JPH08141096A - 耐火及び耐煙用避難カプセル - Google Patents

耐火及び耐煙用避難カプセル

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JPH08141096A
JPH08141096A JP32973294A JP32973294A JPH08141096A JP H08141096 A JPH08141096 A JP H08141096A JP 32973294 A JP32973294 A JP 32973294A JP 32973294 A JP32973294 A JP 32973294A JP H08141096 A JPH08141096 A JP H08141096A
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door
switch
seat
oxygen
freezer
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JP32973294A
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Reijiro Hirata
礼次郎 平田
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CAD RES KK
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  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 猛火時に、カプセル内に避難し、焔、熱、
煙、有毒ガス等から人を護る。 【構成】 耐火耐煙性の素材により、容部とドアからな
るカプセルを形成し、ドアに内外で施錠解錠可能なドア
ロックを設け、容部内に、充電器・バッテリー・室内灯
・座席・2つの酸素ボンベ・空気ボンベ・二酸化炭素吸
着器・操作盤・冷凍庫・温度センサー・感熱スイッチを
設け、容部の前後に前換気扇、後換気扇、外気取入口を
設け、二酸化炭素吸着器の前後に吸込用及び放出用のフ
ァンを設け、ドアに扉スイッチを設け、座席に座席スイ
ッチを設け、操作盤にレバーと各種のスイッチを設け、
扉スイッチ及び座席スイッチの閉成以後、室内灯の点
滅、1つの酸素ボンベや空気ボンベの電磁開閉弁の開栓
閉栓、前換気扇の作動の開始及び停止を、当初自動によ
って行い、所定時間以降は手動に行える電気回路を組成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人が猛火に見舞われ
た場合に、焔や熱や煙から身体を護るために緊急避難す
るためのカプセルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅・マンション・老人ホーム・
ホテル・デパート・その他多人数の集合する屋内建物や
化学工場等で発生した猛火に包まれた場合、焔や火熱か
ら身体を護る方法としては、耐火性或いは難燃性の素材
で作られている防火服であって、而も現場に備えられて
いるものを着用する以外に防護技術がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、防火
服の着用に時間を要するため、熟睡中に事故が発生し気
付いた時に猛火に包まれている場合や化学プラント工場
の爆発火災のように瞬時に避難を必要とする場合には間
に合わず、焼死したり、焼死に至る程の大火傷を受ける
ことが殆んどであった。
【0004】また、近年は建物内部や各種の物品が化学
物質を素材として作られている事が多く、これらの物は
火災の際に焔や熱によって有毒ガスを発生するため、焔
や熱によらずにこの有毒ガスによって身体の自由を失っ
て焔や煙により死に致る場合も多く、着用時間を必要と
する防火服では間に合わないばかりか、通常は防火服に
は有毒ガスに対する長時間の防禦手段が施されていない
ため、救助用とはなり得ないという問題があった。
【0005】本発明は、身体が入れる大きさのカプセル
を耐火性・耐熱性及び耐煙性の素材を用いて開閉自在に
形成し、且つカプセルを閉塞した時には内部の気密性を
保持出来、使用開始時以降に照明や排気や必要且つ適度
の酸素供給や、不浄気体の除去や冷却等の機構も内装さ
せて形成する。そして、このカプセルを、住宅・ホテル
・化学工場の建物内又はそれらに近接した所に適宜配置
し、猛火に見舞われた際にカプセル内に緊急避難し、下
火又は鎮火を待って脱出し身体の安全を保つことを目的
とした発明である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、容部と該容部
にヒンジを介して横方向に開閉自在に取付けたドアの夫
々の外側に冷延鋼板を用いてカプセルを形成し、容部と
ドアロックを設けたドアの夫々の内側にアルミナセメン
トとセラミック綿とセラミックボードと難燃性塩化ピニ
