JPH0814057B2 - 粉体材料を連続するウエブ構造内に導入する方法及びその装置 - Google Patents

粉体材料を連続するウエブ構造内に導入する方法及びその装置

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JPH0814057B2 JP62201978A JP20197887A JPH0814057B2 JP H0814057 B2 JPH0814057 B2 JP H0814057B2 JP 62201978 A JP62201978 A JP 62201978A JP 20197887 A JP20197887 A JP 20197887A JP H0814057 B2 JPH0814057 B2 JP H0814057B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粉体を繊維ウエブ内に導入することに関する
もので、更に詳細には、波状繊維ウエブ内に吸収粉体材
料を導入して吸収性繊維ウエブを提供することに関する
ものである。
硬さを与えるためにサイズ剤やデンプンを布地に加え
たり、研磨布を作るために布地に研磨粒子を加える等と
いつた、布地に粉体材料を加えることは一般に公知であ
る。又、吸収繊維製品の構造は一般に公知であり、使い
捨ておむつ、衛生用ナプキン、失禁用パツド等に使用さ
れている。米国特許第3,670,371号に開示してある如
く、吸収粉体をこうした繊維構造内に導入することは極
めて望ましいことが判明している。本発明はウエブ構造
内に吸収粉体を均一を相当多く充填することを達成する
目的から、粉体を繊維ウエブ構造特に米国特許第4,578,
070号に開示してあるような波状繊維ウエブ構造内に導
入する新規で改良された方法を提供するものである。
本発明は多数と波状部を有する連続した繊維ウエブ内
およびその間に粉体材料を入れ、好適には吸収繊維ウエ
ブ構造を提供するように吸収粉体を繊維ウエブ材料内に
導入する方法及び装置を提供するものである。本方法
は、内部に二重層と多数の平行波状部が形成され、波状
部がウエブの長さに対して横方向に向けられ、共に閉じ
られて、1インチの長さあたり1.2−6の間隔を有する
ことが好ましい連続可撓性繊維ウエブを提供し、ウエブ
の上方側の波状部を開くために、曲った表面上に波状ウ
エブを通し、曲った表面のアークが約0.5ないし約3の
半径対ウエブ厚さの比を有することを含む。ウエブを曲
げることにより、ウエブの上方側の波状部の間に開いた
空間が形成される。少なくとも約0.5:1、好適には1:1及
び10:1の間の比である粉体/ウエブ重量比を達成するよ
うに、粒状寸法50−1000ミクロン、好適には100−600ミ
クロンの粉体を隣接する波状部の間の開いた空間内に入
れる。次にその入れた粉体が波状繊維ウエブ内に詰込ま
れる。
本発明の方法には、上方側のウエブに隣接する波状部
の間での繊維結合部を引離し、一方、シートを曲げて波
状部を開くため波状ウエブ・シートをその曲った表面上
に通すことが含まれる。又、ウエブ内での粉体の集中化
もしくは装填を増加させるため、ウエブ波状部に対向し
てパッドを設置し、実質的に波状部に対して直角の方向
でパツドを揺動させている間に0.5−10ポンド/ft2(約
0.244−4.88g/cm2)の軽い圧力を適用することにより、
ウエブ・シート波状部に入れられた粉体が詰込まれ、波
状部内に押込まれる。
ウエブは好適には粉体供給オリフイスの下方を連続的
に通される。後続の処理のため、所望ならば粉体充填ウ
エブを運動変更段階に通し、ここでウエブの運動がウエ
ブに対する後続の処理段階前に連続運動段階から間欠運
動段階に変えられる。又、所望ならば、ウエブの運動方
向を約90゜変えるように向けられたロール・ベンドによ
り与えられる反転段階にウエブを通すことにより、粉体
充填側が下方になるように粉体充填ウエブを反転出来
る。
本発明は又、粉体を波状繊維ウエブ内に与える装置で
あって、ウエブを曲げ、隣接の波状部を開くよう繊維ウ
エブをローラー上に供給する手段;隣接する波状部が開
いている間に波状ウエブ上に連続的に粉体を供給し、波
状部に実質的に粉体を充填する手段;粉体をウエブ波状
部内に詰込む手段を備え、これによって波状部が実質的
に完全に粉体により充填されるようにした装置から成っ
ている。垂直に移動可能なローラー装置が設けられ、そ
の下側を粉体充填ウエブが通されてウエブの連続運動を
後続の処理段階の必要に合せて間欠運動に変える。又、
ウエブを反転させるために、ウエブの運動方向に対して
約45゜の角度に向けられたロール・ベンドが設けられ
る。
