットと、 該回動スリーブに設けられており、該ピンが該スリット
    の該周方向の一端に位置するときに該ピンと係合するバ
    ネと、を備えてなるロータンクのハンドル装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006132122A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Toto Ltd 便器用洗浄水タンクの操作装置
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