ールとを重合して敷設固定し、ドアにカプセルの内外何
れからも施錠解錠の操作可能なドアロックを設け、更
に、容部内に充電器とバッテリーと室内灯と座席と普通
用の酸素ボンベと空気ボンベと緊急用の酸素ボンベと酸
素濃度計と前後に吸込ファン及び放出ファンを有する二
酸化炭素吸着剤容器と操作盤と冷凍庫を設け、冷凍庫附
近に温度センサーと感熱スイッチを設け、容部の前部に
後側外部と連通した前換気扇を設け、容部の後部に外部
と連通したフード付後換気扇と外気取入口とを設け、前
記二酸化炭素吸着器を二酸化炭素吸着器から送り出され
る気体の放出方向を変えるための二方弁を介して送気管
に接続し、該送気管は前記冷凍庫内を通過させて送気口
を冷凍庫外に臨ませ、ドアのヒンジ取付側に扉スイッチ
を設け、座席の座部に座席スイッチを設け、前記操作盤
に酸素濃度計を配設すると共に室内灯・空気ボンベ・普
通用及び緊急用の二種の酸素ボンベの夫々の電磁開閉弁
の電気回路を手動で開閉する場合の複数のスイッチと二
方弁用のレバーとを配置し、充電器と冷凍庫のモータと
は夫々交流電源に接続し、フード付後換気扇のモータは
温度センサー及び感熱スイッチを介して交流電源に接続
し、ドアを閉め着座した時に閉成する扉スイッチと座席
スイッチを直列に接続し、扉スイッチと座席スイッチが
閉成した際に当初自動的に室内灯が所定時間点灯し、普
通用の酸素ボンベの電磁開閉弁が所定時間開栓し、空気
ボンベの電磁開閉弁が所定時間開栓し、緊急用の酸素ボ
ンベの電磁開閉弁が所定時間開栓し、前換気扇が所定時
間作動し、また二酸化炭素吸着器に設置した吸込ファン
と放出ファンは自動的に回転し、必要に応じて、室内灯
の点灯並びに普通用及び緊急用の夫々の酸素ボンベ・空
気ボンベの各々の電磁開閉弁の開栓・前換気扇の作動
を、手動によるスイッチの開成の通電に切換え可能にし
た電気回路を形成してなるものである。
【0007】
【実施例】カプセルに設置されている機器等の全体の説
明。 〔容部とドア〕図1は本発明の縦断側面図で、1は、外
側を冷延鋼板で全体がほゞ卵形を成した容部で、該容部
1の一側に出入口を設け、該出入口にはヒンジ2を介し
てドアロック29を有するドア3を横方向に開閉自在に
取り付けてある。そして、ドア閉時の煙等の侵入を防ぐ
気密性を保つため、出入口とドア3の夫々の周縁断面
は、夫々の周縁面1a・3aが互いに密接するように傾
斜させて形成する。そして、ヒンジ2を取り付けたドア
3の開閉中心側の周縁面3aには、室内灯4や普通用の
酸素ボンベ5及び空気ボンベ6の夫々の電磁開閉弁5a
・6a等の後述の電気回路(E) 開閉用の扉スイッチ
7を埋設し、ドア3の開閉の都度に、容部の出入口の周
縁面1aに当たって扉スイッチ7に内装した板ばねが押
圧又は開放されて開閉する。
【0008】〔容部及びドアの内側の構造〕容1とドア
3の外形を形作っている外板1b・3bである冷延鋼板
の内側には、耐熱のため、アルミナセメント8とセラミ
ック綿9とセラミックボード10と発泡ウレタン11と
表皮である難燃性塩化ビニール12を重合して敷設し、
前記セラミックボード10発泡ウレタン11及び難燃性
塩化ビニール12は外板1b及び3b(ドアの外板)に
一端13aを固着したブラケット13の他端13bに、
セルフタッピングスクリュー14を螺着してセラミック
ボード10に対して固定する。
【0009】〔充電器及びバッテリー〕容部1内には、
交流電源(AC)に接続してある充電器15と、該充電
器15に接続したバッテリー16を設置する。そして、
このバッテリー16を後述の各機器の電気回路に於ける
電源とする。
【0010】〔室内灯〕容部1の天井に固定した室内灯
4は、避難時にドア3を閉め着座した時に後述の電気回
路(E)が閉成して、当初、自動的に点灯し、後に必
要に応じて操作盤17に設けた室内灯用のスイッチ(S
)を手動により開閉することによって電気回路
(E)が開閉し点滅するように構成する。
【0011】〔座席〕18は、容部1内の中央に前後方
向に座部18a及び背部18bを傾斜させて設けた座席
で、該座席18の座部18aに、避難者(イ)が着座又
は離席した際に開閉する座席スイッチ19を設置する。
この座席スイッチ19は板ばねが内装されて居り、この
板ばねの弾力によって接点が開成され、着座者の避難者
の体重によって板ばねが押されて接点が閉成(ON)す
る。
【0012】また、座席18の前方には、各種機器を電
気的に操作する操作盤17及び二酸化炭素吸着器21を
配設し、座席18の後方には冷凍庫22を配設する。更
に、容部1の前部及び後部には不浄気体排出用の前換気
扇23及びフード付後換気扇24及び外気取入口25を
設ける。ドア3には覗き窓26を設け、容部1の底部1
c左右外側の前後には車輪27を軸支し、容部1の前側
外壁に把手28を固着する。
【0013】〔ドアロック〕ドア3には、その開閉中心
(ヒンジ2設置側)と反対の周縁面3a側にドアロック
29を取り付け、容部1の出入口の周縁面1aには、ド