本発明の方法及び装置は、ウエブ重量に基づく少なく
とも約50%、通常は100−500%の量で吸収粉体の如き粉
体材料を簡便且つ効果的に繊維波状ウエブ内に導入する
という利点を与える。その後に、ウエブが反転された場
合でも、粉体は実質上ウエブ内に保持され、ウエブに対
して行なわれる後続の処理段階で落下することがない。
添附図面を参照し乍ら本発明について更に説明する。
第3図に全体的に示される如く、繊維ウエブ10は連続
的に17の適当な供給源から案内ローラー18の下方を通
り、曲げローラー20上を通り、次に第2ローラー22の下
方を通る。案内ローラー18、曲げローラー20及び第2案
内ローラー22は共にベルト19により接続され、このベル
トは、第1図および第2図に示す波状にされた繊維ウエ
ブ10のエンボス処理された帯体11,13及び14と接触す
る。又、繊維ウエブ10のエンボス処理された帯体11,13
及び14の下方にはローラー23,24及び26が設けられ、こ
のローラーは複数の平行なベルト25により共に接続され
ている。ベルト19及び25は繊維ウエブの密なエンボス部
分11,13及び14の反対側に位置付けられるので、これら
のベルトは繊維ウエブ10を把持してこの繊維ウエブを以
下に説明する如く、20−60ft/分(約610−1830cm/分)
の表面速度で粉体充填段階を通じて引出すよう作用す
る。案内ローラー18、曲げローラー20、第2案内ローラ
ー22、ローラー23、ローラー24及びローラー26は各々実
質的に同じ表面速度で支持回転軸により駆動される。
繊維ウエブ10が曲げローラー20上に通されている間に
ウエブ波状部12の上端部が開かれ、隣接する波状部を共
に接続する結合された繊維の部分が破断される。第3図
に全体的に示される如く、実質的に波状部の間の空間を
粉体で充填するのに充分な量の粉体材料27が自重により
その開いている波状部の間の空間12a内へ分配器28から
入れられる。少なくとも約0.5/1の粉体/ウエブ重量比
及び好適には1/1と10/1の間の重量比を与えるように、
逆回転ブラシと組合わせて使用される回転する刻目付き
ローラー29により、粉体が分配器28から可変幅スロット
28aを通じて調節される。粉体は50−1000ミクロンの広
い粒子寸法範囲を有することが出来るが、100−600ミク
ロンの粉体粒子寸法が通常好適である。
波状の繊維ウエブ10に対するこの粉体充填段階は第4
図に更に詳細に示されている。隣接するウエブ波状部12
の間の空間12aが開かれて粉体材料27により実質的に充
填されるようにするため、波状の繊維ウエブ10が曲げロ
ーラー10上を通過する。空間の充分な開きを与えるため
には、曲げローラー20の半径「r」は、ウエブの厚さ
「t」に対して約0.5−3の範囲内であるべきである。
又、ウエブ繊維密度に対する粉体粒子寸法は、実質的に
全ての粒子が繊維ウエブ10の上方層15内に保持されるよ
うな寸法である。所望ならば、粉体をウエブ内に保持す
るのを助ける意味で、粉体を炭化水素液又はワツクス等
の適当な結合剤材料を加えることにより塊状にすること
が出来る。ウエブが曲げローラー20上を通過する際の繊
維ウエブ10の下方層16の間隔は、繊維ウエブ10のエンボ
ス処理した部分11,13及び14の制限効果により実質上無
変化に維持される。
再び第3図を参照すると、粉体が充填された繊維ウエ
ブ10が第2案内ローラー22の下方を通過した後、繊維ウ
エブは次に繊維ウエブに対して軽く押付けられている少
なくとも1個の摩擦パツド30とその上側で接触される。
摩擦パツド30は繊維ウエブ10の運動方向に平行で、ウエ
ブ波状部12に対して横方向に水平な支持ロツド32および
適当なクランク機構(図示せず)によって、ウエブの表
面速度を越える平均速度で往復運動し、その間に、パツ
ドは少なくとも約0.5ポンド/ft2(約0.244g/cm2)、好
適には2−10ポンド/ft2(0.876−4.88g/cm2)の僅かな
圧力を粉対充填ウエブに与える。ウエブ上でのパツド摩
擦圧力を支持するために、静止した支持板31がパツドと
ベルトの下方に設けられている。摩擦パツド30は好適に
は2つの部分30a及び30bとして提供されるが、これはウ
エブに対する圧力を必要に応じてばね33によって個別に
変えることが出来るためである。パツドの往復運動と波
状ウエブ上の粉体に作用する圧力との組合せは更に、粉
体27aをウエブ波状部12の間及びウエブ繊維の間の空間1
2a内に押込むように作用するので、粉体は高い濃度で繊
維ウエブ10内に好適に導入され、ウエブを後で反転させ
た場合にも粉体は落下しない。粉体のこうした詰込み後
では、粉体/ウエブ重量比は少なくとも約0.5、好適に