アロック29のハンドル29a・29bを廻して施錠解
錠の際にドアロック29の出入杆30が出入する孔31
aを穿設した受具31を固着する。
【0014】前記ドアロック29は、前後を開口32a
した枠体32に直交方向に回動軸33を貫通させ、この
回動軸33には枠体32内に於いて前記回動軸33に直
交して操作杆34を固着すると共に回動軸33の両端に
は内用及び外用のハンドル29a・29bを固着する。
枠体32の縁部32bには複数の取付孔32cを穿設す
る。更に、枠体32内には、ハンドル29a及び29b
の左右廻動と共動する回動軸33の上部に前記出入杆3
0を配設する。この出入杆30のほゞ中央に穿設した操
作用の孔30aに、前記操作杆34の先端に直交して突
設した突部34aを臨ませる。
【0015】〔覗き窓〕前記覗き窓26は、ドア3に穿
設した孔3cに、筒型の保持枠3dを気密に嵌着し、該
保持枠3dに透可視性の石英ガラス3eを気密に嵌着
し、保持枠3dの周縁部にボルト3fを貫通させ、前記
ボルト3fにナット3gを螺合して締め付け固定する。
【0016】〔普通用の酸素ボンベ〕普通用の酸素ボン
ベ5を開口するための電磁開閉弁5aは、電気回路(E
)に接続されて居り、当初は扉スイッチ7及び座席ス
イッチ19の閉成(ON)によって自動的に開栓して酸
素を噴出し、必要に応じて操作盤17上のスイッチ(S
)を手動により開閉成して開栓又は閉栓する。
【0017】〔酸素濃度計及び二酸化炭素吸着機器〕酸
素濃度計35は、公知の計測器で、操作盤17に設置す
る。前記酸素濃度計35は、容部1内の酸素が、避難者
が生存するのに必要な最小限度の酸素濃度以下になると
警報音を発する。二酸化炭素吸着器21の筒内には顆粒
状の二酸化炭素吸着剤21dを充填し、筒の前後は金網
によって覆って筒内の吸着剤21dの脱流を防止してい
る。更に、金網の外部には、モータ21c・21cとこ
れらのモータの駆動力によって廻る吸込みファン21a
と放出ファン21bを設ける。モータ21c・21cは
電気回路(E)内に於いて直列に接続し、扉スイッチ
7及び座席スイッチ19の閉成(ON)によって自動的
に回転する。更に、放出ファン21bの後方に、放出管
36を接続し、この放出管36は操作盤17上に設けた
レバー37の廻動と連動する封止板37aを内蔵した二
方弁38に接続する。前記二方弁38の一方の開口38
aは容部1内に連通し、他方の開口38bは送気管39
に接続する。前記送気管39は冷凍庫22内を通って冷
凍庫外に延設し、先端の送気口39aは座席18の背部
18bの上方、即ち着座した避難者(イ)の頭上附近に
臨ませる。
【0018】〔空気ボンベ〕空気ボンベ6を開栓するた
めの電磁開閉弁6aは電気回路(E)に接続されて居
り、当初は扉スイッチ7及び座席スイッチ19の閉成
(ON)によって自動的に電磁開閉弁6aが開栓して空
気を噴出し、電気回路(E)接続されている第2タイ
マー(T)の作用により当初10秒間のみ開栓して空
気を噴出し、10秒経つと電気回路(E)が開成(O
FF)されて閉栓し噴出を停止する。その後、避難時に
入口から混入した煙やガス又は普通用或いは緊急用の酸
素ボンベ20からの過剰供給の酸素をうすめるため、必
要に応じて、操作盤17上のスイッチ(S)を手動に
よって開閉操作して電気回路(E)を開閉し、複数回
に亘り空気の放出及び停止を行えるよう構成する。
【0019】〔緊急用の酸素ボンベ〕緊急用の酸素ボン
ベ20の開栓のための電磁開閉弁20aは電気回路(E
)に接続され、操作盤17上のスイッチ(S)及び
の電気回路(E)に接続してある。そして、操作盤1
7上に配置してある酸素濃度計35が、容部1内の酸素
濃度が18パーセント以下に減少したことを感知して酸
素濃度計35に組み込まれている警報器(アラーム)が
警報音を発する。この場合、手動によりスイッチ
(S)を閉成(ON)すると、当初は、電気回路(E
)組み込まれている第1タイマー(T)の作用によ
り10秒間だけ電磁開閉弁20aが開栓して酸素を噴出
して容部内の酸素不足を解消し、10秒経つと電気回路
(E)が開成(OFF)されて閉栓し噴出を停止す
る。更に、酸素不足を生じ酸素濃度計の警報音を発した
場合には、その都度、操作盤17上のスイッチ(S
を押して電気回路(E)を閉成(ON)し、電磁開閉
弁20aを開栓して酸素を放出する。そして、酸素ボン
ベ20内の酸素がなくなるまで反覆開栓可能である。
【0020】〔冷凍庫〕座席18の後方に設けた外槽2
2a内に設置した冷凍庫22の内部に熱交換器22bと
共に冷凍庫22内で製氷をした氷を内蔵し、冷凍庫22
は外部の交流電源(AC)に接続され、常時冷却作用を
営んでいる。更に、冷凍庫22の上方後部に、水を氷に
凍結する際に生ずる熱を外部へ排出するためのフード付
後換気扇24を外部に連通させて設ける。また、外槽2
2aの下方後部には外部に連通させた外気取入口25を
設ける。
【0021】〔前換気扇〕23は容部1の前壁40側に
設けた前換気扇で、後部を開口41aした枠体41の前
方に排気口41cを設け、枠体41内に放出口42bと
吸込口42aを有する断面が円錐台形状の導風体42を
内装し、該導風体42の吸込口42aの後方にファン2
3bを設ける。該ファン23bを回転させるモータ23
aは、電気回路(E)に接続されて居り、当初は扉ス
イッチ7及び座席スイッチ19の閉成(ON)によって
自動的に回転し、電気回路(E)に接続されている第
2タイマー(T)の作用により当初10秒間のみ回転
し,10秒経つと電気回路(E)が開成(OFF)さ
れて回転を停止する。その後は必要に応じて操作盤17
上に設けたスイッチ(S)にを閉成し、モータ23a
と共にファン23bを回転可能に構成する。更に、放出
口42bと枠体41の前壁41bとの間に、蓋板43を
前後方向に廻動自在に垂設し、該蓋板43の下部と導風
体42の吸込口42a側に垂設した垂直杆44との間
に、前記蓋板43を牽引する方向の弾力を有するスプリ
ング45を架設する。枠体41の排気口41cは、容部
1の前壁40を貫通させて外部に連通させた排気筒46
に連通させる。
【0022】〔フード付後換気扇〕冷凍庫22に於ける
製氷時の放熱を排出するためのフード付後換気扇24
は、フード部24cと枠部24dとから成り、フード部
24cは冷凍庫22の上方後部に配設し、枠部24dの
後開口部分にファン24bとモータ24aを内装し、後
方の排気口24eは後壁47を貫通して外部に連通して
いる。前記ファン24bを回転させるとモータ24a
は、冷凍庫22の外槽22aに設けた温度センサー11
4と感熱スイッチ115と交流電源(AC)に直列に接
続する。
【0023】〔車輪及び把手〕27はカプセルの底部の
四隅に軸支した車輪、28はカプセルの前側に固着した
把手である。
【0024】〔電気回路〕バッテリー(V)は、交流電
源〔100V〕に接続してある充電器(101)に接続
し、該バッテリー(V)の正極はリレー(RY)に、
また負極は接地してある。前記リレー(RY)には、
扉スイッチ7とリレー(RY)と並列に接続し、前記
扉スイッチ7に座席スイッチ19を直列に接続し、更に
座席スイッチ19の他方端子リレー(RY)に接続す
る。更に、座席スイッチ19とリレー(RY)には、
第1ダイオード102を介してマニアルスイッチ103
とリレー(RY)を直列に接続し、前記第1ダイオー
ド102には抵抗104と第2のダイオード105のカ
ソード105aを並列に接続し、抵抗104と第2ダイ
オード105のアノード105bにコンデンサー106
の一端を接続し、コンデンサー106の他方端子は接地
する。更に第1ダイオード102のカソード102aは
第3ダイオード107を介してリレー(RY)の他方
端子(RY2b)に接続する。前記座席スイッチ19に
は、二酸化炭素吸着器21の吸入ファン21a及び放出
ファン21bを回転させるため夫々のモータ21cを直
列に接続し、放出ファン21bの他方端子は第4ダイオ
ード108のカソード108aに接続し、アノード10
8bをリレー(RY)の他方端子(RY2b)に接続
する。更に、座席スイッチ19には、第5ダイオード1
09と10秒間作動する時間設定用の第1タイマー(T
)及び第2タイマー(T)と普通用の酸素ボンベ5
の電磁開閉弁5aを並列に接続する。そして、第5ダイ
オード109のカソード109aには室内灯4の一方端
子4aと第6ダイオード110のカソード110aを接
続し、第6ダイオード110のアノード110bは手動
用の第1スイッチ(S)の一方端子(S1a)に接続
し、第1スイッチ(S)の他方端子(S1b)はリレ
ー(RY)の他方端子(RY2b)に接続する。ま
た、第1タイマー(T)には、緊急用の酸素ボンベ2
0の電磁開閉弁20aと第3タイマー(T)並列に接
続し、第3タイマー(T)に第7ダイオード111の
カソード111aを接続し、アノード111bは手動用
の第2スイッチ(S)の一方端子(RY2a)に接続
し、他方端子(S2b)はリレー(RY)の他方端子
(S2b)に接続する。また、第2タイマー(T)に
は、前換気扇23とのモータ23a空気ボンベ6の電磁
開閉弁6aと第4タイマー(T)を接続する。第4タ
イマー(T)には第8ダイオード112のカソード1
12aを接続し、アノード112bを手動用の第3スイ
ッチ(S)の一方端子(S3a)に接続し、他方端子
(S3b)をリレー(RY)の他方端子に(S2b
接続する。前記普通用の酸素ボンベ5の電磁開閉弁5a
の入力側には、第9ダイオード113のカソード113
aに接続し、アノード113bに手動用の第4スイッチ
(S)の一方端子(S4a)を接続し、他方端子(S
4b)をリレー(RY)の他方端子(RY2b)に接
続する。冷凍庫22は交流電源(100V)に接続し、
またこの交流電源には温度センサ114と感熱スイッチ
115とフード付後換気扇24のモータ24aを直列に
接続する。
【0025】