は、1.0−10.0である。繊維ウエブ10は、粉体詰込み段
階中に、第3図に示されるように、ローラー24,26及び3
4の周わりに延びる複数の平行なベルト19によって、そ
して支持板31によって支持される。
繊維ウエブ10内への粉体27aのこうした詰込みに引続
いて、粉体充填ウエブ35は案内ローラー34上を通り、ロ
ーラー36の各端部に設けられた案内構造37の二重スロツ
ト37a内で垂直に移動自在となるよう配置してあるロー
ラー26の下方に通される。ローラー36は0.5−3のロー
ラー半径対ウエブ厚さの比を有するべきであり、ウエブ
を曲げてウエブの隣接波状部の間の結合繊維を破断する
よう作用する。ローラー36の垂直運動は、35で示すウエ
ブ・シートの連続した前進運動を、案内ローラー38にお
けるウエブに対する間欠的前進運動に変換し、必要に応
じて後続の処理段階にも及ぶ。
第5図はウエブ粉体充填段階と詰込み段階の斜視図を
示す。繊維ウエブ10は折りたたみスタツク40から簡便に
提供され、供給ローラー41とロール・ベンド42上を粉体
充填段階に通される。先に説明した如く、約1/1と10/1
の間の粉体/ウエブ重量比をウエブ上にもたらすよう
に、粉体は所望の割合で繊維ウエブ10の連続した前進運
動と関連して分配器28から入れられる。繊維ウエブ10の
エンボス処理された部分11,13及び14上に落下し得る粉
体は全て真空システム(図示せず)に接続された吸引ノ
ズルにより除去される。
粉体充填済みウエブ39は次に好適には静止している反
転ロール・ベンド44上を通過し、ウエブは第5図で全体
的に示される如く、その運動方向が約90゜の角度だけ変
えられながら反転される。こうしたウエブ反転に引続
き、繊維ウエブ10の粉体充填層は下方側に位置付けら
れ、波状ウエブ内に保持されていない余分の粉体27aが
全て落下し、ベルト48及び収集容器49によって、又は反
転ウエブの下方に設けられた細長い受け体(図示せず)
によって回収される。粉体充填および反転ウエブ50は次
に必要に応じて後続の処理段階へ通される。
繊維ウエブには通常、ポリエステル、ポリエチレン、
ポリブロピレン、ポリアミド繊維、二成分繊維、共重合
体及びその混合物等の合成弾性繊維が含まれる。その
上、レーヨン、木パルプ繊維、アクリル繊維等の如きセ
ルロース繊維も使用可能である。ウエブの厚さは少なく
とも約0.3インチ(約0.75cm)であり、好適には0.5−1.
5インチ(約1.15−3.75cm)であり、1インチあたり1.5
−5個の横方向波状部を含む。ウエブ全体の幅は12−24
インチ(約30−60cm)であり、ウエブのエンボス処理さ
れた帯体部分は幅が各々0.75−2.0インチ(約1.93−5c
m)である。
粉体粒子寸法は50−100ミクロンの範囲であり、好適
には粒子寸法が100−500ミクロンで、非水溶性のあるポ
リマー物質から成る吸収性粉体であり、塊化を生じさ
せ、そしてウエブ充填中における粉体の塵粉化を無くす
ように1−10重量%のポリエチレン・グリコールと混合
可能である。
本発明の範囲を限定するものとして解釈すべきでない
以下の例を参照して本発明について更に説明する。
実施例 連続する細長い波状繊維ウエブは繊維性材料の2つの
重なった層で構成され、各々の側部に沿って延び、ウエ
ブの中央部に位置している平坦なエンボス部分を有して
いる。波状ウエブは各エンボス処理された部分の両側で
1組のベルトにより把持され、波状部の上方側を開くよ
うにベンド・ローラー上に引張られる一方、吸収粉体が
自重により隣接している開いた波状部の間の上方側の開
いた空間に供給される。繊維ウエブと粉体は以下の表1
に掲記された諸特性を備えている。
表1 波状繊維ウエブと粉体の諸特性 ウエブ材料 ポリエステル繊維 ウエブ厚さ、インチ 0.75−1.0 ウエブ幅、インチ 18−20 エンボス処理済み片体幅、インチ 1−2 インチあたりのウエブ波状部の個数 3.5−4 曲げローラー半径対ウエブ厚さの比 1.0 粉体成分 アクリル・カリウム 粉体粒子寸法範囲 100−400ミクロン ウエブに加えた吸収粉体、ウエブと重量%100−150
粉体がウエブの上方層内に入れられた後、ウエブが毎
分あたり30ストロークで揺動する摩擦パツドの下方に通
される。このパツドは繊維ウエブ構造に対して約1.0/1
の所望と粉体/ウエブ重量比を与えるように2−3ポン
ド/ft2(約0.876−1.464g/cm2)の軽い圧力を加えて粉
体を更にウエブ波状部内に押込む。
特許請求の範囲で定められた本発明の範囲から逸脱せ
ずに粉体充填段階と粉体充填装置に多くの改変と変更を