【発明の作用】本発明の各機材の作用ついて説明する。 〔避難とドアの開閉〕猛火に包まれてカプセルに避難す
る場合、ドアロック29の外ハンドル29bを手で廻す
と、外ハンドル29bと共に廻動軸33並びに操作杆3
4が廻動し、突部34aが孔30a内に於いて変位する
ので出入杆30が変位して、ドア3に固着してある受け
具31の孔31aから抜けドア3を開き、避難者は容部
1内に入って座席19上に着席してドア3を閉め、ドア
ロック29の内ハンドル29aを廻すと、前記とは逆に
出入杆30が受け具31の孔31aに入り施錠される。
【0026】〔室内灯〕ドア3を閉じた時、容部1の出
入口とドア3の夫々の周縁面1a・3aはテーパーに形
成してあるので互いに密接して気密性が保たれ、火焔や
ガスの侵入が阻止される。また、ドア3を閉じた時に、
ドア3の開閉中心側の周縁面3aに設けた扉スイッチ7
が出入口の周縁面1aに接して自動的に閉成し、着座と
共に座席スイッチ19も体重により閉成し、自動的に室
内灯4が点灯する。そして、点灯不要時やバッテリー消
耗節約のためにスイッチ(S)を手動で開成(OF
F)して消灯する。スイッチ(S)を開閉し点滅を反
覆する。
【0027】〔普通用の酸素ボンベ〕扉スイッチ7及び
座席スイッチ19が閉成(ON)されると、常用の酸素
ボンベ5の電磁弁開閉弁5aが自動的に開栓され、酸素
が容部1内に供給される。そして、以後必要に応じて手
動によってスイッチ(S)を開閉して電気回路
(E)を開閉して電磁開閉弁5aを開閉し、酸素噴出
の中止、または再開を行う。
【0028】〔二酸化炭素吸着器〕扉スイッチ7、座席
スイッチ19と共に電気回路(E)が閉成(ON)す
ると、二酸化炭素吸着器21の吸入ファン21a及び放
出ファン21bが自動的に回転し、容部1内に侵入した
り、或いは避難者の呼吸によって出された炭酸ガスや煙
に含まれている二酸化炭素は器内に吸いこまれて機器内
の吸着剤21dによって吸着され、清浄な気体が放出フ
ァン21bの回転によって放出管36に送り出される。
そして、二酸化炭素が吸着される際に生ずる化学反応熱
によって、送り出される清浄な気体も熱を有するため、
放出管36に接続してある二方弁38の開口38bを経
て送気管39に送り出され、冷凍庫22内に入っている
部分の送気管39を通過する際に冷却され、冷却された
気体が送気管39の先端の送気口39aから容部1内に
放散され、容部1内の温度上昇抑制又は冷却に役立て
る。併し、逆に化学反応熱によって暖められた気体を放
散したい場合は、放出管36に接続してある二方弁38
のレバー37(操作盤17上)を手動により廻動操作し
て封止板37aを変位させ開口38aから容部1に暖か
いまゝの気体を放散する。
【0029】〔空気ボンベ及びタイマー〕当初は自動的
に第2タイマー(T)の作動により10秒間空気ボン
ベ6から空気を放出して容部1内に入った煙やガスや汚
染された空気をうすめ、また普通用の酸素ボンベ5から
噴出した過剰な酸素を薄める。最初の10秒経過後は一
旦空気放出は停止し、その後は必要に応じて操作盤17
上のスイッチ(S)を押して電磁開閉弁6aを開栓し
第4タイマー(T)を作動させることを反覆し、空気
ボンベ6から空気を送り出す。
【0030】〔緊急用の酸素ボンベ〕火災時間が長引い
たり、また避難者の体が大きく酸素の消費量が多いた
め、後述の酸素濃度計35の警報によって容部1内の酸
素が不足するおそれを知った場合には、操作盤17上の
スイッチ(S)を押して、電気回路(E)を閉成
し、緊急用の酸素ボンベ20の電磁開閉弁20aを開口
すると共に第1タイマー(T)及び第3タイマー(T
)を作動させ10秒間づゝ酸素を放出させ、必要に応
じてスイッチ(S)の押圧を反覆し、酸素の放出を反
覆し、補給する。
【0031】〔酸素濃度計と警報器〕操作盤17上に配
置してある酸素濃度計35が、自動的に計測の結果カプ
セル内の酸素が18%に低下すると酸素濃度計に組み込
まれている警報器が鳴り、酸素不足を報らせる。
【0032】〔前換気扇及び後換気扇〕前換気扇23当
初は扉スイッチ7及び座席スイッチ19の閉成(ON)
によって自動的に回転を始め、第2タイマー(T)の
作用により10秒間のみ容部1内の煙やガス等を排除す
るファン23bが回転すると、蓋板43を閉じる方向の
スプリング45の牽引力を上まわるファン23bの風圧
によって、蓋板43を押しあけ、排気口41cを通じて
排気する。その後必要がある時は操作盤17上のスイッ
チ(S)を手動操作して電気回路(E)を開閉成
し、ファン23bの回転を反覆し排気を行う。フード付
後換気扇24は冷凍庫22内に於ける製氷時に発する熱
を温度センサー114が感知すると、感熱スイッチ11
5が作動して、接続してある交流電源(AC)から電流
がモータ24aに流れてファン24bが自動的に回転
し、熱風はフード部24cを経て枠部24dを通り排気
口24eから容部1外に放出される。
【0033】〔冷凍庫〕冷凍庫22は常時製氷作用を営
み、氷の温度上昇を阻止する作用を行う。他方、二酸化
炭素吸着器21から放出管36と二方弁38を通過した
清浄な気体を、レバー37を切り換えて、冷凍庫22内
の熱交換器22bを通した送気管39内を通過する間に
冷却される。即ち、二酸化炭素が吸着される際に発生す
る化学反応熱は、冷凍庫22内に入れてある氷及び熱交
換器22bによって吸収される。そして、送気管39の
送気口39aから放出される冷気は避難者の顔や顔の付
近の冷却を行う。冷凍庫22は普段は交流電源(AC)
を送電して機能し、氷の溶解を防止している。
【0034】容部1内に避難後、外部の火災の状況等を
覗き窓26の石英ガラス3eを通して観察する。
【0035】〔ドアロック〕火災現場の鎮火状況によっ
て、避難者が脱出しようとする場合は、容部1内に於い
てドアロック29の内ハンドル29aを操作して解錠
し、ドア3を開き脱出する。 また、救出者が外部から
外ハンドル29bを廻動操作して解錠しドア3を開くこ
ともある。
【0036】〔車輪及び把手〕平常時又は火災中にカプ
セルを移動する必要がある場合に、消防士、救助者又は
無人救助機から出される引っ掛け棒金具等によって把手
28に押す力又は引く力を加えて、カプセルの下部に設
けた車輪27を利用して移動する。
【0037】〔電気回路〕容部1に入りドア3を閉め扉
スイッチ7が閉成(ON)し、座席18に坐り座席スイ
ッチ19が閉成(ON)すると、バッテリー(V)の電
流は第1ダイオード102及び電気回路(E)の第5
ダイオード109に流されて室内灯4を点灯し、電気回
路(E)に流れて普通用の酸素ボンベ5の電磁開閉弁
5aが開いて酸素を噴出させ、電気回路(E)に流れ
てタイマー(T)(T)を作動させて所定時間空気
ボンベ6の電磁開閉弁6aを開いて空気を噴出させると
共に前換気扇23を作動させ、電気回路(E)に流れ
ることによってタイマー(T)(T)を作動させ、
電気回路(E)にながれて、二酸化炭素吸着器の吸込
みファン21a及び放出ファン21bを回転させる。所
定時間後、タイマー(T)(T)の作動が停止する
と電磁開閉弁6aが閉じ、タイマー(T)(T)の
作動が停止すると電磁開閉弁20aが閉じ、空気及び緊
急用の酸素の噴出は停止する。マニアルスイッチ103
を閉成(ON)すると、リレー(RY)のコイルが励
磁され、リレー(RY)の接点は(RY2a)から
(RY2b)に変って開成(OFF)になり、扉スイッ
チ7・座席スイッチ19及び電気回路(E)(E
(E)(E)(E)に於ける通電は停止する。そ
して、電流はリレー(RY2b)から第4タイオード1
08を経て放出ファン21b・吸込みファン21aを回
転させる。また消灯した室内灯4は、操作盤17上のス
イッチ(S)を手動で閉成(ON)すると、電流は第
6ダイオード106を経て流れ点灯する。避難中に、避
難者(イ)が外部の状況を見るためドア3を開けたり、
座席で坐り直すために臀をもち上げたために扉スイッチ
7や座席スイッチ19が開成(OFF)されて、バッテ
リー(V)からの通電が停止した場合、コンデンサー1
06に蓄電されていた電流が流れて室内灯が点灯する。
また、第2スイッチ(S)を手動で閉成(ON)する
と、電流は第7ダイオード111から第3タイマー(T
)を経て電磁開閉弁20aに流れ開栓する。更に第3
スイッチ(S)を手動で閉成(ON)すると、電流は
第8ダイオード112から第4タイマー(T)を経て
電磁開閉弁6aに流れ開栓する。また、第4スイッチ
(S)を手動で閉成(ON)すると、電流は第9ダイ
オード113を経て電磁開閉弁5aに流れ開栓する。第
1スイッチ(S)・第2スイッチ(S)・第3スイ
ッチ(S)及び第4スイッチ(S)を手動で開閉し
て室内灯4の点滅、電磁開閉弁5a・6a・20aの開
閉の通電を必要に応じて反覆して行う。交流電源は充電
器101に通電され、バッテリー(V)の通常放電によ
る消耗は、バッテリー(V)に接続してある充電器22
によって叙常時補充される。また、交流電源は冷凍庫2
2にも通電されると共に温度センサー114・感熱スイ
ッチ115の作動によってフード付後換気扇24のファ
ン24bのモータ24aに通電される。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、猛火に包まれた場合、
避難者がカプセルのドアを開けて入り、ドアロックのハ
ンドルを廻せば施錠されて、カプセルは密閉される。そ
して、火焔はカプセルの外側を形成している冷延鋼板に
よって遮断され、また高熱は内装したアルミナセメン
ト、セラミック綿、セラミックボード、発泡ウレタン、
表皮である難燃製塩化ビニールによって遮断され、煙か
らも遮断されるので、避難者は焔や熱や煙から隔離保護
され、身体の安全を守る事が出来る。また、ドアの施錠
解錠は内外の両ハンドルの何れからでも操作出来るので
避難者をカプセル内から救出又は脱出させる場合の安全
性はより一層向上する。そして、避難時普通用の酸素ボ