なし得ることは前掲の説明から明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による繊維ウエブの斜視図。 第2図は第1図の側断面図。 第3図は本発明による繊維ウエブ処理段階を示す側面
図。 第4図は本発明による繊維ウエブに対する粉体充填段階
を詳細に示す図。 第5図はウエブの粉体充填段階と詰込み段階の斜視図。 10:繊維ウエブ、11:帯体、12:ウエブ波状部、12a:空
間、13:帯体、14:帯体、15:上方層、16:下方層、17:供
給源、18:案内ローラー、29:ベルト、20:曲げローラ
ー、22:第2案内ローラー、23:ローラー、24:ローラ
ー、25:ベルト、26:ローラー、27:粉体材料、27a:粉
体、28:分配器、28a:可遍幅スロット、39:刻目付きロー
ラー、30:摩擦パツド、30a:部分、30b:部分、31:支持
板、32:水平支持棒、33:ばね、34:ローラー、35:粉体充
填済みウエブ、36:ローラー、37:案内構造、37a:二重ス
ロツト、38:案内ローラー、40:折りたたみスタツク、4
1:供給ローラー、42:ロール・ベンド、44:反転ロール・
ベンド、48:ベルト、49:収集容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D04H 1/70 A D06M 15/70 (72)発明者 デイビット・エドワード・ジョンソン アメリカ合衆国、18940 ペンシルバニア 州、ニュートン、バツクス メドウ レイ ン 30 (56)参考文献 特開 昭52−16585(JP,A) 特開 昭48−99459(JP,A) 特開 昭47−35359(JP,A)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉体材料を連続する繊維ウエブ構造内に導
    入する方法であって: (a)多数の平行な波状部を内部に形成し、シートの長
    さ方向に対して横方向に向けられ、厚さが0.3−1.51
    (0.75−3.75cm)でウエブ長さ1インチあたり1.2−6
    個の間隔になっている多数の平行な波状部が形成されて
    いる可撓性繊維ウエブを用意すること; (b)前記ウエブを曲げ、ウエブ上側の相互に隣接して
    いる波状部を開くように半径対ウエブ厚さの比が約0.5
    −3の円弧を有する曲った表面上に前記波状ウエブを通
    すこと; (c)粒状寸法が50−1000ミクロンの粉体材料を供給
    し、少なくとも約0.5/1の粉体/ウエブ重量比を達成す
    るようにウエブの平行波状部の間の開いた間隔内に粉体
    を付着させること;及び (d)粉体を安定化させ、ウエブ構造内で少なくとも約
    0.5/1の粉体/ウエブ重量比を達成するように、付着さ
    れた粉体を繊維ウエブの波状部の間の空間内に詰込むこ
    と; から成る方法。
  2. 【請求項2】前記ウエブを曲げて隣接する波状部を開く
    ように曲った表面上に波状ウエブを通している間に、ウ
    エブの上方側のウエブ波状部の間の繊維結合部を破壊す
    ることを含む特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】1:1及び10:1の間の粉体/ウエブ重量比を
    提供するように前記波状ウエブ内に粉体が入れられる特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記繊維ウエブが繊維性材料の2個と波状
    層を含み、前記上方層が下方層より少ない空隙容積を有
    し、粉体が実質的に上方層のみに設けられる特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記繊維ウエブが少なくとも3つのエンボ
    ス処理された帯体部分も有し、ウエブがウエブのエンボ
    ス処理された帯体部分と接触する移動するベルト対の作
    用により前記曲った表面上を連続的に通過される特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  6. 【請求項6】前記ウエブの波状部内に入れられた粉体が
    詰込まれ、0.5−10ポンド/ft2(約0.244−4.88g/cm2
    の接触圧力でパッドをウエブ波状部に対して設置し、パ
    ッドを実質的に波状部と直角の方向に揺動させることに
    よりウエブ波状部内に押込まれるようにした特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】更に半径対ウエブ厚さの比が約0.5−3に