ンベや空気ホンベから酸素や空気が当初自動的に噴出
し、カプセル内には酸素や空気が供給されると同時にカ
プセル内の気圧は外気圧より高圧に保たれ、煙や有毒ガ
スがカプセルに侵入することが少なく、前換気扇の作動
と相俟って容部内の煙等の希釈化に役立ち、人体の気体
に対する安全性を高められる。更に、避難時にドアを開
けた際に侵入した多少の煙や有毒ガスや避難者の呼吸の
炭酸ガスや煙に含まれた二酸化炭素等の不浄気体は二酸
化炭素吸着機によって吸収され、また前換気扇によって
カプセル外に強制的に排出されるので、普通用の酸素ボ
ンベ及び空気ボンベからの酸素の供給と相俟って避難者
は安全に居室出来、呼吸困難や気管器障害等を起こすこ
とはない。更に、二酸化炭素吸着器内に於ける吸着剤が
化学反応する場合に発生する反応熱は、送気管を通る際
に冷凍庫内の熱交換器によって、冷却されるので、頭や
顔に冷気を与えることが出来、冷凍庫内で製氷された氷
によって、反応熱や体温によるカプセル内の温度の上昇
が防がれる。
【0039】また、普通用の酸素ボンベや空気ボンベ等
の電磁開閉弁を、当初の自動操作以後手動によってスイ
ッチを開成して反覆開閉したため、酸素や空気がなくな
ったばあいでも、酸素濃度計と組み込まれている警報器
によって、酸素量の計測や酸素量不足が報知されるの
で、緊急用の酸素ボンベを必要に応じて噴出させて容部
内に補充出来るので、生命の安全維持が可能である。ま
た、室内灯の点燈は勿論のこと、普通用の酸素ボンベ・
空気ボンベからの気体の供給もドアの閉止及び着席と同
時に自動的に電気的におこなわれるので、点燈や供給の
操作を忘れたりすることなく安全である。また、操作盤
上のレバーを操作し、二方弁を切換えて、二酸化炭素吸
着器から反応熱によって暖められて放出される暖かい気
体をそのまゝ容部内に放出して、室内の過剰な低温化を
防ぐことが出来る。また、カプセルに入ってドアを閉め
ると、室内灯が点燈するので避難者に安堵感を与えるこ
とが出来、体温や呼吸によって生ずる熱は冷凍庫内の氷
の冷気によって冷却され、室内温度上昇による支障の発
生を防止出来るので、安心して避難状態を保つことが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカプセルの内部を側面からみた各種機
器の配置を示し、外殻の一部は破裁した断面を示してい
る。
【図2】カプセル内部を平面からみた各種機器の配置を
示し、外殻の一部は破裁した断面を示している。
【図3】ドアロックの正面図である。
【図4】ドアロックの施錠解錠機構部分の側面図であ
る。
【図5】ドアに設けた覗き窓の横断平面図である。
【図6】二方弁の縦断側面図である。
【図7】二方弁の横断平面図である。
【図8】ドアに設けた前換気扇の縦断拡大断面図であ
る。
【図9】電気回路図である。
【符号の説明】
1 ・・・容部 13b・・他端 1a・・・周縁面 14・・セルフ
タッピングスクリュー 1b・・・外板 15 ・・充電
器 1c・・・底部 16 ・・バン
テリー 2 ・・・ヒンジ 17 ・・操作
盤 3 ・・・ドア 18 ・・座席 3a・・・周縁面 18a・・座部 3b・・・外板 18b・・背部 3c・・・孔(覗き窓用) 19 ・・座席
スイッチ 3d・・・保持枠 20 ・・酸素
ボンベ(緊急用) 3e・・・石英ガラス 20a・・電磁
開閉弁 3f・・・ボルト 21 ・・二酸
化炭素吸着器 3g・・・ナット 21a・・吸入
ファン 4 ・・・室内灯 21b・・放出
ファン 4a・・・一方端子 21c・21c
・・モータ(両方の) 4b・・・他方端子 21d・・吸着
剤 5 ・・・酸素ボンベ 22 ・・冷凍
庫 5a・・・電磁開閉弁 22a・・外槽 6 ・・・空気ボンベ 22b・・熱交
換器 6a・・・電磁開閉弁 23 ・・前換
気扇 7 ・・・扉スイッチ 23a・・モー
タ 8 ・・・アルミナセメント 23b・・ファ
ン 9 ・・・セラミック綿 24 ・・フー
ド付後換気扇 10・・・セラミックボード 24a・・モー
タ 11・・・発泡ウレタン 24b・・ファ
ン 12・・・表皮 24c・・フー
ド部 (難燃性塩化ビニール) 24d・・枠部 13・・・ブラケット 24e・・排気
口 13a・・一端 25 ・・外気
取入口 26 ・・覗き窓 41b・・前壁 27 ・・車輪 41c・・排気
口 28 ・・把手 42 ・・導風
体 29 ・・ドアロック 42a・・吸込
口 29a・・内ハンドル 42b・・放出
口 29b・・外ハンドル 43 ・・蓋板 30 ・・出入杆 44 ・・垂直
杆 30a・・孔 45 ・・スプ
リング 31 ・・受具 46 ・・排気
筒 31a・・孔 47 ・・後壁
(容部の) 32 ・・枠体 32a・・開口 イ・・・避難
者 32b・・縁部 32c・・取付孔 E ・・・電
気回路 33 ・・廻動軸 E・・・電
気回路 34 ・・操作杆 E・・・電
気回路 34a・・突部 E・・・電
気回路 35 ・・酸素濃度計 E・・・電
気回路 36 ・・放出管 RY・・リ
レー 37 ・・レバー RY・・リ
レー 37a・・封止板 RY2a・・
一方端子 38 ・・二方弁 RY2b・・
他方端子 38a・・開口(容部1へ) T・・・第
1タイマー 38b・・開口(送気管へ) T・・・第
2タイマー 39・・・送気管 T・・・第
3タイマー 39a・・送気口 T・・・第
4タイマー 40 ・・前壁(容部の) S・・第1
スイッチ(室内灯用) 41 ・・枠体 S・・・第
2スイッチ 41a・・開口 (緊急
用酸素ボンベ用) S・・第3スイッチ(空気ボンベ用) 107a・
・カソード S・・第4スイッチ 107b・
・アノード (普通用酸素ボンベ) 108・・・第4ダイオード S1a・・一方端子(第1スイッチの) 108a
・・カソード S1b・・他方端子( 〃 ) 108b
・・アノード S2a・・一方端子(第2スイッチの) 109・
・・第5ダイオード S2b・・他方端子( 〃 ) 109a
・・カソード S3a・・一方端子(第3スイッチの) 109b
・・アノード S3b・・他方端子( 〃 ) 110・
・・第6ダイオード S4a・・一方端子(第4スイッチの) 110a
・・カソード S4b・・他方端子( 〃 ) 110b
・・アノード AC ・・交流電源 111・・
・第7ダイオード V ・・・バッテリー 111a・
・カソード 102・・第1ダイオード 111b・
・アノード 102a・・アノード 112 ・
・第8ダイオード 102b・・カソード 112a・
・カソード 103・・・マニアルスイッチ 112b・
・アノード 104・・・抵抗 113・・
・第9ダイオード 105・・・第2ダイオード 113a・
・カソード 105a・・カソード 113b・
・アノード 105b・・アノード 114 ・
・温度センサー 106・・・コンデンサー 115 ・
・感熱スイッチ 107・・・第3ダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容部と該容部にヒンジを介して横方向に
    開閉自在に取付けたドアの夫々の外側を冷延鋼板を用い
    てカプセルを形成し、容部とドアロックを設け、ドアの
    夫々の内側に、アルミナセメントとセラミック綿とセラ
    ミックボードと難燃性塩化ピニールとを重合して敷設固
    定し、ドアにカプセルの内外何れからも施錠解錠の操作
    可能なドアロックを設け、更に、容部内に充電器とバッ
    テリーと室内灯と座席と普通用の酸素ボンベと空気ボン
    ベと緊急用の酸素ボンベと酸素濃度計と前後に吸込ファ
    ン及び放出ファンを有する二酸化炭素吸着剤容器と操作
    盤と冷凍庫を設け、冷凍庫附近に温度センサーと感熱ス
    イッチを設け、容部の前部に後側外部と連通した前換気
    扇を設け、容部の後部に外部と連通したフード付後換気
    扇と外気取入口とを設け、前記二酸化炭素吸着器を該二
    酸化炭素吸着器から送り出される気体の放出方向を変え
    るための二方弁を介して送気管に接続し、該送気管は前
    記冷凍庫内を通過させて送気口を冷凍庫外に臨ませ、ド
    アのヒンジ取付側に扉スイッチを設け、座席の座部に座
    席スイッチを設け、前記操作盤に酸素濃度計を配設する
    と共に室内灯・空気ボンベ・普通用及び緊急用の二種の
    酸素ボンベの夫々の電磁開閉弁の電気回路を手動で開閉
    する場合の複数のスイッチと二方弁用のレバーとを配置
    し、充電器と冷凍庫のモータとは夫々交流電源に接続
    し、フード付後換気扇のモータは温度センサー及び感熱
    スイッチを介して交流電源に接続し、ドアを閉め着座し
    た時に閉成する扉スイッチと座席スイッチを直列に接続
    し、扉スイッチと座席スイッチが閉成した際に当初自動
    的に室内灯が所定時間点灯し、普通用の酸素ボンベの電
    磁開閉弁が所定時間開栓し、空気ボンベの電磁開閉弁が
    所定時間開栓し、緊急用の酸素ボンベの電磁開閉弁が所
    定時間開栓し、前換気扇が所定時間作動し、また二酸化
    炭素吸着器に設置した吸込ファンと放出ファンは自動的
    に回転し、必要に応じて、室内灯の点灯並びに普通用及
    び緊急用の夫々の酸素ボンベ・空気ボンベの各々の電磁
    開閉弁の開栓・前換気扇の作動を、手動によるスイッチ
    の開成の通電に切換え可能にした電気回路を形成したこ
    とを特徴とする耐火及び耐煙用避難カプセル。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲請求項1記載の耐火及び
    耐煙用避難カプセルに於いて容部に覗き窓を設け、容部
    の前面に把手を固着し、底部の外側に車輪を軸支したも
    の。
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