    なっているローラーの下方に粉体充填ウエブを通し、ウ
    エブの隣接する波状部の間の残っている付着された繊維
    を破壊し、ウエブの連続する前進運動を間欠的前進運動
    に変えるようにウエブを曲げることを含む特許請求の範
    囲第1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記ウエブを逆にして粉体をウエブの下側
    に設けるように、粉体充填ウエブが逆転段階を通過され
    るようにした特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記粉体が100−500ミクロンの粒状寸法を
    有するアクリレート・ポリマーであり、粉体を塊にして
    粉塵化をなくすようにポリエチレン・グリコール600の
    1−10wt%と混合される特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】吸収粉体材料を波状繊維ウエブ構造内に
    導入する方法であって: (a)二重繊維層と多数の平行波状部を内部に形成し、
    前記波状部がウエブ長さ方向に対して横方向に向けら
    れ、ウエブ長さの1インチあたり1.5−6の波状部の間
    隔を有する可撓性繊維ウエブを用意すること; (b)繊維付着部を破壊してウエブ上方側の前記波状部
    を開くように充分にウエブ・シートを曲げる目的で、半
    径対ウエブ厚さの比が0.5−3のアークを有する曲った
    表面上に前記波状ウエブを連続的に通すこと; (c)粒状寸法が100−300ミクロンである吸収粉体を供
    給し、約1:1及び10:1の間の粉体/ウエブ重量比を達成
    するように粉体を自重で供給されることにより平行波状
    部の間の開いた空間内に入れること; (d)前記ウエブ内の粉体を安定化させてウエブ構造内
    に高い粉体/ウエブ重量比を達成するように繊維ウエブ
    の隣接する波状部の間の空間内に吸収性粉体を詰込むこ
    と; から成る方法。
  11. 【請求項11】粉体材料を波状繊維ウエブ構造内に導入
    する装置であって: (a)隣接するウエブ波状部の間の空間を開くように波
    状繊維ウエブをローラー上に連続的に供給するウエブ供
    給手段; (b)実質的に空間を粉体で充填するようウエブ波状部
    の間の空間が開いている間に粉体を連続的に波状ウエブ
    ・シート上に供給する手段;及び (c)粉体をウエブ波状部の間の空間とウエブ構造内に
    詰込み、こうしてウエブ波状部が実質的に完全に粉体に
    より充填されるようにする手段、を備えた装置。
  12. 【請求項12】前記ウエブ供給手段がウエブの上方側と
    下方側に対向する一対のベルトを含む特許請求の範囲第
    11項に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記粉体供給手段がウエブに対し横方向
    に向けられて箱体の下方側の可変幅スロットに隣接して
    位置付けてある刻目付きローラーを含む箱体を備えた特
    許請求の範囲第11項に記載の装置。
  14. 【請求項14】前記粉体詰込み装置がウエブに対して押
    付けられて往復動されるパツドを含む特許請求の範囲第
    11項に記載の装置。
  15. 【請求項15】前記ウエブの連続する前進運動を間欠的
    前進運動に変える垂直に移動可能なローラーを含む特許
    請求の範囲第11項に記載の装置。
  16. 【請求項16】前記粉体が充填された移動するウエブを
    反転させるロール・オーバー曲げ装置を含む特許請求の
    範囲第11項に記載の装置。
  17. 【請求項17】粉体材料を波状繊維ウエブ内に導入する
    装置であって: (a)ウエブ波状部の間の空間を開くように波状繊維ウ
    エブをローラー上に連続的に供給し、ウエブを把持する
    二重ベルトを含むウエブ供給手段; (b)前記波状部の間の空間を実質的に粉体で充填する
    よう波状部が開いている間に粉体を自重によりウエブ波
    状部上に連続的に供給する手段; (c)前記粉体をウエブ波状部内に詰込み、こうして波
    状部が実質的に完全に粉体により充填されるようにする
    往復動パツド装置;及び (d)前記ウエブの連続する前進運動をウエブの間欠的
    前進運動に変えるように粉体充填ウエブが下側を通過す
    る垂直に移動可能なローラーから成る装置。
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